【オリジナル】アラビアン・マッチョ【古代アラビア】

466 名前：天狼ルミナ ◆uwki1uEg 投稿日：2019/01/06(Sun) 10:47

>>459
>>462

（男）
お前にかける情けは無い…と言いたい所だが。
一旦気を静めようか。

（女の姿に変化）

ヴィクセン、アイツへの制裁、任せてもいい？
ああいう所業を見せつけるようにやってのけるなんて、女の私でも手加減が出来るか分からないわ。
人の世で生きていく以上、人を殺める事だけは生涯やらないと決めているからね。

姫様も、一旦剣をお引き下さいませ。
私も姫様も、気と心が乱れております。
何より姫様が、あのような者の為に御身を血で穢すのは憚られます故…。

…有難うヴィクセン。
それじゃその娘を医者に診せたら、温かい食事を摂らせてあげなきゃね。
それと、解きほぐす様に何とかこういう所業をする連中について聞きだす事にするわ。
犠牲になる者が一人いたら、百人いるのが現実だものね。

>>461

農業に纏わる交渉ですね？
私も経験があります故、御同行をお許し頂けますか？
土地の境界、利権、税、あらゆる事が複雑に絡み合っている事は間違いないですね。

先にその地に根付いていた者達の生活を脅かし、争いになる事は避けなければ…。
国の制度に取り入れる形になる以上、彼らにとって恩恵のあるものでなければいけませんね。
私自身も実際に見てみなければ、彼らの暮らしが分かりません。
共に栄え、共に生きられる形になるよう尽力致しましょう。

>>464

（女）

ええ、私も存在は知っているわ。
ただ、私は群れを成すことなく孤狼として、流れ者として生きてきたから
関わった事は稀だけどね。

正直、私自身は『魔族』と呼ばれる者達に良い目で見られてこなかったの。

『何故人間に与する』

『狼の誇りはどうした』

『人間の飼い犬に成り下がったか』

という具合にね。
…別に私は流れ者としての生き方を選んだだけで、人間とか人狼とか魔族とかいう事じゃなくて
私自身が愛し、傍にいたいと思った者達と生きてきただけなのだが。
だからといって、彼らを別段嫌ったり争ったりした事も無いけどね。

でも、姫様にお仕えする事で人以外の種族と大きく関わる機会も増えてきたわ。
これは、まだまだ知らないこの世界の在り方を知るための好機でもあると考えているの。
知れば知る程、実は知らない事ばかりなのがこの世界なのよね。



掲示板に戻る 全部 前 50 次 50 1 - 50 最新 50 スレ一覧 ▲

名前： E-mail（省略可）：

read.cgi ver.4.21.10c (2006/07/10)