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【オリジナル】異国小路の吸血姫 新館ノ参

1 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2018/02/19(Mon) 10:26
今なお寒さ厳しい冬でございますが、陽脚は日々伸びて、日なかに於きましては温かな陽気もまた空より降りて、陽光を身に浴びる楽しみを時に感じる季節でございますね
春は未だ来ずと言えども、家族や友と過ごす日々に心安らぐこと多い日々を過ごさせていただいております

わたくし、イタリアより参りました吸血鬼のアーチェロ・カルミーニオと申します
お蔭をもちましてこの度、ここに新館ノ参を立てさせていただきました
何卒よろしくお願いいたします

(過去スレ)
【オリジナル】異国小路の吸血姫 新館ノ壱
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=461367355&ls=50
【オリジナル】異国小路の吸血姫 新館ノ弐
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=478946904&ls=50

以下、お願い申し上げます

壱.sage進行でお願いいたします。
50以下に下がりましたら、適宜ageさせていただきます。

弐.わたくしとわたくしの家族、ご近所、友人の方々がお話をするスレッドでございます。
世間話などしにお出でいただけたら嬉しゅうございます 。

参.キャラハン(吸血鬼関連もしくは場に合わせたオリジナルキャラクター)もご参加いただいてけっこうでございます。
SF系の方はご遠慮願います。
 キャラハンを続けてくださる方は、初お目見えの際に、大まかでけっこうですので自己紹介くださいませ。
名前「     」
性別「     」
容姿・服装など「     」
備考「     」
また、トリップをお付けくださいますようお願いいたします。

なお、わたくしのプロフィールにつきましては、『新館ノ弐』の途中で少し付け加えましたので、それに依り以下の通り自己紹介させていただきます

名前 「正式名称は『アーチェロ・ディ・カルミーニオ=ミズリーナ』でございます。
わたくしの生まれ育った領地は中部イタリアにございますが、北部イタリアにも領地をたまわっておりました。
その地にございます『ミズリーナ湖』が大変美しいと先祖がたいそう気に入って、そのまま名前に付けました。」
性別「女性でございます。」
容姿「身長168cm。体重0〜53kg(『実在のレベル』を変えることで体重も増減するのです)。B85.W55.H82。
髪型はストレートロングの銀髪でございます。
総じて、日本で『外人』とよく言われますところの西洋白人の容貌でございます。
吸血鬼らしい身体的特徴としては、口内の鋭利な牙と必要に応じて背中より出しますコウモリ型の翼がございます。」
年齢「外見の年の頃は17歳、人間で申せばそれくらいの外見でございましょう。
本当の年齢は…、500歳代後半でございます。」
服装「和装が好きで、学校へ参るとき以外はいつもほぼ着ております。
季節に合わせた色柄を着ますよう心掛けています。
籍を置く学校の制服は、ワインカラーを基調としたブレザーです。」
備考「故郷の城館では貴族の娘として暮らしてまいりました。
長らく日本に恋焦がれ、父の反対を押し切って出奔してまいりました放蕩娘でございます。
日本の皆様に初めてご挨拶したのは、平成26年(西暦2014年)師走の初旬でございました。
以後、転居をしつつも皆様方に良くしていただき、今日に至っております。
同居している家族は、メイドとしていらしてくださいました羽藤柚葉さん、故郷より後を追って来てくださったメイドのレイナさん、それから見習いメイドのコウモリ三姉妹がおります。
日々、近隣の男女共学校に通っております。」

四.基本『日常系』とさせていただきます。
 バトルは、もしございましても日常の中の点描の範囲内にとどめ、引っ張ることの無きようお願いいたします。

五.誹謗中傷、過度に攻撃的なご発言、セクハラ等はご遠慮ください。

六.荒らしと思われる発言は無視なさってください。

七.同じ質問や話題の繰り返し、単なる個人的な事情の呟き、意味不明の発言等はお控え下さい。

八.キャラハンであるか否かを問わず、ゲストの方同士の過度な交流(クロストーク)はお控えください。

九.他の方の話題や質問に乗るのもお控え下さい。

十.10ちゃっとの規約を破る行為は厳にお慎み下さい。

十一. お約束事は、必要に応じて随時追加させていただきます。

ご質問に答えにくい場合や記憶違いもあるかもしれませんが、それにつきましてはご容赦ください。

いろいろとお願い申し上げましたが、基本的にこれまでと同じくのんびりと参れましたら幸いに存じます
何卒よろしくお願い申し上げます。

598 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/04/22(Mon) 19:19
夕飯は何がいいと思いますか?
今から作るとなるとあんまり凝った料理はできませんよね?

599 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2019/04/23(Tue) 22:34
>>597

そのように解釈されている方に対して申し上げにくいのですが
わたくしたちは「本物」でございます
ほら、このとおり翼も自由に出すことが出来ますし
このとおり、宙に浮くこともできるのですよ
ここまでお見せしても、そうとは信じていただけないくらい、わたくしは見た目が魔の気を感じさせない能天気な昼行燈の小娘に見えるかもしれませんけれど
それならそれで嬉しゅうございますわ
他人様に恐れられ忌まれるのは決して愉快なことではございませんから
その気になれば「魔気」を発散することもできますがこれは厳に慎んでおります
人間の心に一生消えない怖気を刻んでしまいかねませんので、それこそ決してひけらかしてはならぬことと心得ております

ですが、我が家のメイドさんが「コスプレ」ではないことはよくよく彼女の立ち居振る舞いをご覧になれば直ぐにお分かりいただけることと思います
日頃よりわたくしたちの温和な生活を守るべく心遣いし、美味しいお料理もお茶もお客様へのおもてなしも、心を籠めて常に一部の隙も無く為してくださる絶対妙技の粋は、とても一朝一夕で出来ることではございませんわ
貴方様も、彼女の淹れてくれる一杯のお茶をお召し上がりになれば、そのことを瞬時にしてご納得いただけることと存じます


>>598

あら、御心配いただかなくてけっこうですわ
今しがた申した通り我が家のメイドさんのお料理に対する心配りは、時間に迫られて慌てて用意するような類い物のではございませんから
恥ずかしながらわたくしに聞かれても咄嗟には思い浮かばずとも、彼女のお料理に欠ける知略は縦横無尽でございます
その日の気候、わたくしたちの体調、季節の恵み、いろいろなことを考えてくださり、その日その日に出していただいて、満足しないことはございませんわ
わたくしも、たまには彼女の発想の上を行くメニューを考えてみたい、と思いますが、これがとてもとても…
ですが、彼女に食べたいものの希望を聞かれればその時ははっきりと望みを申しますわ
わたくしたちの食事をより良くしたい、といつも思ってくださっている彼女の心に応えるのが家人としての務めだと信じておりますから
そして、わたくしの希望のメニューにさらにひと工夫もふた工夫も加えたものを出してくれる、そんな楽しみも味わうことが出来るのですわ

さて、今日はわたくしもこれから商店街に食材を買いに参ります
青果店様、精肉店様、鮮魚店様、いずれのお店でもお奨めの品とそれを使ったお料理を元気なお声で売り込んで来られる、元気な皆様の商店街で楽しいですわ


600 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2019/04/23(Tue) 22:39
訂正でございます

>恥ずかしながらわたくしに聞かれても咄嗟には思い浮かばずとも、彼女のお料理に欠ける知略は縦横無尽でございます
× お料理に欠ける
〇 お料理に掛ける

失礼いたしました


601 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/04/27(Sat) 00:18
世界最強の吸血鬼を探してるんだが、知ってるかい?

602 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2019/04/27(Sat) 23:43
>>601

探し出してどうなさるおつもりかしら?
貴方のご質問に対しては、心当たりがあるとはもうせますが、だからと言って何の目的かもわからないのにお答えするわけには参りませんわね
場合によっては双方に不本意な結果になりそうですもの
特に、貴方様がその方を膝下に置く心算で接触するおつもりなら、お止めなさいと心から忠告いたしますわ
その方の影に触れることもできずに永遠の闇に落とされることだって覚悟しなければなりませんよ?
悪いことは申しませんから、そのような欲求は行動にお移しになさいますな
闇に落とす方とてそれが決して愉快というわけではないと思いますし


603 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/04/30(Tue) 15:45
ヴァンパイアがやられたら灰になって消えるって聞いた
不思議だね、なぜ灰に・・・

604 名前:この投稿は削除されました 投稿日:この投稿は削除されました
この投稿は削除されました

605 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/05/01(Wed) 07:20
10連休を如何お過ごしですか?

