新党をめぐる政治状況・・政治に欠けているもの!
[1:名無しさん@お腹いっぱい。 (2012/02/04(Sat) 18:26)]
政治がいきずまってきて、解散風が吹き始めると、毎度ながらいくつも新党構想がぶちあげられているようだ。
だが、それぞれ付和雷同、政策もばらばらで数合わせに終始してるようで、橋本大阪市長の「維新の会」も「石原新党構想」等も含めて、政策も目指す方向性もまったく見えない。
とてもまともなものではないようだ。
「石原新党」などというのも、大々的に報じられた割には、既に早くも無くなったと見る向きもある。
こうした新党(構想)などを含め、新党の前に今の政治に欠けていることなど様々な政治状況について考えてみよう。
[137:名無しさん@お腹いっぱい。 (2017/10/19(Thu) 12:23)]
小池発言と前後した細野氏の「三権の長を経験した方は(合流に)にご遠慮いただく」との発言もそれに拍車をかけた。野田佳彦、菅直人元首相を指すのは明らかで、野田氏は「先に 離党していった人の股をくぐる気はまったくない」と反発して無所属出馬を選び、小池氏の掲げた「原発ゼロ」を賞賛したばかりの菅氏も希望批判に手のひらを返した。
こうした合流劇のドタバタが、枝野幸男元官房長官による立憲民主党結党という、希望から排除された民進党の前議員や公認候補予定者の「駆け込み寺」につながった。前原氏は「すべて想定内の動き」と強気を装ったが、メディア各社の世論調査でそれまで急騰していた希望の党の支持率がみるみるうちに半減し、いまや、立憲民主党公認候補の街頭演説でかつての「小池コール」を想起させる「枝野コール」が巻き起こっている。
選挙戦初の週末に合わせて大手紙などが実施した終盤情勢調査では希望の失速と立憲民主の急浮上がさらに加速し、野党第1党をめぐる争いも、公認候補や前議員の数が希望の3分の1にも届かない立憲民主が「比例選の圧倒的優勢」で自民党に次ぐ第2党の地位を奪いかねない状況だ。
ゴルフに例えればコースの右側に打つ安倍自民と、左側に打つ革新勢力の対決の中で、「空いているフェアウェーど真ん中を狙う」と胸を張ったゴルフ大好きの小池氏が、結党というティーショットをど真ん中に飛ばしながら、ピンをデッドに狙うはずのセカンドショットを大ダフリして、グリーン手前の池に入れたような状況だ。思わず「お池(小池)にはまってさあ大変」という童謡・どんぐりころころの一節が頭に浮かぶ。
気の早い永田町スズメの関心は早くも投開票後の野党陣営の「離合集散」に移っている。仮に、希望の党が公示前勢力(57議席)を大きく割り込んで、立憲民主党の後塵を拝するような事態となれば、まず問われるのが小池党首と、希望合流を強引に推し進めた前原民進党代表の「責任問題」だ。併せて、小池氏が「結果をみて決める」といった希望の党の「首相指名候補」選びと、前原氏が約束した「民進党解党手続き」の実行が選挙直後の最優先課題となる。
[138:名無しさん@お腹いっぱい。 (2017/10/19(Thu) 15:32)]
立憲民主、開票日は大型会場を確保! 一方、前原氏は民進党本部で寂しく...
