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　ファンタジー世界の酒場【冒険者ギルド】―14章―

216 名前：カネサダ ◆AwvJYwlU 投稿日：2016/12/09(Fri) 02:31

>>209
……冷たい。
（突然前触れありのあからさまにわざとだろ的冷水を頭からぶっ掛けられ手にしたマグを落としそうになりながらも肩を震わせゆっくりと机にそれを置いて）

嗚呼……構わねーよ？別に怒っちゃ居ない。
が、取り敢えず濡れたから拭くもの頼む。
それと、あんたの奢りで今夜の湯な？
それくらいは　構　わ　な　い　よ　な？
（前髪張り付いた其処から覗く瞳は静かな怒りを湛えて居て、今にも爆発しそうなのを堪えるカネサダであった）

それと、湯は貸し切りで頼む。他の人間入って来たら問答無用で斬り伏せる、良いな？
（出されたタオルを受け取り髪を乱雑に拭きながらそう言って、不意に銀の糸の様な物が机にひらりと落ちた）

……あークソ……冷めちまった。
（蜂蜜ミルク入りマグを片手にはぁと溜息一つ零しながら静かに生温くなったそれを胃の中に流し込み渋い顔をして見せて）

こんな寒空で水ぶっかけられるとかツイてねーなー……

>>211 酒飲み姐さん
だからその呼び名止めろってーの！
あん？ああ……国元でな、名前の分からん奴は総じて名無しの権兵衛って呼んでんだよ。
つーか……まあ、ゴンよりかはまだナナの方がましだ。

結局酒主体じゃねーかよ……
（やれやれと脱力しながら悪態をついて）

ハッ！旨ぇーぞ？特に北国で味噌を使った蒸物でちゃんちゃん焼きっつーのもある。
ほんのりと甘い味噌の味わいが病み付きで、大人連中からしたら酒の友とかって話だ。

いんや。母上は酒に弱くてな。
なんかこう、偶に寂しそうな顔をしながらなんだったかあの雪の様な白い酒……
それをほんの少し飲む程度だったな。
（そう言いながら母が良くやっていた冷たい机に頬をぴったりと付ける仕草を真顔でして見せるカネサダ）

>>213
今日失敗したなら明日挽回しろ。明日失敗したなら明後日だ。
お前の心が折れない限り、機会は幾らでもあんだろ。
諦めたらそれで終わりって奴だ。
大体、お前何をそんなにしくじったんだ？
別に、オレが聞いたところで何にも変わりはしねーけど参考までにな。
あ？酒は良い。代わりに飯で良いぞ。
肉は高いし……ああ、そうだ最近旨いきのこ料理があるって話だからそれで手を打つぞ。
軽い相談料って奴だ。

>>214
見るからに硬そうだよなこれ……
（目の前で鋼鉄の様に硬くなった男をコンコンと叩いてみれば納得の様子で）

で、これ何時までこのままなんだ？
ちょっとオレの刀で斬れるかどうか試してみたいんだが良いか？
嗚呼、そうか何も話せないんだったか。
じゃあ……　斬　る　し　か　ね　ー　よ　な　？　





あー寒ぃ……
早く湯を浴びてさっぱりしてーな。
（ぼやきながら自室へと戻っていった）

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