606 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2019/05/01(Wed) 14:11
>>603

さあ、なぜでございましょうね?
ソフィー様のようにお日様に当たったも灰になる方もいらして不思議なことでございます
わたくしは別に吸血鬼について研究している学究の徒ではございませんから、何故灰になってしまうのかは存じません
わたくしの三の兄様は学者でございますから何か知っているかも知れませんが、本城より離れた領地の支城に引きこもっていますので、敢えて尋ねるつもりはございませんわ
このお正月に紅白のお餅を送りましたら礼状をいただきましたので、当人は灰にならず元気でいるようでホッといたしました

ですが、絶命して灰になるという事実は目を避けようもなく、その哀しみに胸が塞ぐこともございます
一の兄様は人間との大規模な戦いの果てに斃れ灰になりました
そして、それをわたくしへと伝えてくれたのは兄様の副官の女性でした
その者もわたくしの前に跪いて兄の最期を伝えた時、満身創痍でした
わたくしに兄の最期の様子を伝えた後
「わたくしの最後の使命が果たせて嬉しゅうございます。」
と微笑んで…灰となってわたくしの手から零れ落ちていきました

わたくしにとりましては、同胞が灰になることは不思議であるよりも何よりも哀しいことなのですよ


>>605

それにつきましては、>>590で申しました予定の通り過ごしておりますわ
今は、子どもの日の行事に向けて準備を進めております
先述の通り演劇をする予定ですが、演劇部部長様の書下ろし脚本で吸血鬼と鍾馗様との道ならぬ悲恋の物語の稽古をしております
別に鍾馗様と喧嘩をしている事実はございませんけれど、部長様がノリノリでいらっしゃってわたくしが鍾馗様と逢瀬をし彼の方の胸にすがる演技にダメ出しをされまくっているところでございます
鍾馗様の衣装を召された部長様は、地がたいそう美人でいらっしゃるだけに男装をされても実に見事な男ぶりでございます


607 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2019/05/05(Sun) 22:49
>>597

これは正式なメイド服ですよ。
メイド喫茶のコスプレではありません。
あ、いえいえ、メイド喫茶の方々がきちんと自覚をもってお仕事をされているのは
承知しておりますが。

それに、お嬢様は伊太利亜の貴族の末裔であると同時に伊太利亜の闇の眷属を束ねる
名家の令嬢であらせられます。
既にお嬢様の素性は街の方々は存じておられますし、必要以上に恐れたりするような事もございません。

その御様子では、観光の為にこの街にお越しになったのですか?
では、一度この街の土地神様の神社に足を運ばれては如何でしょう?
手土産にお酒を持参すれば、お嬢様と街の皆様との交流について
色々と語って下さると思いますよ。

>>598
>>599

さてと…。わらびも筍も、あく抜きが終わりましたね。
この町の堤防の土手には、美味しいわらびが毎年取れるのですよ。
お散歩を兼ねて、このお屋敷の次女さんと共にわらび取りに行ったところ
新鮮なわらびが沢山取れました。
それと、土地神様の森の竹林で取れる新鮮な筍を行きつけの青果店で購入して参りました。

今夜は筍ご飯とわらびと油毛の煮物、わらび入りのお味噌汁、ぶりの照り焼きに致しましょう。
この街の春の味覚を、お嬢様に美味しく召し上がって頂けるように頑張ります。

>>601
そう申されましても…。
お嬢様の一族以外にも闇を統べる方は大勢おられるかと思います。
それであなたは、所謂「バウンティハンター」のような活動をしておられるのですか?
それとも「世界最強の吸血鬼」と浅からぬ因縁が御有りなのですか?

まず目的からお尋ねしたいところですが、いずれにせよお嬢様にとって好ましいものであるとは
思えません。
お嬢様は一族と対立する方々との争いに、長年心を痛めてこられましたから。
敢えて答えるのなら、「例え知っていても、教えることは出来ません」ですね。

いずれにせよ、新たな争いの火種になるような行為はご遠慮頂けますか?
お嬢様の一族は、人と闇の眷属の間で調和を保つ役割をなさっています。

もしそれを乱すのであれば、不本意ながらも表の力をお使いになり
あなたに社会的制裁を加える可能性も無きにしも非ず、ですよ?



608 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2019/05/06(Mon) 08:08
>>603
人に害を為した吸血鬼の最期は、灰になるというものが多かった気がします。
かのドラキュラ伯爵もそうであった気がしますね。
それが何故か、と問われると流石にその理由までは存じません。

ですが、昨今はお嬢様やソフィー・トワイライトちゃんのように
人と共に生きる道を選んだ方の方が多いと思います。
ですから、そのような最期を見るのは辛く悲しいです。
出来る事なら、一生御目にかかりたくないですね。

トラブルでソフィーちゃんが日を浴びて少し灰化してしまい、
灯さんが慌てるという日常描写程度であればまだいいのですが…。

>>605
>>606

前半は家族でお出かけをして、後半はこどもの日の準備をという形で過ごしました。
お嬢様が出演する演劇には、私も参加させて頂いたのですよ。
勿論、お嬢様にお仕えするメイドという形で。

最初は「わわわ、私はお芝居の経験はありませんから!!!」と辞退しようとしたのですけれど、
「自然体で、いつもカルミーニオさんのお世話をしている時と同じでいいから」と説得され、
熱意に打たれて参加する形となりました。
お嬢様も「柚葉さんがご一緒なら…」と期待に満ちた目をしておられましたからね。(微笑)

主な役割は、思い悩むお嬢様にお茶をお出しして悩みを聞きアドバイスをしたり、
お嬢様と部長さんの恋を見守るという形でした。

もし私も参加することで、お嬢様の緊張が解れるのであればと思い参加した結果、
お嬢様は自然体でヒロインの女性になりきることが出来てお客様には大好評でした。

「やはりカルミーニオさんには羽藤さんの存在が欠かせないわね」と部長さんに
褒めて頂けたことは、嬉しかったですね。
無論、男装した部長さんの姿も凛々しくて素敵でしたよ。
ヒロインも主人公も、時には悪役も演じることが出来る部長さんにはファンが多いというのも頷けますね。

さてと、もうすぐ10連休も終わりですね。
お嬢様、お茶が入りました…。
写真を見ながら、思い出の数々に浸りましょう。


609 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2019/05/06(Mon) 08:42
>>596(アーチェロお嬢様)

>「うちも五月人形飾ろうよ。わたしは兜飾りとかけっこう好きだぞ。」
>というので蔵を調べてみたら幸いちゃんとありましたからね

ええ、付喪神と化した鍾馗様の人形も最初は渋っておられましたが、
屋敷神様がお出でになられて

「何を申すか。今はこの娘がこの屋敷の主なのだぞ。
一度飾られて屋敷の中を見てみるがよい。」

と言い聞かせて下さり、無事飾りつけも出来て何よりでした。
そして例のパーティメニューをお供えしたところ、ご満悦の表情になられて…。
皆で腕を振るった甲斐がありましたね。

それと屋敷神様にもきちんと均等にお供えはさせて頂いたつもりでしたが、
「お主のエビの方が大きい」
「お主の盛り付けの方が少し多い」
「いいやお主の鯉が少し大きい」
という具合に一触即発(?)の雰囲気に…。(汗)

次女さんの
「やれやれ、こどもの日だからこどものけんかか」というツッコミには
お二人とも思わず顔を赤らめられて…。
失礼ではありますが、面白いものを見せて頂きました。(微笑)

>子どもたちも思い切り楽しめるどこかのテーマパークへ行ってみたいですわね
>出来ましたら、Fハイランドとか怖いと評判のお化け屋敷があるところに

はい…。「絶凶・戦慄迷宮〜収容病棟篇〜」
これは、流石に私も怖かったですね…。
既に古くからのお化け屋敷や妖怪の皆さんは、鬼太郎さんをはじめとする方々のご活躍によって
実に親しみがもてる存在になっていたり、場合によっては見目麗しい女性の姿になっていたりで
「怖い」というイメージが薄れている気がしますからね。

それよりも、このような「事件性」を感じさせる場所の方が怖いというのは分かります…。
私自身、テレビ番組の「心霊特集」のようなものには若干懐疑的な印象を抱いてしまい然程の怖さは感じないのですが、
「実際に起こった事件」という話になると過程の中でどのような恐ろしい出来事があろうとも最後まで目を離せなくなって
ついつい見てしまうのですよ。
アトラクションであることは分かっていても、「この病院で何があったのか?」という思いに囚われると
どんなに怖い思いをしようとも先に進まずにはいられませんでしたね。

まるで恐怖映画の登場人物になったような感覚を味わえて、実に怖くて見応えのある
アトラクションでした…。
新幹線とホテルの予約を早めにしておいた甲斐がありましたね。

でもそんな時こそ、「お嬢様が傍にいてくれる」という安心感に浸ることが出来て
ヒロインになったような陶酔感も味わえました。(微笑)
無論、「守られてばかりでは駄目、状況を冷静に見極めてお力にならなくては」という気持ちにもなり、
正に「アクション・ホラー」の登場人物の気分でしたね。

