掲示板に戻る 全部 前 50 次 50 1 - 50 最新 50 スレ一覧



レス数が 1000 を超えています。残念ながら全部は表示しません。

【オリジナル】国立光明学院 7時限目【異能】

82 名前:■■■■ ◆V.9gKSA. 投稿日:2017/08/22(Tue) 01:04

「やぁ、また来たよ」

「……本当は、ただの様子見の心算だったのだが」

「"彼"が回復するまで、私が代役をさせてもらう事にした」

「当人から許しも得ている。私の特質……」

「"何処にでもいて何処にもいない"性質を、ちょっと応用すると」

「異なる2つの場所に同時に存在する事も、大した手間ではないからな」


>>69-70

「初めまして。えっと……確か、前野さんと羽藤くんだったか」

「"彼"から話は聞いている。話について行けなくなる事もあるけれど」

「話をしていて飽きない、愉快な2人組だと」

「名乗る名もない身で恐縮だが、よろしく頼むよ」

「……短い付き合いになるとは思うがね」


「"彼"への返答は、私がいる間は保留とさせてくれ」

「代わりに私が一言一句記憶し、漏れなく"彼"に伝えるし」

「"彼"が復帰した時に、必ず答えさせる。約束しよう」


「り、料理か……これはまた、何と言うか」

「………今の私に、飲食は必要ないからな」

「そもそも、器具に触れる事もできないし」

「だから得意か否かで言えば、確かに否だろう」

「いや、生身の頃は得意だったのかと問われると」

「言葉に詰まるのだが……って、何を言わせるんだ」


>>71

「……私や"彼"には、縁のない事柄だが」

「力のある家柄には、子供に自由がない事もあるらしいな」

「彼女たちの意思がどうあれ、家の決定には抗えない。そう言う事もあるだろう」

「だとしたら………まぁ、そう言う事なのだろうさ」


「とは言っても、それら全てが」

「私がそう思うのだから、私の中ではそうだと言うだけなのだがね」

「本当の所はどうなのか、流石に其処までは分からないな」


>>72

「……私から見たら、羽藤くんも濃い方だと思うのだがな」

「何処にでもいる幽霊もどきに比べたら、誰でも濃いのかもしれないが……」


「とは言え確かに、彼単独での姿を考えると」

「ややパンチに欠けるのは、否定できないかもしれない」

「まぁ、それが悪いとは言わないがね。確かに、奇警奇抜は人を惹き付けるが」

「人を引き留めるのは、何時だって普遍普通と言うものだ」

「涙が人を引き寄せはしても、引き留めはしないように。……ん? 違ったかな?」


>>76

「姫柊くんの返しは、正直に言うと」

「どちらとも取れるような、真意の読み辛いものと感じたからな」

「君の言う通りだと分からなかったのか、それとも分かった上でのあれなのか」

「私にはよく分からない。なので、これ以上の言及は控えさせてもらおう」


>>77

「恋は傍から見る分には面白いけれど、いざ自分が当事者となると」

「苦しいのか楽しいのか、何とも言えないものだからな」

「2人に限らず、誰しもそんなものなのではないか?」


「………私? 今は関係ないだろう、私の事など」

「それに私はもう……いや、何でもない。妙な事を言ってすまないな」

「忘れるか、或いは流すかしてくれ。語った所で、誰も愉快にはならないから」


>>78

「どうも。話は"彼"から聞いているが、氷川さん……でよかったかな?」

「君たちの言う所の、"用務員のおじさん"の……」

「………そうだね、知り合い。うん、"知り合い"だ」

「一身上の都合により名乗れないが、まぁ広い心で許してくれ。何でもはしないがな」


「君に対する"彼"の返答は、暫く待っていてくれると助かる」

「代理とは言え、私が勝手に答える訳にもいかないだろうし」

「そんな事をしたら、知られた時が面倒だからな」

「拗ねた"彼"も可愛いが、やはり素直な方が好ましい」



掲示板に戻る 全部 前 50 次 50 1 - 50 最新 50 スレ一覧

read.cgi ver.4.21.10c (2006/07/10)