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歴史・世界史

2 名前:レゲーさん 投稿日:2011/08/05(Fri) 11:59
      【十字軍】

それでは今回のテーマ。十字軍。
動機と背景、西欧キリスト教世界対、イスラム世界への膨張政策とありますね。
まず動機・・キッカケです。

11世紀に中央アジアから起こった『セルジューク・トルコ』ここに原因があります
セルジューク・トルコ。このセルジューク・トルコはキリスト教の聖地であるイェルサレムここを占領したんです。
キリスト教の聖地であるイェルサレムを占領した。
そりゃ怒りますでしょうキリスト教徒は。怒って当然です。勝手に占領するんですからね。

キリスト教徒は更にローマを圧迫していった。東ローマというのは言いかえるとビザンツ帝国ですね。
ビザンツ帝国。すなわちビザンティン帝国であります。それについてはまた後日お話します。

このビザンツ帝国はすなわち何教の国かというとキリスト教なんです。
ですからこれはねキリスト教世界に配する、宣戦ふこくともとらえられるわけですね。

そして今まさにセルジューク・トルコ。イスラム教世界が東ローマを圧倒しようとしている。
そういう時にね教皇lに援助を要請したわけなんです。 
教皇の名はウンバヌマ2世という人物です。
この要請を受けたウンバヌマ2世という人物は、すぐさま1095年にクレイモンというエリアでね
クレイモン公会議というんですが、宗教会議を開いて聖地回復の為の十字軍を提唱したんですね。

いいですね。聖地を回復する為に十字軍を行おうとしたわけなんです。その背景は何だったのか?
何にも理由がないのに十字軍を行うわけがありません。
こういう時は必ず裏に何かあるんです。

それは教皇はキリスト教世界統一の野心になると・・。いいですね。
イスラム教世界に負けてたまるか!と、キリスト教世界統一の野心になる。
そして諸侯・騎士は領土欲、そして名誉欲、商人は地中海貿易の独占l
という経済的欲望を持っていた。欲です。
だからあらゆる欲望の中で聖地回復の為の十字軍が提唱されたんです。
結局裏があったんですよ〜。

教皇の力はここでMAXです。マックス・・フルパワーです。
教皇は十字軍を提唱した際、全盛期(最盛期)を迎えます。

ここでちょっとお話をします・・。
今、MAX(全盛期)という言葉が出てきましたが、
この後というのは必ず衰退に向かいます。衰退。パワーがダウンするんですね。
これが歴史のルールでした。

全盛期がきたら衰微する・・これはよくある事なので是非覚えておいて下さい。
頂点まで登りつめたら後は落ちていくしかないんです。

さて・・何故教皇が衰退(衰微)したのか見ていきましょう。
必ず原因と結果があります。歴史というのはアクションとリアクションの繰り返しなんです。

十字軍は7回ありました。
7回と言ってもそれはあくまでスケールの大きいものです。細かいものは他にもいくつかあったそうです。
さてその7回の十字軍。
その中でも注目すべきものはまず1回目、第1回の十字軍。





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