でもこの場所は、ソフィーちゃんやひなたさんには絶対に無理でしょうね…。
夏には少し早いですが、暑さを増してきたGWにおいて実に涼しい思いをさせて頂きました。
機会があれば、またお目にかかりたいですね。


610 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/05/06(Mon) 13:35
サービス業な私は明日から連休です。
でも4連休だけです。まあ休めるだけありがたいと思わないといけませんね。

611 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2019/05/06(Mon) 15:20
>>607(柚葉さん)

旬の山菜や筍の滋味は格別でございますね
次女ちゃんもちゃんと柚葉さんのお手伝いが出来たようで、どうでしょう、この得意げなお顔と来たら
たくさん採取してこられて、お台所で二人でしっかり下ごしらえをされていましたものね
ん〜、噛みしめるたびに春の味わいが口の中にほろほろと広がってまいります
土地神様のご加護をいただき、お颯様が丁寧に扱われ、柚葉さんと次女ちゃんが心を籠めて作ってくださるとこんなにも美味しくなるのですね

この煮物の油揚げ、しっかりおつゆが染みて美味しいこと…
そういえば、お稲荷様はこれが大好物であるとか
この街にも土地神様と懇意の稲荷神社がございますから、そのうちお持ちいたしましょう

あら、こちらのぶりは…まあ!?とても脂がのって美味しいこと
あら次女ちゃん、ずい分得意顔ですわね
…なるほど、春から夏にかけて旬になる「黒瀬ぶり」と申すのですか
わたくし、ブリと言えば冬が旬だとばかり思っていましたが、さすが柚葉さんです、旬の食材をしっかりと把握していらっしゃるのですね

>いずれにせよ、新たな争いの火種になるような行為はご遠慮頂けますか?
>お嬢様の一族は、人と闇の眷属の間で調和を保つ役割をなさっています。
>もしそれを乱すのであれば、不本意ながらも表の力をお使いになり
>あなたに社会的制裁を加える可能性も無きにしも非ず、ですよ?

ありがとございました、柚葉さん
日本では認められていない賞金稼ぎの方でしたら本当に法的手段に訴えたいところですが、人間界に住まわせていただいている身であまり強硬な態度に出るとさらに警戒感を持たせてしまいそうで困ってしまうのですが
人間である柚葉さんが毅然として応対してくださる、この事の方がよほど怪しげな方への抑止となっているかと思いますわ
普段からわたくしと親しくしていただいていることと合わせて、柚葉さんがいてくださることで、わたくしがどんなに心安く暮らしていられるか、あらためて感じているところでございます


612 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2019/05/06(Mon) 15:21
>>608(柚葉さん)

>お嬢様が出演する演劇には、私も参加させて頂いたのですよ。
>勿論、お嬢様にお仕えするメイドという形で。

柚葉さん、あの時は本当にごめんなさい、そしてありがとうございました
部長様の熱心な懇望があったとは申せ、結局はわたくしへのお気遣いから出演をご決断いただいたのですもの
部長様の仰るとおり「自然体」の柚葉さんが一緒にステージに立ってくださったからこそ、わたくしも随分肩の力を抜いて演技できました
魔を祓う鍾馗様との禁断のラブロマンスだなんて、実際にも一族から良い顔をされないシチュエーションですのに ― お母様は面白がるかもしれませんが ― 柚葉さんが変わらずメイドとして仕えていてくださるので、物語の中の「吸血姫」も我が身を懸けて真剣な恋をしているのだ、とそういう気持ちで演じることが出来ました
「吸血姫」として、わたしに仕えてくれているメイドさんに恥じない恋をしよう、と確かにあの時そう思えたのですわ

>「やはりカルミーニオさんには羽藤さんの存在が欠かせないわね」と部長さんに
>褒めて頂けたことは、嬉しかったですね。

それはわたくしも同じですわ
柚葉さんがわたくしにとってどんなに大切か、部長さんにご理解いただけてどんなに嬉しかったか

でも、これからまた何かの機会にわたくしたちに出演依頼が来そうでちょっと怖いですけれど
そしてあのステージと同じように部長様の女性ファンから焼き餅の嬌声が浴びせかけられるかと思うと、溜息が出てまいりますね
こうしてアンコールの時の写真を見ていても声が聞こえてくるような気がいたしますわ


613 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2019/05/06(Mon) 15:22
>>609(柚葉さん)

>ええ、付喪神と化した鍾馗様の人形も最初は渋っておられましたが、
>屋敷神様がお出でになられて

ふふふ…、いかにも豪勇無双そのものの鍾馗様が、愛らしい屋敷神様に押されていらっしゃる様子は実に微笑ましかったですね
そして最初は不満げでいらっしゃったのにパーティーメニューを食されてからのご満悦ぶりといったらありませんでしたわ
「金色桜吹雪」を杯で煽ってからはすっかり興が乗って剣舞を舞われる様は正に豪傑そのもの、屋敷神様も手を打ってお歓びのご様子で良かったです
ですが、そんなお二人を赤面させてしまうなんて、次女ちゃんも中々機転の利く子でしたのね

>はい…。「絶凶・戦慄迷宮〜収容病棟篇〜」
>これは、流石に私も怖かったですね…。

はい、わたくしも待望の「お化け屋敷」を堪能できましたわ
隔離病棟…、人体実験…、被験者監禁…
人の心の闇をそのまま具現化したような暗黒世界がじわじわと迫ってくるような言い知れぬ恐怖感
900mにも及ぶ長い行路をハラハラドキドキしながら歩きました
わたくしたちの周囲の入場者も悲鳴を上げたり、泣きながら駈け出したりと、大変な騒ぎでしたわね
ようやく、数百年来人間がわたくしを見て戦慄恐怖する心の一端を知ることが出来た気がいたします
あらためて、我が身を正して他人様に無用の恐怖を与えないように気を付けてまいりたいと思いました

>「実際に起こった事件」という話になると過程の中でどのような恐ろしい出来事があろうとも最後まで目を離せなくなって
>ついつい見てしまうのですよ。

わたくしもそういう事件の話を聞くと気になってしまいますね
もし、そういう話の出所がわたくしたちのような魔族の者の仕業だったりしたら…、と
人間の判断では中々心霊によるものか魔族によるものか区別し難いと思いますから
幸い今のところ吸血鬼がらみの事件は起こっていないようですが、今後もそういう特集には無関心ではいられませんわね

>でもそんな時こそ、「お嬢様が傍にいてくれる」という安心感に浸ることが出来て
>ヒロインになったような陶酔感も味わえました。(微笑)
はい、本当に嬉しかったです
恐怖の館の只中で、わたくしを頼っていただけたこと
ええ、あの城内でもヒロインの柚葉さんを護る、その想いが高まるにつれ恐怖の気持ちなどとるに足りないものになりました

>無論、「守られてばかりでは駄目、状況を冷静に見極めてお力にならなくては」という気持ちにもなり、
>正に「アクション・ホラー」の登場人物の気分でしたね。
お気持ちは有難いですが、そのような時はどうかわたくしに御身を預けてくださいませ
…貴女を護れることがわたくしの何よりの誇りとするところでございます
恥ずかしながら、実はわたくしの方こそ冷静にならなければならないところだったのですよ
柚葉さんを怖がらせるものはこちらが脅し返してやりたい、との思いが沸々と湧いてきてしまい、うっかり「魔気」を発散しないように気を付けていたのです
もし冷静さを欠いて発散していたら…、お客様一同パニックになってアトラクションは中止になってしまったかも知れませんわ

楽しい思い出のひと時を過ごすことが出来ました
いつかまたご一緒に参りたいです

614 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2019/05/06(Mon) 15:27
>>610

どうもお疲れさまでした
わたくしたちが連休を楽しんでいる間、頑張っていたくださったのですね
わたくしたちが遊園地に行く間だけでも、大勢の方が働いていてくださったお蔭で、たくさんの思い出が作れたのですもの
貴方様のお陰できっと多くの方が良き思い出の日々を過ごすことが出来たことでしょう
…もしかしたら、あの恐怖のアトラクションの裏で頑張ってくださっていたのかも知れませんね
どうぞゆっくりお休みになってお体とお心を癒してくださいませ


615 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2019/05/06(Mon) 15:50
さて、連休を大いに楽しませていただきましたが、早くも夏に向けて新たな楽しみ、家族みんなで楽しめそうな場所を知りましたわ
三女ちゃんが教えてくれた作品のお陰でございます

