意味がわかると怖い話・・・３話目

389 名前：名無しさん＠お腹いっぱい。 投稿日：2011/04/27(Wed) 23:55

助けて。
弟が、おばあちゃんが長年隠してた箱を開けてしまったの。

そしたら、黒髪の人形がでてきた。空気が変わった。

目が空洞になって、顔には赤い血のようなシミ、着物は所々汚れ、ボロボロ。

片足は、なくなって、割りばしで上手く立ってる。
きっと器用なおばあちゃんがやったのだろう。

人形の背中には紙がはってあった。たくさんの文字。弟が馬鹿だから、みてしまったの。

お札だった…って私のとこに来たわ。弟が怖くて、逃げ出したから、私は怖くも仕方なく、人形がある部屋へ行った。

怖いから、ラジオを大音量にして聞いた。

手足顔胴体がバラバラ。弟が、脅すために、やったのかとため息がついた。

紙を見たら昭和23年にお祓いをしたって、下手な習字で書いてある。

さすが弟。適当な字が、たくさん。

静まり帰る部屋。

そしたら息を切らして弟が部屋に入ってきた。

気付かなかった。5分前くらいから居たらしい。人形を持った私をボー、と真剣な、眼差しで見る。

また逃げた。自分でやったくせにいい加減にしろ、ばか弟。

遠くで救急車の音が響いてきた。誰かが入ってきた。弟は大丈夫かな………

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