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昭和歌謡が好きな人集まれ!
- 222 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/12/13(Thu) 18:35
- この時代の歌は人に寄り添い、やさしさに満ちていますね!
もうひとつ、「目ン無い千鳥」(サトウ・ハチロー作詞)は、日米開戦前年、昭和15年(1940)に公開された,小島政二郎原作、東宝映画「新妻鏡」の挿入歌です。 (主題歌「新妻鏡」(佐藤惣之助作詞)のB面)
戦前戦後2回映画化され、戦後テレビドラマでも3回放送されています。
映画化(1940,1956)
TVドラマ化(1966,1869.1974) ・1969年挿入歌「目ン無い千鳥」 歌・大川栄策
♪目ン無い千鳥の高島田 見えぬ鏡に いたわしや 曇る今宵の 金屏風 誰のとがやら 罪じゃやら・.・
「目ン無い千鳥」とは、[目隠し鬼ごっこ]のこと。
子供の空気銃の誤射によって失明した薄幸の美女が辿る「数奇な運命と美しい愛の物語」。
詩人サトウ・ハチローは、 目が見えぬということを、一言も触れずに,それを短い言葉であらわしています。
多分、今ではこういう歌はできないでしょう。
この美しい歌が、放送禁止曲とかになったということはありません。
太平洋戦争前に、こうした[青春歌謡]ができていたことは驚きです。日本がまだまずしかった時代、貧しくもこころ豊かな時代だからこそ生まれた歌でしょう。
でもやはり、霧島昇、ミス・コロムビア夫妻が歌うからこその青春歌謡であって、大川栄策が歌うとド演歌になってしまうのは残念です。
歌いこなせる歌手がいなくなってきているのは残念なことです。
飽食の時代といわれ久しいですが、日本が豊かになるにつれ、こうした歌が歌われなくなっていると言うことは残念なことです。
また最近、なんでも「言葉狩り」がまかりどおっているようなのは残念なことでは有りますね。
目ン無い千鳥
作詞 サトウ・ハチロー
作曲 古賀政男
昭和15年(1940)
1 目ン無い千鳥の 高島田
見えぬ鏡に いたわしや
曇る今宵の 金屏風
誰の科(とが)やら 罪じゃやら
2 千々(ちじ)に乱れる 思い出は
過ぎし月日の 糸車
まわす心の 杯に
紅はさしても 晴れぬ胸
3 雨の夜更けに 弾く琴が
白い小指に 沁みてゆく
花が散る散る 春が逝く
胸の扉が また濡れる
4 目ン無い千鳥の 寂しさは
切れてはかない 琴の糸
青春(はる)の盛りの 若い葉に
咽(むせ)び泣くよな 小糠(こぬか)雨
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