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【オリジナル】国立光明学院　６時限目【異能】

60 名前：WWW ◆V.9gKSA. 投稿日：2017/05/05(Fri) 14:16

>>54

「ふむ、真っ当と言うか無難と言うか……」

「俺の中の俺は同感なのだが、俺の中の彼女はつまらなさそうだ」

「其処はせめて、"彼女のモノになりたい"とか言うべき所ではないのか？」(無茶振り)


「成程、道化の人にも分別はあると」

「………ん？ ではあれ(前>865)はどう言う事なのだろう」

「ただ"面白さ"を求めているのか、他に何か真意があるのか……駄目だ、分からん」


「他人ありきか。成程、確かにそれでは自分は救えん」

「つまりは"幸福に生きさせ、幸福に死なせる"事が救いと」

「あぁ、分かるとも。……だがそうさな、相手も同じ事を考えていたらどうするのだ？」


「いや、求められねば応えも何もなかろうよ」(真顔)

「"突っ撥ねるのが何となく苦手"と、それ以上の意味はないぞ」

「それに封印と黒翼の戦いなど、俺のような一介の小市民の手の届く領域ではなかろう」

「怖くて堪らんさ。関わりたくないのは確かだよ、少なくとも自分のためにはな」


「まぁ、マイナスとマイナスを掛け合わせたらプラスになるからなぁ」(数学感)

「そうでないとしたら……音の少女辺りの影響でも受けていたとか？ 或いはただの突然変異か」


「エクゾディア抜きではまともに勝てんのだから、仕方なかろう」(開き直り)

「《凡骨の意地》を割られれば、それだけで半壊するようなデッキだぞ」

「……やはりデッキを分割した方がいいのか？ いや、しかしそうするとカードが……金が………」(震え声)


「ふむ……それはつまり"押すなよ！ 絶対に押すなよ！"と言う奴か？」

「分かった。では早速抱き締めて……冗談だ」

「そんな怖い顔をするなよ、ふふふ………漏らしてしまいそうじゃないか」


「そう言う考え方もあるか……まぁ、"伸ばした方がいい"と言うのには俺も同意見だ」

「失敗を恐れて伸ばさないなら、何時まで経っても"伸ばさなかった者"なのだからな」


「俺も"彼女"も、呼称に拘りはなかったからなぁ」

「あの頃の俺たちに重要なのは、互いが傍にいると言う事実だけ……」

「名前で呼ぶ、呼ばないは些細な事だった。少なくとも、俺の中では」

「そも、"彼女"は最初から名前呼びを飛ばしてあだ名呼びだったしな」


「……『死んでもその場で復活する世界』の物理法則」

「いや、『死んでも自宅の寝床で蘇る世界』の物理法則が必要になるか」

「"彼女"の手料理以来の感覚……ふふ、何故友人との戯れに死を予感しているのだろうな」


「道化の人も、彼なりに氷の少女を愛しているだけだろう」

「本人は否定するだろうが……彼を"説得"するのは、お前自身がすべき事だ」

「それを俺に任せると言うのなら、その勢いで彼女まで攫って行くがいいのか？」


「合……コン………？」(困惑)

「合コンとはどんな効果だ？ 何時発動する？」(錯乱)



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