「綺麗にしてもらえますか。」
クリーニング屋を営みお嬢様をヒロインに彼女とその周囲の人々の穏やかな日常を描いた作品です
舞台は熱海でその味わい深い風景、名所などが描かれております
そして驚いたのですが、熱海ではなんと海上花火大会が毎月1回は開催されているそうでございます
8月に至ってはなんと5回も!
それに街のあちこちで温泉の浴場があり、地元の方が普段利用される庶民的なお風呂から、高級旅館にあって熱海の街を一望できる「天空の露天風呂」まで多士済々
夏祭りは素敵な山車がたくさん出ての大盛り上がりのようですね
花火大会だけでしたらかなり自由に日にちを選んで見に行けますし、温泉や夏祭りも旅程に入れて盛りだくさんな行楽も出来そうですわ
実は三女ちゃんは、本作のいわゆる「聖地巡礼」のサイトを見て大いに興味を持ったようで、出てくる温泉や干物屋様のモデルを見て回りたい、と言っております
わたくしも家族に相談して日本有数の温泉街の夏を楽しみたいですわ
もし旅行中に着物が汚れるようなことがあっても、このヒロインの方のお店に持って行けばとても綺麗にしていただけることと存じます


616 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/05/15(Wed) 20:02
館でぬくぬくと暮らしていてはいかんのだ
定期的に山籠もりをして身体能力を鍛え上げるのだ
恐ろしい敵が現れるかも知れんのだぞ

617 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2019/05/15(Wed) 22:39
>>616

ご忠告恐れ入ります
確かに少し耳に痛いですね
過去から繰り返し狩人に狙われた身ですございます
それでなくても能天気な昼行燈ゆえ油断していますと、彼の者たちの手に掛かって落命する恐れなしとはいたしませんわ

ですが、わたくしはただ我が身を守って良しとすることは出来ないのですよ
本当に守られるべきは、わたくしと寝食を共にしてくれる家族
なかんずく、他人の身であり強い武器を持たない我が家のメイドさん、彼女の身を護らせていただくこと、
これは人の世に生きるわたくしの決して譲れぬ一事でございます

彼女は魔の者が垂涎の的とする血を継ぐことを宿命づけられております
彼女のためにこそ全身全霊を以て、いつでも我が力を振えるように備えておらずして何といたしましょう
ですから、独り山に籠って彼女と離れているわけにはまいりませんわ
我が身を鍛えるためなら、もう一人の、そして強大な力を有するもう一人の我が眷属のメイドさんに訓練に付き合ってもらいますわ
ただ、彼女は衛士メイドたることに矜持を持っていますゆえ、わたくし自ら力を振うことを良しとし無いのが悩みの種
わたくしに訓練を施してくれるよう、今日は特製イチゴ大福を進呈してお願いするといたしますわ

618 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2019/05/15(Wed) 22:44
訂正でございます

>なかんずく、他人の身であり強い武器を持たない我が家のメイドさん、彼女の身を護らせていただくこと、

「人の身であり」と申したのですが、「他人(ひと)の身であり」と変換されてしまいました
彼女は大切な大切な家族であり、わたくしが心より愛しいと想う方でございます
「他人(たにん)」と考えてなどおりませんわ

619 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/05/18(Sat) 17:29
何かものすごい必殺技を持っていたりするのでしょう?

620 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2019/05/18(Sat) 21:53
>>619

もう、嫌ですわ
のんびりとお月様を眺めてながら甘酒をいただく、そんなくつろぎのひと時を味わっていますのに物騒なお話ですこと
でも、そうでわね
>>617で申しました通り、護るべき大切なものがございます
一度失ってしまえば二度と戻ることのない本当に大切な命が…
ですから、それを守るために力と技を持ち必要とあらばいつでもそれを振えねばなりません
他人様にそれを知っていただくことは自分の覚悟を示すこと

「元素支配」の魔法により、宙に溶け込ませた剣を一度実体化させれば、これまでに些か積んだ鍛錬の成果を発揮することも出来ましょう
その同じ魔法の下で起こす風雨や雷撃、それらは使うべき時機を誤らなければそれなりの衝撃を相手に与えましょう
身近にあります水ですら一時的に形を与えて剣とすることもできますれば、相手が思ってもいない不覚を与え得る場合もございます
「ものすごい」とは言いかねるかもしれませんが、それらは過去に教会より我等に差し遣わされた敵手に多少の逆撃を与えるに力ありました

ですが、力を振えばその分だけわが胸の内にも疼きを覚えずにはいられません
このような力を振うことの無い暮らしを、ずっとずっと続けてまいりたい
この願いは変わることはございませんわ


621 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2019/05/24(Fri) 22:54
>>610

お疲れ様でした…。
少し冷やした甘酒を御用意致しました。
お疲れになったお身体の、潤いとなれば幸いです。

私達も遊びに行ったりお買い物を楽しんだりしながら、この楽しい時間を支える為に
多くの方が頑張っていらっしゃる事を実感しておりました。
連休を楽しんだ立場の私が口にするのは憚られますが、どうかゆっくり休んで下さいね。

>>616

お嬢様も私も、この先全く平穏無事とはいかないでしょう。
お嬢様は闇の眷属を纏める一族の令嬢…。
私は妖(あやかし)が欲する血を宿す一族の末裔…。
ある程度の、覚悟はしております。

…だからといって、山籠りというのは少々気が引けますけどね。
山中で過ごした経験も無いまま何日も過ごすのは、流石に無理です。

ただ、山籠りとまではいかぬまでも私も故郷にいた時は「寒稽古」で冬に汗を流した経験はありますよ。
冬の川に足を浸し、裂帛の気合で寒さを吹き飛ばしながら稽古をするんです。
始める前は多少の気後れはありますが、いざ始めてみると凄く熱くなれるんです。
稽古を終えた後に頂くお汁粉は、格別でした。

それと、危険が迫った時はお嬢様と共に逃げるようにと先輩のメイドさんには
しっかりと命じられております。
守る為に強くなろうとする事は良い事だと思いますが、私達がすべきは下手に闘うよりも
危険から身を守る事です。

私自身、お嬢様のように本当の闘争に出くわした事はありませんから。
「生兵法は怪我の素」「三十六計逃げるにしかず」ですね。

>>619

私はせいぜい、護身の手段しか持ち合わせておりません。
確かにお嬢様であれば人知を超えた御力をお持ちかと思いますが、
お嬢様自身がそのような御力を振るう事を何よりも望んではおりません。

平穏無事な、四季折々の日々をこのお屋敷で家族と共に過ごしていく事…。
それこそが、お嬢様の何よりの望みです。
「必殺技」とやらを振るわねばならない時が来ない事を、心から願っております。




622 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2019/05/24(Fri) 23:10
>>617(アーチェロお嬢様)

>彼女は魔の者が垂涎の的とする血を継ぐことを宿命づけられております
>彼女のためにこそ全身全霊を以て、いつでも我が力を振えるように備えておらずして何といたしましょう

お嬢様が御力を振るう機会が訪れない事が互いの望みではありますが、
お嬢様の凛とした決意と優しさ、受け取りました…。
私の叔母が鬼斬りの女性に、「私があなたを守る」と言われた時も、
きっとこのような気持ちだったのかも知れませんね。
だからこそ私は「ずっとお嬢様のお傍にいる」という想いを貫き通してみせます。

「山籠り」という言葉で思い出したのですが、明日の土曜日に土地神様と交友のある
隣町の山の神社に参拝に出向きませんか?

「あの者なら、お主らの種族には辛い夏に向けての加護をさずけてくれるじゃろう。
酒でも持参して、一度出向いてみるが良い。」

と先日仰っておりました。
きっとその山も、今は初夏の若葉が青々としていらっしゃるでしょう。
お酒と共にお弁当も持参して、初夏の和やかな一時を過ごせればいいですね。

623 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2019/05/25(Sat) 06:33
>>622

>お嬢様が御力を振るう機会が訪れない事が互いの望みではありますが、
>お嬢様の凛とした決意と優しさ、受け取りました…。

柚葉さん、ありがとうございます
その一言がわたくしをどれだけ心強くすることか
絆と申すものは信じ合う心と共に育まれるもの
叔母上様と鬼斬りの方との深い縁のことはわたくしも少しだけ聞いております
わたくしもそうでありたいと思ってまいりました
今あらためて…、柚葉さんにこの身の全てを以てお守りさせていただくと誓いましょう
(自然とわたくしは柚葉さんの前に片膝をつき、その手を取って頭を垂れました。もう片方の手に「元素支配」の力により顕現させた剣を携えながら。)

そういえばこの間、とても素敵な画像を見ましたわ
叔母上様と鬼斬りの方のご一緒の一幕…、商店街でクレープを手に仲良く歩いていらっしゃるところを
へみづか銀座でしたか、今度あちらにご挨拶に参るときは、ぜひ柚葉さんと同じ場所でデート、いえいえ、さ、散策を楽しみたいですわ

>「山籠り」という言葉で思い出したのですが、明日の土曜日に土地神様と交友のある
>隣町の山の神社に参拝に出向きませんか?

