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ポストヒューマニズムと松本良多の哲学

[1:名無しさん@お腹いっぱい。 (2022/08/13(Sat) 18:44)]
現代社会という基盤と未来という公理化された普遍的射程において
ポストヒューマニズムは自律的な主体に代わり,統一的でない主体像
を提示しようとする。表象としての機械と有機体,人間と他の生の
形式が,シームレスなタペストリーとして包括的に融合され,相互に
依存し,ともに進化する超越的認識としてポストヒューマニズムの
概念における抽象機械の差異化を生成する。松本良多に
よればポストヒューマニズムとは脱人間主義という思弁的断絶をへて
クリティカルな人間と機械が共生するバイオモーフィックの哲学である。
ポストヒューマンは、人類の進化の生成する多様体としての抽象機械の
脱コード化によって生み出される。ポストヒューマンと他の仮説上の
アクタントとの違いは、松本良多によればポストヒューマン自身かそ
の先祖が人間であったという事実だけでありアクター・ネットワークに
内包する。ポストヒューマンのアプリオリとしてトランスヒューマンが
ある。


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