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日本の大衆歌曲・歌謡曲の歴史
- 22 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2013/01/05(Sat) 22:12
- 言葉というものは、長くなればなるほど、言ってることは狭くなるもの。
逆に簡潔であればあるほど、自分で思い描ける部分が広く、共通部分が広くなり、味わい深くなるもの。
年末の特集番組でもやっていたが、最近の歌はみな歌詞が長く、テンポが早く、しゃべってしまっている。
ほとんどその中に重ね合わさることはすくない。
「泣くな妹よ妹よ泣くな・・・生きて行こうよ、希望にもえて・・」(人生の並木路)
・・まずしくとも、まじめにいきていればきっといいことがある・・
豊かさとともに失ってはいけない大切なものがある。
日本がまだ貧しかった時代、「兄弟の絆・兄弟愛」を適切に歌いあげている。
「人生の並木路」、それは味わえば味わうほど深みのある、それぞれの人生に重ね合わさるすばらしい歌です。
今の豊かな世ではありえない詩人・佐藤惣之助の傑作だと思います。
人生の並木路
(佐藤惣之助 作詞、古賀政男 作曲 )
1.泣くな妹よ 妹よ泣くな
泣けば幼い二人して
故郷を捨てた甲斐がない
2.遠いさびしい日暮れの路で
泣いて叱った兄さんの
涙の声を忘れたか
3.雪も降れ触れ 夜路のはても
やがて輝くあけぼのに
わが世の春はきっと来る
4.生きて行こうよ 希望に燃えて
愛の口笛高らかに
この人生の並木路
CD『古賀政男生誕100年記念 SP原盤による古賀政男名曲集(上・
下)』 テイチクTECE 24459,25460
この歌はデイックミネが歌ったものだが、普通戦後30〜40年代ごろに歌っているのは
オリジナルのものとはだいぶ違っている。
昭和12年オリジナル(テイチク1200)は悲壮感漂うものでいい!!。
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