まあまあまあ…、土地神様がそのようなお心遣いをくださったのですか
さすがは土地神様、お顔が広くていらっしゃるのですね
いったいどのような神様で在らせられるのでしょう?
尊き「贄の血」を宿す人間と、本来は人の血を求める吸血鬼と
このような二人にご加護を下されるなんて、きっととても宏量な方なのでございましょう
わたくしも一点の曇りもなく柚葉さんをお守りまいらせる決意であることを、分かっていただけるよう、心を籠めてご挨拶いたしましょう

緑明るい初夏の山を柚葉さんとご一緒に…
向かうお社も清らかな気に満たされた心地良いところで
ああ、今からもう待ち遠しくて仕方がございません…

624 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2019/05/25(Sat) 20:24
>>623(アーチェロお嬢様)

>叔母上様と鬼斬りの方のご一緒の一幕…、商店街でクレープを手に仲良く歩いていらっしゃるところを

はい、叔母と千羽家の師範の女性との甘い一時(両方の意味です)ですね。
叔母も、あの方が自分と同様に「甘いものが好き」という一面を知る事が出来て
より親近感を持たれたと聞いております。
そして…叔母の住む街をあの方が訪れた時は同級生のお友達と3人でクレープを召し上がったそうです。

>へみづか銀座でしたか、今度あちらにご挨拶に参るときは、ぜひ柚葉さんと同じ場所でデート、いえいえ、さ、散策を楽しみたいですわ

はい、この次はお二人で是非…。
レイナさんは三姉妹さんには少々申し訳ないですが、その時はきっと私達の間柄を察して下さるでしょうね。(微笑)

>緑明るい初夏の山を柚葉さんとご一緒に…

本日は晴天に恵まれ、絶好の参拝日和ですね。
初夏と呼ぶには少々暑くなりましたが、この青々とした若葉と木漏れ日、
そしてこの山全体の清浄な気が私達を癒して下さいます。

春の桜は勿論ですが、この生い茂る若葉も負けず劣らず美しいものですね。
さあ…着きました。それでは早速、御挨拶を…。

(参拝と御挨拶の後、お神酒を奉納致しました。)

本日は我が主と私達を温かく出迎えて下さり、有難うございます。
暑さが増していくのはこれからですが、この山の清浄な気と御加護を頂いたお陰で
お嬢様もきっと無事に夏を乗り越えられます。

ささやかではありますが、本日は初夏のお弁当を持参致しました。
よろしければ、主と共に召し上がって下さいませ。
お口に合えば宜しいのですが。

(茄子のプルコギ風炒め 焼き野菜のサラダ仕立て 根菜ハンバーグ 湯葉と大根のさっぱりサラダ
蒸し鶏のレッドキャベツマリネ 鯖の南蛮 いんげんの胡麻和え 夏野菜の炊き込みご飯)



625 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2019/05/26(Sun) 12:27
>>624(柚葉さん)

>そして…叔母の住む街をあの方が訪れた時は同級生のお友達と3人でクレープを召し上がったそうです。
お友達というと、ドラマCD「京洛降魔」で叔母上様と修学旅行を楽しまれたお二方でしょうかね
東郷様、ボディーガードの方たちに煩わされずに旅を楽しまれたのでしたら何よりですわ

>レイナさんは三姉妹さんには少々申し訳ないですが、その時はきっと私達の間柄を察して下さるでしょうね。(微笑)
ええ、レイナさんがむくれる三姉妹を宥めてくれて…、クールな彼女には少々荷が重い役回りかもしれませんが仕方がございません
私達の間柄…間柄…、な、なぜわたくしの頬はこんなに火照ってきているのでしょう?

>本日は晴天に恵まれ、絶好の参拝日和ですね。
はい、緑の間から差し込む柔らかな陽射し、樹々の間から聞こえる鳥たちのさえずり、未だ人影はまばらですが参道を行く人たちの穏やかな顔…
このような場を闇の眷族たるわたくしが一緒に参れますことは何とも不思議で、でも嬉しいことで −

…どうしたこと?
周囲の景色が一瞬にして闇に変わった!?
あらゆる形も影も消えてしまった
…そこのお二人は何者ですか?
なぜ超常の技でこのアーチェロ・カルミーニオを世界より隔離なさった?

「 ― 」
え?「貴様こそこの地に何をしに参った?」と仰る?
…「姉」?わたくしの向かうお社の祭神「たぎつひめ」様の姉君…長姉「おきつしまひめ」と次姉「さよりびめ」と在らせられると?

…そうですか、西洋魔族のわたくしめが愛する妹君のところに参ることに疑念を抱かれた、たとえわたくしの街の土地神様が保証しようと、自分で納得できぬ限り「たぎつひめ」様に近づくこと認めぬと仰るのですね
…わが愛する人の優しさに包まれて迂闊にも忘れていましたが、この身の属するところを思えば、そのお心に不安を覚えられるのは無理からぬこと
ですが、わたくしはわたくしを受け容れてくださったこの国の人々に仇名すような真似は決して…ひゃ!?
(まさに神速で「さよりびめ」様の剣がわたくしの喉を掠めて − )

「 ― 」
え?「おきつしまひめ」様が間に入ってくださった?
はい?今胸元よりのぞいた小袋の中で光ったものを見せよ、と?
(わたくしは、小袋より取り出し掲げました。朱色に輝く珠を。)
「 ― 」
え?もう行ってよろしいのですか?
『無礼を働いてすまなかった』と?いえ、妹君の身を案じられるのは無理もございませんわ
『二人揃って姉馬鹿でな』と、そんなことは…まあ、少し思いますけれど
『人の子と育みしあの珠の輝きを見れば、疑念を持つなどまったく間違っていた』とは、それはいちばん嬉しいお言葉でございますわ

…あ?
周囲が一瞬で元の景色に?

>春の桜は勿論ですが、この生い茂る若葉も負けず劣らず美しいものですね。
(柚葉さんは気付いていらっしゃらない?本当に時空の狭間のことだったのですね。
 柚葉さんがいてくださったことで、わたくしはこの心洗われる世界にまいることができました。
 このこと、後で柚葉さんに心より感謝申さねば。)
はい、本当に…素晴らしい清浄の気に満たされて樹々も実に清々しく生気を放っておりますわね
ああ、お社についたのですね、ではご一緒にご挨拶しましょう

姫神様…
本日はこの清らなる場所に闇の眷族のわたくしをご案内いただき、まことに有難うございます
今辿ってまいりました参道におきましても姫神様の温かくお優しい気に包まれてこの身に尊い力をいただけました

共にお食事させていただくことお許しいただけるのですね?
ああ、本日はなんと良き日でありましょうか

>よろしければ、主と共に召し上がって下さいませ。
『もちろん、貴女もご一緒に、ですよ?』
ええ、そうですとも、姫神様の仰るとおりですわ
さあ、柚葉さんのお料理で本日は最高の宴を楽しみましょう

ああ、こうして瑞々しい野菜が柚葉さんの妙技によって一つ一つ、他では味わえない最高の味わいに…
初夏の爽やかな陽気と、時折吹き渡る涼風の中、身も心もウットリする味わいによって満たされてまいります
姫神様も、最初は目を丸くして、そしてやがては陶然とした表情で、頬をモグモグさせている様がとても愛らしゅうございますわ
本当に良き日と心から思います
どうか、神と人と魔とが歓びを分かち合える時が永久に続きますように…


626 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/05/27(Mon) 19:07
吸血鬼って薄暗い部屋で、ゴハン食べてそう

627 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2019/05/27(Mon) 23:00
>>626

闇より生まれた真祖の子々孫々とその眷属からなる我ら吸血鬼族、
確かに原初より光を苦手として参ったようですわね
ですが本当に怖れていたのはお日様の光…
かつて光の領域においては圧倒的に陽光の存在が大きかったゆえに、吸血鬼はひたすら闇の領域に潜み、時にその闇より人を害することもございました
まことに粛然といたすことですが…

ですが、時を経て様々の灯火が生まれて以降は我々もその恩恵に与るようになりましたわ
故郷の城館で夜を過ごすときは天井のシャンデリアが煌々と灯り、その下で晩餐を楽しみ、貴族としての社交にも勤しんで参りました
それにわたくしのように、これこのとおり縁側に落ちる淡い木漏れ日でしたら特に体に負担を感じずお茶と羊羹を美味しくいただくこともできる種族もおりますのよ
もっとも、ソフィー様のようにお日様の光により忽ちに灰となってしまう方もいらっしゃいます
もし貴方様が吸血鬼の家に行かれても、カーテンを不用意に開けることの無いようにお気をつけくださいませ

それはそうと、人間の方の中にも昼日中よりカーテンを閉め切った部屋の中で明かりもつけずにネットやゲームに夢中になっている人が増えていると聞き心配しております
人には人本来の性質というものがございます
適度に陽の光を浴びた方が宜しいかと存じますわ

628 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/05/30(Thu) 13:20
ケチャップで許して!

