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【オリジナル】国立光明学院【異能】

270 名前：名無しさん＠お腹いっぱい。 投稿日：2016/11/10(Thu) 12:49

※さらにさらにネタバレ注意！！(但し、以下の草薙刃は全て衛宮士郎の方)

ここまで読んでしまえば、既にみんなお気づきのことだろうが敢えて言おう。
以前ラスボスを倒したと言われる封印の能力者もそう！草薙刃だ！
草薙刃の能力が「ブレイドコンバート」であるというのが、そもそものミスリードだったのだ。
彼の本当の能力は、自身の見た経験のある武具を生製する「投影」なのである。

順序立てて説明する。
恐らく草薙刃の抹殺を指示したのが、政府上層の最高責任者。
彼は草薙刃を確実に葬るため、政府最強の持ち駒でかつ実の子供であるラスボスを刺客として差し向けた。
戦いは苛烈を極めたが、最終的には草薙刃の投影した封印の武器(恐らく令呪かルールブレイカーの類)により、
ラスボスは全ての能力を封印され敗北することになる。
その気になれば殺害することも出来ただろうが、草薙刃は情けを掛けてしまい、
能力を封印するのみに留めたのだ。
しかし、過酷すぎる戦いにより「投影」の限界を迎えた草薙刃はそこで意識を失ってしまう。
自身の許容を超えた「投影」の代償は自我の消失。
これが原因で草薙刃は次に目覚めた時、全ての記憶をなくしてしまうことになる。

一方ラスボスは、倒れた草薙刃にトドメを刺す余力すらなかったが、
草薙刃の呼吸が止まっている事から「死亡」と誤認。吸収以外の能力を失いながらも帰還する。

その後ラスボスは、見たことのない草薙刃の能力を「封印」と誤認。
「解除」の能力者を求めて光明学院に入学することになる。

この頃、一人の能力者がラスボスに捕食されその能力とされてしまった。
ラスボスはそれを自身の能力であるとカムフラージュし今に至る。

つまりはじめから、「封印の能力者」は存在しなかったのである。

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