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UC.ガンダム全般(総合質雑)

1 名前:アムロ・レイ ◆S1o.kilU 投稿日:2006/02/20(Mon) 10:34
僕がここのスレ主、アムロ・レイだ。ここでは宇宙世紀でのキャラクターのみの入室しか受け付けていない。SEEDキャラやアナザーは立ち入り禁止だ。よし、ルールを説明しておこう。
・キャラは名無しとUCガンダムキャラのみ
・キャラハンはトリップ必須
・荒しは無視、キャラ被りは禁止

...と、まぁこんな所か。さて僕はνガンダムの整備があるから、楽しくやってくれ。

2 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/02/20(Mon) 17:12
【U.C.】ガンダムシリーズ総合雑質【A.C.】
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=119952067&ls=50
と重複の上、削除規定の
2. キャラクターハンドルネームがチャット化させているスレッド
に該当しますので削除依頼をだしてきます。



3 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/02/20(Mon) 19:59
ここはユニセン専用なので被ってるとは...

4 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/02/21(Tue) 22:34
一応残ったみたいね。
つか>>1だけでチャット化させてるってのは無理があると思うが。

5 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/02/22(Wed) 08:32
アムロとシャアってどっちが強いの?

6 名前:アムロ・レイ ◆fpYfJhx. 投稿日:2006/02/25(Sat) 10:03
おはよう。
僕も消えてると思ってたんだけどな・・・
まぁ質問が来てるから答えておこう。
>>5
僕とシャア・・・どっちが強い・・・か・・・(少し考えて
人それぞれでいろんな見解が有ると思うが、一年戦争から第二次ネオ・ジオン抗争
までの僕の総撃墜数は192(戦艦、MAをすべて含めてだ)と記録されているみたいなんだが・・・おそらくシャア
の方が多いだろうし、僕が一年戦争でガンダムに乗って衛星軌道上で初めてシャアと戦った時は幾ら僕がMS
操縦に慣れていなかったと言ってもザクで追いつめられたからな・・・
まぁ・・・・・僕はシャアの方が強いと思うけど、僕はあまり興味ないかな(微笑

こんな感じで良いかな?じゃあ僕は失礼するよ

7 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/02/25(Sat) 21:35
ニュータイプが優れているなんて嘘だ

8 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/02/25(Sat) 21:38
削除されて当然と思うなら自分で削除依頼にかけるべきかと

9 名前:アムロ・レイ ◆aFz63KQ6 投稿日:2006/02/26(Sun) 00:00
こんばんは。
>>8
・・・そうか、すまない。僕が言い間違えたようだ。訂正するよ。
でも僕は削除されて当然だとは思ってないよ。そこは否定しておく。
>>7
・・・そうだな・・・ニュータイプは優れてる人種なんかじゃない。
ニュータイプを戦闘兵器として使ったりする奴も幾度と無く見てきた。
フェンネルやNT兵士ななんかその特殊能力をゆがめて使っていたにす
ぎない。変に実験したり、研究したり・・・ニュータイプはそんなこと
のために存在するのではないんだろう。
・・・まぁ僕はニュータイプ自体人より勘が冴えてるだけだろうと思うけどね・・・(微笑

10 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/02/26(Sun) 00:11
ニュータイプは電波

11 名前:アムロ・レイ ◆fpYfJhx. 投稿日:2006/02/27(Mon) 18:39
こんばんは。
とりあえず初めに謝罪をひとつ。僕のトリップが違うと気づいてる人も多いと思う。
実はトリップを忘れてしまって・・・これで統一したいと思う・・・

>>10
電波・・・か・・・近いかもしれないけど多分違うんだろう。
まぁ最も一番近い例えをすると・・・テレパシー・・・かな・・・?
でも。電波・・・ふむ・・・

12 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/02/27(Mon) 22:08
つ【νガンダム】

13 名前:アムロ・レイ ◆fpYfJhx. 投稿日:2006/02/28(Tue) 17:18
やぁ、地球はどうやら花粉症で大変みたいだな・・・
>>12
・・・(格納庫に突如現れたνガンダムを苦笑いで見上げて)・・・何故またνガンダムが・・・?
新しく仕入る予定は無かったんだが・・・チェーン、これはどういうことだい?・・・・
贈り物・・・?>>12さんからかい?・・・何というか・・・まぁ大事に使わせてもらうよ・・・(苦笑い

14 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/02/28(Tue) 21:18
まただ!まだ終らんよ!

15 名前:アムロ・レイ ◆fpYfJhx. 投稿日:2006/03/01(Wed) 16:07
こんにちは、相変わらず質問が少ないね・・・(苦笑
>>14
いや・・・シャアの物真似されても・・・なぁ。。。
しかも訳がわからないよ、何が終わらないのか。

16 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/03/01(Wed) 16:44
ガンダムって弱いよね?

17 名前:アムロ・レイ ◆fpYfJhx. 投稿日:2006/03/01(Wed) 20:01
こんばんは、今日は暇だな・・・
>>16
ふむ・・・多分>>16さんの言ってるのはRX-78-2のことだろう。
まぁ一年戦争当時は一応最強と謳われていたから強いんじゃないかな?
当時僕は自惚れていたね・・・そういえば(遠い目

あ、そうそう。他のUC.キャラハンもOKだから良かったら参加してくれ。
じゃ・・・

18 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/03/01(Wed) 20:34
前に出てくる一般兵は邪魔ですか?

19 名前:アムロ・レイ ◆fpYfJhx. 投稿日:2006/03/02(Thu) 18:20
やぁ、地球ではどうやら桜が咲き始めてるようだね、機会があれば見に行きたい。

>>18『前に出てくる一般兵は邪魔ですか?』
いや、邪魔じゃないよ。戦っているのだからね・・・ただたまに僕の照準に入ってくる新兵が居るから少し危ないな・・・


20 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/03/02(Thu) 23:15
得意な攻撃を教えてください

21 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/03/03(Fri) 13:05
Gジェネでブライトをパイロットにするとすぐ撃墜されてます。
何故なんでしょうか?

22 名前:アムロ・レイ ◆fpYfJhx. 投稿日:2006/03/03(Fri) 20:47
やぁ、相変わらず質問も少なくて少し寂れてるかな・・・?

>>20
得意な攻撃って・・・何のことだろうな・・・?
中距離(射撃)とかかな?まぁ違うかもしれないけど遠距離は苦手で近距離は・・・まぁ・・・普通かな(苦笑い)

>>21
(笑いながら)ははは、やめてあげてくれ、ブライトはMS乗りはやってないからね・・・
しかもあいつはほぼ指令だけだからコクピットにも入った事無いんじゃないのかな?想像したら笑っちゃうけどね。


23 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/03/03(Fri) 22:14
乳ガンダム

24 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/03/04(Sat) 13:12
私はネオ・ジオンの技術者ですが、何か?
リ・ガズィの設計データをレウルーラに持って帰りますよ

25 名前:アムロ・レイ ◆fpYfJhx. 投稿日:2006/03/04(Sat) 17:27
やぁ、今日は寒いな・・・チェーンは花粉症みたいで大変と聞いた。

>>23
・・・乳・・・ということは乳製品の乳かな?さぞかし栄養満点で臭いそうな代物だね・・・
・・・いやいや、チェーン、俺が頼んだんじゃないよ・・・>>23さんが欲しいってさ・・・俺名妓で試作機をリストに入れておいてくれないかな?>>23さんにプレゼントしようか・・・
って冗談だよ・・・(微笑
>>24
・・・っと・・・君はスパイだったのか・・・じゃあ通す訳には行かないよ・・・
持っているのはリ・ガズィの設計データ・・・アナハイムのスパイって所か・・・(腹に一発入れて気絶させ)
(通信回線を開いて)艦長、スパイを一名発見した・・・ああ・・・リ・ガズィの設計データを持っていた・・・身元はおそらくアナハイムだろう・・・

26 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/03/05(Sun) 00:55
アムロ・レイを拘束する

27 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/03/05(Sun) 10:29
ギュネイがファンネル投げつけてきます

28 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/03/05(Sun) 14:01
66式戦車がチョロチョロうざいです。
大尉、何とかしてください

29 名前:アムロ・レイ ◆fpYfJhx. 投稿日:2006/03/05(Sun) 16:52
人も増えてきてるようだね、嬉しいよ。さて、今日も答えるか・・・

>>26
俺を拘束・・今は俺は連邦政府から拘束は受けてない・・・ということはジオンの者か?俺はやらなくちゃいけないことが有るからむざむざ捕まってられないんでね・・・

>>27
おいおい、ギュネイはファンネルの使い方を忘れたのかな?(フィンファンネルでファンネルを撃墜し)・・・ふぅ・・・これで良いかな?

>>28
それは61式戦車の事か?・・・・っと、なんだこの数・・・(苦笑いし、すべてバルカンで破壊する)・・・何なんだろうな・・・あとで上に問いただしてみるか・・・

30 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/03/05(Sun) 18:48
連邦VSジオンでアッガイを駆りガンダム2機を撃破しますた


31 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/03/06(Mon) 00:59
しっかりしろアムロ!(頬をひっぱたく)

32 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/03/06(Mon) 13:31
νガンダムでアクシズを押し返したのは力学の応用ですか?

33 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/03/06(Mon) 21:12
ブライトを変換するとたまに無頼とって出てきます。頼りない艦長ですか?

34 名前:アムロ・レイ ◆fpYfJhx. 投稿日:2006/03/07(Tue) 21:47
昨日は来れなくてすまなかった、その代わり質問がたくさん来てるみたいだな、うれしいよ

>>30
アッガイか・・・あの性能でガンダムを二機墜とすとは・・・君はニュータイプかもしれないな・・・(微笑
いや、俺にとっては脅威だね・・・

>>32
(微笑み、思い出しながら)はは・・・力学は関係ないと思うな・・・僕が見たのは光の帯がアクシズを導いているようにしか見えなかったから・・・

>>33
(コンピュータに文字を入力し)無頼と・・・ホントだな・・・でも頼りない艦長なんて事はないよ、実質俺は頼ってるしね・・・(通信が来て)っと、艦長。いや、何でもない・・・ああ、ネオ・ジオンのMS部隊が接近中?・・・オーケイ、いつも道理頼りにしてるよ・・・はは、気持ち悪いとか言うなよ・・・

>>31
・・・っつ(>>31を一瞬キッと睨み)・・・何をするんだ?俺が何かしたかい?今回は事故という事で処理をしておくが次は独房だ・・・(自室へ戻る)

35 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/03/07(Tue) 22:35
弱虫アムロが大尉になるなんて今だに信じられません

36 名前:アムロ・レイ ◆fpYfJhx. 投稿日:2006/03/09(Thu) 11:25
おはよう、質問が来ているようだね。ありがとう

>>35「弱虫アムロが大尉になるなんて今だに信じられません」
(困ったように笑いながら)いや・・・そんなこと言われてもな・・・まぁ俺は階級なんて興味ないからね・・・
いつの間にか大尉になってたって事だ・・・


37 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/03/09(Thu) 23:13
俺と勝負しろ!!
シャァアアアアアアイニング、フィンガアアアアアアアア!

38 名前:アムロ・レイ ◆fpYfJhx. 投稿日:2006/03/11(Sat) 19:03
>>37
っと・・・!(シャイニング・フィンガーをνガンダムで避けて)突然誰だ・・・ってドモン君か・・・
君はそろそろその熱くなる癖を直した方が良いよ、その内怪我人が出るかもしれない。
ほら、ラーカイラムで招待するよ・・・(小さくやれやれ、とつぶやく)

39 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/03/11(Sat) 22:21
パパにぶたれた事はないんですか?

40 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/03/12(Sun) 04:10
ヘレンへレンの匂いってどうですか?

アムロさんおしへてくりなさいで、でんがなまんがな

41 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/03/12(Sun) 12:17
ガンプラの説明書に書いてあったんですが、ガンダムの盾って、
ホントに衝撃吸収と衝撃拡散が主なんですか?パイロットの大尉
に聞けば一番分かりやすいかと思って。

42 名前:アムロ・レイ ◆fpYfJhx. 投稿日:2006/03/12(Sun) 13:07
>>39
(笑いながら)まぁ・・・一応ね。。。取り敢えず殴られたのはブライトが初めてだよ、あの時は若かったからね・・・

>>40
ヘレンヘレン・・すまない分からないよ(頭を掻きながら)

>>41
(説明書を渡され)ふむ・・・なるほど、一応当初の目的では衝撃吸収と衝撃拡散が主だ、まぁ今でも変わらないけどね。
でも後にジオンが武器内蔵シールドを実用化させたため(良い例がギャンだな)アナハイムなどの技術チームは縦の強度を強くすべきか火力を重視すべきか議論したそうなんだ。
今では(第二次ネオ・ジオン戦争)ほとんどのMSが武器内蔵だけどね、例えばジェガンやヤクト・ドーガ・・・分かったかな?

43 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/03/12(Sun) 22:33
ザクとは違うのだよ、ザクとは!!

44 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/03/14(Tue) 11:59
MSのコックピットって冷暖房は付いてるの?

おしえて〜

45 名前:アムロ・レイ ◆fpYfJhx. 投稿日:2006/03/14(Tue) 15:48
>>43
あなたは・・・ランバ・ラルさんですね・・・久しぶりです。
僕はまだあなたに勝っていない、だから・・・(がばっと起きて)
っつ・・・・変な夢だな・・・

>>44
基本的に空調は付いているよ、厳しい温度の地球では陸戦型の物は出来るだけ付けてるようなんだ。
でも付いてない物もあったらしいね。少なくともガンダムは付いていたよ

46 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/03/14(Tue) 20:58
ララァがすきなの?

47 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/03/14(Tue) 22:46
『・・・こちら第302哨戒中隊。
敵のモビルスーツ隊を発見!これより攻撃を開始する!』

全機、私に続け!
腐った連邦のモグラどもに思い知らせてやるのだ。
地球以外の世界を見ようとせぬ近視眼どもの居場所など・・・この宇宙には無いという事を!



>>5
私の初太刀で散る栄誉は・・・貴様にくれてやるっ!

・・・くっ! 受け止めただと!?
フン!連邦のパイロットにしてはやるではないか。

何っ、アムロとシャア、どちらが強いかだと?
貴様・・・この闘いの最中に何を言っている!

フッ・・・まあいい。冥土の土産に聞かせてやる!
私も武人である以上、この両人の名は意識の中にある。
だが、どちらとも刃を交えた経験は無いのでな。比べる事は出来ん。
それでも印象だけで言えば、我が軍の名だたるエースを幾人も打ち倒した『白い悪魔』の方が鮮烈ではあるがな。
 
とはいえ『赤い彗星』も中々に抜け目の無い男だ。
簡単に敗れはすまい。

>>7
私も同意見だ。
知っての通り、ニュータイプが人類の革新だと言ったのは、ジオン・ダイクンだ。

地球という天体にしがみつく事でしか生きてゆけぬ輩よりも、より過酷な環境で生きる
スペース・ノイドの方が、『生き抜くために』知覚範囲が拡大するというのは納得の出来る話だ。

だが・・・それと兵としての強さは別だ!

他人よりも多少カンが鋭いからといって、それだけで勝者となれるほど、戦いとは甘いものではない!
技を磨き、身体と精神を鍛え、物事を大局的に見る眼力を養ってこそ、良き兵となれるのだ。

この戦いは我々の戦いなのだ!
我々スペース・ノイドが真の独立を勝ち取る為の!
ニュータイプが居れば戦いに勝てる・・・などという夢想など毛頭持ち合わせておらん!
この宇宙に正義の在り処を示す為にも・・・我々は弛まず己を磨かねばならんのだ!

>>10
ニュータイプが・・・電波だと?

得体の知れぬものだからと言って、理解する事を放棄し、己の世界に引きろうとする。
やはり、所詮は貴様も連邦の人間か・・・語るに足りん!

(ジム・スナイパーをビームナギナタで両断する)

・・・もはや時代は連邦の上にあらず!
我らジオンこそが、新しき人類世界を導いて行かねばならんのだ!

任務完了・・・ドロワ、これより帰還するぞ!

48 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/03/14(Tue) 22:49
貴様等に核を食らわせてやる!!

さらばだ!!!!!!!!!!!!!

49 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/03/14(Tue) 23:10
>>12
おお、素晴らしい!
まるでジオンの精神が形となったようだ!

・・・などと私が言うと思うのかっ!
妙な寸劇をさせおって!

(ボールを蹴りで撃破する)


>>14
ほう、シールドを捨て、サーベル一本になっても、まだ戦おうというのか。

・・・良い覚悟だ!
(ビームナギナタで切りかかる)

(ジムはそれをビームサーベルで受け流し、至近からバルカンを打ち込んでくる)

くっ、やるな・・・だが!
(ジムの腹に蹴りを入れて吹き飛ばし、自らもスラスターを全開にして追いかけ、)

ぐくっ・・・この程度のGなど・・・どうりゃあああっ!
(袈裟懸けにジムを両断する)


私のゲルググに傷をつけるとはな・・・。
良い武士だったが・・・連邦になど属したのが、そもそもの過ちだったな。


50 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/03/15(Wed) 00:41
>>16
うむ、その意気だ!
例え相手がガンダムであろうと、恐れる必要はない。
恐怖心というものは己の目と心を曇らせる。
恐怖の余り、敵を注視して自らの視野を狭め、その一挙手一投足過剰に反応するような事があれば、
自分の力を発揮するまでもなく撃破される事になるだろう。

・・・逆なのだ。
たとえどのような敵が相手でも己を見失わず、相手とその周りの状況に気を配れ。
敵のわずかな油断、癖・・・慌てていては見落としてしまうような突破口が必ず見出せるはずだ。
このように勝機というものは無限に転がっているのだ。

苦境においても挫けず、戦い続ける事の出来る精神・・・それは、日頃の鍛錬によってしか養う事ができぬ。
貴様も栄光あるジオンのMS隊の一員ならば、決してそれを忘れるな!


51 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/03/15(Wed) 00:54
>>18
ちぃっ、敵の旗艦は・・・敵の旗艦はどこだ!
む・・・あれか!

残された火器は少ないが・・・それでも沈めて見せる!
この戦いを終わらせる為に!


ぬ!?ボールが!

この・・・邪魔だぁ! どけえい!
(ボールを一刀両断する)

無駄な事を。
貴様ごときに、この私を止められると思ったのか!


>>20
ほう・・・私の得意技を見たいだと。
随分と大言を吐くものだな・・・面白い!

ならば、その目に焼き付けるがいい!
(ビームナギナタの出力を最大に引き上げる)

もし、この攻撃がかわせるなら、貴様を一人前として認めてやる。
・・・行くぞ!

ぬぁぁああ!
(全速で突進し、ジムコマンドの胴をすれ違いざまに薙ぎ払う)



ふん!他愛のない・・・鎧袖一触とはこの事か。


52 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/03/15(Wed) 01:03
今更モビルアーマーなど!!

53 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/03/15(Wed) 03:46
MAの性能をなめてもらっては困る


MAの良い所…盾が二つ(Gブル)

54 名前:アムロ・レイ ◆fpYfJhx. 投稿日:2006/03/15(Wed) 14:51
>>47
(遠目で青いゲルググを駆って暴れているのを見て)
アレは・・・「ソロモンの悪夢」・・・アナベル・ガトーか!?
・・・星の屑で戦死したとは聞いていたが・・・まさか生きていたとは・・・ちぃ・・・このプレッシャー・・・まだ健在という訳か
しかしあんな旧式で来るなんて・・・まぁ良い、あの強さは危険過ぎる・・・行けっ!フィン・ファンネル!

>>46
ララァか・・・ララァはいつも俺とシャアの間に入ってくる・・・
ララァの事は「好き」とかそう言う感情ではないんだ。でも一番近い表現方法はそれかもしれない・・・
実は良く分からないんだよ。俺も・・・

>>48
ん?なんだあのMS・・・危険な気がする・・・
あれは・・・核か!?(回線を開いて)
『君!何をやっている!核は条約違反のハズだぞ!』
くっ!無視して撃つつもりか・・・それならっ!ファンネルっ!(核の発射用ブースターのみ打ち抜く)
・・・・よし(ため息をついて)さぁ、来て貰おう。

>>52
MAか・・・そうだな。連邦ではMAの開発はしてないし、扱いも難しいからね。
しかし先の大戦でNT専用のMAが活躍したと聞く、俺はそれを考えた方が良いと思うのだが・・・やっぱり駄目か・・?

>>53
・・・・まぁ・・・一応Gブルは装甲が厚くなってるけど、あまり戦闘向きでもなく量産が難しいことからガンタンクが量産されたらしい。
でも・・・盾が二つか・・・検討しておこう。


55 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/03/15(Wed) 17:03
ソロモンをホワイトベースにぶつけます

56 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/03/16(Thu) 06:03
アムロさん 髪型変えないの?



五分刈り希望

57 名前:アムロ・レイ ◆fpYfJhx. 投稿日:2006/03/16(Thu) 21:13
>>55
それは・・・また大掛かりだな・・・ホワイトベースはもう完全にア・バオアクーで墜ちたし。。。
有ったとしてもどうやって小惑星で小さい艦を狙うつもりだい?残念だがそれは無理だよ・・・

>>56
う・・・それはちょっとな・・・五分刈り・・・
僕が変えないのはこの髪型が気に入ってるからだよ。途中何度も変えようとしたんだけどやはり似合わなくてね・・・(苦笑い

58 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/03/17(Fri) 00:33
>>21
ブライト?ブライト・ノアの事か?
ふむ、あの音に聞こえたペガサス級1番艦の艦長だな。
艦長としてなかなかに優秀な人物だと聞く。

そのノア艦長を、モビルスーツ隊に配属したというのか?
連邦の高官どもは何を考えているのだ・・・呆れてものも言えん。

その任務は多少、酷と言うものだろう。
優秀な艦長が優秀なパイロットである必要は全く無いのだからな。

艦長というものは、自らの艦の性能、クルーの状態を正しく把握し、状況に応じて艦を正しく指揮せねばならん。
いや、それ以前に、あのような閉鎖された空間内で数十、数百の兵を束ね、纏めてゆくには、それなりの人望も必要だ。

空母や戦艦の艦長ともなれば、さらに責任は重い。
その扱う戦力の巨大さから、戦術眼だけでなく、戦略眼も持ち合わせる必要があるのだ。

ブライト・ノアとはそれらを兼ね備えた艦長だったようだな。
ならば、それで充分ではないか?

ン?敵を褒めるのか、だと?
フン!優れた敵を正しく評価し、その能力を称えるのは恥でもなんでもない。
敵であろうとなかろうと・・・優れた武人から学び、吸収するのは意義の大きい事なのだぞ!


ちなみに我が軍では艦隊司令官といえども自分のモビルスーツを持っている。
一パイロットとしての腕の良し悪しはともかく・・・自らが陣頭に立って戦うという気概を兵に示す為にもな。

将たるもの、たとえ国家の為、正義の為とはいえ、部下を死地に立たせなければならんのだ。
時には「死んで来い」と同義の命令をせねばならん事もある!

そうである以上、自らが範を示さねばな!
己のモビルスーツを用意するだけがその手段では無いのだろが・・・私は良い心掛けだと思っている!

59 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/03/17(Fri) 00:45
>>23
貴様等、随分と楽しそうではないか。何をしているのだ?

ン?新聞に掲載されたガンダムの写真に落書きをしているのか・・・?
ム!胸部に何を書き足しているのだ!
・・・あまり良い趣味とは言えんな。

程々にしておけよ!
間違っても軍事資料に同じ落書きをするんじゃないぞ?
(兵員食堂から立ち去る)


・・・まったく、最近の若い者は・・・。
だが、無理からぬ事かもしれんな。
既に会戦から一年近く・・・故郷ははるかに遠く、幾ヶ月も帰れていない兵も多い。

休憩時間のあれくらいの悪戯くらい容認してやらんとな。
・・・戦場にいる以上、いつ死ぬとも知れぬ身なのだからな・・・。

60 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/03/17(Fri) 00:47
核使用は禁止なの?

61 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/03/17(Fri) 00:57
>>24
む!これは!
連邦の機密・・・新型機の開発情報ではないか!
これを手に入れたというのか・・・素晴らしい、君の功績はジオン十字勲章ものだ!

『リ・ガズィ』と発音するのか?
・・・ほう!MAか?
いや、この追加武装を装備する事でMA化させるという事か!

むむむ・・・これは!
火力、機動力ともに凄まじいスペックだな。
一撃離脱用、対艦隊戦用という事だろうか。

・・・連邦め!いつの間にこのような物を!
だが、MS、MAの開発に於いては、まだ我等に一日の長がある筈だ!

君達、ジオンの技術者を私は誇りに思う。
是非これからも連邦に負けぬ、素晴らしい兵器を開発し続けてくれ給え!
私達はそれを駆り、連邦を叩いて見せよう。

・・・ともに勝利の栄光を掴み取るのだ!




62 名前:ブライト 投稿日:2006/03/19(Sun) 03:45
アムロどこにいる
持ち場に戻れ


63 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/03/19(Sun) 04:16
ソロモンを落とすぞ

64 名前:アムロ・レイ ◆fpYfJhx. 投稿日:2006/03/20(Mon) 12:14
>>62
すまない艦長、アナハイムでHi−νガンダムの取引で長引いていてね…
連絡も付かなかったから俺も焦ったよ。一応もうすぐ配備されると思う。
この戦争が長引けばの話だけど・・・

>>68
ちっ・・・次はソロモンか!シャアは何を考えているっ!
アムロレイ!νガンダム、出るぞ!
・・・・・・・・
どういう事だ・・・ソロモンには何も動きがない・・・揺動か!してやられたっ!



65 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/03/20(Mon) 23:00
ザクで戦艦三機落として下さい

66 名前:アムロ・レイ ◆fpYfJhx. 投稿日:2006/03/21(Tue) 10:27
おはよう。このスレは少し流され気味で少し寂しいよ(苦笑い

>>65
・・・よし。訓練も兼ねてやってみようか・・・アストナージ、この前漂流していたザクを修理しておいてくれと頼んだが・・・そうか、出来ているんだな・・・
アムロレイ、ザク、出るぞっ!
・・・・・・・・
よし、目標地点に到達。訓練内容を確認する。ターゲットはムサイ級戦艦が三隻。人は居ないな。俺は一年戦争前期で使用されていたザクT、装備は旧式のザクバズーカとマシンガン。
実弾での訓練なので油断は出来ないな・・・よし、訓練を開始する!
ちっ・・・流石に動きが鈍いか・・・主砲なら難なく避けれるが・・・くっ!直撃ではないが・・・食らったか・・・しかしっ!一つ!
ふぅ・・・慣れてきた、何っ!ちぃっ!右足がやられたか!二つっ!
後一つか、ちっ・・・弾が尽きた、しかしまだ武器なら有る(ヒートホークを構えて)うおおっ!(ブリッジを破壊する)
はぁ・・・はぁ・・・結構厳しかったか。>>65君、これで良いかな・・・?

67 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/03/21(Tue) 10:28
νタイプのぴきーんって何なの?

68 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/03/21(Tue) 18:41
>>26
そうか・・・アムロ・レイが拘束されたのか。

・・・古来より武功を挙げた臣下に対し、それを賞するどころかいわれの無い罪を着せ、
あまつさえ命を奪うというのはままある事だ。

狭量な君主ほど、己の器量を遥かに凌駕する人物の存在が許せんのだろう。
フ・・・所詮は鼠に獅子を御する事など出来はせんのだ。

やはり・・・連邦の腐ったドブ鼠どもを排除せずして、スペースノイドの真の開放などあり得んという事だな。

>>27
これは小型のミサイル・・・いや、この動きは!
これがサイコミュ兵器というものか!

フラナガン機関の研究兵器はもっと大型だと聞いていたが・・・キシリアめ!いつの間にこのような物まで!
・・・ええい!小賢しい動きを!
だが、本体さえ倒せば・・・どうという事はない!

ぬ!今の一撃を躱すとは!・・・貴様、何者だ!

「俺はニュータイプだ!クェスは渡さない!」

クェス?・・・一体何を言っている?
ニュータイプ・・・そうか、貴様、フラナガン機関の研究体か・・・哀れな。

だが!戦場では身上話など無粋というものだ・・・。
貴様が向かって来るというのなら、返り討ちにするまでだ!

戦いの意味も解せん男が・・・例えいかなる新型を持ち込んだ所でこの私は倒せぬわ!



69 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/03/21(Tue) 19:27
>>28
フ・・・連邦も必死なのだろう。
寧ろ、あのような旧式兵器で我等に向かってくるとは、見上げた戦意の高さというものだ。
彼らを礼節を持って迎えようではないか・・・全力で叩くぞ!

戦車は正面の装甲は厚いが、上面の装甲はそうでもない。
機動力に於いても我々の比ではない。
射角を確保できるポイントを確保し、慌てず的確に狙うのだ。

無駄弾は撃つなよ、一台ずつ仕留めていけばよい!

>>30
ほう、そうか。
シミュレータでの事とはいえ、大したものだ。
これからも弛まず精進しろよ!

ま、君達訓練生が実戦に投入される頃には、この戦争は終わらせて見せるがな。


>>31
「アムロ・レイっつっても大した事ねえな!俺らが実戦に出たらコテンパンにしてやるっつーの!
うぉら!もっとしっかりしろ、アムロめ!」

あいつら・・・シミュレータで好スコアを出したくらいで浮かれおって。
指導せねばならんな!
フ・・・しかし、シミュレータのターゲットとして訓練生どもに撃墜されるとは・・・。
アムロ・レイも憐れな。
本来、敵の教材に採用されるのは武人の名誉というものだろうがな・・・。

さて、叱咤するか。


・・・・貴様等!何を浮かれているか!

>>32,33
アクシズをガンダムが移動させる?
馬鹿な!そのような事があるはずがない!

「小惑星の質量計算、およびこれを移動させる為の推進エンジンの取り付け位置の決定について」
貴様が自分で選んだ研究課題だろうが!
何だ、この内容は!
やり直せ!

このレポートが出来なければ、貴様に単位はやれんな!


次はこのレポートか。
「地球連邦軍に戦闘艦の戦術的運用と、その開発思想について」
ふむ・・・面白そうな内容ではないか。

む?「連邦軍の無頼と・ノア艦長は・・・」
人名くらいちゃんと書かんか!
貴様もやり直しだ!


ふう。ジオンの明日を担う若者がこれでは・・・戦場で散った行った同胞が浮かばれんではないか。

70 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/03/21(Tue) 20:12
>>35
ほう、アムロ・レイが私と同じ階級に。
それだけの功を立てたのだ。
目くじらを立てる事もあるまい?
しかし・・・それは逆にそれだけ我が軍がヤツの好餌であった事も意味する。

断ち切らねばならんな・・・この私の剣によって!


>>37
新型のガンダムか!
くっ、妙な攻撃をしおって!
そのシャイニング・フィンガーというのは技の名前だというのか?

いちいち攻撃に技の名なぞ付けおって・・・貴様、我等の戦場を愚弄する気か!
ここは遊びの場ではない!


>>39
当たり前だ。
父親に殴られた事のない男などいるものか。
少なくとも一人前の男の中に、そのような腑抜けはおるまい。

父親とは、男が最初に超克すべき壁だからな!
この壁に当たり、幾度も跳ね返される事で、男とは己を知り、強さを身に付けるのだ!

貴様・・・もしやそのような経験が無いというのではなかろうな!
ならば私の隊に来い!
私が徹底的に叩き直してやる!


>>40
「ヘレンへレンの匂いってどうですか?
アムロさんおしへてくりなさいで、でんがなまんがな。」

おい!
・・・おい!!
貴様・・・大事な会議の最中に居眠りするんじゃない!

パイロットたるもの、しっかり睡眠を取るのも仕事の内だと教えただろうが!

このような事を言わねばならぬとは・・・情けない!
ジオンのMSパイロットとしての自覚が足らんのではないか?


>>41
ガンダムのシールドの性能か。
模型の説明書に書いてあったのか?

残念ながら我々は、ガンダムを含め、敵の兵器の性能を全て解明できたわけではない。
その説明書は敵からの情報を含めて書かれたものだろう。

敵の情報を丸呑みするのは危険だ。
そういった情報には必ず意図が、何らかのベクトルがかかっているものだからな。

とはいえ・・・私にはただの装甲板にしか思えんがな。


71 名前:アムロ・レイ ◆fpYfJhx. 投稿日:2006/03/21(Tue) 21:00
>>67
アレは・・・なんて言うかな・・・NTの感じ方を具現化した物・・・とでも言っておこうか。
でも本当にあんな感じだよ。頭の中で何かこう・・・ひらめく・・・と言うだろうか・・・
どうやら俺だけじゃなくてNT全員がそう感じるみたいだな。

72 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/03/21(Tue) 21:23
>>43
フ・・・そうだな。
初めて『MS−09R』を与えられた時は歓喜とともにそう思ったのを覚えている。

それまで搭乗していたジオニック社製ではなく、ツィマット社製への変更だったから、不安も多少はあったがな。
しかし、連邦のビーム兵器を標準装備したMSに対抗するには、機動力の向上が不可欠の命題だったのだ。

だが、『MS−06』も名機と呼ぶに相応しい機体だ。
その汎用性の高さ、非熟練パイロットでも一定の性能を発揮できる実用性の高さ。
他にも整備性や生産性の高さなど、この機体がなければジオンはここまで戦えなかっただろうからな。


そして今の私には・・・更なる新しい剣がある。
『MS−14S』
あのガンダムをも凌駕するという技術陣の言葉はどうやら誇張では無かったらしい。

このゲルググは順調に量産、配備が進んでいる。
これで連邦のMSなど・・・もはや恐れるるに足らず!


>>44
あのドム・・・損傷が激しいな。
カリウス、着艦をサポートしてやれ!


・・・よし、着艦に成功したな!
パイロットは無事か?
負傷しているかもしれん!外からコクピットのハッチを開けるんだ!



「MSのコックピットって冷暖房は付いてるの?
おしえて〜 」


な・・・これは。
計器が凍り付いているではないか!
空調が故障したのか!?

おい、気をしっかり持て!
寝るな、寝ちゃいかん!
衛生兵!急いで医務室へ運搬するんだ!

それにしても・・・あの極寒の中、よくぞ頑張ったものだ。
中々に精神の強い兵だ。

・・・必ず戦線に復帰しろ!
君の帰りを待つ!


>>46
ララァ・スン・・・ソロモンの海で連邦に一矢報いてくれたMAパイロットだな。
キシリアの・・・フラナガン機関の出と聞く。
ガンダムに敗れ、戦死したそうだな。

本来ならば、その勇戦を称えるべきなのだろう。
だが・・・この複雑な思いは一体なんだ?

「ララァがすきなの?」

・・・何い?馬鹿を言うな!
そのような事ではない!

戦の虚しさを思っただけだ。


73 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/03/21(Tue) 21:59
>>48
ン、情報部からの極秘伝だと?何だ?
『RX−78GP02A』・・・。
・・・核を搭載した・・・MSだと!
この機体は南極条約違反ではないか!
連邦め・・・許せん!

しかし、この兵器は厄介だぞ。
相当の装甲と機動力を兼ね備えていそうだな。

一気に敵の懐に飛び込み、核を炸裂させるという狙いあっての設計だろう。
・・・先制攻撃、もしくは奇襲用という事か。

これを連邦に使用させる訳にはいかん!
すぐさま特殊部隊を送り込み、破壊するか奪うかする必要がある!

・・・よし!この私がその任に志願しようではないか!


>>52、53
更に別の情報か・・・。
つくづく思う事なのだが、我が軍のスパイ網の素晴らしいのか、それとも連邦が情報のセキュリティに甘いのか。
・・・おそらく、その双方なのだろうがな。


で?内容は?
連邦のモビルアーマー開発情報か。

「今更モビルアーマーなど!」

フン、確かにそうだ。
今更連邦がMAを開発した所で、一朝一夕で我が軍の水準に追いつくものではなかろうに。

・・・これが連邦のMAか。
G・・・ブル?
何だこれは!

敵に対する正面に装甲が施されていないではないか!
このむき出しになっているのは・・・内部の小型戦闘機の推進部だな?

・・・想像以上に酷いものだな。
これでは奴等のMA開発は一朝一夕どころか、永遠に我が軍には敵うまい。

本来は、重畳と喜ぶべき事なのだろうがな・・・こんな奴らと戦争しているのかと思うと、寂しくもあるな。


74 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/03/21(Tue) 22:00
オールドタイプでもニュータイプに勝てますか?

75 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/03/22(Wed) 00:36
>>55
馬鹿な!
如何に常勝の戦艦といえど、たかが一隻にソロモンの全戦力をぶつけるなど!
オデッサやジャブローと同じ轍を踏む気なのか、軍令部は!
これから敵と決戦が控えていると言うのに・・・戦力を分散させてどうするのだ!


・・・何?軍令部に入れ知恵したのは、突撃機動軍のマ・クベだと?
あのキシリアの腰巾着め!
あのような者を獅子身中の虫というのだ!

・・・上層部に掛け合わねばなるまい!


>>56
髪型など、戦いとは何の関係もない!
そのような物に拘るなど・・・一人前になってからにしろ!
半人前は五分刈りにしていればいいのだ!

ン?アムロ・レイの髪型についての話か。
彼はもう半人前ではあるまい。
元々は現地徴用兵だったという話だがな・・・今は連邦の立派な士官なのだろう?

ならば自分が兵の上に立つ仕官として、どのような身だしなみをすべきかは心得ているだろう。
いや、そうでなければならん!
あとは本人の自覚の問題だ・・・貴様がとやかく言う事ではない。


それより貴様・・・その頭はなんだ!
寝癖だらけではないか!
己を律する事の出来ぬ者が真の軍人と言えるものか!
たるんでいるぞ!


>>60
たしかに核を使えば戦争は早く終わるかも知れん。
だが・・・それで勝利して、その後に残る物は何だ?
累々と転がる骸と、汚染された大地だけではないか。

・・・それはもはや勝利と呼べる代物ではあるまい。

尤も、核を使わなければ良いという物でもあるまいがな。
それでも地球圏は汚染されるし、膨大な犠牲者の血と、それに倍する涙が流れる事になるだろう。

・・・核は使ってはならんのだ。
いや、核に限らず、市民を巻き添えにするような事は、出来る限り避けねばならん!

・・・コロニーを落とした我々がそれを言っても、偽善にしか聞こえんだろうがな。
心からそう思う。


>>62
む・・・あれは、ガンダム!
連邦の白い悪魔め!

しかし、母艦のペガサス級は遥か彼方のSフィールドで確認された筈だが・・・。
何故このような所に。

・・・まあいい。
己の持ち場を離れ、母艦の援護も無しに・・・のこのこと現れる貴様が迂闊なのだ!
ここでお前の伝説に終止符を打ってくれる・・・この私がな!


ぬ!救援要請!?
・・・Nフィールド・・・ドロス隊が破られただと!?馬鹿な!
おかしい・・・ギレン閣下の指揮ならば、このような事態になる筈が無いのだが・・・。

くっ・・・止むをえん!
Nフィールドへ向かうか・・・!

命拾いをしたなガンダム!
しかし・・・このア・バオア・クーは落とさせはせんぞ!
また会おう!


76 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/03/22(Wed) 00:44
核バズーカを装備してるガンダムはいけないと思います

77 名前:アムロ・レイ ◆fpYfJhx. 投稿日:2006/03/22(Wed) 11:07
>>76
そうだな・・・俺もGP−02の存在を知ったのは軟禁されてた時だったんだけど、正直驚いたよ。
前からガンダム開発計画の事は聞いていたんだ、一応一年戦争後期RX−78NT−1(ALEX)が開発されて俺専用のガンダムが配備されると聞いていたと同時に
アナハイムが新型ガンダムを計画中とも聞いていたが・・・まさか核搭載型とは知らなかったよ

78 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/03/22(Wed) 11:10
アムロ・レイが最強のパイロットなんですか?

79 名前:アムロ・レイ ◆fpYfJhx. 投稿日:2006/03/22(Wed) 11:23
おっと、早くも質問がきているようだから答えるよ。

>>78
さぁ・・・それ以前に僕が最強というのも疑われるんじゃないかな(苦笑
しかし・・・ユウ・カジマ君がシミュレーターだけどジムで俺のガンダムを墜としたと聞いたんだが・・・

80 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/03/22(Wed) 11:30
アムロは42歳?

81 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/03/22(Wed) 11:32
8歳だと思う

82 名前:アムロ・レイ ◆fpYfJhx. 投稿日:2006/03/23(Thu) 20:17
>>80>>81
えっと・・・俺は今29歳・・・いや、30歳なんだが・・・

83 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/03/23(Thu) 21:15
ガトーを俺のライバル

84 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/03/23(Thu) 21:50
ゲルググマリーネ・ガトーカスタム

うは!!テラカッコヨスwwww

85 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/03/24(Fri) 02:14
>>63

「よし・・・これでいい!」
カリウスは機械油と汗にまみれた顔をほころばせた。

ここはジオン公国軍の誇る超大型空母『ドロワ』のモビルスーツデッキ内。
彼の愛機『MS−09R2』の換装したばかりの右腕の調子が思わしくなく、今まで調整を続けていたのだった。

「良かったなぁ、坊主!明日の決戦に片腕で出撃するハメにならずにすんでよ!」
一緒に作業をしてくれた整備班員達が、やはり真っ黒になった顔に白い歯を浮かべて笑う。

「おっとぉ・・・そろそろ総帥閣下の演説が始まっちまうな、こうしちゃいられねえ。
お前も早く来るんだぜ!
さもないと、大尉に怒られちまうぞ!かっかっか!」

「はい、そうします!ありがとうございました!」
良いって事よ、と手を振りながら立ち去る整備班員達を見送り、再び愛機に向き直る。

「間に合って良かった。これでまた・・・戦える。」
『09R2』の逞しい巨躯を見上げると、自然と若々しい顔がほころんで来てしまう。
先の戦いは散々だったが・・・今度こそ功を立てて見せよう、あの人にように!

「機体の調整は無事に終了したようだな、カリウス。」
背後から突然かけられた声に撥ねるようにして振り返ると、そこには一人の士官が立っていた。

「ガトー大尉! よ、よろしいのですか?
もう総帥の演説が始まるのでは?」

「だからこそだ。
君達のような明日のある若い者達にこそ、ギレン閣下のお言葉を聞いて貰わねばな。
時間がない、行くぞ!」

「は、はい!」
・・・アナベル・ガトー大尉。
カリウスの上官である彼は、つい先日の宇宙要塞・ソロモンをめぐる戦いで、鬼神のごとき働きを示したエースパイロットだった。


宇宙世紀0079、12月24日。
ソロモンの戦いは僅かに一日で終結したが、激しい戦いであった。
そして、この戦いでカリウスは初陣を果たしたのだった。



(Aへ続く)

86 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/03/24(Fri) 02:17
>>63への返答の続き)


「・・・ソロモンを落とす!」

地球連邦軍、マゼラン級戦艦『タイタン』の指揮官席でマクファティ・ティアンム提督は言い放った。
彼の率いる第二艦隊はジオン軍に存在を覚られる事無く、ソロモン近辺に展開する事に成功していた。

すでに味方の第三艦隊が、寡兵ながらも果敢な攻撃をソロモンに浴びせ、これに取り付きつつある。
想像以上・・・と言っては失礼かもしれないが、彼等の頑張りがティアンム艦隊の行動を効果的にカモフラージュしたのは疑いがない。

とはいえ、この作戦には当初から多くの困難が予想されていた。
ソロモンの目と鼻の先まで接近し、延べ400万枚ものミラーを、敵に発見される前に展開させる・・・。

このような作戦を実行できる人材はティアンム以外には有り得なかっただろう。
彼はこの人類史上初・そして史上最大のプランに果断に取り組んだのだった。

中途で発生した多くのトラブルにもめげずに辛抱強く指揮を執り続けた結果・・・

「ミラーの準備はあとどれ程で終わるのか?」

「ハッ!あと4分程であります!」

・・・ついにミラーの展開に成功したのである。


「うむ!・・・ソロモンもそろそろ、こちらに気付くぞ。」



「・・・でぇいやぁぁっ!」
アナベル・ガトーは気合と供にビームナギナタを一閃させ、連邦軍のモビルスーツ・GMを袈裟懸けに切り裂いた。

「これ以上、奴等の好きにやらせるな!
このソロモンへ足を踏み入れた事を・・・血の涙で後悔させてやるのだ!」
さらにビームライフルの斉射でもう一機のGMを撃破する。

「フン!連邦のモビルスーツ隊など!
機体は脆弱! そして搭乗員は・・・未熟!!」
次々と連邦軍のモビルスーツを蹴散らすガトーの青い『MS−14S』はさながら鬼神のようであった。
初陣のカリウスは必死に自らの『09R2』を操っていたが、それは敵を撃破する為というよりは、せめてガトーの邪魔にならぬようにする為だったろう。

そんなカリウスのコクピットにブザーが鳴り響く。
敵の攻撃に対するアラートかと思い、身を竦ませるが、そうでは無かった。
「・・・!これは! 大尉、司令部より緊急伝です!」

「何?・・・む、これは!
サイド1の残骸に・・・敵の主力と思われる新鋭兵力だと!?
くっ・・・ここの敵は囮か!」

「どうされるのですか?」

「決まっている!全機、直ちに反転!
敵の主力を叩くぞ!」

ガトーの指揮するモビルスーツ隊、『第302哨戒中隊』は一路、ティアンムの主力艦隊へと進路をとった。

(Bへ続く)

87 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/03/24(Fri) 02:20
(Aよりの続き)

第302哨戒中隊は、遂に敵の艦影を捉えた。
「大兵力だな・・・だが、何だ!あの陣形は!」

敵の兵力の大きさにも驚いたが、それ以上に驚いたのは連邦軍の隊形であった。
到底、要塞に集中砲撃を浴びせようというようにも、ジオン軍を迎撃しようというようにも見えない。

艦列の真ん中に巨大なスペースを空けている。
・・・一体、何のつもりだ?

「・・・いや、スペースでは無い。
何かが・・・あるのか?」

その時、そのスペースが突然、光った。

「うおっ!」
あまりの眩しさに、本能的に機体の進路を変える。
それほどの眩しさであったが、その「光」はガトーのゲルググを直撃したわけではなかった。
その「光」の直撃を受けた場所では眩しい、では済まなかったのだ。


「ソロモンが・・・焼かれている!?」
そう、戦艦が、モビルスーツが・・・いや、軍港がまるごと焼かれていた。
圧倒的な光景だった。
その「光」がソロモンの上をなぞるたびに、ガトーの無線機には怒涛のごとく悲鳴が押し寄せ・・・そして途絶えていった。

「大尉!あれはっ・・・!?」
カリウスの絶叫も、今は耳に入らなかった。

しばしの自失の後、我に還ると・・・怒りの感情が渦巻き、それは加速度的に拡大し、そして爆発した。
「おのれぇぇぇっ!」

ガトーは直感的に事態を看破した。
あれは鏡だ!ただの鏡だ!
そのただの鏡を・・・連邦は呆れるほど大量に集め、運用したのだ。
そして、そのたかが鏡に同胞が反撃の隙すら与えられぬまま、生きたまま焼かれたのだ!

こんな馬鹿な話があるか!
ならば・・・こんな馬鹿げたものは叩き潰さねばならない。

「あれほどの枚数の鏡!
必ず中央で一括管理している奴が居る筈だ!
それさえ叩けば!」

(Cへ続く)


88 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/03/24(Fri) 02:27
(Bよりの続き)

ガトーの隊をはじめ、怒りに燃えるジオンの各部隊が連邦軍第二艦隊に襲い掛かる。
しかし、さすがに老練と言われたティアンムであった。
ミラーの周囲を防衛する戦力と、機動的に動いて適時に戦線に投入する戦力とを使い分け、巧みな防衛戦を展開したのだ。

ある戦線では、一隊が敵の攻撃を食い止めると、その側背を別の隊が突く。
またある戦線では、敵の猛撃に陣容を厚くして耐えつつ、攻撃を受け流し、
その攻撃が継続限界に達したところで総反抗に転じた。

ガトーの302哨戒中隊は、数多くの敵艦、敵モビルスーツを撃破しながらも、その中枢には容易に近づけなかった。

「うわあっ!」
カリウスの『09R2』が連邦軍『ボール』の攻撃で右腕に被弾した。

「カリウス!」

「く、くそっ!こいつめ!」
しかし彼は左足を大きく振り上げ、その『ボール』を蹴飛ばし、自力で撃破してのけた。
初陣にしては良くやっているというべきだろう。
しかし、戦況は時が経つごとに悪くなる一方でだった。

「くそっ、ティアンムめ!ルウムで肝を舐めたのを無駄にはしなかったという事か!
しかし・・・このままでは!」
ソロモンにはとうに連邦のモビルスーツが入り込んでいる。
焦るガトーの元に司令部よりの命令が届いた。

「ソロモンを・・・放棄だと!?馬鹿な!」
驚いたのはそれだけではない。
「なっ・・・ドズル閣下がビグザムで特攻をしかけるというのか!?」

視界の隅に発行信号が上がるのが見えた。
全軍撤退の合図だ。
そして、その発行信号をあげた、あの怪異なモビルアーマーは・・・『MA−08、ビグ・ザム』!
ガトーは思わず叫んでいた。

「閣下!
ここで死んではなりません!
捲土重来!生きていてこそ雪辱の機会もあろうというもの!
ここはこの私におまかせを!」

この激戦の最中、この叫びがドズルに聞こえる望みは殆ど無い。
しかし、叫ばずにいられなかった。
そして・・・その声は奇跡的にドズルに届いたのである。

「おお、ガトー!
フッフッ・・・さすがだな、まだ生きていたか。
ここは儂が突破口を開く!
貴様は下がれ!」

「しかし閣下!
我がジオンにはまだまだ閣下の力が・・・」

「だまれい!
この儂に生き恥を晒せと言うのか!
・・・ガトー。
貴様の言うとおりだ。この戦いにはまだ先がある。
貴様のような真の勇士の力こそ、ジオンには必要なのだ。
この儂の死に様をよく見ておけ・・・そして伝えよ!
後に続く者たちに!
さぁ、何をしておる!さっさと行かんか!」


この後、ドズルはビグ・ザムを駆り、連邦軍の堅陣を突破し、ティアンムとその旗艦『タイタン』を道連れに果てた。
ガトーの第302哨戒中隊は撤退する味方の殿を務めて奮戦した。
ドズルが切り拓いた突破口を守り、一人でも多くの味方将兵を救う事がドズルの想いに応える道だと信じて。


・・・あのソロモンの海をたぎらせた戦いから、一週間が経とうとしていた。

ソロモンを落とした連邦軍は、ア・バオア・クーへ進路を取った。
戦勝に意気上がる敵の大軍。
しかし、その主力隊の大半は『ソーラ・レイ』によって焼かれた。

ジオンはまだまだ戦える!
「カリウス!
必ずこの戦を勝利で終わらせよう・・・志半ばで無念の思いで散った、同胞たちの為にも!」

「はい!」
勢い良く、カリウスが頷く。
まだあどけなさの残る顔・・・。
しかし、激戦を潜り抜け、生き残った彼の目は戦士の目と呼ぶに相応しいものになっていた。


道を急ぐ彼らの耳に、大きな歓声が響く。
・・・ギレン・ザビの演説が始まったのだ。

『・・・我が忠勇なる、ジオン軍兵士達よ。
今や地球連邦艦隊の半数が、我がソーラ・レイによって宇宙に消えた・・・。
この輝きこそ・・・我等ジオンの正義の証である!!・・・』

                                   END        

89 名前:アムロ・レイ ◆fpYfJhx. 投稿日:2006/03/24(Fri) 09:45
>>83
アナベル・ガトーに憧れるのは結構だが・・・ライバルになりたければそれなりの技量も必要だぞ?
・・・何?コウ・ウラキ・・・?ああ、デラーズ紛争の時の、GPシリーズを駆った人だね。
まぁライバルとまでは行かないと思うが唯一連邦軍でガトーと対峙した人だと聞いている。君もコウ・ウラキを目指してくれ、期待して居るぞ。

>>84
(資料を見つつ)へぇ・・・コレがデラーズ紛争時開発途中だったMS・・・か・・・
当時にしてはなかなかハイスペックだな・・・カラーリングも緑と青、プロペラントタンクにビームライフル・・・
『当初ガトー機予定だったがGP−02奪還後シーマ機に変更したと言われている』か・・・

90 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/03/26(Sun) 03:17
アフリカを俺にくれ

91 名前:アムロ・レイ ◆fpYfJhx. 投稿日:2006/03/26(Sun) 12:54
>>90
ア・・・アフリカ・・・?何を考えてるのか知らないが・・・そんなにすぐ貰えるモノじゃないと思うけどな・・・

92 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/03/26(Sun) 22:33
ガンダムが落ちた

93 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/03/27(Mon) 00:48
>>65
君!私の『14S』(ゲルググ)の補修は間に合いそうか?

・・・そうか、間に合わぬのか・・・ならば止むを得まい。
予備機の『06F』(ザクU)が一機、直ぐに出せる状態にしてあった筈だな?
今回はそれで出撃しよう・・・私の認証コード設定の他、最終チェックを頼む!

君達、整備班も大変だろうが・・・いま少しの辛抱だ。
今回の戦闘は、次の出撃でケリを着ける!必ずな!

では、私は出撃前の訓示をしてくる。後は頼んだぞ!




・・・本日未明より我々が干戈を交えた敵は、今までに私が見えた中でも、最も手強い部類に属するものだろう。

我が艦隊は『シャルンホルスト』、『グナイセナウ』の二艦を失い、『ブリュヒャー』が大破。
更に先の戦闘で旗艦『プリンツ・オイゲン』が中破し、艦隊指令のトラメル大佐は負傷、旗艦ともども戦線を離脱された。

一方の敵も、我が軍の三度に渡る攻撃により、合わせてマゼラン級を一艦、サラミス級を七艦を失い、モビルスーツ隊も壊滅状態にある。
しかし、生き残ったマゼラン級三艦は、尚もあの宙域に踏みとどまり、戦いを続ける意思を見せている!

・・・これは根比べだ!
先に諦めた方が敗れ、敗者の汚名を着る事になるだろう!

これほどの敵の勇者達との戦いは・・・まさに武人の本懐!
全力をもって戦い、叩き潰す事こそ、彼らに対する礼儀と言うものだ!

諸君等にはご苦労だが・・・もう一度、私と供に出撃してもらいたい!

・・・稼動全機をもって、第四次攻撃隊を編成する!
今度こそ、彼らの息の根を止めるのだ!

よし!・・・全機、発進準備かかれ!



94 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/03/28(Tue) 02:08
>>67
ニュータイプ同士が精神感応を起こすという話は私も耳にした事がある。

しかし、生憎私はニュータイプならぬ身なのでな。
それ以上の事は分からん。

だが、それが事実であるならば・・・。
そして将来、スペース・ノイドの全てが、その能力に目覚めるのだとしたら・・・。
・・・戦など、しなくて済む世になるのやもしれんな。

もし、私がそのような世に生を受けていたとしたら・・・私は何をしていたのだろうな。
しがないジャンク屋でもして、妻と子をもうけ、静かに暮らしていたのだろうか・・・。


フ・・・このような夢想に耽っても、詮無き事だったな。


・・・我々は己の誇りの為に戦っている!
その誇りとは、軍人としての矜持か?
ジオンの民としての誇りか?

・・・確かにそれもある。
だが、何よりもまず、人としての誇りの為に戦っているのだ!

人の革新を論じるのはいい。
だが、全てはジオンの独立を勝ち取ってこそ!

新たな世は、それから創って行けば良いのだ!
その為ならば、このアナベル・ガトーの命・・・いつでも投げ打って見せよう!


>>74
ニュータイプの個人としての能力など、問題にもならん!
多少、普通の人間よりも、反応が良いというだけの話だろう?

モビルスーツ戦で何よりも物を言うのは経験だ!
死神の息吹を背に感じながら戦い、生き残った者だけが得ることの出来る経験だ!

反射神経だけのパイロットが、臨機応変の戦法を繰り出す熟練パイロットに勝てる筈が無い。

所詮、ニュータイプとはいえ超人ではないのだ。
他の兵と同様、十分な訓練をしなければな!

だが、突撃機動軍ではニュータイプ部隊なるものを編成しつつあるらしいな・・・。
フン!いかにもキシリアの考えそうな事だ!

ほんの僅かな人数のニュータイプ兵の発掘・養成に膨大な労力と時間をかけているらしいが・・・
将たる者ならば、そのような事よりも前に為すべき事があろう!

最近では養成期間を極端に短縮した、訓練不十分の学徒動員兵を戦線に投入しているという。
これは忌忌しき事態だ!

我等栄光あるジオンMS隊の充実無くして、この戦の勝利は有り得んのだ!

95 名前:アムロ・レイ ◆fpYfJhx. 投稿日:2006/03/28(Tue) 12:20
くっ!・・・機体破損率68%・・・このνガンダムでか・・・しかし・・・やられはしないっ!いけっ!ファンネル!
・・・ぐあっ!避けきれないっ!
『大尉!νガンダムの破損率が80%を超えました!危険です!脱出してください!』
ちぃ・・・ここまでか・・・

CPU『シュミレーション終了、只今ノ撃墜数ハ、ギラ・ドーガ87機、ヤクト・ドーガ34機、サザビー4機、計125機デス。ランキング一位ランクイン致マシタ』
ふぅ・・・さっきのは厳しかったな・・・まぁ・・・せいぜい頑張るしかないか・・・俺は

96 名前:アムロ・レイ ◆fpYfJhx. 投稿日:2006/03/28(Tue) 12:22
おっと・・・すまない、さっきのは>>92さんへの答えだ。

97 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/03/31(Fri) 17:54
なぜ「WHYとベース」は木馬なの?


98 名前:アムロ・レイ ◆fpYfJhx. 投稿日:2006/04/02(Sun) 10:38
>>97
そういえば・・・どうしてだろうな・・・今じゃペガサス級は少ないからな・・・
やっぱり・・・うん・・・やはり分からない・・・

99 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/04/02(Sun) 11:53
もえあが〜れ、もえあが〜れ、もえあが〜れ、ガンダム〜
きみよ〜はしれ〜

100 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/04/05(Wed) 03:54
アムロさん私のことが好きなんでしょ


101 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/04/05(Wed) 23:18
>>76
・・・そろそろ定刻だな。
準備は万端整った・・・あとは時が来るのを待つのみ!



     我々は三年待ったのだ!


この日が来るのを一日千秋の思いで!
必ず事を成し遂げて見せる・・・ジオンの再興の為に!




・・・む、来たな!連邦のペガサス級!
ほう、定刻通りだな。
連邦にしては真面目な艦長らしい。

ふむ、間違いなくトリントン基地へ向かっているようだ。
あれに核を装備したガンダムを搭載しているのだな!?



・・・悪の報いは針の先!

思い知るがいい!
いかに賢しげに悪事を企んだとて、その報いはいずれ、己が身に降りかかるという事を!

この私がそれを教えてやる!



「こちら『パルフィッシュ』!連邦のペガサス級を確認!


     これより 『星の屑作戦』 を開始する!   」




102 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/04/05(Wed) 23:33
>>78
アムロ・レイが優秀なパイロットであるのは認めよう。
一度は刃を交えてみたいと思わぬ事もない。

だが、私は将校だ。
大局的に物を見、部下を導かねばならぬ身だ。

小事に拘って大事を見落とすような真似は出来ん!
私は・・・スペースノイドの真の開放を掴み取る為に戦っているのだ!



いかに常勝の武士とて・・・連邦に与して戦う者達に、大義など有ろう筈が無い!
所詮は、連邦という看板がなければ、何も出来ぬ奴等なのだ。

アムロ・レイとて例外ではない!
真に戦うべき相手が誰なのか・・・見誤るような者を私は認めん!



103 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/04/06(Thu) 00:09
>>83
あれから三年か・・・。
光陰矢の如し。

だが私は君と伴に戦場を駆けた日々を、昨日の事のように覚えている・・・。
あの時の血潮が滾るように己が身を駆け抜ける感覚を、君も覚えているに違いない。


・・・君とは長い付き合いだな。
そう、士官学校の頃から互いに競い合った仲だ。

・・・覚えているか?
君は言ったな。


  「ガトー。君こそは俺のライバルだ。」

と・・・。

・・・そう、私にとってもそうだった。
そしてまた、私は他の誰よりも君を知っているつもりだ。

まさに君こそは、私にとって忘形の友。



・・・私は君に報らせねばならない事がある。


私がデラーズ閣下と行動を伴にしているのは君も知っての事だと思うが・・・。



   ついに我々が再起すべき時が来たのだ。



君にだけは教えよう。

私は近く、ある目的のために、地球へ・・・オーストラリアへと降りる。

そして、その時こそ、君もデラーズ閣下の声を聞く。
捲土重来!
またソロモンの様にくつわを並べようではないか!


「虎は死して皮を留め、人は死して名を留む。」

デラーズ閣下に拾われ、永らえたこの命・・・今こそ遣うべき時!



・・・良き返事が戻らん事を願っている。




          親愛なるケリィ・レズナー大尉へ


                 アナベル・ガトー

104 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/04/06(Thu) 00:31
ジーク・ジオン!!ジーク・ジオン!!ジーク・ジオン!!

105 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/04/06(Thu) 02:26
最初に機体に乗り込んだ時ってどういう気持ちだった?

106 名前:アムロ・レイ ◆fpYfJhx. 投稿日:2006/04/06(Thu) 20:03
>>99
なんだい?その歌は・・・・ガンダムの・・・主題歌・・・?興味があるな。今度聞かせてくれ。
・・・・それにしてもガンダムの主題歌っていったい何だ・・?

>>100
えっと・・・どこかでお会いしましたか・・・?いや、物覚えが悪くて・・・
はい、今度お食事でも・・・(チェーンにまたなんか言われそうだなぁ・・・)
おっと、100getおめでとう(微笑み

>>104
さぁ、君は抵抗する手段がない。おとなしく投降するんだ。
『く・・・ジーク・ジオン!』
!!な・・・!・・・・・自爆・・・か・・・しかし一体何を考えている・・・ネオ・ジオン・・・

ジオンの亡霊か・・・

>>105
最初にMSに乗ったときか・・・懐かしいな。あの時は気が動転していてあまり覚えていないんだ。
あの時は若かったからね、ブライトにも色々迷惑かけたよ(苦笑

107 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/04/06(Thu) 21:57
カミーユが精神崩壊を起こしてます

108 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/04/07(Fri) 01:03
>>84
我が隊への補給はまだ終わらんのか!
いつまで待たせるのだ!

連邦のモビルスーツ隊は、空母『ドロス』に集中攻撃をかけている!
もし『ドロス』が沈めば・・・この『ドロワ』だけで戦線を支えねばならん!
もう一度、急ぎ出撃し、『ドロス』を援護しなければ!

補修は要らん!
弾薬とエネルギー、推進剤の補充だけでもやれんのか!?
ビームライフルが間に合わんと言うのなら、マシンガンでもバズーカでも何でもいい!
武器を回してくれ!



・・・何?
先程接舷したばかりの艦に、最優先で補給をするだと!

何を馬鹿な!
我々を後回しにすると言うのか!

一体、どの艦が・・・・・・むっ、あのザンジバルは!
『リリー・マルレーン』!

・・・『シーマ艦隊』か!




