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【オリジナル】国立光明学院【異能】

686 名前：WWW ◆V.9gKSA. 投稿日：2016/11/21(Mon) 22:55

「良い夜だ。素敵な夢を見れそうじゃないか」


>>673

「あぁ、いいぞ。好きに描いて酔い痴れろ」

「俺はお前の幸せを、如何なる時であれ祈っている」


「だが忘れるな。俺は炎の彼の幸せをもまた願っている」

「彼の想い描く夢を否定に走り、逆にお前が叩き伏せられようと」


「彼に味方する事に、俺は躊躇いはないよ」


>>674

「『三』回留年(『ダブ』り)したからサンダブ、と解釈したのか」

「>>616を見てくれれば違うと分かるだろう。少なくとも、俺の中の俺に関しては」


「お前の中の俺ならば、そう考えてくれていい。俺としても否定する理由はない」

「それもまた、お前の夢見た俺の姿なのだから」

「まぁ、ならば……好きに想え。俺もそうするよ」

「お前も変わらず、幸せに夢を紡げばいい」


>>675

「そう褒めるなよ、流石に照れる」

「だがきっと、お前の見る俺は……お前の中の俺でしかない」

「俺の中の俺は、その『普通に性格もノリもいい人』と言えるかは怪しいよ」


「……しかし、そうだな。折角お前が、お前の夢を見せてくれたのだ」

「俺もその夢に、その願いに応えたい」

「せめて少しばかりだけでも、俺が『いい人』である夢を」

「俺もまた描こう。お前のように」


>>678

「あぁ、音の少女か」

「そう言えば、コーヒーを飲んでいる途中だったか」


「ありがとう、零す所だったかもしれない」


「それで、確か『自慢の魔法』……の話か？」

「そう大それたものではない、扱い易さならお前たちの方が優れているだろうよ」

「今の所、そうだな」


「………少し上を向いてくれないか。空を見上げるように」


「―――――【魔法】起動。『視線が可視光線となる世界』へのアクセス開始」

「………アクセス完了、物理法則のダウンロード開始」

「……ダウンロード完了。法則の展開………展開完了」


「……展開中の物理法則を破棄」

「―――――【魔法】終了、と」


「まぁ、見ての通り」

「短くとも1分前後の時間をかけて、目からビームを撃つぐらいの力だ」


「これについてお前がどう思うかは、俺の与り知らぬ所」

「だから、まぁ深く気にするな。お前もお前の思うよう、好きに夢を見るがいい」


>>679

「ん……んん？」

「今、誰かに何かを書かれたような気がしたが……」


「まぁ、いいか」


「細やかな悪戯も、紡ぐ夢の発露に他ならない」

「ならば俺は、それを受け止めるまでの事」

「愛い愛い、好きに夢を描くといい。俺は、そんなお前をこそ応援しているよ」


>>683

「あぁ、ありがとう。その真っ直ぐな応援がただ嬉しいよ」


「俺も俺の描く夢に向かう」

「だから、お前も」

「お前の描く夢に向かって、頑張ってくれ」


>>684

「………俺の【魔法】以外の能力、か」

「そうだな、強いて言うなら『加速』だろうか」


「俺の【魔法】の発動は、やはりどうしても時間がかかる」

「其処で、だ。加速能力で俺の【魔法】その物を加速してしまえば、時間の短縮になるだろう」

「素早く【魔法】を発動させる。これさえできれば、とは何度も思ったよ」


「……？ 今のままでもできるのではないか、と？」

「残念ながら、何故かそれはできなかった」

「『この世界と比して倍速で時間が流れる世界』の物理法則を展開しても」

「次の物理法則のダウンロードや展開にかかる時間は、倍速とはならなかった」


「恐らく、まだ俺の知らん制約があるのだろうが」

「俺の夢が俺の想うままにならないのは、中々歯痒いものがある」


「………さっき言った加速能力でも、駄目かもしれないがな」

「その時はまぁ、その時次第。今はその時が訪れるまで、好きに夢を見ているだけだ」


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