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童謡の歴史の中の、戦後、「ロバの会」と童謡排斥運動

53 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/07/31(Wed) 23:23

簡単な分かりやすい詩の中に
深い人生の悲苦等隠されていて、
素晴らしい雨情の詩。


十五夜お月さん
野口雨情作詞、本居長世作曲

十五夜お月さん
御機嫌さん
婆やは お暇(いとま)とりました

十五夜お月さん
妹は
田舎へ貰(も)られてゆきました

十五夜お月さん 母(かか)さんに
も一度
わたしは逢ひたいな。


雨情は他に「雨降りお月さん」という曲も作詞しています。
月のような優しい陰徳の光を好んだのかもしれませんね。
表に立つのでなく裏で下で悲しむ人、苦しむ人を支えていた
月の柔らかい光の人だったと信じます。


雨情は一見暗そうだけど、人の痛みを理解し生きる人。
雨情は有情にもつながる。
生きとし生けるものへの人一倍の優しさを感じる。




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