(突然、ガトーの背後から話しかける)
「おやおや、随分と補給に手間取っているようだねえ・・・ガトー大尉?」


これはシーマ・・・ガラハウ中佐。
もう下船されていたのですか。


「ふふっ、久しぶりに会ったというのに、随分と連れない態度じゃないか?大尉。

しかし・・・『ソロモンの英雄』もきっちりと補給を済ませたモビルスーツが無ければ、只の人ってわけかい?
大尉ほどの勇者を手持ち無沙汰で持て余すようでは・・・この『ア・バオア・クー』も危ういねえ。
くくく・・・ギレン総帥も、頭の痛い事だろうて。」


・・・くっ!


「大尉がお望みなら、私の艦隊の『ゲルググ』を貸してやろうか?
尤も、ウチの『ゲルググ』は海兵仕様だからねえ・・・大尉のお気には召さないかもしれないけれど。

ああ、そうだ。
大尉のお気に召すように手を加えて・・・『ゲルググマリーネ・ガトーカスタム』にするってのはどうだい?

・・・かわいいリボンの一つでも付けてあげようじゃないか。
あっははははは!」
(哄笑しながら立ち去る)


おのれ、シーマめ!
女ではあるが・・・あの腹には黒々としたものを感じる。
あの者は明らかに我等とは違う。
まるで志というものが感じられん!

しかし、シーマがここに来たという事は、キシリアの先導役という事だろうが・・・。
このタイミングで『ア・バオア・クー』に現れるとは。
キシリアめ、一体何を企んでいるのだ・・・。



「ガトー大尉、お待たせしました!
あと五分!あと五分で補給が終わります!」

そうか、わかった!
早速、私の『ゲルググ』に戻るとしよう!


キシリアの動向は気になるが・・・まずは目の前の敵を叩く事だ!
この『ア・バオア・クー』をやらせはせん!

109 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/04/07(Fri) 19:06
パイロットは特攻して死ぬ運命なのだよ

110 名前:アムロ・レイ ◆fpYfJhx. 投稿日:2006/04/08(Sat) 19:56
>>107
艦長、久しぶりだな。
「ああ、地上戦では世話になった、アムロ」
それはいい、それより・・・カミーユ君はどうなんだ・・・?
「・・・ダメだ、まだ元通りになる見込みは・・・ない」
やはりか・・・シロッコめ・・・
「今のところファ・ユリィがカミーユを看ているが・・・それもどうだか・・・な」
精神を持って行くニュータイプ・・・パプテマス・シロッコか・・恐ろしい男だった・・・寒気がする

>>109
お前は・・・マ・クベか・・・まさか生きていたとはな・・・
「私とてのんびりとしている訳にはいかんのだよ・・・」
だからといって・・・お前が出ずに他の兵を特攻させて・・何様だっ!
「ふっ・・・パイロットは特攻して死ぬ運命なのだよ」
お・・・お前というヤツはっ!

111 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/04/08(Sat) 20:52
ザクを笑う者はザクに落とされる

112 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/04/09(Sun) 19:04
私はサムライ

113 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/04/09(Sun) 21:22
       /|
       |/__
       ヽ| l l│<ハーイ
       ┷┷┷


114 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/04/10(Mon) 01:14
>>90
【アフリカを俺にくれ】


(宇宙暦0083 10月23日
東アフリカ、キンバライド基地内)

「・・・このアフリカは我々の物だと思っていた。

かつては我らジオンの軍旗が、このアフリカの大地を埋め尽くしていたのだ。

だが・・・今振り返れば、残されたのはこのダイヤモンド鉱山一つ。
そしてたったそれだけの物を、この三年維持する間に、多くの部下を死なせてしまった。

生き残ったモビルスーツも、僅か10機程にしか過ぎん。」


いえ!
何の支援も無く、三年もの間、このキンバライド基地を維持できたのはビッター閣下なればこそ!
・・・閣下は武人の鑑です!

閣下や、兵達が守り続けたこの基地と、そして『HLV(宇宙へ物資を打ち上げるロケット)』があればこそ、
我々が連邦から奪取したガンダムと核を、宇宙へと運ぶ事が出来るのです!


「今にして思えば、我々がこの灼熱の大地で足掻き続けてきたのは、まさにこの日の為だったのだな。

ガトー少佐・・・君と、君のガンダムをデラーズ中将に届ける事で、この基地の役割も終わる。

そして我々の志は、『星の屑作戦』に受け継がれる!
そうだな?」


は!
必ずや、『星の屑』成就を!そしてジオン中興を!この手で!

・・・閣下には感謝の言葉もございません・・・。


「ふ・・・あと一時間後の打ち上げが、この基地最大の功績となるかもしれんな。

その間、連邦の追撃部隊は我々が阻止する!
君を無事に宇宙に上げて見せよう!

・・・すべては新しきジオンの為に!

さあ、行き給え!『ソロモンの悪夢』よ!」


閣下・・・!
この武功は、いかに連邦がこの地を奪い、そして時が経ようと・・・
決して、消える事はありますまい!

閣下の武名は、このアフリカの大地に永劫、刻み込まれましょう!


・・・ご武運を!




115 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/04/10(Mon) 01:46
ガトー少佐に敬礼!

116 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/04/11(Tue) 00:24
ホワイトベースに核を撃ち込む!!

117 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/04/12(Wed) 00:29
>>92
【ガンダムが落ちた】


(宇宙暦0083 11月8日
『コンペイトウ』における観艦式襲撃の二日前
暗礁宙域・ソロモン海中間地点

ガトー艦隊旗艦、ムサイ級巡洋艦『ペール・ギュント』
モビルスーツデッキ内)

懐かしいぞ、カリウス!
来てくれたな!


「少佐!
『第302哨戒中隊』、僅か三機になりましたが・・・。」


何を言う!お前達の力・・・アテにしているぞ!
他の連中も間もなく合流するだろう・・・『星の屑』の為に!

今の私の心は・・・この宇宙のように震えている!


「はい!腕が鳴ります!
ところで少佐、奪取されたというガンダム、性能はいかがですか?」


ん、悪くない。
連邦にしては、大した物だと言っておこうか。
この作戦の鍵を握るに相応しい機体だ。

(ノーマルスーツの腕に取りつけられた、通話用受信機が鳴る)
・・・む、なんだ?
グラードル艦長か、どうした?


《ガトー少佐!
連邦が全ての周波数域で、全世界に向けて放送を流し始めました!
たった今、それを受信したところです!》


何だと!
連邦め!どういうつもりだ!

グラードル、その映像をこちらに転送できるか?


(モビルスーツデッキ内の大型スクリーンに映像が転送される)
《地球圏に深い傷跡を残した先の大戦より三年。
我々は一日も欠かす事無く、一部の楽観論者どもの言う「平和」なるものが
いかに脆く、欺瞞に満ちた物であるのかを、諸君等に訴えてきた筈だ!

そして先日、ついに『デラーズ・フリート』を名乗るジオンの残党共の手により、我がトリントン基地が襲撃され、
我が軍のモビルスーツ、『ガンダム』が奪われるという事態が起きた!

彼奴等の頭目、エギーユ・デラーズが全宇宙に向けて出した犯行声明は、平和に呆けた諸君等の記憶にも新しかろう!》


・・・この男は!
連邦のバスク・オム!


「少佐、この男をご存知なのですか?」


うむ、月に雌伏の時を囲っていた折も、ケリィ達と共に、情報収集だけはしていたからな。
・・・タカ派、強硬派の急先鋒として知られる男だ。
だが、それだけでもないらしい。すこぶる評判の悪い男でな。
己の権勢欲を満たす為なら、連邦の看板も躊躇い無く捨てるかもしれんほど、腹の黒い男のようだな。

今回の核を搭載したガンダムの開発は、表向きコーウェン中将の指揮という事になっているが・・・
この男も、何らかの関わりが有ると見て間違いあるまい!


《エギーユ・デラーズは言う!
我々が核を搭載したモビルスーツを開発したと!そしてそれを奪ったと!

彼奴の言に踊らされてはならぬ!
所詮は、己の敗北を認めようとせず、宇宙をあてもなく彷徨う夢遊病者に過ぎんのだ!

だが、彼奴のこの暴挙により、我々には最後の機会が与えられた!
即ち、我が地球が、常に危険に晒されているのだという認識を得る機会だ!

諸君!今こそ惰眠から覚めよ!
地球圏の真の平和とは、スペース・ノイド及び各サイドの管理運営を、我が地球が強力に行う事によってのみ成り立つのだ!

地球圏の静謐を脅かすものには、必ず鉄槌が下される事を思い知らさねばならぬ!



・・・我々は先日、デラーズが奪ったというモビルスーツ・ガンダムを落とした!
以後、彼奴等が如何に核の脅威を唱えようと、その妄言に耳を貸す必要は無い!

もはやデラーズの愚挙が潰えるのも間近である!
我が軍が二日後に行う観艦式が、その終結の宣言となろう!》


なっ!私のガンダムを落としただと!
・・・何を世迷言を!
バスクめ・・・偽の情報を流して、スペース・ノイド決起の気運を挫くつもりか!


おのれ!!
・・・私やデラーズ閣下、そして多くのジオンの勇士達が、この三年、どんな思いで・・・。
許せん!


・・・私は多くの英霊達の魂の叫びを、この身と肩に背負いながらここまで来たのだ!
我が心に一点の曇りなし!
『星の屑』・・・必ず成就させる!



118 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/04/12(Wed) 18:37
おまえらはタマネギだぁぁ

119 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/04/13(Thu) 00:43
これから大気圏に突入します

120 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/04/13(Thu) 01:21
>>97
【なぜ「WHYとベース」は木馬なの?】

(宇宙暦0079年 12月25日
ソロモン海近辺)


この・・・沈めぇぇい!!
(サラミス級のブリッジにビーム弾を叩き込む。
サラミスはしばらく痙攣した後、轟沈する。)


ふぅ、これでひとまずは撃退したか!

だが・・・ソロモンは落ちたようだな。
ドズル閣下・・・。

・・・いかん!このような所で気合を萎ませては!
まだ、退却してくる味方がいるのだ!
このか細い退却路を・・・なんとしても支えねば!

しかし・・・ビームライフルのエネルギーも、推進剤も残り少ない。
いつまでここに踏みとどまる事が出来るものなのか・・・。


む、こちらに一隻、引き返してくる?
あれは・・・『グワデン』!


「第302哨戒中隊へ。こちら『グワデン』!
ガトー大尉、聞こえるか?
艦長のデラーズだ。
諸君等に助太刀に参った!」


デラーズ大佐!
よろしいのですか?


「ふっふ。
己が理想の為に、敢えて火中に飛び込まんとする若者を見捨てられるほど、
私は老いてはおらん!
敵の追撃が、小休止になっている今の内に、本艦にて補給を受けよ!」


感謝いたします!
ところで、デラーズ大佐には、ドズル閣下のご消息をご存知でしょうか?


「ドズル閣下は名誉の戦死を遂げられた。
見事、ティアンムを道連れにな。

だが、ドズル閣下の『ビグ・ザム』を落とされた。
・・・『木馬』のガンダムに。」


ガンダムに!
またしても・・・『木馬』か!
あの艦は、我等にとって、呪いの艦に思えてなりません!
黒い三連星も、青き巨星も・・・ヤツの為に!


「うむ。儂もそう思う。
しかし、『木馬』とは良く名付けたものだ。
その形状もさることながら、その存在自体が忌まわしい。
名付け親は、あの赤い彗星だそうだがな。

かつて『トロイ』は木馬を自らの場内に引き入れた為に敗れたが・・・
あの『木馬』にしても、シャアがヤツに迂闊に手を出さなければ、という気がしなくもない。

む!レーダーに反応!
ガトー、次の追っ手が参ったぞ!」


は!
おかげさまで推進剤の補充は終わりました。
ビームライフルは間に合いませんが・・・『MMP80マシンガン』をお借りします!

では!出撃します!



121 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/04/13(Thu) 01:22
>>99
【もえあが〜れ、もえあが〜れ、もえあが〜れ、ガンダム〜
きみよ〜はしれ〜】


(宇宙暦0079年 12月25日
ソロモン海近辺)


(サウス・バニング)
「・・・はっ!・・・はっ!了解しました!
はい、我々の現在の位置は・・・」

(ベルナルド・モンシア)
「もえあが〜れぇ、もえあが〜れぇ、ガンダムぅ♪
君よぉ〜、ハァぁん♪
走れぇ〜、ハァぁん♪っとくらぁ!」

(チャップ・アデル)
「・・・酔っていますね、モンシア少尉は。
しかし何でしょう、この歌は。
よほどガンダムに乗りたかったんでしょうか?」

(アルファ・A・ベイト)
「ただ単に飽きっぽいだけだろ。
初めてジムを受領した時に、『これで俺も晴れて、モビルスーツ乗りだ」なんつってはしゃいでたのは、
つい1ヵ月前じゃねえかよ。
それにしても・・・。

おい!うるせえぞ、モンシア!
下手な歌、歌いやがって・・・こちとら急な出撃で、メシが食えなかったんだぞ!
空きっ腹に響くだろうが!」

(バニング)
「はい、まだ敵影は見えません。
えっ!・・・バーンズ中隊が?
はい・・・はい・・・」

(モンシア)
「メシだぁ?メシが何だ!
オレぁな!ロザンナとジェーンとWデートの真っ最中だったんだぞ!
飲まなきゃやってられるかい!」

(ベイト)
「何がデートだよ・・・お前のはただのナンパだろうが!
・・・ちっ、それにしても、先に出撃した奴等もだらしねえ!
撤退する敵を追撃に出ときながら、返り討ちに遭った挙句、救援要請を寄越すなんざ聞いた事もねえぞ!」

(アデル)
「確かに前代未聞ですね・・・。
マクファーレンさんに教えて貰ったんですが、敵の殿に、とてつもなく強いゲルググがいるそうです。
機体を青く塗装したヤツらしいですよ?」

(ベイト)
「青?
けっ!パーソナルカラー持ちかよ・・・手ごわいな。
ん?そのマクファーレンさんってのは・・・ヘレン・マクファーレンの事か?」

(モンシア)
「んなあにぃい!
あの我が軍きっての美女との誉れ高く、かつガードの堅さから『鉄のカーテン』との異名を持つヘレン様だとぅ?
このモンシア様ですら、オシリを触るどころか、まともに会話も出来てないというのに!
アぁデ〜ル! おまっ、いつの間にぃ!
モビルスーツに乗るのも、女に乗るのも、お手の物ってかぁ!?このヤロー!」

(バニング)
「お前ら・・・いいかげんに黙れ!!
母艦からの命令が聞き取れなくなるところだったぞ!
・・・その青いゲルググの率いる部隊に、バーンズ中隊が全滅したらしい。
バーンズ大尉と副隊長のマルディーニ中尉も戦死したそうだ・・・。」

(ベイト)
「バーンズ中隊が!?
あの隊は腕利き揃いで・・・、
確か、バーンズ大尉は14機、マルディーニ中尉は22機のスコア(撃墜記録)を持ってなかったか?」

(アデル)
「16機と24機です。
・・・昨日お二人とも、2機ずつスコアを追加されてましたから。」

(バニング)
「ああ。
マルディーニの奴は俺の同期でな。
優秀なモビルスーツ乗りだったんだが・・・。」

(モンシア)
「うっく・・・そ、そうですかい。
いずれにしても、ウチのエース級が束になっても敵わねえってわけかよ。
へん、面白えじゃねえか!
その青いゲルググさんと『不死身の第4小隊』と・・・
どっちが強いかやってやりましょうぜ!バニング隊長!」

(ベイト)
「ん?反応!
行ってるそばから・・・来やがったぜ!
敵さんがよ!」

(アデル)
「先頭にいるのは・・・青いゲルググ!
ビンゴ!のようですね。
果たしてラッキーなのかアンラッキーなのか・・・。」

(バニング)
「・・・ラッキーに決まってるだろう?
あいつ等の敵討ちが出来るんだからな!

・・・それとお前等!
私語をした罰として、腕立て200回だからな!
腕立てをする為にも・・・生きて帰れよ!」




122 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/04/14(Fri) 00:43
白いモビルスーツは悪魔か?

123 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/04/15(Sat) 06:08
なぜモアイ?


124 名前:アイナ・サハリン ◆GMrpHxUc 投稿日:2006/04/16(Sun) 11:16
はじめまして、アイナ・サハリンと申します・・・何のお話ですか?
楽しそうですね、私も入れて頂いてよろしいですか?(微笑

>>115
ガトー少佐・・・あの「ソロモンの悪夢」アナベル・ガトーさんですね?
あの方には宇宙でのアプサラス機動実験の護衛で私も一度お会いした事があります。
とても礼儀正しく、頼りになる方でした・・・でも戦死なされたのですね・・・
私は軍人では無いのですが・・・(微笑んでガトーの墓石に敬礼をする)

>>116
木馬に核を打ち込む為アプサラスは陽動・・・?誰がそのような作戦を・・・
幾らあの戦艦が落ちないからといって、そんな事・・・ノリス、お兄様は何と・・?
・・・戦闘データ採取のため出撃しろ・・・ですか、分かりました。アイナ・サハリン、アプサラス、出ます!

>>119
アプサラスの大気圏突入実験・・・開始します
・・・・機体表面温度1500、試作バリュートパック展開。全機能オールグリーン・・・
!!・・・ラジエータに異常発生!機体温度が下がりません!緊急帰還します!
・・・・
はっ・・・!またあの時の夢を・・・私は・・・このままで良いのでしょうか・・・



125 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/04/16(Sun) 14:05
水いりませんか?

すこし、まけときますよ

126 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/04/16(Sun) 20:47
アプサラスのパーツを貰っていきますねノシ

127 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/04/17(Mon) 00:49
>>124
援軍か来たのか!?
おお、これは!

素晴らしいモビルアーマーだ!

パイロットは・・・む!君はサハリン家の!?

そうか・・・兄上の下で、テストパイロットを務めていたのか。
しかし、サハリン家の令嬢ともなれば、世が世なら・・・
いや、今はジオンの戦士として戦う君に、これは無粋だったな。
非礼を詫びよう。

アナベル・ガトー大尉だ。
以後、宜しく頼む!



さて・・・行くか!

128 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/04/17(Mon) 00:50
>>104
【ジーク・ジオン!!ジーク・ジオン!!ジーク・ジオン!!】

(宇宙暦0079年 1月15日
L1宙域 サイド5 『ルウム』)

(無線に悲鳴と怒号が充満している)
≪こちら『ズワメル』! 機関部に被弾!航行不能!救援を!≫
≪第12モビルスーツ中隊応答せよ!第12モビルスーツ中隊! どうしたか!生存者は居ないのか!≫
≪第二戦隊、『ソルヴェーグ』撃沈! 『シェラザード』大破しました! このままでは戦線を維持できません!≫
≪こちらアイケルバーガー中隊所属・・・ヘルヴェグ伍長・・・。隊長は・・・先程戦死されました。
隊で生き残ったのは・・・自分のみでありま・・・ツー・・・ツー・・・ツー・・・≫


くっ!連邦の雑魚ども!次から次へと・・・!

しかし、レビルめ・・・ミノフスキー粒子の干渉で、精密誘導兵器が使えないと知るや、力押しに切り替えたのか!
こうも数に任せた波状攻撃をしてくるとは!
まずいぞ、このまま消耗戦に引きずり込まれては・・・数で劣る我々は!

ええい!レビルの直衛部隊に突入したという、友軍からの吉報はまだなのか!


(側方に巨大な光球が発生する)
なっ! 母艦の『カウリバルス』が・・・リンデマン艦長!
・・・おのれ!
あの『サラミス』タイプか!
沈めてくれる!

ぬ、迎撃機!・・・邪魔だぁ!
(迎撃の戦闘機隊が飛来するが、巧みなAMBAC機動で攻撃を躱しつつ、次々と敵機を撃ち落す。
が、手練の一機はそれを回避し、ガトー機の背後に回りこむ)

この私に・・・させるか!
(レバーを押し込み、『MS−06C・ザクU』を急旋回させる。
が、敵機は尚も追尾をしてくる。
そして、コクピット内に被ロックオンの警報音が鳴る)

時代遅れの戦闘機ごときに!
(プットペダルを踏み込み、機体を急上昇させる。
急激なGが身体を襲い、骨と血管が軋み、十分な血液を得られない眼球が映す景色からは、色が失われる)

う・・・お・・・これしきのGで!
(『06』の急上昇について行けなかった敵機が、眼下を通り過ぎようとする。)

そこだぁ!
(120ミリマシンガンが唸りを上げ、敵機を撃墜する)
よし!

・・・『サラミス』!覚悟!
(『サラミス』級は、ありったけのビーム、ミサイルをガトー機に浴びせる)

うろたえ弾など・・・いくら撃ったところで!
沈めぇい!
(『サラミス』級のブリッジにヒートホークを叩き込み、さらにマシンガン弾を打ち込み、これを沈める)

はぁっ!はぁっ!
これでこの周辺の敵は・・・・・・いや・・・まだか!
(ガトー機を、数十本の太いビームが襲うが、全て回避する)

10隻を超える、新手の敵艦隊か。
敵ながら、凄まじい陣容の厚さだ。
だが・・・。

(後方のグワジン級戦艦、『グワラン』を振り返る)
あの艦だけは・・・ドズル閣下の艦だけは・・・絶対にやらせん!

(フットペダルを踏み込み、エンジンの出力を上げる)
どうやら・・・ここが私の死に場所という事か!
ならば逝こう!
・・・この戦いの勝利の為に!


ん、これは!
敵艦隊が引いて行く・・・どういう事だ!?

(宙空に信号弾が3つ上がる)
あの発光信号は、作戦成功の合図!
・・・レビルを仕留めたのか!




我々は・・・勝ったのか?
あのレビルに?
あの連邦に?

くっ・・・ぐくっ・・・ぐぅぅ・・・。
ついに、ついに、この日が!

勝ったのだ!
我々が!
・・・我々の正義が!

≪ジーク・ジオン!!ジーク・ジオン!!ジーク・ジオン!!ジーク・・・≫
(コクピット内に、ミノフスキー粒子の干渉を吹き飛ばすほどの、味方の歓喜の声が充満する。)

多くの・・・同胞達の犠牲と・・・引き換えに・・・ぐ、ううぅ・・・。
前が・・・くっ・・・見えん。
この涙は・・・歓喜の涙が・・・それとも・・・。

・・・いや!
我々は緒戦に勝利したに過ぎん!
まだ、歓喜に浸るわけにはいかんのだ!
その日が・・・真の勝利の日が来るまで!

・・・ジーク・ジオン!


129 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/04/17(Mon) 03:10
私の名は、ヌルポ・アズナブル
ジオンの赤いヌルポ彗星として恐れられた大佐である
私のヌルポ専用ザクは普通のザクとは違うのだよ!

130 名前:アイナ・サハリン ◆GMrpHxUc 投稿日:2006/04/17(Mon) 18:57
>>122
白いMS・・・ですか・・・?確か連邦の新兵器でRX−78≠ニ・・・
私はガンダムという物はシローのEz-8と先行量産型陸戦ガンダムしか知らないのですが・・・あのスペックで量産型なのですか・・・恐ろしいMSですね・・・
そう言えばお兄様が「ガンダムなどこのアプサラスに掛かれば・・・」と呟いていました。兄をそこまで追いつめるMS・・・少し恐ろしいですね
・・・連邦の白い悪魔・・・ですか・・・

>>125
はぁっ・・・はあっ・・・アプサラスの機動実験で不時着した所が砂漠地帯だなんて・・・
アプサラスのミノフスキークラフトも作動しないし・・・救援信号は送ったのですが・・・
・・・・・・ここは・・・廃墟の村・・・?
「水いりませんか? すこし、まけときますよ」
あ・・・すみません・・・・頂いて宜しいですか・・・?ありがとうございます・・・っ
こく、こく、こく・・・
はぁ・・・有り難うございます、生き返りました・・・貴方は命の恩人です・・・
(呼び出し音が鳴り)はい、こちらアイナ・サハリンです、ノリスなのですね?はい、そこから約10q程度の所に小さな村があるはずです、はい。では
私は帰ります・・・貴方には本当にお世話になりました、どうかお元気で・・・

131 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/04/17(Mon) 19:03
俺がシロー・アマダだ!MS08イケメン小隊!付いて来い!

共 に 前 線 で 自 爆 す る ぞ

次回【イケメン戦火に散る】

132 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/04/17(Mon) 23:20
>>105
【最初に機体に乗り込んだ時ってどういう気持ちだった?】


私が初めてモビルスーツに乗った折の話か。
随分と懐かしい話を持ち出すものだな・・・君もモビルスーツ隊志望なのか?


フ・・・まぁいい。
最近は、なかなか君のような若い兵と、このような話をする機会も無かったからな。


私が初めてモビルスーツに乗ったのは、宇宙暦0076の事だ。
私は士官学校の3回生だった。


君も知っての通り、士官学校では、将来の軍の幹部候補を育てるべく、非常に幅広い分野に渡る教育を受ける事になる。
その中には、各種重機類の取り扱いも含まれている。

大型トラックやブルドーザーの扱いも、任務遂行の上で必要になる場合があるからな。
そのようなカリキュラムの一種として・・・「月の地下資源採掘用・人型作業機械の取扱い」があったのだ。

当時、「それ」は『モビルワーカー』と呼ばれていた。

見るからに不恰好な「それ」は、今の我が軍のモビルスーツの雄渾さ等は微塵も持ち合わせはいなくてな。
まさかそれが、宇宙艦隊戦における決戦兵器として開発されたものであろうとは、露程も思わなかった。

そう、私は、初めてモビルスーツに乗った時、「それ」がモビルスーツの雛形とは知らずに乗っていたのだ。

フフッ・・・とんだ笑い話ではないか。
今だから言える事だがな。

だが、乗り心地は最悪ではあったが、「それ」が強力な兵器としての可能性を秘めている事は直ぐに分かった。
学友たちとも、その辺りは散々議論したものだ。

ミノフスキー粒子散布下にて、行われる、新しき時代の戦争。
その主役たりうるのは、戦闘機でも、ミサイルでも、宇宙戦艦でもない!
敵陣深く飛び込む機動力と、その懐で暴れる近接戦能力。
そして、混戦状態でも、すぐさま戦況に対応できる汎用性の高さ・・・。

この『モビルワーカー』をさらに拡大、発展させていくべきではないのか?
いや・・・このような訓練をやるからには、すでに軍は、その開発を行っているのではないか?とな。



そして、私達の想像は正しかった。

士官学校を卒業した時の事だ。
修了式典が終わり、監視役として来ていた連邦軍の監察官が立ち去った後、
私達生徒はその場で解散させられる事無く、教官達に別室に通されたのだ。

そこで初めて『モビルスーツ』の資料を見せられた。
それは試作を終えたばかりの『MS−06A』型の資料と、模擬戦闘をする『MS−05』のVTRだった。

驚きだった。
あの鈍重な『モビルワーカー』からは想像もつかぬ、『MS−05』の機敏かつ、滑らかな動き!
そして優れたバランス制御! 戦車砲や、戦闘機の機銃を弾き返す、重装甲!

・・・まさかこれほどまでに開発が進んでいようとは!

教官は言った。
「これからの戦争は、この『モビルスーツ』が主役となる!
我が軍は連邦の物量に対抗する為、この『モビルスーツ』部隊を編成し、拡充しなければならん!
我々は、この初めての分野に積極果敢に挑戦する、若い力を欲している!

君達の中に、この『モビルスーツ部隊』に参加しよう、という意思の持ち主は居ないか?」


・・・もちろん、私は即座に参加を決めた!
今一人の親友もな。

この私達の行動を見て、他の学友も次々に名乗りを上げた。
だから、今現在の中隊長、小隊長連中には、私の同期が多い。

今では、モビルスーツ隊といえば、すっかり花形となった。
君もジオンの防人たらんと欲するなら、迷うことは無い!

君の参加を待つ!



133 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/04/18(Tue) 23:41
>>107
【カミーユが精神崩壊を起こしてます】


これは・・・痛ましいな。
一種の幼児退行だろうか?
いや、心そのものを閉ざしてしまっているように見える。

戦争とは過酷なものだ。
それに従軍する兵達の心的ストレスたるや、平時に在る者にはとても想像する事は出来まい。

自らの生命の危機に晒されるだけでなく、愛する者、尊敬する者をその目の前で喪う事もあるのだからな。

兵というものは・・・血を身体だけでなく、心からも流すのだ。
それでも歯を食い縛り、戦場に踏み止まれるのは、自身の中に戦うべき理由が有る者のみなのだ。

何故、私は戦うのか。
何故、私は敵の命を奪うのか。

私は・・・スペース・ノイドの真の独立の為に!
多大の犠牲を出しながらも、連邦の圧制から開放される為の道を切り拓いてきた、
先人達の思いに応える為に!

だが、戦場に在る者全てが、そういった信念を持っている訳ではあるまい。
なし崩しに、生きる為に銃を取らざるを得ない者も居るだろう。
・・・戦うべき理由を持たぬ者にとって、戦場とは地獄絵図にしか過ぎんのだ。




しかし、哀しい目をしているな、彼は・・・。

今迄この目で、何を見て来たのだろう・・・。
そして、この目には今、何が映っているのだろう・・・。


134 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/04/19(Wed) 00:13
>>109
【パイロットは特攻して死ぬ運命なのだよ】


私は死など恐れるものではない!

だが・・・そのような物言いは気に入らん!

私は犬死をするつもりは無い。
いたずらに死を求め、突貫するなど・・・それは匹夫の勇というものだ!

真の武人たるもの、生きるも死ぬも、全ては大義の為!
その大義の成就が叶わぬのなら・・・恥を偲んで生き延び、機会を待つ事も必要なのだ。



あのア・バオア・クーの戦いの折・・・。
我が母艦は撃沈され、ギレン閣下も戦死され、我が軍は目に見えて劣勢に立たされていた。
最早、ア・バオア・クーの陥落と、ジオンの敗北は時間の問題だった。

あの時の私は、ただ死ぬ事しか考えていなかった。
生き恥など晒せるか!
せめて一太刀!敵に浴びせて死んでくれよう、とな!

だが、それは・・・所詮、血気に逸った若造の自己満足に過ぎなかったのだ。
己の恥など、我々の大義と比べれば、あまりにも矮小な物に過ぎん!


私はそれを、デラーズ閣下に教わったのだ。

閣下は仰った。

「真の勝利を得るその日まで、貴様のその命を預かる』と!

そう仰った閣下自身が、何よりも無念そうだった。
しかし、閣下はその感情を噛み締め、飲み込むようにして、私にそう言ったのだ!

・・・心が震えた。

この方の言葉を信じようと!
この方に付いて行こうと決めた!

真の勝利を得る、その日まで!


そして我々は三年待った!
時は熟した!

・・・雌伏の時は終わったのだ!


135 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/04/19(Wed) 01:20
ソロモンよ…私は帰って来た!

ソロモンさん、私のお友達。

136 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/04/20(Thu) 00:09
>>111
【ザクを笑う者はザクに落とされる】



うむ!まさに金言だ!

モビルスーツ同士の戦いでは、一瞬の気の緩みが命取りとなるからな。
まして・・・敵を機種によって侮るなど論外だ!

だが、『ザク』を侮るとは・・・。
根本から、認識が間違っているとしか思えん!

今の我が軍には、あの『ガンダム』に匹敵する性能を持つ、『ゲルググ』が配備されつつある。
にも拘らず・・・頑なにザクから降りようとせんパイロットがいる。

その多くがエース・パイロット、またはそれに匹敵する実力を持つベテランパイロット達だ。

・・・彼等は何故、『ザク』から降りようとせんのか?


答えは簡単だ。
それが自分の手足のごとく操れる程に、慣れている機体だからだ!


当然、モビルスーツには機種によってそれぞれ特徴がある。
・・・特徴が違えば、それを活かした戦法も変わる道理!

ことにエースともなれば、それぞれが独自に編み出した戦いのロジックを持っているものだ。
それを変えるのは容易な事ではない。

もう一つには、機種転換に対応する訓練の時間が無いという事情があるのも確かだがな。



・・・それにザクはいい機体だぞ。
確かに一見すれば、『ゲルググ』と比して、推力・装甲・火力・格闘能力といずれも劣っているように見える。

例えば敵の戦艦などの大きな標的に対し、一気に肉薄し、強力な一撃を浴びせ、そのまま敵の反撃を受ける前に射程外に逃れるというような、
一撃離脱戦をするには、圧倒的に『ゲルググ』の方が向いている。
その点『ザク』では・・・特に攻撃力の不足は明らかだ。

だが・・・『ザク』というのは、実は非常に小回りの利く機体なのだ。
つまりはパイロットの腕次第でいかようにもカバーする事が可能であると言えよう。

特に格闘戦、それもモビルスーツ同士の一対一の戦いともなれば、ベテラン・パイロットの腕の見せ所だ!
彼らの機体の性能を極限まで引き出した格闘戦は・・・まるで一級の舞踏士の舞を見るかのごとく素晴らしい!

フッ、そのような猛者に、軟弱な連邦のパイロットでは・・・相手にもなるまい!


寧ろ連邦のヒヨッ子共には、こう言ってやった方が良いだろう・・・。
今だに『ザク』で出てくるパイロットこそ、要注意だとな!

137 名前:アナベル・ガトー・@ ◆LAtlWsfA 投稿日:2006/04/21(Fri) 01:25
>>112
【私はサムライ】

(宇宙暦0080 1月7日
L2宙域 月・サイド3中間点)

皆、諦めるな!
這ってでも集合点へ!
『カラマ・ポイント』へ辿り着くのだ!

ジオンは敗れた・・・。
『ジオン共和国』を騙る売国奴どもの手によって、その理念も理想も連邦に売り渡される事によって!

だが・・・。
我々はまだ戦える!
我々の戦いは、まだ終わってはいない!

何としても連邦の追撃を振り切るのだ!
『カラマ・ポイント』へ・・・連邦もその存在を知らぬ、暗礁宙域へ!
其処で今一度、戦力を糾合するのだ・・・来たるべき再起の日の為に!


ぬ!あの光は・・・戦闘の光ではないのか!?

≪こちら、第四師団第六戦隊所属艦、『ペール・ギュント』艦長、グラードル大尉であります!
我、敵の追撃を受けつつあり・・・救援を乞う!≫

・・・やはり!
あの味方は我々が救う!
他の諸隊は、引き続き『カラマ・ポイント』へ向かわれたし!

よし、第302哨戒中隊は私に続け!
友軍を救うぞ!
(『ゲルググ』のスラスターを全開にして、戦場に向かう)


あれは・・・!
手負いの『ムサイ』級1隻に、『サラミス』級が5隻掛かりとは!
勝ちに乗じて嬲り殺すつもりか!
・・・連邦の腰抜けどもめ!

全機突入せよ!
1艦残らず沈めるのだ!


ぬ、おおお!
これしきのピケット(対空砲火)など!
どぅああああ!
(ビームライフルで機関部に致命傷を与え、撃沈する。
さらに揮下の『リック・ドム』隊も1隻沈める)
・・・よし、まずは2隻!

(直後、1機の『リック・ドム』が後方からのビームの直撃を受けて爆発する)
なに!?・・・バウマン機が!

(後方から、連邦軍の別の追撃艦隊とモビルスーツ隊が飛来する)
敵の新手・・・挟撃されたのか!
ちぃっ、抜かった!
だが・・・ここで友軍を見捨てて逃げるなど、男のする事ではない!

私が敵を防ぐ!
カリウス!『ペール・ギュント』を護って離脱しろ、急げ!


≪その役目、私にやらせて貰おう≫


(Aへ続く)



138 名前:アナベル・ガトー・A ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/04/21(Fri) 01:26
(@よりの続き)

何だと!?
(背後に迫りつつあった『GM』1機と『ボール』2機が爆発する)

何者だ!?
む・・・あの白いザクは!


「久しいな、ガトー大尉。
聞いたぞ・・・ソロモンでは、私の分も働いてくれたそうだな。」


あなたは・・・『白狼』!
シン・マツナガ大尉!
戦線に復帰されていたのですか?


「ふん、ザビ家の縄張り争いに巻き込まれ、サイド3に足止めを食らってな。
おかげで、大恩あるドズル様をお助けできないどころか、死に目に会う事も出来なかった。
ザビ家の政権が崩壊した混乱に乗じて、ようやく此処まで出張ってこれた。

・・・この敵は私が引き受けよう。
貴官らは退却したまえ。」


大尉!
私と大尉と二人で戦えば、脱出できるやもしれません!
共に参りましょう、『カラマ・ポイント』へ!


「ふふ、これだけの敵を相手に逃げ切るのは不可能だ。
だが、私が盾となれば、貴官ならばその間隙を突き、脱出する事ができよう。

それに・・・ガトー大尉。
私がここに来たのは戦いを継続する為ではない。

・・・私は、ジオンの軍人としてドズル様に殉じる為に、此処に舞い戻ったのだ。」


殉・・・じる?


「私のマツナガ家はな・・・古の『サムライ』を祖先に持ち、かつてはザビ家やラル家と並ぶ名家だった。
だが、ザビ家が政権を取る頃にはすっかり没落してしまっていた。

没落し、今日の食事にも困窮していたマツナガ家に、再興の手を差し伸べてくれたのがドズル様だ。
あの方は真の武人であると当時に情に篤きお方だった。

私は、ジオン・ダイクンの言う理想の為に戦ってきたのではない。
ただ、ドズル様より頂いた恩に報ずる為に戦ってきたのだ。

だが・・・そのドズル様は・・・もう居ない。」


・・・・・・・・・・・大尉。


「ガトー大尉・・・覚えておくがいい!
人というのはな・・・理念の為に死ぬのではない。
その理念を体現した人の為に死ぬのだ!

だから私は此処で、私の戦いを終わらせる。

だが・・・貴官らの戦いはまだ終わってはならん筈だ!

戦うのだ、ガトー大尉!
・・・さらばだ!」


大尉!
マツナガ大尉ー!

くっ!
分かりました・・・ならば私は、明日の勝利の希望を与えてくれた、デラーズ大佐の為に!
あの方の理想の為に、この命、捨てましょう!

『白狼』、シン・マツナガ大尉・・・あなたの事は生涯忘れません!



139 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/04/23(Sun) 00:20
ガンダムの時代は終ったのだよ

140 名前:アナベル・ガトー@ ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/04/23(Sun) 03:59
>>113

【      /|
       |/__
       ヽ| l l│<ハーイ
       ┷┷┷       】


(宇宙暦0080 1月15日
L2付近 暗礁宙域 『カラマ・ポイント』
デラーズ艦隊旗艦、グワジン級戦艦『グワデン』ブリッジ)


これは・・・上下左右、どこを見回しても我が軍の艦艇だらけではないか!
『ア・バオア・クー』、『グラナダ』、そしてジオン本国から連邦の追撃の手を逃れ、
集結した我が軍の勇士達・・・。

やはり皆、納得していなかったのだ!
あのような欺瞞に満ちた講和・・・いや無条件降伏など!
だが、これ程の陣容があれば・・・


「・・・連邦に一矢報いる事ができる、か。
しかしこれでも、連邦に対して最終的な勝利を得るには、あまりに乏しい戦力だ。」


デラーズ大佐!
しかし、連邦とて戦力を消耗しきっています!
彼奴等とて、いつまでもジオンに大軍を駐留させ続けるだけの国力を残してはおりますまい!

何処かの拠点を奪回し、地の利を活かして戦えば、本国と前線までの補給線の長い連邦を
苦しめる事が出来ましょう!


「事を急いてはならんぞ、ガトー!
我等に目先の勝利などは必要ない。
あくまで・・・我等の使命はジオンの再興にあるのだ!

連邦の国力は我がジオンの30倍以上・・・彼奴等を侮ってはならん。
今は傷を癒し、態勢を立て直すのが先決であろう。」


態勢を立て直す・・・。
ではデラーズ大佐もマハラジャ・カーンに従い、『アクシズ』へ向かうべきだとお考えなのですか?


「『アクシズ』へなど!
往路だけでも1年かかる彼の地では、地球圏からは余りに遠い。
未だに地球では、連邦に抵抗を続ける同胞達がおるというに、それを見捨てるなど儂には出来ぬ。

儂はこの地球圏に残る。
どこぞの適地に拠点を構え、そこから連邦に抵抗を続ける者達を支援しつつ、時を待つつもりだ。

連邦の為政者達の強欲さは底を知らぬ。
あの小人どもでは、スペース・ノイドの開放への希求を収めるどころか、加速させるのみであろう。

・・・必ず時は来る!
その時こそ・・・我等の再起すべき時ぞ、ガトー!」


デラーズ大佐・・・!
申し訳ありませんでした・・・自分の不明に恥じ入りました。
このアナベル・ガトー、非才の身なれど・・・死すまで大佐のお側を離れません!


≪デラーズ艦長!
戦艦『アサルム』より入電!
アナベル・ガトー大尉を・・・『アサルム』に移乗されたし、との事!≫


『アサルム』?
あの艦には、ドズル閣下の夫人、ゼナ様と御子のミネバ様がご乗艦されている筈では?


「これはもしや・・・そのゼナ様が、お呼びなのかも知れん。
ソロモン陥落以来、部屋に閉じこもっておられると聞いたがな。
・・・行って来るがよい、ガトー。」


・・・はっ、では!


(Aへ続く)


141 名前:アナベル・ガトーA ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/04/23(Sun) 04:00
(@よりの続き。
同 『カラマ・ポイント』 グワジン級戦艦『アサルム』)


これが、『アサルム』か。
同じグワジン級でも『グワデン』よりも遥かに内装が豪華だな。
あの壷は・・・かつてのこの艦の主、マ・クベ将軍が座乗していた頃の名残か。


「ガトー大尉!
待っていたぞ、よく来てくれた!」


あなたは・・・ラコック大佐!
ご無事だったのですか!


「ドズル閣下をお守りできず、閣下より後事を託されたソロモンも落とされ・・・。
なのに自分だけは生き残ってしまった。
とんだ恥晒しの副官もいたものだ、とは思うのだがな・・・。」


いえ、大佐の献身ぶりは、同じ宇宙攻撃軍の飯を食ったこのアナベル・ガトー、よく存じております!
また大佐と共に戦える事を、嬉しく思います!


「それは私の台詞だよ、ガトー。
君とは積もる話もあるが・・・今は後だ。

ガトー、ゼナ様がお会いしたいそうだ!」


ゼナ様が・・・私にですか?


「うむ!
ドズル閣下が亡くなられてからは、すっかり気を弱くされてな。
この私を含め、誰とも合おうとされなかったのだが、『ソロモンの英雄』がこちらへの合流を果たした、
と聞くと是が非にもお会いしたいと。
ドズル閣下の最後のご様子を聞かせて欲しいと・・・、そう仰られたのだそうだ。」


そうでしたか・・・わかりました!
喜んでお会いしましょう!


「ありがたい!
それと、これを・・・ミネバ様に渡してはくれんか。
ドズル様からの預かり物でな。
ミネバ様への贈り物のようなのだが・・・面会も出来ぬので、お渡しする事も叶わなかったのだ。」


・・・これは!
承知しました、必ずお渡ししましょう!

(Bへ続く)



142 名前:アナベル・ガトーB ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/04/23(Sun) 04:02
(Aよりの続き)

アナベル・ガトー大尉、入ります!

(巨大、かつ豪奢な扉が開く)


ゼナ様と、ミネバ様!
・・・おやつれになられたな。


「貴方が、アナベル・ガトー大尉ですね?
良く来てくださいました。

貴方の働きぶりは聞き及んでおります。
『ソロモン』では我が夫と共に勇敢に戦われ、多くの御味方の命を救ったと。

『ソロモン』では・・・。
我が夫は・・・どのような?」


はっ!
ドズル閣下は・・・最後まで、勇敢に戦い抜かれました!

『ソロモン』の将兵の為に、ジオンの為に・・・いえ!スペース・ノイドの為に!
しかしそれは・・・全て、ゼナ様とミネバ様あってこそ!

御二人が住まう世界の為と思えばこそ、あの方は・・・男として、あれ程までに勇敢に!


「そうですか・・・そうでしたか。
私の夫は・・・私とミネバを何よりも愛してくれたあの人は、外見は怖ろしいけれど、
心根はとても優しい人でした。

この戦争が始まって、多くの方々がお亡くなりになった時も、

『俺は何億人ものミネバを殺してしまった』

とお泣きになって・・・。
そうでしたか・・・あの人は、最後まで、私達の為に・・・。」


はい・・・。


「??
ガトー大尉、それは?」


は!
これは、先刻、ラコック大佐よりお預かりしたもので、ドズル閣下よりのミネバ様への贈りの品だそうです。


「まあ、そうでしたか。
何でしょう、この四角い箱は?」


「あー、あー」


「これ、ミネバ。
そのように動いては危ないですよ。」

(ミネバの小さな手が、その「箱」に触れる)

(Cへ続く)



143 名前:削除 投稿日:削除
削除

144 名前:アナベル・ガトーC ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/04/23(Sun) 04:30
(Bよりの続き・再投稿・修正版)

       /|
       |/__
       ヽ| l l│<ハーイ
       ┷┷┷


「ひぅ! 
ふ・・・あ・・・あああぁん!」


ミ、ミネバ様!
これはとんだご無礼を!
そ、その・・・ゼナ様!申し訳ありません!


「う・・・うふふ。あはは。

・・・良いのですよ、ガトー大尉。
そのように畏まらなくても。

それにしてもあの人ったら、このような・・・うふふ。

これ、ミネバ、これはお父様が下された、あなたのお友達よ。
怖くはありません、仲良くするのですよ。


・・・ガトー大尉、ありがとう。
私は久しぶりに、心から笑う事が出来たように思います。
少し、心が晴れました。


・・・ガトー大尉、もう一つお願いがあります。
ミネバを抱いてはやって頂けませんか?」


は?
・・・し、しかし!


「貴方には、夫と同じ匂いが致します。
厳しくも、優しい、純粋な心の持ち主にしか出せない匂いが。
お願い致します。」


は・・・で、では。


これは!
なんと小さく・・・そして暖かく・・・重い。


「うー・・・?
う?あははっ!」


「ふふ・・・そうですよ。
赤子とはいえ、立派な命。
とても重いのです。
それにしてもミネバは・・・余程、貴方を気に入ったようですね。

人見知りの激しい子で、私以外の者には抱かれたがらないのですけれど・・・
とても嬉しそう。
やはりこの子も・・・貴方に、あの人と同じ匂いを感じているのでしょう。


アナベル・ガトー大尉。
貴方も『アクシズ』へ来てくださるのでしょう?

とても心強く思います。
これからも、どうかミネバを宜しくお願い致します」


!・・・!!

・・・・・・。



・・・ゼナ様。
私は・・・。

・・・『アクシズ』には参りません。
デラーズ大佐とともに、地球圏に残ります。


「えっ?」


まだ私達の同胞が、地球圏で頑張っているのです。
それを見捨てて立ち去るわけには・・・。

それにこれは、ジオンのみならず、地球連邦の不当な圧政を受ける人々を解放する為の戦いなのです!
・・・ミネバ様や、ドズル閣下の仰った、この世の数億人のミネバ様達に、明るき未来を!


その為にこそ、我々は!

・・・そして我々が再起する時!
その時が来れば、『アクシズ』に向かう事になる方々とも、再会できる時が来ましょう!


「そう・・・ですか。
この子にとって・・・あの人の居ないこの宇宙は・・・寒すぎる気がするのです・・・。
貴方ならば、このミネバを託せるかと・・・。

ガトー大尉・・・またお会いできるのですね?
約束して下さいますか?」


は!・・・必ず!
ジオン再興の為に!
そして・・・ミネバ様の為に!



145 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/04/23(Sun) 17:54
ミネバ様を頂くぞ

146 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/04/25(Tue) 19:22
今日もジャブローに爆弾を仕掛けてきたぜ!!!

147 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/04/25(Tue) 22:28
>>115
【ガトー少佐に敬礼!】


(宇宙暦0083 11月10日
『コンペイ島』(旧名『ソロモン』)近海)


(『ソロモン』・・・そこは連邦の手に落ちるまで、そう呼ばれていた。
いや・・・今もそう呼ぶ男たちがいる。)


(カリウス)
「少佐。
ついに此処まで来たのですね・・・。
この目で再び、『ソロモン』を見る時が来ようとは・・・。」


うむ、ようやく戻って来れたな・・・『ソロモン』へ。
多くの同胞達の犠牲の上に・・・。


(カリウス)
「少佐・・・。
この海はまだ若いのです。
波が穏やかになるには・・・まだ。」


そうだな・・・。
・・・後は駆け抜けるだけだ。


各機!出揃ったな!
これより出撃する!

グラードル!
出撃の合図を!信号弾を上げろ!


(グラードル)
「信号弾を!?
しかし、少佐!敵に気取られる訳には!」


・・・これしきの事で連邦に看破されるようでは!
我らの大義の戦いを、天が見放す筈も無い!
かまわん、撃てい!


(グラードル)
「ガトー少佐・・・。

ふふ、確かに・・・その通りですな!
よし、信号弾を上げろ!」


(虚空に巨大な華が咲く)


カリウス
「おお・・・これは!
かつてのジオン独立戦争時の出撃信号!」


(グラードル)
「少佐・・・ご武運を!

艦隊各員へ!
攻撃隊が発進する!

各自持ち場より、攻撃隊を見送れ!
繰り返す!
各自持ち場より、攻撃隊を見送れ!

総員・・・敬礼!」



・・・グラードル、感謝する!

全機、私に続け!
『ソロモン』の真の主が誰であるかを、略奪者どもに思い知らすのだ!

再びジオンの栄光を・・・この手で!



148 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/04/25(Tue) 22:53
>>116
【ホワイトベースに核を撃ち込む!! 】


(宇宙暦0079 11月7日
連邦軍、地球上にて『オデッサ作戦』発動
ジオン公国に対し、総反攻を始める)


・・・確かに『ガンダム』を始め、『木馬』のモビルスーツ隊は強力だ。

だが・・・たかが一隻の戦艦とモビルスーツの一個小隊に、核まで持ち出すなど!

第一、『木馬』の隊など、敵の一部の、そのまた末端を構成しているに過ぎん!
それよりも、レビルの主力隊をどう抑えるかを思案すべきであろうに・・・。

マ・クベ将軍は気が触れたのか!
常軌を逸している!



・・・黒い三連星が落とされたのは知っている!
『オデッサ』が窮地にあるのもな!

しかし、だからこそ・・・堂々の戦略と、緻密な戦術を以って敵を迎え撃つべきなのだ!
それこそが、将の道というもの!
苦し紛れの一手で得た、一時の勝利など・・・決して長続きはせんのだ!

マ・クベ将軍には、それが理解できんと見える。

多少、『木馬』に痛い目に遭わされたからといって、頭に血を昇らせ、真に果たすべき任務を見失うとはな。
所詮、かの御仁は・・・将の器にあらず!



149 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/04/25(Tue) 23:05
>>118
【おまえらはタマネギだぁぁ】

(宇宙暦0083 11月5日
月・ソロモン海中間宙域 )

(チャック・キース)
「はぁ・・・コウは良いよなぁ。
いつの間にかガンダムを乗りこなしちゃってるしさぁ。

おまけに・・・ニナさんにも気に入られてぇ!

どーしてお前ばっかりが良い目にあうんだよ!
俺にもその幸せを分けてくれよ、なぁ?コウ!」


(コウ・ウラキ)
「し、知らないよ!
僕はただ・・・必死に操縦してただけで。
生き残れたのは、ガンダムのお陰だって!」


(キース)
「ガンダムのお陰?
かぁーっ!
何でそこで一言、『愛するニナが一生懸命整備してくれてるからぁん♪』とか言えないかなぁ?
ホント、お前って女心が分かってないってゆーか、天然ってゆーか。

あのなぁ、コウ。
天然なオトコがかわいい♪なんて言われると思ったら大間違いだぜ?
それはせいぜいハイスクールまでの話!

お分かり?
19にもなって、中身がそんなお子様で、しかもチェリーボーイってんじゃあ・・・
ニナさんみたいなオトナの女性には、いずれ愛想つかされるっての!

わかってんのかぁ?そこんとこぉ!」


(コウ)
「そ、それぐらい僕にだって!
そ、それに僕は・・・ちぇ、ちぇ・・・チェリーなんか・・・」


(ベルナルド・モンシア)
「おうおうおう!
何をピーチクパーチクやってやがんでい、このヒヨッコども!
訓練とはいえ、この暗礁宙域のド真ん中じゃ、いつ敵さんに出会ってもおかしくねえってのによ!

にしても・・・ウぅ〜ルぁキぃ!
てめぇなんざ、このモンシア様の眼中に無ぇんだよ!

ガンダムもニナさんも、この俺様が可愛がってやるってんだ!
・・・ニンジンも食えねえお坊ちゃまは、ママのおっぱいでもしゃぶってろい!

それとキース!
オメーは何なんだ!このバカ!

今日も一発もターゲットに当たんなかったじゃねえか!
オメーは気合が足りねぇんだ!気合が!

今度敵に会ったら、キライな奴の事でも思い出しながらガツンと行けぇ!
わかったかぁ!」


(キース)
「す、すみませぇ〜ん・・・。

・・・あ、あれぇ?モンシア中尉?
なんか高速で近づいてきますけど・・・あれは?」


(モンシア)
「なぬっ!?

・・・ばっ、馬鹿!
これは敵だ、敵ぃ!」


(キース)
「ええぇっ!
どっ、どうしよう!」

(デラーズ・フリートのモビルスーツ、『ドラッツェ』が2機襲来する)


(コウ)
「・・・くそっ!
ウラキ少尉、フルバーニアン、突貫します!
キース!援護を頼む!」


(モンシア)
「お、おう!それだ、それ!
ウラキは右!俺は左のをやるぜ!

うるぁ、キース!気合入れろぉ!」


(キース)
「きっ、気合、気合・・・俺のキライな奴を思い出す・・・って、うわわっ!
お、お、おまっ・・・

おまえらはタマネギだぁぁっ!」

(キースの『ジム・キャノンU』の両肩にマウントされたビームキャノンが、2機の『ドラッツェ』を撃墜する)


(コウ)
「え?タマネギ?」


(モンシア)
「うぁ・・・あり?ありり?
ぜ、全部落としちまったのかよ!」


(コウ)
「・・・っていうか、タマネギが嫌いだったのか。
・・・僕のニンジン嫌いをさんざん馬鹿にしてたくせに・・・。」


(モンシア)
「・・・ふ、ふん!
その調子でガトーも片付けてくれりゃ、この仕事も早く終わって万々歳なんだろうがよ・・・。」




(ヴィリィ・グラードル)
「ガトー少佐!
哨戒に出ていた『ドラッツェ』の信号がロストです!
・・・予定外ですな、この方面に敵が居るというのは。」


ちっ!これからソロモンへ行くという時に!
捨て置いても良かろうが・・・しかし、後方の敵戦力の規模すら分からんというのは、確かにまずい。

・・・止むを得ん!
グラードル、私自ら出撃するぞ!
ガンダムを回せ!




(キース)
「あ、あははっ、そ、そうか。
これからはガトーの事をタマネギだと思えばいいんだぁ。
もうアイツなんか怖く無いぞ・・・いつでも来ぉい!」


(モンシア)
「・・・・・・んな上手い話、あるわきゃねえわな。」


150 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/04/28(Fri) 01:26
>>119
【これから大気圏に突入します】


(宇宙暦0079 11月8日
地球軌道上 地表よりの高度120km地点)

≪ガトー大尉、降下作戦開始まで、あと180秒です!≫

うむ!
いよいよか・・・。

頼むぞ、諸君!
今、我が軍の『オデッサ』基地は、連邦の猛攻を受け、窮地に立たされている!

守備隊は寡兵ながら、よく敵の大軍を支えてはいるが・・・
敵に戦線を寸断され、各所に孤立し、相互支援もままならなくなっているようだ。

それら各所の最前線では、武器・弾薬、そして食料が不足しているらしい。
敵の戦って死ぬのならまだしも・・・飢えて死ぬなど、武人にとってこの上無き恥辱!

諸君らの任務は重大だ!
諸君らは、彼らにとっての援軍としてだけでなく、欠乏する物資を運搬する役目も期待されているのだ!

『オデッサ』の命運は、この降下作戦が成功するか否かに掛かっていると言っても過言ではない!


≪ガトー大尉! 二時方向に敵艦隊! 急速に接近しつつあり!≫


何!?
『ルナ・ツー』が艦隊を出してきたのか!
連邦め、この降下作戦を・・・やらせるものか!


・・・全機、迎撃用意!
総司令部、及び他の諸艦隊に伝達!

『我、敵ト遭遇セリ』 とな!


バウマンの隊から先発させろ!
私の隊もすぐに出る!



・・・降下部隊の諸君、いいか!

何も心配はいらん!
君達降下部隊は、命に代えても私が護る!

だから・・・なんとしても『オデッサ』の味方の下まで辿り着くのだ!
彼の地で奮戦する同胞達を、救ってやってくれ!


≪降下作戦開始! これから大気圏に突入します!≫


・・・よし!
我々の分も頼んだぞ!



さて・・・行くか!
連邦の雑魚ども・・・一兵たりとも生かして返さん!

思い知らせてくれる!
制宙権は、我らジオン宇宙攻撃軍の手中に在るのだという事を!



151 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/04/28(Fri) 08:04
これより各自戦闘準備に入れ。

152 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/04/29(Sat) 00:26
ニュータイプは優遇され過ぎている!
我等オールドタイプは差別されている!!!!!!

153 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/04/29(Sat) 00:29
戦士に一番必要なもの!それは何だ!

154 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/04/29(Sat) 01:13
>>122
【白いモビルスーツは悪魔か?】

(宇宙暦0079 12月18日
サイド6 『リーア』近海)


「ぜ、全滅?
12機の『リック・ドム』が・・・3分も経たずにか!』

「来ます!ガンダム!」

「お、落とせ!
シャアが見ているんだぞ!」






各機、最大戦速!
コンスコン閣下をお救いしろ!

如何に『ソロモン』から、多くの兵力を割ける状況に無いとはいえ!
コンスコン閣下ともあろう方が・・・・あのような小勢で『木馬』に仕掛けるとは!

いつ連邦が『ルナ・ツー』から、『ソロモン』攻略部隊を進発させるか分からんのだ!
今、コンスコン閣下のような有能な将領を喪う訳にはいかん!



・・・見えた、『チベ』だ!

む!?
(コンスコン艦隊の旗艦『チベ』が大爆発を起こす)

・・・なっ!
『チベ』が・・・コンスコン閣下!
なんという事だ・・・!!




あれは!
・・・あの白いモビルスーツは・・・ガンダムか!

おのれ・・・コンスコン閣下の仇討ちだ!



(乗機『MS−09R リック・ドム』のロケット・バズーカを撃ち放つ。
が、ガンダムはそれを回避しつつビーム・ライフルを連射する)

・・・くっ!
ビーム兵器か!
だが・・・当たらなければどうという事は無い!

ぬぅあああ!
(スロットルを踏み込み、推力全開で一気にガンダムの側方に回りこむ)

・・・貰った!食らえい!
(必殺の間合いからロケット・バズを2発放つ
が、それすらもガンダムは回避する)

・・・馬鹿な!なんという反応だ!


(さらにガンダムはビームライフルで背後に回り込みつつあった、302哨戒中隊の『リック・ドム』を撃墜してのける。)

ぐっ!
ガーランドがやられたのか!


(ビームを放ちつつ、ガンダムが突っ込んでくる)

ちっ・・・舐めるな!
貴様の動きが見えぬ私では無い!
(ビームを回避しつつ、突貫してガンダムの懐に飛び込み、至近距離からロケット・バズを撃つ・・・そして爆発)

直撃!
・・・どうだ!



(だが、爆炎の中から現れたのは、ガンダムのシールドのみ・・・直後に警告音)

・・・何だと!上か!?
(ビームサーベルを引き抜いたガンダムは、上方にから一気に切りかかって来る)

くそっ!このような・・・あり得ん!
(咄嗟にヒートサーベルを引き抜き、受け止める)

この化け物め!
だが・・・勝つのは私だ!
(激しく切り結ぶ二機のモビルスーツ・・・が、ガンダムの方が腕の回転が速く、次第に押し始める)



くっ・・・これが・・・機体の差というものなのか!
このまま・・・させるかぁ!
(ガンダムの腹に蹴りを入れ、その隙に一旦距離を取る)


はぁっ、はぁっ!
この敵は・・・白いモビルスーツは悪魔か?

機体の性能も、パイロットの腕も・・・尋常ではない!
せめてこちらにも、ビーム兵器があれば・・・!




(ガンダムが踵を返し、後退していく)
・・・む!
どうしたというのだ!ヤツは!

これは・・・味方の、援軍が来たのか!



≪こちら突撃機動軍所属艦、『ザンジバル』! これよりコンスコン艦隊を援護する!≫

今頃・・・援護だと!!
・・・シャアめ!
白々しい真似を!

・・・それにしてもガンダム・・・良い引き際だ!
噂に違わず手強いヤツだ!




155 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/04/30(Sun) 00:05
>>123
【なぜモアイ?】

これは・・・想像以上に酷いものだな。

例えば、これだ。
君にはこの写真が何処の物か分かるか?

一見、何もない荒野が映っているだけに見えるが・・・。
この路傍に転がっている岩を見ろ。


そう・・・これはモアイ像!
その周辺に転がっている石くれも、その破片だ。

・・・この写真は、現在のイースター島の写真なのだ。
我々が敢行した、先のコロニー落としによる被害という訳だな。



私には・・・このモアイこそ、今の我ら人類の有りようを凝縮しているように思える。


「なぜモアイなのですか?」


遥かな昔、このイースター島に住んでいた人々が何故滅びた原因・・・。
それは、人口が増え過ぎた為なのだ。

小さな島に、人々がひしめき、彼等は貪欲に島の資源を食い尽くした。
かつて緑に満ちていた島には、荒れた土地しか残らなかった。

人々は限られた資源を巡って互いに争い・・・ついには空腹を満たす為、敵を食った!
そしてついに・・・島からは誰も居なくなり、主を失ったモアイだけが残ったのだ。
人が餓鬼と化し、人を食らう・・・まさに地獄!


今の地球圏がまさにこれだ。

統制能力を欠いた連邦の無軌道な政策による地球圏の運営の破綻。
その結果の戦争であり、今回の悲劇だ!


人はいつまで同じ過ちを繰り返すのだ・・・。
互いの身を食い尽くし合うまでか・・・そのイースター島の人々のように・・・。


・・・私はそうは思わん!

この戦いを最後に・・・スペース・ノイドの開放を契機に・・・
人類は「新たな革新」に目覚めるのだ!

私は・・・そう信じて、今も戦場に立っている!



156 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/04/30(Sun) 00:40
>>125
【水いりませんか?