629 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/05/30(Thu) 16:08
貴女にこそ真紅のドレスが似合うのだ。姫様。

630 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2019/05/31(Fri) 22:13
>>628

あらあらあら…、しばらくぶりに聞くフレーズですわ
過去数知れず言われてまいった言葉、そう、怯えと懇願の色をまとって
吸血鬼のわたくしを見て、紅い飲み物を差し出して懸命に慈悲を乞う人間の姿
わたくしは血など求めていませんのに
時にトマトジュース、時に赤ワイン、アセロラジュースを差し出されたこともありましたわね
この街に来てからもしばらくはそんなことが続きましたわ
今は皆様そういう誤解をされなくなりましたので、わたくしも皆を怖がらすこともなくなったものとホッとしておりましたのに

ですが、ケチャップというのは初めてですわね
これを飲めと仰られても…
それに買い物帰りだったのではないのですか?
お買い物を勝手に上げてしまってはお料理に差し支えましょう
早くお帰りになってお食事になさってはいかがですか?
わたくしも何だかケチャップをたっぷり使ったオムライスが食べたくなりましたから、自分で買ってまいりますわ


>>629

真っ赤な薔薇は好きでございます
そしてそんな薔薇模様をあしらったドレスも好きでございます
実は、故郷のメイドから今も時々そういうドレスを送ってまいりますのよ

ですが…、今袖を通すのは余り気が進まないのですよ
一度学校のお友達に乞われて着てみたのですが、表情を硬くして
『えっと…、なんかごめん、すごく似合い過ぎて…、ああ本当に吸血鬼なんだって実感しちゃった。綺麗だけど…ごめん、怖い。』
と仰いました
真紅の薔薇のドレスは、知らずわたくしから吸血鬼の雰囲気を醸し出させてしまうらしいのです
『綺麗』というのは、せめてものフォローだったのでしょうね
本当のわたくしは平平凡凡でお顔をゆるゆるの昼行燈娘なのですもの
ただ、人間の方にお近づきになるには真紅のドレスはクローゼットの締まっておくに如くは無し、と実感しましたわ

そして、わたくしはやはり日本の着物が大好き…
ほら、このとおり今日は土地神様の神社のお浄めを手伝わせていただくために、巫女装束を着ることをお許しいただきました
袴だけではございますが、こうして紅の衣装をまとっております
図々しい願いですが、もしもこの装束を似合っていると仰っていただけるならば、その方がずっと嬉しいですわ

631 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/06/01(Sat) 15:06
ドレスよりかは和服のほうが好きです。
赤色と紅色の微妙な違いが大切ですよね。

632 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2019/06/01(Sat) 18:05
>>626
お嬢様の素性がどうあれ、少々女性にとっては失礼ではないですか?

確かに部屋の照明の明るさは、お嬢様や先輩のメイドさん達の性質に合わせた明るさの物を
使用しています。勿論市販のものですから、私のような普通の人間にとっても
別段不自由な事もありません。

それに、お食事の時間は家族が集まる一番楽しいひと時です。
お嬢様や先輩のメイドさん、見習いメイドの三姉妹さん達が
私のお出しするお料理を喜んで下さる時の笑顔は、暗い雰囲気とは無縁ですよ。

さてと…。そろそろ夕食の時間が近づいて参りましたね。
和やかで、温かなひと時を過ごして頂けるよう存分に腕を振るいましょうか。

>>628
>>630(アーチェロお嬢様)

あら、丁度ケチャップを切らしておりまして、買いに行かなければと思っていたんです。
お陰様で、買いに行く手間が省けました。
では今夜は、オムライスにしましょう。
少し手を加えて、チーズオムライスをお作りします。
ケチャップのお礼に、召し上がっていかれますか?

(お料理中)
冷蔵庫には、赤ワインもありますね。
雰囲気を味わうために、こちらもお出ししましょうか。
あ、赤ワインで思い出したのですけど、昔児童書で「ドラキュラーだぞ」という
作品を読んだことがあるのですよ。
可愛い兎さんの兄弟に翻弄されるドラキュラさんが何とも面白くて…。
最後に兎さん兄弟が持ってきたワインを血だと勘違いして、それを飲んで
酔っ払って眠ってしまうんです。
吸血鬼と赤ワインとなれば、どうしても思い出してしまうんです。
もしお嬢様がその絵本の兎さん兄弟と出会ったら、それはそれは心温まる交流になる事でしょうね。(微笑)

では、お食事の準備が出来ました。
二階の部屋の三姉妹さんも呼んできましょう。
おっと、メイドとケチャップとオムライスとくれば…。
お約束は、「魔法の言葉」ですね。(微笑)






633 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2019/06/01(Sat) 18:58
>>629
>>630(アーチェロお嬢様)

有難うございます。
お嬢様は出奔されてきたとはいえ、貴族令嬢ですもの。
「社交部」の活動において見事にドレスを着こなしておられる御姿には
誰もが見惚れてしまうのですよ。

ですが…やはり「真紅」や「薔薇」は他者にお嬢様の闇の眷属としての在り方を
連想させてしまうようです。私としても、複雑な思いです。

だからこそ日本の着物、即ち「和服」はお嬢様の心の内に秘めた思いを
具現化して下さるんです。
和服の「和」、即ち「和み」「調和」…。
人も魔も違いも、国の違いも無く共に和やかな日々を過ごしていきたい…。
そう願うお嬢様の心の内を…。
そうでなければ、普段からあそこまで見事に着こなせる筈がありませんもの。

うふふ…。お嬢様の巫女装束姿に参拝の方々が見惚れておりますね。
加えて流暢な日本語と立ち居振る舞い…。
「貴女が噂の“伊太利亜から来た大和撫子”ですか?」とお声を掛けられたりして…。

お仕事中ですから記念撮影などは丁寧にお断りされておりますが、
こうしてお嬢様の和服姿を眼福にされている方が多い事は従者としても誇らしく思いますね。

>>631
今日は、お嬢様と同じく和服をこよなく愛して下さる方に来て頂けて嬉しいです。
では、お茶とお菓子の準備をして参ります。

ドレスにはドレスの、和服には和服の魅力があります。
どちらがお好きかに関しては人それぞれかと思いますが、
あなたが仰るように「赤」と「紅」は似て非なるものですね。

よく見ると、「紅」は紫がかった色になっていますね。
この紫色の色調が加わることで赤い色の鮮やかさが際立つ「紅」は、
江戸時代の庶民の女性の憧れであったとか…。
他にも日本の紫のイメージは優雅、上品、高貴、女性的と言われています。

故に「紅色」の和服は、お嬢様の令嬢としての側面を強調する意味で
とてもお似合いなのですよ。
「赤」に「紫」が加わることで、お嬢様本来の「気高さ」「高貴さ」が
内側から滲み出ている…。私は、そのような印象を抱いております。

うふふ、よろしければあなたの着物を纏った姿も見せて下さいますか?
お嬢様と共に、「赤」「紅」または「朱」…。
様々な着物に袖を通して頂いて、どの色が一番お似合いか見てみたいですね。



634 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2019/06/02(Sun) 00:45
>>631
>>633(柚葉さん)

嬉しゅうございます!我が意を得たりとはこのことでございます
この日本の潤い豊か緑豊かな地に於いて育まれ根付いた着物の雅さ、美しさは何物にも代えがたいですわ
その着物を愛してくださる方がまたここにいらっしゃる…
そして着物に染められた鮮やかな赤色、紅色こそこの身を包まれていたいのでございます
着物は季節の風雅に染めてこそその本領を表します
六月の季語にもなっている花々をあしらいましょうか
白地に赤い鬼灯を配した柄、青地に紅い紫蘭を配した柄、どちらもしとしと降る雨の日にも映えて目に涼しい素敵な着物になりましょう
今年はこちらを新調しようかしら…
他にもタチアオイやホウセンカの赤、ウスベニアオイやニチニチソウの紅も捨てがたいですわ

せっかくこうして同好の方と出会えたのです
共にお着物を楽しみませんか?
もちろん柚葉さんもご一緒ですわ
そして雨の中でも花開くが如き薄紅の和傘をさして小路を歩きとうございます


>>632(柚葉さん)

>では今夜は、オムライスにしましょう。
ふふふっ、食べたいと思っていた傍からこうして最高の腕前でオムライスを作っていただける、
なんて嬉しいことでしょう

あら、本日は赤ワインもいただけるのですね
まだ年若くて、ルビー色…紫がかった淡い赤が煌いてさっそく食欲をそそります

ケチャップがチーズお味と絶妙にマッチしていますわ
その蕩けるような酸味と甘味のハーモニーを楽しんでから、静かにワインの味わいと共に喉奥へと運んでいく心地良さが嬉しいですわね

>おっと、メイドとケチャップとオムライスとくれば…。
>お約束は、「魔法の言葉」ですね。(微笑)
ふふふ…、ソフィー様達も秋葉原でなさったあれですわね
では、皆で一緒にまいりましょう、はい、レイナさんも声に出してくださいね
「美味しくなーれ美味しくなーれ!」
「萌え萌えキューン!」

(お食事の後でございます)
>あ、赤ワインで思い出したのですけど、昔児童書で「ドラキュラーだぞ」という
>作品を読んだことがあるのですよ。
Youtubeで読み聞かせをしていましたので視聴いたしました
兎さん兄弟とドラキュラ伯爵閣下、なんともおかしな掛け合いですわね
閣下ったら、兎さんに怖がられないなんてわたくしにはとても羨ましいですよ
寝室に押し入られたのですから怒りたいのも分かりますが、ああいう喧嘩腰はいただけませんわ
ですが、続編の「ドラキュラーってこわいの?」ではお気の毒でしたわ
ちゃんと自分のお家に戻れたのかしら?

