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【オリジナル】国立光明学院 14時限目【異能】

483 名前:WWW&凪沙雨音 ◆V.9gKSA. 投稿日:2022/10/06(Thu) 17:46

W「いきなり冷え込みやがったな」

凪「大丈夫か? 寒かったら厚着しろよ、WWW」

W「おう、問題ねえ。手前は……大丈夫そうだなァ」

凪「幽霊だからな。暑さ寒さも感じはするけど、それだけだ」


W「今日は鍋物にすっかねえ。雨音、何かリクエストはあるか」

凪「お鍋、お鍋……おでん、湯豆腐、水炊き」

W「どれかにしろ。できねえならその中からオレが決める」

凪「どれでもいいよ、WWWに任せた」

W「なら湯豆腐な。確か材料は全部あった筈だ」

凪「うーん、デートならずか」

W「残念がってんじゃねえ。……別に、どっかしらに行かなくても」

W「オレがいて手前がいれば、其処はオレの傍らだろうが」

凪「……ふふ、そうだったな。ありがと、WWW」


>>476

凪「まだ友達なんだよなぁ」

W「まァ確かに、やってるこたァほぼほぼ夫婦みてえなもんと言われれば」

W「それを否定する根拠は、これと言ってありゃしねえな」

凪「それでも友達は友達だよ。まだ交際もしてないのに」

W「なら付き合っちまうか? オレたち」

凪「ムードないからやだ」

W「へいへい。まァそう言うこったから、こんなんでもオレたち友達なんで」

凪「其処の所よろしく、ってね。まぁその内付き合うと思うよ、その内な」


凪「それよりも、カフェテリアだってさ」

W「飲食店経営に必要な資格とか、何もねえんだよなァ」

W「一応、料理の腕について聞いたっつう学食のスタッフから」

W「たまに開いてる勉強会に参加して、調理師試験を受験してみねえかって誘いは受けてんだが」

凪「いいじゃん、やってみなよ。WWWなら合格できるって」

W「その間の用務員の仕事はどうすんだよ」

凪「分身に任せれば?」

W「………なら問題ねえなァ。後で詳しい話聞いとくか」


凪「けどWWW、確か調理師免許って実務経験がいるんじゃ……」

W「学院の地下で色々やってんの、知ってるよなァ」

凪「うん。カッパにかっぱ巻きを作らせたり、ウグイスをうぐいす餡にしたり」

凪「カニをカニパンに練り込んだり、他にも色々。訳が分かんないよな」

W「それが惣菜製造業の実務経験に当たるんだわ」

凪「えっ」

W「なんで数年勤務してる用務員は、ほぼ全員が調理業務経験ありとして」

W「調理師試験を受けられるんだよ。当然、オレもそうだ」

凪「えぇ……」


W「食品衛生責任者養成講習会に参加すりゃァ、別に調理師免許は必要ねえんだが」

凪「そっちじゃ駄目だったのか?」

W「駄目って訳じゃねえよ、講習会の方が手軽だしな」

W「だが後々の事を考えたら調理師の方が有利、って話でなァ」

凪「成程。……それで、結局どうするんだ」

W「今すぐどうのこうのって話には、流石にならねえよ。次受験できんのは来年だし」

W「免許取ってすぐ営業、てえ訳にもいかねえ。他にも色々、やらにゃァならねえ事も多い」

W「そもそもこの辺り、開業のための物件なり土地なりあるか?」

凪「そっか……学院の敷地内で開ければいいのになぁ」

凪「場所さえあれば屋台を持ち込んで、こっちでも"移動酒場WWW"を営業できるのに」

W「学食も購買も既にあんのにか? 流石に冗談きついぜ、客なんざ来ねえだろ」


W「………まァ、聞いてた通りだ。今すぐ手前の要望通りにゃァできねえんで」

凪「君はとりあえず学食に行ってな。私たちはWWWの作ったお弁当を楽しむから」



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