すこし、まけときますよ 】


(宇宙暦0080 3月
月面都市 『フォン・ブラウン』)


ン?水か。
うむ、では頂こう。
(金を支払い水を受け取る)

「あのような水の行商人が居るとは・・・。
この月面も、まだまだ復興途上というところでしょうか、大尉?」


フ・・・カリウス・・・いや、『カール』。
大尉はよせ。
今の私はただの一般市民だ。
争い事を好まず、目の前の戦争など見てみぬフリをする・・・ルナリアン(月に居住する人々)の一人さ。

今しばらくの間は・・・な。
(水に口をつける)


「は!申し訳・・・あ、いや、すみません。
えっと・・・『アルベルト』さん。

しかし・・・私はルナリアンが好きにはなれません!
あれほどキシリア閣下に尻尾を振っていたくせに・・・連邦が勝者に納まるや、手の平を返して。」


それが人の世の常という物だ。
特にこの月に住む連中というのはな。

だが、そのしたたかさを侮ることは出来ん。
見ろ、先の水の行商人の他にも、そこかしこで商売をしている連中だらけではないか。

先の大戦で、ジオンも、そして連邦もボロボロになったというのに・・・この活気。
おそらく、この月こそが、最も早く復興を遂げるだろう。


(カリウス)
「ええ・・・あの会社も随分と景気がいいようですからね」


・・・『アナハイム・エレクトロニクス』か!
我がジオンの技術者も多く入ったらしいな。

軍事産業複合体・・・。

今は連邦の軍備再生計画のお陰で実入りはいいだろうが・・・。
それで満足する連中でもあるまい。

戦争による業火こそ、奴等の儲けの種。
その火種が無いのなら作るまで、と思うかもしれん。


(カリウス)
「では・・・やはり!
しかし・・・我等の理想も、あのような守銭奴どもの手を借りねばならないとは・・・!」


フ・・・良いではないか。
まずは連邦に勝ち、ジオンを再考する事こそが先決!

奴等の処遇など・・・その後にどうとでもなる!


連邦も・・・理想を持たず、我らの大義を商いの種にし、死を売り物にする者どもも!
(水の入ったボトルを握り潰す)

・・・必ず滅ぼさねばならん!我々の手によって!



157 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/04/30(Sun) 02:55
>>126
【アプサラスのパーツを貰っていきますねノシ 】


(宇宙暦0083 11月11日 10時40分 月・地球中間点 
コロニー『アイランド・イーズ』付近
地球落下まで822分 阻止限界点まで522分)


この・・・沈めええい!
(『ノイエ・ジール』のビームの連弾を浴び、サラミスが轟沈する)

よし!
これで月から我らを追撃してきた敵は、大方片付いたな。



む!
この反応は・・・敵の新手か?
しかし・・・大きい!
データには無い機体だぞ、何だ!

(モニターにガンダム試作3号機、『GP−03 デンドロビウム』が映る)



これは・・・連邦のモビルアーマーなのか!
いや、あの上部に見えるのは・・・ガンダムの頭部!

モビルスーツに大規模な追加武装を装備させて、モビルアーマー化させたものだと言うのか!


しかし・・・あのシルエットはどこかで・・・。

そうか!
一年戦争・・・ジオン独立戦争で我が軍が開発した『アプサラス』!

その2号機は撃破され、鹵獲されたと聞いたが・・・。
連邦め・・・そのコンセプトを盗んだか!

しかし、だとすれば・・・。



各機、退避しろ!

そのガンダムは・・・私でなければ倒せまい!



158 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/04/30(Sun) 21:14
>>129
【私の名は、ヌルポ・アズナブル
ジオンの赤いヌルポ彗星として恐れられた大佐である
私のヌルポ専用ザクは普通のザクとは違うのだよ!】

(宇宙暦0079 12月28日
宇宙要塞『ア・バオア・クー』
第7モビルスーツデッキ)


(整備兵)
「ガトー大尉! ゲルググのコクピット位置の調整、終了しました!
確認の為、もう一度搭乗してください!」


うむ、わかった!
しかし、いよいよ決戦の時が来たのだな。

このア・バオア・クーにしても・・・。
ソロモンが落ち、連邦の大軍は迫り、浮き足立っているかと思ったが・・・。

なかなかどうして、皆良い顔で仕事をしている!
我がジオンの勝利は疑いない!  

ん・・・何だ、あの巨大なモビルスーツは?
足が無いな、未完成品か?


(整備兵)
「いえ、あれは完成品です。
とはいえ、まだ最終調整が済んでは居ないのですが。

とと・・・あれは極秘の機体でして・・・。
ですが、まあ・・・ガトー大尉になら。

『MSN−02 ジオング』であります!
ニュータイプ専用機です!」


ニュータイプ・・・専用機か。
ふん、随分とニュータイプを優遇するものだな。
たった一機の特別仕様機の為に、あれ程のスペースと人員を割くなど・・・。


(後ろから見慣れぬ仕官に声をかけられる)
「私の名は、ヌルポ・アズナブル!
ジオンの赤いヌルポ彗星として恐れられた大佐である!
私のヌルポ専用ザクは普通のザクとは違うのだよ!」


む・・・ヌルポ・アズナブル大佐?
これは・・・失礼を。
(一歩分、身体を後退させる)


(整備兵)
「え?あの・・・大佐殿が、キシリア閣下よりお話のあったパイロットの方ですか?
この機体の最終調整の為に派遣される 、ニュータイプの?」


(ヌルポ・アズナブル大佐)
「そうである!
これが私の専用ザクであるか?」


(整備兵)
「・・・は?
いえ、これはザクではなく、ジオングというニュータイプ専用の・・・」


・・・整備兵!下がれ!
ヌルポ・アズナブルとやら・・・その怪しい出で立ちと言動。
貴様、何者か!


(ヌルポ・アズナブル大佐)
「な、何を言うか!
そういう君は誰だね?」


私はアナベル・ガトー大尉だ!
私を知らぬとは・・・やはり貴様は連邦の間者だな!?


(ヌルポ・アズナブル大佐)
「と、とんでもない!君の事は知っているとも!
ヌルポ・ガトー大尉・・・がっ!」


この・・・連邦の犬めが!
誰がヌルポ・ガトーか!
(さらに2発殴り、ヌルポ大佐を気絶させる)

この下種を引っ立てい!
目障りだ!



159 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/04/30(Sun) 21:15
>>131
【俺がシロー・アマダだ!MS08イケメン小隊!付いて来い!

共 に 前 線 で 自 爆 す る ぞ

次回【イケメン戦火に散る】                   



ふむ・・・今回の戦死者名簿か。
毎回毎回、これが届くたびに気が沈む。
特にかつての上司、部下、そして友・・・彼らの名がこの名簿に在るのを見る度にな。

しかし・・・今回は極東戦線の将兵が随分と増えたものだな。
極東での戦いも、熾烈を極めているという事か。
(名簿のページをめくっていく)


これは! ノリス・パッカード大佐が!
そうか・・・ノリス大佐も戦死されたか。


「11月 チベット・ラサ基地近郊にて戦死。
連邦軍・『第08イケメン小隊』を名乗るMS隊の自爆攻撃により・・・(バン!)」
(勢い良く力任せに名簿を閉じる)


・・・馬鹿な!
今の私が在るのは、モビルスーツに乗りたての頃、教導大隊に居たノリス大佐の手ほどきを受けたからなのだ!
その恩人を・・・連邦の屑どもの自爆攻撃で喪ったというのか!
それも、事もあろうに、ふざけた名を名乗る連中の!

大方、その名に似合いの卑怯な手で騙したあげくの自爆攻撃だったに違いない!
連邦め・・・絶対に許さん!



160 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/04/30(Sun) 22:03
もらったぁぁぁぁぁあっ!!!

161 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/04/30(Sun) 23:51
>>135
【ソロモンよ…私は帰って来た!

ソロモンさん、私のお友達。 】


(宇宙暦0079 12月24日
宇宙要塞 『ソロモン』)

敵の突撃艇がビーム攪乱幕を張り始めただと!?
・・・いよいよ始まったな。

我々の出番は近い!
各機、準備を怠るなよ!


「ガトー大尉。
我々は・・・このソロモンを守り切れるのでしょうか?
そして・・・生き残れるのでしょうか?」


ン・・・不安なのか?
どうした、いつも元気な君らしくもない・・・。

心配はいらん!
『ソロモン』にドズル閣下ある限り、絶対に落ちることは無い!

それに・・・この『ソロモン』には、この一年、ともに釜の飯を食った同胞がいるではないか!
案ずるな!
・・・私と皆、そして君は・・・生きるも死ぬも一緒だ!


「大尉!
・・・そうですね。
この『ソロモン』は私の家であり・・・私の家族であり・・・友なのですね。

私はこの家に・・・また帰ってきていいのでしょうか?」


無論だ!
皆で帰るぞ!この『ソロモン』へ!
必ず、凱旋を飾ろうではないか!




≪モビルスーツ隊、聞こえるかぁっ!
司令官のドズル・ザビである!

いよいよ連邦が攻めて来おった!
さんざん返り討ちにしてやりたい所なんだがな・・・奴等のビーム攪乱幕が邪魔で、要塞砲が使えん!

自らの艦載砲が使えなくなるのも承知の上での、この戦法!
つまりはだ・・・奴等、この『ソロモン』にモビルスーツ戦を挑む気だ!

・・・いいかぁっ!お前らはナメられているっ!
という事は、この宇宙攻撃軍がナメられているんだっ!

奴等を付け上がらせるなよ!
お前達の力を存分に見せ付けて、ギタンギタンにしてやれいっ!
分かったかあっ!

よぉし・・・全軍、出撃ぃっ!≫




フ・・・相変わらず声の大きい。だが・・・。
各機!
ドズル閣下の気合は受け取ったな?

この『ソロモン』に群がる連邦の蟻どもを・・・一匹残らず踏み潰すのだ!
行くぞ!



162 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/05/01(Mon) 22:38
>>139
【ガンダムの時代は終ったのだよ】

(宇宙暦0079 12月20日
宇宙要塞 『ソロモン』)


・・・来たか!
待ちわびたぞ!


「ジオン特急便でござい〜!

モビルスーツを配達に参りましたぁ!
ピッカピカの新型ですよ!
・・・お客様はどちらですかなぁ?」


フフッ・・・何をしているのだ、整備班長。
客はここだ!

早く荷を受け取りたいのだがな?
欲しいのはサインか?チップか?


「はっはは!
そりゃあ勿論チップでお願いしますよ、大尉!

・・・いいですか、コンテナを開けますよ?
下がっててください、怪我しても知りませんぜ!」

(コンテナが開き・・・中から『MS-14S』が姿を現す)


・・・おお!
これが・・・『ゲルググ』か!


「・・・どうです!
とびっきりの美人でしょう?」


ビームは・・・ビームは使えるのだろうな!?
スペックはどうなのだ?
カタログスペック通りなのか?


「まぁまぁ・・・、落ち着いてくださいよ、大尉どの。

我が軍初の、ビーム・ライフル装備!
高機動力に、重装甲!

こいつが前線に行き渡れば・・・ガンダムなんざ屁でも無え!
ガンダムの時代も終わりってモンですよ!


・・・とはいえ、今のこいつは只の人形と同じでさぁ。

誰かさんが、命を吹き込んでやらなきゃあ使えませんぜ?」


なるほど・・・そして、『彼女』に命を吹き込む王子様が・・・君と言う訳か?

ふふふ・・・ははは!
ならばその不精ヒゲくらい、どうにかしたらどうだ?


「ハン!不精ヒゲなんぞ!
それよりここ、三日程、俺達ゃあシャワーも浴びれてねえんすから。

それ以前の問題でさぁ!
はぁっははは!」


いつもの事ながら、君たち整備兵には頭が下がる。
今度、一杯奢らせて貰おう。


「二杯にして貰いやしょうかね?
俺達はこれから、こいつと一夜を伴にするんでさぁ!

さっさとヤル事ヤって大尉にお返ししねえと・・・
大尉にヤキモチ焼かれちまいますんでね!

はっはっはは!

明日までには、こいつを試したいんでしょ?大尉?」


ああ、そうだな!
では・・・三杯奢ろう!

まさか、明日の朝一番に試乗出来るとは思わなかったからな!


「げぇっ!朝までですかい!?

こいつぁ参ったぜ・・・一本取られたね。

おい!野郎ども!
とっとと、このお嬢ちゃんを一人前のレディにしてやろうぜ!

大尉が皆に奢ってくれるってよ!
飲み放題だそうだ!」


・・・んなっ!

フッ・・・止むを得まい。

分かった!それでいい!
皆、頼むぞ!




163 名前:アナベル・ガトー@ ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/05/01(Mon) 22:43
>>145
【ミネバ様を頂くぞ 】


(宇宙暦0080 1月15日
L2付近 暗礁宙域 『カラマ・ポイント』)



(シーマ・ガラハウ)
「アサクラ大佐!
何故です! 我々には『アクシズ』への脱出の権利は無いのですか!?」


(アサクラ)
「当たり前だ!
毒ガスを使ってコロニーの住民を虐殺するなど、軍律を逸脱した数々の行為!
貴様の艦隊がやった事は・・・ジオンの面汚し以外の何物でもない!」


(シーマ)
「逸脱?・・・そんな!
それらの特殊任務を我々に命令したのは、大佐・・・あなたではありませんか!」


(アサクラ)
「私からの命令だと?
フン!・・・知らんな。

とにかく迷惑だ!
自分達の始末くらい、自分で付けろ!

・・・以上だ!」


(シーマ)
「なっ・・・!
アサクラ大佐!大佐ぁっ!」



(デトローフ・コッセル)
「ち、畜生ぉぉぉっ!
『サイド3組』の奴等め、俺達を何だと思ってやがる!


・・・シーマ様!
俺はこのままじゃ、腹の虫が納まらねえ!

いっそのこと・・・
奴等が後生大事に抱えてる、『ミネバ様』ってぇのをかっさらって、連邦に売っちまいやしょうぜ!」


(シーマ)
「・・・!!
こンの馬鹿野郎っ!!
何をふざけた事を言ってんだい!

あたしゃあね、言葉も話せないような赤ん坊にすがって生きるほど、落ちぶれちゃいないよ!」


(コッセル)
「ぐっ・・・け、けどよ!
このまま、あいつらの言いなりで良いのかよ!

オレは御免だ!
ジオンも何も知ったこっちゃねえ!

こうなったら・・・逮捕されたって構わねえ!

帰りやしょう、シーマ様!
・・・俺達の故郷、『マハル』へ!」


(シーマ)
「・・・『マハル』!?

・・・そうだ。

どうせ・・・行くも地獄、行かぬも地獄。
第一、アクシズのような辺境の地に、何があるってんだい?

あたし達は戻るんだ・・・故郷の『マハル』へ!


・・・コッセル、全艦に伝達!
直ちに発進!

進路は・・・サイド3、3バンチコロニー・『マハル』へ!」

(シーマ艦隊が『カラマ・ポイント』を離脱してゆく)




(Aへ続く)



164 名前:アナベル・ガトーA ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/05/01(Mon) 22:44
(@よりの続き)

(アサクラ)
「ふん、シーマめ・・・ようやく立ち去ったか。

奴等は「あの任務」の生き証人だからな。
『アクシズ』へ来られては困るのだ。

『アクシズ』での私の立場が、危うくなるやもしれんからな・・・。」




(アサクラの背後に二人の仕官が現れ、そのうちの壮年の仕官が口を開く)

「ほう・・・それは良い事を聞かせて貰った。
・・・今のやりとり、お前も聞いておったな、ガトーよ?」



・・・はっ!しかと!



(アサクラ)
「・・・エギーユ・デラーズ!そして・・・アナベル・ガトー!
貴官ら、何故ここへ!」
 

(エギーユ・デラーズ)
「アサクラ大佐。
貴公の『アクシズ』への参画について、儂とマハラジャ・カーン殿との間で、意見の相違があってな。
カーン殿は、『アクシズ』の開発の為に、貴公の技術力は必須だと仰られたのだが・・・儂はどうも不安だったのだ。

・・・貴公の腹の中に棲まう者が何者なのか、という点についてな。

そこで貴公と直接話をつけようと思ったのだが・・・

ふっふ・・・どうやら、その必要は無かったらしい。
貴公は・・・ジオンの未来を託すには、危うい男の様だ。」


(アサクラ)
「なっ・・・!ち、違う!
私とて、ただ本国の指示に従っていただけで・・・!」


(デラーズ)
「・・・ならば堂々と、儂とカーン殿の前で、そのように主張すればよかろう!

それを・・・!
このように姑息な手でもって、揉み消しを図るとは!

儂は貴公の『アクシズ』への・・・ジオン再興への参画を認めぬ!

・・・この事は、カーン殿にも伝えさせて貰う!」

(アサクラに背を向け、立ち去ろうとする)



(アサクラ)
「う・・・ま、待て!デラーズ!

く、くっ・・・ぉおのれい!
そうは行くかぁ!」

(拳銃を抜き放ち、デラーズの背へ向ける)




(・・・パーン!)




(Bへ続く)




165 名前:アナベル・ガトーB ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/05/01(Mon) 22:45
(Aよりの続き)

(室内に、銃声の余韻が響き、硝煙の臭いが立ち込める)






「ぐ・・・が・・・ぁ・・ぉぉ・・・」


(額を撃抜かれたアサクラが、床に崩れ落ちる)




ジオンの栄光にたかる・・・寄生虫めが!
貴様とともに戴く大義など、この宇宙には無い!

(まだ銃口から硝煙が立ち上る拳銃を、腰のホルスターに仕舞う)

デラーズ大佐! お怪我は!?



(デラーズ)
「うむ、大事ない。
よくやってくれたな、ガトー。

それにしても、シーマは・・・サイド3へ向かったか。

・・・ガトーよ、知っておるか?
シーマ艦隊の者たちは皆・・・コロニー、『マハル』の出身だそうだ・・・。」


・・・『マハル』?

・・・!! 大佐、まさか!



(デラーズ)
「そう・・・あの『ア・バオア・クー』戦の折に使用された、コロニー・レーザー、『ソーラ・レイ』。
あれは・・・『マハル』を改造して造りしもの。

そしておそらく・・・シーマはその事を知るまい。

この事は、『マハル』の元・住民には伏せるという・・・一応の「配慮」は有ったようだからな。


しかし・・・。
シーマ・ガラハウ・・・同胞からは裏切られ、帰る家も失い・・・

これからどこへ行くのか・・・。

まるで・・・
宇宙を漂う、蜉蝣のようではないか・・・。」



蜉蝣・・・ですか・・・。
(窓外の宇宙へ視線を向ける)







「皆で帰るんだ・・・『マハル』へ!

あたし達の故郷へ・・・!」




・・・END



166 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/05/01(Mon) 22:48
旧ザクを扱えればいいんだよ

167 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/05/05(Fri) 03:00
アナベル・ガトーはオールドタイプでありながらニュータイプ並の技量を持っていると聞いたが?

168 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/05/07(Sun) 00:54
>>146
【今日もジャブローに爆弾を仕掛けてきたぜ!!!】

(宇宙世紀0079 11月30日)


そうか!
ついにモビルスーツ格納庫への爆弾の設置が終了したのだな!?

・・・これで爆弾の敷設が終了したのは、今日のモビルスーツ格納庫に加え、
対空レーダー施設および対空戦闘指揮所、更に戦闘機射出カタパルトか!


無論、これらの重要設備の全てに爆弾を仕掛けられた訳では無い。
それに、設置した爆弾の全てが首尾良く炸裂したところで、実害は高が知れている。

しかし・・・それでも『ジャブロー』の奴等め、混乱の極みに陥るだろう!


例え一時的であっても、迎撃能力の低下した『ジャブロー』に対し・・・
『キャリフォルニア・ベース』駐留軍が主力となって襲い掛かる!

まず!空からは『ガウ』の空爆隊が侵攻する。
制空権を奪うと同時に、敵の対空砲座を潰し、モビルスーツ隊を降下させる!

海からは『ユーコン』の潜水艦隊だ!
彼等が連邦の水上部隊を殲滅し、『ジャブロー』の港湾施設にモビルスーツ隊を送り込む!


そして・・・我が宇宙攻撃軍のモビルスーツ隊が降下作戦を展開するのだ!
降下用シャトルは無防備だが、もはや『ジャブロー』には、これを迎撃する地表の戦闘力は残ってはいまい!


先に展開したモビルスーツ隊が橋頭堡を築き、降下部隊の戦力を加えて内部へ進撃すれば・・・
『ジャブロー』を落とす事も十分に可能だ!



問題は・・・『ルナツー』に集結しつつあるという、連邦の宇宙艦隊の動向だ。
奴等が我々の降下作戦を邪魔するのは、毎度の事だからな。

だが・・・いくらでも来るがいい!
此度の降下作戦で、長く、凄惨を極めたこの戦も、もう終わるのだ。

フフフ・・・今度こそ、奴等に相応しい死に場所を与えてやらねばな!



169 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/05/08(Mon) 01:34
>>151
【これより各自戦闘準備に入れ。 】


(宇宙世紀0079 12月1日
地球軌道上@)


昨日から始まった、第二次ジャブロー攻略線は苦戦しつつあるらしい。
連邦の奴等は、万全の迎撃体制で待ち構えていたようだ。

『マッド・アングラー隊』・・・我が軍の特殊部隊の敷設した爆弾が、殆ど不発に終わったのもあるが・・・
それにしても、これではまるで・・・・・・。

・・・いや!そのような事が有る筈はない!
我が軍の作戦が、筒抜けになっていたなどと!

・・・とにかく、降下作戦を急がねば!
まだ戦勢は挽回可能な筈だ!



≪敵艦隊を補足!
これより各自戦闘準備に入れ!≫


・・・連邦の雑魚どもが!
早速、降下作戦を邪魔しに来たか!


≪敵の戦力は、『マゼラン』級戦艦12、『サラミス』級巡航艦39、他・小型艦艇多数!≫


・・・これは!
『ルナツー』のほぼ全艦艇ではないか!?


・・・ちっ!
いいか!如何に敵が大軍で来ようと関係ない!
この降下作戦は、必ず成功させねばならん!

その為に、奴等を防ぐ事が出来るのは・・・我々だけなのだ!
他の艦隊、特に突撃機動軍の連中などアテには出来ん!


・・・やるのだ!我々の手で!




170 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/05/08(Mon) 01:36
>>160
【もらったぁぁぁぁぁあっ!!!】


(宇宙世紀0079 同日 同所A)


つぇえええいっ!落ちろぉっ!
(MS−09Rを駆り、逃げるGMを追い詰め、ロケット・バズーカ弾を叩き込む)

・・・4機目撃破!


各機!聞こえるか!
敵は人型1機に、丸いモビルスーツもどきが2機のチーム戦術を取っている!
迂闊に飛び込むと少々厄介だが、対応を誤らねばどうという事はない!

丸いモビルスーツもどきの方は、機動性に劣るようだ。
動きで翻弄し、死角を取り、まずはこちらを片付けるのだ!

一方の人型は、ビームを装備し、決して機体の戦闘力が低いわけでは無かろうが・・・
所詮は付け焼刃!

あの推進剤の無遠慮な使用ぶりと、無駄弾の多さ・・・。
搭乗員の未熟は明らかだ!


まずは支援機を片付け、残りの人型を確実に葬るのだ!
如何に数が多かろうと・・・我々の勝利は疑いないぞ!




・・・む!これは!


≪もらったぁぁぁぁぁあっ!!!≫

(太陽を背にした死角から、GMが襲い掛かる)


・・・甘い!
それで私の眼を盗んだつもりか!
戦術上、当然過ぎる方角から仕掛けたところで!

(突入してくるGMのビーム弾を回避し、推進剤を3回連続で噴射しつつ方向を変え、GMの背後へ回り込む。
慌てたGMが振り返ろうとする)


遅い!!!
(背後からGMをゼロ距離射撃で仕留める)


・・・よし!
モビルスーツ戦では我が軍が押しているな!

しかし、後方に居る敵の大艦隊が砲撃を始めると、いささかまずい。
砲戦になれば、火砲の数が物を言うからな。
それに連邦のモビルスーツ乗りはともかく、軍艦乗りは決して腕は悪くは無い。


敵のモビルスーツ隊が不利を悟って退き始めたら、間髪を入れず追撃だ!
退却してきたモビルスーツ隊を収容しようとすれば、少なからず混乱が生じる。
これに乗じて敵艦隊を叩くのだ!


≪モビルースーツ隊へ!降下作戦は中止と決まった!
繰り返す!降下作戦は中止だ!
ジャブローに攻撃を仕掛けた地上軍が敗退した!≫


何だと!
・・・・くっ!間に合わなかったか!

しかし・・・こうなっては止むを得んか!

ジャブロー攻略は失敗したが・・・我々はまた戻る!必ずな!
最後に勝つのは我々だ!


第302哨戒中隊、聞こえるか!私とともに敵に突撃を掛けるぞ!
その隙に味方を逃がすのだ!
3分間の交戦の後、我々も離脱するぞ!




171 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/05/08(Mon) 01:38
>>152
【ニュータイプは優遇され過ぎている!
我等オールドタイプは差別されている!!!!!! 】


(宇宙世紀0079 同日 同所B)


次から次へと・・・貴様ら連邦がいくら来ようと!
無駄だぁ!


(バウマン中尉)
「ガトー大尉、そろそろ頃合です!
我々もそろそろ離脱しませんと、敵の重囲に陥ります!」


・・・バウマン!
うむ、そうだな!
他の味方は、無事に戦場を離脱しただろうか・・・

・・・む!あの『09R』は!


貴様ら、何をしているか!
ここは我ら第302哨戒中隊が引き受けるといった筈だ!
早々に離脱せんか!



「ひっひっひ・・・このオモチャ・・・おもしれえよ!
光が・・・光が・・・あーはっはっはっはっはぁっ!」
(その09R・・・ドムはヒートサーベルでGMのコクピットを串刺しにし、一旦それを引き抜くと、
更に何度もそのGMを斬りつける)


「・・・あたしに・・・来るなっ!来るなぁっ!
あたしに近付くなら・・・お前ら皆殺しだぁぁぁっ!!」
(別のドムはボールの腕を引っつかみ、それを振り回して他のボールに叩きつける)



・・・なんだ!?こいつらは!
確かに戦闘力は凄まじいが・・・このような理性を欠いた戦い方では!


(マ・クベ)
「第302哨戒中隊・・・聞こえるか?
突撃機動軍のマ・クベだ。

まだそちらに、『我々の』ニュータイプ部隊が居残っているようでな・・・。
すまんが『回収』してくれんか?

ここで彼らを失っては・・・私のキシリア様への面子が立たんのでな・・・。」


・・・マ・クベ司令!?
くっ・・・こいつらは・・・そういう事か!


(バウマン)
「大尉!こんな奴ら放って置きましょう!
ニュータイプだか何だか知らないが、優遇され過ぎです!

こいつらを救出する為に、何故我々が危険を!?」


・・・確かに!
何がニュータイプ部隊か!
このような意味の無い殺戮をのみ欲する者が、何の役に立つと言うのだ!

だが・・・命令とあれば致し方ない!

『回収』にかかるぞ!
バウマン、援護しろ!




172 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/05/08(Mon) 01:41
>>153
【戦士に一番必要なもの!それは何だ!】

(宇宙世紀0079 同日 同所C)


貴様ら!戦場から離脱するんだ!
マ・クベ司令の命令が聞けんのか!


≪うるせえ!ジャマすんじゃねえよ!今オタノシミの真っ最中なんだっ!

・・・ああ?マ・クベだぁ?
ちっ、あのオッサンか・・・しゃあねえな・・・。
わーったよ!引きゃあいいんだろ、引きゃあ!

おい、クスコ・アル!行くぞ!≫


≪うぅ・・・頭が・・・痛い・・・。
まるで誰かが・・・あたしの頭の中に・・・。
何なの?このノイズは・・・。≫
(2機のドムが戦闘を停止する。)


ちっ!こいつら・・・ようやく・・・。
だが・・・まずいぞ!
敵に退路を遮断されつつあるではないか!

このままでは・・・。
む!あの光は!?

(後方からビームが飛来する
第302哨戒中隊の退路を断とうとしていた連邦軍のモビルスーツ隊が、次々と光球に変わっていく)


(シーマ・ガラハウ)
「随分と子守に苦労しているようだねえ、ガトー大尉?
ここはちょいと手助けしてやろうじゃないか。

・・・さぁ、何をグズグズしてんだい!
さっさとずらかりな!

あたしはね・・・グズは嫌いなんだよ!」



・・・言われるまでもない!
各機!この隙に離脱するぞ!

しかし・・・シーマ中佐!
突撃機動軍の海兵隊が、何故!?


(シーマ)
「おやおや・・・随分と驚いてくれて。
これは心外だねえ。
とはいえ・・・別にあんた達を助けに来たわけじゃないんだけれど。

そのニュータイプの子達はね・・・文字通り、突撃機動軍の虎の子なのさ。
それをこのあたしが助ける。

ふふふ・・・これであたし達も、キシリア様の覚えがめでたくなるって寸法さね・・・。
それ以外に何があるってんだい?

あっはははは!」


・・・くっ!
そういう事か!



(マ・クベ)
「・・・良くやってくれたな、シーマ中佐。
彼らを引き渡したら、君は『グラナダ』で待機していたまえ。

この事は・・・私の方からキシリア様にご報告しよう。
ふふふふふ・・・。」


(シーマ)
「なっ・・・!
司令!彼らを救ったのは私の功績であります!
それを・・・!」


(マ・クベ)
「ふ・・・シーマ中佐。
貴官は何か勘違いをしているのではないかね?

戦士たるもの、目先の功績に目の色を変えるべきではない。
我々はただ・・・ジオンの為に、キシリア様の為にのみ働ければ、それで良いのだよ。

では、グラナダで会おう。」



・・・何だ、これは!
これがジオンの将のやりとりか!
あのような者達が、戦士を語るのか!

・・・こんな物の為に我々は戦っているのではない!
これでは・・・宇宙で、地上で、散っていった英霊が浮かばれんではないか!


戦士に必要なもの!それは!
繰り返し、この心に聞こえてくる・・・祖国の名誉の為に!己の信義の為に!
その為に如何なる困難をも排し、戦い続ける魂だ!

それを待たぬ者に・・・ジオンに栄光をもたらす事など出来はせんのだ!

ならば・・・この私が戦い続けよう!
スペース・ノイドの真の解放の為に!




173 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/05/09(Tue) 00:58
ソロモンが白いモビルスーツに落とされました

174 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/05/10(Wed) 23:32
>>166
【旧ザクを扱えればいいんだよ 】


旧ザク・・・『MS−05』か!

我々の世代の者達にとって、これは感慨深い機体だ。
何故なら、我々がモビルスーツ隊に配属されて最初に与えられたのが、このザクだったからだ。


最新機種のゲルググに比べると、推力は弱いのだがな・・・。
フフ・・・それでも初めて搭乗した時は、そのGの凄まじさに驚いたものだ。

開戦まで残された時間が少なかった事もあろうが・・・初訓練からして過酷だった。
シミュレーターで簡単な予習をした後、実機に乗り、いきなり最大戦速での模擬戦をやらされたのだからな!

急加速時は前を見ているつもりでも意思に反して眼球が揺れ動き、減速時は呼吸が出来ぬ程に苦しくなる。
旋回時には血液が身体の一方に偏ってな・・・全身の毛細血管が悲鳴をあげ、破裂するのだ。

そのような全力での戦闘機動を30分程もやらされたのだが・・・翌日はベッドから起き上がるのさえ一苦労だった。
いや・・・私はそれでもマシな方だったろう。
自分の部屋のベッドから起き上がる以前に、訓練後は病院のベッドに直行した者も居たのだからな。


フッ・・・・・・随分と昔の話だ。



だが、そうだな。
今ではこの機体を扱えるパイロットの方が少ないのかも知れん。
いくつか理由はあるのだが・・・

一つには、今の新兵達には十分な養成期間が与えられていない。
訓練機でMSの操縦のノウハウを学び、実戦用の機種に乗り換え、それに慣れる為の慣熟訓練をする時間が無いのだ。

だから彼等は、最初から実戦用の機体が与えられ、それで訓練をするのだ。
つまり、彼等の扱える機体はMS−06、09または14という事になるな。
 

もう一つの理由・・・これが深刻だ。

それは・・・私と同世代、もしくはそれ以上の年代のパイロットの多くが戦死してしまったという事だ。
ベテランパイロットの減少・・・特に飛行時間が1000時間を越えるパイロットは僅かになってしまった。

フ・・・昔は1500時間以上で一人前、1000時間は半人前と言われたのだぞ?
それが・・・。
今では200時間以上のパイロットでさえベテラン扱いされているからな・・・。



・・・栄光のジオン軍モビルスーツ隊。

それに属すと決めたあの日!私は誓ったのだ!
私は、その伝統と誇り・・・そして祖国を守り抜くと!

多くの同胞の死を無駄にせぬ為にも、私は戦い続けなければならん!



今日、このザクを見て・・・私はその時の気持ちを思い出し、決意を新たにする事が出来た!
君に感謝する!



175 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/05/13(Sat) 18:43
あんたは仇だ

176 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/05/14(Sun) 02:04
>>167
【アナベル・ガトーはオールドタイプでありながらニュータイプ並の技量を持っていると聞いたが? 】


この私がニュータイプ並み、か。
ふん・・・随分と安く見られたものだな。
そも、私はニュータイプのパイロットなどに遅れを取るつもりは無い!

確かに、ニュータイプと言われる者達は予測能力が高いと言われている。
だが、それは経験を積んだパイロットならば、誰しもが持っている物に過ぎん!


モビルスーツでの戦闘は、搭乗者に巨大な負担を強いるものだ。

強烈なGに体力を削られ、極限の緊張状態の中、数時間に渡って戦い続ける。
これは、ただ勘が鋭いというだけの人間に出来る芸当ではない!
そして!揺ぎ無い精神がなければな!

例えニュータイプであろうと、十分な訓練と実戦の場数を踏み、強い意志を持たねばな!


戦いの中で迷いが有っては命取りになる。
迷い無く戦い続ける精神の所以・・・それこそが大義!

今、私の心は・・・・画竜点睛、一点の曇りも無い!

覚えておくがいい!
ニュータイプであろう無かろうと・・・
ジオンの再興を妨げる者は、我が剣によって倒されるという事を!



177 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/05/14(Sun) 02:07
>>173
【ソロモンが白いモビルスーツに落とされました】
(宇宙世紀0083年 11月10日 ソロモン湾内)


・・・あの時の事は、忘れる筈も無い。

我がジオン宇宙攻撃軍の根拠地、宇宙要塞ソロモン。
その陥落と、その後の凄惨を極めた撤退戦を!


私は祖国と自らの誇りを賭けて戦った。
正義と大義、そして勝利を信じ!

私だけでは無い。
私の部下も、要塞の皆もそれを信じていた。

・・・しかし!
我らは敗れた。


連邦は新兵器、ソーラー・システムによってソロモンを焼き払った。
私達を送り出した整備兵達や、守備隊諸共に。

そして、ドズル閣下のビグ・ザムは・・・
あの白いモビルスーツ、ガンダムに落とされた!


その後の撤退戦で、どうにか敵を振り切り、母艦に戻った私は、
極度の疲労で意識を朦朧とさせながらも、心に誓ったのだ・・・。

・・・必ずガンダムを討つ!
そしていつの日か、ソロモンに戻るのだと!




あれから三年・・・


よもや、そのガンダムに乗り、こうしてソロモンに戻る事になろうとはな・・・
フ・・・なんの因果か。

だが・・・
ついに来た、『ポイント0』・・・ソロモン直上に!




・・・待ちに待った時が来たのだ。

多くの英霊が無駄死にで無かった事の、証の為に!

(MK.82・アトミック・バズーカを接続し、核弾頭の発射態勢を取る)




・・・再びジオンの理想を掲げる為に!


星の屑成就の為に!




ソ ロ モ ン よ !  私 は 帰 っ て 来 た ! !



178 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/05/14(Sun) 15:12
エースは死ぬ運命なのだよ、ガトーくん

179 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/05/14(Sun) 15:14
ガンダムのエンジンが壊れますた

180 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/05/14(Sun) 23:18
>>175
【あんたは仇だ 】


ほう、私が・・・貴様の仇だというのか。

そして、その闘気に満ちた眼光・・・。
フ・・・随分と胆を舐めたようだな。

貴様のその気持ち、わからんでもない。


だが・・・それは全て戦いの中での事!
その渦中に身を投げている以上、それらはすべて予測された事態の筈。

・・・そも、戦いの始まりは、全て怨恨に根ざしているのだ!
当然の事ではないか!


しかし、貴様のように、怨恨のみで戦いを支える者に私は倒せん!
何故なら私は・・・義によって立っているからだ!


貴様のような、連邦の歯車となってしか戦う途を知らぬ者には分かるまい!



フ、とはいえ・・・この私にここまで真っ直ぐに戦いを挑んでくるとはな・・・。

よかろう!
その気持ちに免じ、一撃で葬ってやる!
・・・苦しまずに済むようにな!


さあ、かかって来るがいい!



181 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/05/15(Mon) 00:47
結婚してください

182 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/05/18(Thu) 22:44
>>178
【エースは死ぬ運命なのだよ、ガトーくん 】


・・・それは違うな。
エースとは簡単に死ぬ事は許されんものなのだ。
少なくとも、事を成すまでは・・・。


優先的に状態のいい機体や新型機を受領し、真っ先に最も優秀なエンジニアからの整備を受ける。
戦場ではエースが目標を叩くのを援護するため、他の味方はサポートに回る・・・。


だからこそ・・・エースに失敗は許されん!
味方の期待を一身に背負い、戦わねばならんのだからな!

例えこの四肢の全てを失う事になっても、成すべき事を成し遂げる!
それが真のエースと言うもの!


フ・・・意外そうだな。
君には私が死に急いでいるように見えたのか?

私は決して死に急いでいる訳ではない!
ただ・・・醜い生を忌み嫌うだけだ!




>>179
【ガンダムのエンジンが壊れますた 】

(宇宙世紀0083年 10月14日
オーストラリア大陸 トリントン基地西方350キロ地点)


む、推力が低下していく!
スラスターの一部が停止したのか!


・・・ちっ、オーストラリアでこの機体を奪って以来、強行軍だったからな。
流石にガンダムといえども厳しいか・・・。


だが、推力が低下したとはいえ、動けんわけではない。
何としても、『コムサイ』との合流地点まで辿りつかねばならん!

この機体と核弾頭を宇宙のデラーズ閣下にお届けせねば!


(コクピットに警報が鳴り響く)


追手が来たか!
数は・・・一個小隊、といったところだな。

この私を追跡するのに僅かそれだけとは。
フン!呑気な連中だ。


不完全な状態の機体とはいえ、この程度の敵に遅れを取る私ではない!
雑魚は蹴散らすのみ!


フフフ・・・連邦の教本に載っているという、私の撃墜スコア。
そろそろ書き換えて貰うとしうようか!



183 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/05/21(Sun) 00:28
>>181
【結婚してください】

(宇宙世紀0083年 11月12日 23時03分
コロニー『アイランド・イーズ』 制御室内
地球落着まで91分)


「阻止限界点」を超えた今、このコロニーの地球への落下を止める事は出来ん。

そして・・・あとは最後の軌道修正だ。
この修正を行えば、このコロニーは我々の標的へと落ちるのだ。


・・・・・・事を成し遂げてこそ、我々の後に続く者も生まれる・・・・・・。

私にとって・・・この『星の屑』を成し遂げる事こそが!




・・・ん?そこに居るのは誰だ!
 
ニナ・・・パープルトンか!?

何故、君が此処に!




「お願いよ、ガトー! もう充分でしょう? 
このコロニーは地球に落ちるわ!それでいいじゃない!
これ以上はもう・・・」 



済んではいない!!
まだ終ってはいないのだ!

デラーズ閣下や、ビッター閣下!
そして・・・あの戦争で死んでいった多くの英霊たちの想いを!
託された魂を!

私はこの背に背負っているのだ!!

私は・・・『星の屑』を完遂する!
(コンソールを操作する)



「なぜ・・・なぜあなたは、また私の前に現れたの?
三年前のあの日・・・突然立ち去ったあなたが・・・。

あの時、私はあなたとならって・・・!」




・・・言うな!

私は・・・ジオンの再興に身を捧げたのだ!




・・・いや・・・私は・・・。

本当は君の気持ちを知っていた・・・。
三年前のあの日・・・立ち去ろうとする私に、君が言おうとした言葉も・・・。

(軌道修正用の推進剤噴射レバーに手をかけ・・・)



すまん・・・ニナ・・・




184 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/05/21(Sun) 09:05
ガトー出て来い!俺がお前を落とす!

とコウ・ウラキが喚いてます

185 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/05/21(Sun) 13:53
ガンダムよりボールの方がいいぜ?

186 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/05/21(Sun) 22:58
>>184
【ガトー出て来い!俺がお前を落とす!

とコウ・ウラキが喚いてます 】

(宇宙世紀0083年 11月10日 ソロモン湾内)


・・・コウ・ウラキ!
ガンダム1号機のパイロット。


貴様は・・・懲りもせず、また追って来たか!


しかし、既に核は放たれたのだ!
私が奪いし、ガンダム2号機の手によってな!

連邦艦隊の3分の2が吹き飛き飛んだ今になって追いつき、現れたところで・・・
私の勝ち戦に華を添えるだけだ!

(ビームサーベルを抜き放ち、頭部のバルカン砲を乱射しつつ、ガンダム1号機に肉薄する)



・・・この期に及んで、貴様は何の為に戦う!
何の為に私を追う!

貴様の内にある屈辱を拭い去る為か!

フン!
己の未熟が撒いた種だと自覚し、私に向かうその潔さは認めてやる!

だが・・・!
貴様個人の事情など・・・そのような矮小なるものに!

・・・私は止められん!

(ガンダム1号機のシールドにビームサーベルを叩き込み、真っ二つにへし折る)



私は・・・『星の屑』の成就の為に、ジオン再興の為に、再びこの宇宙に戻ったのだ!
私には大義がある!
この命を懸けて、進むべき道がある!

連邦という大きな体制に守られ、その囲いの中の与えられた安穏の上で満足するしか
生きる術を持たぬ貴様に!

・・・何が解るというのか!!

(距離を取ろうとするガンダム1号機のバルカン砲の雨を掻い潜りつつ追い詰める)



所詮・・・貴様とは価値観が違うのだ!


・・・だが、同じガンダムに乗り、剣を交えた貴様だ!
ならば・・・
せめて、この剣によって葬ってくれる!

(ビームサーベルの出力を最大に引き上げる)



例え、何者が立ちはだかろうとも・・・全て打ち倒して進むのみ!

貴様も・・・ここで死ねい!!!



187 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/05/22(Mon) 03:51
ガトーはノイエジールより旧ザクに乗るべきだ

188 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/05/24(Wed) 00:47
>>185
【ガンダムよりボールの方がいいぜ? 】


『ボール』・・・RB-79か!

あれは作業用ポッドに大砲を一門取り付けただけの代物だ。
とても機動兵器などと呼べるモノではあるまい。

連邦のパイロット達の評判も良くは無かったそうだな。
「動く棺桶」などと言われていたそうではないか。


・・・不出来な装備に、訓練不十分な兵を乗せ、戦場に送り出すとは。
フン!連邦に属した者どもも、災難だったろう。



あのような機体、ガンダムとは比べるべくもないが・・・。

我々武人は、戦いの中に身を置く以上、どのような事態に遭遇するとも限らん!
もし、かの機体に乗らねばならぬというのなら、乗りこなすまで!
当然の事!


己に与えられた機体の性能が低いからと言って、不貞腐れるような者は、戦士とは呼べん!
どのような武器であれ、最大の戦果を引き出せる者を、真の実力者と言うのだ!


見るがいい!
我がデラーズ・フリートの兵士達を!

三年前、最新鋭機だったゲルググでさえ、今は旧式扱いされているのだ。
だが、我々の主力機はそれよりも更に古い。

我々は・・・ドムであり、ザクであり、ザクのパーツを流用したドラッツェを使用している!


だが・・・誰一人として機体の性能に不安を漏らすような者はおらん!

連邦に一矢報いるのだと!
今度こそ勝利を掴み取るのだと!

皆がそのように、心の炎を燃やしているのだ!

この士気の高さこそ、我が軍の最大の武器!
連邦の軟弱なる者どもに、引けを取るなどあろう筈が無い!


「星の屑」作戦の成功と、我々の勝利は疑いない!

後は・・・ただ進むのみ!





189 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/05/26(Fri) 15:03
初めて敵を落とした時の感想は?

190 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/05/28(Sun) 22:44
>>187
【ガトーはノイエジールより旧ザクに乗るべきだ 】


フン、そうか。これは随分と手厳しいな。

貴官らアクシズの者達全てが、我等の決起に賛成でなかったのは知っているつもりだ。
アクシズの先代の指導者、マハラジャ・カーン殿は地球圏への介入に積極的ではなかったからな。
そのカーン殿を奉じていた貴官らにとって、今回の我等への支援の件、確かに納得のゆく物ではあるまい。

しかし・・・。

我々の真の目的は何だ?
一時の汚辱にまみれ、息を潜めて時を待つのは何の為だ?

アステロイド・ベルトなどという辺境に逃れ、ただひたすらに己の保身を図る為か!?

違う!
我々はそのような物の為に、あの戦争を戦った訳でも、その後に雌伏に耐えてきた訳でも無い!

今!連邦はひたすらに再軍備を進めている!
そして、それに比例した奴らの増長ぶりは、日を追うごとに目に余るものになりつつある!
その結果、連邦の強権に尻尾を振る者すら出始める始末!
地球は勿論、サイド3からさえもな!

このままでは世界は3年前のジオン独立戦争の事など忘れ、連邦の軍靴の下に跪く事になるだろう!
そのような事で、ジオンの再興はどうなる!

今こそ、正念場なのだ!
ジオンの栄光の光が、再びこの宇宙を照らすか否かの!


だが、この危急の時に合わせるかのごとく、我等にもたらされた物がある。
核を搭載したガンダム2号機の開発計画と、コロニーの移送計画の情報だ!


これこそまさに天佑!
我等は今こそ立たねばならん!



ハマーン殿も・・・。
マハラジャ・カーン殿亡き後、摂政として立たれたあの方も、我等と志を同じくして下された。
今回のアクシズの支援には感謝している。

それにしても。
『ノイエ・ジール』・・・・・・『新天地』か。

希望に満ちた名を持つ、このモビルアーマーこそ、我等の大願を成就させてくれるに相違ない!



貴官らのおかげで、我々は後顧の憂いなく戦う事ができる。
事がなった暁の兵の回収は頼むぞ!




191 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/05/28(Sun) 23:14
ガンダムって金色ですか?

わかりません><

192 名前:アナベル・ガトー@ ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/06/03(Sat) 22:15
>>189
【初めて敵を落とした時の感想は?】

(宇宙世紀0079 9月30日)


「貴官らに集まって貰ったのは他でもない。
5分前、16:10。
偵察機より、待ちに待った報告が有った!」


ジオン公国軍、ムサイ級巡洋艦 『カウリバルス』 の艦橋。
その作戦室で、艦長のアルネ・リンデマン少佐が、剛い口髭を動かしながら戦域図の一点を指し示した。


「サイド7!
この崩れかけのコロニーから、 『ルナツー』 への帰還途上にある敵艦隊を発見したとな!
此処からだと最短で20分後には接触出来る。

ふふん!赤い彗星が討ち漏らしたV作戦絡みの艦隊だとすれば・・・
今度こそ連邦のモビルスーツを拝めるかも知れんぞ?」


リンデマンは ”あの艦長の身長と胴回りは同サイズ” と部下達に揶揄される程の
――もちろんそれは多分に誇張だが――巨躯を揺すりながら笑う。

豪胆で知られるこの壮年の男は、敵の強力な新兵器に遭遇するかも知れぬという緊張感よりも、
それを狩る楽しみをこそ感じているらしい。

しかしそれは、艦橋に居並ぶモビルスーツパイロット達も同様だったようだ。


「ははっ!そうでなきゃ困るさ!
わざわざ 『ソロモン』 からここまで出張して来たんだからな。
手ぶらで帰るって訳には行かねえよ。
暇を弄んでる 『ソロモン』 の連中に、甲斐性無しと言われちまうからな!」


背はさほど高くはないものの、幅広のいかつい体躯を持ったパイロットがおどけて見せると、
他のパイロット達も笑い声を上げた。

短く刈り込んだ白に近い金髪と、いかにも気の強そうな四角い顔を持つこの男は、
宇宙攻撃軍所属、第302哨戒中隊隊長のアルフレット・クリストフ・ルーデル少佐だ。

ジオン十字勲章の授与が確実視される、ジオン軍の誇るエースパイロットである。

彼が開戦以来積み上げた撃墜機数は40機余。
堂々たる数字ではあるが、トップ10に入る程のスコアではない。
にもかかわらず、その勇名は連邦軍の兵士の間にまで轟いていた。


それは”もう一つのスコア”によるものだった。



193 名前:アナベル・ガトーA ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/06/03(Sat) 22:17
撃沈数9隻。


連邦宇宙軍のマゼラン級戦艦、及びサラミス級巡洋艦に対する彼の戦績である。


今まで彼のザクは、120mmマシンガンを装備した事が只の一度も無かった。
その鋼鉄の手には、常に280mmバズーカを握らせていた。

連邦艦隊の対空砲火網に果敢に飛び込み、至近距離から数発のバズーカ弾を叩き込み、
巨艦を仕留める・・・それが彼の得意とする戦法だったからだ。


”カノーネ・ホーゲル(Kanonen Vogel)”

・・・『大砲鳥』


その凄まじい戦いぶりから、連邦軍兵士達が彼に付けた仇名である。



「赤い彗星ばかりに手柄を持っていかれるのは面白くねえ。
俺達だってたまには美味しい思いをしたって良いじゃねえか!
なあ、ガトー?」


ルーデルに話を振られたずば抜けた長身と鋭い眼光を持つパイロットは、
第302哨戒中隊の副隊長、アナベル・ガトー中尉だった。


「はい。連邦のモビルーツ、如何程の物か、私も興味があります。

まさか連邦ごときにモビルスーツが作れるものか、とも思っていましたが・・・。
サイド7でキャッチした彼奴等のモビルスーツには、あの赤い彗星も随分と手こずった様子。
侮れません。
しかし、だからこそ、この敵艦隊がV作戦のモビルスーツを搭載する艦隊であって欲しい物。
ジオンに仇成す者は、その芽の内に摘んでおくのが最上でありましょう!」


「フフッ、そういうわけだ。
では早速、俺達は出撃するぞ!

・・・大物が釣れるのを楽しみに待っててくれよ、艦長!」


ルーデルはガトーら部下を引き連れ、艦橋を出た。


地球連邦軍によるモビルスーツ開発計画と、それによる反攻策、V作戦。
サイド7内部で密かに進行していたそれは、9月18日、『ジオンの赤い彗星』
シャア・アズナブル少佐の部隊の強襲を受け、大きく遅れていた。

連邦軍はその遅れを取り戻すべく、艦隊を派遣しては 『ルナツー』 との間を活発に往復させ、
破壊されたパーツの回収、ファクトリーの復旧に努めていた。

ガトーと上官のルーデル率いる第302哨戒中隊が、リンデマンの艦隊に乗り込んだのは、
この連邦の艦隊を攻撃し、V作戦を妨害するという任務を果たす為だった。



194 名前:アナベル・ガトーB ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/06/03(Sat) 22:22
「何っ、モビルスーツが接近中だと!
ええい!ジオンに見つかったと言うのか!?」


地球連邦軍の宇宙要塞、『ルナツー』 からの派遣艦隊の司令、ロバート・ウェイン・カールトン大佐は
指揮シートから腰を浮かせた。
彼は必死に動揺を押し隠しつつも、麾下の全艦による迎撃の指令を出そうとしたが、
一度思い止まり、当初出そうとした物とは別の指示を出した。


「奴らの迎撃はセイバーフィッシュ隊と 『コベントリー』、『ダブリン』 の二艦にやらせるんだ!

その間に本艦は全速で戦域を離脱!
我々は 『あの積荷』 を確実に 『ルナツー』 に届けねばならんのだからな!」


カールトンの座上するマゼラン級戦艦 『マーズ』 が回頭を始めた。
連邦艦隊に向け疾走しながらそれを認めて、ガトーは憤りの声を上げる。


「部下を見捨て、旗艦が真っ先に逃げるか!
腰抜けめ、そうは行かん!
しかし・・・あの様子では、奴はやはりV作戦絡みの機密を抱えているに違いあるまい!

全機、突入せよ!
決して奴を逃がすな!」


しかし、ガトーの率いるモビルスーツ隊と、『マーズ』の間に割り込むようにして、サラミス級巡洋艦、
『コベントリー』、『ダブリン』の二隻と、連邦軍の宇宙戦闘機、『セイバーフィッシュ』 の大群が進出して来た。 


「この雑魚どもが!
そんなに死にたいか!」


サラミスの砲撃を躱しつつ、、セイバーフィッシュの群の中に飛び込む。
センバーフィッシュ隊はガトーの 『06S・ザクU』 を取り囲み、25mm機銃弾を驟雨のように浴びせる。

しかし、ガトーのザクは両脚を蹴るように前に振り出し、更に推進剤を吹かした。
AMBAC機動に推進剤の噴射を合わせて、複雑な回避行動を取る。
戦闘機では絶対に有り得ない機動を見せるガトーのザクに、セイバーフィッシュの銃弾は一発たりとも当たらない。

ガトーは滑らかな最も効率の良い動きで敵弾を回避しつつ、120mmマシンガンを放った。
彼のザクが方向を変える度に吐き出す銃弾は、次々と敵機を撃墜して行く。


「フン、他愛の無い!

ルーデル少佐もそろそろの筈だな!」


セイバーフィシュ隊の後方から砲撃を続けている、二隻のサラミス級の直上の空間が煌いた。



195 名前:アナベル・ガトーC ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/06/03(Sat) 22:25
それは彼らに対して攻撃すべく、太陽光を反射しつつ急降下して来た、
ルーデルの率いるモビルスーツ隊だった。

第302哨戒中隊は戦力を二手に分けていた。
ガトーの率いる一隊が敵に正面から攻撃を仕掛け、その迎撃を一身に受け止める。

そして手薄になった敵の艦隊を、ルーデルの本隊が叩くのだ。


「敵の旗艦がトンズラしつつあるってのが想定外だがな。
だが、とりあえず・・・こいつらを仕留めねえ事には!

アダムスキー!お前達は左のをやれ!
右のは俺がやる!」


アダムスキー曹長らの3機のザクが一直線に向かったのは、『コベントリー』だった。
彼等は 『コベントリー』 の対空砲を難なく回避しつつ、更に三手に分かれ、懐に飛び込んだ。

そしてそれぞれが、『コベントリー』 の艦橋、後部エンジン、艦体下部の大気圏突入用カプセル部に、
至近距離からバズーカ弾を叩き込む。

各所の小爆発が誘爆を呼び、やがて三つの炎が一つに繋がり、大爆発を起こした。


分厚い装甲で覆われた宇宙戦闘艦にも弱点と呼べるものがいくつかある。
この三箇所がまさにそれであり、それこそルーデルが編み出し、部下に伝授したものだった。


そして、ほぼ同時にもう一隻の 『ダブリン』 が轟沈した。
ルーデルの『06S・ザクU』が 『ダブリン』 に飛び込み、艦橋を叩き、そのまま通り過ぎつつエンジンを一撃し、
更に下方に潜り、カプセルを撃ち抜いたのだ。


殆ど一瞬のうちに、三つの弱点を叩き、巡洋艦を撃沈してのけるという芸当を目にして、ガトーはほくそ笑む。


「フ・・・さすがは ”大砲鳥” 

ついに撃沈数が10隻の大台に乗りましたな、少佐!
このままあのマゼラン・タイプも!
まだ間に合います!」


「当たり前だ!
今日は俺の10隻撃沈達成と、敵のV作戦の阻止成功!
この2つのパーティをやるぞ!

24時間ぶっ通しで飲ませてやるから、覚悟しとけよ!」



196 名前:アナベル・ガトーD ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/06/03(Sat) 22:28

「も、もう撃沈されたのか!?
『コベントリー』 も! 『ダブリン』も!
まさか、あの ”大砲鳥” が来るとは・・・。

や、止むを得ん!
『あれ』 にも発進準備をさせろ!
調整具合なんぞどうでもいい!」


迫るジオンのモビルスーツ隊を前に、今度こそカールトンは狼狽していた。
『マーズ』 の対空砲が有りったけの銃弾を吐き出す。

しかし、ルーデルのザクはそれに動じる事無く、一直線に 『マーズ』 の艦橋を目指す。


「落とせ!何としても!
こんな所で死んでたまるか!
こんな所で・・・

う?
うわぁぁあっ!!」


『マーズ』の艦橋のスクリーン目一杯に、ルーデルのザクが映り、そのモノアイが光った。
カールトンには、ザクが笑ったように見えた。
獲物を弄り殺す、肉食獣の笑みに。
それがこの世でカールトンが見た、最後の光景になった。

『マーズ』 は巨大な光球と化した。



「ようし、終った!
しかし、結局連邦のモビルスーツには会えなかったな。
今回は外れって事か?
つまらん・・・・・・ん?
何だ?」


爆散する 『マーズ』 からの光が薄れつつある。
突然、その中から、一条の光が迸った。

決して太くは無いが、力感に満ちたその光は、真っ直ぐルーデルのザクに向かい、そして・・・

貫いた。



・・・新たな爆発




「なっ!?
ルーデル少佐?
少佐!!」


ガトーの目には、ルーデルのザクが四散する様がスローモーションのように見えた。
その止まりかけの時間の中で・・・ガトーは見た。

爆発し、灰塵に帰した 『マーズ』 がかつて存在していた宙域に、銃を構えた一機のモビルスーツが居るのを。

それは赤い彗星が討ち漏らし、以降苦戦を強いられている連邦のモビルスーツ、『ガンダム』 だった。
だが、そのガンダムは赤い彗星が交戦した機体とは、色が異なっている。
その機体は、黒と白を基調としたカラーリングだった。

・・・『RX―78−1』
ガンダムの一号機である。



「・・・あれは!!
連邦のモビルスーツだというのか!

だが、しかし!
あの爆発したマゼランの中に居て無事だったとは。
そしてあのビーム砲の威力・・・信じられん!」


しかし、いつまでも呆然としてはいられなかった。
そのガンダムが、こちらに向けてビーム砲をかざしたからだ。


「くっ!
この化け物め!
よくもルーデル少佐を!」


ガトーはスロットルレバーを押し込み、最大速度でガンダムに突っ込む。



197 名前:アナベル・ガトーE ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/06/03(Sat) 22:32

ガンダムに向かって突撃するガトーのザクの真横をガンダムのビームがかすめる。
当たりはしなかったが、それでもその高熱により、ザクの右肩のシールドの一部が溶解した。


「・・・この!
いい気になるな!」


ガンダムに一気に肉薄し、120mmマシンガンの連弾を浴びせる。
直撃。
ガンダムは後方に吹っ飛ぶ。

しかし、ガンダムはすぐに態勢を立て直し、ビームライフルを放って来た。


「無傷・・・だと?
馬鹿な!」


だが、それは現実だった。
さらに数度に渡って120mm弾を叩き込むが、ガンダムの動きは全く衰えない。
爆発するマゼラン級の中にいても、無事でいられたその装甲の前に、120mm弾は無力に等しかった。

そしてガンダムが装備したビーム砲。
その超高速のビーム弾は、実弾の銃火器とは異なり、撃たれてから回避行動に移ったのでは躱せない。

ビームの「狙撃」を受けぬようにする為に、ガトーは、常にスロットルを踏み込み、
複雑な航跡を描きつつ戦わねばならなかった。
四方八方から襲う強烈なGに、彼の身体がバラバラになりそうになる。

それでも戦闘を続けたガトーのザクだったが、ついに120mm弾の弾体が尽きてしまった。


「これが、連邦のモビルスーツの威力なのか!

だが・・・貴様がいかに優れた性能を誇ろうと勝つのは私だ!!」


弾切れを起したマシンガンを捨て、腰からヒートホークを抜き放ち、突進する。
ビームを回避し、ガンダムに体当たりを喰らわす。
その勢いのまま、態勢を崩したガンダムの右腕をビームライフルごと切り落とす。

ガンダムは頭部のバルカン砲を乱射し、必死に後退しようとする。
しかし、それ以上の速度でガトーはザクを前進させ、逃がさない。

何発かのバルカン砲の直撃を受けながらも、ヒートホークでガンダムの首を跳ね飛ばし、
更にそれを腰に叩き込んだ。

ヒートホークの高熱で腰の半ばを焼き切られたガンダムは、各所で小爆発を起し始めた。



198 名前:アナベル・ガトーF ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/06/03(Sat) 22:37

・・・宇宙要塞 『ソロモン』 の司令室。

リンデマンとガトーは、要塞司令官・ドズル・ザビに作戦成果の報告をした。


報告をするリンデマンの目が赤い。
また、右手には包帯が巻かれている。

ルーデル戦死の報に接した時、この物事に動じない大男は珍しくも激昂し、指揮卓を思い切り殴りつけ、
小指を骨折してしまったのだった。

そんなリンデマンからの報告を最後まで沈鬱な表情で聞いていたドズルは、重々しく口を開いた。


「その連邦のモビルスーツを撃破したのは、連邦にとって大いなる打撃だろう。

だが、ルーデルを失った俺達の損失はそれ以上に大きいかもしれん。
・・・この勝負、負けたとは言わんが、勝ったとも言えんな。

だが、お前達が悪い訳ではない。
連邦のモビルスーツを侮った俺の甘さが、ルーデルを死なせたんだからな!」


それは自分も同じだとガトーは思った。
甘かった。
マゼラン級が轟沈したのを見て戦闘の勝利を確信し、気を緩めた自分に腹が立つ。


初めて敵の戦闘機を落とした時も、戦艦を沈めた時も、今までの努力が無駄で無かった事の喜びと、
この戦争の前途の明るさを感じたものだったが。

この戦闘で初めてモビルスーツを撃墜したガトーの胸には、自分に対する怒りと悔しさしか無かった。

ドズルは、その場の沈痛な空気を吹き飛ばすかのような大音声で告げる。


「とはいえ、今回の武功は間違いなく、第一級のものであると認める!
まさに全軍の模範となる働きだ!
俺の権限で、アルフレット・クリストフ・ルーデル”大佐”にジオン十字勲章を授与する!

・・・アナベル・ガトー”大尉”!」


「・・・はっ!?」


「ルーデル大佐の後任として、貴様を第302哨戒中隊の隊長に任ずる!
それに合わせ、階級を中尉から大尉に昇格させる!

いいか!
ルーデルが育てたこの隊の名を、貴様が更に高めてみせろ!
ソロモンには、この宇宙最強のモビルスーツ隊が居るのだと!
連邦の餓鬼どもに思い知らせてやるんだ!」


ガトーにとっては意外だった。
懲罰とまでは行かなくとも、隊を罷免させられる事は覚悟していたからだ。

部下に雪辱の機械を与え、その士気を高める。
これがドズル・ザビという、ジオンで最も士心を得た将の、部下の使い方だった。


「私が・・・第302哨戒中隊の・・・?
・・・身に余る光栄です!
ルーデル大佐の武名を汚さぬよう、精進いたします!」


アナベル・ガトーが初めて連邦軍のモビルスーツ・ガンダムを撃墜したこの日こそ、
彼の 『ガンダム』 に対する宿命の始まりだったのかもしれない。

彼は誓った。
今後、如何に連邦が強力なモビルスーツを繰り出そうと、残らず蹴散らして見せると。


アナベル・ガトーはその生涯で 『ガンダム』 を2機撃墜し、1機を戦闘不能にし、更に1機を奪取した。


史上、地球連邦軍の誇る傑作機、 『ガンダム』 相手にこれ程の戦果を挙げた者は・・・、

彼をおいて他には居ない。


199 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/06/03(Sat) 23:25
ガトーくん、私は大将だ。
頑張ってる君にνガンダムをやろう。

乗りたまえ。ガトー専用νガンダムだ。

200 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/06/05(Mon) 23:25
殺されたから殺して!殺したから殺されて!それで最後は本当に平和になるのかよ!