わたくしがあの兎さん兄弟と出会ったとしたら…自分も兎さんに変身して一緒に野山を跳ねまわりたいですね

635 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2019/06/02(Sun) 00:45
>>633(柚葉さん)

>「社交部」の活動において見事にドレスを着こなしておられる御姿には
>誰もが見惚れてしまうのですよ。
お恥ずかしい限りですが、恥ずかしがっていては背中が丸まり心も丸まってしまいます
部員の方々にも常日頃身も心も堂々と、と申しているのですから、他人様の視線に臆することがないように頑張っております
その甲斐あってか部員の方々も日頃の姿勢や立ち居振る舞い、ちょっとした所作も磨かれて他の生徒さんたちから見惚れられるようになって嬉しいですわ

>だからこそ日本の着物、即ち「和服」はお嬢様の心の内に秘めた思いを
>具現化して下さるんです。
なんて嬉しいお言葉でしょう
ですが、本当にその通りでございます
柚葉さんのしっかりとした仰り方であらためてわたくしが着物を愛する必然を感じました
和服の美しさはそれのみにて完結するものではないと思っております
人が袖を通し人と着物とで人と人の輪、心と心の和をなして出来るもの
茶道、茶道、筝曲…、和装をする場というものはいずれもそうでありましょう
あるいは四季の美に満たされた世界の中に、我が身を溶け込ませて美を発露するものでもありましょう
柚葉さんに褒められたということは、そうした和服の在り方を少しは体現できたゆえのこと、とそう思えるのですわ

>うふふ…。お嬢様の巫女装束姿に参拝の方々が見惚れておりますね。
>加えて流暢な日本語と立ち居振る舞い…。
>「貴女が噂の“伊太利亜から来た大和撫子”ですか?」とお声を掛けられたりして…。
最初は物珍しさだけで注目されているのではないか、との危惧を抱きました
ですが、参拝客の皆様の目からはもっと穏やかで和んだ想いを感じます
「大和撫子」のお言葉にそれに相応しく在らん、という身の締まる思いとともに勿体ない言葉を掛けてくださる方へ感謝の気持ちでいっぱいですわ

さあ、お掃除の続きをいたしましょうか
写真撮影禁止なのは一安心です
今日は舞殿で一舞いするよう土地神様より言われております
頑張って練習に励みましたが、画像や映像が残るのはあまりにも恥ずかしいですから

636 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2019/06/02(Sun) 08:42
申し訳ございません、訂正させていただきます
>茶道、茶道、筝曲…、和装をする場というものはいずれもそうでありましょう
「茶道、華道、筝曲」と申したかったのです
独りで出来ぬものでもありませんが、皆で集って和を為して新たな高みに至ることこそ大切なこと
それは典雅な和装がひと際映える場所でもある、そう思っているのでございます

もちろん、よりフランクな催しでも和装は人々の素敵な集いを作ってくれています
本日行われます横浜開港祭では、「着物で海賊船クルージング!」なるものが催されるとか
その船の中では、なんとギリシャとデンマークの着物が展示されるというではありませんか!
モニター越しに見るだけでも両国の国風を感じさせる斬新なデザインでございます
和服が国境を越えて人と人の和を作るのだとしたら、本当に嬉しいことでございます


637 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/06/08(Sat) 19:24
僕たち剣道部員が貴女をスカウトしに来ました。どうか入部を!!

638 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2019/06/08(Sat) 21:20
>>637

まあ、わざわざわたくしなどをスカウトしに来てくださったのですか?
それが剣道部からだなんて、まことに嬉しゅうございます
剣道…
礼節、勇気、精進、ストイックに己を高めんと鍛錬に励み、剣を交えては戦界の中相手との武勇の心を交えて共に心を磨く武術
サムライの心を今に伝える日本の剣術は、故郷にいた時から憧れていたところでございます

その道にお誘いいただくのは光栄でございますわ
わたくしもその道に我が身を置きサムライの心に触れてみたいと願います

…ですが、今のわたくしは社交部の部長を務める者
社交の世界に魅力を感じる部員の方々のために、西洋の社交…社交道と申しても良いその精髄を共に学んでまいろうとしている身でございます
一路武の道を極めようとするにはこの身が足りておりません
まことに申し訳ございませんが、お誘いはお断り申し上げねばならないのです

…ですが、なにゆえにわたくしをスカウトにいらしたのでしょう?
わたくしのような平平凡凡とした一女生徒に白羽の矢が立った理由が分かりませんわ

これは邪推かもしれませんが、いわゆる『広告塔』と申しますか『人寄せパンダ』とかそういったものをご期待になっていることはございませんか?
いえ、学校に編入してからこの方文化系、体育系を問わず部員が少ない部の方より入部のお誘いをいただいているのですわ
どうやら皆様、見た目外人でさらに吸血鬼ということで見てくれだけは目立つわたくしを入部させて、生徒の注目を集めようというお考えのようでしたので

剣道部がどのくらいの部員を擁していらっしゃる課は存じませんが、もし皆様方も同じお考えでいらっしゃるなら、及ばずながらキャンペーンに協力させていただくのもやぶさかではございません
そうですね…、一週間ばかり体験入学をすれば多少の話題作りにはなりましょう
いかがでございましょう?
あくまで外見のみ目立つただの小娘で宜しければ、そうさせていただきますけれど

639 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/06/10(Mon) 19:30
時間を止める能力者に襲われたらやられちゃう???

640 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2019/06/11(Tue) 22:33
>>639

時間を止める…、ですか?
それは、わたくしが存在する時空を完全に静止させて、その隙にわたくしの心臓に杭を打つ、銀の銃弾で貫く、などして殺める、といったことを想定なさっているのかしら?
時間が留まっている以上、全ての物理的状態は変化し得ないわけですよね?
でしたら、その変化し得ないわたくしにダメージを与えることもできないのではありませんか?

考えられるとしたら、「時間よ、止まれ!」と言ってわたくしを静止させた後、胸に杭をあてて、そこで「時間よ、動け!」と言って − これは日本が産んだ天才作家・手塚治虫先生の「ふしぎな少年」のセリフですが − わたくしが動けるようになったところで杭を打つ、あるいは銃を撃つ、という攻撃なら可能でしょうか
後はその状態でわたくしが杭や銃の攻撃を無効化できるかですが…
精神を研ぎ澄ませていれば出来ないわけではありませんし、逆に「魔眼」を相手に向けて相手の意思を奪うこともできますわ

ただ、わたくしは能天気な昼行燈…
かつてイタリアで体験したような敵中突破の最中であったならともかく、今ののんびりとした生活のまにまに仕掛けてこられたら…、対抗する自信がありませんわ
仮にそうした能力者がいるとしたら、先に申した「ふしぎな少年」の主人公のように、世のため人のためすべきことをしっかり考えて力を振っていただきたいですね

641 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/06/13(Thu) 19:24
輸血用血液をグラスでくいっっと飲むのん?

