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【名無し参加型】うち、女勇者。【オリジナル】
312 名前:
名無しさん@お腹いっぱい。
投稿日:2016/11/16(Wed) 14:02
>>281
鍛冶屋「……う、うむ。ま、まぁまぁかな。ま、ちょっとは認めてやってもいいかな……」
鍛冶屋はカウンターに向かい迎え酒を飲み干すと酒瓶を乱暴においた
鍛冶屋「だが世界には嬢ちゃんレベルは五万とおるっ!調子に乗るでないっ!」
あくまで背を向けたままフラフラと立ち上がる鍛冶屋
鍛冶屋「マスター!俺、今日んとこは嬢ちゃんの顔に免じて帰るわ。払いはいつものツケで頼むわ」
鍛冶屋「お!そうそう!約束だったな。冒険者ギルドには俺の方からクチをきいておいた。そしてこれがギルドパスだ。ホレ、しっかり受けとれ!なくすなよ」
鍛冶屋は不自然に背を向けたまま後ろ手で冒険者ギルドのパスを差し出した
メイは冒険者ギルドのパスを手に入れた!
鍛冶屋「ま、パスといっても。面倒な手続きやら適性検査もせにゃあかんし。
何やかんやで嬢ちゃんがまともな仕事できるようになるまでちょっとはかかるだろうがな」
鍛冶屋は結局メイと一度も顔を合わさないまま手をふって出ていく
鍛冶屋「では若人、達者で暮らせよ!ほじゃな!」
・
・
・
店を出た鍛冶屋はいきなりダッシュで三軒先の角を曲がった
そこに誰もいない事を確認すると顔をあげ涙をダーッと流す
鍛冶屋「な、なんという澄んだ歌声よ!天使の歌声とはあの事か!
俺ともあろうものが感動のあまり涙がちょちょぎれしまったわい。
だが男とあろうものが泣くのみせるのみっともないしなぁ……何とも末恐ろしい嬢ちゃんよ」
鍛冶屋「はて?何か忘れとったたような」
鍛冶屋はメイに宿がないなら職がみつかるまで暫く鍛冶屋の家に泊まっていけ、とすすめるつもりなのをすっかり忘れていた
鍛冶屋「まっ、いいかっ!思い出せんようなら大した事じゃねーよな
それより俺は今猛烈に仕事がしたいぞっ!
うおおおーっ!インスピレーションわきまくりダーッ!」
その後、鍛冶屋は鍛冶場に籠って猛烈な勢いで仕事をしたという
今後関わらなければ、それはメイにはなんの関係のない話……。
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