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【日本の音楽文化遺産】日本の名歌・名唱を語ろう!!
- 11 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2016/06/21(Tue) 20:22
- 江戸時代から見習い奉公というのがありました。
5〜6歳の頃から、食事とスズメの涙ほどの僅かな給金のみでお店奉公に上がり、一心に働いて、その中で行儀・世渡り・世間常識を獲得して、一人前となって世間に通用するようにする、という制度です。
それが職人の徒弟制度のように、戦前の社会には残っていました。貧困な家から口減らしのために裕福な家に奉公に上がるのです。<食べられればよい>身分制度から貧富の差が拡大した時代でした。
大正時代に作られた多くの童謡、その一つ「叱られて」はそうした、<山を越えた彼方の花の村>の貧しい家から町の裕福な家に子守り・使い走りとして奉公に来ている、10歳前後の少年少女のことを歌った歌です。
「叱られて」
作詞 清水かつら
作曲 弘田龍太郎
(一)
叱られて 叱られて
あの子は町まで お使いに
この子は坊やを 寝んねしな
夕べさみしい 村はずれ
コンと狐が 鳴きゃあせぬか
(二)
叱られて 叱られて
口にはださねど 目に涙
二人のお里は あの山を
超えて彼方の 花の村
ほんに花見は 何時のこと
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