2017 10/18(水) 19:23配信
民進党が希望の党への事実上の合流を決めた両院議員総会。今回の衆院選の開票センターも同じ場所に設けられる
元々は「民進党」として出馬予定だったグループが「立憲民主」「希望」「無所属」3つに分裂して突入した衆院選(2017年10月10日公示、22日投開票)は、その開票の様子も三者三様になりそうだ。
健闘が伝えられる立憲民主は、開票センターでも幹部の笑顔を見られる可能性があるが、「希望」は小池百合子代表(東京都知事)が都知事としての公務で不在。「党の顔」を欠いた状態で開票を迎える。前原誠司代表以外は前衆院議員がいなくなった民進党も独自に開票センターを設けるが、恒例の「花付け」は行われず、寂しい光景が広がりそうだ。
■議席取れそうな2人しか出てこない
各政党は選挙の開票日にメディアの取材拠点になる「開票センター」を設け、幹部が壇上の候補者名が書かれたボードに「花付け」をしたり、テレビの生中継に応じたり、記者会見を開いたりするのが通例だ。今回の衆院選では、立憲民主党は、港区内のホテルの大宴会場に開票センターを設置。ステージ前の記者席180席に加えてプレスセンター100席分が用意されることになっている。登壇者は明らかになっていないが、情勢によっては枝野幸男代表らが笑顔で「花付け」する場面も見られそうだ。
希望の党は、港区内の別のホテルに開票センターを設置する。だが、「党の顔」の小池氏は出席しない見通しだ。小池氏は投開票日の10月22日からパリで始まるイベントに都知事の公務として出席予定で、10月21日夜に羽田を出発する飛行機に乗るためだ。現時点で出席者として発表されているのは、細野豪志元環境相と樽床伸二・選対事務局長の2人のみだ。細野氏は静岡5区から出馬し、各紙の情勢調査では優勢が伝えられている。樽床氏は比例近畿ブロックで名簿1位だ。つまり、登壇が決まっているのは議席獲得の可能性がきわめて高い2人のみ。一方、細野氏と同様に「小池氏の側近」として知られるものの、東京10区で苦戦が伝えられている若狭勝氏は、理由は不明ながら、現時点では出席者リストに中に名前はない。
次ページは:「衆院選の結果を見て判断」の首班指名はどうする
[139:名無しさん@お腹いっぱい。 (2017/10/20(Fri) 18:38)]
小池、前原両氏がすでに敗戦の弁!?民進から合流「良い結果が出ているとは言えないかも」
2017 10/20(金) 16:56配信
小池百合子氏(写真:夕刊フジ)
野党再編のキーマン2人が、まるで“お通夜”のようだ。希望の党の小池百合子代表(都知事)は18日夜のBS日テレ番組で、10・22衆院選の公認候補を選別する際、政策などが合わなければ「排除する」と述べたことについて、「言葉の使い方は本当に気を付けねばならないと改めて感じた」と反省した。
希望の党への合流を決めた民進党の前原誠司代表は同日、京都市での街頭演説で「今の状況を見ていると、良い結果が出ているとは言えないかもしれない」と語った。
前原氏は17日の会合でも「『この道は間違っていなかった』と言うつもりはない。短期的には失敗だと言われるかもしれない」と語っていた。
[140:名無しさん@お腹いっぱい。 (2017/10/20(Fri) 18:44)]
「信念ゼロ」希望の党は、選挙後すぐに崩壊するだろう
2017 10/20(金) 8:00配信
写真:現代ビジネス
党内がまとまるとは思えない
総選挙の行方が見えてきた。各社世論調査によれば、安倍晋三政権の与党が圧勝し、野党は敗色濃厚だ。となると、これから野党はどうなるのか。中でも、希望の党が焦点である。彼らは代表選をするのか、しないのか。よく言われるように、選挙の世論調査は調査時点での情勢を正しく反映していたとしても、有権者は結果を見て態度を変える傾向がある。勝ち馬に乗ろうとする有権者がいる一方、逆に劣勢の側に激励や判官贔屓の票が集まる場合もある。ただ今回の総選挙については、私は最終盤にかけて焦点の希望が劣勢を挽回する可能性は少ないとみる。希望が注目されたのは、小池百合子代表の耳目を集めるパフォーマンスによる面が大きかったが、さすがの小池氏もタマ切れのようだ。
