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【オリジナル】国立光明学院 2時限目【異能】
48 名前:
WWW ◆
V.9gKSA.
投稿日:2016/11/30(Wed) 17:04
「いあ……いあ……アマノサンヲケガシテハナラナイ……」
「………はッ!? なんだ、意識が一瞬……」
「まぁいいか、答えるとしよう。きっと疲れているのだろう」
「少し休めば、調子も戻ろうさ」
>>37
「教団……? 何の話だ?」
「あぁ、巷で噂の天野教団とやらか」
「お前たちの中には居るのかもしれんが、俺の中にはそんな連中は居らんよ」
「案ずるな、俺は俺。他ならぬサンダブおじさんに変わりないよ」
>>38
「氷の少女の漫画か」
「そうさな、彼女の性格を鑑みるに」
「緊張や緊迫とは無縁の、ゆるりと紡がれるような」
「平凡平穏な日常を描いたものではないかな」
>>39
「あぁ、あぁ。お前がそう思うのならそうなのだろう、お前の中ではな」
「お前にしか聞こえぬ声も、お前にしか見えぬ景色も」
「お前がそう感じ取っているのなら、お前の中では真実なのだから」
「お前の外では真か偽りかなど、実に些細な事だろうよ」
>>41
「成程、ならば俺の中でもそうとするさ」
「頼られるに足る俺と言う夢を、俺の真だと謳うとしよう」
「あぁ、ポッキーゲームをやるのは構わんが」
「勝利を求められ、望まれる限り……俺は負けんぞ」
>>42
「全ては炎の少年次第だろうよ」
「俺は、そして僕は彼の復帰を望んでいるけれど」
「それは断じて、かつての過ちを繰り返してよいと言う事ではない」
「彼の中では彼こそ正しいが、彼の外ではそうではないのだから」
「彼が己を省みられるなら、お前たちとしても受け入れられるのではないか?」
>>46
「あぁ、待つとしようじゃないか。そう長くもかかるまい」
「ただ、その物言いは自重した方がよいのではないか」
「いや、他意はない。ないとも。ただ……」
「あぁいや、何でもない。気にするなよ」
「俺の思う事が常に正しいのは、あくまで俺の中だけなのだから」
>>47
「炎の少年なら、今もその辺りに隠れているのではないか」
「探しに行ったらどうだ? そうまで想われていると言う事実に、きっと彼も喜んでくれるだろう」
「俺もお前もそう思うのなら、俺たちの中ではそれが正しいのだから」
「憚るなよ、好きなように夢を思い描くといい」
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