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意味がわかると怖い話・・・２話目

777 名前：なな ◆CHNX570g 投稿日：2011/01/08(Sat) 13:53

ものすごく簡単すぎますが自作です＞＜
俺の母親は料理がすごく上手だ。
だが最近料理を作るどころか家に帰ることすらなくなってしまった。
なにかあったのか…？とか思っていると急に母親が帰ってきた。その手にはなにやらビニールに入った肉をもっていた。
血がついてあるからいかにも新鮮だということが一目でわかった。
そんな母親が急に「今日はお正月だからね。おせち作ってあげるからね。」といった。
俺は驚きのあまり、「久しぶりに食べるなぁ…母親の料理…」と言ってしまった。
それに対して母親が「今日はたいきくんのお誕生日の日でもあるでしょ?おかあさん、ちゃんと覚えてるよ。
しばらくお料理作れなかったのはたいきくんのお誕生日の日のために仕入れる高級品のお肉がなかなか手に入らなかったからあちこちさがしてたのよ。
だからおかあさん、こんなボロボロになっちゃった(笑)」といった。
俺は「馬鹿じゃん？そんな俺のためなんかにそんなボロボロになって…」と言いながら自然に俺の目から涙が出ていた。
そしたら母親が「お母さんは大丈夫だから…ね？泣かないで？たいきくんが悲しいとお母さんまで悲しくなっちゃうよ？そうだ！まだたいき君に言ってなかったね…
たいき君・・・お誕生日おめでとう。ママの子に生まれてきてくれて有難う。」と言ってくれた。
俺はしばらく涙をこらえていた。さっきないちゃったからまた母親に心配かけるわけにはいくまい、と。
そしてしばらくして母親が手作りおせちをもってきた。俺は一生懸命母親が作ってくれた料理を口いっぱいに頬張って噛み締めながらおせちを食べた。
そして母親がこういった。「あんまり頬張ると詰まるから気を付けてね。あと、そこにあるお肉はたいきくんのために特別に仕入れたお肉だからたいきくん食べていいからね。新鮮だから絶対美味しいわよ。」
俺は母親に勧められるがままにそのお肉を食べた。それがなんということだ。ものすごく美味しかった。今まで以上に、いや、今までに食べたことがないくらい美味しかった。
俺は母親に感謝しながらおせちを食べ終わった。そしてテレビをつけて母親と一緒にテレビを見た。
テレビ「今日、鹿児島県鹿児島市で殺人事件がありました。」
長過ぎるのでここまでで。続きは明日くらいに書きます。

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