201 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/06/08(Thu) 02:36
ガトーさん頑張って!

応援してます

202 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/06/08(Thu) 17:09
いい男!

203 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/06/14(Wed) 18:31
私に勝てるかな?

204 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/06/16(Fri) 03:34
ガトーさんもいなくなっちゃったのかな〜

205 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/06/17(Sat) 17:10
>>191
【ガンダムって金色ですか?
わかりません>< 】

(宇宙世紀0079 10月13日 オーストラリア トリントン基地
強襲揚陸艦 『アルビオン』 モビルスーツデッキ)


おお、これがガンダムか!
実に素晴らしいモビルスーツだ!
ふむ、核弾頭の装備も終えたようだな。

よし!
行くか!
(リフトで上昇し、ガンダム試作二号機のコクピットに取り付く)



「ちょっと!
そこのあなた、何をしてるの!?
今すぐ降りなさい!」



ン、あの整備士は・・・ニナ・パープルトンか?
アナハイム・エレクトロニクスの制服を着ているが・・・。

いや、まさか・・・な。
(ガンダムのコクピットに滑り込む)


よし!
計器類は情報にあった通りのレイアウトだ。

いや、パワーゲージの上限が違う?
まさか・・・ここまでの出力が出せると言うのか!

フン、面白い!
どのようなモビルスーツであれ、乗りこなすまでの事!
その性能、活かし切って見せようではないか!



≪二号機のパイロット、聞こえているでしょう?
今すぐ二号機から降りなさい!今なら罪は軽くて済むわ!≫



・・・やはり、ニナか!
よもや、このような形で再び会う事になろうとは。

しかし。
かつて、カレッジで機械工学を学ぶ一学生に過ぎなかった君は・・・


「ガンダム?
・・・それって金色ですか?
わかりません。」


そう言っていた筈だが・・・。

フ・・・そうか。
あの頃はガンダムの事すら詳しくなかった君が、今ではそのガンダムの開発担当という訳か。
あれから三年。
時の流れとは早いものだな。


私はこの三年の間、ひたすらに待ち続けた。

”再び勝利を得る事の出来るその日まで”

我が命を拾って下されたデラーズ閣下の、そのお言葉を信じて。


そしてようやく・・・時は満ちた!
今こそ私は立つのだ!

(外部通話用回線のスイッチを押す)




この機体と核弾頭は頂いて行く!

ジオン再興の為に!! 




206 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/06/18(Sun) 04:02
>>199
【ガトーくん、私は大将だ。
頑張ってる君にνガンダムをやろう。
乗りたまえ。ガトー専用νガンダムだ。 】



アナベル・ガトー少佐、ただいま参りました!


おお、この白いモビルスーツは!
これがお話のあった、私にお任せく下さるという新型ですか?

成る程、話には聞いていましたが、今までの我が軍の機体とは全く異なるシルエットですな。

む、あれは!
よもや半自動式有線ビームポッドではありませんか!
モビルスーツのサイズでありながら、オールレンジ攻撃を可能にした機体という訳か・・・

実に素晴らしい!

『アクシズ』 のご厚意に感謝致します!



フフ・・・しかし、 『νガンダム』 とはよく名付けたものですな。

この開発コード名には、 「連邦のガンダムを超えるモビルスーツ」 を何としても造る、
という技術陣の心意気が込められていると伺いましたが。
 
私が連邦より奪いし、ガンダム試作2号機のデータをフィードバックして完成させた、
ガンダムを超える存在。
開発コード 『νガンダム』 か!



大将閣下、この白い機体の正式名称は決まったのですか?


ほう、ハマーン殿が直々に名付けられたと?
その名は・・・



 『キュベレイ』

ですか!
それは良い名ですな! 

この機体で連邦のモビルスーツなど蹴散らして見せましょう!


207 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/06/18(Sun) 04:03
>>200
【殺されたから殺して!殺したから殺されて!それで最後は本当に平和になるのかよ! 】


君の気持ちは解る。言葉を聞くまでもなく、その目を見ればな。
今まで、余程の辛酸を舐めて来たのだろう。

無論、私とていたずらに戦いを欲している訳ではない。
私に討たれた敵にも、他者を愛し、他者に愛された人生が有った事も承知しているつもりだ。

平和か・・・。
戦わなくて済むなら、どれ程良いか。

しかし、残念ながら現実は、それを許してはくれん。


元来、完璧な人間など居る筈が無い。
古来より人は多くの過ちを犯してきた。
そしてこれからも犯すだろう。

だが・・・
だからといって絶望してしまっては、人という存在に未来は無い!

過ちは正さねばならん!
たとえ、多くの血が流れる事になろうとも!


私は、どこぞのエセ学者のように、
「戦争が人を進歩させ、その歴史を作ってきた」 
などと言うつもりはない。

史上、互いが少しずつ我慢すれば、戦争など回避できたというケースはいくらでも有る。
無駄な殺し合いなど、まさに愚の骨頂と言うもの!

それこそ互いの憎悪を増幅させるばかりで、そこからは何も産まれまい。


・・・だが、我々の遂行する、この戦いは違う!
連邦の傲慢を見よ!

我々スペース・ノイドの自治・自立を認めないばかりか、己に都合の良い条約を押し付け、
その圧倒的な軍事力で脅し!
我々が宇宙と言う過酷な環境で、ようやくの思いで生産した物資を遠慮なく地球に吸い上げ、
無計画に消費する!

それが当然の権利だと言う顔をしてな!
それを恥とも思わん連中だ!


君の言う平和とは何だ?
連邦の強権に尻尾を振り、与えられる僅かな餌に群がる犬のような扱いに満足しろという事か?
人としての尊厳を奪われ、生き永らえたとて、そこに何の喜びが有る!

そのような世など・・・ただ人死にが無いというだけの理由で!
平和などと呼べるものか!

あの連邦の傲慢は誰かが正さねばならんのだ!



我々はその為にこそ戦っている!

スペース・ノイドがスペース・ノイドの国を立て、誰もが人としての尊厳を保ち、
誇りを胸に生きて行く。

そのような世を迎える為ならば、例えこの身が滅びようと構わん!
地獄の業火にも進んで焼かれよう!


見るがいい!
我々の真実の戦いを!



208 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/06/18(Sun) 17:06
核を打ったガトー乙

209 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/06/22(Thu) 20:12
すいません
夕食の献立は何にすればよいでしょうか?

210 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/07/01(Sat) 01:51
>>201
【ガトーさん頑張って!
応援してます 】

>>202
【いい男! 】

>>204
【ガトーさんもいなくなっちゃったのかな〜】



・・・フッ、世辞はいい。
アースノイドじゃあるまいし。


だが、すまなかったな。
中々ここに来る事が出来なかった。

厳しい戦いが続いているからな・・・。
いま少しは、このような状態が続くかもしれん。



しかし・・・まだ我々の戦いは終わってはいない!


”再び勝利を得る事の出来るその日まで”


私は戦い続ける!
例え、この剣が折れようとも!



君の訪問を待つ!


211 名前:アナベル・ガトー@ ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/07/01(Sat) 01:52

>>203
【私に勝てるかな? 】
(宇宙世紀0081 10月12日 暗礁宙域)


(デトローフ・コッセル)
「しかし、いいんですかい、シーマ様?
今回の獲物ってぇのは・・・ジオンの船なんでしょ?

連邦の船なら喜んで血祭りに上げてやろうと思いますがね・・・
こいつはちょっと・・・」



(シーマ・ガラハウ)
「ハン!
今更何を気取った事言ってんのさ!

こんな誰も居やしない暗礁宙域で!
物資を抱えながら、フラフラとほっつき歩いてる方が悪いんだよ!


そうさ・・・あたし達はどうせ悪名高きシーマ艦隊さね。
今更そんな甘い事を考えてどうすんだい?

この宇宙で生き抜く為なら・・・利用できるものは何だって利用してやるさ!


そんな事より、発進管制はどうした!
もたもたしてんじゃないよ!」



(コッセル)
「がっ、がってんで!シーマ様!

勿論、全機スタンバイオーケーでさ!

それと・・・進路もクリアー!
では・・・


シーマ様、大漁を!」



(シーマ)
「あいよ!

よし、野郎ども!
あたしにしっかり付いて来な。
遅れるんじゃないよ!

・・・『マリーネ・ライター』、シーマ・ガラハウ!
出る!」



212 名前:アナベル・ガトーA ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/07/01(Sat) 01:54

報告が遅いぞ、マッセナ艦長!
何をやっていたか!



(ニコラ・アンドレ・マッセナ)
「も、申し訳ありません!
しかし・・・味方の艦艇だったものですから、緊急事態ではないと思いまして。

確かに大戦時の識別コードを使っているのが、妙ではありましたが・・・。

ん?これは!
モビルスーツをこちらへ発進させたようです!
急速接近中!」



モビルスーツを出して来ただと?
艦種と、機種は分かるか?



(マッセナ)
「モビルスーツはMS−14F(ゲルググ・マリーネ)が6機。
艦種は・・・ザンジバル級です!」



・・・ザンジバルに海兵仕様のゲルググとは。

まさか!

 『グリッペンベルグ』 に緊急連絡!
直ちに戦闘準備!
モビルスーツを出させるんだ!

マッセナ!
この輸送船にモビルスーツは搭載していないのか!?



(マッセナ)
「え・・・あ、はい!
すぐに出せる状態という事で言えば・・・06F(ザクU)が一機、通常装備で出せますが・・・
しかし味方を相手に何故そのような?

・・・う、うわっ!
ザンジバルがこちらに向けて発砲してきました!

まさか・・・本当にあれは敵なのでありますか!?」



そういう事だ、艦長!
噂には聞いていたがな・・・ジオン、連邦の船とを問わず襲い、海賊行為を働く輩がいると!

しかし、まずいぞ・・・完全に機先を制された!



(シーマ)
「・・・ふうん。
オンボロ輸送船が二隻と、用心棒のムサイが一隻か・・・
ふふふ・・・よりどりみどり。

まずは・・・あの用心棒に黙って貰うとしようかい!
一気に行くよ!」

(ムサイ級巡洋艦 『グリッペンベルグ』 に襲い掛かり、瞬く間に主砲塔を潰していく) 



(マッセナ)
「 『グリッペンベルグ』 が沈黙しました!
そ、そんな!味方の艦を・・・本当に撃つなんて!

あっ・・・”敵艦”より発光信号!

か、解読します・・・えっ・・・と。


”貴官ラハ・・・完全に包囲セラレタリ
速ヤカニ降伏シ、当方ヘノ物資ノ引渡ヲセヨ。
サスレバ、貴官ラノ生命ハ保証ス”

い、以上・・・です・・・。」



くっ・・・馬鹿にしおって!
やはり、あれはシーマ艦隊だな!

あの 『カラマ・ポイント』 から退去した後、海賊行為を働く事で
生計を立てていると聞いたが・・・。


艦長!
ここはその06Fで私が防ぐ!

貴官らは早々に離脱し、デラーズ閣下の待つ 『茨の園』 へ向こうのだ!
いいな!


213 名前:アナベル・ガトーB ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/07/01(Sat) 01:56

(シーマ)
「ん、何だ?
あの輸送船、逃げるのか!?

ちっ!大人しくブツを寄越せば、命だけは呉れてやったものを!
仕方ない、沈めるよ!


・・・いや、待て!

輸送船から・・・ザクが?
まさかアレであたし達を迎撃しようってのかい?


・・・シーマ艦隊を舐めんじゃないよ!

マルケルス! ベルティエ!
あの目障りな骨董品を片付けな!」



こいつら・・・やるのか!
志を持たぬ奴ばらめが!

ならば落としてくれる!

(接近する二機のゲルググのビームを回避しつつ突撃し、一機のゲルググの
コクピットを至近距離からマシンガンで打ち抜く。
さらに反転してもう一機のゲルググを蜂の巣にする)



(シーマ)
「マ、マルケルス! ベルティエ!

な・・・何だこいつは!
ザクで・・・ゲルググ二機をあっという間に!

こいつ・・・よくも貴重な機体を!」



シーマ・ガラハウ!
・・・勇敢をもって鳴る海兵が、同胞に海賊行為とは!
堕ちるところまで堕ちたな!

何故このような真似をするのだ!
恥を知れ!



(シーマ)
「そ、その声は・・・アナベル・ガトー?
月に潜伏していたのではなかったのか!?

ふ・・・ふふふ・・・そうかい、あんたがあたしの部下を・・・

面白い!
よもや、こんなヘンピな所で 『ソロモンの悪夢』 に会えるとはねえ!


ふふ・・・何故、こんな事をするか?

ハン!
そのご大層な同胞とやらが、あたし達に何をしてくれたってんだい!

忘れはしないよ・・・あの 『カラマ・ポイント』 での事はね!

あたし達には帰る家も無い!
アクシズにも行けやしない!

仮に行けたところで・・・どうせまた日陰に追いやられるのさ!

あたしは御免だね!
またぼろ布のように使い古され、捨てられるのは!

こうやって好きに生きる方が遥かにマシってものさね・・・。


しかし・・・くっくっく・・・。
そのザクで、あたしのゲルググに勝てるかな?

悪いけど・・・ハンデ戦だからって、手加減はしないよ!」



214 名前:アナベル・ガトーC ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/07/01(Sat) 01:58

くっ!
さすがにゲルググの中でも、推力を40%も引き上げたカスタム機だ!
このザクとは動きがまるで違う!

そして操縦するのが・・・シーマ・ガラハウ。
大戦中、56機のスコアを持つ、エースパイロットではな!

だが・・・やらせるものか!



(シーマ)
「また回避した?
このザクは蝶か!?

ヒラヒラとあたしのビームを回避するなんて・・・
ええい、また!

さっぱり当たりゃしないじゃないか!
忌々しい奴だね!」



性能上、このザクとゲルググのカスタム機とでは比較にもならん!
だが・・・一つだけ、このザクでも対抗できるものがある!

それは旋回性能だ!

ゲルググが180度ターンに要する時間は1.6秒。
それに対し、このF型ザクが1.7秒!

小回りの利き具合では決して引けはとらん!



(シーマ)
「なっ!
背後に回りこまれた?

この!
調子に乗るんじゃないよ!


・・・う?居ない?
アイツはどこだ!?」



・・・貰ったあっ!!



(シーマ)
「!!
この・・・冗談じゃないよ!

・・・しまった!
ビームライフルが破壊された!
あとニ挺しか残ってなかったってのに!

くそっ!
こりゃ、死ぬ気でやらないと・・・やられる!」



今のを躱したのか!?

・・・流石にやるな!
だが、次は仕留める!



(コッセル)
「シーマ様、お引き下さい!

もう潮時ですぜ!
奴らの援軍が来やがった」



(シーマ)
「何だって!?
畜生!こんな時に!」



(ヴィリィ・グラードル)
「ご無事ですか、ガトー少佐!
これより我が艦隊も戦闘に加わります!」



グラードルの艦隊!
来てくれたか!



(シーマ)
「癪だねえ・・・
こんなにコケにされたまま退けってのかい!


ガトー! 覚えときな!
今回は見逃してやるが・・・いつか痛い目に合わせてやるよ!」

(機を翻し、帰投していく)



シーマ・・・ガラハウめ!
ようやく諦めたか!

しかし、いかに常勝の武人と言えど、あれでは・・・。
あれ程の装備と力を持ちながら、なぜ志を持てんのだ!

あの女にも辛い過去があるのは解る。
が、しかし! だからこそ!

這い上がるべきではないのか!
己の捕らえる闇から!

武人ならば再び立ち上がって、生きて、戦うべきなのだ!
大義の為に!

志を失い、宇宙の闇に溶け込むかのごとき生き様など・・・死人と変らん!

・・・もし、あの女がジオン再興の妨げになるというのなら・・・
倒さねばなるまい!

我が剣によって!




(シーマ)
「・・・冗談じゃないよ!
アクシズも、デラーズも、ガトーも!

あいつらこそ、一体何の為に戦ってるって言うんだい!

あんな・・・結局、何もこの手で掴めない物の為に!

もう・・・あたしは御免だ!
あたしは・・・!」


215 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/07/01(Sat) 16:46
ガトー、シャア・アズナブル議長がお呼びだ。
デスティニープランについてお話があるそうだ。



216 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/07/04(Tue) 20:50
ザク3機譲って

型は何でもいいよw

217 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/07/08(Sat) 01:59
>>208
【核を打ったガトー乙 】
(宇宙世紀0083 11月10日 ソロモン近海)


うむ、今帰還した!
シーマ艦隊も首尾良く件のコロニーを奪取したようだな!


フフフ・・・これでいよいよ星の屑も次の段階へと進む!
皆の奮励があってこそだ!


しかし。
核兵器の使用により、連邦の艦隊の大半を薙ぎ払う事に成功したものの・・・


この私が乗機を失う事になるとはな・・・。


よもや、私と相打ちに持ち込む程の技量の持ち主が、連邦にいようとは。
核爆発の影響で左腕が損傷していたとはいえ・・・これは屈辱だ!


コウ・ウラキ・・・私と相打ちに持ち込んだ連邦のパイロット!

オーストラリアでガンダムを奪取して以来、何度も邪魔だてして来たあの男は・・・
これからも我が前に立ちはだかるに違いあるまい!


ヤツを倒し、星の屑を成し遂げる為にも・・・私には新たな剣が必要だ!


私はこれより、アクシズ艦隊へ赴く!
私の新たなる剣・・・新型モビルアーマーを受領する為に!


それにしても、よくぞここまで・・・。
いま少しだ。
あの屈辱の後退から三年・・・いま少しで、それが報われる!


遂に矢は放たれたのだ!

後は・・・星の屑を完遂するのみ!




218 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/07/08(Sat) 02:01
>>209
【すいません
夕食の献立は何にすればよいでしょうか?】


ン、すまんな。
だが、そのような気遣いは無用だ。
私の食事は兵達と同じ物で良い。


そういえば・・・デラーズ閣下の専属コックは非常に良い腕をしているそうだな。
サイド3の 『ズムシティ』 の有名店の出だそうではないか。
この 『グワデン』 に運び込む調理器具にしても、その者が一から目利きをしたと聞く。


提督の地位に在る者に専属のコックをつけるのは、旧世紀以来の伝統だからな。
艦隊司令官ともなれば、戦闘及びその準備だけでなく、政治的な配慮もせねばならん。

戦時・平時を問わず、その旗艦には、様々な来客が有るだろう。

同僚の提督、更にはその上職者を迎える事もあれば、寄港先の軍港や港湾都市の長が訪れる事もあろう。
それらの賓客をもてなし、以後の作戦行動を円滑なからしめる為にも、
専属の腕の良い料理人を雇い、抱えておくのは必要な事だったに違いあるまい。



だが・・・私はアドミラルでは無い。
前線に立つ指揮官として、直接兵を指揮する身だ。

私はどのような過酷な環境であれ、兵達と共にしたいと思っている。
彼ら一人一人と向き合い、苦楽を共にし、互いの信頼関係を深めたいとな。

私が彼らを守り、彼らは私の命令を信じて戦う・・・。
部隊の強さとは・・・そのような信頼関係があってこそ!


その我が軍と比して、官僚主義に堕した軟弱な連邦軍など・・・叩き潰してくれる!




219 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/07/10(Mon) 22:58
>>215
【ガトー、シャア・アズナブル議長がお呼びだ。
デスティニープランについてお話があるそうだ。】


シャア・アズナブル・・・議長だと?
フン、笑止な!

あの男、今度はカーン殿に取り入ったか!


ドズル閣下麾下の宇宙攻撃軍に居た頃から、弁舌の立つ男だったがな。
とはいえ、肚の中はあの面妖な仮面の下に隠し、決して見せない男だった。

ドズル閣下があの男を遠ざけたのは、ガルマ司令を守りきれなかったという失態に加え、
その態度に危険な匂いを察知したからだろう。


しかし・・・ 『デスティニー・プラン』 とは!
ヤツめ・・・今度は一体何を企むのか!



・・・・・!!

これは!!


遺伝子の優劣によって・・・人を振り分けるだと!
何を馬鹿な!

遺伝情報などで人の何が分かると言うのか!
人の価値とは、才能などという目に見えぬ物によって決まるのではない!

実際に何を成したか、何を成そうとしたか、その為にどのような準備をしたか・・・
その者が実際に成した行動でこそ測るべきなのだ!


人をその生まれで差別するのでは、地球連邦のやり方となんら変わるところがない!

・・・一部のエリートだけに地球への居住を認め、それ以外の者は宇宙へ追い出し!
ヤツらの子息には兵役の義務すらない!
仮に召集されたとしても、安全な後方への勤務しかさせないというではないか!

そのような連邦の悪しき施策に倣う必要など、何も無い!


・・・所詮はヤツもこの程度か!



フン!

・・・赤い彗星も地に堕ちたものだな・・・

220 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/07/11(Tue) 00:08
お前とアムロ・レイのどっちが強いんだ?

221 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/07/12(Wed) 01:26
>>216
【ザク3機譲って
型は何でもいいよw 】
(宇宙世紀0079 11月4日 宇宙要塞 『ソロモン』 通信室)


≪クランプ! 兵達の様子はどうか!
明日の出撃に備えて英気を養わせておけよ!


・・・すまん!
待たせたな、ガトー!

久しいな・・・お前が大尉に昇進した直後だから・・・1ヵ月ぶりか!
元気にやっていたか?≫



はっ!
ラル大尉もご壮健で何よりです!



≪ふっふっ・・・壮健か。
何とか生き永らえているのは確かだがな。

今、我等が戦っている敵・・・木馬については聞いていよう?
実は、多少難渋しておる。

ガルマ様を討ったほどの敵だ、覚悟はしていたが・・・
まさか、あれ程とは。

特に・・・あの白いヤツ、ガンダムは相当のものだぞ!

我らはヤツのおかげで、手持ちのモビルスーツの全てを撃破されてしまったのだからな!≫



ガンダムとは、それ程のものなのですか!?

モビルスーツが無くては、如何にラル大尉といえど!
近くの 『オデッサ』 基地のマ・クベ司令に増援を求められては?



≪ああ、求めた。
ドズル閣下がマ・クベ司令に働きかけて下さってな。

当初は、新型モビルスーツ 『ドム』 を3機、回してくれる話になっておったのだ。
が、これは敵に補給線を寸断され、送る事が出来なくなったらしい。

ならばその代わりにと、ザクで良いから寄越してくれと言ったのだが・・・
マ司令曰く、

 『オデッサ』 に敵軍来寇の予兆あり。
これ以上の戦力は回せぬ、

とさ。
ふふん!あの男もなかなかの狸よ!≫



なっ!
それでは・・・大尉に徒手空拳で木馬を討てという事ですか!
くっ!・・・あのキシリアの腰巾着めが!

ラル大尉!
この 『ソロモン』 からの増援が到着するまで、ガルマ司令の仇討ち作戦は休止しては?



≪ふふ・・・そうもいかんさ!

此処でまごついては、みすみす木馬を 『ジャブロー』 へ逃がす事になる!
そうなってからでは遅いのだよ。

ガルマ様の仇を討つは、今、この時をおいて他に無い!≫



しかし!大尉!



≪なあに、心配は要らん。
このランバ・ラル・・・例え素手でも任務を成し遂げて見せる!

私は元々ゲリラ屋だ。
ならばこの時こそ、その本分を発揮するまでの事よ。

我が部下達もそれをこそ望んでおる!



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。


・・・ガトーよ。≫



はっ!?



≪・・・この地上から見上げる宇宙も、なかなかに美しいものだぞ。

サイド3、『ムンゾ』 の星空と比しても、決して悪くは無い。

だが・・・この星空。
もう二度と、見る事のない景色になるやもしれんな・・・。

ジオン・ダイクンが斃れてより12年か・・・。
・・・随分と遠くまで来てしまったようだな、我々は・・・。≫



・・・大尉。



≪フ・・・すまん。
将たる者がこのような事を言うのは、不吉だったな。


・・・木馬とガンダムは必ず倒す!
明日の吉報を楽しみにしておれよ!≫



はい!

ラル大尉。
木馬めを討ち果たした暁には、再び 『ソロモン』 にて、くつわを並べて戦いましょう!

・・・ご武運を!



  

222 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/07/17(Mon) 14:25
暑い。
暑い最中に食べるラーメンは最高ですよ。
冷やし中華など軟弱軟弱ゥ!
ガトー少佐は妙に漢くさいラーメン屋など行かれますか?

223 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/07/19(Wed) 18:39
眠い眠い眠い!!


眠気を払ってくれ!!!

224 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/07/20(Thu) 00:32
>>220
【お前とアムロ・レイのどっちが強いんだ? 】


アムロ・レイ・・・


大戦中最強を謳われたガンダムのパイロット!


そして・・・我がジオンの荒鷲にとって最大の敵!!





ヤツとは刃を交えた事があるが・・・。

非常に思い切りの良い戦い方をする、中々に勇敢なヤツだった。
連邦のパイロットとは思えぬ程にな!

そして何よりも。
私の必殺の一撃を何度も回避してみせた、あの勘の良さ!
成る程、伊達にニュータイプと言われている訳では無い様だ。

あの時は邪魔が入り、雌雄を決する事は出来なかったがな。



しかし。

あれから3年・・・。
私は生まれ変わったのだ!
一度は捨てた命を、デラーズ閣下に拾われる事によってな!

祖国の再興、そして真の勝利を得る為に!
この肩に背負いし、ジオンの理想の為にのみ生きる、一人の戦士として!



フン!
アムロ・レイなど・・・
強大な力を持ちながら、何の理想も大義も持たぬがゆえに、それを持て余し!
己の力の狭間で揺蕩うばかりの男ではないか!

戦う意味さえ解せぬ男に、この私を斃せるものか!



・・・もし、次にヤツと見える事があれば・・・
その時こそ思い知らせてくれる!

真の勝者の座に相応しいのが誰なのかをな!



・・・連邦の白い悪魔め!

貴様に敗れ、志半ばで散っていった幾百の英霊たちの為に!
死をもって償わせてやる!

このアナベル・ガトーの前に、再び立った己が身の不幸を呪うがいい!





225 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/07/23(Sun) 00:52
>>222
【暑い。
暑い最中に食べるラーメンは最高ですよ。
冷やし中華など軟弱軟弱ゥ!
ガトー少佐は妙に漢くさいラーメン屋など行かれますか? 】

(ムサイ級巡洋艦 『ペール・ギュント』 仕官食堂)


・・・ずずずっ!ずずっ!


ううむ・・・素晴らしい!

このコシのある麺!
そして、透き通るような醤油ベースのスープ!

まるで職人の魂が形を成したようだ!


(カリウス)
「はぁ・・・。
ヌードルなんてどれも同じ物だとばかり思っていましたが・・・。」



違うぞ、カリウス!
これは”NOODLES”では無い!

”RA−MEN”だ!

前菜やスープの一種などと侮るな!


このRA−MENこそは!
ダシ一つ取るのにさえ命を賭ける、真の男達が産み出せしもの!

この一杯を生み出す為に、どれほどの英霊が傷つき、斃れていったことか・・・。
この一杯の中には・・・
男達の汗と涙で出来ているのだ!

感じぬか?
この塩味の中に、ほんのりと、甘く、せつない味わいを・・・。

これぞ、まさに男の夢!
男の勲章!

心して味わうのだ!
この究極の一杯を!


(グラードル)
「どうもお待たせしました、ガトー少佐!

ほう、少佐はソイ・ヌードルですか?
私はシーフード・ヌードルにしてみました?

これもなかなかイケますぞ?」



シーフード・・・ヌードル?
何だそれは。
いわゆる即席麺か?

フ・・・艦長。
そのようなモノで腹を満たすなど、栄光あるジオンの軍人として、あるまじき事だぞ!

それではいざという時に、力が出まい!



(ヴィリィ・グラードル)
「も、申し訳ありません少佐!

(声を潜める)
・・・カリウス軍曹。
言っていないのか?あの事は?」



(カリウス)
「〈同じく声を潜めて)
は、はぁ、すみません、グラードル艦長。

でも、この状態で言えますか?

『今、少佐が召し上がってるヌードルは、
従卒が気を利かせてドンブリに入れただけの・・・、

インスタント・ヌードルですよ』

などという事を・・・」



美味い!
珠玉の一杯だった!

グラードル!
シェフに・・・いや、職人に良い仕事をしたな、と伝えてくれ!




226 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/07/23(Sun) 00:53
>>223
【眠い眠い眠い!!
眠気を払ってくれ!!!】


どうした、顔色が悪いぞ?
出撃は間近だ、大丈夫なのか?


・・・何、眠気が取れんだと?
睡眠は取ったのだろうな?


・・・なっ!
昨夜は徹夜でポーカーをしていただと?


馬鹿者っ!!!

昨夜は四時間だけではあるが、交替で休憩を与え、
その間に睡眠を取っておけと言った筈だ!


パイロットは、その肉体と精神を極限まで酷使しなければ勤まらん!
だからこそ、少しでも空きの時間があれば睡眠に宛て、体力の回復に努めねばならんのだ!

それを・・・ポーカーだと!?

貴様・・・舐めているのかっ!
そのような心構えでパイロットなど勤まらんぞ!


貴様のその状態で出撃しても、死にに行く様なものだ!
いや、貴様だけならまだ良い。
編隊を組む他の味方をも危険に晒す事の方が問題だ!

いいか!
貴様のその甘い考えが、大勢の味方を殺す事になるのだ!


この私が貴様の眠気を取ってやる!
・・・歯を食いしばれ!


(思い切り殴り飛ばす)



・・・目が覚めたか?

ならば付いて来い!
出撃だ!


フ・・・心配するな。
貴様一人を死なせはせん!

第302哨戒中隊、全員で帰還するぞ!
輝かしい戦果と共にな!




227 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/07/23(Sun) 00:57
ガンダムは弱いです

228 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/07/23(Sun) 02:12
ソロモンは狭いから引っ越そうよ

229 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/07/24(Mon) 23:16
ルウムに住んでるんですけど、どうしたらいいのかな

230 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/07/24(Mon) 23:50
ゴスロリファッションに身を包んでみませんか?

231 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/07/25(Tue) 23:18
>>227
【ガンダムは弱いです 】


ほう、頼もしいな!
あのガンダムを弱いと言い切るとは!

フ・・・しかし。
ガンダムは決して弱くはない。
いや、むしろ手強いぞ!


・・・いいか、よく覚えておけ!

君が敵を恐れぬのは、君が強いからではない!
単に、君が敵を・・・いや、戦いを知らぬだけの事!

それは若さというものだろう。
だが・・・
戦いに臨むより前に、勝手に敵のイメージばかりを膨らませ、萎縮するより余程良い!

若いパイロットは少々無鉄砲なくらいが丁度良いのだ!


モビルスーツパイロットを志願した君は・・・
これから幾度も死の危機に直面する事になるだろう。

だが、決して挫けるな!

宇宙では誰も君を助けてはくれん!
君を救い得るのは君だけなのだ!

常に気持ちを強く保て!
負けるものかと!
生き延びるのだと!

その気持ちさえ捨てなければ・・・
勝利の女神は、必ず君に微笑むだろう!


そのような死線を越えて初めて、君は一人前になれる!

そして!
私やガンダムのパイロットを超えて見せるのだな!





232 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/07/25(Tue) 23:19
>>228
【ソロモンは狭いから引っ越そうよ 】
(宇宙世紀0079 1月13日 宇宙要塞 『ソロモン』 )


『ソロモン』 から引っ越す?

フ・・・そうだな。
この 『ソロモン』 を出撃し、サイド5 『ルウム』 に集結しつつあるレビルの艦隊を駆逐し!
コロニーを連邦軍本部、 『ジャブロー』 に叩き付け、 『ルナツー』 を占領する!


そうしてこの戦争を終わらせる事が出来れば、この 『ソロモン』 も無用の長物になるかもしれんな。

いや・・・それで良いのだ。
我々は、何としてもこの戦争に勝利し、スペースノイドの解放と、真の平和をもたらさねばならん。



・・・3日前に、地球に落着した、サイド2のコロニー 『アイランド・イフィシュ』 ・・・
地上では、その直撃による被害に加え、巨大地震、津波等の二次災害も起こっているようだ。

死者の正確な数は分からんが、少なくとも10億・・・いや、その数倍に上る可能性もあるらしい・・・。


この戦争は、我等ジオンのみならず、人類の存亡を賭けた戦いになる!
この犠牲を無駄にするわけにはいかん。

我々は・・・必ず勝つ!!




233 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/07/25(Tue) 23:21
>>229
【ルウムに住んでるんですけど、どうしたらいいのかな 】
(宇宙世紀0079 1月14日 サイド5 『ルウム』)


・・・このような所で何をやっている!
自分のモビルスーツの整備をしておけと言った筈だぞ!

ン、どうした?

・・・何?
この 『ルウム』 に君のご両親が住んでいるだと!?
まだ脱出もしていないと言うのか!


先程、レビルの指揮する大艦隊が、『ルナツー』 を進発したとの情報が入った!
明日にも、ここは戦場になる!

 『ルウム』 の指導部は、自らもスペース・ノイドでありながら、連邦軍に庇護を求めた・・・。
・・・おそらく、この 『ルウム』 は・・・
先日の戦闘で崩壊したサイド2 『ハッテ』 の二の舞になる!


今すぐ 『ルウム』 へ降りるんだ!
モビルスーツの使用許可は出せんが・・・シャトルの使用を許可する!

心配は要らん。
艦長には、戦場となる 『ルウム』 の状況視察だとでも言っておく・・・。


フン!
君も家族が気になっては、戦いに身が入るまい・・・。

それでは私が困るのでな!


・・・いいか!
必ず家族を救い、そして戻って来い!

今のジオンには、一人の兵とて疎かには出来んのだ!
 




234 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/07/25(Tue) 23:27
あれっ? ねぇねぇガトーさん、髪の毛立ってるみたい。
ちょっとそこに座って。

はいっ、これで大丈夫!
・・・出撃前の身だしなみって、大切だと思うんだ。

235 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/07/25(Tue) 23:36
【ゴスロリファッションに身を包んでみませんか?】


(コウ・ウラキ)
「山盛りのニンジン・・・うぇぇ。
み、見てるだけで吐き気が!

・・・くっそぉっ!
今日こそ食べて、克服してや・・・」


(チャック・キース)
「おーい、コウ!」


(コウ)
「え?
ち、ちょっと待っ!!

い、いきなり入ってくるなよ!」


(キース)
「あん? 何やってんのお前?
一人で部屋でコソコソと・・・。

あ、そうかぁ!

・・・いいかね、コウ君♪
 ”一人遊び” も程々にしたまえよ♪

・・・何なら、オレの秘蔵の ”ドHなディスク” 貸してやろうかぁ?
イッヒッヒ!」


(コウ)
「・・・!!
ち、違っ!
そんなんじゃない!

ニンジンくらい食べれないと、ニナに子供扱いされるからだよ・・・」


(キース)
「はぁ?
お前、ニンジン食う特訓してたのぉ?

やれやれ・・・
お坊ちゃまが多かったナイメーヘンでも、お前はピカイチの純粋培養だったからなぁ。


おおっとぉ!
そんな事言いに来たんじゃなかった!

コレ!
見てみろよ、この写真!」


(コウ)
「写真?
こ、これは! ニナぁ!?
か、か、かわいぃ・・・。

・・・昔に流行ったメイド風衣装かな?
どうしたんだ、この写真?」


(キース)
「ヒッヒッヒ! モンシア中尉だよ!
中尉のGMを整備してたモーラが、コクピットから見つけてさぁ!

すげーだろ?
中尉ってば、ニナさんを隠し撮りした挙句、その写真をこんな風に加工してたんだぜ!


ああ、それと!
コレ、メイド服じゃないぞ?
 ゴ・ス・ロ・リ ってんだぜぇ!

お前もニナさんに頼んでみろよ、こういう服着てくださいってさぁ!」


(コウ)
「じょ、冗談言うなよっ!
誰がそんなモンシア中尉みたいな、いやらしい事を!

くっそぉ! モンシア中尉めぇ・・・

あ!キース!
キースもそういうの得意だったよな?」


(キース)
「あ? 何よ、一体?



・・・・・・・・・・・・・。


・・・え?


えええ〜っ!!



はぁぁ。
ホント、お前と居ると飽きないわ・・・」





(数時間後)

(ピーター・スコット)
「モンシア中尉、進路クリアーです!
発進どうぞ!」



(ベルナルド・モンシア)
「今日も〜おいらは箱の中〜♪
明日もきっと箱の中〜♪・・・っとくらぁ!

ほんじゃいっちょ、行ってくるかい!


今日も一緒に頑張りましょうねぇ、ニナさん!
(コクピットのモニターに貼り付けられた写真を手に取り・・・)

ぶちゅぅぅぅぅ・・・・


・・・ぶはぁっ!
へっへっ!
貴女もガンダムも、いつか俺が乗り回してや・・・

・・・・・あり?
ニナさ・・・



・・・・・・・・・・・・・・。


・・・・!!!



ぎぃゃぁぁぁあ〜〜!!」


(スコット)
「モンシア中尉?
モンシア中尉!
どうしました!?」


(モンシア)
「ガ、ガトーが・・・

ガトーが・・・頭もスカートもフリフリの服着て・・・

キ・・・キスしちまったよ・・・フリフリなガトーと・・・

あ、あはっ!・・・あははははぁ!」


(コウ)
「効果テキメンだったみたいだな!
ガトーとフリフリの女の子の合成写真!」


(モンシア)
「す、素敵な上腕二頭筋だなぁ・・・

うぅ・・・ぐすっ!ひっぐ!」


(キース)
「まぁ、モーラが上手い事、中尉の目に付きそうな所に貼ってくれたみたいだからなぁ。
それにしても・・・

かわいそ、モンシア中尉。
泣いちゃってるぞぉ?」


(コウ)
「いいんだよ!たまにはお灸を据えてやらないと!

で、でも・・・。
い、いくらなんでもキツ過ぎたかな、アレは?

思い出しただけでも吐き気がするよ・・・」




236 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/07/26(Wed) 00:21
核は合法ですか?

237 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/07/27(Thu) 00:55
>>234
【あれっ? ねぇねぇガトーさん、髪の毛立ってるみたい。
ちょっとそこに座って。
はいっ、これで大丈夫!
・・・出撃前の身だしなみって、大切だと思うんだ。 】
(宇宙世紀0079 1月15日 サイド5 『ルウム』)


整備兵、補給を急げ!

増槽など要らん!
敵は目の前だ!
弾薬と推進剤の補充だけで良い!

5分だけ待つ!
終り次第、直ぐに出るぞ!
(キャットウォークから降り、衛生兵からドリンクとタオルを受け取る)


ン、すまんな!
(束ねた髪をほどき、タオルで汗を拭う)

それにしても・・・整備兵や、君達衛生兵にとっての戦場であるこの艦の中も、
外の激戦に劣らぬ様相を呈しているな。

連邦の巨艦すら沈める我等モビルスーツ隊とて、君達の存在が無ければ、
力を発揮する事すら出来んのだ!

君達も苦しいだろうが、勝利の為だ!
頑張ってくれ!



・・・何?私の髪が立っているだと?
ふむ、どうやら汗を強く拭き過ぎてしまったようだな。

流石にこれほどの戦闘になると、汗の量も半端ではなくてな・・・。

(衛生兵に髪を束ねて貰う)

・・・すまんな!
それにしても、君の言う通りだ。

良い武人というものは、その精神が服装や身嗜みにも現れるものだ。
勇を誇るだけで、己を厳しく律する事の出来ぬ者など真の武人とは呼べん!


・・・さて!
そろそろ時間か!

君は・・・軍籍番号>>234か。覚えておこう!

君の気遣いのおかげで、再び気を引き締めて出撃する事が出来る!
感謝する!

いいか! 必ず生き残れよ!



238 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/07/28(Fri) 17:56
「鬼」が出たようです。

239 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/07/29(Sat) 10:30
ついでに、蛇も出ました。

240 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/07/31(Mon) 23:49
>>236
【核は合法ですか?】


・・・それは南極条約の事を言っているのか?

笑止な!
それを破ったのは連邦の方ではないか!


連邦が密かに開発した、核を搭載したモビルスーツ、ガンダム二号機こそ・・・。
隠れなき連邦の悪意の象徴!

その核は、人として当然の権利たる自治権を希求する、我らスペース・ノイドに向けられているのだ!


あれ程の強大な軍事力を持ちながら、尚、核までも保有しようとは!
そこまでする彼奴等の意図は間違いなく・・・

我らスペース・ノイドの殲滅に他ならん!


彼奴等に逆らうものは残らず根絶やしにし、己が意のままに世を操ろうと言うのだろうが・・・

愚人どもめ!
あまりに浅薄!


必ずや、彼奴等の禍々しき野望を打ち砕いて見せよう!
我が栄光あるジオンの旗に賭けて!


我らのこの正義の戦いを・・・


天が見放すなど、あろう筈が無い!!




241 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/08/02(Wed) 01:14
機体性能に頼り切っているパイロットの寿命は短い

そう、コウ・ウラキのようにな

242 名前:アナベル・ガトー@ ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/08/04(Fri) 00:19
>>238
【「鬼」が出たようです。 】

(宇宙世紀0079 12月31日 
宇宙要塞 『ア・バオア・クー』 司令室)


≪マゼラン・タイプ撃沈! 
これでSフィールドにおける我が軍の戦果は、16隻になりました!≫


「クックックック・・・。
圧倒的じゃないか、我が軍は。

さて 『ドロス』 、 『ドロワ』 ・・・上手くやれよ。」







敵の先鋒隊は、旗艦のマゼラン・タイプを失った!

もはや生き残りの連中など・・・
(GMを袈裟懸けに斬り捨てる)

ただの烏合の衆に過ぎん!

この・・・GMもな!
(そのまま疾走しつつ、別のGMの胴を薙ぎ払う)

・・・戦場で立ち止まるとは、素人め!


よし、各機! 
このまま一気にカタを付けるぞ!
 『ドロワ』 に指一本触れさせるな!




≪ワッケイン司令!
先鋒隊旗艦、 『ゲティスバーグ』 が撃沈されました!
先鋒隊は・・・壊滅しつつあります!≫


(ヴォルフガング・ワッケイン)
「流石は、あのソロモン海戦を生き延びたジオンの不沈空母、 『ドロワ』 だ。
接近する事さえままならぬとは。

しかし、彼奴を真の不沈空母たらしめているのは、その直衛のモビルスーツ隊だ。

特にあの青いゲルググ・・・『ソロモンの悪夢』。
ソロモン海戦で5隻の戦艦と30機近いモビルスーツを撃破した、ジオンの悪鬼!

ヤツを相手にモビルスーツ戦では、やはり分が悪いようだな。
ならば・・・。


全モビルスーツ隊発進!
散開しつつ、敵モビルスーツを牽制せよ!

本艦及び、第三艦隊残存の全艦は、敵空母に対し突撃を掛ける!
あのデカブツを、艦砲射撃で仕留めるんだ!」




243 名前:アナベル・ガトーA ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/08/04(Fri) 00:27


(カリウス)
「ガトー大尉!
敵の第二陣が突入してきます!」



ほう、艦が後ろに下がらず、先頭に立つか。

・・・敵ながら良い覚悟だ!

カリウス!今度の敵は手強いぞ!
雑魚は他の者に任せ、我が隊はあの敵艦隊を討つ!
遅れるな!





(ワッケイン)
「主砲のエネルギー充填、照準急げ!
ミサイル発射管開け!

オペレーター!
敵空母まで、あとどのくらいか?」



≪あと60秒で敵空母を射程に捉えます!
なお、敵のモビルスーツ隊が本艦に接近中・・・
・・・あ!

し、司令!
先頭に青いゲルググです!
ソ、 『ソロモンの悪夢』 がこちらに向かって来るっ!≫



(ワッケイン)
「構うな!
敵の空母を沈める事だけを考えろ!

全艦主砲一斉射撃!
用ー意・・・」



艦砲射撃だと!?
やらせるものか!
全機突撃せよ!
(突入しつつビームを連射する
マゼラン級戦艦 『レナウン』 の数箇所から爆発が起きる)



(ワッケイン)
「うおっ!!
やってくれたな・・・!」



≪第一艦橋基部、後部エンジンにも被弾しました!
主砲管制システムに支障が出た模様!
主砲の発射が出来ません!

さらに機関出力も低下しています!
このままでは・・・機動レベルすら確保出来ません!≫



(ワッケイン)
「く・・・まだだ!
まだ沈んじゃならん!
せめて、ミサイルを全弾撃ち尽くすまでは・・・!!」



しぶとい艦だ!
だが・・・!

落ちろぉ!
( 『レナウン』 の艦橋にビームライフルの銃口を突きつけ・・・)



(ワッケイン)
「ツッ・・・ここまでか!

だがジオンめ、貴様等とてもはや・・・。
戦いの世はもう終る。
貴様等の敗北によって・・・!」
(ビーム弾を浴びた 『レナウン』 が轟沈する )



・・・よし、カリウス!
残りの艦も沈めるぞ!





244 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/08/04(Fri) 01:00
ガトーのお家にお邪魔しました。意外と広いんですね?

245 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/08/05(Sat) 19:22
>>239
【ついでに、蛇も出ました。 】

(宇宙世紀0079 12月31日
宇宙要塞 『ア・バオア・クー』 の海域・Sフィールド
地球連邦軍 サラミス級巡洋艦 『マダガスカル』 )


(バスク・オム)
「何ぃ・・・ 『レナウン』 が堕とされただと?
おのれ、ジオンめ!
宇宙移民どもが調子に乗りおって!

だが、このままでは本艦も危ういな・・・

ジャマイカン!
『スネーク・アイズ』 隊を呼び戻せ!

多少扱い辛い連中だが・・・特殊部隊である奴らの戦闘力ならば・・・
フッフッ・・・要は勝てば良いのだ!」




(連邦軍 特殊MS隊 『スネーク・アイズ』 隊)

(ダンケル・クーパー)
「隊長!
本隊から呼び出しが。
ジャマイカンの腰抜け野郎が掩護に来いって言ってますぜ。」


(ラムサス・ハサ)
「んだぁ?
あいつら・・・ 『ソロモンの悪夢』 に襲われたからってビビリやがって。
ねえ、隊長?

・・・え、隊長?
ど、どこに行くんですか?」




(ジオン公国軍 第302哨戒中隊)

おぉおおおおお!
沈めえぇい!
(ビームで機関部を撃ち抜かれたサラミス級巡洋艦が爆光に包まれる)

これで6隻め!


(カリウス)
「ガトー大尉!
あそこにこの敵戦隊の指揮艦らしきものが!」


よし! 次はあの艦だ!
バウマン、カリウス!
遅れを取るな!
(『マダガスカル』 へ機首を向ける)




(バスク)
「いかん!
こちらに向かってくれではないか!

ぬうう、迎撃だ!
弾幕を張れい!

・・・ 『スネーク・アイズ』 はまだか!
連中め、何をやっている!」



フッ・・・この程度の対空砲火で!
我々を止められると思うのか!
貴様もここで!

・・・ン、何だ?
上から!?
(上空からビームが降り注いでくる)




246 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/08/05(Sat) 19:24
(ビームの雨を間一髪で回避する)
チッ!邪魔が入ったか!

連邦のモビルスーツ隊か!
GM風情が生意気な!




(ヤザン・ゲーブル)
「おほっ!
こいつ、今のを躱しやがったぜ!

フフフ・・・ハハハ!
上等だ!
やっぱり戻ってきて正解だったぜ!
こりゃあ、久々に楽しく闘れそうだ!

ダンケル、ラムサス!
いいかぁ・・・この上玉はオレ様のモンだ!
手を出すんじゃねえぞ!
お前らは周りのスカートつき(ドム)を片付けな!

さぁ、 『ソロモンの悪夢』 さんよ・・・楽しもうぜ!」
(ビームを連射しつつ突進する)



貴様・・・
邪魔をするな!
(ビーム弾を左に避けつつ、ビームライフルを放つ)

・・・!!
避けただと!

ほう、多少は腕に覚えが有るという事か。
左腕にシールドを装備せずに向かってくるとはな。

それに、あの左腕の形状・・・通常のGMとは異なっている。
腕にガトリング砲でも仕込んだ、特殊仕様機と言う訳か。

しかし、この私を邪魔する者には・・・
(ヤザン機の右側方に回りこみつつ急速接近し、ビームナギナタを腰から引き抜く)

全て、死あるのみだ!!



「チッ、さすがに早いな!
だがよ・・・そっちの都合通りに行くと思うなよ!
てめぇなんざ、コイツを食らえば!!」
(左腕からワイヤー状の鋼索を繰り出す)



何?これは!
(シールドでその鋼索を受け止めるが・・・)



「よっしゃあ、行けえ!」
(その”鞭”から電撃を走らせる)



ぐおお!
ヒートロッドだと言うのか!?
我が軍の・・・07・・・『グフ』 の!



「ハハハッ!
コイツはな、 『海ヘビ』 ってんだ!
どうだ、気に入ったか?

てめぇの機体の耐電シートの出来具合を検査してやるぜ!
黒コゲになりやがれ!」




247 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/08/05(Sat) 19:28

ぬおお・・・!!

・・・貴っ様!
調子に乗るなぁ!
(シールドを投げ捨て 『海ヘビ』 を両断し、突進する)



「チッ、生きてやがったか!
タフな野郎だな!

・・・いいかげんに堕ちろ、この死に損ないがぁ!」
(ビームサーベルを引き抜き、斬りかかる)



甘い!
その程度の斬込みで!
(サーベルを回避し、ヤザン機の後方へすり抜け、ビームナギナタを振り下ろす)



「何だと!
ぐぉっ、左腕がやられた!

この・・・クソがぁ!」
(後方へ振り向きつつ、ガトー機に回し蹴りを食らわせ、距離を取る)



くっ、こいつ!

しかし・・・フフフ、久しぶりだな。
この私とこれ程までに渡り合える、連邦のパイロットに会ったのは。

・・・貴様のその技量と気迫jは認めてやる!

だが、私には貴様と遊んでいる暇は無いのでな!
次の一撃で死んで貰うぞ!
(ビームナギナタの出力を最大に引き上げる)



(バスク)
「よ、よし!
『スネーク・アイズ』 の奴等め、首尾良く支えてくれているな・・・。

今の内に戦線を離脱するんだ!
急げ!」



む!
あのサラミス、味方を見捨てて逃走を図るつもりか!

・・・おのれ、連邦の恥知らずが!
貴様らの思惑通りに逃がしてなるものか!

む、この通信波は・・・ 『ドロワ』 か?



(カリウス)
「ガ、ガトー大尉!
 『ドロワ』 よりの緊急通信を傍受しました!

”Sフィールドに新たな敵艦隊が出現”

どうやら、 『ソーラ・レイ』 の照射から生き延びた、連邦艦隊のようです!

くそっ・・・しつこいぞ、こいつ!」
(ダンケルのGMのカメラをヒートサーベルの柄で潰す)



うむ、こちらも受信した!
その艦隊の先頭に立つのは・・・ 『木馬』 だと!?

・・・ガンダムが来るというのか!

まずい、 『ドロワ』 が危険だ!

逃げるサラミスと、手負いのGM隊は捨て置け!
これより 『ドロワ』 に向かう!

・・・フン、命拾いをしたな、連邦のパイロット!



(ヤザン)
「あぁ?
逃げようってのか、この野郎!

逃がすものか・・・って、クソッ!
さっきので、バランサーがイカレたか!
このオンボロGMが!

・・・畜生!
もっとまともな機体なら、こんな事には!

野郎・・・覚えてやがれ!
次に会った時は叩ッ殺してやるからな!」





248 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/08/06(Sun) 01:53
ガトーさんはどうして白髪なの?

249 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/08/07(Mon) 18:55
早くもっと早く・・・

250 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/08/07(Mon) 23:48
貴様はニュータイプか?

251 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/08/08(Tue) 06:48
ガンダム・・・・・・・・・バタッ

252 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/08/08(Tue) 21:00
>>244
【ガトーのお家にお邪魔しました。意外と広いんですね? 】


ン、そうか?
いや、この官舎は、さほどの面積が有るわけではない。

ベッド、机、クローゼットくらいしか置いていないからな、
その分広く見えるのだろう。
あとは写真がやたらと貼られているくらいのものだ。

・・・だが、それで事足りるのでな。
この部屋に戻る事は滅多に無いのでな。

むしろ私は、『グワデン』 や 『ペールギュント』 などの、戦艦の仕官個室で
過ごす方が多いのだから。

フ・・・これも宇宙の軍人の宿命というものだろうが・・・

それで良いのだ。

大人しくベッドの上で死ぬなど、私には似合わん!
死ぬならば、戦いの中で、と思っているのでな!



>>244が壁際に飾られたサッカーボールに気が付く)

ン、どうした?
そのサッカーボールが気になるのか?

・・・いや、それは私の物ではない。
部下の・・・部下だった者の、形見だな。

その壁に貼られた写真を見るがいい。
(整備中のゲルググを背景に10人ほどの兵が集合した写真を指し示す)

・・・そう、その左端に移った、茶髪の若い男だ。
フェルナンド・アブレイユ・・・それが彼の名だ。


0079の独立戦争の折、学徒動員された兵でな。
プロのサッカー選手を夢見る、なかなかに有望な選手だったらしい。

そのボールに書かれているのは、彼がハイスクールを卒業する際、
部員達から集めた寄せ書きだ。

彼にとっては、何よりも大切なものだったらしい・・・。


・・・しかし、彼は戦死した。
せめて、そのボールを彼の両親に返そうと思ったのだがな。

既に彼の家族は事故死していた・・・。
戦後の混乱、連邦の進駐軍に対するデモ騒動と、連邦のその鎮圧戦に巻き込まれ!


・・・そのボールだけではない。

そこに置いてある絵筆は、画家を志していた、ティエリ・ベルナールのもの・・・。
そのカメラはペーター・パウルスのものだ。


他にも・・・いや、この棚に置かれているものは、全て彼らの形見だ。


私は多くの敵を殺してきた。
そして・・・味方も。


にもかかわらず、私は・・・我等は未だ、勝利する事が出来ずにいる!
それは全て、我等の非力ゆえ!

だが、その己の非力を嘆く事は許されん!
我等は進まねばならん!

たとえ、この身が汚辱にまみれようと!
この身が滅ぶ事になろうと!

・・・勝利をこの手で掴み取る為に!



253 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/08/09(Wed) 04:36
差し入れだ。つ【弁当】

254 名前:アナベル・ガトー ◆LAtlWsfA 投稿日:2006/08/10(Thu) 22:43
>>248
【ガトーさんはどうして白髪なの? 】

ぬ、白髪・・・だと?

白髪などではない!
これはプラチナ・ブロンドだ!


・・・とはいえ、そのような事を良く言われるのも事実だ。

中には、あの過酷を極めたソロモン撤退戦の折に、
人間の限界を超えた働きをしたから白髪になったのだと、
さも物知り顔で語る者まで居る程だ。

フ・・・この私も随分と軽く見られたものだな・・・。
あれしきの事で心身が枯れ果てる程に、私は柔ではない!

”真の勝利を掴むその日まで”

私は戦い続ける!



255 名前:アナベル・ガトー ◆LAtlWsfA 投稿日:2006/08/10(Thu) 22:44
>>249
【早くもっと早く・・・ 】
(宇宙世紀0083 11月12日 21:04 地球軌道上付近 
コロニー・『アイランドイーズ』 の地球落着まで、あと210分)

「行け・・・ガトーよ。

ガトーよ、意地を通せ!
現にコロニーは在るのだ!!」


「なっ!?
連邦の 『ソーラー・システム』 が、コロニーとこの艦を狙ってんだよ!
命が惜しくないのかい!」


「行け!儂の屍を踏み越えて!

・・・儂を宇宙の晒し者にするのか、ガトー!!!」





・・・・デラーズ閣下!!

今一歩で 『星の屑』 が成就するというこの時に・・・
裏切り者の凶弾に倒れるとは!!

さぞや、ご無念でありましょう・・・!


・・・閣下のご遺志は・・・このアナベル・ガトーが必ず!
必ず、 『星の屑』 の成就を!
そして・・・この手で真の勝利を!

(コロニーを狙う 『ソーラー・システムU』 と、それを護衛する連邦軍艦隊を睨む)

・・・あと210分!
鏡などには・・・!!

( 『ノイエ・ジール』 を駆り、護衛艦隊の砲撃を潜り抜け、ミラーの地平を駆け抜ける
その地平は、次第に発光の度合いを強めていく)


くっ・・・!
ミラーの照射態勢に入りつつあるな!
だが、コントロール艦さえ叩けば!

駆けろ、 『ノイエ・ジール』 !
早く!
もっと早く・・・!



・・・見つけた!あれか!

(しかし、『ノイエ・ジール』 と 『ソーラー・システム』 のコントロール艦との間に
サラミス級巡洋艦がビームを乱射しつつ割り込んでくる)


この!
邪 魔 だ ぁ ぁ ぁ っ !

(サラミス瞬時に紅蓮の炎に変える
一方、ミラーの光が飽和状態に達し、周囲が白色の閃光に包まれる)


くぉっ! 標的が見えん!

ならば!
全ての火力を前方に叩きつけるまで!

ここまで来て・・・


このコロニーを止めさせるものか!!!


南無三!



256 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/08/10(Thu) 23:10
ちっ・・・私とした事が。
自分の認証コードを間違えてしまったようだ。

まあいい・・・まだ戦局は挽回可能な筈だ!



>>250
【貴様はニュータイプか? 】


・・・フン!そう見えるのか。

つまりは私の力が貴様の理解を超えているという事か?


・・・情けない!
貴様の目は節穴か!?


私の力は、少しも特別なものではない。

・・・子を守ろうとする母親、手負いの獣・・・
それらは例外なく強い!

何故か?

・・・確固たる戦う理由があるからだ!
例え自らは滅んでも、勝たねばならん理由が!


貴様も軍人ならば、戦う理由がある筈ではないのか?

フン!もし貴様が確たる戦う理由もなく、僅かな給金を
受け取るためだけに軍人になったと言うのなら・・・


貴様には理解出来まいな!
私の力が!

所詮、貴様のやっている事は思考の逃避に過ぎん!
自分には理解の出来ぬ強さに対し・・・

”ニュータイプ”という言葉を当てはめて、己を納得させているだけだ!


いいか!
貴様も栄光あるジオンの軍人ならば、その自覚と覚悟、そして・・・

誇りを持て!!


我が祖国ジオンは・・・
貴様の真の力をこそ欲しているのだ!



257 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/08/10(Thu) 23:14
オールドタイプの分際が!!!!!!!オールドタイプをなめるなよ!!!!!!

258 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/08/15(Tue) 00:53
>>251
【ガンダム・・・・・・・・・バタッ 】
(宇宙世紀0079 12月24日 宇宙要塞 『ソロモン』 の宙域
ムサイ級巡洋艦 『カウリバルス』 MSデッキ)


第一次攻撃隊による敵艦隊への攻撃は、戦果不十分に終ったらしい・・・

ならば!
次に出撃する我々第二次攻撃隊の手で、敵に止めを刺す!

各自、モビルスーツの出撃準備を整えておけよ。
そろそろ第一次攻撃隊も戻るだろうからな。

・・・む?この警報は?

 
≪整備班を除く総員はただちに退避せよ!
これより第一次攻撃隊の残存機が強行着艦を試みる!
整備班は着艦用制動策と、防護ネットの展開を急げ!
救護班は待機!≫


なんだと!
強行着艦とは・・・

な、あのザク!
酷いやられようではないか!
ここまで保つのか!?

(ボロボロに傷ついたザクが、防護ネットにつんのめるようにして着艦する)


くっ・・・パイロットは無事なのか?
(床を蹴って、そのザクまで宙を泳ぐ)


整備兵
「コクピットのロックが外れない?
中から解除して無いってのか?
あ、ガトー大尉!?」


パイロットが意識を失っているのかもしれん!
強制解放するぞ! 下がっていろ!
・・・3・2・1・・・解放!
おい、大丈夫か!?


ザクのパイロット
「ガンダム・・・・・・・・・バタッ 」


しっかり気を持たんか!
貴様はここまで戻って来たのだ・・・
ならば最後まで諦めるな!
衛生兵!
彼の処置を頼む!


しかし、第一次攻撃隊のうち、帰還しえたのはこの一機だけか?
他は・・・全て墜とされたというのか!!


おのれ・・・ガンダム!!


第二次攻撃隊!
直ちに発進するぞ!

第一次攻撃隊の仇を討つのだ!



259 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/08/15(Tue) 01:06
>>253
【差し入れだ。つ【弁当】 】

ン、すまんな!
腹が減っては戦は出来ぬというが・・・確かに真理だな。

空腹では力が出ぬばかりか、判断力も低下してしまう。
敵とぎりぎりのところで命の取り合いをする者にとって、
文字通りの命取りになりかねん。


古来より、強大な戦闘力を持ちながら、補給に破綻を来たしたが為に敗れた軍は多い。

古くはハンニバルのローマ遠征軍。
ナポレオンと、ナチス・ドイツのロシア遠征軍。
そして、太平洋で攻勢限界点に達した日本軍など・・・枚挙に暇が無い。


我がジオンの国力は連邦の30分の1以下・・・。
前線の将兵は奮戦を続けているが、物資が窮乏しつつある。

古来よりの悪しき前例を反面教師とし、同じ轍を踏む事の無きようにせねばな!

私も前線に身を置く立場にあるとはいえ、将校である以上、
大局的に物を見なければならんと思っている!

ジオンの勝利の為に!



260 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/08/15(Tue) 01:18
>>257
【オールドタイプの分際が!!!!!!!オールドタイプをなめるなよ!!!!!! 】

フン、減らず口を!

そのような台詞は私に勝ってから言うのだな!
でなければ・・・
所詮は負け犬の遠吠えに過ぎぬ!


今の貴様は・・・

あまりに未熟!
到底、私の相手にはなり得ぬ!


オールドタイプだのニュータイプだのと・・・
利いた風な題目を唱えるよりも前に!

まずは貴様自身の腕を磨くのだな!

私は逃げも隠れもせん!
いつでも貴様の相手になってやる!




261 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/08/15(Tue) 02:08
戦艦ってなんであんなに脆いの?

262 名前::名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/08/15(Tue) 20:46
ザクに乗って闘う事が出来るようになりました。よろしくお願いします。


263 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/08/16(Wed) 00:21
>>261
【戦艦ってなんであんなに脆いの? 】

いいか!
戦艦を恐れる必要は無い!

戦艦がその浮沈ぶりを誇っていたのは旧世紀までの話だ!

いや、その旧世紀でさえ・・・
航空機の発達が目覚しくなった1940年以降は過去の遺物とみなされていたのだからな!


連邦宇宙軍の艦艇の多くは、旧世紀以来の電子兵装主眼を引き継いで設計されたものだ。
元々、有視界戦闘などは奴らの想定には無い!

そしてその電子兵装も、ミノフスキー粒子が散布されれば何の役にも立たん!
奴らの対空防衛線を突破し、その脇腹を突くのは容易い!


しかし・・・油断はするな!
腐っても戦艦だ・・・その装甲はモビルスーツなどとは比較にもならん程に分厚い。
ザクの120ミリマシンガン程度でどうにかなる物ではない!

