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【鬼殺隊】鬼滅の刃・第弍章〜心を燃やせ〜【総合】
483 名前:
名無しさん@お腹いっぱい。
投稿日:2021/06/05(Sat) 09:14
(とある森にて)
もう逃げられんぞ、観念しろ……! 水の呼吸…壱ノ型『水面斬り』!
鬼?「ククク……この俺の頚を一太刀で刎ねるとは。なかなかやる」
っ!? 頚を斬ったのに生きてる……まさか、十二鬼月級の……。
鬼?「だが貴様らの剣では俺は倒せん。安心しろ、お前の血肉と魂は俺の中で永遠に生き続ける」
ザッ(木陰から何者かが現れる)
鬼?「誰だ!」
白いコートの青年「俺は貴様らの天敵だ」(赤い鞘に収められた剣を抜き構える)
な、何だあんた?危険だ!下がれ!
青年「悪いが、それはできない。お前こそ下がれ、こいつは俺の獲物だ」
それは一体どういう……
鬼?「クク……面白い、貴様も俺の餌となれ」
青年「生憎だが、それは出来ない相談だ」
(青年が剣で空中に円を描くとそこから光が迸り、その光が収まると彼の姿は無く、そこに狼を模した黄金の鎧を纏う戦士が現れた)
狼面の戦士「はあああっ!」(剣を縦に一閃)
鬼?「グアアアッ!」(一刀両断され黒いモヤと化して消滅)
(黄金の鎧が解かれ、再び白コートの青年が姿を現し剣を鞘に納める)
な、なああんた、一体何者……って、もうあんな遠くに……。
あっ、炎柱様!今ここに鬼がいて、頚を斬ったにもかかわらず生きていたのですが、白い外套の剣士が現れ、黄金の狼のような鎧姿となって鬼を倒したのです!
何を言っているのか分からないとは思いますが……
その、私自身何が起きたのかさっぱりでして……幻を見たのかな?
(一方その頃、森の奥にて)
青年「……」
青年の左中指に着けられた髑髏の指輪「おい、あいつの記憶を消さなくてよかったのか?ただでさえ俺様たちは、人に知られちゃならん存在だってのに、しかもこの世界じゃ完全な異物だぜ」
青年「……だからこそだ。俺たちはこの世界では異質な存在。夢か幻を見たくらいにしか思わんだろう」
指輪「何にせよ、この世界に逃げ込んだ奴らはこれで全部片付けたな」
青年「ああ、これでこの世界ともお別れだ。もう二度と会うことはないだろうが……武運を祈る、異界の『守りし者』たち」
(黄金の光の粒子となってその場から消えていく)
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