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地球史に「千葉時代」誕生へ 日本初の地質年代名、国際審査でイタリア破る

49 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/01/21(Tue) 12:17
東京から至近、千葉県市原市の養老川沿いに「地球磁場(地磁気)逆転期の地層」があります。約77万年前に地磁気(N極・S極)が最後に逆転したことを証明する地層なんですよ。今後の国際機関の審査を経て、地質年代区分の世界的に貴重な場所になる可能性が高いんです。
懐かしい里山風景の広がる市原市南部に、こんな秘境があるなんて驚きですね。国指定天然記念物にもなった新スポットを、いち早くご紹介しましょう!

千葉県周辺のホテル・宿 1,050円〜
千葉県行きツアー 7,750円〜
東京/成田空港行の航空券 4,180円〜
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まずはビジターセンターで情報収集!

写真:野口 まさゆき
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地層の所在地は市原市田淵地区の養老川沿いです。車の場合は、小湊鐡道に沿って国道297号線から県道81号線(通称「清澄養老ライン」)に南下していきます。牛久市街地から15分くらい走り、「クオードの森」へ右折するT字路をそのまま通り過ぎてしばらくすると「チバニアン」の看板が出てきます。ここを右折して坂を上っていくと、約200メートルくらいで左側に駐車場が現れます。

駐車場に隣接して「チバニアン・ビジターセンター」があります。仮設の小規模なものですが、ここで地層に関する情報を事前に収集しましょう。

写真:野口 まさゆき
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館内には地磁気の逆転に関する説明パネルや地層・化石の標本などが展示され、ビデオの放映、そしてパンフレットも置いてあります。休日はガイドが常駐していますので、説明を聞くと理解が深まりますよ。地層までの見学ガイド(有料、所要60分)については事前の予約申込制です。

周辺には飲料自動販売機やトイレがあり、準備万端整えて出発しましょう!

<チバニアン・ビジターセンター>の基本情報
住所:千葉県市原市田淵1157
受付時間:9時〜16時
TEL/FAX 0436-96-2755
休館日:木曜日(祝日の場合は前日の水曜日)、年末年始

なお、地層へのアクセスは小湊鐡道の利用もおススメです。最寄り駅の月崎駅から地層までは歩いて約30分です。
詳しくはLINEトラベル.jpの「里山トロッコ号に乗ってチバニアンへ.!千葉県南市原が熱いぞ!」を参考にして下さい。
地層までのアプローチも見所がたくさん!

写真:野口 まさゆき
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養老川沿いの地層までは約500m、下り坂を歩いて10分の道のりです。この周辺は今から6000年前より以前は養老川が大きく蛇行していた場所で、その形跡が「河岸段丘」として残っています。陸地の隆起と川の浸食が繰り返されたことで階段状の地形が出来上がったのです。

写真:野口 まさゆき
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段丘崖といわれる右側の崖には小石が並んで露出した箇所があります。ここは約6000年前の川底で、川の流れで削られて丸くなった小石の断面が見られるんです。気が遠くなるような過去の出来事がこの地形に現れているんです!


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