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　ファンタジー世界の酒場【冒険者ギルド】―14章―

481 名前：ユディス ◆c..6TALE 投稿日：2017/04/08(Sat) 21:38

>>474
そんなに気になんなら、本人に聞いてきてくださいです。
……だって関わりたくないじゃございませんか。
なんというか、前にお話した様々な病気の方々と似た雰囲気がですね……。

きっとあちらさん、壁のどっかに隠し通路があるって信じてるタイプのアレですよ。
お城や迷宮ならともかく、街の酒場にそんなもんあるわけが──

……え？
き、消えた……？

>>478
何だ、帝国に変な動きでもあったんで？
確かに、戦闘向けの技能を持ってる方なら引く手数多だと思いますです。
最前線での戦闘に駆り出されるのは勿論、辺境の村なんかでも喜ばれるって話で。
国の兵士が戦争に行っちまいますからね、警備が手薄になりやすいんだそうですよ。

ただ、流れ者としちゃ不都合なこともかなり多いですねえ……。
国を移動すんのも細かく制限されて窮屈になりますし、
場合によっちゃスパイ疑惑で投獄ってことにもなりますです。

ま、そういう流れもあっしは嫌いじゃございませんがね。
何事も、停滞してるより動いてるほうがずっと面白いもんです。
変化も起伏もないお話なんてつまんないでしょう？

>>479
へえ、あれそういう名前なんですか。
よく分かりますねえ……もしかして、みんな何て名前だか覚えてんです？
だってこの時期、似たような木の花が一気に咲くじゃございませんか。
色とか形とか時期とか微妙に違うだろうって皆さん仰いますがね、
あっしにはどれがどれだかさっぱりで……。

ま、どんな名前の花でも咲いてりゃ華やかなもんですね。
空気の匂いまで冬とは少し違ってる気がしますです。
たまには花見て一杯、なんてのもいいかも知れませんねえ。

>>ノーティア
や、街の支配者さん。
なんでしたっけ、ここら一帯を猫の街にする計画立てて捕まったんですっけ？
現場に居合わせられなくて残念でございますです。

＞髪とか肌とか褒められると嬉しいよね、やっぱし。
そいつは何よりでございますです。
言われ過ぎて飽きたから別の話しろーってそっぽ向いちまう方もいますからねえ。
あれはあれで面白いもんですが。

必要になったら、ねえ……。
……一部の界隈じゃとんでもなく需要ありそうですがね。
ああ、なんでもないです。


◆◆◆


伯爵の後妻が怪しいってんで地下牢に放り込まれたところから立ち見に加わりまして、
翌朝、庭師の爺さんが凍った池の中で死んでるとこまでで次回に続く……。
伯爵の変死がどんな感じだったとか、屋敷の住人が何人いるのかも分かりませんでしてね。
見に行った方いたら、ちょいと教えてくれませんです？

それじゃ、また。

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