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歴史・世界史
- 18 名前:レゲーさん 投稿日:2011/08/12(Fri) 17:24
- 【西欧諸国の中央集権化そして百年戦争とばら戦争について】
今日は百年戦争についてお話したいと思います。
ポイントの@、王権の伸張。王権が伸びていったとうのは今まで話してきました。
王権が伸びたキッカケは封建制度の衰退。封建制度というものがパワーダウンしてしまったんですね。
火砲、大砲、火による大砲ですね。
そういった発明による戦術の変化が、馬に乗って刀を振り回すだけの騎士の没落を促進したんですね。
そういった事などから王権が伸びていきました。そして権力の集中手段として利用したのは
これ重要な所です。『官僚』と『常備軍』。御役人と軍隊ですね。この二つが重要でした。
当時のヨーロッパ。特に中央集権化を望む国にとってこの官僚と常備軍はぜったい必要な要素でした。
中央集権化ですね。こういう中でねイギリスはどういう様子だったんでしょうかね〜。
イギリスは1215年、『プランタジネット朝』の『ジョン王』。
このジョン王という人物がね〜非常にしょうのない王様だったんですよ〜。
しょうもないと言っても王ですけどね一応。王様ですよ。
このジョン王という人物何がしょうもないかというと戦えば戦うだけ負ける(衰退する)という非常に珍しい人でした。
戦いはするんですよ。戦争はやたらしまくる。
あまりにも戦争してあまりにも負けるもんですから聖職者とか貴族とかが反抗して封建的特権などを決めたんです。
封建的特権というのは『マグナカルタ(大憲章)』という決まりです。
そういう法律をねジョン王という人物に承認させたわけです。
ですけどね何をやっても駄目な王様というのはいっしょです。どんな事をやってもいっしょ。
ジョン王は全く改心する気持ちもなくて結局は同じ事の繰り返しなんですね。
戦えば戦うほど負けて衰退する。領土がなくなっていくんです。
実は戦争に敗北するという事はすなわち領土の減少を意味するんです。少なくなっていくんですねどんどん。
ジョン王はね失政続きで有名だったんです。フランス王と戦っては領土を失っていく。
そこで付けられたアダ名が『欠地王(けっちおう)』。欠地王というのは土地が欠ける王様という意味
最悪のアダ名ですね。人々から信頼がまるでなかった王様それがジョン王なんですね。
更にはね『インノケンティウスV(3世)』という人物にですね、教皇ですね。
に、破門されて臣下となった。本当にふんだりけったりといいますか、
これほどしょうもない王様はイギリス史上なかなか類を見ないって感じでした。
まあ亡くなった人の悪口を言うのはあまりありませんけどね。
そして結局ですねあまりにもしょうもないというか頼りないという事で
『シモン=ド=モンフォール』というね議会を開いたんです。そこできちんと話し合おうじゃないかと。
そういうね議会をもちました。
新たな人物が登場します。
1265年・・『ヘンリ7世』という人物。このヘンリ7世という人は大憲章。マグナカルタですね。
まあこれを無視した政治を行うわけです。そういうね、せっかく決めた大憲章(マグナカルタ)という議会を無視する事で
彼らは、市民はですね、貴族、僧侶、は反抗し拳兵していったんです。
まあ勝利を収めて議会は招集していったわけです。これには貴族、僧侶、の他、
州や都市の代表者も参加しました。やがてイギリスの議会というのは、この頃にちょうどね今後の門となる素晴らしい
議会が登場したわけです。それがね『模範議会』。模範議会というもので身分制議会を確立していくわけですね。
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