が・・・所詮は宇宙船!
スラスターと推進剤のタンクが無ければ、あの図体を動かす事すら出来んのだ!
他にも艦橋部や大気圏突入カプセルの接続部など、いくらでも弱点はある!


バズーカ装備のA小隊は、敵に近接し、至近距離から確実にターゲットを撃ち抜け!
マシンガン装備のB小隊は、A小隊の掩護だ!

敵の迎撃戦闘機を、決してA小隊に近づけさせるな!



よし、全機発進!
敵艦を一隻残らず沈めるのだ!




264 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/08/16(Wed) 00:23
>>262
【ザクに乗って闘う事が出来るようになりました。よろしくお願いします。 】


我が隊に新たに配属されるパイロットとは君か!

私がこの第302哨戒中隊の隊長、アナベル・ガトー大尉だ。
君を歓迎する!
(握手の手を差し出す)


ふむ・・・若いな。
学徒兵か?
フ・・・いいか、学徒兵だからといって遠慮は無用だ!

学徒兵だろうと、士官学校出だろうと・・・
私達は祖国を守る為にここに居る!
それは変らん!

君の家族はご健在か?
そうか・・・母親を故郷に残してきたのか・・・。



・・・よし!
次の出撃の際には、決して私の側から離れるな!

無理に初陣で手柄を立てようと焦る必要は無い。
まずは戦場というものをその目で、肌で感じるのだ!

必ず生き残れよ!

265 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/08/16(Wed) 10:16
ガトーさんのレベルになるとニュータイプでなくてもファンネルを扱える


そう信じてた時期がありました

266 名前:名無しさん@おなかいっぱい。 投稿日:2006/08/16(Wed) 11:10
ゴックにバルカンをしましたが効きません。何ででしょうか?

267 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/08/20(Sun) 12:39
尊敬という言葉・・・意味は?

268 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/08/20(Sun) 13:32
>>265
【ガトーさんのレベルになるとニュータイプでなくてもファンネルを扱える
そう信じてた時期がありました 】

ファンネル・・・?
アクシズで研究中の超小型サイコミュシステムの事だな。
話には聞いている。
ニュータイプ専用の画期的な装備だとな。

遠隔操作する機動火器を、モビルスーツに格納する事によって機動性を確保しつつ、
サイコミュのコントロールユニットとしての機能をも備えさせた機体、か。

ふむ・・・確かに、それが実現されれば、相当な戦力として期待出来よう。


本来、”その手の機体”の扱いに関し、私にも素養があると信じて貰えるのは、
光栄というべきなのだろうが・・・
私には扱う事が出来るシロモノではあるまい。

しかし・・・
もし、その装備を持ったMSが・・・我々の道の妨げとなるならば・・・!!
必ず倒し、思い知らせてくれる!

特に一騎打ちに於いては・・・


モビルスーツの性能の差が、戦力の決定的な差では無いという事を!



269 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/08/20(Sun) 13:33
>>266
【ゴックにバルカンをしましたが効きません。何ででしょうか? 】


何だ、あの戦い方は!
陸上のゴッグなど、陸に揚がった河童も同様ではないか!
それを・・・

もういい、シミュレーターを停止させろ!
(シミュレーターから>>266が出てくる)


・・・ン、シミュレーターを使用していたのは君だったのか?

先ほどの戦いぶり、見せてもらったが・・・
あの調子では実戦に出たら死ぬぞ?

配属間もない新兵である君が、敵を目前にし、舞い上がってしまうのは分かる。
敵発見と同時に、殺されまいとトリガーを押し込んでしまうの心情もな。

しかし、そのように慌てて撃ったところで効果など上げられるわけが無い。
ゴッグはその重装甲もさることながら、装甲表面が湾曲しており、敵の銃弾の角度を変えて
受け流せるようになっている。

浅い射角からバルカン砲を撃ったところで、蚊に刺された程にも効くまい!


君がパイロットとして成すべき事は、闇雲に敵に向かって撃つ事ではない。
状況を整理し、正しい戦術を導き出し、最も効率よく、それを実行する事だ!

陸に揚がったゴッグは、その重装甲ゆえに重量がかさみ、動きが鈍い。
飛び道具は連射の利かぬメガ粒子砲のみ。

距離を取り、死角から確実にスラスター部や脚部を破壊すればよい。
そして、動きを止めたらヒートホークで止めを刺す!
それで済む話だ。

いいか!
感情を激させるのは良い。
だが・・・常に頭だけは冷静さを保つのだ!

フフ・・・ゴッグにバルカン砲で挑むとはな・・・
君のその勇気には見るべき物がある!

それだけに・・・期待しているぞ!
君の戦士としての成長にな!



270 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/08/20(Sun) 18:53
降伏するんだお

271 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/08/20(Sun) 20:27
>>267
【尊敬という言葉・・・意味は? 】


尊敬という・・・言葉の意味だと?

ふむ・・・私が思うに・・・
尊敬とは、しようとしてする物でも、強制されてする物でもなかろう。
また、観念や信念、理念や理想、そして実績や業績に対してする物でもあるまい。

それらを”体現する人”に対してする物だろう。

無論、私にも尊敬する人がいる。
デラーズ閣下こそ、それに値するお方だ!


あれは、ア・バオア・クー海戦の折・・・

我が母艦、『ドロワ』は撃沈され、ギレン総帥も戦死されたと聞いたとき・・・
私はジオンの敗北を覚悟した。

しかし、生きて虜囚の辱めを受けるなど、私には耐えられん!
ならば・・・
敵陣に突入し、乱戦の中で果てようと思った。
一人でも多くの敵を道連れにな!


だが・・・
それは逃げに過ぎなかったのだ。
死ぬと言うのは、覚悟が要るようでいて、実は一番簡単、かつ無責任な行為に過ぎん!

それに比べ・・・
あの場を離脱し、生き続けるという選択の意味する物は・・・遥かに過酷な未来だ!

敗残の身と蔑まれながらも、あくまで敗北を認めず、地を這い、泥をすすって生き延び!
本当に出口が有るのかすら分からん暗闇の中を、手探りで進まねばならん!


自分自身だけならばまだ良い・・・。
だが、デラーズ閣下は、多くの将兵を束ね、導かねばならぬ身!

兵たちの中には、その前途に絶望し、ともすれば自暴自棄になる者も居るだろう。
そのような兵達の動揺を抑え、いかな暗闇の中にあろうと動じる事無く、
明るい未来の在り処を指し続けなければばならん!

・・・その精神力・・・余人の及ぶところにあらず!


あの時、閣下は私に仰った・・・

『行ってはならん!
今は耐えるのだ!
生きてこそ得る事の出来る、真の勝利の日まで!』



その言葉と、その思いを体現されたデラーズ閣下が我が軍団に在る限り!
私は一点の曇りも無く信じる事が出来る!

来るべき、真の勝利の日を!




272 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/08/20(Sun) 20:28
>>270
【降伏するんだお】


おのれ、世迷言を!!

我々はまだまだ戦える!
貴様ら連邦を滅ぼし、宇宙移民の真の解放を掴み取るまでは!


貴様らがでっち上げたあの終戦協定が、偽りのものである事は誰の目にも明らかだ!

『ジオン共和国』だと?
あのような、連邦に尻尾を振る以外に能を持たぬ、売国奴どもが!
あの連中が我らの思いを代弁しているなど・・・

ふ ざ け た 事 を 言 う な ! !


我々はいささかも戦いの目的を見失ってはいない!

いずれ・・・それを実証してみせる!
貴様らを地獄の業火に叩き込む事によってな!


・・・首を洗って待っているがいい!



273 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/08/20(Sun) 20:31
ガトーならボールでνガンダムを倒せる。


今もそう信じてます。

274 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/08/22(Tue) 01:26
>>273
【ガトーならボールでνガンダムを倒せる。
今もそう信じてます。 】

何?
RB−79・ボールで”νガンダム”・・・遠隔機動火器付きのガンダムと戦うだと?

ほう、『G3』・・・
未だかつて、誰もクリアしていないシミュレーションプログラム、か
フフ・・・随分と無茶なプログラムを組むものだ。

よかろう!
一つ、やってみようではないか!
(シミュレーターに滑り込む)


ふむ・・・『RB−79』。
武装は180mm低反動キャノン砲が一門のみ。
49tの重量に対し、スラスター推力は24000kgと機動性はザクの4割程度。
装弾数は6発か・・・。

フン、「動く棺桶」などと・・・不名誉な呼ばれようも頷けるというものだ。
(演習用スティックを操作し、戦場となるMAPを呼び出す)


フ・・・フフフ・・・戦場はソロモン海、暗礁宙域か!
面白い!


(警告音)

・・・む!
早速来たな、ガンダム!

(ガンダムのビームライフルをかろうじて回避する)

・・・ちっ!
何と言う反応の鈍さだ!
確かに作業ポッドと変わらん!

しかし・・・この海は私の庭も同様!
ついて来い!ガンダム!

(キャノン砲を一発放ちつつ後退し、デブリの海に飛び込む
ガンダムはファンネルを展開するが、そのファンネルはデブリに阻まれて思うように機動できない)


フフフ・・・
このデブリの海では・・・その遠隔機動火器も役には立つまい!
そして!

これがソロモンでの戦い方だ!
(キャノン砲を立て続けに撃ち放ちガンダムの周囲のデブリを破壊し、目くらましに使う
同時にスラスターを全開、一気にガンダムの背後に回り込む)


貰ったぁ!
・・・何!?
既に振り返り、ビームライフルを構えているだと!
くっ・・・ニュータイプの勘の良さ、特性もシミュレート済みと言う訳か!

(ビームライフルでアームの一本、上部キャノン砲を吹き飛ばされる)


ぐうぉっっ!
ぬぅぅ・・・

ぬ う あ あ あ あ あ あ あ あ あ ! ! !



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


・・・・・・・・・・


・・・・。


・・・シミュレーション終了か。

情けない!
勝手知ったるソロモンの海で戦いながら・・・
体当たりで相打ちに持ち込むのが精一杯とはな!

確かにボールでなければ、もう少し戦えたかも知れん。
だが・・・
アムロ・レイのガンダムもこの程度では無かった!

次にヤツと戦う時は・・・
今回と同じく、いや、それ以上に過酷な戦いとなろう!



275 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/08/22(Tue) 02:00
ガトーさん、これ使って
つ 【ゴールデンハンマー】

276 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/08/22(Tue) 02:04
ニュータイプなんて大した事ないですよ。ガトーさんの方が凄いッスよ。

277 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/08/22(Tue) 17:55
俺の戦闘機には勝てねえだろ

278 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/08/23(Wed) 17:41
グウレイト!!
できたぜ〜、冷める前に食いな!!

つ 【チャーハン】

279 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/08/23(Wed) 22:48
>>275
【ガトーさん、これ使って
つ 【ゴールデンハンマー】

モビルスーツ用の新兵器が出来上がったと?

それは早く試してみたいものだな!
一体どのような装備なのか・・・


・・・・・何だこれは!

ただの巨大な金鎚ではないか!
いや、それよりも・・・何故金色なのか!

・・・持つ者に大金やお宝をもたらす、旧世紀の伝説にあやかっただと?
意味が分からん!

ええい、そのような事はどうでもよい!
ともかく!
このように巨大な質量の金鎚・・・
少なくとも無重力の環境下ではハンマーを振るのではなく、
私のゲルググの方が振られてしまう!

いや、地上ならばその心配はないかもしれん。
しかし、敵を殴った瞬間にこちらのマニュピレーターも四散してしまうだろう!

つまりは無用の長物だ!


・・・MS−06V・ザクタンクの手先にでも取り付けて、
基地設営時の地ならしにでも使うのだな!



280 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/08/23(Wed) 22:50
>>276
【ニュータイプなんて大した事ないですよ。ガトーさんの方が凄いッスよ。 】


フン、世辞はいらん!

しかし・・・
何故そうもニュータイプという概念にこだわるのだ?
ニュータイプ特有の能力のいくつかが、優れたパイロットの資質たり得るのは分かるが。

だが、ニュータイプだからと言って、優秀なパイロットとは限らんし、
その逆もまた然りだ。


実際に、突撃機動軍麾下のニュータイプ部隊所属のパイロットよりも、
遥かに多くの戦果を挙げているパイロットは多いのだぞ。

・・・大戦中193機を撃墜スコアを持つ、ブレニフ・オグス。
191機撃墜のノルデット・ハウアー、185機撃墜のジョニー・ライデン・・・

これらのトップ・エースは、いずれもニュータイプではない!

私とてそうだ。
ニュータイプと言われる連中に遅れを取るとは思っていない!


パイロットの優劣は、ニュータイプかどうかで決まるものではない!
鍛え抜いた肉体、叩き上げた技量、瞬間の判断力、合理性の高い頭脳、不屈の精神!
そして・・・
研ぎ澄まされた嗅覚とも言うべき感覚!

ニュータイプはその最後の要素を持っているだけに過ぎんのだからな!



281 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/08/23(Wed) 23:57
地球連邦はどうやって中韓朝露このやっかいな四国を納得させたんですか?

282 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/08/24(Thu) 00:33
>>277
【俺の戦闘機には勝てねえだろ 】
(宇宙世紀0079 1月3日 開戦直前
サイド3近海)


・・・ジオン国国民よ!


地球連邦は、我々宇宙移民の独立への希求を、またしてもその軍靴で踏みにじった!

ジオン・ズム・ダイクンがコントリズムを提唱してより幾十年・・・
これは一体何度目の事か!?

何度語りかければ、地球連邦はそれを受け入れるというのか!?

否!

彼奴等は我々の理想を決して受け入れなどはしないのだ!
あの卑劣漢どもは、自らの権益に固執している!

では、その権益とは何か?

それは我々スペース・ノイドの労働の成果を無遠慮に吸い上げ、無計画に浪費する事だ!
我々の父祖達は、長くその苦役に耐えてきた・・・
だが!
我々の犠牲の上の、そのような野放図をいつまでも放置するわけにはいかない!

もはや・・・我々は彼奴等に語るべき言葉を持たぬ!


我々は、今こそこの怒りを・・・
邪悪な地球連邦に叩きつけなければならないっ!

宇宙移民の解放の為に・・・


我々ジオン国国民が立つのだ!!



我が同胞よ!
栄えあるジオンの子らよ!


ともに征こうではないか!
この聖戦に勝利する為に!
栄光のジオンの旗のもとに!

我らのこの正義の戦いを・・・
人類一人一人の自由のための戦いを、神が見捨てる訳はない!


立 て よ   国 民 ! ! !





いよいよだ・・・。
我が隊が、この連邦軍のパトロール艦隊を叩けば・・・

戦争が始まる!


ミノフスキー粒子の戦闘濃度への散布・・・完了!

・・・よし!
全機出撃!
私に続け!




283 名前:アナベル・ガトーA ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/08/24(Thu) 00:34
(地球連邦軍 サラミス級巡洋艦 『グラント』 )
「四時方向にジオン艦隊だと!?
索敵、今まで何をしていた!」


(『グラント』・オペレーター)
「し、しかし・・・先ほどからレーダーの不調で・・・」


(『グラント』・艦長)
「馬鹿者!言い訳はいい!

ジオンの奴らめ・・・宣戦布告の舌の根も乾かぬうちに!
本当に我が軍相手にやる気なのか?

・・・ええい、しかけてくる奴等に日が有るのだ!

対空砲、撃ち方始め!
戦闘機隊、発進急げ!」



敵艦隊を視認!
これより有視界戦闘に移行するぞ!

対空砲を撃ってきたか!
怖気るな!
・・・どうせ、当たらん!


(『グラント』・艦長)
「射撃管制、何をやっている!
まったく見当違いの方向に撃ちおって!
ミサイルは・・・
これも当たらんだと!?
ど、どういう事だ!

戦闘機隊はどうした!?」



フフ・・・
ミノフスキー粒子の干渉で、まともな射撃管制も出来まい!

・・・む!戦闘機隊を出してきたか!
各機散開せよ!
攻撃開始だ!





(連邦軍戦闘機隊・スレッガー・ロウ)
「なんだぁ、人型かよ?
ジオンのエリートさん方、マンガを読み過ぎていらっしゃるんじゃないのぉ?

へへっ、野郎ども!
あれだけ、マトがデカけりゃ当たるぞ!
まずは・・・ミサイルで歓迎してやるぜ!

そりゃあ!

・・・あ、あり?
どういう事よ、コレ!?」



フン、誘導弾など当たるものか!
(ザクマシンガンで戦闘機二機を撃ち墜とす)
いつまでも計器に頼っているからそうなる!



(スレッガー)
「なっ! ロバート!マーカス!

・・・くっそ、てめぇは!
ミサイルがダメなら、バルカンで!

・・・何だ、当たらないって!?
っていうか、なんて機動をしやがるんだ、あの人型!」



その直線的過ぎる動き、それが戦闘機の限界というものだ!
・・・貴様ら雑魚など相手にもならん!

母艦を・・・沈めるぞ!

ぬおおおお!
(ブリッジを撃砕する)

流石にこれだけでは沈まんか!
ならば!

これでどうだぁ!
(後部エンジンに回り込み、その内部に弾丸を叩き込む)


沈んだ・・・。
巡洋艦が・・・このザクで!

やれる・・・やれるぞ!
この戦い・・・
必ず勝利してみせる!


(スレッガー)
「あれが・・・ジオンの新兵器の威力だってえのかよ・・・!
畜生、凄すぎるじゃねえか・・・。
だが・・・やられっぱなしでいられるかよ!
この借りは必ず返してやる!」




284 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/08/24(Thu) 00:35
PSP持ってますか?

285 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/08/24(Thu) 00:37
ガトー殿は(酒)飲める口かね?

286 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/08/25(Fri) 18:36
君は今日から3日間掃除当番DA!!

287 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/08/27(Sun) 18:59
>>278
【グウレイト!!
できたぜ〜、冷める前に食いな!!
つ 【チャーハン】

いつもすまんな。
今日も有難く馳走にならせて貰うとしよう!

ほう、ホタテにエビ、カニ・・・シーフード入りか。
豪勢だな・・・うむ、美味い!
フフ・・・私も我が隊の兵達も、すっかり君の料理の虜になってしまったようだ。

それにしても大したものだ・・・
君はモビルスーツの腕も一流だそうだが、料理もここまでとは!
また機会があれば、是非にもその腕を振るって欲しいものだな!


ところで君は・・・
『星の屑』作戦には反対らしいな。

地球・・・東アジアに恋人が居ると聞いた。
そのような事情がある以上、君がそう思うのも止むをえんだろう。

しかし・・・

だが・・・
心配は要らん!
我々の「コロニー落とし」の標的は北米大陸だ!

一人一人が力を力を発揮し、任務を全うすれば危険は少ない!


君も新たに受領したという、黒い高機動型ザクを駆り、最善を尽くすのだ!



288 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/08/27(Sun) 19:00
>>281
【地球連邦はどうやって中韓朝露このやっかいな四国を納得させたんですか? 】


厄介な四カ国だと?
フン!
その四カ国からは、君の国こそが厄介な存在に映っているに違いあるまいがな!

悪意とは一方的なものにあらず!
君が発した悪意は、相手という鏡によって、己にも跳ね返るのだと知れ!


・・・これは国と国の間だけではなく、人と人の間についても言える事だ!

君の周囲に居る人々の顔を思い浮かべてみるがいい・・・
もし、その中に良好な関係を築けていない人が居るのだとすれば、
その原因は君にも有るのだ!

相手も同じ人間・・・馬鹿ではない!
君が如何に押し隠そうとも、相手は君のその悪意や苦手意識を察知している!
必ずな!



それにしても・・・
腐った地球連邦を構成する国々のローカルな争いなど私の知った事では無いのだが。

争いを続ける複数の勢力を団結させるにあたり、古来より使い古されてきた方法が有る。
すなわち、それらの諸勢力にとって、共通の外敵を作る、というものだ。

件の連邦のやり口で言えば、
それらの国々に対し、互いの国家以上に”危険な外敵”がいるという事を刷り込んだのだろう。

「”宇宙移民者”という外敵が、いずれ地球国家の権益を奪うようになる。
地球国家同士で争っている場合ではない」、とな。

結果、それらの国々は団結したと言う訳だ・・・
我々、スペース・ノイドを敵視する事によってな!


本来、このような愚か者どもの悪意など無視するべきだったのかも知れん。
しかし・・・
地球連邦の悪意は既に無視しえるものでは無くなっていた・・・。

我々は立たねばならなかったのだ!
彼奴等の暴走を止める為に!


だが!
君は、君の国が我々と同じ道を辿る事の無いように最善の努力をするがいい!
・・・全てが手遅れになる前に!




289 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/08/27(Sun) 19:41
ハマーンは好きか?好きなのか?好きなんだな?
だが渡さんぞ!

290 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/08/28(Mon) 18:43
金くれよ!おいっ!金くれよ!

291 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/08/28(Mon) 22:11
>>284
【PSP持ってますか? 】

PSP・・・いや、知らんな。
携帯ゲーム機だと?

フン!
私はそのようなものを嗜まぬ!

昔も今も、パイロットは目が命なのだ!
その目をいたずらに疲れさせてどうするか!

君もパイロットならば、その本分を弁え、
余興も程々にしておくのだな!


何・・・このゲームにモビルスーツが出ているだと?

・・・なっ、馬鹿な!
二頭身のモビルスーツなど!
実戦で役立つ訳が無いではないか!
それでどう戦うと言うのだ!?
>>284の操作に見入る)


こ、これは!
これをこう操作すると・・・アトミック・バズーカを放てるだと!!

む、むむむ・・・。

け、研究の価値がありそうだ!
少々借りるぞ!



292 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/08/28(Mon) 22:12
>>285
【ガトー殿は(酒)飲める口かね? 】

(グラスを傾け、一気に飲み干す)

美味い!

このシャンパンは・・・
62年物、ですな。
「シャトー・サンフリュール」。

・・・戦争が長引き、物資が不足する中で、この一本は貴重な物でしょう。
それを私などのような者がご相伴を仕るとは・・・。
お気遣い感謝致します。


酒、ですか。
好きではあるのですが・・・
飲むのは一日二杯までと決めております。

香り、舌触り、喉越し・・・それらを味わい、楽しむにはそれぐらいが丁度良いのです。


ですが・・・一度だけ、痛飲したことがあります。
モビルスーツのパイロットとして、初めて挫折を味わったあの夜に・・・。

フ・・・あの頃は私もまだ若かったという事ですな。



293 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/08/28(Mon) 22:13
>>286
【君は今日から3日間掃除当番DA!! 】


む・・・貴官は・・・!!
久しいな、軍曹!


いや・・・、お久しぶりです、教官殿!


フフ・・・すまん。
つい懐かしくてな・・・。

士官学校以来だな、貴官に会うのは!
壮健で何よりだ。

貴官の教育という名の”しごき”は凄まじかった・・・。
私達仕官候補生は、貴官を鬼軍曹と呼び、恐れたものだ。


覚えているか?
トレーニングの一環として、班対抗の持久走をした時の事だ。
所属するメンバーの平均タイムを引き上げる為に、私はしゃにむに走った。

二位以下を大きく引き離してゴールした私に、貴官は言った。

「君達仕官候補生は、いずれ指揮官として多くの兵を導く身だ!
それが、他の仲間を気にする事無く、自分一人が駆け抜けてどうする!
戦争とは、自分一人で勝てる物ではない!
・・・君は今日から3日間掃除当番DA!!」

とな。


今の私があるのは、あの時の貴官の厳しい指導があってこそだ。
心から感謝している!

フフ・・・あの時は、貴官の事を殴りたくて仕方なかったのだがな!
それも良い思い出だ。



294 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/08/28(Mon) 23:03
ガトー、君はどんなモビルスーツが好きか?

295 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/08/29(Tue) 19:09
あっ!あれはっ!まさか・・・かつらだったとは(無重力で浮いてるよ

296 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/08/30(Wed) 00:32
>>289
【ハマーンは好きか?好きなのか?好きなんだな?
だが渡さんぞ! 】


カーン嬢を?
何を馬鹿な!
あのような年端も行かぬ少女に、この私が心を奪われるなど!

そういえば、アンディ中尉にも同じ事を言われたな・・・
何故だ!

カーン嬢が視察の為、アクシズより地球圏に来られた事があるのは知っていよう。

視察団が搭乗したザンジバル級機動巡洋艦、『インゴルシュタット』を護衛する機会があってな。

その視察団の長はあの”赤い彗星”だったのだが・・・
別の任があったらしく、彼とは会う事が出来なかった。

その代理人として、件のアンディ中尉と、カーン嬢に会ったのだ。


あの若さで・・・アクシズの危急を救った女傑だと聞いていたのだが・・・
とてもそうは見えなかったな。

確かに可憐ではあったが・・・な。


だが、今の私には恋愛にかまけている暇などはない!
ましてあの若さでは。

君はカーン嬢の好意を得たいのか?
フフ・・・どうやら、対抗馬探しにだけは困らんようだぞ!

せいぜい男を磨くのだな!



297 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/08/30(Wed) 00:49
>>290
【金くれよ!おいっ!金くれよ! 】


貴様・・・それでも誇りあるジオンの軍人か!

我々は給金を得るために軍人になったのではない!
我が祖国を地球連邦の魔の手から守る為に立ったのだ!

そして今は・・・
ジオン中興の為に!


それを理解出来ぬというのならば・・・

金など好きなだけくれてやる!
いくらでも持って行くがいい!


ただし・・・。
その紙幣は、ジオン公国の紙幣だ・・・。
ジオン共和国では使用出来んぞ!
それでも良ければな!


・・・覚えておくが良い!
これが国が滅びるという事だ!

このような紙切れはともかく、我々の父が、母が、培った歴史が!文化が!
生きる上で拠って立つべき、独立国家の市民としての矜持が!
全て否定されるのだ!

このような屈辱が・・・他にあるものか!


この危急の時に・・・亡者の如く金を欲しがる貴様は・・・

このような紙切れの為に、命を捨てられるのか?
貴様の命とは、そのように軽く、薄いものなのか!?


そうでないと言うのなら・・・今からでも遅くは無い!
銃を取って戦え!

我々と・・・栄光あるジオン軍人の誇りとともに!



298 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/08/30(Wed) 01:04
伸びろ如意棒!

299 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/08/30(Wed) 08:39
ジオンは落魄れたものよのう?

300 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/08/30(Wed) 18:52
鈴置さんへ一言お願いします・・・

301 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/08/30(Wed) 22:15
>>294
【ガトー、君はどんなモビルスーツが好きか?】


ぬ・・・君は!
生きていたのか!
フフ・・・相変わらず悪運が強いのだな、君は!

ガルマ司令を失った『キャリフォルニア・ベース』が陥落し守備隊も壊滅、
多くの戦死者を出したと聞いていたのでな。
もしや君も・・・と思ったのだが。


そうか・・・連邦の量産モビルスーツが大挙侵攻してきたのか・・・。
おのれ、連邦め!
もし、この私が地上に降下していれば・・・!


何?地上で私に扱える機体が有るのか、だと?
フン!
君というヤツは口が達者なのも相変わらずのようだな。
扱って見せるさ・・・たとえ水陸両用タイプであってもな!


ン?
ならば、どのようなモビルスーツが好きか、だと?
ふむ・・・難しい問いだな。


『06』(ザク)は血を吐く思いで慣熟訓練をし、己の手足の如く扱えるようになった初めての機体だ。
思い入れもある。
ややパワー不足の感は否めんが・・・まだまだ前線で使える!


一方、『09R』(リック・ドム)は装甲と機動力は『06』を上回るなど、良い機体なのは間違いない。
だが・・・いかんせんロケット・バズの装弾数が少なすぎたな。

それを解消すべく予備のロケット弾入りの弾倉を腰にぶら下げるという例もあるようだが・・・
それでは、せっかくの重装甲も台無しだ。
このあたりの事情は、地上用の『09』(ドム)でも大差はあるまい。


そして最新鋭機の『14』(ゲルググ)・・・これは申し分の無い機体だ!
ビーム・ライフルもビーム・ナギナタも、初めてのモビルスーツ用の携帯ビーム兵器とは
思えぬ程に完成度は高い。

あのガンダムを相手にしても、この機体ならば決して引けは取るまい!



私がモビルスーツに乗るのは軟弱な連邦軍を薙ぎ払う為!
それに最も都合の良い『14』こそ、手元に置いておきたいと思える機体だな!


だが・・・もう一機種。
試してみたかった機体がある。


それは『07』(グフ)、それもグフ・カスタムと呼ばれる『07B−3』・・・
そう、君の愛機と同じタイプだ!


『09』のようなホバー機構を持たずとも、その強靭な脚部により、相当の機動力を持つと聞く!
さらに・・・あの近接戦闘能力!

敵陣の真っ只中に飛び込み、乱戦に持ち込めば・・・
ガトリング・ガンを撃ち放ち、ヒートロッド以上の攻撃範囲を持つヒート・ワイヤーを振りかざし!
巨大なヒート・サーベルで敵を叩き斬る!

フフフ・・・搭乗者の腕次第でいくらでも巨大な戦闘力を発揮する事が出来よう!

まさにパイロット冥利に尽きる機体だな!



302 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/08/30(Wed) 22:18
>>295
【あっ!あれはっ!まさか・・・かつらだったとは(無重力で浮いてるよ 】


ぬう・・・奇っ怪な!
あの浮かんでいるものは何だ!


何・・・?
私のかつらだと!?


馬 鹿 な 事 を 言 う な !



このアナベル・ガトー・・・たとえ禿げようとも!
あのような物に厄介になる気は無い!


真の男は、禿げの一つや二つで騒ぐものではない!
それを!
あのような物で隠そうとするからいかんのだ!


真の己の姿を隠し、周囲の人間を騙せば・・・
その心には後ろめたさが生じる!
それでは堂々と胸を張って生きては行けまい!


たとえ・・・その頭から眩い光を放とうと!
己に何一つ、やましい事がなければ恥じる必要など何も無いのだからな!



デラーズ閣下を見るがいい!
あの神々しささえ感じさせる、美しい頭頂部を!

あの光輝く頭頂部こそ・・・
我らジオンの栄光の輝きを体現しているのだ!

貴様にはそれが分からんのか!?


情けない!
それでもジオンの軍人か!

今日から貴様もデラーズ閣下の潔さを見習い、心を入れ替えて任務に励むのだ!
いいな!



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。


それと。

もう一つ、言っておく!



私 は 決 し て 禿 げ ん !




303 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/08/31(Thu) 10:46
じ、自分はもうダメです…。
隊長…俺達の分まで…ジオンの…未来(さき)…を・・・・チュドーン

304 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/08/31(Thu) 23:54
>>298
【伸びろ如意棒! 】

『ニョイボウ』・・・聞きなれぬ名だな。
これもモビルスーツ用の新装備なのか?
以前、単なる金鎚を持ち込んだ技師が居たが・・・

(ゲルググに搭乗し、『ニョイボウ』を手に持つ)


これは・・・一見、ビーム・ナギナタと全く変らんようだが・・・。
このビーム刃を更に十数倍に伸ばせるだと?
ほう、それは面白そうだ!


で、どのように操作するのだ?


・・・何だと?
この私が・・・そのような馬鹿げた事など出来るものか!

くっ・・・だが・・・止むを得んか!
これも全ては・・・ジオンの勝利の為!

(通信回線を開き、あらゆる周波数帯に乗せて・・・)




伸 び ろ !  如 意 棒  よ ! !



(ビームの刀身が20メートル以上に伸びる)

・・・おおっ!
晴らしい!
これを振り回せば・・・敵をまとめて薙ぎ払う事が出来よう!

・・・む!
ビームの刃が消えた!?
エネルギーが切れたのか?


むう・・・確かに発想は悪くは無かったが・・・
いかんせん、エネルギーの消費量が多すぎるようだな!

柄部分にエネルギーCAPを追加するなど、改良が必要だろう。
それと・・・

この発動条件を何とかしろ!



305 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/08/31(Thu) 23:56
>>299
【ジオンは落魄れたものよのう? 】


おのれ! 連邦の犬めが!!
畜生の分際で、賢しげに人語を使うか!


あのような偽りの終戦協定で、勝ったつもりになるな!
我々は戦い続ける!
たとえ最後の一兵になろうとも!



・・・ジオンが落ちぶれただと・・・?
冗談ではない!

0079に我々ジオンが立ったのは偶然ではない!
必然だ!

貴様ら連邦が、その分厚い面の皮で尊大な統治を続ける限り、
我々スペース・ノイドは戦い続ける!

たとえこの先、我々が斃れる事になろうとも・・・
必ずその志を!
ジオンの中興を継ぐ者が現れる!

何度でも・・・真の解放を掴み取るまでな!


追い詰められているのは貴様らの方だ・・・
未来永劫、貴様ら地球に這いつくばる者どもに、真の勝利など訪れる事は無いのだからな!


フン!
せいぜい今のうちに、欺瞞に満ちた勝利に酔うが良い・・・


その得意の絶頂から転げ落ちるまでの僅かな間を!



306 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/09/01(Fri) 22:29
>>300
【鈴置さんへ一言お願いします・・・】
(ムサイ級巡洋艦 『ペール・ギュント』 艦橋)


戦死者の棺桶が宇宙の彼方へと流れて行く・・・
・・・骸の無い、空の棺桶が。

この宇宙葬に立ち会う度、私はいつも思う。



人は、いつかは死ぬ。



古の大王も、賢者も、勇者も、独裁者も、大富豪も。
その運命からは、誰も逃れる事は出来ないのだと。


地上で死のうと、宇宙で死のうと・・・
それが柔らかいベッドの上であろうと、狭いモビルスーツのコクピットの中であろうと・・・

同じなのだ。
生あるものは必ず死に、原子に還元される。

そして回帰するのだ・・・
この、母なる宇宙の一部に・・・



人は、いつかは死ぬ。



しかもその時がいつ訪れるのか、誰にも分からない。

だからこそ・・・
人は生ある限り戦い続けるべきなのだ!

精一杯、力の限り!
悔いの無いように!


H・スズオキ・・・・・・

君は立派な男だった。
君はその力の限り戦い、その姿は人々に多くの希望と感動を与えた!

この私とて例外ではない。
君のその勇姿を・・・私は決して忘れん!


・・・総員に告ぐ!
かけがえのない我が同胞に対して・・・


哀悼の意を表し!全員!



敬 礼 ! !



307 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/09/01(Fri) 23:11
地球の引力に魂をひかれた者について

308 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/09/02(Sat) 21:53
このような催しがなされております。
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=157198921&ls=50

最近の世論を探るため、潜入してみてはどうでしょう。

309 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/09/03(Sun) 20:37
>>303
【じ、自分はもうダメです…。
隊長…俺達の分まで…ジオンの…未来(さき)…を・・・・チュドーン 】
(宇宙世紀0079 12月24日 ”ソロモン海戦”)


この防衛ラインを抜かれれば、『ソロモン』も危うい!
敵艦隊を ここで食い止めるのだ!

いいか!
後が無いものと思い、奮戦せよ!


バウマン!
B小隊を率いて敵艦隊の退路を断て!

ケンプのC小隊は敵右翼より横撃!
アルベルダのD小隊は私の隊とともに正面攻撃だ!

全機、突撃!


(連邦艦隊の対空砲火を上げる)

隊列を崩すな!
この対空砲火さえ抜ければ・・・!


>>303のドムが被弾する)

・・・少尉(>>303)!
その状態では機体が保つまい!
止むを得ん!早々に脱出しろ!
急げ!

・・・む!
何をしている!
いや、何をする気だ!


「じ、自分はもうダメです…。
隊長…俺達の分まで…ジオンの…未来(さき)…を・・・・」
(傷ついた機体をサラミス級巡洋艦に向ける)

待て!死に急ぐな!
少尉・・・少尉ー!

(ドムがサラミスに体当たりをし、巨大な火球化す)


・・・なっ!

ぉおのれい!!


少尉の死を・・・無駄にする訳にはいかん!

各機!
このまま敵を包囲し、殲滅するのだ!
一隻たりとも生かして返すな!



310 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/09/03(Sun) 20:38
>>307
【地球の引力に魂をひかれた者について 】

地球に魂を引かれた者・・・
連邦のモグラどもの事か!


・・・巣から飛び立った鳥は二度とはその巣には戻らん。
それが自立するという事なのだと言うが・・・。

我々人類は、地球という巣から宇宙へ飛び出したとは言え、
まだ完全な自立に至ってはいない。

その妨げになっているのが、彼奴等の存在に他ならぬ!


地球連邦と戦い!勝利し!
彼奴等の悪しき呪縛から解放されて初めて、我々は真の自立を手にするのだ!

そして新しき時代へ・・・
ジオン・ダイクンの語った、宇宙環境に適応し、覚醒した人類が築く未来へ!

その礎を築く為に、我々は戦いの海に居るのだ!



311 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/09/03(Sun) 20:38
>>308
【このような催しがなされております。
最近の世論を探るため、潜入してみてはどうでしょう。 】

フフ・・・潜入か!よかろう!

前回の潜入時には”バルフィッシュ”というコード名を名乗り、
連邦軍大尉の軍服を纏ったものだが・・・。


今回は、堂々と、ジオンの軍人として視察に赴こうではないか!



312 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/09/03(Sun) 23:39
ジオン軍とネオジオン軍ってどう違うのさ

313 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/09/05(Tue) 18:03
タバコとタバスコってどう違うの?

ガッちゃんおしえて〜

314 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/09/07(Thu) 00:34
>>312
【ジオン軍とネオジオン軍ってどう違うのさ】


ネオ・・・ジオン?
カーン閣下のご令嬢、ハマーン女史が摂政として立ったのは聞いている。
ミネバ様を擁し、ザビ家の再興を目指すのだとな。

そのような組織名にするというのは初耳だったが。


だが、その方針は正しいと私も思う。
ジオンの再興の為には、スペース・ノイドの心を一つにする象徴が必要だ。

そして、その象徴には・・・
ミネバ様こそが、それに最も相応しきお方!


カーン閣下がご存命の頃のアクシズは、我々デラーズ・フリートを始め、
地球圏で連邦と戦い続ける残党軍とは、距離を置こうとしていた・・・。

が、ハマーン女史は我々への積極的な支援を約束してくれた!


アクシズ・・・いや、ネオ・ジオンも、我々も!
目指すものは同じだ!


傲慢な連邦のくびきから、スペース・ノイドを解放する!
その崇高な義務の為にこそ、我々は戦うのだ!



315 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/09/07(Thu) 00:34
>>313
【タバコとタバスコってどう違うの?
ガッちゃんおしえて〜 】
(宇宙世紀0083 11月10 ソロモン海
観艦式襲撃20分前 ムサイ級巡洋艦 『ペール・ギュント』 展望室」)





ズンチャカ♪ズンチャカ♪ にこにこ、うっふん♪
(20人の子供と一緒にお尻を振りながら仲良くダンス)


良い子の皆、元気にしていたか?
私は正義と愛の使者、ガッちゃんだ!


さて、今日は誰が質問をしたいのかね?
よし!では君!

(子供)
「タバコとタバスコってどう違うの?
ガッちゃんおしえて〜 」




・・・タバコとタバスコ?

君はまだ6才ではないか!
それが、タバコとタバスコに興味を持つなどと!

それらを嗜むには、君はあまりにも・・・未熟!!


何?
ダンディな漢には付き物だと、お兄ちゃん(10才)に聞いた?
・・・馬鹿な!



そ れ は 一 人 前 の 男 の 台 詞 だ ! ! 



貴様!そのような事ではまともな大人にはなれんぞ!
今すぐ心を入れ替え、シガレットガムか、タバコチョコを嗜むよう、生活を改めろ!

さもなくば・・・この私の鉄拳で矯正するまでの事!
貴様の兄ともどもその曲がった根性を叩きなお・・・

(子供が怯えて泣き出す)


う・・・ま、まて!泣くな!
私は怖くないぞ!


「えーん、おじちゃん怖い〜」


私はおじちゃんではない!!
お兄さんだ!!


・・・・・・

・・・






「少佐?」



・・・・・・・・・・・・うぅぅ・・・。



「少佐!」



・・・・・・はっ!
・・・カリウスか?



「ガンダム二号機、核弾頭の装備完了しました。
いつでも出撃できます。

・・・少佐?
どこか、お体の具合でも。」



あ、ああ・・・
ちょっと眠ってしま・・・い、いや!

さ、三年前のソロモン海戦の折、この海で散って行った、同胞の事を思うと、つい、な・・・・


え、ええい!
あのような訳の分からぬ夢など!
行くぞ、カリウス!
出撃だ!



316 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/09/07(Thu) 01:55
おしっこ漏れる〜!
トイレどこ〜!

317 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/09/07(Thu) 05:56
ガトー将軍はいますか?

318 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/09/07(Thu) 23:14
わたしまけましたわ

319 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/09/11(Mon) 00:13
>>316
【おしっこ漏れる〜!
トイレどこ〜! 】
(ムサイ級巡洋艦 『ペール・ギュント』 )


ン、漏れそう、だと?
通路を艦尾方面に進み、仮眠室の隣だ!

そのように小便を溜め込む前に、適宜行っておけと言った筈だ!
いざ、戦闘が始まれば、便所に行く事さえままならぬとな!

・・・む!この警報は!


≪全乗組員に告ぐ!
本艦の前方に敵艦隊をキャッチした!
総員、第一級臨戦態勢!
繰り返す!
第一級臨戦態勢!
モビルスーツ隊、発進用意!≫


・・・ちっ!
言わん事は無い!

おい、>>316
放送は聴いたな?

・・・便所に行くのは諦めろ!
直ちにモビルスーツで待機だ!


不服か?
だが、貴様一人の勝手を赦す訳にはいかん!
貴様一人の出撃が遅れたが為に・・・皆が死ぬ事になるかもしれんのだ!


フ・・・心配は要らん。
長時間の任務に備え、コクピットには非常食、救急キットは勿論、簡易トイレも備え付けられいる!
それで済ませるのだ!



320 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/09/11(Mon) 00:15
>>317
【ガトー将軍はいますか? 】


・・・将軍?

いや、私は将軍ではない。
確かに 『ペール・ギュント』 を旗艦とする数隻の戦隊を任されてはいるが。


司令室から作戦図を見ながら部下に指示を出すなど・・・
私には向かぬ。

かつて、『智将』の名を欲しいままにした、ある将軍から聞いた事がある。
将たる者の成すべき事は何か?
それは・・・




『効率良く、味方を殺す事』




なのだと。


敵と戦う以上、味方にも犠牲は出る。
戦死者がゼロなどという事は、小さな戦闘でもない限り、まずあり得ん。

ならば・・・
如何に味方の犠牲を少なく抑え、より多くの戦果を挙げるか。
それが用兵の最大の課題となるのだ。

そしてそれを、敢えて残酷な言い方にすれば、先程の表現になるのだ、とな。


フ・・・
たとえ偽善と言われようと、私にはそこまで割り切る事は出来そうも無い。
多くの敵を殺し、部下を死地に送り込み、その内の幾人かを戦死者の列に加えさせていても。


戦争とは子供の火遊びとは訳が違うのだ!
将には、その作戦指揮能力だけでなく、それらの業を背負う事の出来る者でなければ勤まらん!


そして・・・
我々には、デラーズ閣下がいる!

デラーズ閣下の志に・・・導きに従うのみ!
それを阻むものが如何に強大な力を持とうとも・・・


この私が全て薙ぎ払う!




321 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/09/11(Mon) 00:16
>>318
【わたしまけましたわ 】


・・・負けた?

いや、そもそも私は君と戦った覚えはないが・・・。



不戦勝というのはあまり気持ちのいいものではないな。


もし、軟弱な連邦の奴ばらが、戦いもせずに和を請おうものならば、
降伏など認めず、一人残らず叩き斬ってやりたいところだが。

南極条約もある事だ。
実際はそうも行かぬがな・・・


ともかく!
私が戦うのは義の為!

それに拠らぬ戦いならば、する必要はあるまい!



322 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/09/11(Mon) 09:08
ムサイの装甲薄すぎ

323 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/09/11(Mon) 20:33
ムサイにもIフィールドバリアをくれ

324 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/09/14(Thu) 20:08
旅行に行きたい

出来れば海外に・・・

325 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/09/16(Sat) 20:01
うわはははは!お前の大切なものを頂いてくぜ!

326 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/09/16(Sat) 22:55
電車の中で運命の女性と出会うなど・・・
そのような事があるものなのだろうか・・・。


・・・めしどこかたのむ・・・か・・・


フ・・・詮なきことだ。




>>322
【ムサイの装甲薄すぎ 】


ムサイの装甲か。
君の言う通り、それこそがムサイ級の最大の弱点ではある。

しかし。
ムサイ級は軽巡洋艦であり、モビルスーツ母艦でもある。
元々、敵艦との砲撃戦に主眼を置いて設計された艦種ではないのだ。


小型で敏捷、かつ高い攻撃力と汎用性を持つモビルスーツの登場は、それまでの用兵思想を一変させた・・・。
いわゆる大艦巨砲主義からモビルスーツ主兵主義へとな。


そのモビルスーツの威力を最大限に発揮させる事にこそ、このムサイ級の本分があるのだ!


それに。
ムサイ級は戦闘艦として見ても、連邦のサラミス級などには決して引けはとらん!



・・・ムサイ級の存在無くして、我がジオンの勝利は無い!



327 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/09/16(Sat) 22:56
>>323
【ムサイにもIフィールドバリアをくれ 】


Iフィールドをムサイに?


ふむ、無駄とは言わん。
だが・・・あまり効果があるとも思えんな。

先刻も言ったとおり大艦巨砲主義などは時代遅れの思想なのだ。

長距離からメガ粒子砲を撃ち合うだけならば、Iフィールドの装備の有益は、
勝敗を決する重要な要素となろう。


しかし、相手がモビルスーツとなればそうは言えん。
戦闘艦がモビルスーツの運動性について行ける訳が無い。
モビルスーツにしてみれば、敵艦がIフィールドを装備していたところで、大した問題にはならん。

接近して至近距離からバズーカ弾やロケット弾、ヒートホークを叩き込めば良いのだからな!



328 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/09/17(Sun) 02:27
コウ・ウラキに勝ったのか?

329 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/09/18(Mon) 19:25
>>324
【旅行に行きたい
出来れば海外に・・・ 】
(宇宙世紀0083 11月12日 1315時 モビルアーマー 『ノイエ・ジール』 コクピット
コロニー 『アイランド・イーズ』 地球落着まで、あと6時間19分)


整備兵!
補給を急げよ!

・・・どうやら、月からの追撃部隊を振り切る事には成功したようだな。
あとは我々の正面に現れるであろう、地球軌道艦隊さえ蹴散らせば・・・

ついに『星の屑』が成るのだ!


だが、その前に。
あのガンダムを斃す!
この私の手で!

この三年・・・屈辱に耐えた我々の意地を見るがいい!


しかし・・・
(側面のモニターに映る地球を見やる)

フフ。
これほど、躍る心で地球を見た事があるだろうか・・・



「旅行に行きたい
出来れば海外に・・・ 」



ン、旅行・・・か。

フ・・・この戦いが終ればそれもよかろう。
宇宙移民の真の解放を掴み取り、地球に住む人間どもの蒙を啓く、その日が来た暁には・・・

あの地球に再び降りるのも悪くは無いかもしれん・・・な。



≪ガトー少佐、ノイエ・ジールの補給完了しました!≫


だが・・・今は!


全機、出撃する!
執拗に纏わりつく、あのガンダムとその母艦を叩く!

いいか・・・浮かれるな!
後が無いものと思え!




330 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/09/18(Mon) 23:08
>>325
【うわはははは!お前の大切なものを頂いてくぜ!】
(宇宙世紀0079 12月24日 ソロモン海戦)


フン、連邦の雑魚ども・・・まだ来るか!
軟弱な貴様らに、この防衛ラインを抜かせはせん!


バウマン小隊!
迂回して敵モビルスーツ隊の後方に回りこめ!

敵の後方に付いても接近しすぎるなよ・・・。
確実に追尾するのだ!


ケンプ小隊はポイントD―4で待機!
私からの指示を待て!


アルベルダ小隊は最後方・・・ポイントB−6で防衛ラインを敷け!
我々が連邦のモビルスーツ隊をそちらへ追い込む!
その頭を押さえるのだ!


・・・よし!
A小隊、カリウス、アシェラッド!
敵に正面攻撃をかけるぞ!
私に続け!


・・・ぬおおおお!堕ちろぉ!
(連邦軍MS隊の先頭に立つGMをビーム・ナギナタで切り裂き、その反動を利用して方向転換し、
別のGMの正面を向く)


友軍機の撃墜に肝を抜かれたか!
戦場で棒立ちになるとは・・・迂闊な奴め!
(そのGMの胴を薙ぎ払う)


・・・よし、敵の陣形が乱れた!

今だ!
ケンプ、突入せよ!
敵の側面を衝け!
(ケンプ小隊の側方からの急襲を受け、連邦軍MS隊がさらに混乱する)


このまま敵を三方から包囲しつつ追い込め!
アルベルダ小隊と挟撃、殲滅する!
(逃げ惑う連邦軍の行く手をアルベルダ小隊が阻む
連邦軍を四方から包囲し、次々と撃破していく)


フフ・・・これで、この連邦の部隊も全滅だな・・・。

む!
あのGMは!
(二機のGMが包囲網をすり抜け、第302哨戒中隊の母艦・『カウリバルス』 へと向かう)


馬鹿な!あの状態から突破するなど!
我らの母艦を・・・やらせるものか!

(GMを追尾し、一機をビーム・ライフルで落とす)


もう一機も!
(モニター内の照星にGMを合わせる・・・ロック・オンの電子音)

堕ちろぉ!
(トリガーを押し込む)


・・・なに!?
ビームが・・・発射されん!

エネルギー供給弁の故障だと!?
くっ・・・これが、導入されたばかりの新兵器の哀しさと言う訳か!


(残ったGMがビーム・スプレーガンの火線を『カウリバルス』に叩きつける)


・・・いかん!

ぬおお、間に合えい!
(エネルギー自動放出モードにしたビーム・ナギナタをGMに投げつける
回転しながら飛来するビームの刃に斬り裂かれ、GMが爆散する)


リンデマン艦長!

おお・・・ノーマル・スーツも着込まずに、手を振っておられる。
ご無事だったか・・・。


リンデマン艦長、新しいビーム・ライフルを射出して頂きたい!
残りの敵を掃討しなければなりませんからな!



331 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/09/18(Mon) 23:16
少佐、これからは楽をさせてやるよ。
ガンダムでも磨いておくんだね。

332 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/09/20(Wed) 21:03
ガトーの攻撃は強烈だ。

だが、当たらなければどうという事もない。

333 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/09/21(Thu) 19:37
ガトー様。わたくしがラクス・クラインです。どうかわたくしに力をお貸し下さい。

334 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/09/22(Fri) 01:25
>>328
【コウ・ウラキに勝ったのか?】
(宇宙世紀0083 11月12日 2358時 地球軌道上戦闘宙域
コロニー 『アイランド・イーズ』  地球落着まであと36分)


あのコロニーは、地球へと落ちる。
多くの英霊たちの魂をのせて・・・。

もはや、誰にも止める事は出来んのだ。



コウ・ウラキ!
力の及ばざるが故に、自らの目の前で、敵に事を成された・・・その無念!


私には、貴様のその悔しさが手に取るように良く分かる!


あの、屈辱のア・バオア・クーを!
この三年間、私は一度たりとも忘れた事は無い!

この怒り、この屈辱を力に換えて、私は戦って来たのだ!
(ノイエ・ジールの左腕を伸ばし、ガンダム三号機・『デンドロビウム』にオールレンジ攻撃を仕掛ける)




貴様も戦士ならば・・・男ならば!

その怒りを!悔しさを!
私にぶつけてみるがいい!
その力の全てを賭けて、私に向かって来るがいい!

見事、この私を斃してみせよ!
それが出来るものならばな!

(デンドロビウムは俊敏な機動でビームを回避、ビームサーベルを振りかざし、ノイエ・ジールに切りかかる)



ちっ!
・・・それにしても、あの未熟な連邦のパイロットが・・・
この短期間で、良くぞここまで腕を上げた!

だが!
(ビーム・サーベルの斬撃を躱しざまに体当たりを浴びせ、相手の体制を崩し、その背後に回りこむ
デンドロビウムは方向転換をしようとするが・・・)


遅い!!
(ボディから4本のサブ・マニュピレーターを伸ばし、デンドロビウムを羽交い絞めにする)


どうだ!
分離も出来まい!
止めを・・・

何!?
この光は・・・ソーラー・システムだと?
まだ生きていたのか!


ぐ・・・おお、
おおおお!!
(もつれ合う二機の巨大モビルアーマーを眩い白光が包み込む)





・・・・・・・・・・・・・・・




・・・・・・




・・・。




・・・・・・ぐ・・・うう。

私は、生きて・・・いるのか?



・・・・・・・・・・・・・。


ソーラー・システムの出力が弱まっていたのと、このノイエ・ジールの装甲のお陰で
命を拾ったらしい・・・。

む・・・ガンダムも、停止はしているが・・・核の部分の破壊は免れたようだ。
あの男はまだ、気を失っているのか。


止めを・・・


・・・・・・・・・いや。


戦闘状態に無い相手の背を撃つなど。
それに・・・星の屑は成ったのだ・・・。

もう、十分だろう。


コウ・ウラキ・・・
腐った連邦に属さねば、貴様も苦しむ事はなかったろうに。


(ようやく戦線に到着した連邦の大艦隊の放つ、無数の光点を見やる)


・・・ウラキ中尉!
もし、ニナがアクシズへ赴かず、君の元へ戻るのなら・・・
彼女を頼む!



さあ・・・行くか!










335 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/09/22(Fri) 22:39
この難攻不落の夜勤・ドゥーゑを落とせるか?

336 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/09/24(Sun) 18:35
どうして・・・どうして僕たちは出会ってしまったのですか?

337 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/09/24(Sun) 22:05
アキオ・オオツカを知っているか?

338 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/09/27(Wed) 20:24
機体整備は飽きました。
僕はハンバーガーが作りたいんです!!

339 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/09/28(Thu) 01:38
>>331
【少佐、これからは楽をさせてやるよ。
ガンダムでも磨いておくんだね。 】
(宇宙世紀0083 10月31日 暗礁宙域
デラーズ・フリート根拠地 『茨の園』)


シーマ・ガラハウ!
何故あの女が此処に居る!

・・・自らの艦隊戦力を餌に、デラーズ閣下に取り入ったか!



しかし。
志を持たず、我々の掲げる大義とは無縁だったあの女が・・・
今になって、星の屑作戦に参加しようとは。

一体、何を企むのか・・・。
あの者の肚には何か・・・黒々としたものを感じる!



我々は三年待ったのだ!
あの屈辱の敗戦から、ただひたすらにジオンの再興のみを信じて!

この星の屑作戦こそ、我らの悲願を成就させるに不可欠なものなのだ!

この作戦に身を捧げた、多くの戦士達の犠牲を無駄にせぬ為にも!
必ず成し遂げねばならん!



・・・シーマ・ガラハウ!

たとえ、貴様がどのような腹積もりでいようと・・・。
決して、我々の理想の邪魔はさせん!



340 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/09/30(Sat) 18:31
ジムとは違うのだよ!ジムとは!

341 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/10/03(Tue) 20:07
昨日新型のMSを壊してしまいましたorz

342 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/10/04(Wed) 06:18
まだ戦争がしたいのか!アンタはー!

343 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/10/04(Wed) 06:33
すげぇじゃんか!!ハハハハハッ、アハハハハハッ!!

344 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/10/16(Mon) 00:49
>>332
【ガトーの攻撃は強烈だ。
だが、当たらなければどうという事もない。 】


でいやあああああああ!
堕ちろお!!
(フルブーストで突進し、ビームナギナタを振り下ろす)



5機目撃墜!

連邦の雑魚どもめ・・・あまりにも弱すぎる!
敵とはいえ、情けない限りだな!

この私と対等に渡り合える者はいないのか!



(警告音)



・・・むっ!
後ろだと!?
(後方から飛来するビームを回避する)



この私から背後を取ったというのか!
・・・だが!
(一秒足らずの間に、AMBAC機動で素早く反転し、そのGMをモニターの中央に納め、ロック・オンする)

死ねえい!!
(トリガーを引く)



・・・ほう!
今のを躱わすとはな。

フフフ。
たかがGM風情が・・・面白い!
(ビーム・ナギナタをぎらつかせつつ、一気に肉薄する)


これはどうだあ!
(必殺の一撃を振り下ろす。が、GMはビームサーベルでその斬撃を受け止める
さらに3・4と激しく斬り結ぶ)



・・・ちっ!
中々に良い動きをする!
この私を相手に、ここまで粘る者が、よもや連邦に居ようとは!



>>332
「ガトーの攻撃は強烈だ。
だが、当たらなければどうという事もない。 」



何だと!?
・・・おのれ、減らず口を!

しかし。
この私と知った上で戦いを挑み、あまつさえ、そのような大言を吐くとはな・・・。

その心意気に免じて・・・
この一撃で決めてやる!
(再び突進する
GMも斬撃を繰り出す
GMのビーム・サーベルはゲルググのシールドを両断するが・・・そこにゲルググ本体の姿はない)



何をうろたえているか!
私はここだ!
(真上から斬りかかり、GMの右腕を斬り裂く)

・・・ちっ!浅かったか!
(GMは不利を悟り、反転、離脱する)



ふむ、良い引き際だ。

腐った連邦のパイロットにしては、良くやったと褒めてやる。
だが・・・

次に会った時は生かして返さん!


345 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/10/16(Mon) 00:50
>>333
【ガトー様。わたくしがラクス・クラインです。どうかわたくしに力をお貸し下さい。 】


ほう。
戦いと憎悪の連鎖を断ち切る為に、私の力を借りたいと?

>>333の目を見つめる)


・・・真っ直ぐな目だ。
どうやら本気のようだな。

しかし。
君は・・・その年齢で何と言う重荷を背負っているのか。
大の大人でも、その重圧に耐えうる者は、そうはおるまい。


我々がジオンの軍人が戦うのは、全ては義の為!
悪しき地球連邦の呪縛から、スペース・ノイドを解放すると為に他ならぬ!

だが、君達の世界の軍人はそうでは無いらしいな。
互いに最終兵器を撃ち合い、草木一本も残らぬ世界にしてしまうなど!
愚の骨頂と言うものだ!


よろしい!
たとえ他から見れば無謀に見えようとも、行動を起こさなければ何も始まらん!

君の掲げる大義に、我が命預けよう!


スペースノイドとアースノイドが手を取り合って歩む事の出来る、新世界の為に!



346 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/10/16(Mon) 02:20
生身で戦おう。MSなど邪道だ。出て来いガトー。

347 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/10/16(Mon) 17:51
「連邦の方が給料が良い」ってあいつが言ってたよ

348 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/10/21(Sat) 15:01
毎年この季節が来るたび、ガトー少佐のことを思い出します。

349 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/10/22(Sun) 17:18
もっとヒゲを伸ばしたいのだが

350 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/10/23(Mon) 02:02
>>335
【この難攻不落の夜勤・ドゥーゑを落とせるか? 】
(C.E.71 9月27日 第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦@)


地球連合による核攻撃隊は全滅か。
「彼ら」の力には驚くべきものがあるな。


フ・・・感心してばかりもいられまい!
次に叩くべきは!

あのジェネシスとやら・・・
あれだけは撃たせるわけにはいかん!
急がねばならん!

(ZAFTのMS、『ゲイツ』がモニターにフレーム・インして来る)



この・・・邪魔だあああ!!
(ビームナギナタを一閃し、『ゲイツ』を縦に斬り裂く)



遺伝子操作した人間など!
身体能力の強化よりも、MS戦でモノを言うのは練度だ!

未熟者めが!
貴様如きに、この私を倒せるものか!



・・・しかし。
違う世界の事とはいえ、よもやこの私が、
スペースノイド側の要塞を攻撃する事になろうとは・・・。


難攻不落の要塞、か。
フ・・・。
かつては私も、その存在を信じていた・・・。

しかし。
ソロモンとア・バオア・クーを落とされ、それが幻想に過ぎぬ事を思い知らされたのだ・・・。




・・・こちらバルフィッシュ!
各機に告ぐ!

いいか、恐れるな!
落とせぬ要塞など、この世には存在せん!
要塞攻略には鉄則というものが有る!


一つ!
要塞そのものと、それに駐留する戦力とを分断し、
それらを相互支援の出来ぬ状態にする事!

二つ!
敵要塞の防御砲火網を形成する砲列の一角に、全ての戦力と火力を集中し、
局所的な数的優勢を作り出し、速やかにこれを占拠して橋頭堡と為す事!

あとは・・・その橋頭堡と連動しつつ、他の砲台を一つずつ潰してゆけば良いのだ!



地球軍の粘りと、「彼ら」の頑張りにより、一つめの条件は既に果たされ、
二つめの条件・・・『ヴェスヴィオ』砲台の陥落も間近だ!

・・・いま少しだ!
抵抗する者は全て薙ぎ払え!

この砲台さえ占拠すれば・・・勝利は我々のものだ!



351 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/10/27(Fri) 18:44
納豆食べないとだめですか?
大豆じゃないよねあれ

352 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/10/29(Sun) 19:47
>>336
【どうして・・・どうして僕たちは出会ってしまったのですか? 】
(C.E.71 9月27日 第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦A)


「我らの真の力、今こそ見せてくれるわ!
思い知るがいい、ナチュラルども!

・・・撃たねばならんのだ!撃たれる前に!」




ヤキン・ドゥーエか・・・さすがに堅固だ。

カリウス!
艦隊に支援砲撃を要請しろ!
『エトナ砲台』に対し、集中砲撃を浴びせるようにと!

先程陥落させた『ヴェスヴィオ』砲台からの攻撃と合わせ、叩き潰すのだ!

あの『ジェネシス』を・・・撃たせるわけにはいかん!


ン、この反応は・・・・敵のMS隊か!

二個小隊、私に付いて来い!
奴らを迎撃する!
(ビーム・ライフルを放つが、それを回避しつつ敵機は突っ込んでくる)


ほう・・・良い動きだ!

『ジン』というMSの・・・一種か?
機動力強化型と言った所だな!
(ビーム・ナギナタを抜き放ち、斬りかかる。
黒いジンはそれを耐ビームコーティングを施したシールドで受け止める)



≪我らの思い、やらせはせんわ!
ユニウス・セブンと共に奪われし、我が娘の無念・・・!
無残に散った命の嘆きを忘れ、撃った者らと偽りの世界で供に生きよと言うのか、貴様らは!≫
(ビーム・ナギナタをはじき返しつつ、肩から体当たりを繰り出す)



何だと!?
貴様!!
(とっさに機を回転させ受け流し、ビーム・ナギナタを薙ぎ払うが、
ジンは上方にジャンプして回避する)



≪なぜ気付かぬか!
ザラ議長が示す道こそが、我らコーディネイターにとって唯一正しきものと!
・・・あの『ジェネシス』で焼いてやらねば、世界は変らぬ!≫
(上段から重斬刀を振り下ろす)



馬鹿なことを!
だからといって地球を焼いてどうする!
叩くならば、敵の軍事施設だけを叩けば良い!

戦いとは・・・!!
(横移動で重斬刀を回避し、ジンの顔を蹴りつける)



・・・より良き世を作る為に!
それが、武力をもってしか為しえないという場合にのみ!
行われるべきものなのだ!