劣勢を逆転するとしたら、与党側に新たなスキャンダルが発覚するといった場合だろうが、それも起きそうにない。ちなみに、スキャンダルに強い週刊B誌も週刊S誌も投開票日前の発売日は過ぎてしまった(笑)。世論調査によれば、希望支持が減った分、枝野幸男氏らが創設した立憲民主党の支持が増え、かつ共産党支持も減っている。つまり野党間で票を食い合っている。1選挙区で1人しか当選できない小選挙区制の下、自民と公明は「漁夫の利」を占める形になった。自民、公明の政権与党が圧勝し、野党が共倒れとなると、深刻なのは野党側である。敗北をどう総括し、どう体制を立て直すか。立憲民主は望外の勝利を得て憲法改正反対、安保法制見直しの左派路線に自信を深めるだろう。問題は希望だ。民進左派を切り捨てた判断は正しかったか。小池氏の「排除する」「(全員受け入れは)さらさらない」発言は適切だったか。代表以外の党役員はどうするのか、など党内で議論が起きるのは避けられない。
代表選ナシでは話にならない
焦点は代表選の扱いである。小池氏は党内の選挙を経て代表に収まったわけではない。自分が作って自分が代表に収まっただけだ。希望は情報公開や透明性強化を叫んでいる政党である。その党が民主主義的統治に疑いを抱かれるようでは、シャレにならない。代表選をするとしても、手続きは党の規約に則って実施しなければならない。だが、そもそも希望には代表を決める規約があるのだろうか。党のホームページを見ても、規約は見当たらない。いくらなんでも規約くらいはあるとは思うが、公開されていない。ちなみに、同じく小池氏が作った「都民ファーストの会」はどうなっているか。都ファのホームページを見ると、こちらも希望と同じく簡単な綱領と政策が紹介されているだけで、党規約は公開されていない。私も都民だ。ぜひ公開してほしい(笑)。都ファを離党した音喜多駿都議は自分のブログで、党規約について「規約自体も代表や一部幹部の独裁が可能とされる極めて不完全なもの」と書いている(h ttp://otokitashun.com/blog/daily/16201/)。規約はあるが、事実上の代表独裁が可能になるようなシロモノであるらしい。希望も都ファと似たようなものであるとすれば、党員たちは規約を見て、代表選ができるかどうかをまず確認することになる。そこでもし「できない」となれば、代表選実施には規約改正が最初のハードルになる。選挙結果にもよるが、規約がどうあれ、小池氏は代表選を経ないまま代表であり続けるのは難しいだろう。希望には前・元民進議員が大挙して加わった。彼らが自分たちの主張や意見を党内論議に反映させようと思えば、まず代表選が重要な一歩になる。
もしも小池氏が代表選の実施を拒否するようだと、それ自体が党内抗争に直結する可能性もある。民進から希望に移って立候補した候補者の一部は選挙戦の最中から「踏み絵」を踏んで約束したはずの憲法改正や安保法制維持を否定するかのような主張をしていた。選挙戦後半に入って、情勢不利と見るや「党はこう言っているが、私の考えは変わりません」とか「当選させてくれたら、私が党を変えていきます」などと演説し始めたのだ。なんとまあ、デタラメな人たちであることか。これでは立憲に票が流れるのも当然だ。彼らがどんな主張をしようと勝手だが、そんな彼らの主張を放置すれば希望は政党としての信頼性が保てないし、逆に彼らの主張を党の方針にするなら、党内論議を経て組織決定するのが当然である。
次ページは:政界「再々編」が始まる
[141:名無しさん@お腹いっぱい。 (2017/10/20(Fri) 18:49)]
政界「再々編」が始まる
党の公約を翻す発言をしている旧民進の一部は、前原誠司代表が「民進では公認しない」と言うので、行き場がなくなって仕方なく、希望から立候補した事情が丸見えである。これでは選挙後に彼らの活路は大きく3つしかない。1つ目は希望に残るけれども、負けた以上、これからは自分たちのホンネで勝負する。それには、まず代表選という話になる。次は、ホンネを隠して希望で生き続ける。もともと大した信念のない人たちだから、こういう層は案外、多いかもしれない。 そして最後はさっさと希望に見切りを付けて出ていく、だ。
