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(取り戻そう日本の歌)日本の歌謡の歴史(日本の文化遺産)
- 11 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/05/19(Tue) 23:55
- 1.「「お蝶夫人」の唄」
(昭和8年=1933、西条八十・作詞、古賀政男・作曲、ミス・コロムビア・歌)
10ある「お蝶夫人」の歌の最初
昭和8年1月早々、コロムビアはライバル(ビクター)の看板作詞家・西条八十(さいじょうやそ)さんと、自社の看板作曲家・古賀政男(こがまさお)さんにコンビを組ませるというショッキングな企画を発表、世間をアッと言わせます。
その“百万ドルコンビ”第1作で、5月に発売されました。
歌ったミス・コロムビアは同年3月「浮草の唄」でデビューしたばかりの覆面歌手。
本名は松原操(まつばらみさお=のちの霧島昇夫人)さん。
アイマスクを掛けた覆面写真に「これは誰でしょう」のというキャッチコピーで宣伝、話題を集め、歌もヒットしました。
戦後、長崎復興に観光が第一と考えた文化関係者が“グラバー邸はお蝶夫人ゆかりの地”のお墨付きを与えた際、この歌も有力な材料になりました。
昭和25年春、グラバー邸で
「お蝶夫人の唄」の舞踊
(藤間勘美智さん)を見る
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