その大義から外れ、抵抗力を持たぬ者まで討つなど・・・!
ただの虐殺と変らぬ!!
(態勢を崩したジンにビーム・ナギナタを一閃させ、その右腕を重斬刀ごと斬り裂く)



≪お、おのれ、覚えていろ!
我らのこの思い、いつか必ず!ナチュラルどもに!≫
(機を翻し、要塞中央部へ向けて退却する)



退いたか・・・、手強い敵だった。

しかし、あの男の言葉。
我らジオンの戦士達の思いに通じる物がある。

よもや此処で、あのような男に出会うとは。
一つ間違えば、私もああなっていたかもしれんな・・・。

しかと肝に銘じておこう。
あの男のように・・・
連邦に対する憎悪のために、大義を見失ってはならぬと!



353 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/10/29(Sun) 19:49
>>337
【アキオ・オオツカを知っているか? 】


無論知っている。
彼は旧世紀を代表する、名優の一人だからな。

題名は忘れてしまったが・・・彼の作品で最も感銘を受けたのは、
祖国を奪われた男たちが、その祖国と、そして己の誇りを取り戻すべく、
強大な敵を相手に切歯扼腕する姿を描いた映画だった・・・。


フフ・・・今にして思うと、我々と重なる部分も多いようだな。
これも何かの因果か・・・。


まあ良い。
現実は映画のように甘くはない。

彼の演じた戦士のように、美しい死に場所が与えられる事など、奇跡に等しい。
多くの戦士達は、そのような花道すら与えられる事無く、人知れず息絶えるものなのだ・・・。

だが。
私はそれで良い。

私個人の事はどうあれ、我々の戦いが、後の世に語り継がれる程の物になるのならば!
そしてそれが、ジオンの再興に繋がるのならば!

それでこそ戦い、そして・・・死ぬ価値もあろうというものだ!




354 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/10/29(Sun) 19:52
>>338
【機体整備は飽きました。
僕はハンバーガーが作りたいんです!! 】


何、機体整備が飽きた、だと?


馬鹿者!!
飽きた、とは何事か! 


君達の働きが無くば、我々モビルスーツ隊は動くことすらままならん!

モビルスーツの登場が戦いの様相を変えたのは事実だが、
それも全て、君達整備兵の献身的な働きがあってこそなのだ!

己の仕事にもっと誇りを持たんか!


・・・君が、その誇りある仕事以上に、ハンバーガーを作ることに喜びを見出したと言うのならば、
その道に進むのもよかろう!
だが!
今の仕事が飽きた、というのが理由ならば、賛成は出来ん!


>>338よりハンバーガーを受け取る)
ン?これが君が作ったというハンガーガーなのか?

・・・これは!
ゴマだれの利いたバンバンジーに、テリヤキソースを絡めた手羽先の唐揚げも挟んだのか?
美味い!



フフフ・・・大したものだ。
前言は取り消そう!
君が本気なのは良く分かった。

ならばあとは、君の信じる道に進むが良い!

しかし。
我々パイロットはゆっくり食事をするのさえままならぬのが実情だ。
このような美味いハンバーガーがあれば有り難いのだがな。

この艦に残って、厨房に立ってはくれんか?
君のハンバーガーを食べて力を貰い、戦い抜いて見せようではないか!




355 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/10/30(Mon) 05:16
駄目だ!コロニーが落ちる!

356 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/11/01(Wed) 01:09
>>340
【ジムとは違うのだよ!ジムとは! 】
(宇宙世紀0079 12月4日 ソロモン海域)


フフフ・・・連邦め!
この暗礁宙域に潜む我々の存在に気付かぬまま、ソロモンに向かったな・・・。

いいか!
奴等は無防備な背を我々に晒している!
これを一気に叩く!
全機、出撃!

(連邦軍MS隊を背後からの急襲し、次々と撃破する。
連邦軍は逃走を始める)



奴ら、早速逃げるか!
追撃だ!

・・・む?これは!
GMにしては速い!
追っている筈が・・・距離が開いていく?

この『MS−09R』よりも、速力で勝っていると言うのか!?

(GM隊は第302哨戒中隊を引き離しつつ、進路を変更し、逆に第302哨戒中隊の背後に回りこむ)



・・・ちっ!抜かった!
新型か!

各機、回避行動を取れ!
ただし、間違っても真っ直ぐ逃げようと思うな!
速力では敵わん、逃げても必ず追いつかれる!

・・・ならば!
敵の追撃に耐えつつ、距離が縮まるのを待ち、一気にドッグ・ファイトに持ち込むのだ!

(背後からのビーム攻撃を回避しつつ、敵が追いすがり、相対距離が縮まるのを待つ。
その間にも僚機が撃墜されていく)



おのれ・・・!!!
こいつら・・・生かして返さんぞ!
(機体が軋む程の横機動をさせつつ、被ロック・オン寸前で回避を続ける
相対距離が2000mを切る)



そこだぁ!
(振り向きざまにロケット・バズを放ち、立て続けに二機を撃墜する)



このまま反航戦に持ち込め!
ゼロ距離で仕留める!
回避の暇を与えるな!
(そのまま他の新型GM=GMコマンドに反航戦=擦れ違いながらの攻撃を加える。
隊全体で数機を撃墜するが、生き残りのGMコマンドは撤退していく)



逃げたか。
追撃は・・・無益だ!
認めるのも忌々しいが、どうせ追いつけん!

ちっ・・・こちらも大分やられたな・・・。
奴らのMSの性能も上がって来ている様だ・・・。


我が軍の新型機、機動力向上型の『MS−09R−2』・リック・ドム・ツヴァイ。
そして『MS-14』・ゲルググ・・・。

これらを一刻も早く、ソロモンに配備しなければなるまい!
来るべき決戦に備えて!



357 名前:ガイア 投稿日:2006/11/05(Sun) 02:04
ふふふ…シャアと我々とではワケが違うて!!!



358 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/11/06(Mon) 02:57
>>341
【昨日新型のMSを壊してしまいましたorz 】


・・・何!?
それで!
君に怪我は無いのだな!?


・・・それならば良かった・・・

無事だったのならばそれでいい。
そう気に病む事は無い。



そも、ロールアウト直後の新型にトラブルは付き物なのだ。
今回の君のケースも、新型の設計に不備があった可能性が高い。



・・・今は戦時下だ。

新型の設計、開発、そして実験に多くの時間を費やす余裕は無い。
最低限の安全性の確認が取れれば、実験機であっても戦場に投入するケースが増えている。

・・・何百時間のテスト飛行よりも、数時間の実戦の方が、遥かに実のあるデータが得られるのは事実だ。


尤も、それが乱暴な方法であるのは認めざるを得ん。

敵との戦いの中で散るのならばともかく、機体の不具合の為に死ぬなど、
戦士にとっては耐え難き事だ!
軍にとっても、優秀な搭乗員を無駄に失う訳にはいかんのだからな。


ともかく、君は生還したのだ!
それを喜べ!

上には私から報告しておく。
君は精密検査を受けた後、この事についての詳細なレポートを提出しろ。

・・・それがあの新型の信頼性向上にも繋がるのだ!
いいな!




359 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/11/06(Mon) 02:57
>>342
【まだ戦争がしたいのか!アンタはー! 】
(宇宙世紀0079 12月)


何を言うか・・!!
目を覚まさねばならぬのは貴様の方だ!

我が軍の一部に、連邦との和平を進めようとしている輩がいるらしいと聞いてはいたが・・・
貴様もさしずめ、ダルシアあたりの奸賊が弄する妄言に踊らされているのだろう!



いいか!
今まで奴らが・・・
我がジオンを対等な政治的存在と認めた事があったか!?
我々スペース・ノイドを、支配するべき劣等人種と看做さなかった事があったか!?


我々は・・・奴らがその姿勢を変えるのを、数十年待った!
しかし!
奴らが我々を対等な存在と認め、交渉のテーブルに着く事はついに無かったのだ!


奴らは腐りきっている!
その腐った連邦に和を請うなど、絶対に有り得ん!


それは・・・
我々自身を、再び奴らの奴隷と為す契約書にサインをするのと、何ら変らぬ!


我々は、我々の尊厳の為に立ったのだ!
たとえ最後の一兵になろうと、戦い続ける!

勝利をこの手で掴む、その日まで!




360 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/11/06(Mon) 03:01
ガンダムが強いって本当ですか?

361 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/11/06(Mon) 03:03
>>343
【すげぇじゃんか!!ハハハハハッ、アハハハハハッ!! 】
(宇宙世紀0079 12月31日 ア・バオア・クー攻防戦)


堕ちろぉ!
(『サラミス』級巡洋艦の艦橋にビーム弾を叩き込み、撃沈する)


連邦め・・・凄まじい大軍だ!
『ソーラ・レイ』で大損害を被ってさえこれか!

(向かって来ていたGMが側面からの攻撃を受けて爆発する)



・・・む!あれは!
突撃機動軍・・・キシリアのニュータイプ部隊!?
援軍か!

(『MS09R2・リックドムU』が戦場に乱入し、GMを撃破してゆく。)



≪すげぇじゃんか!!ハハハハハッ、アハハハハハッ!!
もっとだ!もっとぉ!≫

(さらに別のGMを撃破し、ドロワ隊と合わせ、付近の連邦軍を撃退する)



・・・またフラナガン機関の強化人間か!
確かに戦闘力は大したものだが・・・。

おい、そこの『09』!
この付近の敵はもういい、追撃は不要だ!

それより他の戦線が苦戦している!
そちらの救援に赴くぞ!



≪なんだぁ・・・もの足りねーな!
もっと・・・もっと戦いたいんだよ!
ゾクソクするような・・・戦いをさぁ!

決めた・・・お前らも・・・

光になれェッ!≫

(突然、味方の『MS06F2・ザクU』をヒート・サーベルで串刺しし、光球に変える)



・・・なっっ!!
貴様・・・何という事を!!!



≪アハハハハハハハッ!最高だ!

ヒヒッ・・・あんた・・・隊長か?
なら強えーのか?なぁ?
フヒ・・・フヒヒッ!

アハハッ!アーッハハハハハ!!
決めたッ!
次は・・・あんたと闘るぜェッ!≫
(突進する)



・・・血迷ったか!
(ビーム・ナギナタを振り下ろす)

・・・ッッ!!
躱した!?



≪あめーんだよ!
そんぐらいでよォッ!≫
(背後に回りこみ、ヒート・サーベルを突き込む)



この・・・舐めるな!
(背後から突き入れられたヒート・サーベルをリックドムの右腕ごと右の脇に挟み込み、固める)


心を失くした人形ごときが!!
(左肘でリックドムの顔面に一撃を食らわせ吹飛ばし、そのままビーム・ナギナタで斬り捨てる)



・・・くそっ!!
なんという事だ!
味方を撃つなど、絶対に有ってはならん事だ!

たとえ仇を打ったとて、あのザクのパイロットが浮かばれんではないか!


・・・強化人間など!
薬が切れたのかしらんが・・・
ああなっては、もはや人間ではない!

あのような者が兵として何の役に立つというのか!

フラナガン、いや・・・キシリア!
あの者達は、間違っている!


この戦いは人間の戦いだ!
誇りと尊厳を持った人間の!

それを汚す者は・・・何者であろうと許さん!



362 名前:名無し(30人程の軍内部見学少年兵) 投稿日:2006/11/06(Mon) 20:43
「ガトーさん萌え〜」

363 名前:カイ・シデン◇ 投稿日:2006/11/10(Fri) 10:23
ケッ、最悪だぜ。俺らは連邦だけどもなんて言い草だい?90億人殺しといてジオンは何にも思わないのか?まっ、せいぜいジオン再興を唄ってくれよガトーさん俺は軟弱者だしな絶対あんたみたいにはなれないだろうよ。

364 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/11/11(Sat) 17:11
俺の靴がクサイって言ったのはだれだ!!!

365 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/11/11(Sat) 20:44
>>346
【生身で戦おう。MSなど邪道だ。出て来いガトー。 】


フン、下らん!
生身なら勝てるとでも思ったか!

貴様のような腐った連邦の兵が何人来たところで!
たとえ徒手空拳であろうとも、打ち倒してみせる!


しかし、今はその貴様の申し出を受けるわけにはいかんな!

私はモビルスーツのパイロットだ!

愛機とともに・・・一刻も早く!
貴様等連邦の艦を一隻でも多く沈め!モビルスーツを一機でも多く落とし!
味方を勝利に導かねばならん!


・・・貴様ごとき一人の敵の為に、戦いの最中に愛機から降りるなど!
そのような悠長な真似をしている暇はない!



・ ・ ・ そ こ を ど け い !



366 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/11/11(Sat) 20:45
>>347
【「連邦の方が給料が良い」ってあいつが言ってたよ 】


・・・何だと?

シーマ・ガラハウ・・・!!
あの女・・・やはり連邦と通じていたか!

汚れた金銭の為に、ジオン軍人としての誇りまでをも売り払うなど・・・
見下げ果てたぞ!



我々が屈辱の三年に耐え、再び戦場に戻ったのは・・・全て大義の為!


我々は・・・ジオンの再興に身を捧げたのだ!
それを・・・たかが金銭の為に、同胞を裏切るなど!


シーマ・ガラハウ!
獅子身中の虫め・・・!!!

我が道を邪魔立てすると言うのなら・・・

貴様のその汚れた魂を叩き斬ってくれる!
我が正義の剣によってな!




367 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/11/11(Sat) 20:46
>>348
【毎年この季節が来るたび、ガトー少佐のことを思い出します。 】


そうか・・・。
ちょうどこの時期だったな。

あの年・・・0083に『星の屑』を成就すべく、我々が戦っていたのは・・・。


あの戦いの記録は抹消されたそうだな・・・。
連邦の狸どものやりそうな事だ。

しかし!無駄な事だ!

強大な権力と軍事力を駆使し、民衆を抑圧し、目を逸らした所で・・・
人々の記憶まで消す事など出来はしないのだ!



・・・奴らは何も変わっていない。
これからも同じ過ちを繰り返すだろう!

もはや、人々の不満は頂点に達している!
スペース・ノイドのみならず、アース・ノイドの中でもな!

奴らの世など、長くは続かん!


そして・・・
次に奴らに戦いを挑み、その傲慢に鉄鎚を下すのは!

君達、次の世代の若者達だ!


君達ならば、我々が成し得た以上の事が出来よう!
我々の魂を受け継ぎ、奴らが作り出した世の不正を正すのだ!



368 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/11/11(Sat) 20:46
>>349
【もっとヒゲを伸ばしたいのだが 】


・・・デラーズ閣下!?

お久しゅうごまいます!
ご壮健で何よりです、閣下!



・・・ヒゲを伸ばしたい、と仰られましたか?

フフ・・・閣下ならば、お似合いになるでしょう!
武勇を誇り、戦場を疾駆した古代の覇王のように!



・・・頭部に関しては、そのままの方がよろしいでしょう。




さあ、閣下!
今こそご下知を!

地上を這い回る連邦の鼠どもを、一掃する為に!




369 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/11/11(Sat) 20:48
>>351
【納豆食べないとだめですか?
大豆じゃないよねあれ 】


分かっている・・・分かってはいるのだ!


この納豆という食物の効用は、料理長からも説明を受けた。
良質のタンパク質をはじめ、様々な栄養素を持ち、健康維持に大なる効果があると・・・。

確かに、臭いはやや難があるが・・・この程度ならば食えない事は無い!



しかし!
このネバネバは一体何だ!

いくら・・・こうやって・・・くっ!
箸を・・・動かして・・・もっ!

一向に断ち切る事が出来んではないか!
これではいつまで立っても・・・


口 に 入 れ る タ イ ミ ン グ が 掴 め ん !



≪的艦隊発見!総員、戦闘配置!≫



・・・なっ!
またしても食事を採れなかったか!


くそっ!
この納豆と言うのは食べるのに手間がかかりすぎる!
戦艦に持ち込むのには向かん!



370 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/11/12(Sun) 00:48
戦火…

371 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/11/12(Sun) 18:59
おいおい(汗)棺桶(ボール)と低性能(ジム)がいくらいたってあんまり怖くは無いけど、
集中砲火が怖いな・・・
やれやれ、時間がかかりそうだ。
(ジムとボールを次々破壊していく。)


372 名前:シャア・アズナブル 投稿日:2006/11/12(Sun) 21:37
納豆のネバネバ…………………臭い…………フッ…認めたく無いものだな。

373 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/11/12(Sun) 23:38
もうすぐ星の屑が成就しますな。

374 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/11/13(Mon) 19:40
いくらキノコを食べてもあのおじさんみたいに大きくなれないよ!!!

375 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/11/14(Tue) 00:30
あいつかっ!?ソロモンの悪夢とやらは!!!

ここで会ったが百年目!!!

死ねよやあぁぁぁぁぁ!!!!




376 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/11/16(Thu) 01:13
宇宙の化け物共が!!墜ちろ!!!

377 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/11/16(Thu) 22:37
<<隊長!!!後方からガンダムタイプ3機!!!高速で接近してきます!!!!!>>



378 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/11/19(Sun) 08:11
<<俺だって死ねないんだぁぁ!うぉぉぉぉ!

379 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/11/19(Sun) 16:08
>>355
【駄目だ!コロニーが落ちる! 】
(宇宙世紀008 11月12日 2148時 地球軌道上付近)

「大佐!ソーラー・システムのコントロール艦が・・・
あのモビルアーマーに撃沈されました!」

「何だと!
それではミラーの焦点調整が出来んではないか!
コロニーは・・・あのコロニーは燃え尽きたのだろうな!?」







頼む・・・!!
間に合っていてくれ・・・!!!

(巨大な白煙の中から、コロニー『アイランド・イーズ』が威容をあらわす)


・・・おお!
生きていたか!

デラーズ閣下の・・・多くの英霊達の不屈の魂が!
連邦の鏡から、あのコロニーを護ってくれたに違いあるまい!

三年の苦渋に満ちた日々が、ついに報われようとしているのだ!



>>355
『駄目だ!コロニーが落ちる!』



フン・・・連邦の蛆虫どもめ!
シーマを離反させ、デラーズ閣下を人質に取り・・・
散々汚い手を使ってくれたな!

だが・・・
貴様らがその汚れた手で如何に姦計を用いようと!
我々の魂を支配し、我々の大義を潰す事など出来はせぬ!

このコロニーこそ、その象徴なのだ!

我々の意志を!闘志を!決意を!
しかと見届けるがいい!



・・・デラーズ閣下・・・
ついに・・・ついに星の屑が成りますぞ・・・!!!





380 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/11/19(Sun) 16:09
>>357(ガイア)
【ふふふ…シャアと我々とではワケが違うて!!! 】


・・・ガイア大尉!

あの『ルウム』では見事なご活躍でしたな!
レビルを虜囚とした事と合わせ、『黒い三連星』の方々には
必ずやジオン十字勲章が授与されることでしょう!


『ジェットストリームアタック』・・・。

あの攻撃フォーメーションこそ、我が軍初のモビルスーツによる集団戦法と言えましょう。


『赤い彗星』・シャア・アズナブル、
『真紅の稲妻』・ジョニー・ライデン、
『ワンショット・キラー』・ブレニフ・オグス・・・

確かに、彼ら名だたるエース達の技量は特筆すべきものがあります。

しかし!

彼ら一握りのエースだけでは戦には勝てません!
更にモビルスーツ戦術を研究し、成熟させ、全軍の戦闘力の底上げをしなければ。

その意味で、大尉らのこの戦法は画期的であると確信しています!
無論、私が副隊長を務める隊でも、参考にさせていただいております。


この戦に勝利した暁には。
その最大の功労者たる栄誉は、戦争の様相を覆したモビルスーツと・・・

そのモビルスーツの威力を最大限に活かす途を作り出した、大尉らにこそ与えられましょう!




しかし、大尉・・・。
軍籍を示す識別番号(トリップ)が付いていないようですな?

大尉ほどの勇者が、スパイなどという要らぬ嫌疑を受けては面白くありますまい。
次は忘れぬようにした方がよろしいかと・・・。




381 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/11/19(Sun) 16:09
>>360
【ガンダムが強いって本当ですか?】


フ・・・ガンダムか。

確かに強い!
ヤツとは何度か刃を交えた事があるが(>>154>>192-198

ザクマシンガンを跳ね返すなど、信じられん程の頑丈さを持ち、
強力な火器を操り、しかも俊敏だ。


ただ、一番問題なのは、搭乗するパイロットの技量だ!


連邦の白い悪魔、アムロ・レイ!
その異名は伊達ではない!

ヤツの技量とガンダムの高性能が相俟って、怖ろしいほどの戦闘力を発揮していた。
ヤツの為に・・・多くの名だたる勇者達が敗れたのも、決して偶然などではない!


いいか!
もし、君がヤツと戦場で出会ったとしても、むやみに戦いを挑んではならん!
ジオンの勝利の為にも・・・決して命を粗末にするな!



あのガンダムは・・・


私でなければ倒せまい!




382 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/11/19(Sun) 16:10
>>362

・・・何、少年兵達が見学に来ていると?

彼らがそうか。
しかし、まだ年端も行かぬ子供が戦争に駆り出されていると言うのは、な・・・

・・・これも我々の力不足ゆえか!





>>362
【「ガトーさん萌え〜」 】



・・・・・・・・・・・・・・・・。

・・・今、何か訳の分からん事を言われた気がするが・・・

まあいい。


君達!
任務中の軍艦に乗るのは初めてか?

よく見ておくのだな!
モビルスーツや我々パイロットだけでなく、屋台骨となる整備兵の動きを。
時間があれば主砲搭や対空機銃座、機関室に見学させて貰うといい!

この宇宙の軍艦特有の張り詰めた空気、汗やオイルの匂い、男達の目・・・
それらを頭で理解するのではなく、体で感じるのだ!


我々、ジオンの戦士の系譜を継承するのは君達なのだ!

その自覚と・・・何よりも誇りを胸に!
精進すると良い!


・・・ところで君達の引率者は誰だ?

話がある!
君達にどのような教育をしているのか・・・質さねばならん!




383 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/11/19(Sun) 16:12
>>363(カイ・シデン)
【ケッ、最悪だぜ。俺らは連邦だけどもなんて言い草だい?
90億人殺しといてジオンは何にも思わないのか?
まっ、せいぜいジオン再興を唄ってくれよガトーさん、
俺は軟弱者だしな絶対あんたみたいにはなれないだろうよ。 】



この・・・!

軟 弱 者 め が !

>>363に鉄拳を食らわせる)


貴 様 ・ ・ ・ そ れ で も 男 か ! ! 



あの戦いで、多くの人命が失われたのは事実だ・・・
我がジオンが直接手を下したものも多い。

だが・・・我々は、その業から逃れるつもりは毛頭無い!
後世の批判も甘んじて受けよう!

・・・しかし!
決起した事を悔いてはいない!

我々は・・・起つべくして起ったのだ!



それに対し、貴様ら連邦は・・・!!!

我らの決起の理由を自らの傲慢によって産み出しながら、
その過ちを一切認めず!

戦争による犠牲も、すべて我々の責に帰そうとする、その卑怯なる態度!


人として・・・男として、恥ずかしいとは思わんのか!


貴様もあの激戦の地にいたのだろう!
ならば・・・自らの軍の行いに、何も感じなかったとは言わせん!



・・・今日のところは、立ち去るがいい!

私が、貴様のその不愉快な面に向かって引き金を引く前に!


それと、貴様もトリップ忘れだ!
貴様の元・同僚の言葉(>>1)をもう一度良く読むのだな!



384 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/11/19(Sun) 16:12
>>364
【俺の靴がクサイって言ったのはだれだ!!! 】



・・・私だが。


何 か 異 論 で も あ る の か ! ? 



いいか!
我々の戦場が宇宙だと言う事を忘れるな!
宇宙に在る以上、貴様は常に死と隣り合わせなのだ!

いつ、何が起きて、命を散らす事になるか分からん!



忘れるな。
この軍服こそが・・・

我々の死装束に他ならんのだと言う事を!



・・・軍服の手入れを怠ったが為に、末期を汚すなどあってはならん!
それこそジオン軍人の恥と言うものだ!



・・・これよりデラーズ閣下の旗艦・『グワデン』に赴く!
その汚い靴と軍服をすぐに取り替えろ!




385 名前:ガイア ◆lNKJ6FBE 投稿日:2006/11/19(Sun) 19:43
いや…すまなかったな、ガトー小佐。

なにせ地上は初めてなのでな…。

しかし…俺よりもお前の方が階級が高いような気がするが…
気のせいか?



386 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/11/19(Sun) 19:45
ガトーはアムロを超えたか?

387 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/11/19(Sun) 20:12
『06S・ザクU』・・・

よくもまぁ時代遅れの旧式がゾロゾロと・・・

『亡霊』はおとなしく地獄に墜ちやがれ!!!

テメーら全員まとめて瞬・殺!!!!!!!




388 名前:シン・マツナガ ◆m9C5th3Y 投稿日:2006/11/19(Sun) 20:25

とうとうこの、『ア・バオア・クー』まで迫るか…連邦め!!!!

しかし…この『白狼』シン・マツナガがいるかぎり、この『ア・バオア・クー』は墜とさせはせんっ!!!!

ドズル閣下…見ていて下さい!!!この『白狼』の戦い振りを!!!

シン・マツナガ、いざ参るっ!!!!!!
(ビームマシンガンを連射しながら連射軍の艦隊へ突撃)




389 名前:シン・マツナガ ◆m9C5th3Y 投稿日:2006/11/19(Sun) 20:32
上のスレに間違いがあります。

『連射軍』ではなく、『連邦軍』です。

すみませんでした。

ガトーさん!頑張って下さい!!!

390 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/11/19(Sun) 21:25
ふむ・・・
返答以外でレスを使うのは本意ではないが・・・
状況が状況なのでな。


さて・・・。
ガイア大尉!
そして、マツナガ大尉!

まず・・・
この場への訪問を感謝致します!

しかし、貴官らには一つ、話をしなければなりません。
と言うのは、先般の私の説明に不備があったようでしてな。

このスレで存在を許されるのは、二種類の人間のみ!


その一つは、
宇宙世紀に登場する人物の名を名乗り、トリップをつけ『キャラハン』となり、
『質問に答える側』の人間。

そしてもう一種類が、
名前欄には何も入力せず、『名無し』となって、『キャラハン』に対して
質問・雑談などを投げかける、
『質問をする側』の人間。


この二種類だけなのです。


『質雑スレ』とは、『キャラハン』が『名無し』の質問に答えるのが本義!
スレは『名無し』達に質問をしてもらう事によってのみ成り立つもの!

この板のルールには『キャラハン同士のクロストークの禁止』という項目がありましてな。
名無しの質問、存在を無視して、キャラクター同士で会話をする事は許されんのです。

それを望むのならば、この『質雑スレ』ではなく、どこぞのその用途の為に作られた『チャット』
を利用した方が宜しいでしょう。


従って!
ガイア大尉もマツナガ大尉も、今後もその名を名乗ると言うのであれば、
私と同じく、”名無しの質問に答えて”いかなければならないのです。


”質問だけをする”のであれば、名前欄には何も入れず、
その代わりに、本文をあなた方である事が分かる内容にするのが最上かと思われます。

詳しくは、こちらをご覧下さい。
http://www.10ch.tv/narikiri/narikiri_x.html


フフ・・・堅苦しいかとお思いでしょうが・・・
これがこの板の軍規でしてな!

それに所属する以上、私もその軍規に従うのは当然の事!
・・・どうか、ご容赦願いたい。


では!
今日のところは、私はこれにて!
必ず後日、返答の為に訪れましょう!

最後に・・・激励の言葉、身に滲みました!
心より感謝致します!


お二人とは、またお会い出来ることを願って。



アナベル・ガトー

391 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/11/20(Mon) 12:17

ガトーさんの乗った機体の中で一番『これだ!!!』と思った機体はなんですか?


392 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/11/21(Tue) 00:03
ふふふ…ガトーのゲルググに爆薬を仕掛けて、と…これでいい…さて逃げるかな

393 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/11/21(Tue) 21:21
ガ行って言いにくいからもう言わないよ。
おっと「 トーさん ル  ちょっとかりるよ

394 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/11/22(Wed) 00:59
>>370
【戦火… 】
(宇宙世紀0083 10月13日 オーストラリア大陸
地球連邦軍 トリントン基地)


この機体と核弾頭は頂いてゆく・・・

ジ オ ン 再 興 の 為 に ! !





ボブ!アダムスキー!
ガンダム二号機の奪取は成功だ!

宇宙から回収のコムサイが来る!
退くぞ!



・・・しかし、なんと他愛のない。
連邦め、すっかり戦後気分か。

あの程度の奴らと戦っていたとはな・・・!



・・・ん?あれは!
何故子供がこのような所に!

(音声を外部出力モードに切り替える)



こんな所で何をしている?
ここは戦場だ!
君のような子供が来る場所ではない!
怪我をする前に立ち去れ!


・・・ちっ!
聞こえていない筈もあるまいに!
ショック状態というやつか!?

とはいえ、敵の追手が迫っているこの状況では、悠長な真似は・・・!


止むを得ん!
各機、撤退経路をBルートに変更だ!

偽善だと言われるかも知れんが・・・
ここを戦場とするわけにはいかん!

あの子供を見なかった事には出来ん!




395 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/11/22(Wed) 00:59
>>371
【おいおい(汗)棺桶(ボール)と低性能(ジム)がいくらいたってあんまり怖くは無いけど、
集中砲火が怖いな・・・
やれやれ、時間がかかりそうだ。
(ジムとボールを次々破壊していく。) 】



フ・・・確かに連邦の雑魚がいくら来ようと、どうという事はない!
しかし、油断はするな!

特に、敵が及び腰だからといって迂闊にこれを追尾し、敵中に飛び込んでは危険だ!

気が付いた時には、
敵の十字砲火網に誘い込まれていた・・・
という事態にもなりかねん!


それよりも!
まずは敵集団の希薄な部分を突き、敵戦力を分断するのだ!

そうして本隊と引き離した敵のうち、より少数を叩く!
確実にな!

それを繰り返していけば、あの程度の技量の連中だ・・・
たちどころに全滅させる事が出来よう!


どのような敵であれ、恐れる必要は無い!
しかし・・・

決 し て 侮 る な ! 




396 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/11/22(Wed) 01:00
>>372
【納豆のネバネバ…………………臭い…………フッ…認めたく無いものだな。 】


む・・・。
さしもの赤い彗星も、納豆にだけは苦戦しているらしいな。

だが、珍しいのではないか?
食べ物に限らず、苦手な物など何もないと聞いていたがな・・・。


フン!
顔に傷が有るからなどという理由で仮面を着け、素顔を隠してはいるが・・・

信用できんな!


多少の傷を晒すよりも、あのような面妖な仮面を着ける方がよほど目立つというものだ!

それに所作の一つ一つに滲み出る育ちの良さ。
にも関わらず・・・
士官学校のサバイバル訓練では、平然と粗食に耐えたという話もある・・・。

一体何者なのだ?



しかし・・・
フフフ・・・いずれにしても、これは見物だ!
赤い彗星が冷汗をかく姿など、なかなか見られるものではないからな!




397 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/11/22(Wed) 01:06
ファンネル使ってよ、ガトー大佐

398 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/11/22(Wed) 01:52
ふふふ…久しぶりだな…ガトー少佐。

さて、私から質問だ。

貴様は[黒い三連星]と戦って勝つ自信はあるか?

もちろん、マッシュ、オルテガも含めて、だ。

つまりだ…

三対一だな。




399 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/11/22(Wed) 22:34

<<邪ぁぁぁ魔すんなよぉぉぉぉぉぉぉ>>



400 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/11/23(Thu) 07:52
<<ガトー少佐!脱出出来ません!!!助けてください!!!!ガトー少佐ぁ!!!!うわあぁぁぁぁぁっ!!!!>>



401 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/11/24(Fri) 00:45
>>373
【もうすぐ星の屑が成就しますな。 】
(宇宙世紀0083 11月13日 0034時 地球軌道上)


ああ・・・そうだな・・・。
いよいよだ・・・。



(地球の表面に巨大な閃光が煌く)



あれこそ・・・
この戦いに身を捧げた男達の、魂の輝きだ・・・。

デラーズ閣下・・・!
成りましたぞ、星の屑が!



・・・それにしても。
君もまだ戦線に残っていたのか?



≪はは・・・小官は逃げ遅れたクチでして。少佐は?≫



フフ・・・私もまあ、似たようなものだ。
しかし・・・他にも残った連中が随分と居るようだな?



≪ええ。他の逃げ遅れ組も小官と同じで、
目の前の敵を叩くのに夢中になり過ぎてしまったのでしょうが。

皆、少佐の『ノイエ・ジール』を目印に集結しつつあります。≫



そうか。
いくらでも退避する機会はあったろうに・・・

物好きな連中ばかりが取り残されたという訳だな。
フフ、それも良い・・・。


だが。
・・・他の者達は・・・ニナは、無事アクシズ艦隊に合流出来ただろうか・・・。

いや。
カリウスに託したのだ・・・彼ならば心配はあるまい。


さあ・・・行くか!



≪少佐! 連邦軍が接近!
無数のモビルスーツを射出しつつあり!≫



・・・む!
来たか!



≪デラーズ・フリート残存の部隊に告ぐ!
もはや君達に戻るべき場所は無い!

速やかに降伏せよ!!

君達には既に戦闘力と呼べる物が無い事は承知している・・・
無駄死にはするな!≫




フン・・・ここまで来て降伏など!

味方の残存機は『06・ザク』、『09R・ドム』、『21・ドラッツェ』・・・
合わせて約20機といった所か・・・。

よし!

全機に告ぐ!
損傷の激しい機体を内側にして、密集隊形をとれ!

私が血路を開く!
その後に一丸となって続け!



・・・いいか!
一人でも突破し、アクシズ艦隊へ辿り着くのだ!

我々の真実の戦いを・・・
後の世に伝える為に・・・!!!



402 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/11/24(Fri) 00:47
>>374
【いくらキノコを食べてもあのおじさんみたいに大きくなれないよ!!! 】



・・・何故私を指差すのだ!

私は25だ!
おじさん呼ばわりされる覚えは無い!

キノコを食べて大きくなる男の話を聞き、
それ以来キノコばかり食べているだと?

・・・成長期に偏食はいかんぞ?
食事は毎日規則的に。
栄養のバランスを考慮し、多すぎず、少なすぎず採るのが良い!

君の年齢ならば、ダイエットなども必要はない。
そのようなものは大人になってからいくらでも出来る。



・・・それと!

たとえ心の中では”おじさんかな?”と思っても、
口に出しては逢えて”お兄さん”と呼ぶのだぞ。

分かったな!




403 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/11/24(Fri) 00:48
>>375
【あいつかっ!?ソロモンの悪夢とやらは!!!
ここで会ったが百年目!!!
死ねよやあぁぁぁぁぁ!!!! 】

(宇宙世紀0079 12月31日 ア・バオア・クー海戦)


フフン!
連邦の青二才め・・・!

意気込みは良し!
しかし、貴様はまだ・・・

あまりに未熟!

(GMのビームを回避しつつ、腕部に追加したロケットランチャーを放ち、これを光球に変える)


良し!
・・・ん?
また別の敵機か!?



>>376
【宇宙の化け物共が!!墜ちろ!!! 】


・・・ちっ!
次から次へと・・・!

これだけの損害を受けながら、なお戦意が衰えんとは・・・!
連邦にしては良くやる!

・・・む!
こいつらの部隊マークは!?
連邦軍第二艦隊!


そうか・・・
ティアンムの仇討ちと言う訳か!
連邦の将の中にも士心を集めうる者が居たとはな・・・。

・・・だが!
ならば、こちらは!


ドズル閣下の仇討ちだ!!

貴様ら・・・一機たりとも生かして返さん!

(ビームナギナタでGMを両断する)




>>377
【<<隊長!!!後方からガンダムタイプ3機!!!高速で接近してきます!!!!!>> 】



・・・ガンダム!?
ヤツか!

いや、三機ならば白い悪魔とは別の部隊だな・・・
しかし、総力を挙げてかからなければ!


バウマン!
B小隊を率い、戦線を支えよ!
他の雑魚どもを抑えるのだ!

残りは私に続け!
ケンプのC小隊は右翼に展開!
アルベルダのD小隊は左翼へ!

ガンダム隊を包囲し、両翼から反復攻撃をかけろ!


カリウス、>>377
我々は正面から行くぞ!

臆するな・・・勝つのは我々だ!!




404 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/11/24(Fri) 01:24
ゲルググなど、時代遅れなのだよ

405 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/11/24(Fri) 07:38
ひゃはははははははは!!!滅・殺ぅ!!!!



406 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/11/24(Fri) 20:30
(戦艦内部のカクテルバーにて)

お疲れ様です…ガトー少佐。

どうです?次の出撃まで一杯?

(ガトーの前にカクテルを差し出すマスター)

ふふふ…これは新作でしてね…まだ名前も決まってないのです…

ガトー少佐、よろしければ、このカクテルの名前と感想を頂きたいのですが…

お代の方は頂きませんので。

どうぞ、ごゆっくり。



407 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/11/26(Sun) 00:40
>>378
【俺だって死ねないんだぁぁ!うぉぉぉぉ! 】


・・・何を今更!
当然の事だ!

死を願って戦うものなど居るものか!


戦争とは・・・
生きたいと思う人間同士が殺し合う事によって成り立っている!

何故、人は生きたいと願いながら、同じ願いを持つ人を殺すのか・・・


それは・・・
自らの命を守る為!国や故郷を守る為!
父や母や子、愛する人を守る為!

そして・・・



大義の為に!

>>378のGMを火球に変える)


ジオン再興への道を阻むと言うのならば・・・
なんびとであろうと斬り捨てるのみ!




408 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/11/26(Sun) 00:40
>>385
【いや…すまなかったな、ガトー小佐。
なにせ地上は初めてなのでな…。
しかし…俺よりもお前の方が階級が高いような気がするが…
気のせいか? 】


それは気のせいというものでしょう、大尉。
・・・いえ、”ガイア中佐”と言い直すべきでしょうかな?

中佐はオデッサにおけるガンダムとの戦闘の後、二階級特進していらっしゃるではありませんか。
戦後の混乱の為に、その件についての記録は残っていないようですが・・・、
私ははっきりと覚えております。

敗れたりとはいえ、大尉らの功績は高く評価されました。
『MS-09・ドム』の量産化に伴い、そのカラーリングを中佐らのパーソナルカラーとした程ですからな!


あれから三年経った現在でも、”黒い三連星”の輝ける武名は、まったく色褪せてはおりません!




409 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/11/26(Sun) 00:43
>>386
【ガトーはアムロを超えたか? 】


超えた?
いや・・・。

もしモビルスーツパイロットにも”天才”というも言葉が当てはまる者が居るとすれば・・・・
あの白い悪魔、アムロ・レイこそ、そう呼ばれるに相応しいのだろうな。

聞けば、正規の訓練も受けずガンダムに搭乗し、いきなり二機のザクを撃破したという。
私には・・・そのような芸当は到底出来ぬ。


ヤツと直接戦った時も、その凄まじい技倆に舌を巻いたものだ。
いや・・・まだ私は、その実力の底すらも見ていないのかも知れん。

もし・・・
ヤツと模擬戦を100回戦ったとするならば、私は50勝以下しか出来んだろう。
いや、40勝にすら届かんかも知れん・・・な。


だが!
実戦では・・・ヤツなどには絶対に負けぬ!!
勝率など関係ない!

勝利か、死か!
実戦にはそのどちらかしかないのだ!

ヤツがジオンの勝利の妨げとして、この私の前に立つのなら・・・
たとえこの四肢の全てを失おうとも、ヤツを倒す!




410 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/11/26(Sun) 00:44
>>387
(宇宙世紀0083 11月10日 ソロモン海、暗礁宙域)


『宇宙暦0079・・・
すなわち先の大戦は我が人類にとって最悪の年であった。

その困難を乗り越え、今また三年ぶりに宇宙の一大ページェント、”観艦式”を挙行できる事は、
地球圏の安定と平和を具現化したものとして、喜びにたえない。

この共有すべき大宇宙の恩恵を、一部の矮小なる者どもの蹂躙に任せることは・・・』





・・・情けない!
あのような禍々しい物言いを連邦に許すとは・・・!!

・・・これは、散って行った者達への冒涜だ!!


連邦の屑どもめ、思い知るがいい!
いま少しで貴様らは、自らが産み出した悪魔の炎で焼かれるのだ!

この・・・ガンダム二号機に搭載した、核弾頭によってな!




>>387
【『06S・ザクU』・・・ よくもまぁ時代遅れの旧式がゾロゾロと・・・
『亡霊』はおとなしく地獄に墜ちやがれ!!!テメーら全員まとめて瞬・殺!!!!!!! 】




≪ガトー少佐!背後より敵機!
ビームが来ます!≫

≪ぐわぁぁ!≫
(『06S・ザクU』が火球に変わる)



なっ・・・!
バリー中尉!


感づかれたか!
おのれ・・・ここで手間取っては・・・

大事に触る!!
(ビームを回避し、迎撃態勢を取る)



≪少佐、ここはお任せを!
中尉の仇は、直属の我々が!

少佐は一刻も早く『コンペイトウ』へ・・・いえ、『ソロモン』へ!≫
(バリー機に従っていた2機の『06F・ザクU』が>>387に襲い掛かる)



・・・っ!
わかった・・・頼む!

相手は新型だ!
油断はするな、ウェア曹長、ヘンドリー軍曹!

(フットペダルを踏み込み最大加速)



・・・だが。
ウェアもヘンドリーも、一年戦争の生き残りだ。
開戦からザクに乗り続けること四年・・・。

いかに新型とはいえ、連邦の新米ごときに引けを取るなど、あろう筈も無い!



(後方モニタに>>387の爆発の閃光が微かに映る)



フ・・・流石だな。
ザクに2000時間以上も搭乗し続けたベテランの腕ほど確かなものは無い。

あとは・・・



・・・見えた!
『ソロモン』だ!

見ていろ・・・連邦め!!




411 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/11/26(Sun) 00:57
があぁぁぁぁぁっ

く…薬が…

ひっ…ひひっあはははははははっ
ぼ…僕は…僕はねぇっ




412 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/11/26(Sun) 00:59
ガトーは核を撃った!それはいけないことじゃないのか?

413 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/12/02(Sat) 19:02
「もう直ぐ勝てる。」

そう言ってから3年だぞ!!

414 名前:シムス・アル・バハロフ ◆KMAN03zg 投稿日:2006/12/06(Wed) 16:39
ちょうどよい具合に残骸が散らばっているな。ブラウ・ブロのテストには誂え向きだ。

――私はジオン軍のシムス・アル・バハロフ中尉だ。
ニュータイプ用MAブラウ・ブロの開発を担当している。
一介の技術士官に過ぎない私のこと、知らぬ者の方が多いだろう。
ここに少し記しておくことにしよう。

出典 : 機動戦士ガンダム
名前 : シムス・アル・バハロフ
年齢 : 女性に軽々しく年齢を訊くものではないぞ
性別 : 女
職業 : ジオン公国突撃機動軍 ニュータイプ用兵器開発部隊所属技術士官(兼テスト・パイロット)
趣味 : 研究
恋人の有無 : いない
好きな異性のタイプ : 私の研究に理解を示してくれる人物だろうか。
好きな食べ物 : 手早く摂取でき、なおかつ栄養価の高いものだな。
最近気になること : 先日配属された木星帰りのニュータイプ
コンプレックス : 若い兵士からよくオバサン呼ばわりされることだ。
私自身は、さほど年をとっていないのだが…。
得意な技 : 機体の開発といったところか。
一番の決めゼリフ : 「この機体を見たからには、死んでもらう!」
将来の夢 : 最高の機体を作り上げることだ。
忠実系・ギャグ系どっちを目指す : 臨機応変にいかせてもらう。
ここの名無しに一言 : 新型機のパイロットを募集している。
ニュータイプの素養のある者は是非申し出てくれ。

なお、勝手ながら上げさせてもらう。

415 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/12/06(Wed) 16:56
お前にνガンダムをやろう。

今日から使ってくれ。

416 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/12/06(Wed) 20:00

ガトー少佐に栄光あれ



417 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/12/07(Thu) 04:01
>>414、シムス・アル・バハロフ

・・・む、あの見慣れぬ機体は。
新型のモビル・アーマーか!
援軍とは、有り難い!


私は宇宙攻撃軍所属、アナベル・ガトー大尉だ!
ようこそこの場へ!
貴官を歓迎する!


なるほど、これが『ブラウ・ブロ』か・・・
見事な機体だ!

連邦による、我が『ソロモン』への侵攻は至近に迫っている。
此度の戦いは・・・
間違いなく死戦となるだろう!

それまでに是非ともこの機体を完成させ、ともに戦って欲しい!


ジオンの勝利と栄光の為に!


418 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/12/07(Thu) 04:02
>>388
(宇宙世紀0079 12月31日 ア・バオア・クー攻防戦)


・・・連邦の雑魚どもが!!
(GMを両断する)


いいか!
この空母・『ドロワ』に敵を引き付けるのだ!

この艦こそ、Sフィールドの守りの要。
敵が攻撃の重点とするのは間違いない!

奴らがこの艦を躍起になって攻めれば攻めるほど、
後方への備えが疎かになるだろう!

その背後を、味方の別働隊が衝く手筈になっている!
今しばし支えれば、形成を逆転できる!
それまで耐えるのだ!



・・・だが。
そろそろ味方の別働隊が現れても良い頃の筈なのだが・・・。



司令部は何をしているのだ?
あの機を見るに敏なギレン総帥にしては・・・

・・・何かがおかしい・・・。

(『RB−79・ボール』がモニターにフレームインする)



・・・チッ!
いかに『ドロワ』とて、こう波状攻撃を受けては!
(その『ボール』を叩き斬るが、さらに雲霞の如き連邦軍のMS群が迫る)

・・・いかん!
このままでは包囲される!



>>388
【とうとうこの、『ア・バオア・クー』まで迫るか…連邦め!!!!
しかし…この『白狼』シン・マツナガがいるかぎり、この『ア・バオア・クー』は墜とさせはせんっ!!!!
ドズル閣下…見ていて下さい!!!この『白狼』の戦い振りを!!!
シン・マツナガ、いざ参るっ!!!!!! 】
(ビームマシンガンを連射しながら連邦軍の艦隊へ突撃)




・・・あの白い『06』は!
『白狼』・・・マツナガ大尉か!?
本土の『ズム・シティ』で待命中の筈では・・・。

・・・いや、そのような事はどうでも良い。
これぞ僥倖というものだ!


各機、突撃隊形で『白狼』に続け!
敵包囲網の一点に攻撃を集中し、これを突破するのだ!

そのまま敵の背後へ抜けたら陣形を左右に展開!
後背から半包囲し、『ドロワ』の戦力と挟撃する!


『白狼』の戦いぶりを無駄にするわけにはいかん!


419 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/12/07(Thu) 04:04
>>391
【ガトーさんの乗った機体の中で一番『これだ!!!』と思った機体はなんですか? 】


無論、『14・ゲルググ』だ!
見るがいい・・・この雄偉を!

この『ゲルググ』こそ、ようやく手に入れた待望の機体なのだ!



『06・ザク』も『09R・リックドム』も素晴らしい機体ではあったが・・・。
それぞれ物足りなさを感じていたのも事実だ。

『06』も『09R』もビーム兵器を持たぬがゆえに、攻撃力が十分とは言えなかったからな。

ゆえに、戦闘機ならばともかく、戦艦や巡洋艦を沈めようとすれば、
これらに相当接近しなければならん。

戦艦の対空砲を掻い潜り、その懐に飛び込むという芸当は、
技倆だけではなく、運も味方に付ける必要がある。

逆に言えば、どんな熟練パイロットでも、運が悪ければ墜とされる可能性があるのだ。
よって、リスクの高い攻撃方法だと言わざるを得んのだ。


さらに。
・・・連邦が小癪にも、モビルスーツを繰り出すようになってからは、
機動力にも不満を感じるようになった。

連邦のモビルスーツはビーム兵器を標準装備していた。
これらと戦うには高い機動力が必要だ。

しかし。
『09R』では、私の反応に機体が思うように付いて来んのだ。
また、部下の損耗が目に見えて大きくなってきたのもこの頃だ。

無論、愛機には各種のチューンアップを試みたが、それにも限界がある。
私は、より強力なモビルースーツを渇望した・・・。



味方が次々と斃れていく無念を堪えながら、待って、待ち続けて・・・
ようやく手に入れたのが、この『ゲルググ』なのだ!



・・・この重装甲からは想像もつかぬ機動力!
直線的な加速力は勿論、各所のアポジモーターにより、
急激な方向転換も実に素早く、スムーズに行う事が出来る!

そして・・・待望のビーム兵器!

先日渡された試作型のビームライフルは、連射が効かず、使い勝手が悪かったが、
昨日届いた改良型ビームライフルは出力、精度、減衰性ともに良好だ。

ビーム・ナギナタも画期的な格闘戦用武器といえよう。
柄の両端にビーム刃を形成する為に、扱いにやや難があるものの、
その威力には疑いの余地もない!


この機体があれば・・・
連邦の『ガンダム』など恐れる必要は無い!


420 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/12/07(Thu) 11:29
戦争っていつ終るんですか?

421 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/12/07(Thu) 11:37
> この機体があれば・・・
>連邦の『ガンダム』など恐れる必要は無い!

ゲルググをもってしてもガンダムに歯が立たなかった、シャア大佐に一言

422 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/12/07(Thu) 19:23
バハロフ中尉、コーヒーをお持ちしました。


⊃エ



423 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/12/07(Thu) 20:24
少佐…誠に残念なお知らせを持って参りました…


オーストラリア駐屯軍の『荒野の迅雷』ことヴイッシュ・ドナヒュー大尉が、オーストラリア撤退作戦にて戦死なされました…

彼を失ったことは、我が軍にとって痛恨な打撃です…

それだけに、私は残念でなりません…




424 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/12/09(Sat) 02:12
う…嘘だこ…この僕が…あんな…ただ地球に張り付いているだけしか脳のない…蛆虫共に…やられる…なんて……

み…認めない…あはははっそうさ認めないこの、この優性種であるこの僕があんな劣悪種共なんかに負ける筈がないこの、僕がぁぁぁぁあああぁ…………

スギャーン
(ゲルググ爆散)



425 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/12/10(Sun) 03:10
>>392
【ふふふ…ガトーのゲルググに爆薬を仕掛けて、と…これでいい…さて逃げるかな 】

 《 辺塞、寧日なし @》


最近、各所で連邦の工作員が出没しているらしい。
先日、キシリア少将指揮下の『グラナダ』でも爆破未遂事件があったと聞く。
この『ソロモン』も油断は出来ん、が・・・

スパイか・・・。
見えぬ敵というのは、どうもやりづらいものだ、な。
とにかく気を引き締め・・・ん?
あれは!

そこの貴様!
私のゲルググに何をしている!

ぬ、逃げる?
ちっ!やはり連邦の工作員か!

あの方向の出口には警備兵が居ないのか!?
いかん!逃げられる!


・・・む、あれは!
(逃げるスパイの行く手に人影が現れる)

・・・ド、ドズル閣下!?
お下がり下さい、閣下!
危険です!


≪「死にたくなくばそこをどけ!」≫
≪「・・・なんだぁ、貴様は!」≫
≪ぐしゃっ!≫
≪「ギャース!」≫


・・・あ。


≪どかっ!ばきっ!≫
≪「ひぃぃっ!も、もう止めて下さ・・・ぎゃああっ!」≫
≪がすっ!ずごっ!どすっ!・・・・・・




・・・・・・めきょ≫




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。


初めてだな・・・・。
敵兵に同情の念を抱いたのは・・・。

ドズル閣下に見つかったのは、不運としか言いようが無い。




426 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/12/10(Sun) 03:11
>>393

《 辺塞、寧日なし A》


最近、各所で不祥事が続発しているらしい。
先日、キシリア少将指揮下の『グラナダ』でも物資の横流し未遂事件があったと聞く。
長引く戦乱で、人の心も荒むのかもしれんが・・・

我々はジオンの軍人だ!
その誇りを持ち、綱紀の保持に努めねばならん!


>>393
【ガ行って言いにくいからもう言わないよ。
おっと「 トーさん ル  ちょっとかりるよ 】



・・・ん?
トーさんとは誰だ?
ルをちょっと借りる?

何の事だ?
・・・まあいい。

>>393はそのまま通り過ぎ、ゲルググへと向かう)



(憲兵)
≪ガトー大尉!先程のスパイが口を割りました!≫

何?あのスパイ・・・
ドズル閣下にあれだけ殴られて、まだ生きていたのか!?

いや、驚くのはそこではなかったな・・・
で、何が分かったのか!?


≪は!大尉のゲルググに爆弾を仕掛けた、と言っています!≫


やはり!
私のゲルググで何かしているとは思ったが・・・む?
ゲルググに誰か乗ろうとしている?

あれは、さっきの男!
まさか・・・横流し犯だったのか!?

>>393がゲルググに乗り込み、発進する)


待て!そのゲルググには・・・!


>>393ごとゲルググが爆発)




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

横流し犯め・・・。
自業自得、という奴かもしれんな。

貴重な機体が失われたのは腹立たしいが、
あの先行試作型のゲルググには、もう乗らぬ予定だったからな。

昨日届いたチューンアップ済みのカスタマイズ機に乗れば済むというのは、
不幸中の幸いだった。



427 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/12/10(Sun) 03:12
>>397
【ファンネル使ってよ、ガトー大佐 】

ガトー大佐?
私は大佐ではない!

ファンネルとは・・・アクシズで開発中の、試作型ビットの事か?


・・・それはニュータイプ専用の武器だろう。
君は、私を別の誰かと勘違いしているのではないか?

例えば、そう・・・

あの『赤い彗星』と、な。


そうか、君はパイロット志望なのか。
随分と若いが・・・ニュータイプの素養ありと判断された、という訳だな?


・・・ふむ。
私はニュータイプではないから、良くは分からんが・・・。

ニュータイプのパイロットは洞察力に優れると聞く。
だが、中には”敏感”過ぎる者も居るらしい。

自らの能力によって、外部から多大な情報を引き出す一方、
それを受け入れる容量が不足している者が多い、とな。

かの『ガンダム』や、『エルメス』のパイロットがそうだったように、
ニュータイプ能力は若年者に発現しやすい傾向にあるようだ・・・。

つまり精神的に未成熟であるが為に、受容性に欠ける、という事になるのかもしれん。



・・・私はかつて、戦場で何人かのニュータイプのパイロットを見てきたが。
中には己を見失い、ただの狂人と堕している者も居た・・・。

あれが敏感過ぎた者の末路だとするのならば、悲しい事だな。



君は祖国の為に立ったのだろう?
ならば・・・強い精神を身に付けろ!

強靭な精神を持たねば・・・
人を殺し、人に殺される世界で、自分を見失う事にもなりかねん!

いかなる時も・・・
たとえその身が炎で焼かれ、滅びる事になろうと、その瞬間まで!
ジオンの軍人であるという事を忘れるな!






428 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/12/10(Sun) 03:13
>>398
【ふふふ…久しぶりだな…ガトー少佐。
さて、私から質問だ。
貴様は[黒い三連星]と戦って勝つ自信はあるか?
もちろん、マッシュ、オルテガも含めて、だ。
つまりだ…
三対一だな。 】


お久しぶりですな、ガイア大尉!


ほう・・・
黒い三連星と戦って勝てるか、と?

フフフ・・・ご冗談を。

例え、一対一でも勝利などおぼつきますまい!
まして・・・
黒い三連星の『ジェットストリーム・アタック』をから逃れられるとは思えません。



・・・『ランチェスターの法則』というものがあります。

戦闘を行おうとする彼我の武器の性能、熟練度、地形その他に差が無く、
兵力にのみ差があった場合・・・

互いの攻撃力は、兵力の二乗分によって導き出せる、というものです。


つまり、兵力比は【三対一】であっても、
実際の戦力比は【九対一】になる訳ですから・・・・

まず、私に勝ち目はありますまい。


もっとも、机上の計算に過ぎぬこの法則が、
実戦でどこまで適用できるかは怪しいものですが。

運や熟練度など幾多の諸条件を、まるでコンピューターゲームのように
ことごとく数値化するなど不可能ですからな。

とはいえ・・・そうですな・・・
良くて、どなたか一人を道連れにするのが精一杯、といったところでしょう。



思えば、かの『ガンダム』のパイロットでさえ・・・

あの『ミデア輸送機』の横槍がなければ、
マッシュ中尉を倒した直後、オルテガ中尉によって撃墜されていたでしょうからな!



429 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/12/10(Sun) 17:45
みなさんテレビゲームは好きですか?

430 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/12/10(Sun) 22:07
我等がジオン公国の誇り、『ソロモンの悪夢』ことアナベル・ガトー少佐に敬礼

続けて復唱

ジーク・ジオン



431 名前:シムス・アル・バハロフ ◆KMAN03zg 投稿日:2006/12/10(Sun) 22:20
先日のテストのデータをまとめていたため、来るのが遅くなってしまった。
申し訳ない。

>>417 アナベル・ガトー大尉
ブラウ・ブロのテストにソロモン宙域を使用させていただいたこと、感謝します。
しかし、これほどまでに戦闘の形跡が見られるとは……
連邦の手は、もうそこまで迫っているのですな。

おかげさまで、ブラウ・ブロの開発は順調に進んでいます。
連邦軍がソロモンに本格的な侵攻を開始するまでには、実戦投入できるでしょう。
開発者の私が言うのも何ですが、
ブラウ・ブロはこの戦局を打破するほどのポテンシャルを秘めている機体です。
優れたニュータイプが搭乗すれば、目覚ましい戦果を上げることになるでしょう。
―もちろん、オールドタイプでも操縦は可能ですが。

今回のように、今後は派閥間を越えた連携がより重要になってくると思っています。
ガトー大尉はパイロットとして、私は技術士官として。
共に、全力を尽くすしかないですな。

では、ご武運を――


432 名前:シムス・アル・バハロフ ◆KMAN03zg 投稿日:2006/12/10(Sun) 23:01
さてと、報告書の作成にかかるか。
――ひとまず、最近のものから手をつけることにしよう。

>>399
『<<邪ぁぁぁ魔すんなよぉぉぉぉぉぉぉ>> 』

大尉、ブラウ・ブロには慣れましたか?

ブル「ああ、大分勝手がつかめてきたようだ。」

それは何より…ですが、気になる点があればおっしゃってくださいね。
この機体は、まだまだ改良の余地がありますからな。

――今回、パイロットとして私と同行しているのは、シャリア・ブル大尉。
もとは木星のヘリウム採掘船団の艦長をしていたらしいが、
ニュータイプの素質が十分にあることから、我々の部隊に赴任してきた人物だ。
木星の環境は非常に過酷で、経験者の中にはニュータイプとして覚醒する者もいるという。

―ん?あれは連邦の機体か!?
前方に敵機をキャッチ!大尉、撃破してください!

ブル「うっ!うう…っ」

大尉、どうされました!? 

―くっ、ここは私が食い止めるしかないか…
メガ粒子砲発射!

(メガ粒子砲が命中し、>>399の機体が爆散する)

―ふう、なんとか撃破できたか。
 他に敵影は見あたらない…どうやら、あの機体は偵察が目的だったようだな。
 それにしても、先ほどの大尉の様子…尋常ではなかったな。

大尉、大丈夫ですか?テストを中断した方がよろしいか?

ブル「いや、その必要はない。すまないな…敵パイロットの意思を直に感じてしまった。」

そうだったのですか…。ちなみに、パイロットは何と?

ブル「邪魔するな、といったようなことを…」

ふん、邪魔してほしくないのはこちらも同じだ。

ブル「ははは…」

そ、それでは続行しますよ、大尉。


433 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/12/10(Sun) 23:35
<<ひひっ…殺されるより、殺す方がマシってねぇ>>


ズギャーン
(低性能(GM)爆散)

<<あんたもそう思うだろぉ…[ガトー少佐ぁ…[ん…[見つけたぜぇ連邦の白いのぉヒャッハァーー墜ちやがれぇ>>

(ゲルググのビームライフルを連射しながら、ガンダムに突進)



434 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/12/11(Mon) 00:30
<<ガンダムの近くなんて貧乏くじだな。何だ、ゲルググが突っ込んでくるぞ!!>>


ズギャーン
(低性能(GM)爆散)



<<リドリィー!!(GMパイロット名)ちくしょぉちくしょぉぉ!ゲルググが何だ!!墜としてやる!!!>>



(GMのスプレーガンを乱射しながら突撃)



(蒼いゲルググに気づく)



<<あぁあれはぁまっまさかぁ最近噂に鳴ってる蒼いゲルググか、クソぉ敵討ちだ!!ウオオオオ>>





435 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/12/11(Mon) 00:56
ガトー少佐は連邦のナンバー1最強ACEパイロットのユングに勝てますか?たぶんアムロやシャアより強いと思いますよ。


436 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/12/11(Mon) 14:24
アナザーって例えばどんな作品が含まれるのですか?



437 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/12/11(Mon) 17:03
しょ、少佐・・・同胞の仇を・・・取ってください!!

ジオン公国に栄光あれぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!!!(連邦のMSに自爆攻撃慣行)

438 名前:シムス・アル・バハロフ ◆KMAN03zg 投稿日:2006/12/14(Thu) 21:45
都合により、回答の順番を変えさせてもらった。
残りの質問にも後ほど答えていくので、もう少し待っていてほしい。
>>404
『ゲルググなど、時代遅れなのだよ』

なんだこれは?
ゲルググといえば、我が軍の技術を結集して作られた、
現時点で最高にして最新鋭のMSではないか!

「志に満ちた若き兵士のための機体 
MP-02A オッゴ(パイロット募集中!)」

ふむ…近々実戦投入される駆逐モビルポッド「オッゴ」の宣伝用ポスターだったのか。
MSとMPを比べようとするのはどうかと思うが、
これで新しい物に目がない学徒兵を釣ろうという魂胆なのだな。

…確かに、ゲルググは高性能なMSではあるが、
その性能を引き出すにはある程度の熟練が必要とされている。
訓練が不十分な学徒兵に使わせるには、いささかもったいない気もするな。

しかし、オッゴというのは……
連邦の“棺桶"に毛が生えたような代物と聞いているぞ?
いくら持ち上げたところで、
あまりの性能に絶望する若年兵が続出するのは目に見えていそうだが。

439 名前:シムス・アル・バハロフ ◆KMAN03zg 投稿日:2006/12/14(Thu) 22:14
>>420
私が思うに、この戦争はもうじき終わる。
だが…ジオンにとってよい結果にはならないというのは、火を見るより明らかだ。
現に、私の周囲の技術者たちは、アクシズへ疎開するための準備を始めている。
私も、遅かれ早かれそこに赴くことになるだろう。
たとえ戦争が終わったとしても、今までやってきたことは無駄にはなるまい。
ふさわしい環境さえあれば、研究は続けていけるのだからな…


>>421
私は正規のパイロットではないから分からないのだが、
パイロットと機体には、相性のようなものがあるらしい。
例えば、ある機体で目覚ましい戦果を挙げていたパイロットが、
機種転換した途端にぱっとしなくなることも少なくないという。
その逆もまた然りだ。

一言で言うなら、シャア大佐とゲルググは合わなかったのだろう…ということだ。
どんなエースパイロットでも不得手な機体は存在するし、
何よりシャア・アズナブルといえば、ザクのイメージが強いからな。

大佐はゲルググで「エルメス」の援護役を務めたそうだが、
彼自身も優れたニュータイプである以上、
ニュータイプ用機体に乗った方が、より活躍できたのではないか?
いや…赤いブラウ・ブロというのは想像しがたいが、
一度見てみたかった気もするのでな。

440 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/12/14(Thu) 23:08
オールドタイプはおっさん臭いの?