無所属で勝負した岡田克也氏や野田佳彦氏ら、あるいは小川敏夫参院議員会長は民進の再結集を目指す構えだ。小川氏は再結集を口にした後、世論の反発に驚いて軌道修正したが、ホンネは隠せない。希望を出て行く人たちは岡田氏らを頼りにしていくだろう。いずれにせよ、希望は波乱含みだ。少なくとも小池氏が現状のまま、何事もなく代表で居続けるとは思えない。野党は希望を軸に再々編が必至である。
立憲も「筋」を通さなければ…
そんな展開をどう評価するか。私は日本政治にとって悪い話ではないと思う。左右両派が混在する民進党というあいまいな野党が存在し続けているより、分裂して希望と立憲・共産の左派連合になったほうが国民は選択しやすかった。ただ、枝野氏は自分たちが左派リベラルと呼ばれるのを嫌っているようだ。最近のインタビューでは「かつての(自民党の)大平正芳さんや加藤紘一さんは『保守だけどリベラル』と言ってました。あえて言うと、私の立ち位置はその辺だと思います」と語っている(h ttp://www.huffingtonpost.jp/2017/10/09/edano-02_a_23237032/?utm_hp_ref=jp-edanoyukio)。枝野氏がかつての大平氏や加藤氏と同じ位置とは理解しがたいが、私は「左派のままでは広い支持を得られないと自覚して、右にもウイングを広げようとする試み」とみている。大平氏らが所属した自民党宏池会には迷惑な話かもしれない。言葉はどうあれ、彼らが改憲と安保法制に反対している事実には変わりがない。しかも8月11日公開コラム(h ttp://gendai.ismedia.jp/articles/-/52562)で指摘したように、枝野氏はかつて改憲を唱えていた。いま改憲反対を訴えるのは、どうなっているのか。そこをはっきりさせないと、立憲・共産の左派連合も波乱含みになる。保守を自認する希望は総選挙後、党の再生と存在感を取り戻すのにもがき苦しむ。結局、残念ながら「保守2大政党制」などという話が現実味を帯びてくるのは当分、先になりそうだ。
長谷川 幸洋
[142:名無しさん@お腹いっぱい。 (2017/10/21(Sat) 09:22)]
小池氏へ身内から異論次々 希望苦戦で民進出身の前職ら
2017 10/21(土) 5:03配信
街頭で支持を訴える希望の党の小池百合子代表。右は民進党の前原誠司代表=20日午後7時32分、東京都墨田区、越田省吾撮影
22日投開票の衆院選で、希望の党の候補者たちから小池百合子代表の発言や党運営へのありようへの異論や指摘が相次いでいる。報道各社の情勢調査で同党の苦戦が伝えられるなか、選挙結果によっては小池氏への反発が強まる可能性もある。
「小池代表の発言で一気に支持率が下がる不安定な党ではいけない」。20日朝、結党メンバーで前職の松原仁氏(東京3区)が街頭で訴えた。念頭にあるのは、希望に民進党が合流する際に小池氏が持ち出した「排除の論理」だ。「日本は和をもって貴しとなす国だ」と苦言を呈したうえで、「1人に頼りすぎる政党は極めて異常」と指摘。党運営を集団指導体制にすべきだとの考えを示した。
異論の多くは、民進出身の前職らによるものだ。
田嶋要氏(千葉1区)は19日夜、街頭で「できたばかりの希望を実際に運営するのは民進出身の中堅だ」と演説。「小池さんが自民党との連立や憲法9条改悪を行うようであれば、希望にはいられない」と訴えた。升田世喜男氏(青森1区)も各地の街頭演説で「希望が自民の補完勢力だったならば、わかり次第離党する」と明言している。
希望との合流を決めた前原誠司・民進代表側近の小川淳也氏(香川1区)は19日の街頭演説で、「この新党、第2自民党になるくらいならいらんと思う」と指摘。立憲民主党の名前まで挙げて、「もう一回、野党は再合流に向けて大きな固まりを作り直していかないといかん」と述べた。(別宮潤一)
朝日新聞社
[143:名無しさん@お腹いっぱい。 (2017/10/21(Sat) 09:26)]
台風で東京さえも明日は暴風、大雨、
投票率は最低に最低
自民。公明が大勝
最大の功労者は小池百合子
選挙は中止とすべきだ!!