642 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2019/06/15(Sat) 08:35
>>641

輸血用の血液をいただくだなんて、そんな罰当たりなこと!
人の大切な命を繋ぐために、人が自ら献じる尊い血をいただいたりできません
それがために助かるはずの命が失われでもしたら、わたくしは生涯自分を許せないでしょう
もちろん「となりの吸血鬼さん」のエリー様のように、献血ルームのお仕事を邪魔するようなことはいたしませんわ

本当はわたくしだって、他人様のお役に立てるように献血がしたいくらいなのですよ
でも、今のわたくしは「真祖の血」に加え「贄の血」まで摂り込んでしまいました
わたくしが最愛の方からいただいたこの血は、みだりに拡散することができないのですよ

ときどきわたくしどもが紅い血をワイングラスでいただく姿を見てみたい、と言われます
人間にはそのような構図が好きな方がけっこういらっしゃるようですね
「月明かりさす洋館の一室で、漆黒のドレスを着て血を嗜むところを描きたい、と美術部の方から言われたこともございますわ
あまりに熱心に仰るので、せめてものことにイタリア産のブラッドオレンジジュースをグラスに注いでお望みのポーズをとって、描いていただきましたわ


643 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/06/15(Sat) 18:35
このお屋敷に世話焼きキツネの仙狐さんが来たら、
実に和やかで楽しくなりそうですね。

644 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/06/15(Sat) 19:07
光化学ズームを使用して遠くからこの屋敷を偵察している怪しい人がいるみたいです。

645 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2019/06/16(Sun) 15:11
>>643

仙狐様!今わたくしが最も憧れご挨拶してみたい方の筆頭でございますわ
人間の方のお家に寄寓され、家主の方のお世話をなさり、その方に心からの安らぎを与えていらっしゃる方ですわね
はい、お二人の心温まる毎日はテレビで拝見させていただいております
あそこに人間と異種族との理想の共存の姿があるのではないでしょうか
人間の中野様が仙狐様の尻尾をモフモフなさるときの安心しきったあの表情はどうでしょう
そして仙狐様が中野様を見つめる表情のなんと慈愛に満ちていることでしょう
わたくしのように人間の同居人の方に面倒をかけている身としては、仙狐様の包み込むような優しさに我が身を恥じ入ってしまいます…

あの方がもし我が家に来ていただいたら、心から歓待いたしたいと存じます
そして、中野様をお世話する日々のことをいろいろ伺いとうございます
お迎えすると決まったなら、たくさん油揚げを買ってきて美味しい料理をご用意しましょう
そして…、できることなら仙狐様の尻尾がどれくらい気持ち良いものなのか、わたくしもモフモフさせていただきたいですわ

できれば中野様にも来ていただきたいですが、
ただ、吸血鬼の館でお寛ぎいただくにはどうしたらよいか、よほど考えないといけませんでしょうけれど


>>644

はあ…、またでございますか?
わたくしを狙う狩人か、好奇心旺盛なオカルトマニアか、どんな方であれ我が家のプライバシーを侵すような方には毅然とした態度で臨ませていただきます

(周囲の気を読んで、当のご本人の前に富んで参りました)
貴方様、吸血鬼の動静がそれほど気になりますか?
ですが、今のわたくしは一般市民の皆様の中でただ静かに暮らしたいだけのことでございます
そしてわたくしにも大切な家族がございます
その生活を脅かすようなことは見過ごせませんわ
このまま警察へお連れいたしましょうか?

そもそも、今のわたくしは吸血鬼として何らあなたがご覧になって面白いことは何もないと思いますよ?
どうしても吸血鬼らしいところをご覧になりたいのですか?
わたくしが貴方の血を奪う、としても?
でしたら、お望みを叶えてさし上げましょう
(わたくしは、その人を両手で抱えると翼を拡げました)

はい、着きましたわよ
どこに?って、献血ルームの前に決まっているではありませんか
どうか思う存分血を奪われてきてくださいな
いえいえ、ここでは献血にご協力いただける方の安全を第一として、国が定めた基準等により、医師が総合的に判断して献血の可否を判断してくださるのです
安心していっていらっしゃいませ

イヤだ、と仰るなら別に強制する権利はわたくしにはございませんから、どこへなりとお立ち去り下さい
ただし、今度不埒な真似をなさるなら相応の報いがあるものとお心得ください


646 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2019/06/16(Sun) 17:27
>>637
どうぞ…。粗茶ですが。
お初にお目にかかります。このお屋敷で家政婦を勤める羽藤です。
以後、お見知りおきを。

それで、お嬢様を剣道部にスカウトしに来られたのですか?
確かにお嬢様は剣の道の心得も御有りです。
日本の本格的な剣道の経験に関しては、私も存じませんが。

ですが、流石にそれは無理なお願いかと…。
お嬢様が、「社交部」の部長として活動されているのは存じておられるかと思います。
今日は生憎来られておりませんが、このお屋敷では社交部の皆様が様々な活動をなさっているのですよ。
それらの時間を考えると部活動の掛け持ち、それも運動部との掛け持ちは無理ですね。
お嬢様が華麗に、力強く竹刀を振るう姿も見てみたいですが、お嬢様が仰るように
やはりご期待には添えかねるでしょう…。
御力になれず、申し訳ありません。

>>639
そのような事が可能な者がいるとして、お命を狙ってきたら
どうすることも出来ないでしょうね。
ですが、それはやはり禁忌の力では?
加えて、世の理を捻じ曲げるような力の代償は途轍もないものでしょう…。

場合によっては、他社の時間を止める分自分自身の時間…即ち寿命が尽きてしまったという
話も聞いたことがあります。
世の理を捻じ曲げるような者には、何らかの形で制裁が待っている筈です。
そのような者に清く正しく生きているお嬢様が命を奪われるほど、世の中は理不尽ではないと思いたいものです。

>>641
>>642

「となりの吸血鬼さん」のソフィーちゃんやエリーちゃんがお飲みになる血液は、
あくまで通販で購入可能なもので献血用のものではないですね。
最も、>>1でお嬢様が語っておられるように、今のお嬢様は「禁血」なさっておりますので
ワインで血液を飲むことは致しません。
グラスと血液と言えば、確かエリーちゃんが高級そうなグラスでそのような飲み方をなさっておりましたね。
ソフィーちゃんはマグカップや普通のコップでお飲みになっている辺り、個性が表れていますね。
>もちろん「となりの吸血鬼さん」のエリー様のように、献血ルームのお仕事を邪魔するようなことはいたしませんわ

ソフィーちゃんが「他所様の営業妨害はやめろ。(汗)」
と、エリーちゃんにツッコミを入れていましたね。(汗)

「私の方が上等なお菓子を用意してるわよ。私に献血しない?」
とエリーちゃんが言っていた時に持っていたケーキは結局持ち帰ったみたいですが、、
あのケーキが結局どうなったのか気になりますね。
やはり、灯さんが召し上がったのでしょうか?

>「月明かりさす洋館の一室で、漆黒のドレスを着て血を嗜むところを描きたい、と美術部の方から言われたこともございますわ

吸血鬼の方の、妖艶で蠱惑的な一面に魅力を感じてしまうのはやはり人の性でしょうか。(汗)
お嬢様の心情を察すると、やはり複雑な気持ちになってしまいますね。


647 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2019/06/16(Sun) 18:09
>>643
>>645
はい!私も機会があれば仙孤さんとは一度お会いしてみたいです!
このお屋敷は神聖な場所ですし、屋敷神様を含めて多くの方のご加護を受けておりますから
きっと心地よく過ごして頂けるのではないかと。
お嬢様の仙孤さんとお会いできた時の、お嬢様の嬉しそうな御顔が浮かんで参りますね。(微笑)

無論私は、家人として先輩のメイドさんと共に仙孤さんにはご満足頂けるよう
きちんとおもてなしをさせて頂く所存です。
仙孤さんのお造りになる和食…。私もテレビで見ていてついつい召し上がりたくなってしまうのですよ。
お二人の食卓を囲む姿を拝見してからあのメニューが自分でも作りたくなってしまい、
先日は高級油揚げをついつい買い過ぎてしまいました。(汗)
メイド見習の長女さんには「仙孤さんの影響でしょ?お姉様?」とからかわれてしまいまして…。(微笑)

でも仙孤さんをおもてなしするとしたら、和食では年季が違い過ぎて私の技量ではとても及びませんから
洋食でおもてなししてみたいですね。
窯焼きピッツァ、パスタ等、本格的なイタリア料理でおもてなしするのは如何でしょう?

そしてお食事の後のスイーツは…。
「油揚げのチーズクリームパイ」「油揚げのミルフィーユ」をお出ししたいです。
幸い冷蔵庫に今油揚げが沢山ありますから、まずはお嬢様に召し上がって頂いてからですね。

>できることなら仙狐様の尻尾がどれくらい気持ち良いものなのか、わたくしもモフモフさせていただきたいですわ

うふふ…私も衝動を抑えられるか自信が無いですね。
無論、失礼にならぬよう過ぎた真似はせぬように気を付けますが。

それにしても、日本の狐の神様は受けた恩を忘れずどんなに時を経ても
それを返そうとなさる義理堅さと情の深さをお持ちの方が多いですね。
仙狐さん然り、または「鈴ノ瀬」という街にお住まいの天狐空幻さん然り。
狐の神様の日常のお話は、私も昔から大好きなのですよ。

>>644
はあ…。お嬢様を敵視なさる勢力の方か、それともお嬢様の素性を知っての好奇心かは存じませんが、
如何なる理由があろうとも日々を清く正しく生きておられる我が主の日常を脅かす事は
やめて頂きたいですね。

理由如何を問わず、そのような行為は立派な犯罪です。
実は数日前から先輩のメイドさんと相談して、注意を払っていました。
近隣の監視カメラの映像なども踏まえて、この街の婦警さんを通じてきちんと報告はしてあります。
恐らく数日後には警察の方が身柄を拘束しに来られますから、そのつもりで。


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