441 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/12/15(Fri) 19:58
敵MSに装備されていた盾を回収してきました。
50日ほど任務からはずれ、すいませんでした。

442 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/12/19(Tue) 01:39
>>399
【<<邪ぁぁぁ魔すんなよぉぉぉぉぉぉぉ>> 】
(宇宙世紀0083 11月12日 1002時
月と地球の中間地点)


あと9時間30分だ!
それを過ぎれば、連邦にあのコロニーの落下を止める術は無い!

何としても戦線を支えるのだ!
一兵たりとも奴らを通してはならん!



>>399
【<<邪ぁぁぁ魔すんなよぉぉぉぉぉぉぉ>> 】



来たな・・・月からの追撃部隊!

貴様ら連邦の亡者どもに・・・!!
”我々のコロニー”に・・・指一本触れさせるものか!


・・・残された時間の少なさに、今頃気付いたところでもう遅いのだ!

己の愚かさと無力を思い知りながら往くがいい!
冥土の土産に、このコロニーが地球に落ちる様を見届けながらな!



443 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/12/19(Tue) 01:40
>>400
【<<ガトー少佐!脱出出来ません!!!助けてください!!!!ガトー少佐ぁ!!!!うわあぁぁぁぁぁっ!!!!>> 】
(宇宙世紀0083 11月12日 1002時
月と地球の中間地点)


・・・フリッツ軍曹!?
くっ・・・!

ぬうおおおおおおお!
(ノイエ・ジールのビームサーベルでGM改を斬り裂く)



怯むな!
ここが死地と思い戦え!

今こそジオン軍人の意地と誇りを!
軟弱な連邦に見せ付けてやるのだ!


この作戦に身を捧げた、多くの将兵の存在を忘れるな!

思い出すのだ!
彼らの声なき声を!

・・・三年前、この宇宙に散って行った同胞達の魂の叫びとともに!


彼らの挺身を無駄にしてはならん!

たとえいかなる犠牲を払おうと!
我々はこのコロニーを落とし、星の屑を成し遂げるのだ!



444 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/12/19(Tue) 01:41

>>404
【ゲルググなど、時代遅れなのだよ 】


フン・・・笑止な!
貴様ら連邦が、ジオンのモビルスーツを笑うなど10年早い!

我々のモビルスーツこそは、ジオンの栄光の象徴なのだ!!


我々スペースノイドは!
圧倒的軍事力を誇る貴様ら連邦に、何度もその矜持を踏みにじられて、自由を奪われてきた!

その悪しき呪縛から我らを解き放ち・・・
自由をもたらせしものこそ、モビルスーツに他ならぬ!


・・・我々は国家の総力を挙げてモビルスーツの開発に取り掛った。
その結果、幾多の優れた機体を産み出す事に成功した。

その多様性と、新型が完成する度に跳ね上がる性能!
それこそが、ジオンがモビルスーツに国運を委ねた証であり、ジオンの信念の顕れなのだ!


・・・だからこそ。
それに搭乗する資格を与えられた我々パイロットは、その誇りを胸に戦う事が出来る!
ただひたすらに・・・ジオンの勝利の為に!



それに比べれば・・・

貴様らのモビルスーツなど、大量生産の間に合わせ品に過ぎぬではないか!
近年、実戦部隊に配備している機体とて、そのマイナーチェンジに過ぎぬ!


機体も搭乗員も!
確固たる魂を持たぬ貴様らごときを殲滅するのに、
三年前のゲルググでも十分過ぎるほどだ!



445 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/12/19(Tue) 01:43
>>405
【ひゃはははははははは!!!滅・殺ぅ!!!! 】


うるさい羽虫どもめ・・・
死ぬのは貴様らの方だ!


連邦の手先に成り下がり、己の戦う意味さえ解そうとせず、
ただ上官の命ずるままに引き金を引くしか能の無い輩めが!

貴様らなどに我々の志を邪魔させるものか!


もはや貴様などに・・・
語る舌は持たん!

こ こ で 死 ね い ! ! ! 




446 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/12/19(Tue) 01:43
>>406
【(戦艦内部のカクテルバーにて)
お疲れ様です…ガトー少佐。
どうです?次の出撃まで一杯?
(ガトーの前にカクテルを差し出すマスター)
ふふふ…これは新作でしてね…まだ名前も決まってないのです…
ガトー少佐、よろしければ、このカクテルの名前と感想を頂きたいのですが…
お代の方は頂きませんので。
どうぞ、ごゆっくり。 】


ほう・・・そうか!
ありがたく頂くとしよう!

ここのところ出撃続きで息をつく暇も無かったからな・・・。


ところで、マスター。
あなたは軍人を辞めてどのくらいになる?
もう、軍に戻るつもりはないのか?

今は戦時下だ。
我が軍が、勇者に対しては門戸を広く開けて待っているのは知っていよう。

あなたなら、まだまだ第一線で働ける筈だがな・・・。
実に惜しい。



・・・ん、新作カクテルに名を付けろと?

さて・・・良い名が浮かべば良いが。


・・・ほう、これがその新作か?
抜けるような・・・しかし、どこまでも深い蒼だな・・・。

(軽く口に含む)



・・・うむ、これはうまい!

ベースはジン、それにブルーキュラソー、そしてライムといったところか。
焼酎も入っているな?
しかし・・・この色・・・どこかで・・・。




・・・そうか。

マスター。
この酒の名は・・・『ブルーダイヤモンド』だ。


この酒のように、抜けるような青空の下、どこまでも広がるアフリカの大地・・・。
灼熱の太陽から逃れるように、ダイヤモンド鉱山に身を潜め、連邦に抵抗を続けた勇者が居る。


ノイエン・ビッター少将・・・
そして、その麾下の兵士達・・・。


彼らの犠牲が無くば、私はガンダム二号機を手に、宇宙に帰還する事は出来なかっただろう。

(懐から、ビッターに託されたブルーダイヤモンドを取り出す)




・・・彼らだけでは無い。
オーストラリア・トリントン基地に突入した、三名のパイロット達・・・。
当初、私を回収し、宇宙に運ぶはずだったコムサイの乗員達・・・。

更に開戦以来、敵の凶弾によって斃れた同胞達・・・。


私は・・・多くの犠牲の上に立っているのだ。

(ブルーダイヤモンドを握り締める)


・・・決して大きくは無いが、この確たる輝きこそ!
彼らに託された魂の輝きなのかもしれん、な。


フ・・・。
ありがとう、マスター。

うまい酒だった。
この上なく、な。




447 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/12/20(Wed) 00:34
シャリア・ブルという名を
どうしてシャア・アズナブルを使い回しているのかと疑問に思った
昔のことだ
その後キッチ・キッチンやジュンコ・ジェンコらを知り
シャリア・ブルなどよほどマシだと気づいた
すべて禿げがいけなかったのだ

448 名前:バーのマスター ◆UIa7hrWE 投稿日:2006/12/20(Wed) 01:20

ふっ…私は…長く…生きすぎた…少佐…我ら…の…理想…を…必ずや…成し遂げて……くだ…さい…………

スドォーン…

(コウ・ウラキのメガビーム砲により、リック・ドムU爆散)



449 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/12/24(Sun) 22:59
ソロモンが陥ちただとっ!?

450 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/12/24(Sun) 23:57
(宇宙世紀0079 12月24日 1400
ジオン公国軍宇宙要塞 『ソロモン』 司令室)

≪第223哨戒中隊より入電!ジークフリート哨戒ラインに戦艦二隻を含む十数隻の敵艦隊を確認!≫
≪おい、第三狙撃大隊の配置はSフィールドでいいんだよな?≫
≪L407観測所が敵影をキャッチした模様!≫
≪こちら第17砲塔!徹甲弾の補充がまだ来てないぞ!どうなっている!≫
≪何で第六ゲートが開放されたままなっているんだ!? 敵はそこまで来ているんだぞ、寝ぼけているのか!≫


「ワッハッハ!この司令室も賑やかになってきたな!
ようやく戦らしくなってきたわい。

さて・・・
貴様等の耳にも入っている事だろうが、いよいよ連邦がこの『ソロモン』に侵攻して来おった!
早ければ1800には戦端が開かれようが。

フン!ギレン兄め!
援軍も寄越さず、何やら妙な物を送り込んできたが・・・
この『ソロモン』が、そのような物に頼るものかよ!

貴様等モビルスーツ隊には特に期待しておる!
わざわざ殺されに来た連邦の軟弱どもを血祭りにあげてやれい!
いいな!」



はっ!ドズル閣下!
各員、直ちに持ち場に着け!
(ヘルメットを小脇に抱えつつ、床を蹴る)


・・・ん?あれは・・・

クリスマス・ツリーか?


そうか、今日はクリスマス・イブか。
本来ならゼナ様、ミネバ様ともども盛大なパーティを催してもよい筈の日だったのだな・・・。

そのような日に祖国の興廃を賭けた一戦に臨む事になろうとは。
フ・・・それもまた一興か。

武人たるもの、クリスマスだからと言って浮かれるなど滑稽かもしれんが・・・。
今日が皆にとって良い日とならんことを!

メ リ ー ・ ク リ ス マ ス ! 




451 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/12/25(Mon) 00:09
>>412
【ガトーは核を撃った!それはいけないことじゃないのか? 】


・・・いけないこと、だと?

笑 わ せ る な !


これは戦争だ!
元より犠牲は承知の上!

その犠牲を払ってでも倒さねばなるぬ程に、連邦は腐りきっているのだ!
このまま奴らの思うままに地球圏の運営をさせる訳には行かぬ!

奴らの傲慢は打ち砕かれねばならんのだ!
他の誰でも無い、我々のジオン軍人の手によってな!

それがスペース・ノイドに自由をもたらす唯一の途なのだ!
それを忘れるな!


・・・あの屈辱のア・バオア・クーで命を拾ってより三年!
我々の崇高な目的を阻む連邦の亡者どもを薙ぎ払い、ジオンの再興を果たす為ならば、たとえ核と言えど・・・
その使用をためらう気持ちなど、私には微塵も無い!

そして・・・真の勝利をこの手に!

その為だけに私は今、この時を生きているのだ!



452 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/12/25(Mon) 00:10

>>413
【「もう直ぐ勝てる。」
そう言ってから3年だぞ!! 】


・・・君の気持ちは解らんでもない。

今まで我々は十分に耐えてきた・・・。
敗残者と蔑まれ、根無し草と罵られても!

しかし!今は耐えるのだ!
デラーズ閣下のお言葉を信じろ!


三年前、あのア・バオア・クーで・・・
死を覚悟した私にデラーズ閣下は仰ったのだ・・・。

真の勝利の日のために、その命、預かると!

あの方ほどギレン総帥を信奉し、尽くした方もおるまい。
その方が・・・ギレン閣下とともに、城を枕に名誉の討ち死にをするという選択肢を敢えて捨て、
生きる途を選んだのだ!

ギレン閣下の遺志と理想を引き継ぎ、真の勝利を掴む為に!


その覚悟を信じようではないか!
あの方とともにある限り!
その日は必ず来る!

その日の為に・・・決して死に急ぐな!!



453 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/12/25(Mon) 00:11
>>415
【お前にνガンダムをやろう。
今日から使ってくれ。 】


νガンダム・・・これを私に?

フン。
貴様らアナハイム・エレクトロニクスは相変わらず・・・

よ ほ ど 他 人 の 血 が 見 た い の だ な ?



貴様らの筋書きに乗ってやるのは面白く無いが・・・
素晴らしい機体であるのは認めざるを得ん。一目瞭然だ。

誰に貰うものであれ・・・連邦を叩き斬るための剣ならば貰っておこう!

だが・・・覚えておけ!

連邦を斃した後、この剣が貴様らの頭上に降りかからんという事を・・・
私は保証せんぞ!



454 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/12/25(Mon) 00:13
>>416
【ガトー少佐に栄光あれ 】


感謝する!


ところで、最近各所にて、長文質問を落とす者が居ると聞く。
幸いこの場所では、さほど長文の質問を落としている者は居ないようだが。

私は武人だ。
一々敵を選ぶような真似はせんが、しかし、度を過ぎた者に対してはそうも言ってはおれん。

この場所には私だけでは無く、シムス中尉もいる事だ。
彼女にも色々と思う所は有るだろうしな・・・。

他の場所でも規制が始まっているようだが、その姿勢を私も支持する!


なお、今迄ここに質問を付けてくれた者達については、
皆、節度ある質問をしてくれたと私は認識している!

・・・なかなか顔を出せない事を謝すとともに、改めて、皆には感謝の意を表したいと思う。


堅苦しく見える場所かも知れんが、これからも気軽に訪れてくれるよう、よろしく頼む。
名無しだけでなく・・・新たな武人(キャラハン)もな!


では日付が変ったようだが改めて・・・


メ リ ー ・ ク リ ス マ ス ! 



455 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/12/25(Mon) 01:01
ジオンを滅ぼしてやる

456 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/12/25(Mon) 10:35
アナザーって小説の事ですか?

457 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/12/26(Tue) 03:32
あっやべスプレーガン弾切れだ、チャージするのめんどいから捨て、
ジオンの青ゲルググとかもバルカンでも撃てば墜ちるでしょ


458 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/12/27(Wed) 13:34
あぁあぁぁ青いゲルググとドムが二機……
コッチはジムだぞ!!
ガンダムとは違うんだよぉ……ガンダムとはぁぁ……

青いゲルググのビームライフルが光る

459 名前:疲れて苛立つ名無し(階級:大尉) 投稿日:2007/01/03(Wed) 12:55
ふう、そろそろ時間か・・・
(汗をタオルでぬぐう。)


ガトー。休憩はまだか!!

460 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2007/01/03(Wed) 19:47

(宇宙世紀0080 1月1日 1522時
ア・バオア・クーとサイド3の中間地点 グワジン級戦艦 『グワデン』)


・・・ジオン本国から緊急通信だと!?



「はい!全周波数帯に向けて発信されています!
・・・これは!
発信は・・・『ジオン共和国、ダルシア・バハロ首相』名です!」



なにぃ・・・ジオン共和国だと!?



≪宇宙世紀0080、1月1日。
我々『ジオン共和国』はグラナダにおいて、地球連邦政府との間に終戦協定を結んだ。

私、ダルシア・バハロはジオン共和国の代表として参謀本部及び公国各軍に対し、地球連邦軍の指示に基づき、
直ちに敵対行為の停止と武装解除をするよう命じるものである!
さらに・・・≫



ぬ・・・う・・・!
馬 鹿 な ! !

・・・売国奴め!
ジオン共和国など認められるか!

この戦いを・・・
ジオンの旗の下に死んで行った者達を何だと思っているのだ!

ジオンが連邦の属邦に成り下がるなど!
ダイクン以来数十年、宇宙移民解放の為に続けてきたこの戦いを、
ただの一日で水泡に帰すというのか!あの連中は!


・・・デラーズ大佐!
ここから『グラナダ』は至近にあります!

私一人だけでも出撃させて下さい!
奴らに鉄鎚を下し、ジオンは戦い続けるのだと言う気概を、全宇宙に示す為に!



「ならん!
これは茶番だ・・・このような茶番に付き合い、無駄に死ぬ事は許さん!

真の勝利を掴む為に戦うその日まで!
たとえ畜生道に堕ちようとも、今は生き延びるのだ!
誰一人、無駄に死んではならん!」



・・・デラーズ大佐・・・。



≪本艦後方、接近する艦隊あり!
連邦の追撃艦隊です!
あ、敵艦より発光信号!・・・降伏を呼び掛けています!≫



「ガトー・・・昨日で0079は終った。
ジオンの独立戦争も一つの区切りを迎えた。

・・・だが、我々は戦いの目的をいささかも見失ってはおらん!
新年を迎えたまさに今日!
我々の真の勝利への戦いは始まったのだ!

全艦迎撃用意!
損傷の激しい艦を内側に輪形陣を敷け!
モビルスーツ隊、全機発進!
ガトー・・・貴公がモビルスーツ隊の指揮を執れ。
一艦たりとも生かして返すで無いぞ!」



・・・はっ!
直ちに発進いたします!

・・・連邦め!
年が改まり、終戦協定を結んだくらいで・・・


こ の 戦 い が 終 る と 思 う な ! !




461 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2007/01/03(Wed) 19:50
>>420
【戦争っていつ終るんですか? 】

・・・決まっている!
腐った連邦を打ち倒し、宇宙移民の真の解放を掴み取るまでだ!

しかし。
こうも戦いが長引き、多くの犠牲が出れば・・・
将兵の心に迷いが生じるのも止むを得ん事なのだ、というのは分かっている。
殺し殺されるうちに、何故このような思いをしてまで戦わなければならないのか、とな。


私とて、戦争の早期終結を願ってはいるのだ・・・。

しかし、多くの同胞の死を無駄にせぬためにも!
連邦に城下の盟を誓わせるまでは、矛を収める訳にはいかんのだ!

それ無くして、この戦いを終結させるなど、あってはならん!


・・・忘れるな!
我々が何故立ったのかを!
我々が何故軍人になったのかを!

今は、連邦を倒す事だけを考えるのだ!
厭戦気分になど、浸っている時ではない!




462 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2007/01/03(Wed) 19:50
>>421
【> この機体があれば・・・
>連邦の『ガンダム』など恐れる必要は無い!
ゲルググをもってしてもガンダムに歯が立たなかった、シャア大佐に一言 】

フン!
確かに情けない!と言いたいところではあるが・・・。
詳細は聞いている!
止むを得ん事情もあったようだ。


シャア大佐の搭乗したゲルググは、配備されたばかりで整備も不十分だった。
その上、ろくな慣らし運転もしていなかったと言うではないか。

・・・にもかかわらず、ノーマル・スーツも着込まずに出撃したという・・・。

フ・・・
あのガンダムに戦いを挑むにあたって、そのような大胆な行動を取るとはな!
なかなかどうして、図太い神経の持ち主ではないか。


一軍の指揮官としても優秀だそうだが、そのような神経の持ち主は
モビルスーツ乗りにこそ向いていると私は思う。

やはり彼は・・・まずは生粋のモビルスーツ乗りなのだろうな。


しかし、それだけで勝てるほど、あのガンダムは甘い相手では無い!
十分な整備と、機体に慣れるための慣熟飛行を積んだ上でなければ、
いかに『赤い彗星』と言えど限界があろう・・・。


・・・ああ、そういえば。
アクシズの技術者から聞いたのだが。

彼はア・バオア・クー戦後の撤退行、及びアクシズ潜伏時には
ゲルググに搭乗し、多大な戦果を上げたそうだな。

機体に十分に慣れ、ようやく真価を発揮したと言う事だろう・・・。

その上でガンダムと再戦すれば・・・
結果は異なっていたかも知れんぞ?


463 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2007/01/03(Wed) 19:51
>>422
【バハロフ中尉、コーヒーをお持ちしました。
⊃エ 】

うむ。
濃い目の、熱いコーヒーを渡してやれよ。
ブラウ・ブロの開発も最終段階に差し掛かっているようだ。

彼女はここ数日、まともに睡眠を取れてはいまい。
そして、さらに数日はその状態が続くだろう。

辛いだろうが、ジオンの勝利の為だ!
頑張ってもらわねばな!



464 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2007/01/03(Wed) 19:52
>>423
【少佐…誠に残念なお知らせを持って参りました…
オーストラリア駐屯軍の『荒野の迅雷』ことヴイッシュ・ドナヒュー大尉が、オーストラリア撤退作戦にて戦死なされました…
彼を失ったことは、我が軍にとって痛恨な打撃です…
それだけに、私は残念でなりません… 】


・・・なっ!
あのドナヒュー中尉がか!
いつだ?
昨日・・・1月2日だと!?

連邦め!
自ら終戦協定を結びながら・・・!!


そうか・・・ドナヒュー中尉は、味方の脱出を支援するために、自ら盾になったのか・・・。

彼は部下思いの紳士だった。
その高潔さを慕う者も多かったと聞く・・・。
惜しい男を・・・亡くしたな。


・・・オーストラリアか。

いつか降りたいものだな。
連邦の亡者どもを薙ぎ払い、同胞達の骨を拾う為に・・・。

いや・・・。
いつかは降りる気がする。

オーストラリア・・・。
何故かは分からんが、その名からは何か・・・
因縁を感じる・・・。




465 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2007/01/03(Wed) 19:52
>>424
【う…嘘だこ…この僕が…あんな…ただ地球に張り付いているだけしか脳のない…蛆虫共に…やられる…なんて……
み…認めない…あはははっそうさ認めないこの、この優性種であるこの僕があんな劣悪種共なんかに負ける筈がないこの、僕がぁぁぁぁあああぁ…………
スギャーン
(ゲルググ爆散) 】

(宇宙世紀0079 12月31日 ア・バオア・クー海戦)


・・・くっ!
第一防衛ラインが突破されたか・・・

フン、連邦め!
主力隊を失ったにしては良くやる。

しかし。
『ソーラ・レイ』照射による戦力不足の観は否めんな。
少数が、無理に無理を重ねて突進して来るに過ぎん・・・

・・・ならば!


全機後退せよ!
今は敵の攻勢が激しさを増している・・・
ここは無理に支えず、一旦退き、敵の攻勢が限界点に達するのを待て!
しかる後に逆撃を加え、一気に押し返すのだ!


・・・ん?
>>424、何をしている!
後退だと言った筈だ!すぐに退がれ!



>>424
「どうしてあんな奴らに背を向けなければいけないんですか!?
僕はやりますよ!
退がっていて下さい!」



・・・貴様、学徒兵か!?
敵を甘く見るな!命令に従え!

>>424のゲルググにビームが直撃する)



・・・チッ!
無駄死にしおって!
戦場の怖さを知るに、貴重な命と引き換えにしてどうするのだ!

年端も行かぬ少年達が、次々と命を落として行く・・・。
勝利の為とはいえ、ここまでせねばならぬものなのか・・・。

いや!だからこそだ!
彼らの犠牲を無にせぬ為にも、我々は勝たねばならん!

>>424よ、安んじて眠るがいい。
お前の分もまとめて仇は取ってやる!


全 機 反 転 !
反 撃 開 始 だ !



466 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2007/01/03(Wed) 20:01
シャア大佐がクワトロと名乗っています。
大尉に格下げされたのでしょうか?

467 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2007/01/04(Thu) 03:48
ガトー少佐はノイエ・ジールをどう思いますか?



468 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2007/01/04(Thu) 04:06
(ザクTのコックピットの中で)

<<年端もいかぬ子供達を戦場に送り出す事になるとは…悲しい時代になりましたな、ガトー大尉…
む…?どうやら連邦軍が来たようですな…では、参りましょう!!!我らの理想の為に!!!!>>



469 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2007/01/05(Fri) 00:51
いや〜さ、オレは思うんだよね、自由ミーティアとか正義ミーティアとかからダブルでミサイル一斉発射されたら泣くよね。
けどデントロビュウムのミサイルポッドは数も大きさも誘導性も比べ物にならないんだよね、

だからさ少佐、オレが盾になりますよ、ドムやゲルググにイイカッコばかりさせられないんでね。

唸れマシンガン!!うぉぉぉぉぉぉ…〔マシンガン連射〕

470 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2007/01/23(Tue) 03:25
>>429
【みなさんテレビゲームは好きですか? 】


テレビゲーム、か。
最近は指先だけでなく、身体全体を使うタイプも出ているそうだな。
またソフトも娯楽作品だけでなく、思考力を鍛える事を目的とした物もあると聞く。

かつては、単なる暇潰し以外に何の役にも立たぬばかりか、不健康の代名詞ですらあった
テレビゲームが、多少は有用な存在になりつつあるようだな。



・・・しかし。
我々モビルスーツパイロットには、やはり百害あって一利無きもの、と言わねばなるまい。

ミノフスキー粒子が実用化された事により、レーダーを始めとした電波機器は無用の長物と化した。
今や、宇宙での戦いも有視界下において行わねばならんのだ!

モビルスーツなどの高機動・高火力の兵器をもって集団戦を行う場合、
最も重要なのは敵の機先を制することだ!

つまり!
先に相手を発見する事、それが敵に対し優位に立つ為の条件なのだ!
それが叶えば、我々は彼に対して優位な位置を占め、一方的に、かつ一気にこれを叩く事が出来る!
反撃の暇も与えぬ程にな!

その為には、視力もさることながら、360度全方向に気を配れるようにならなければならん!
全ての感覚を研ぎ澄まし、敵の存在を全身で感じるのだ!



・・・テレビゲームとは、目の前のモニター映像から得られる情報にのみ頼るもの。
それに慣れてしまった兵など・・・


過酷な宇宙の戦いで、生き残れるとは思えんな!



471 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2007/01/23(Tue) 03:27
>>430
【我等がジオン公国の誇り、『ソロモンの悪夢』ことアナベル・ガトー少佐に敬礼
続けて復唱
ジーク・ジオン 】


(敬礼を返す)
恐縮です!

今やアクシズも、政治的に難しい立場にあると聞き及んでおります。

そのような状況の中、このたびの我々の決起にご理解を頂いたばかりか、
これ程のご助力を賜ろうとは・・・・。

そしてこの心配り・・・。
まとこに感謝の言葉もございません。


ジオンの技術の粋を集め、その精神を具現化したこの『ノイエ・ジール』ならば・・・
星の屑を成す為の大いなる力となりましょう!

そして・・・栄光あるジオンの魂が、この宇宙に満ちる時。
その魂の輝きこそが、ジオン国民と全てのスペース・ノイドにとっての希望と光となるのです!

我々は、その光り輝く未来を手にする為の先駆けとして行くのです!


では、私はデラーズ閣下の下へ戻ります。
・・・事が成った暁には、兵の回収の件・・・よしなに。



472 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2007/01/23(Tue) 03:28
>>433
【<<ひひっ…殺されるより、殺す方がマシってねぇ>>
ズギャーン
(低性能(GM)爆散)
<<あんたもそう思うだろぉ…[ガトー少佐ぁ…[ん…[見つけたぜぇ連邦の白いのぉヒャッハァーー墜ちやがれぇ>>
(ゲルググのビームライフルを連射しながら、ガンダムに突進) 】



・・・迂闊な!
相手はガンダムを中心とする大部隊だ!
それに単機で挑むなど!

一体どこの隊・・・む!
あの緑と黄色の機体は・・・そうか!
キシリアの実験部隊だな!

ちっ!
味方との連携を度外視して突出し、あまつさえ足を引っ張るとは!

・・・いや。
奴の損失を前提のものとして考えれば・・・。
ふむ。
この状況を利用しない手は無いか!


各機!
あのゲルググの後に続け!
奴が血路を開いてくれる!
敵中央に斬り込むぞ!



>>434
【<<ガンダムの近くなんて貧乏くじだな。何だ、ゲルググが突っ込んでくるぞ!!>>
ズギャーン
(低性能(GM)爆散)
<<リドリィー!!(GMパイロット名)ちくしょぉちくしょぉぉ!ゲルググが何だ!!墜としてやる!!!>>
(GMのスプレーガンを乱射しながら突撃) 】



フン・・・憐れな。

>>433の突撃・攪乱により、すっかり算を乱しているな。
こうなっては、もはや烏合の衆と変らん!

GMだと?ボールだと?
笑止!
機動力こそが生命線のモビルスーツを密集させて運用するからこうなるのだ!!

(GMとボールをまとめて斬り裂く)



>>434
(蒼いゲルググに気づく)
<<あぁあれはぁまっまさかぁ最近噂に鳴ってる蒼いゲルググか、クソぉ敵討ちだ!!ウオオオオ>>



   遅   い  !  !

>>434を串刺しにして撃破)


さあ、これで邪魔者は消えた!
次は・・・

貴 様 の 番 だ !  連 邦 の 白 い 悪 魔 め ! ! 



473 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2007/01/23(Tue) 03:30
>>435
【ガトー少佐は連邦のナンバー1最強ACEパイロットのユングに勝てますか?たぶんアムロやシャアより強いと思いますよ。 】


テネス・A・ユング・・・

そ の 名 を 忘 れ た 事 な ど 無 い ! !


かの戦争で我が軍のモビルスーツ149機を撃墜し、艦船3隻を沈めた男!

奴の駆る新型GMの右肩には、ホウキに跨る魔女のマーク!
その魔女の下に書かれている”ジャクリーン”という名は、
恋人の名だとも、自分が好きな歌手の名だとも言うが・・・

いずれにしてもふざけた奴だ!


奴は頑ななまでに一つの戦法しか用いん。
ドッグファイトを極力避け、戦場の外周を遊弋し、主に後方への注意が散漫な隙のある敵を探す。

獲物を見つけたら全速で突っ込み、すれ違い様に一撃浴びせて撃墜し、そのまま速度を落とさず、
他の敵から反撃を受ける前にその場を離脱する。

いわゆる一撃離脱戦法だ!
口惜しいが・・・有効な戦法だと認めざるを得ん!
十分な速力を備えた機体に搭乗している限り、もっとも生還率の高い戦法と言えるからな!

また相手の動きを読み、その予測される移動点に向かってあらかじめ弾丸を発射して命中させるという、
”見越し射撃”をも得意にしている。

・・・別段ニュータイプで無くても、そういう名人芸を持った者は旧世紀の頃から居るが、
厄介には違いない!


私は奴を戦場で見掛けた事はあるが、直接戦う機会は無かった・・・。
先程も述べたとおり、逃げ足も速いのだ、奴は!


しかし・・・
いつかは倒さねばなるまい!

どちらが強いか、誰が誰より強いかなどは関係ない!


私 が 奴 を 倒 す !  た だ そ れ だ け の 事 だ ! !




474 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2007/01/23(Tue) 21:27
久々にガトー
ソロモンの悪夢と呼ばれたのが昔のガトーなんだよな
今のガトーは                  だから困る

475 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2007/01/29(Mon) 02:15
>>436
【アナザーって例えばどんな作品が含まれるのですか? 】
>>456
【アナザーって小説の事ですか? 】

ふむ。
それは>>1のアムロ・レイの言葉に対してのものか?
つまり、”SEEDキャラやアナザーは立ち入り禁止だ”

この部分についての質問であると解釈して話をさせて貰う。


この場所の名は『UC.ガンダム全般(総合質雑)』だ。

即ち、宇宙世紀を舞台とした場所という事であり、アナザーとやら言う物を含め、
それ以外のモノは全て対象外という事だ。


資料によればガンダムW、X、ターンA、Gガンダムなどそれに該当するそうだが・・・
はっきり言って、これらが何の事なのか、私にはさっぱり分からんな!

しかし、それも当然の事!
宇宙世紀に生きる私達から見れば、それ以外の時代設定を持つ作品群などは
現実感の無い、空想世界以外の何物でもないのだからな。

尤も、同じ宇宙世紀を舞台にしていても、宇宙世紀0153を舞台にしたVガンダムとやらを始め、
遠い未来のモノに関しては、やはり答えようが無いのだが。

だが、これは私の個人的な事情であるに過ぎん・・・。
アムロ・レイの言にあるように、宇宙世紀に生きる人物なら、いつ来てくれても構わん!


このような説明で良いか?
不足ならば、また聞きに来ると良い!



476 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2007/01/29(Mon) 02:17
>>440
【オールドタイプはおっさん臭いの? 】


・・・おっさん・・・臭いだと?


無礼な!
私はおっさんでは無い!
0058生まれの25だ!

加齢臭を放つような年齢ではない!


それに、ニュータイプとて若年者ばかりだった訳では無いぞ!

確かにあの戦争で名を馳せたララァ・スンやアムロ・レイは若かったが、
シャリア・ブル大尉の例もある事だ。
連邦のレビルもニュータイプだった・・・という研究論文もあるそうだしな。



人の革新か・・・。

私には縁の無い事なのかも知れんが・・・
信じたいものだな、それが来るべき未来に在るものと。



477 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2007/01/29(Mon) 02:18
>>441
【敵MSに装備されていた盾を回収してきました。
50日ほど任務からはずれ、すいませんでした。 】


敵モビルスーツのシールドを回収して来たと?

そうか・・・最近、君の姿が見えなかったのはその為か。
ならば詫びる必要などは無いぞ!

特殊任務にあったというのならば止む得ぬ事。
・・・それが作戦というもの、だからな。


で?
その盾からは何か分かりそうなのか?
MS−06のマシンガンを弾き返すガンダム・タイプの装甲の秘密は、何としても解明せねばならんからな!

もっとも、ガンダム以外の量産型には、別の装甲材を用いている可能性が高いが・・・。
それでも貴重なサンプルには違いない!



478 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2007/01/29(Mon) 02:19
>>447
【シャリア・ブルという名を
どうしてシャア・アズナブルを使い回しているのかと疑問に思った
昔のことだ
その後キッチ・キッチンやジュンコ・ジェンコらを知り
シャリア・ブルなどよほどマシだと気づいた
すべて禿げがいけなかったのだ 】



シャア・アズナブルとシャリア・ブルがか?
ふむ・・・。
似ていない事も無いが・・・偶然では無いのか?

しかし、その・・・キッチ・キッチンやジュンコ・ジェンコというのは聞いた事が無い。
確かに変った名だな。
だが、覚えやすい名ではある。


そういえば、私が月に潜伏していた折にも変った名の女を見た。
直接ではなく、映像でだったが。

それはとある連邦の女性仕官の話だった。
連邦のプロパガンダの一種なのかもしれんが、表向きは彼女を追ったドキュメンタリーという事になっていた。

これがなかなかの女でな。
女だてらにあの一年戦争で武勲を立て、昇進して士官になったらしい。

軟弱な連邦の兵どもを厳しく叱咤し、率先して厳しい任務に赴くその姿・・・
あの女・・・他の男どもよりよほど気骨があると見た!

連邦に置いておくのが勿体無いと思える程にな!


今でも記憶に残っている彼女は・・・

ライラ・ミラ・ライラ、と言う名だった。




479 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2007/01/29(Mon) 02:21
>>437
【しょ、少佐・・・同胞の仇を・・・取ってください!!
ジオン公国に栄光あれぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!!!(連邦のMSに自爆攻撃慣行) 】

(宇宙世紀0083 11月11日 1852時
コロニー『アイランド・イーズ』付近
地球落下まで332分 阻止限界点まで32分)



・・・くっ!
おのれえええええっ!!
(『ノイエ・ジール』の巨大なビームサーベルで二機のGM改を薙ぐ)



連邦め!
ここまで来てまだ足掻くか!

だが、もう遅い!
あと三十分!
あと三十分でこの戦いは終る!

何が何でもこの戦線は抜かせんぞ!
我々の意地に賭けてな!!

(九門の偏向メガ粒子砲から閃光を迸らせ、GM改とGMキャノンUを撃破し、さらにサラミス級をも撃沈する)



見たか、連邦め!
これでこの方面の戦力は・・・・・・む!?




>>448
(バーのマスター)
【ふっ…私は…長く…生きすぎた…少佐…我ら…の…理想…を…必ずや…成し遂げて……くだ…さい…………
スドォーン…
(コウ・ウラキのメガビーム砲により、リック・ドムU爆散) 】



・・・な・・・んだと!?
これは・・・ヤツか!!

(警告音の直前にスロットルを踏み込み、急激な機動で『ノイエ・ジール』の巨体を横滑りさせる
その真横を強力なビームが通過していく)



来たな、ガンダム!
だが・・・たかが一機のモビルスーツに!
やらせはせんぞ!!

(有線アーム・クローを射出し、『GP-03・デンドロビウム』にオール・レンジ攻撃を浴びせる)



・・・直撃!どうだ!!


ぬ?無傷だと!?
ヤツめ、Iフィールドを・・・ビームが効かんと言うのか!!


そうか・・・コウ・ウラキ!
どこまでもこの私の邪魔をするつもりか・・・

よかろう・・・ならばこの場で決着を付けてやる!


男たちの魂を載せたこのコロニーとともに・・・

貴 様 も 星 の 屑 と な る が い い ! ! 





480 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2007/01/29(Mon) 02:23
>>449
【ソロモンが陥ちただとっ!? 】
(宇宙世紀0079 12月25日
ソロモン近海)


カリウス!まだ飛べるか!?



≪は、はい、なんとか!
被弾した右腕は誘爆の危険は無いようです。
ですが、五基のメインスラスターのうち一基が咳き込んでいて・・・
思うように推力が上がりません!≫



我々は殿軍として、『ソロモン』より後退してくる友軍を掩護しなければならん。
その機体では厳しいだろう・・・無理はするな!



≪し、しかし、大尉!僕・・・いえ、自分はっ!≫



ん?待て、この通信は!?

ソロモンが・・・陥ちただとっ!!

ドズル閣下が・・・
くっ・・・!!!



≪大尉・・・≫



・・・連邦め・・・!!
だが・・・少しでも多くの戦力を『ソロモン』から離脱させようとなされたドズル閣下の思いを・・・
無駄にする訳にはいかん!

(レーダーに敵の追撃部隊が迫るのが映し出される)



・・・来たな。
これ以上、『ソロモン』の同胞達を・・・やらせるものか!

カリウス!
お前は先行して、一刻も早く他の部隊と合流し、『ア・バオア・クー』へ急げ!

残りの機は私に続け!
敵の鋭鋒を挫き、奴らの追撃を鈍らせるのだ!


・・・このまま単なる負け戦では終らせんぞ!
かりそめの勝利に酔う連邦に・・・


悪 夢 を 見 せ て や る の だ ! ! 





481 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2007/01/29(Mon) 02:25
>>455
【ジオンを滅ぼしてやる 】


・・・本性を現したな、連邦の狸め!

口では地球圏の安寧だのと御託を並べながら・・・
貴様らの頚木から脱し、ただ自由をのみ欲する宇宙移民を弾圧し、支配せんとする!
そして自らの施策に反する者をいぶりだし、根絶やしにしようとする・・・

それが貴様らの腐った本音という訳だ!


だが、覚えておけ!
貴様らの敵は、我々ジオンだけでは無いぞ!

たとえ我々が斃れても、その志を継ぐ者が現れる!
必ずな!

時代が・・・いや、歴史が大きく動こうとしているのだ!
その流れをせき止める事など、誰にも出来はせん!


もはや人類は、地球という揺りかごから宇宙へと巣立ったのだ・・・
それを!
今更、地球に縛り付ける事が出来るなどと・・・
傲 慢 以 外 の 何 物 で も 無 い ! ! 


貴様ら下衆がいかに姦計を弄しようと!
歴史を逆行させる事など、誰にも出来はせんのだ!


482 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2007/01/29(Mon) 03:27
ソロモンの悪夢

ソロモンの悪夢

ソロモンの悪夢

どういう意味ですか、これは?

483 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2007/01/31(Wed) 03:27
>>468
【(ザクTのコックピットの中で)
<<年端もいかぬ子供達を戦場に送り出す事になるとは…悲しい時代になりましたな、ガトー大尉…
む…?どうやら連邦軍が来たようですな…では、参りましょう!!!我らの理想の為に!!!!>> 】


悲しい時代、か。

そうかもしれんな・・・。
しかし、例え多くの同胞の犠牲の上であろうとも!
ジオンの理想を実現しなければならんのだ!

・・・彼ら多くの若者達の挺身を、無にしてはならん!


中尉。
君とも長い付き合いだが・・・。
この『ア・バオア・クー』で最後にしなければな!
連邦を返り討ちにして、二度と戦など出来ぬまでに痛めつけてやらねばならん。

その為にこそ、我々は此処に居るのだ!



・・・む!
来たな、連邦の軟弱ども!

全機散開!
迎撃態勢を取れ!

行くぞ・・・遅れを取るな!!



>>457
【あっやべスプレーガン弾切れだ、チャージするのめんどいから捨て、
ジオンの青ゲルググとかもバルカンでも撃てば墜ちるでしょ 】


素人が!
無駄弾が多い!
拡散しやすいスプレーガンをその距離で乱射したところで!!

・・・ン?
弾丸切れか・・・?
フン、言わぬ事は無い! 

(ビームナギナタを抜き放ち、突進する)
死んでもらうぞ、連邦の新米パイロット!

な・・・に・・・?バルカン?
無駄な事を!

お の れ の 未 熟 を あ の 世 で 悔 い る が い い ! ! 



・・・ぬ?
こちらもエネルギーと推進剤が残り少なくなってきたか・・・。

ずっと戦いずめだったからな。
そろそろ帰投し、補給を受けた方が良いか。



>>458
【あぁあぁぁ青いゲルググとドムが二機……
コッチはジムだぞ!!
ガンダムとは違うんだよぉ……ガンダムとはぁぁ……
青いゲルググのビームライフルが光る 】



ちっ!
うろちょろと・・・邪魔な奴だ!

カリウス!
バズーカの残弾はあるか?

≪いえ、砲身に弾体が二発あるだけで・・・。予備も残っていません!≫


分かった!
ならば私が墜とすか!
(ビームライフルを発射し、正確にGMの中央を撃ち抜く)

よし!
全機、一旦『ドロワ』へ戻るぞ!



484 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2007/01/31(Wed) 03:28
>>466
【シャア大佐がクワトロと名乗っています。
大尉に格下げされたのでしょうか? 】


・・・なにい?
それはどういう事か!

・・・反地球連邦政府運動・・・
A.E.U.G.・・・・エゥーゴ、だと?


む・・・う!
ジオン色を薄くする事で・・・連邦内部の不満分子をも糾合するという事か!?


迂遠な・・・いや、そのやりようでは甘い!

それで連邦を倒したとして、その後本当に宇宙移民者の自治権確立を果たせるのか?
連邦より参加せし者達は、自らの抵抗勢力を排除した後、元の鞘に納まるだけなのではないか?


・・・連邦内部の薄汚い権力闘争に、何故我々が手を貸してやらねばならん!
馬鹿げている!


シャア・アズナブル・・・。
私はあの男を見損なっていたようだ。

連邦の仕官に身をやつしての不満分子の煽動工作を自ら行うとは・・・
つまらん小細工を弄しおって!

本来あの男は、栄光あるジオン軍の先頭に立って戦うべき男の筈だ!


・・・策士策に溺れる、という無様な結果にならなければ良いがな!




485 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2007/01/31(Wed) 03:29
>>467
【ガトー少佐はノイエ・ジールをどう思いますか? 】


『AMA−X2 ノイエ・ジール』 か!
無論、すこぶる良いぞ!

七十メートルを越す巨体でありながら、全身に配置されたスラスターにより、
運動性・加速性ともに良好だ。

もっとも、質量が大きい分、反応・旋回速度はモビルスーツ程ではないし、
面積が広い為に被弾の危険性も高い。

そこで装備されたのがI・フィールドバリア、という訳だな。
『MA―08 ビグ・ザム』 の流れをくむ防御兵器で、戦艦のビームを受けても無傷でいられる!

実体弾には効果が無いが、この機体そのものが重装甲だからな。
モビルースーツのマシンガンごとき、どうという事も無い!


そして、攻撃性能・・・
まずは一撃で戦艦をも沈め得る固定式メガ・カノン砲を1門。
偏向メガ粒子砲9門
半自動制御によるオールレンジ攻撃を可能とした、有線式クローアームを2基。
メガ粒子砲を6門

他にも多数のミサイルランチャー等を装備している。


・・・これ一機で、一個艦隊にも匹敵する戦力と成り得るのだ!
まさにジオンの技術と粋を集めて建造された決戦兵器なのだ!


ガンダム二号機の喪失は口惜しいが・・・あれはもはや役目を終えた機体に過ぎん!

この『ノイエ・ジール』で・・・連邦の亡者どもを薙ぎ払って見せよう!


ジ オ ン 再 興 の 為 に ! !


486 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2007/01/31(Wed) 03:29
>>469
【いや〜さ、オレは思うんだよね、自由ミーティアとか正義ミーティアとかからダブルでミサイル一斉発射されたら泣くよね。
けどデントロビュウムのミサイルポッドは数も大きさも誘導性も比べ物にならないんだよね、
だからさ少佐、オレが盾になりますよ、ドムやゲルググにイイカッコばかりさせられないんでね。
唸れマシンガン!!うぉぉぉぉぉぉ…〔マシンガン連射〕 】


・・・ミーティア?
耳慣れぬ名だな・・・あの連邦の新型の名か!?
ミサイル発射管が77基だと!?

ならば・・・そのミサイルを撃たれる前に墜とすまでの事だ!


あの図体では、精密測定したビーム射撃を回避する事は出来まい!
(『GP-03 デンドロビウム』に向かってメガカノン砲を放つ)


・・・命中!どうだ!

・・・ちっ!
あのガンダムもIフィールドを装備していたのか!
連邦め、味な真似を!


となれば、実弾兵器の質量の差がモノを言うのか・・・


ぬ!
>>469
迂闊だぞ、邪魔をするな!

(『デンドロビウム』より大型集束ミサイルが飛来する)


・・・いかん!
>>469のザクが吹っ飛ぶ)


・・・ちぃ!
実弾火器では、向こうに分があるようだな・・・

だが!
『ノイエ・ジール』を見くびるなよ!

接近・格闘戦で仕留めて見せる!




487 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2007/01/31(Wed) 03:30
>>474
【久々にガトー
ソロモンの悪夢と呼ばれたのが昔のガトーなんだよな
今のガトーは                  だから困る 】


ほう、これは。
珍しいものを持っているではないか。

見せてくれ。

・・・連邦軍士官学校の現代戦史の教本か・・・。
これに私の事が載っているいう話は聞いているが、実物を見るのは初めてだ。


ふむ・・・

『アナベル・ガトー。
ジオン公国軍大尉。宇宙攻撃軍所属。
宇宙世紀0079 12月25日、宇宙要塞『ソロモン』からの撤退戦において殿軍にあり、
追撃する連邦軍艦隊と交戦、戦艦8隻撃沈、モビルスーツ28機を撃墜し、
追撃艦隊をして『ソロモンの悪夢』と言わしめる程の戦果を挙げた。

12月31日、『ア・バオア・クー』攻防戦に参加。
多数の艦船、モビルスーツを撃破するも、その後の消息不明。
同海域にて戦死したものと推定される。

以上の理由と、敗戦後の公国側資料の不備により確定は出来ないものの、
その生涯撃墜数は、艦船10隻以上、モビルスーツ100機以上と推定され、
公国軍を代表するトップ・エースの一人として・・・』


ふん。
やや正確さには欠ける物の・・・事実を捏造しし、自らの恥を隠すような真似はしていないらしい。

・・・ん?これは・・・何だ?

『チェックテスト14
問E
(ア)に入る語句を下記(A)〜(E)より選択し、文章を完成させよ

”ソロモンの悪夢と呼ばれたのが昔のガトーなんだよな
今のガトーは(       ア        )だから困る” 』


(A)〜(E)、だと?




・・・・・・・・・・・・・・・。



(A)スティーブン・セガール=ケイシー・ライバック・・・
確かに似ているが・・・違う!


(B)アクション仮面・・・
声が違う!


(C)フーテンの寅さん・・・
誰だ・・・?


(D)アットホームパパ・・・
意味が分からん!
それより、私がアットホームパパになったところで誰が困ると言うのだ!
私が”結婚できない男”だと言いたいのか!?
余計なお世話だ!


(E)クッキング・パパ・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
憐れみか?
付加価値を付けたれば良いとでも?
馬鹿にするな!!

でこにも正解が無いではないか!
この中から無理やり選べとでも言うのか!

強いて言えば・・・クッキン・・・

いや、そういう問題ではない!


・・・・・・・・ふざけおって!!
一体誰がこのような問題を・・・




『監修の辞。
グリーン・ワイアット中将

この度の戦史教本の編纂は、誠に誤算続きであったと言わなければならない。
先の大戦の傷と混乱はまだ癒えておらず、とかく資料の収集に困難を極めたのである。

あまりにも辛いので息抜きに、英国風のウィットに富んだ問題を作成してみた。
紅茶の芳醇な香りでも楽しみながら息抜きがてらに解いてみて欲しい。

紳士たるもの、人生を愉しまねばいかんよ?学生諸君♪』




・・・・・・・。
グリーン・ワイアット・・・貴様の名は・・・

二 度 と 忘 れ ん ! ! ! 



488 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2007/01/31(Wed) 14:06
僕のニナを返せぇぇぇっ!!
その代わりにモーラをあげるよ?

489 名前:ゲラート・シュマイザー ◆yP.PMX/A 投稿日:2007/01/31(Wed) 20:40
ほぅ…面白そうな事をやっているな…

どれ、私も参加させてもらうとするか…

出典:ジオニックフロント 機動戦士ガンダム0079

性別:男

年齢:35歳

所属部隊:キシリア突撃宇宙軍、【闇夜のフェンリル隊】所属

階級:少佐

一番の決めゼリフ:戦いとは時に残酷だな…

主な搭乗機:ゲラート専用ザクT改

こんな所か…では、次の質問から入らせてもらう。



490 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2007/01/31(Wed) 21:01
性能の悪い機体が好きなんか?

491 名前:ゲラート・シュマイザー ◆yP.PMX/A 投稿日:2007/01/31(Wed) 21:45
>>490

いや、別に旧型が好きなわけではない。

新型を私に回すより、部下に回した方が部下の生存率が上がるのだ…私が闇夜のフェンリル隊を設立した理由は【若い新米を一人前の部隊指揮官にする】というものだ。

ならば、私が新型に乗るより、次の世代に乗ってもらってこの戦いを生き残ってもらう事がなによりだと私は思う。

あと…私の旧ザクはそれなりに改造を施してある。ジム程度には遅れはとらん。



492 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2007/01/31(Wed) 21:55
連邦のMSなど、ジオンに劣る

493 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2007/02/01(Thu) 04:41
オデッサ撤退作戦にて

『が…がぁぁぁぁぁぁあ…頭が…ち、ちくしょう…チクショォー一ーッ死ねよテメーらぁ』

(迫り来る連邦軍に突撃)

<<な…なんだあのMSは一機で突っ込んでくるぞ落とせー>>
(ビッグ・トレーから主砲発射)

『ひ…ひひっ当たるかよ…テメーは…瞬・殺』
(ビッグ・トレーの主砲をホバリングで回避しつつ、両手に持ったジャイアント・バズを乱射)

<<なっ…ぐわぁぁーーーっ>>
(ビッグ・トレー轟沈)

『ひ…悲鳴が聞こえないのが…ざ…残念ですねぇ……ぐっ…うぅ…チクショウ…コ、コンテニューだ…』
(自爆スイッチを叩いておす)

『あ…あはは…あはははははぼ…僕は…僕はねぇぇぇ』
(自爆までのカウントダウンを見ながら)


ドオォーーーン…
(ドム爆散)





494 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2007/02/01(Thu) 12:14
ゲルググねぇ……

一発当たればスプレーガンでも墜ちる、
そうゆう世界なのさ、逆にガンダムもライフル一発で墜ちる
さぁ来い格闘戦ではGMにも分がある
(サーベルを構える)
サーベル出力はGMのが大きい、

ふんガンダムとはライフルと装甲とサーベルの本数と出力が違うだけだ!

やるな青いゲルググ!!

495 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2007/02/02(Fri) 01:24
>>489

これは・・・!
ゲラート少佐!

お久しぶりですな・・・ブリティッシュ作戦以来ではありませんか!?
『闇夜のフェンリル隊』のご活躍・・・この『ソロモン』にまで聞こえております!

今、この場に、ランバ・ラル大尉が不在なのが残念でなりません・・・。
大尉は、少佐との再会を楽しみにしておられましたからな!

しかし、まさか少佐のご助力が得られようとは・・・実に頼もしい!
この場でともに戦い抜きましょう!

ジオンの栄光の為に!



496 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2007/02/02(Fri) 01:26
>>493
すまんが・・・我が隊は君を援護する事は出来ん!


ここは我々”名を持つ者”と、”名を持たぬ者達”との交流を目的とした場だ。
君の勇猛ぶりを他の”名を持たぬ者達”に見せる為に存在しているのではない。

我々の望みは・・・
多くの”名を持たぬ者達”との交流を持ち、彼らの問いかけに対し、
全身全霊を以って応える事により、我々の生き様を伝える事だ!!


私は>>454の中で、”名を持たぬ者達”に対し、「節度ある問いかけを望む」、
とは発言したが、敢えて「何行以内にしてくれ」、とは言わなかった。
君達”名を持たぬ者達”の行動を枠にはめるような真似はしたくなかったからな。

時と場合によっては、行数が多くなる事もあるかもしれん・・・。
しかし、それでも節度ある問いかけであるのなら良いと思ったからだ。


・・・しかし。
今回の君の問いかけに関しては、ややこの節度を失していると言わねばなるまい。

文が長過ぎるのも勿論だが、あまりに細かく状況設定がなされている為、
我々の「想像と創造」の余地が著しく制限されている!

これでは君に対してはともかく、他の者達に我々の生き様を理解させる事は難しいのだ・・・。
彼らにとっても入り辛い雰囲気を作ることになりかねんしな。


なお、>>494も一見すると同じ戦場の情景を連想させる問いかけではあるが、
>>493ほどには、細かな状況設定がなされておらす、
我々にも「想像と創造」の余地が残されている。

従って、>>494に関しては節度ある問いかけであると認める!
・・・この違いは分かるな?


とはいえ、この問題についてはゲラート少佐の意見も伺わなければならんな・・・。


君の訪問には感謝している!
が、今後は以上の事を踏まえた上で訪問して欲しい!


・・・いいか!
私は、君の戦士としての器量に期待しているのだ!
君ほどの戦士ならば、私の言った事を必ずや理解出来るものと信じている!

他の”名も無き者達”と同様、これからも君には我が軍を支え続けて欲しい。


・・・いずれまた、この場所で会おう!
君の再訪を待つ!



497 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2007/02/02(Fri) 01:27
>>482
【ソロモンの悪夢
ソロモンの悪夢
ソロモンの悪夢
どういう意味ですか、これは?】


フ・・・
それを聞きたくば、連邦の腰抜けどもに聞くのだな!
奴らにとっての悪夢など、私の知った事ではない!


・・・あの屈辱の『ソロモン』撤退戦!!

戦勝に驕り、執拗な追撃を続ける奴らに一矢報いてやったのは事実だが・・・。
負けは負けだ・・・

私がどれほど怒りの剣を振るい、奴らに出血を強いようとも、
ドズル閣下や、あの海で散華した者達が還る事はないのだ・・・。


・・・次の『ア・バオア・クー』こそ、この戦の決戦の地となろう!
彼ら多くの英霊が無駄死にでなかった事を示す為にも!
必ず勝たねばならん!

いや・・・必ず勝つ!!



498 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2007/02/02(Fri) 01:28
>>488
【僕のニナを返せぇぇぇっ!!
その代わりにモーラをあげるよ? 】
(宇宙世紀0083 11月12日 2303時
コロニー『アイランド・イーズ』、コントロールルーム内
地球落着まで、あと91分)


(銃声が響き渡る)


ぐ・・・あっ・・・!!!


ぐ・・・ぉぉお・・・!!
コ、コウ・・・ウラキか・・・貴様っ・・・!!

・・・!?ニ、ニナ!?
(ニナに庇われる)

「やめてコウ!もう戦う理由は無いはずよ!
コロニーは・・・地球に落ちるわ!」


>>488
「ニ、ニナ!?
くぅ・・・!僕の・・・僕のニナを返せぇぇぇっ!!

・・・その代わりにモーラをあげるよ?」



・・・ニナを、返せだと!
貴様・・・
そもそもの発端は、貴様がニナの気持ちを受け止め切れなかった事が原因だろうが!

だが・・・
ニナが、私を救ってくれたのは・・・
彼女の心が、私にあるからではない・・・。
ただの憐憫に過ぎん!

そして貴様の手を汚させない為だというのに、それが分からんとは・・・
この未熟者めが!


なにぃ・・・?
かわりにモーラという女性を紹介するだと!?
(コウからモーラの写真を受け取る)

フン、ニナと交換というからには、さぞや可憐な・・・



・・・・・・・・!!!!!


ぐあああああぁっ!
き、傷が・・・!!

この女、どうみても身長195cmの私より大きいではないか!?
このような写真を見せるなど・・・卑怯者めが!

そのような交換条件なら断る!
もう一つ言っておくが・・・



ニ ン ジ ン と も 交 換 は せ ん か ら な ! 

499 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2007/02/02(Fri) 02:13
どうぞ、コレを

つ【ビグザム】

500 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2007/02/02(Fri) 07:49
もらった!でぇやぁぁぁ!!
500番ゲットォォォ!!
 ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    ∧_∧
   ( ´∀`)
)  ⊂  ⊂ )
`)≡≡〈 〈\ \
))⌒) (__)(__)
 ズザーーーッ


501 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2007/02/04(Sun) 00:21
>>490
【性能の悪い機体が好きなんか? 】

性能の悪い機体だと?

言い方が気に入らんが・・・古い機体という意味で言えば、それを好む者が居るのは確かだ。
無論、単なる懐古趣味ではなく、実用性を重視しての事だがな。


兵器とはいえ、道具だからな・・・。
どんなに便利な道具でも、それを始めから使いこなせる者などおるまい。
使い込み、慣れ親しんだ道具の方が使い易い、というのはままある事だ。


古い機体を好んで使用する者達にとって、愛機とは己の身体の一部のようなものなのだろう。
だとすれば・・・
多少カタログスペックが向上した新型機よりも、
長く親しんだ愛機を選択したい気持ちは理解できる。

フフ・・・
以前にも話した事があるが、一見古い機体でも、いや、だからこそ・・・
その搭乗員は、その機体を限界まで引き出す運用と戦術を身に付けた
猛者である可能性が高い!

もし、そのような相手と戦わなければならんとするのなら、十分に注意する事だ!



502 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2007/02/04(Sun) 00:22
>>492
【連邦のMSなど、ジオンに劣る 】


その通りだ。
連邦のモビルスーツなど敵ではない!

ガンダムの高性能は認めるが、所詮は生産性の悪い試作機であるに過ぎん!
あの大国力を持つ連邦でさえ全戦線に行き渡らせるほどには生産できなかったのだからな!

・・・兵器の完成度とは、その生産性を含めて評価すべきものなのだ!


生産性の面での改良を行った完成形である、RGM-79とて・・・
武装こそビーム兵器ではあるが、その出力はさほどではない。
ボールなどというハリボテを同行させ、長距離砲撃をさせなければ戦力として成りたたんくらいだ。

スラスターも推力だけならば悪くはないが、機体そのものの反応速度が鈍いようだ。
今ひとつ、動きに切れがない。
・・・これは、実際にGMと剣を交えての私の実感なのだがな。

やはり我々のモビスーツに追いつくべく、実戦投入を急いだ結果なのだろう。
我が軍が『MS-01』より何年もの歳月をかけて研究したのに比べ、
奴らにはあまりにも時間が無かった訳だからな・・・。


だが・・・
それ以上に問題なのはパイロットの質だ!

練度・精神・技倆・・・どれをとっても我が軍には敵わん!



503 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2007/02/04(Sun) 00:23
>>494
【ゲルググねぇ……
一発当たればスプレーガンでも墜ちる、
そうゆう世界なのさ、逆にガンダムもライフル一発で墜ちる
さぁ来い格闘戦ではGMにも分がある
(サーベルを構える)
サーベル出力はGMのが大きい、
ふんガンダムとはライフルと装甲とサーベルの本数と出力が違うだけだ!

やるな青いゲルググ!! 】



ぬぅおおおおおお!
(ビームナギナタでGMを両断する)

ふん、連邦の雑魚どもが!
すっかり腰が引けているな・・・。

覚悟の無い者が、戦場にしゃしゃり出て来るからそうなる!


死ねい!
(二機目のGMの頭上にビームナギナタを振り下ろす・・・
が別のGMのビームサーベルがそれを受け止め、激しく火花を散らす。
さらにそのGMはすかさず距離を取り、ビームスプレーガンを放つ)


な・・・に・・・隊長機!?
殊勝にも部下を庇ったというのか?
(GMからのビームを回避しつつ、ビームライフルを放つ。
しかし、そのGMはビームを回避する)

フフフ・・・面白い!
連邦にも骨のある奴が居たと見える。



>>494
≪ゲルググねぇ……
一発当たればスプレーガンでも墜ちる、
そうゆう世界なのさ、逆にガンダムもライフル一発で墜ちる ≫



フン!減らず口を!
・・・だがその通りだ!

ビームの超高熱に耐え得る装甲材など、この世に存在せん!
あのガンダムとて同じ事だ!
(互いに高速機動し、位置を入れ替えながらビームを撃ち合うが、決定打には至らない)

・・・ちっ!やるな!
ならば!
(ビームナギナタを抜き放ち、突進する)



>>494
≪さぁ来い格闘戦ではGMにも分がある
(サーベルを構える)
サーベル出力はGMのが大きい、
ふんガンダムとはライフルと装甲とサーベルの本数と出力が違うだけだ! ≫



サーベルの出力だと?
舐めるな!

格闘戦こそパイロットの技倆で決まるのだ!
貴様ごとき、腐った連邦の兵など!

そ の 邪 悪 な 精 神 ご と 叩 き 斬 っ て く れ る わ ! !



504 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2007/02/04(Sun) 00:24
>>499
【どうぞ、コレを 】
つ【ビグザム】


おお・・・これは!

『MA-08 ビグザム』!!

・・・あのソロモンの海でドズル閣下と戦った事が、鮮明に蘇ってくるな!


ふむ、そうか。
本国の『ズム・シティ』の工廠で建造中のまま放棄されかけた機体を回収したのか!
良くやってくれた!

この機体は必ずや、我々の決起の助けとなるだろう!


ん?この機体に私が乗るのか、と?
いや・・・
パイロットならば他に心当たりがある。


ケリィ・レズナー・・・
モビルアーマー乗りとして、私とともにソロモンの海を駆け抜けた男でな・・・
その技倆も人間性も信頼に足る男だ!

今はまだ、彼は合流して来ていないが・・・
いずれジオンの旗とデラーズ閣下のもとに馳せ参じる筈だ!

いや・・・必ず来る!



ケリィ・・・
私は待つぞ・・・誰より君を知っているのだから・・・。



505 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2007/02/04(Sun) 00:34
>>500
【もらった!でぇやぁぁぁ!!
500番ゲットォォォ!!
 ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    ∧_∧
   ( ´∀`)
)  ⊂  ⊂ )
`)≡≡〈 〈\ \
))⌒) (__)(__)
 ズザーーーッ 】






・・・・・・・・・・・・・・・・。


・・・・・・・。


・・・・なにぃぃっ!!


貴様・・・連邦の犬か!?
それとも、シーマの手の者か!?

抜かった!!


私がこの場所に参戦した先年の3月14日以来、ほぼ一年の長きに渡り、
敗残の身を晒し、屈辱に耐え、血と泥にまみれながら生き永らえてきた意味は!
あの多くの同胞の犠牲は!!

一体何だったのだ!
我々はこの日の為に戦って来たのではなかったのか!?
それなのに・・・!

まさか・・・このような残酷な結末をこの目にする事になろうとは・・・!!
こんな屈辱があるか!!


く・・・不本意だが・・・
私が奪取し、デラーズ閣下にお贈りする筈だった、500番ゲットの記念品は貴様に呉れてやる!