[144:名無しさん@お腹いっぱい。 (2017/10/22(Sun) 13:54)]
小池百合子氏、惨敗なら代表辞任も パリから戻るまでの代表代行は若狭氏、細野氏でなく「樽床さん」
2017 10/22(日) 7:18配信
投開票前日にフランスへ出発した小池百合子氏
選挙戦最終日となった21日、希望の党代表の小池百合子都知事(65)は東京・池袋で最後の演説。公務としてパリ出張に出発する際には樽床伸二元総務相(58)を代表代行に指名した。22日投開票の衆院選の結果次第で代表辞任の可能性があることも判明した。
【写真】手を合わせて支援をお願いする小池百合子氏
ダークブラウンのレザージャケットにベージュのストール。出発前からパリジェンヌよろしく初秋らしい装いで登場した小池氏の口から飛び出したのは、意外な名前だった。「近畿比例代表単独1位の樽床さん…長年の盟友でございますが、ほぼ当選は確実だろうという判断のもとに、留守の間の代表代行として結果を受けてのさまざまな対応をお願いしたところであります」
結党以来、両腕として小池氏を支えてきた若狭勝氏と細野豪志氏ではなく、1993年衆院選で日本新党からの初当選同期で気心の知れた樽床氏を、トップに据えた。樽床氏は選挙対策事務局長を務めているとはいえ、安倍政権を「お友達内閣」と呼んで批判を続けてきた小池氏が投票前日に「お友達人事」をさく裂させた。
樽床氏の起用は、小池氏がパリから戻る25日までの“代打”。選挙後の党人事について小池氏は「結果を受け、勝ち上がった方々を含め両院の議員懇談会を開き人事などを相談する」とした。
小池氏に近い関係者は希望が苦戦している現状を踏まえ「(大敗すれば)選挙後も単独代表のまま、というのはないと思う。マックスで『共同代表』はありえるかも知れませんが…。党の要職に就く可能性も、あまりないとは思います」と、選挙で負ければ辞任、もしくは共同代表として名を連ねる可能性があることを明かした。小池氏は今年1月に政治団体「都民ファーストの会」を発足させ、6月に代表就任。しかし、都議選で勝利した後にすぐ辞任している。
「最後のお願い」のこの日。小池氏は、午後7時過ぎに池袋駅前で苦戦が伝えられる若狭氏の応援に回った。「盟友の若狭勝さんを勝たせていただきたい! 若狭が勝つ、若狭が勝つ、若狭が勝つ〜!」と3連発の絶叫を響かせた。
都知事として「世界大都市気候先導グループ(C40)」の委員会などに出席するなど公務でパリを訪れる小池氏。選挙の勝敗ラインについて「数字を申し上げる段階じゃない」と明言を避けつつ「大変厳しい戦いでございました。全ての候補者のところを回りきれなかった。ひとえに準備期間が短かった。それは政権の狙い目でもありました」と自嘲の笑みを浮かべ、パリへと旅立った。
[145:名無しさん@お腹いっぱい。 (2017/10/23(Mon) 13:06)]
<衆院選>希望、敗北に動揺 前原民進代表、辞任へ
2017 10/23(月) 11:25配信
テレビのインタビューに応じる民進党の前原誠司代表=東京都千代田区で2017年10月22日午後9時37分、佐々木順一撮影
希望の党は公示前勢力の57議席を維持できず敗北したことで、党内が動揺している。結党メンバーも多くが落選し、立て直しは難航が必至だ。小池百合子代表への不満も相次ぎ、混迷は深まっている。希望との合流を決断した民進党の前原誠司代表は辞任する意向を示した。
【衆院選タイムライン】開票結果を受けた23日の動き
希望は過半数ライン(233議席)を上回る235人を擁立したが、はるかに及ばず、野党第1党も立憲民主党に譲った。樽床伸二代表代行は23日午前、国会内で記者団に、党勢を失速させた小池氏の「排除」発言を巡り「表現一つで大きく党勢が変わる脆弱(ぜいじゃく)な態勢だった」と語った。
