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　【オリジナル】国立光明学院　４時限目【異能】

234 名前：WWW ◆V.9gKSA. 投稿日：2017/02/01(Wed) 01:33

「―――――チッ」

「"俺"も"僕"もダウンかよ、情けねえ」


「ま、そう言うこった」

「今だけだ。今だけ"オレ"に出張らせてもらうぜ」


>>225

「ほう……とは言え、調べる限りじゃ流石はドラゴン呼ばわりと言った所か」

「持ってる毒は自然界最強、鼻が利き、奇襲を得意としつつ正面切っても強いらしいぜ」

「それにその毒ってのも、血や神経に効く類みてえだな。失血や麻痺への対策はあんのか？」


「こちとらドイツ人とは言え、生まれも育ちも日本だからな」

「オマケに言や、そう言う娯楽にゃ手を出して5年も経ってねえ」

「色々と偏ってても仕方ねえ。そうは思わねえか？」


「おーおー、咆えたな莫迦野郎。まァ好きにしろや、止める理由もねえ」

「何のかんのと言おうが、手前のそんな所は嫌いじゃねえからなァ」

「だが、誓ったからには守り通せよ姫柊。そうだ、それだけは曲げんじゃねえ」

「手前はオレのようになるな。守れなかったオレのようにはな」


「はッ、今の手前じゃ心を喰われて終いだよ莫迦が。身の程を知れや」

「………そうだな、御剣とのコンビネーションを完成させてから。少なくともそれが最低ラインだ」

「それまでは忘れろ。他を当たって強くなるこったな」


「……あと、1つだけ言っておくがな」

「オレが本気で誰かを"欲しい"と思ったら、その"誰か"本人にしか止められねえと思っとけ」

「本気(マジ)を通り越して真剣(マジ)になったオレは、殺されようが死なねえよ」


>>229

「その死因は手前だと思うんだが」(名推理)

「それに縁起でもねえと言う割には、随分楽しそうに見えたぜ」

「とは言え……あァ、悪かった」

「確かに、少しばかり笑えねえ冗談が過ぎたな」


「………あァ、おう」

「その辺りはもう、オレにゃどうしようもねえ」

「手前のやる事に口出しはできねえよ。もうする気もねえし」

「ただ、今のあの2人なら……案外待たずに済むかもなァ」


「莫迦だろ手前」(ド直球)

「"ギガ"とか"メガ"とか"横綱"とか名に付いてる辺り、何かおかしいと思わねえのか？」

「それで"減らしてる"とか"制限"とか言ってるから、胃袋宇宙とか暴食女王とか言われんだよ」

「手前がそう思うなら手前の中ではそうなんだろうが、手前以外の中でまでそうと言う訳じゃねえって事だ」


「他所か。そりゃオレには分からねえよ」

「オレは基本、此処しか見ねえし顔出さねえからな」

「……大切な奴にだけ、か。だったら本当のオレってのは」

「もう、何処にもありゃしねえのかもなァ」


「オレと手前の考えが違うからどうこう、って話でもねえだろ」

「それに一見逆なようで、その実よく似てる所もある」

「少なくとも、"自分がそうしたいからそうする"って点じゃ同じ。オレはそう思うぜ」

「……あ？ あァ、知り合いっつうには少し一方的過ぎるか」

「向こうはオレをよく知ってるらしいが、オレはあの女の事を何も知らねえんだ」

「たまにフラッとオレの前に出て来て、意味深な事言って」

「少し駄弁ったらすぐ消える。そんな奴としか知らねえ」


「………実はもうできてる」

「とは言え、今手元にはねえ。気合を入れ過ぎたのか、持ち歩くには少し過激な仕上がりでよ」

「手前の夢の件で、家に来るって話があっただろう。その時に渡す」

「外側から見えないように持ち帰る手段を忘れねえようにな。少し大きめの鞄がありゃ、それでいいと思うが」

「あァ、無料でいい。どうしても気になるってなら、歌の礼の前払いとでも思ってくれ」


>>231

「前から度々言ってた副業……いや、草薙からしてみりゃ"本業"の方だろ」

「それが学院、つまりは国と対立してんのか……或いは何の関係もねえのか、それは知らねえ」


「ただ少なくとも、ただの味方って訳じゃねえだろうな」

「仮にそうだとしたら、態々あァは言わねえだろうよ」


>>233

「別にいいだろうが。名前がどうした莫迦野郎この野郎」(半ギレ)


「………いや、2人の好きに呼ばせてやれよ」

「そう言う事に外野が口を挿むのは、野暮って言うんじゃねえのか」



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