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【名無し参加型】うち、女勇者。【オリジナル】

616 名前:ゼヴル ◆PwQ2I5AY 投稿日:2017/12/21(Thu) 20:18
【とある神殿。ここには、古の勇者たちが魔王を封印した祭壇がある】
(ピキッ……バキバキッ……ガッシャアアアアアン!)
【祭壇に無数の亀裂が走り、音を立てて砕け散る。その中から、巨大な人影が現れた……】
【2mは優に超すであろうその巨躯に、死体のような青白い肌……禍々しい瘴気を放つ漆黒の鎧に、その背に負った身の丈程もある大剣…そしてその頭から生えた巨大な双角……この男こそ、古の時代に数多の魔を率いて人界を戦慄させた恐怖の化身……魔王ゼヴルである!】

我、目覚めたり……!クク…フハハハハハハハ!
この世を再び混沌の渦に包み込み、人間どもの恐怖と絶望に満たし……ん?

【ゼヴルが封印されていた祭壇の破片が突き刺さり、一人の神官が怪我をしていた】

おい貴様、何をやっておる……早く消毒し止血せよ!
手遅れになってからでは遅いのだぞ!まったくこれだから人間は……致し方あるまい。

【ゼヴルは異空間の扉を開いて救急箱を取り出し、神官の手当てを行った】

如何に小さな傷とて油断は出来ぬぞ、破傷風などの原因になる可能性もあるのだからな。
では、我はこれで行くぞ……さらばだ人の子よ!我が名はゼヴル!人の世を混沌にて支配する者なり!
貴様らは指を咥えて見ておるがいい、この世界が我が手に堕ちる様をな!

【ゼヴルはそう言うと高笑いと共にマントを翻し、神殿から忽然と姿を消す。傷の手当てをされた神官は、終始呆然としていたという】

【名前】ゼヴル
【性別】男
【年齢】不明(外見年齢20代後半)
【種族】魔族
【職業】魔王
【レベル】200
【装備】魔王の黒鎧、宵闇のマント、魔剣へルブリンガー
【呪文・特技】『インフェルノフレア』 :魔界の業火を顕現させ、敵を焼き払う魔法。炎上を付与し、持続ダメージを与える。自身よりレベルの低い相手に限り、ごく稀に一撃必殺の即死効果が発生する。

『ヘルブリザード』:極寒地獄の冷気を呼び寄せ、吹雪を巻き起こす魔法。凍結を付与し、一定時間動きを封じる。自身より低レベルの相手に限り、ごく稀に即死効果あり。

『メテオスウォーム』:空から無数の隕石を呼び寄せ、雨のように降らせる超広域殲滅用攻撃魔法。敵だけでなく周囲一帯に甚大な被害を及ぼすため、ゼヴルは好んで使おうとしない。

『魔刃斬』:闇の魔力を纏った剣圧を飛ばし、遠距離から敵を切り裂く剣技。遠距離攻撃のみでなく、魔力を纏った剣によって直接斬りつけることも可能。
炎の属性を付与した『魔炎斬』や、氷の属性を付与した『魔氷斬』など様々なバリエーションが存在する。

【備考】
約千年前、魔界より眷属の魔族や魔物達を率いて現れ、人界を恐怖のどん底に陥れた魔王その人。
性格は冷酷にして残忍、非道、傍若無人……を気取っているが、情に厚いお人好し。
人間界に来た理由は人間達との交流を深める為だったが、その姿と強大な力故に恐れられ、それに加え無駄に尊大な物言いからあらぬ誤解を招いて迫害される。
ゼヴル自身は耐え続けていたが、日に激しさを増していく迫害に腹心の魔族が怒りを爆発させ、人間達に宣戦布告、人類と魔族の全面戦争が起こる。
ゼヴルも自ら戦わざるを得ない状況となり、結果人界に数多の災厄をもたらした末に勇者たちに封印されるが、長い年月を経て祭壇にかけられた力が弱まり封印が解け、再び人間界に姿を現した。
未だ強大な力を持つが、千年前の全盛期に比べれば遥かに衰え弱体化している。
口では「人界に混沌の渦を巻き起こし支配する」と言っているが本心では和解を望んでおり、贖罪のため世界各地を回って人助けをしている。

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