当選者の大半は民進党から合流した前職や元職で、小池氏側近の若狭勝氏も落選した。小池氏の求心力は急激に低下している。当選した民進党出身の前職は「小池氏の責任を問う。代表を辞任し、顧問などに下がるべきだ」と語った。
希望は小池氏が帰国する25日に両院議員懇談会を開き、党人事や首相指名などを協議する。懇談会で小池氏への批判が噴出するのは確実だ。
前原氏は23日午前、連合本部を訪れ、神津里季生(りきお)会長と会談した。会談で前原氏は「結果が伴わなかった」と陳謝。「一定の方向性を定めた後は自らの出処進退について考える」と述べ、選挙結果の責任を取り、代表を辞任する考えを伝えた。前原氏は当面は希望の会派に所属し、最終的には希望に加わる方針だ。
一方、立憲民主党の枝野幸男代表も連合本部で神津氏と会談し、今後の連携を確認した。神津氏は枝野氏に「国民の声を受け止めて良い結果を出した」と伝えた。立憲は23日昼、東京都内で執行役員会を開き、今後の党運営について協議した。【松本晃、梅田啓祐】
[146:名無しさん@お腹いっぱい。 (2018/04/27(Fri) 09:17)]
<希望・民進>四分五裂 新党は不参加続出、立憲派も根強く
2018 4/26(木) 23:20配信
会談で新党の結党合意の書類に署名し、握手する民進党の大塚耕平代表(右)と希望の党の玉木雄一郎代表=国会内で2018年4月26日午後7時7分、川田雅浩撮影
希望の党と民進党は26日、大型連休明けに新党「国民民主党」を結成することを決定した。両党の民進出身議員が結集して与党への対抗勢力を作る目的だが、統一会派結成が頓挫した1月と同様、希望、民進双方の党内では消極論も噴出。新党参加を見送る動きが民進議員を中心に広がっており、四分五裂の状況に陥りそうだ。【樋口淳也、遠藤修平】
民進党は26日の両院議員総会で、希望との合流による新党結成を決め、大塚耕平代表は「5月7日に結党大会を開きたい」と表明した。ただ、両党は政党支持率がともに1%程度に低迷。新党への期待感も薄く、民進党内では、野党第1党の立憲民主党との連携を主張する声も根強い。
民進党の小川敏夫参院議員会長は26日の記者会見で、離党して立憲へ入党する考えを表明。「立憲に行く人が10人くらい、無所属が7人くらい」と述べ、参院会派の民進党(41人)で計17人が新党に参加しないとの見通しを示した。このうち難波奨二氏ら5人は、5月7日にも立憲に入党するため離党届を提出する意向だ。
衆院でも岡田克也元代表が束ねる民進系会派「無所属の会」の約10人が26日に協議し、新党に参加せず会派を存続させることを確認した。岡田氏に近い中川正春元文部科学相は「(無所属の会で)今まで通り活動する」と記者団に語り、安住淳元財務相も27日に新党不参加を表明する。同会派に所属していない玄葉光一郎元外相は、無所属で活動する考えを示した。
一方、希望は26日の両院議員総会で、保守系の松沢成文参院議員団代表ら5人との分党を正式に決めた。さらに、「新党の原発ゼロ政策や安全保障関連法への対応があいまいだ」として、大串博志衆院議員らリベラル系議員が新党参加を見送るという見方が強い。大串氏は記者団に「支援者と相談して慎重に決めたい」と保留した。
希望のうち新党不参加組は、保守系とリベラル系で計15人程度とみられる。また、分党後の「希望の党」に参加すると表明していた長島昭久衆院議員は、参加を見送り、無所属で活動する方針に転じた。
このため希望・民進が合流する新党は、衆院で野党第1党には届かない情勢だ。参加する議員は衆参両院で計70人を下回る可能性が高く、立憲民主党が引き続き第1党を維持しそうだ。
read.cgi ver.4.21.10c (2006/07/10)