つ  【ジオニック社製育毛剤、デギン・ソド・ザビ公王仕様】



・・・あの不毛の大地と呼ばれたデギン公王の頭頂部に、
妖怪アンテナのごとく一本の毛を生えさせたという伝説の品だ!

貴様もこれで思う存分、フサフサになるがいい!
フサフサモナーになれるものならばな!


嗚呼・・・

デ ラ ー ズ 閣 下 !  申 し 訳 あ り ま せ ん ! ! 




506 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2007/02/04(Sun) 01:47
ネオジオンに栄光を!

507 名前:ゲラート・シュマイザー ◆yP.PMX/A 投稿日:2007/02/04(Sun) 03:30
ふむ…来るのが大分遅れてしまったな…加えてこの時間…すまんな。


>>492

ふむ…確かに、量産機の性能等はこちら方が上だが…

それをあまりにも過信しすぎるのはどうかと思うぞ?
過去に、ザクに乗っていながら、セイバーフィッシュに撃墜された者もいるんだ…

自信を持つのは大いにかまわんが、油断や慢心はしない事だな…戦場では、それだけ自分の死期を早める事になる。


>>493

私もこの質問に関してはガトー少佐と同意見だ。
ある程度の長文は見逃すが、節度を持って質問してくれ。
君の再訪を期待させてもらう。


>>494

ほぅ…!!あれが連邦軍の新型モビルスーツか…面白い!!!

全隊員に撤退命令!!!!
それと…ミガキ!!私のザクTを用意しろ!!!

「ですが隊長…タイムミリットまで殆ど時間がありませんよ?」

なに、心配するな!敵の性能を少し見てから私も撤退する!!

「…やれやれ…もう何を言っても無駄ですね…用意はできてますよ」

ふっ…恩にきる!!!

ゲラート・シュマイザー…ザクT!!!!

出 る ぞ ! ! ! ! !

ドシューーン!!!


ーー5分後ーー

あれが…敵の新型か…どうやらバーニアが追加装備されている様だな…?

ふむ、データは充分に取ったな…そろそろ引き上げるか…

ビーッ!!ビーッ!!
(アラーム音)

狽゙っ!?いかん!!!
(ザクTをとつさに背後にステップさせ、ジムのビームを回避する)

ちぃ…!見つかったか!!!仕方ない…撃墜する!!!!
(ヒートホークを抜き、切りつける)

ギュイィィィン!!!

な…なに!?防いだだと…!?い、いかん…

(ジムがザクTのヒートホークを振り払い、サーベルを構え、ザクTに向かい突撃をする)

>>494
「狽チ!!!」
(ビームの閃光をすんでの所で回避する)

>>494
「やるな…!青いゲルググ!!」

あれは…ガトー少佐か!!!ありがたい!!!(煙幕を展開しながら、ビームを回避して、身動きの取れないジムを掴む)

喰 ら え ぇ い ! ! ! ! !
(右肩に装備したキャノン砲をジムのコックピットめがけ発射する)

…よし!!!敵の増援が来る前に退避するぞ!!!!
ガトー少佐!!貴殿のお陰で助かった…礼を言うぞ!!!!

よし!!

全機帰還せよ!!!!!




508 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2007/02/04(Sun) 09:18
ガトー少佐、お疲れ様でした・・・

次回の戦闘も頑張ってください・・・(相手にコーヒーを手渡し)

509 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2007/02/04(Sun) 13:45
オープニングテーマとエンディングテーマどっちが好き?

510 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2007/02/04(Sun) 16:09
この世界には俺以外に人はいないのか・・・孤独だ・・うぅー・・、・・・(無音)

511 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2007/02/04(Sun) 22:37
今だ!511番ゲットォォォ!!
 ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  ∧_∧
 (・∀・ )
 ( つ  つ   (
`/ /〉 〉≡≡(
(__)(__) (⌒((
 ズザーーーーーッ

512 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2007/02/05(Mon) 01:01
>>506
【ネオジオンに栄光を! 】

ネオ・ジオン・・・。
ミネバ・ラオ・ザビ様を公女とし、ハマーン・カーンが摂政となって纏め上げた新生ジオンか!

私は武人だ。
政治についてとかく口を出す立場に無いが・・・


本来、宇宙移民の解放を成し遂げた後のあるべき政体とは、
ひとりびとりが政治に参画し、自らを律して行く民主共和制ではないかと思う。

しかし。
強大な連邦に、力の弱い宇宙移民が対抗するには、
民主共和制ではあまりに非力と言わねばならん。

今は宇宙移民者を纏め上げ、一丸となって連邦と戦わねばならぬ時!
その為に必要なのは・・・強力な指導者と強力な政府なのだ!


・・・連邦に比べ、三十分の一の国力しか持たぬ我らジオンが決起する事が出来たのも、
ジオン・ズム・ダイクン、デギン・ソド・ザビ、そしてギレン・ザビという偉大な指導者があったればこそ!

彼らの存在なくして、ジオンはもとより、宇宙移民が自らの権利に目覚める事すら無かっただろう・・・。


ネオ・ジオンか・・・。
ミネバ様が、彼ら偉大なるジオンの系譜を受け継ぐお方とならん事を祈念しつつ・・・



ジ ー ク ・ ジ オ ン ! !




513 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2007/02/05(Mon) 01:02
>>508
【ガトー少佐、お疲れ様でした・・・
次回の戦闘も頑張ってください・・・(相手にコーヒーを手渡し) 】


・・・先に帰投させた四番機は収容できたのか!?
損傷が激しかったからな・・・
ヒューズ軍曹の容態はどうか!?

・・・そうか!
いくつか裂傷を負っただけで、命に別状は無く、意識もはっきりしているというのだな?
それは良かった。

今は医務室に収容しているのだな?
着替えが終ったらすぐに行く!


他の機も異常は無いな!

・・・よし、整備兵!
機体の整備と補給は頼んだぞ!



>>508
「ガトー少佐、お疲れ様でした・・・
次回の戦闘も頑張ってください・・・」
(相手にコーヒーを手渡し)



うむ、すまんな!

だが油断は出来ん。
連邦にとっても、この宙域は手放しない筈だ。
まだ彼奴等が近くに潜んでいる可能性は十分にある・・・
(コーヒーに口を付ける)


・・・ほう、美味いな!

淹れたてか?
フフ・・・私の帰投に合わせて準備していたのか。


・・・ありがとう。
ちょっとした事なのかもしれんが・・・おかげで一息つけた・・・。


・・・さて!
負傷した部下を見舞いに行かねばならんのでな。
これで失礼する!

曹長!
次も美味いコーヒーを頼むぞ!



514 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2007/02/05(Mon) 01:08
>>509
【オープニングテーマとエンディングテーマどっちが好き? 】


オープニングとエンディングとは・・・何の話だ?
何かの番組の話か?

ふむ・・・そうだな。
とりあえず、私が子供の頃に好きだった映画の話をするか。

その映画は、
己の国が戦に敗れた後も、己の理想と祖国の復興を賭けて戦いを継続するという男達と、
その男達の挑戦を受ける戦勝国側の若き軍人にスポットを当てたものだった。


その映画の、激流の如き結末に合わせて流れた歌が印象深くてな・・・。

女性ボーカルがどこまでも優しく、透き通るような声で歌うその歌は、
戦いに疲れ、身も心も血まみれになった人々を癒し・・・
再び訪れる明日の為に、戦渦による廃墟の中から立ち上がる力をくれる・・・
そういう歌だった。

・・・その歌は今でも心に残っている。


確か・・・True Shining・・・という曲名だったな・・・。



515 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2007/02/05(Mon) 01:10
>>510
【この世界には俺以外に人はいないのか・・・孤独だ・・うぅー・・、・・・(無音)】


おい、生存者は・・・生存者は居ないのか!?

く・・・全滅か!
何という事だ!

”ガンダムを擁するペガサス級と交戦中、来援を請う”との要請を受けてから僅か10分・・・
時すでに遅しか!


・・・ん?
あのザクは・・・生存者か!?

そこのザク、聞こえるか!
生きていたら返事をしろ!



>>510
「この世界には俺以外に人はいないのか・・・孤独だ・・うぅー・・、・・・(無音)」



・・・孤独?
何を馬鹿な事を言っている!
確かに君の部隊は全滅したが・・・しっかりしろ!
君まで死んでどうする!

カリウス!
このザクを、母艦の『ペールギュント』まで曳航しろ!
それと医療班の準備も怠らんようにさせておけ!



それにしても。
孤独か・・・。

戦友を悉く失い、一人でこの死の海を漂い、口をついて出た言葉がそれか・・・。



>>510よ、忘れるな!
人が人である限り、真の孤独など有り得んのだ!

一人で生きていけるほど、人は便利には出来ておらん!
意識するとしないとに係わらず、必ず誰かの助けを得て生きているに違いないのだからな!

この世には君の力を必要としている者が居る!
いや、今は居なくても将来、必ずそういう者が表れる!

その時に備えて・・・
己を信じ、己を磨くのだ!
決して諦めるなよ!


516 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2007/02/05(Mon) 01:13
>>511

各機、いいか・・・
身動き一つするなよ・・・

今動いては、彼奴等に気取られる。
そうなれば、この備えは全て水泡に帰してしまう。


彼奴等は必ず現れる・・・
息を潜め、その時を待つのだ・・・



・・・・!!
熱源反応・・・来たか!




>>511
【今だ!511番ゲットォォォ!!
 ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  ∧_∧
 (・∀・ )
 ( つ  つ   (
`/ /〉 〉≡≡(
(__)(__) (⌒((
 ズザーーーーーッ 】




・・・網に掛かったな!
この愚か者め!

ほう・・・あれは海兵仕様のゲルググ・・・『MS-14F ゲルググ・マリーネ』!
やはりシーマの手の者だったか!
あの薄汚い女狐めが!

残念だったな!
貴様等が欲しかったのはこの品だろう?



つ  【ツィマッド社製白髪染め キシリア・ザビ少将仕様】



・・・あの”年齢詐称疑惑の女”と言われたキシリア少将が、
その噂の元凶の一つである若白髪を染めるべく 開発させた特注品だ!
白髪染めにありがちな薬品臭さが無く、シャンプー落ちも少ないという伝説の品!


今回は命だけは助けてやるから、シーマに伝えろ!
貴様には、ビゲン香りのヘアカラ○で十分だとな!



517 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2007/02/05(Mon) 01:51
ジオンのエースパイロットに凄い奴はいないのか?

518 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2007/02/05(Mon) 11:01
見せてやる…究極の一撃を……

装甲と装甲の間と間をぬう究極の一撃!!

【バルカン一発】

新品ザク爆破

519 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2007/02/10(Sat) 16:38
MAのコックピットで映画見てたら寝ちまった・・・orz

520 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2007/02/14(Wed) 02:50
宇宙空間でバイザーを上げて生きている少年や
宇宙服も無しで隣のMSコックピットにくるくる回って移動する少女

UC0083当時のどんな勇者も
こういう未来のNT以上の異常能力者には勝てないな

いや!実はガトーも行方不明と見せて生身一つで連邦の包囲網を
すり抜けたのでは!?

521 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2007/02/14(Wed) 22:18
ほんの気持ちです
つ【ガトーショコラ】

522 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2007/02/17(Sat) 23:22
>>517
【ジオンのエースパイロットに凄い奴はいないのか? 】


こちら、『バルフィッシュ』!

第63小隊、応答せよ!
ドネリー中尉!聞こえないのか!?


・・・どういう事だ・・・


増援要請が発せられたと推定されるポイントには、とうに到着している筈だが。
もしや、第27小隊に続いて、第63小隊も全滅したと言うのか?

・・・いや。
アルバースもドネリーも二桁の撃墜記録を持つエースだ。
彼らが簡単にやられるとも思えんが・・・。
それに味方だけでなく、敵の姿も見えんとは。



・・・おかしい・・・あまりにも静か過ぎる・・・




・・・・・・・・・・・。




・・・!!!

(とっさにスロットルを倒し、フットペダルを蹴って機体を横移動させる
上空から降り注いできたビーム弾が目の前を通過する)



・・・直上!デブリの影から!?
くっ!機先を制された!
(GMは急降下しつつビーム弾を放ち続ける)



ぬ・・・おお!
(四肢を振りつつ各所のスラスターを吹かし、複雑な機動を行ってビーム弾を回避する)



こちらの回避方向を読み、その先を狙い撃ちして来るのか!?
この連邦のパイロット、良い読みをしている!
この私にこれほどGの負荷をかける回避行動をとらせるとは!




>>517
『ジオンのエースパイロットに凄い奴はいないのか?』
(GMは肩からビームサーベルを抜き、接近戦を仕掛けてくる)




・・・!!
そうか・・・貴様が、ドネリーとアルバースを斃したのだな!

おのれ・・・
戦う意味さえ解さぬ連邦の兵ごときが!よくも!!

(腰からビームナギナタを抜き放ち、数合に渡って激しく打ち合う
さらに至近距離から腕部の110mm速射砲を放つがGMはバルカン砲で応戦する)



この私と五分に渡り合うか!
良かろう・・・貴様のセンスは認めてやる!

だが、戦いというものはそれだけで勝てるほど甘くは無いぞ!
私について来れるか!?

(スラスター全開、砲弾のような勢いで加速する
刹那、急制動をかけつつAMBAC機動で方向を急転換し、再び加速)



ふむ、先程から相対位置が変らんな・・・良く追尾して来る。
ならば・・・
これはどうだ!!

(目一杯フットペダルを踏み込み、最大加速。
Gカウンターはプラス7.2を示し、身体がシートにめり込む)



く・・・おおお!
ぬうぅん!

(コントロールスティックを倒し、脚を前に蹴りだし、脚のバーニアを全開、急減速する
Gカウンターは一気にマイナス7.5に振れる
身体にベルトが食い込み、眼球が揺れ、血液と内蔵が押し出されるような感覚に耐える)



ぬ・・・ああ!・・・どうだ!


(ゲルググほどの急制動をする事が出来なかったGMが
ゲルググを追い越してしまい、無防備な姿を晒す
そのGMをモニターの照星に捉え・・・ロック・オン)


・・・そこが貴様の限界だったようだな・・・

こ れ で 終 幕 だ !

(ビームに貫かれたGMが四散する)



・・・腕は良かったが、身体と精神の鍛え方が甘かったようだな。

いかに腕が良かろうと・・・
己に勝てぬ者が、戦いの勝者になることは出来んのだ!


523 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2007/02/17(Sat) 23:25
>>518
【見せてやる…究極の一撃を……
装甲と装甲の間と間をぬう究極の一撃!!
【バルカン一発】
(新品ザク爆破 )


・・・なっ!
一発で・・・たったの一発で撃破だと!?
馬鹿な・・・有り得ん!

くっ!
すでにビームガンとビームサーベルを失い、丸腰になったものと思ったが・・・
油断したか!

だが・・・いい気になるなよ!
何が「究極の一撃」か!

所詮は悪足掻きに過ぎんではないか!

大人しく降伏すれば良いものを、余計な手出しをしおって・・・
同胞の命を奪いし貴様を、生かしておく理由も無くなったというわけだな!


(ビームライフルを>>518のGMに突きつける)



・・・その「究極の一撃」とやらを、もう一度見せてみるがいい!

貴様の悪運の強さがいかほどのものか・・・
この私が試してやる!



524 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2007/02/17(Sat) 23:27
>>519
【MAのコックピットで映画見てたら寝ちまった・・・orz 】


・・・なにい?
モビルアーマーのコクピットで・・・こともあろうに映画を見ていただと!?
馬鹿者が!


・・・ちっ、お前が我が隊の隊員だったなら、殴り倒してやるところだ!

お前の所属は・・・
ほう、第506機動中隊か!

ならばお前の隊長は・・・



「ここに居たか!
哨戒飛行中に映画を見て、あまつさえ居眠りこきやがった大馬鹿野郎は!」



・・・ケリィ!



「ガトー!?

・・・君は口を出すな。
これは俺の隊の問題だ!」



ああ、分かっているさ・・・。



「おい!>>519
お前が眠ったままあらぬ方向に飛び続けてくれたお陰で、
危うく連邦の哨戒ラインに入るところだったんだぞ!
貴様のせいで、隊の全員が戦死する事になっていたかもしれんのだ!

・・・何か言い返す事はあるか?
無いのなら歯を食いしばれ!!」

(ケリィが>>519を殴り飛ばす)



「チッ!ふざけやがって!
やる気が無いのなら辞めちまえ!
どうせならなら早い方がいいぞ!」

>>519に背を向けて立ち去る)



・・・派手に吹き飛ばされたな。
立てるか?


・・・ん?随分と口の中を切ったようだな。
フ・・・、三日はまともに食事も取れまい。


どうだ、ケリィの拳は?
無重力空間であっても、体重の乗った良いパンチを出すだろう?

しかし。
君の行状は本来、どんなに良くても一週間の独房入りは免れん程のものだ。
いや、最悪の場合、降格か除隊処分になったとしても文句は言えまい。


君の隊長・・・
ケリィ・レズナー大尉に感謝するのだな!
鉄拳一発と引き換えに、君を不問にしてくれたのだ。

その彼の配慮を無にするような真似を二度とするなよ!



525 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2007/02/17(Sat) 23:29
>>520
【宇宙空間でバイザーを上げて生きている少年や
宇宙服も無しで隣のMSコックピットにくるくる回って移動する少女
UC0083当時のどんな勇者も
こういう未来のNT以上の異常能力者には勝てないな
いや!実はガトーも行方不明と見せて生身一つで連邦の包囲網を
すり抜けたのでは!? 】


・・・なにぃ?
ノーマルスーツもなしに真空中に飛び出し、無事だった少女がいるというのか!?


有り得ん!何かの間違いだろう。
そうでなければ、合成映像か何かを本物と見間違えたのではないか?
旧世紀に初めて人類が月に到達した時も、その映像が作り物なのではないかと
物議を醸したというしな。


むしろ私にとって不思議なのはキシリア少将の年齢だ・・・。
本当に24歳なのか?


実はな・・・
ドズル閣下がキシリア少将を 「 姉 上 」 と呼んでいるのを目撃した事があるのだ・・・

という事はやはり、年齢詐称は事実だったという事なのではないか?

しかし、相手はキシリア機関だ。
一筋縄ではいかん。
下手に首を突っ込むと、どんな危険な目にあうか分かった物ではない。


私は軍人だ。
敵と戦って死ぬのは本望だし、怖ろしいとは思わん。
しかし、キシリア少将の実年齢ごときを知ろうとしたが為に命を落とすなど・・・
御免こうむる!



・・・話が逸れたな。

私の脱出の経緯についてだが、これも色々と言う者がいるようだが。
無論、生身一つで連邦の包囲網を突破し、月に至る事など出来る訳が無い。

・・・多くの同胞達が私に理想を託し、身を捧げてくれたからこそ、
月にたどり着き、こうして生き永らえる事が出来たに過ぎん・・・。


だが、連邦の阿呆どもにそう勘違いさせておくのは悪い事ではない。
『ソロモンの悪夢』などと言う呼び名とともに、勝手に私の虚像を膨らませ、
恐れさせておけばよいのだ。

もし、私の名前だけで、敵の一個大隊も引き付ける事が出来るのなら・・・
我が軍にとって好都合というものだ!


526 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2007/02/17(Sat) 23:32
>>521
【ほんの気持ちです 】
つ【ガトーショコラ】


何だ、私は今忙し・・・んん?


そ 、 そ れ は ! !



こ、こんな大勢の兵の見ている中で何を・・・

・・・ま、待て!
そんな顔をするな!

ええい、分かった!
受け取らせてもらう!


だが勘違いはするなよ!
・・・そ、その、これはつまりだな・・・
貰って損の無い物だからだ!

チョコレートは、かつて薬として飲まれていたくらいだからな!
それに大きさの割りに高カロリーで、現在でも携行食として持ち歩く軍人も居るほどだ!

だから・・・
ああっ!またそんな顔を!


くっ・・・!

あ ・ ・ ・ あ り が と う ・ ・ ・ 


君の心遣いに感謝する。

・・・しかし、ガトー・ショコラとはな。
言っておくが、ガトー・ショコラの『Gateaux』と、私の姓は綴りが違うぞ?
私の姓は『Gato』だ!

私の姓をチョコレートと一緒にするんじゃないぞ?

では、このケーキは後で味わわせて貰う。
必ずな!

では、私はこれで失礼する!



・・・うん?
おい、貴様等!
何をじろじろ見ているか!見世物では無いぞ!!
さっさと自分の機体の整備に戻れ!

まったく!
弛んでいるな・・・今度の訓練飛行ではしごいてやらねばならん!



それにしても・・・
バレンタインデーにガトー・ショコラを贈るなどと、
つまらん悪知恵を働かせたのは、これで二人目だな。

・・・ニナ・パープルトン。

彼女は今、どうしているだろうか・・・


527 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2007/02/18(Sun) 00:44
チョコレート・テストのデータ解析の結果が出た。
ガトーにはツンデレイへの適性があるようだ。
我がアクシズで開発中の、キュベレイと同ベースのプロトタイプ…
ハマーン・カーン嬢の専用機とする計画は変更するべきか…?

528 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2007/02/18(Sun) 00:57
ゲロモンの悪夢、ガルル中尉殿でありますか?
是非私にお言葉を!!

529 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2007/02/18(Sun) 01:35
ガトー少佐!!!【闇夜のフェンリル隊】が敵の新型により壊滅させられたというのは本当ですか!?!?!?

…………………。

ゆ…許さん…!!!許さんぞ!!連邦如きがあぁーーーッ!!!!!
(デザートゲルググに乗り出撃)



530 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2007/02/18(Sun) 03:20
核の怖さを理解してるか?

531 名前:>>518 投稿日:2007/02/19(Mon) 03:03
タン……パシ

今の一撃でエネルギー伝達系統を破壊した、貴様もこれでライフルもナギナタも使えなくなった、


ふふふどうする、極秘任務に増援は来ない、逃げるにしては深追いしすぎたな、生き残るためには決着を付けないとな、魅せて貰おうかな武器に頼った貴様の最後の足掻きを!!


コテハンすまそ長文すまそ

532 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2007/02/25(Sun) 03:52
>>527
【チョコレート・テストのデータ解析の結果が出た。
ガトーにはツンデレイへの適性があるようだ。
我がアクシズで開発中の、キュベレイと同ベースのプロトタイプ…
ハマーン・カーン嬢の専用機とする計画は変更するべきか…? 】


・・・なにい?
あのガトー・ショコラが、テストだったと!?

・・・ちっ!
この私に向かって・・・
随分と悪ふざけをしてくれたものだな!


・・・で?
あのテストは、そのキュベレイとやらの開発に本当に役立つのだろうな!?

カーン提督のご息女が搭乗なさると言うのならば尚更のこと!
チョコレートを貰う貰わぬで、一喜一憂する軟弱でも扱えるような機体にしてみろ!
ただでは済まさんぞ!


いいか!
肝に銘じておけ!
我々の決起の日は近い!

それまでにそのツンデレイとやらを完成させ、
我がデラーズ・フリートに合流させる事が叶わぬと言うのならば!

アクシズなど・・・友とは思わん!



533 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2007/02/25(Sun) 03:53
>>528
【ゲロモンの悪夢、ガルル中尉殿でありますか?
是非私にお言葉を!! 】


・・・再びケロンの理想を掲げる為に!


ペコポン侵略成就の為に!


ゲ ロ モ ン よ !   私 は 帰 っ て き た ! !



フン!
・・・言葉をかけろだと?

情けない!
それが栄光あるケロン軍人の物言いか!

大体、未開の惑星に過ぎぬペコポン(地球)ごときを切り取るのに、
どれだけ時を費やせば気が済むのだ!
この未熟者め!

もう貴様などに語る舌は持たん!
この戦場から早々に立ち去るがいい!

全隊!
ま わ れ ぇ !   耳 ぃ っ ! ! 


・・・ふん。
大人しく立ち去ったか。

しかし、何と他愛の無い。
鎧袖一触とはこの事か・・・。





・・・・・・・・・・・・。



・・・おい。



おい!
いつまでカメラを回しているつもりだ!
もういいだろう!

この番組が、ジオンの将来を担う子供達が見るというから撮影に協力したものの・・・

何故この私が、面妖なカエルの仮面などを付けねばならん!
おまけに訳の分からぬ台詞を喋らせおって!


・・・いや。
素顔が見えぬのは幸いだったかも知れんな・・・。

私がこのような事をしているのをシーマにでも知られたら・・・
末代までの恥だ!




534 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2007/02/25(Sun) 03:54
>>529
【ガトー少佐!!!【闇夜のフェンリル隊】が敵の新型により壊滅させられたというのは本当ですか!?!?!?
…………………。
ゆ…許さん…!!!許さんぞ!!連邦如きがあぁーーーッ!!!!!
(デザートゲルググに乗り出撃) 】


待て!
出撃は許可せんぞ!
その情報が真実であるとの確証は得られていない!

いいか!
意図するとしないとに関わらず、戦場で誤報は付き物だ!
一々それに踊らされてどうするか!



敵がいかに強力な新型を繰り出してこようと・・・
闇夜のフェンリル隊が全滅するなど、有り得んことだ!


考えても見よ・・・
如何に不利な戦況に置かれようと、むざむざ部下を死なせるようなゲルマート少佐だと思うか!?
彼ならば・・・名誉の戦死よりも、実利ある撤退を選ぶ!

そして態勢を立て直して再起し、敵を倒す!
それが闇夜のフェンリル隊というものだ!




535 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2007/02/25(Sun) 03:55
>>530
【核の怖さを理解してるか? 】


フフ・・・何を今更!
その言葉、そっくり貴様ら連邦に返そう!


貴様らこそ、本当に核の恐ろしさを理解していたのだろうな?
いや!
理解してはおるまい!

そうでなければ・・・
ガンダム二号機!
あの核弾頭を搭載したモビルスーツなど、開発できるものか!


あの一年戦争で、表面上とはいえ貴様らは勝利し、ジオンは倒れた!
口惜しいが・・・連邦宇宙軍と正面から渡り合えるほどの戦力は、
もはや存在しなくなったと言って良い!

貴様らは、スペースノイドを圧倒する、唯一の軍事大国となったのだ!


・・・そんな時世に!
核弾頭搭載モビルスーツを開発した狙いは何だ?
それも極秘裏に!


それは・・・
スペース・ノイドの殲滅の為ではないのか!?

もし、再び貴様らに歯向かう勢力が出現したら、
それをスペース・コロニーごと吹き飛ばすつもりだったのだろう!

その為の核弾頭!
その為のガンダムだ!


フン!
人命を、机の上で数字として計算する事しか出来ぬ連中の考えそうな事だ!


そのような物でこの世界を統べようなどと・・・
なんたる傲慢か!

その貴様らの傲慢に、我々が鉄鎚を下すのだ!
貴様らが作り出した悪魔の炎によってな!

自らの身でその威力を味わうがいい!




536 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2007/02/25(Sun) 03:58
>>531
【タン……パシ
今の一撃でエネルギー伝達系統を破壊した、貴様もこれでライフルもナギナタも使えなくなった、
ふふふどうする、極秘任務に増援は来ない、逃げるにしては深追いしすぎたな、生き残るためには決着を付けないとな、魅せて貰おうかな武器に頼った貴様の最後の足掻きを!! 】


ほう?
貴様・・・まだ逆らうか!


・・・しかし。
『エネルギー伝達系統は破壊した』だと?
『増援は来ない』だと?


フン!
貴様の中で何やら 勝 手 に 状 況 設 定 をしているようだが・・・


私 の 知 っ た 事 か ! !


奇跡は二度も起きん!!

言った筈だ!
もはや貴様を生かしておく理由は無くなった、とな!


ここで死ねい!!
(ビームナギナタでGMを両断する)




・・・だが、あの連邦のパイロット。
最後まで勝利を諦めなかった姿勢は見事。

もし、輪廻転生、生まれ変わりなどというものが実在したとして・・・
彼が規律を守れる者として、再び我が前に現れるのならば・・・

この犠牲も、無駄にはならんという事なのだろうな・・・。




537 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2007/02/25(Sun) 12:46
ジオン滅亡の間近

538 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2007/02/25(Sun) 20:18
よくもルナをっ!
あんたって人はぁぁぁあ!

539 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2007/02/27(Tue) 01:41
>>538お前がステラに手を出したから俺が助けただけなのに……

>>538がステラに手を出す→ルナ失望→ルナと名無しがくっつく→>>538逆上


人生の大先輩であるガトー小佐はどうお考えで?

ザ・修羅場

540 名前:ノリス・パッカード ◆ReKk9bu2 投稿日:2007/03/01(Thu) 23:24
アイナ様…合流出来そうにありません… ! ! !
自分は…死に場所を見つけました… ! ! !

出典: 機動戦士ガンダム 第08MS小隊

名前: ノリス・パッカード

年齢: …教えられんな…これは極秘だ。

性別: 男

職業: ギニアス様の副官が主な任務だが…正確にはジオン公国軍大佐だ。

趣味: 特に無いな…強いて言えば、アイナ様の成長を見守る事だろうか…

恋人の有無: いない。というよりも作る暇が無かった…

好きな食べ物: 軍人たるもの、好き嫌いなどあってはならん !
好き嫌いが出来るほど戦場は甘くないしな…

最近気になる事: アイナ様に好きな男性が出来た様でな…それが気になる。

コンプレックス: …髪型だ。今はさほど気にならないが、昔はよくからかわれた。

得意な技: 【ヒートワイヤー】を用いた空間戦闘及びMS同士の白兵戦闘。

一番の決めゼリフ: 怯えろッ ! すくめいッ ! ! MSの性能を生かせぬまま死んでゆけーーーッ ! ! !

将来の夢: アイナ様の成長を見届ける事、だろうか…

史実?ギャグ?: 臨機応変に行かせてもらおう。

ここの名無しに一言: 私はこういう場所を余り経験した事がない…たまにおかしな所があると思うが、宜しく頼む。
後、なるべく来るようにするが、私も副官という立場上日参は難しい…返答が遅れていても気長に待ってほしい。

では、質問に答えさせてもらう。




541 名前:ノリス・パッカード ◆ReKk9bu2 投稿日:2007/03/01(Thu) 23:41

>>537
「ジオン滅亡間近」

…………………。

…フッ…その言葉を否定できん自分が情けない… ! ! !
だが…我等ジオンは只では滅びん…ギニアス様の【アプサラス】も直に完成する…
アレが完成すれば我等の勝利も夢では無い ! ! !


>>538

<<ビーッ ! ! ビーッ ! !>>

アラーム ! ? どこだ… !

>>538
「よくもルナをっ!あんたって人はぁぁぁあ!」

買ゥッ !
(>>538の放ったビームを右方向にステップして避けると同時に、ヒートサーベルを抜き放つ)

ガンダムタイプか…面白い… !
このタイプはまだ見た事が無いな…手のひらからビームを放つのか…
背中に下げた大剣を見るに、恐らくは接近戦に主眼をおいたタイプか…私のグフと同じか !

だが…

負 け ん ! ! !
(シールドを構えて>>538に突進)


>>539

これはガトー大尉に宛てたものか。
私はスルーすべきだな。



542 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2007/03/02(Fri) 00:50
白いガンダムが欲しい

543 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2007/03/04(Sun) 09:44
ここは敵の男に大事な女をかっさらわれた哀れな方々の集会場ですかwww

544 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2007/03/05(Mon) 17:43
今まで食べた中で、最高にうまい肉はなんでしたか?

545 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2007/03/08(Thu) 18:01
ガトーはどこに住んでたの?

546 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2007/03/08(Thu) 21:56
俺は生きる!!生きてアイナと添い寝する!!(違

547 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2007/03/18(Sun) 03:05
現在速度600.!
Gフラッター認められず、リミッターも正常!

さらに加速!
650・・・700・・・750!

ふむ、良好だ。
この機体があれば、悪逆な連邦を駆逐するなど造作あるまい。

しかし。
久しぶりだな、こうして愛機とともに、このソロモンの海を翔けるのは。



フ・・・懐旧の宇宙、か・・・




>>540(ノリス・パッカード)

これは、ノリス教官・・・いや、大佐!

アナベル・ガトー大尉であります!

大佐には教導大隊でご指導を頂きました。
よもや、あなたとくつわを並べて戦える日がこ来ようとは・・・
実に心強く思います!

ともに戦いましょう、ジオンの栄光の為に!


548 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2007/03/18(Sun) 03:06

>>537
【ジオン滅亡の間近 】


大義を知らぬ連邦の泥人形どもめが、世迷言を!

確かに『ア・バオア・クー』では屈辱の後退を強いられた・・・
が、これで勝ったなどと思うな!

ジオンが滅亡するなど、有り得ん事だ!



覚えておくがいい!

戦いとは・・・

負けたから終るのではない!
止めたらから終るのだ!



・・・たとえ剣が折れようと!
我々は、その柄を握って戦い続ける!

腐りきった貴様ら連邦を倒し、宇宙移民の真の解放を掴み取るその日まで!
何度でも立ち上がる!


邪悪な貴様らが真の勝利を掴む事など、決して無いのだ!




549 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2007/03/18(Sun) 03:07

>>538
【よくもルナをっ!
あんたって人はぁぁぁあ! 】


ルナ・・・?
フン、女か。

知らんな!
そのような女に会った覚えは無いし、貴様に恨まれる理由も無い!

何があったのかは知らんが・・・
その取り乱しぶりは見苦しい限りだ!

しかもその理由が女とは!


情けない!
貴様・・・

それでも軍人か!! 



戦いに私情は無用!
軍人を志し、戦場に身を投ずるのならば、いつでも死ぬ覚悟が出来て居なければならん!

戦士とはそういうものだ!


・・・好いた女の幸せを願うなとは言わん。

だが、貴様はジオンの軍人なのだ!
その軍服に袖を通した日からな!

いかなる苦境にあろうとも!
ジオン軍人としての自覚と誇りだけは忘れるな!

その死に装束に恥じぬ振る舞いを心掛けよ!





550 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2007/03/18(Sun) 03:08

>>539
>>538お前がステラに手を出したから俺が助けただけなのに……
>>538がステラに手を出す→ルナ失望→ルナと名無しがくっつく→>>538逆上

人生の大先輩であるガトー小佐はどうお考えで?
ザ・修羅場 】



なにい?
>>538が騒いだのには、そのような理由があったと?

痴話喧嘩か、下らん!

しかし、何と言う節操の無さだ!」
ルナという女が居るにも関わらず、ステラという女にまで手を出すとは!

軍人以前に、人間として堕落している!

一人の女を愛し、愛し通す覚悟が無いのならば、
はじめから恋愛などするな!




・・・私もかつては、一人の女性を愛した。
ひたすらに機が熟すのを待ち続け、月に身を委ねたあの頃に。

彼女は・・・
屈辱の敗戦によって傷つき、疲れた私を癒し、包み込んでくれた。

将来という名の光が見えぬ事による、空虚さと無力感。
それに耐え得る事が出来たのは、彼女の存在の有ったからと言っても過言ではあるまい。

このまま軍人としてではなく、一人の男として彼女とともに生きるのも悪くないと、
そう思った事さえあった。


だが。
ついにその時は来た。
ジオン再興の為に、再び軍人として立つその時が!


私は、あの戦いで燃え尽きてなど居なかった。

彼女と出会い、いかに彼女を愛そうと・・・
私は大義の為に、身を投げ打つ軍人だ!

ならば、私の進むべき道は一つしかない!



・・・所詮、私という男には彼女を愛する資格など無かったのだ。


しかし、私の彼女への想いは決して偽りでは無かった。
だからこそ、彼女には忘れて欲しかったのだ・・・

私と過ごした時間を。
その全てを。

私は・・・


ジオンの再興に身を捧げたのだ!!




551 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2007/03/18(Sun) 21:20
我が軍に核兵器がある限り負けはしないのだ!


ジークジオン!!

552 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2007/03/23(Fri) 00:21
ガンダムはなぜ強いのか?

553 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2007/03/24(Sat) 20:12
ジオンの残党め!覚悟しろ!

554 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2007/04/09(Mon) 19:27
もっとかっこいいスリッパを是非ジオン軍で開発していただきたいのですが

555 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2007/04/09(Mon) 23:42
>>554に、俺が>>555をゲトしたお祝いにこれをあげるよ、

つ【ゲタ】

間違えた

つ【ゲター】


あとメール欄になんて書いたんだ?ローマ字で永すぎなければ見れんだが……

556 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2007/04/13(Fri) 14:35
俺にゲルググをくれ

きっと上手く扱える

557 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2007/05/02(Wed) 02:30
>>542
【白いガンダムが欲しい 】


ほう、このガンダムが欲しいと?


・・・フ、君の気持ちは分かる。

この『ガンダム二号機』は連邦の機体ではあるが、我らが祖国、ジオンの技術者達も開発に携わったものだ。
国境を越え、現代の技術の粋を尽くして建造されたものと言えるだろう。

その最大の特徴は、専用の大型バズーカに装填された『MK−82』核弾頭!
それまでのガンダム・タイプには見られなかった重装甲も、巨大な推進力を持つスラスターも、
敵陣を強襲し、一発の核弾頭で敵を殲滅させ、瞬時に勝敗を決するという戦術思想によるものだ。

・・・モビルスーツという範疇を超え、宇宙最強の攻撃力を誇る兵器!
それがこのガンダムなのだ!


・・・これほどの機体を目の当たりにして、搭乗してみたいと思わぬパイロットはおるまい。
本来ならば、君のような前途ある若き兵の要望には応えてやりたい所なのだがな・・・。

だが、今回ばかりはそうも言ってはおれん。
このガンダムこそ、『星の屑』の・・・いや、ジオン再興の切り札なのだ!

この切り札を得る為に我々は大きな・・・余りにも大きな犠牲を払って来た・・・。
彼らの尊い挺身に報いる為にも、私は!
たとえ砂を噛もうと、泥中を這おうと、この作戦を必ず成し遂げねばならん!

それまでは、この機体を誰にも渡すことなど出来んのだ。
すまんな。


・・・だが。
『星の屑』が成った暁には、この機体を君に譲ろう!
必ずな!

だから、君も必ず生き残れ。

ジオン再興への途は、我々が切り開く!
そして、明日のジオンは、君達若い世代が築くのだ!

私と君だけの約束だぞ。
いいな!


558 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2007/05/02(Wed) 02:31

>>543
【ここは敵の男に大事な女をかっさらわれた哀れな方々の集会場ですかwww 】


戯言を!

貴様ごとき青二才に哀れみを受ける腑抜けた者など、この場には居ない!

・・・女の為であるにせよ、祖国の名誉の為であるにせよ!
男子たるもの、この世に生を得て、一事を成し遂げる為に戦えばそれで良いのだ!


・・・フ、人の世と言うものはよく出来ていてな・・・。
己が手にしたいと欲する物が崇高かつ稀少であるほどに、
それは容易に手の届かぬ高みに在るのものなのだ。

簡単に手に入れる事の出来るものでは無い以上、中途で挫折や敗北を味わう事もあるだろう。

だが!
一度や二度の失敗で諦めるほど愚かしい事は無い!
まして、再び挑戦する勇気を持たぬくせに、自分が出来なかった言い訳を他者とともに必死に探すなど!
情け無い限りだな!
男の風上にも置けん!

そのような暇があれば、己を磨き、再起を期すべきだ!
誰に言われずともそれが出来る者をこそ、一人前の男と言うのだ!



559 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2007/05/02(Wed) 02:31
>>544
【今まで食べた中で、最高にうまい肉はなんでしたか? 】


うまかった肉?

・・・妙な事を聞くものだな。
まあいい。


今の時代、それなりの代価を支払えば、大抵は美味いものにありつける。
ただし、戦火の及ばぬ後方に在れば、の話だがな・・・。

これが戦地とあればそうはいかん。
札束を積んだからといって腹一杯に食べられるという保証はどこにも無い。


宇宙世紀0079、開戦劈頭のいわゆる一週間戦争。
敵の本拠地『ジャブロー』にスペース・コロニーを落とし、
これを一挙に殲滅することを目的とした『ブリティッシュ作戦』が敢行された。

この作戦において、私の所属していた宇宙攻撃軍・ダニガン支隊は全軍の先鋒をつとめた。
その成否の鍵は、神速の用兵を旨とする我が機動部隊の働きいかんにかかっていたのだ・・・。


1月3日。サイド3を進発した我々は、宣戦布告と同時に連邦のパトロール艦隊を屠ると、サイド4へ進路を変更。
翌1月4日には散発的な抵抗を排除しつつ、コロニー・『アイランド・イフィッシュ』を奪取。これとともに地球へ直進。

そして、1月6日。
コロニー落下を阻止せんと出撃してきたティアンム指揮の連邦軍第四艦隊と交戦。
その後4日間に及ぶ死闘が繰り広げられることになる・・・。


この会戦が行われるまでの間、我々は武器・弾薬だけの最低限の補給のみで強行軍を続けていた。

食事はすべて携帯食料で済ませた。
僅かでも艦のエネルギーを温存するため、オーブンなどの調理器具は一切使用できなかったからだ。

それも一日に二回も食べられれば良い方だった。
そもそも悠長に食事をするような時間は無い。
戦闘の合間の僅かな時間は仮眠に充てなければならんのだからな。

そのような極限状態の中、ティアンムの精鋭部隊を激戦の末に撃退したものの、
ダメージを受けていたコロニーは大気圏内で崩壊、ブリティッシュ作戦は失敗に終った・・・。



乾坤一擲の作戦を成功させる事が出来ず、敗残者のごとき面持ちで帰投した我々を、
ダニガン中将は暖かく迎えてくれた。

コロニーが崩壊し、作戦の失敗を悟った中将は、その場で拳銃による自殺を図った、
という話を聞いたのは、それより後日の事だったが。

だが、作戦が終了し、味方が戻る頃には、中将も平常心を取り戻しておられたのだろう。
それとも、心身ともに疲れきって帰還した我々に対しては平静を装って見せたのか・・・。


とにかく、中将は柔らかい笑顔さえ浮かべて我々を労ってくれた。

その時に差し出された、暖かい野菜スープとパン、そして焼き目を付けたミートローフ。

今にしてみれば粗末極まりない食事だったが・・・
それまで存在を忘れられていた腹の虫が、鬱憤を晴らすかのように自己主張を始めるには充分だった。

そして。
その味と暖かさは・・・腹だけでなく、心にも滲みた。
全身に心地よい風が吹き抜け、生命力で満たされるような・・・そんな心地がした。


心と身体と、その双方を満たした一片のミートローフ。
私はあの味を、一生忘れんだろう。




560 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2007/05/02(Wed) 12:26
アトミックバズーカ乱射すれば無敵じゃね?

561 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2007/05/02(Wed) 23:28
無知め無知が来た

562 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2007/05/10(Thu) 00:46
任せておけ、ゲルググのマリネを食わせる店はここだ!



ん? …間違ったかな…

563 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2007/05/17(Thu) 19:15
ひざまくらされたい


564 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2007/05/19(Sat) 04:29
>>545
【ガトーはどこに住んでたの? 】


住んでいた場所、か。
私はサイド3の首都バンチ、『ズム・シティ』で生を受けた。
宇宙世紀0058の事だ。

そう、ジオン・ズム・ダイクンらの努力により、傲慢な連邦から自治権を勝ち取った年だ!


・・・ジオン・ズム・ダイクン・・・

その後の連邦の激しい弾圧に屈せず、敢然と立ち向かい、
スペース・ノイドの権利と理想を掲げ続けたダイクンは、我々の英雄だった。

幼心にも、彼の勇姿を見、言葉を聞けば明るい未来信じる事が出来た。
まさに彼こそ、我々スペース・ノイドの光そのものだったのだ!

しかし、そのダイクンも0068年に突如、斃れてしまう・・・。


その死因については様々な憶測が流れた。
スペース・ノイド独立の気運を削ぐことを狙った連邦による暗殺説だけでなく、
権力奪取を狙うザビ家の陰謀説までがな。

しかし、私にとってはどちらでも良い事だった。

それよりも重大なのは、偉大な指導者・ダイクンを喪った事による故国の危機だ!
宇宙移民者はその拠り所を失い、団結が緩む。
そして連邦はより増長する事だろう。

このままではダイクンが長い年月を掛けて築いてきた独立への礎が、全て水泡に帰してしまう・・・
このままではいけない!
今度は、我々がダイクンに代わって戦うべきなのだ!

・・・私が軍に進む事を決意したのは、まさにその時だったのだ。


その後の公王制への移行、連邦との激しい対立、そして開戦・・・

私はその時代の激流とも言うべき嵐の中で生きてきたのだ!
その無慈悲なまでに激しい風雨をこの目で見、肌で感じながらな!

そして、その戦いは今も続いているのだ!
一年戦争と呼ばれたあの戦いが、偽りの終戦を迎えた後も!


この戦いに勝利を得るその日まで・・・
私の住むべき場所は、地上には無い!

たとえそれがコロニーの大地であろうともな!



565 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2007/05/19(Sat) 04:32
>>546
【俺は生きる!!生きてアイナと添い寝する!!(違 】


添い寝・・・だと?

ジオン屈指の名家であるサハリン家の令嬢と、何処の馬の骨とも知れぬ貴様ごときが、か?


・・・フ、好きにするがいい。

貴様が本気でそう願い、叶えて見せると言うのならば、その無謀さを笑うより、むしろ褒めてやる!
腐った連邦の兵とは思えぬ見上げた気概だとな!


だが。
どうせならば、添い寝などと言わず、添い遂げるくらいの事を言ったらどうだ?

貴様は心底、その女に惚れたのだろう?
ならば遠慮する事はあるまい!


惚れた女の一人くらい、男ならば力づくでもモノにして見せるのだな!
相手がサハリン家の令嬢であろうと同じ事!
吊り合う吊り合わぬの問題では無い!

たとえ数多の手強い競争者が居ようと!
花崗岩のごとく堅牢な障害があろうと!

命がけで戦い、それらに打ち勝って見せろ!
その程度の覚悟すら無いようでは、貴様にその女を得る資格など有りはせん!



・・・どうした?
今頃怖気づいたのか?

貴 様 も 男 な ら ば、 よ も や 二 言 は あ る ま い な ! !


その気が無いのなら、尻尾を巻いて自宅のベッドに戻り、泣き寝入りでもするがいい!
自分の不甲斐なさを呪いながらな!




566 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2007/05/19(Sat) 21:58
うっふふふふ!

僕は・・・・僕はね!?(ちゅどーん)

567 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2007/05/20(Sun) 09:59
まだだ、まだ終わらんよ!!!

568 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2007/05/20(Sun) 10:12
赤いの・・・お前、お前、お前ェェェエ!!!!!

569 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2007/05/20(Sun) 10:34
戦闘力で負けている?
この俺が!?

570 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2007/05/24(Thu) 22:23
見飽きたんだよ!その顔っ!

571 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2007/05/24(Thu) 23:46
いや!むしろ見れば見るほど味のある顔だっ!

ほら…

う〜む……



………うんうん。やはりな。

572 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2007/05/30(Wed) 02:14
>>551
【我が軍に核兵器がある限り負けはしないのだ!
ジークジオン!! 】


フ、核か。
確かに強力な兵器ではある。

ひとたび、その恐るべき力が解放されようものならば・・・
広大な宇宙空間に展開した艦隊を、丸ごと蒸発させる事も可能だろう。

それが一発あれば、戦術レベルにおける味方の勝利は約束されたようなものだ。


しかし。
一局地での戦闘の勝利が、戦争そのものの勝利に直結するわけではないからな。

中世までの封建国家ならばいざ知らず、近代以降、戦争とは軍人だけで行うものでは無い。
人口、経済力、資源、技術力は勿論、国民の民度や教養、果ては文化に至るまで。
現代の戦争は、それらを総合した「国力」を総動員しなければ戦い抜くことは出来んのだ!


我がジオンの国力は連邦の三十分の一以下に過ぎん。
国力を背景にした戦略レベルで論じれば、我々の方が遅れを取っているのは認めざるを得んところだ。
これを覆す為には、戦術レベルでの勝利を積み上げていくしかない!

勝って、勝って、勝ち続ける!
連邦の戦力が払底するまで!
奴らの防衛線を突破し、分断し、孤立させ、各個に撃破し!
重要拠点を占拠し、城下の盟を誓わせるまでな!


・・・言うまでもなく、これは大変な難事業だ。
だが、それを成し遂げるのは核にあらず!
核があればどうにかなるというものでは無いし、核でどうにかしようなどと思うのがそもそも甘い!

戦うのは核でも、戦艦でも、モビルスーツでも無い!
人なのだからな!


いいか!
君も誇りあるジオン軍人ならば、核だけに頼るがごとき言動は慎め!

この戦いに勝つ為に必要なのは、必ず勝利し、悪しき連邦の呪縛から人々を解放するのだという、
崇高な志と必勝の信念なのだ!

正義とジオンの栄光の為に!
我々は勝たねばならん!
いや、必ず勝つのだ!!



573 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2007/05/30(Wed) 02:16
>>552
【ガンダムはなぜ強いのか? 】


ガンダムが優れたモビルスーツである事は認めよう。
我が軍のモビルスーツでヤツに対抗し得るのは、最新鋭の『MS-14・ゲルググ』だけだろうからな。

連邦が造りしものなどを賞賛するのは癪ではあるが・・・
正しい現状認識すら出来ぬ者に、勝利の女神が微笑む事は有り得ん。
敵を恐れぬ勇敢さは戦士に不可欠のものだが、敵の実力を過小評価するような事があってはならん!


ふん、ガンダム、か・・・。
一応は連邦も開戦前からモビルスーツの開発プランを有してはいたようだな。

ただし、その時点において奴らはモビルスーツというモノを、せいぜい移動砲台か、
重戦車の延長上にある兵器としてしか捉えていなかったようだ。

そんな奴等の蒙を啓いたのは我が軍の『MS-06・ザク』であったろう。
奴らはその威力を目の当たりにし、それまでの開発プランを放棄し、あるいは発展させ、
ザクに対抗する事を目的とした機体の開発に取り掛かった・・・

その開発プランこそ、『V作戦』と呼称される、ガンダム開発計画であったに違いない!


・・・つまりは連邦にとって、ガンダムとは、初めて「モビルスーツ対モビルスーツ」を
想定して開発した機体だったという事だ。
である以上、それは先行試作機というより、実験機と言った方が実質に近かろう。

そのガンダムと、ガンダムを元に量産されたGMとの違いを例えれば・・・
一方は最高の技術を結集したレーシング・マシン、もう一方は市販車と言う事が出来るかもしれん。

資金と時間と人的資源とを無尽蔵に注ぎ込む以上、その性能が隔絶したものになるのは自明の理だ。


・・・だが、ガンダムの強さを語る上で重要なのは性能だけではない。
それ以上に大きなウェイトを占めるのはパイロットの質だ!

いかに優れた機体とて、それを操るのは人だ。
パイロットの技倆、体力、反射神経、判断力、精神力、経験。
それが加わって初めて性能に見合った、あるいは性能以上の戦果を挙げる事が出来るのだ!


ガンダムのパイロット、アムロ・レイは、ニュータイプとして異常発達した者だったと言われている。
それが真実かどうかはともかく、彼が若年ながらも、一流の技倆の持ち主であった事は疑いない。

いや、彼だけでは無い。
実験機であるガンダムには、各部隊から選りすぐりのエースがテストパイロットとして搭乗した事だろう。

性能と、パイロットの技倆・・・
その双方を兼ね備えたガンダムが、傑出した戦果を叩き出すのは当然の事だったろう。


だが。
その「戦果」とは・・・我が同胞の尊い犠牲に他ならんのだ・・・。

・・・ならば!
断ち切らねばなるまい!

「ガンダム」という呪われた名を持つモビルスーツの伝説を!
我が正義の剣によってな!




574 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2007/05/30(Wed) 10:45
MSのような危険な兵器があるから戦争が起こるのだ

575 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2007/06/01(Fri) 22:44
トリガーが悪いのか、それを引く指が悪いのか…

複雑だな

576 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2007/06/03(Sun) 15:20
これで六つ目!

……まだまだだ……
ジオンの名を掲げるものは完全に潰さぬ限り、俺の肉しみは消えないんだ!

む?あれはたしか…ソロモンの悪夢と呼ばれた男か。
敵とはいえ名高い勇士、屠るには接近戦こそ礼儀か。いくぞ!


アナベル・ガトー!
俺の名はポテト、連邦のソードマスターと呼ばれた男だ!
エースに敬意を表して俺の新しい脇を見せてやる、覚悟はいいか!

食らえガトー!新必殺音速火炎斬!

577 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2007/06/05(Tue) 02:01
>>553
【ジオンの残党め!覚悟しろ! 】
(宇宙世紀0083 11月12日 19:34 地球軌道上付近 
コロニー・『アイランドイーズ』  地球落着まで、あと300分)


「シーマ・・・よもや今になって裏切るとは!
・・・哀れ、志を持たぬものを導こうとした、我が身の不覚であったか・・・!」


「ハン、アクシズなんて辺境に導かれた日にゃ、こちとら商売上がったりさ!」


・・・シーマ!!
獅子身中の虫め!!


「おっと、動くんじゃないよ、ガトー?
敬愛するデラーズ閣下の頭を、この拳銃で吹き飛ばされたくなかったらねえ・・・。

さあデラーズ閣下、敗軍の将はこのまま大人しく、我々にご同道願うとしましょうか?
ふふふ・・・あっはははは!」


「往け・・・ガトーよ・・・」


・・・・は?


「ガトーよ・・・意地を通せ。
現にコロニーは在るのだ!」


「なっ、何を言ってんだい!
『ソーラ・システム』が狙ってんだよ!」


「往け、ガトー!
儂の屍を踏み越えて!」


「ふっ、ふざけるな!
このっ!」


「・・・ぐぁっ!
ぐ、う・・・!
儂を・・・儂を宇宙の晒し者にするのか!
ガトー!!」


閣下・・・!!


「ジーク・・・ジオ・・・」
(銃声)


・・・・・・!!!
ぬ う お あ あ あ あ あ あ あ あ あ あ あ ! !




デラーズ閣下・・・!!
閣下の志、必ずや、この私が!

ソーラ・システム・・・連邦め!
あれでデラーズ閣下が身命を賭して放ったコロニーを消すというのか!

絶対にやらせん!

制御母艦は、コントロール艦はどこだ!?
それさえ叩けば・・・まだ間に合う筈だ!



>>553
『ジオンの残党め!覚悟しろ!』



・・・!!
連邦のモビルスーツ!?

この・・・邪  魔  を  す  る  な  !  !

(GMを閃光に変える)


・・・雑魚どもが!
何の志も持たぬくせに、我が道を阻もうとは!

貴様らなどにやらせはせん!

我々の理想を!
宇宙移民の光を!
戦士達の魂を!

や  ら  せ  は  せ  ん  ぞ  !  ! 




578 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2007/06/05(Tue) 02:04
>>554
【もっとかっこいいスリッパを是非ジオン軍で開発していただきたいのですが 】


slipper――スリッパだと?

・・・ほう、我が軍で開発中だった、あの追加ブースターの事だな。
そうか、『スリッパ』という名称に決まったのか。

・・・うむ、良い名だ!


以前、それについての話を開発担当者から聞いた折には、正式名称は定まっていないとの事だったが。
いよいよ実戦配備が近いと言う事なのだな?

発進後の加速力を上乗せし、しかも推進剤を積み増しする増槽としての機能を持つ『スリッパ』・・・
この装備があれば、モビルスーツの航続距離と行動可能時間は、大幅に伸張するだろう!

これこそ、我が軍の荒鷲に相応しい翼と言う事が出来よう!


兵は神速を貴ぶ!
そうとなれば、すぐにも我が隊への配備を要請するとしよう!
至急、ドズル閣下に回線を繋げ!
通信パネルを点灯させよ!



・・・ドズル閣下!
宸襟をお騒がせして申し訳ありません!
『スリッパ』の実戦配備が近いと聞き、急ぎ連絡させていただいた次第!

『スリッパ』完成の暁には、是非とも我が隊にも配備をお願い致します!



・・・は?

いえ、トイレで使用するスリッパではありません!
そのスリッパではなく、私が申し上げておりますのは・・・



・・・え?
ドズル閣下ご専用のフロア用スリッパを送ってくださる、と?

しかし、靴のサイズが40cmを越える閣下ご専用のスリッパが、足に合う兵などおりますまい・・・
・・・いや、そうではなくてですな!

『スリッパ』です!
モビルスーツ用の、追加ブースターの!



・・・そのようなものは知らない?

そんな筈は!
この膠着した戦況を一気に加速させるやもしれぬ新兵器ではありませんか!
それを・・・

・・・うっ、ミネバ様がお泣きに・・・
も、申し訳ありません!
つい声が大きくなってしまいました!

・・・は、はい!
やはり、そのようなものはご存じないと・・・
はっ、申し訳ありませんでした!

はい・・・はい!
では、失礼致します!



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。



・・・おい、>>554の貴様。


ど う い う 事 か 、 説 明 し て も ら う と し よ う か ?
 



579 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2007/06/05(Tue) 02:06
>>556
【俺にゲルググをくれ
きっと上手く扱える 】


ふむ。
『MS−14・ゲルググ』への機種転換を希望すると言うのだな?

確か君も、『ルウム戦役』以来の生き残りだったな。

改めてその戦歴を鑑みるに、ルウム以降も宇宙で戦歴を重ね続け、これまで搭乗経験のある機体は、
『MS−06C・ザクU』、『MS−06F・ザクU』、『MS−09R・リック・ドム』だったな?

出撃回数は93回、総飛行時間660時間、撃墜数11・・・か。
うむ!全く申し分ない、実に立派なものだ!


残念なことではあるが、現在の我が軍は熟練パイロットが不足している・・・。
であればこそ、君のように豊かな経験と確かな技倆を持つ者にこそ、優秀な機体を最優先に
まわすべきであろうと私も考える!

次に到着するゲルググのパイロットとして、君を推薦しておこう。


だが、心してかかれよ!
乗りこなすのは容易な事では無いぞ?

戦況は逼迫している。
新しい機体に慣れる為に、悠長に慣熟飛行をしている暇は殆ど無いのだ!

同じジオニック社製ゆえ、操縦系はザクに近いとはいえ・・・
我が軍で初めて携帯型ビーム兵器を実装した機体なのだからな!


高い適応能力も、良いパイロットの資質の一つだ!
君のゲルググが到着した暁には、一日も早く戦力に成ってくれることを期待している!




580 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2007/06/05(Tue) 20:07
負け犬が… ! ! ギ ャ ン ギ ャ ン 吠 え ん な よ ! ! ! (ハンブラビのヒートロッドを発射)



581 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2007/06/09(Sat) 20:53
配下に加えて下さい
リック・ドムでMMPかビーム・バズーカ装備で頼む!マジでお願いします

582 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2007/07/06(Fri) 21:04
シャア大佐の姿が見えた

583 名前:テンザン・ナカジマ 投稿日:2007/07/09(Mon) 20:25
こいつでフィニッシュだァ ! !
ソニックブレイカー ! オラァ ! ! 飛 び 散 れ や ァ ! ! !



584 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2007/07/17(Tue) 21:17
(ZGMF-X10Aコクピット内)
待ちくたびれたぞ。
私がどれだけ貴様を待ち続けていたか……。
改めて名を聞こう…。



「 お 前 は ト マ ト か ? 」

585 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2007/07/17(Tue) 21:47
学徒兵動員の今でもザクで何とかなるような気がしていたが
そんなことはなかったぜ!

し、しかし…おのれェ…!


小官の勇気がガンダムを撃破すると信じて──

ご訓練ありがとうございました!

586 名前:テンザン・ナカジマ 投稿日:2007/07/17(Tue) 21:58
ホ ! こいつは驚いたぜ ! !

まさかこのスレが上がってるなんてなァ ! !
ま、今は暇だし…少しだけ答えてやるぜェ ! ! !


>>584
あ ぁ ! ? 誰がトマトだってのォ ! ! !

お前みたいなナメた雑魚キャラは 瞬 殺 だ っ て の ォ ! ! !


>>585
ホ ! こいつは驚きだぜ…まさかまだそんなロートルに乗ってる奴がいたなんてなァ ! ! !

ま、お前みたいな脇役はすーぐ死ぬのがお決まりなんだが…頑張ってみればいいんじゃねーの ?

ヒャッヒャッヒャッヒャッヒャッ ! ! ! ! !



587 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2007/07/17(Tue) 22:07
ちょっと待て。貴官は何者か?
>>475は承知なのだろうな?

588 名前:テンザン・ナカジマ 投稿日:2007/07/17(Tue) 22:29
>>475
…ホ ! こいつを見る限り、俺はここにいちゃいけないみたいだな。

いやァ、失礼失礼…何せずいぶんと興味が湧いたもんでなァ…。

ま、そういう事ならしょうがないっての。
俺ァ帰ってバーニングTPでもやる事にするぜ。
んじゃ、あばよォ ! ! ! !



589 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2007/07/18(Wed) 00:02
殴ったね!親父にも昨日殴られたばかりなのに!

590 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2007/07/25(Wed) 03:11
>>560
【アトミックバズーカ乱射すれば無敵じゃね? 】


アトミックバズーカの乱射だと?

フン、確かに無敵には違いあるまい。
ただし、それが可能であれば、の話だ。

だが、事はそう単純では無い。
確かに核の威力は圧倒的だ。
しかし、圧倒的であり過ぎるのだ・・・。

あまりにも強力であるが故に、却って兵器としての運用に難があると言わざるを得ん。


核の炎は、敵に対してだけでなく、それを放った者にも等しく襲い掛かってくる。

私が搭乗したガンダム二号機には、技術の粋を尽くした耐核装備が施されていた。
にもかかわらず、自らが放った核爆発の為に大きなダメージを負ってしまったのだ。

大型シールドを支える左腕は動作不能に陥り、冷却剤や耐熱コーティングを使い果たし、
核バズーカは焼き切れた。

・・・仮に、二発目の核バズーカ弾が有ったとしても、それを撃つ事は出来なかっただろう。


更に!
当たり前の事だが、核を使用するに際し、味方を巻き込むような事があってはならん!
とすれば、採りうる攻撃方法は一つしか無い。
すなわち、

核を装備したモビルスーツが、味方の掩護も無しに、単機で敵陣深く侵攻しなければならんと言う事だ!


だが、核武装をしたモビルスーツの戦闘力など、通常のモビルスーツ以下でしかない。
核武装を施せば、その分通常装備を搭載する余裕が無くなってしまう。
現に、ガンダム二号機も、核バズーカを除けばバルカン砲とビームサーベルを装備するのみだったのだからな!


・・・その程度の戦闘力しか持たぬ機体で、どうやって敵陣深く斬り込む事など出来ようか?


それには完全なる奇襲か、『星の屑』作戦のように詭計を弄し、敵陣を混乱させる以外にあるまい!
しかし。
いかに相手が無能な連邦でも、そう何度も同じ手が通用する程、戦いとは甘いものでは無いぞ!

つまるところ、核攻撃など一度きりの奇手に過ぎんのだ!


我々軍人は!
そのような奇手に頼らずとも勝利出来るよう、緻密な戦略を立て、出来得る限りの大軍を動員し、
隙無くそれを運営し、戦場で十二分の働きをするようにこそ務めるべきなのだ!

それが我々の本分であり責務なのだからな!




591 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2007/07/25(Wed) 03:12
>>561
【無知め無知が来た 】


ほう・・・。

人の皮を被った連邦の犬めが、何をもって無知と喚きたてるのか知らんが、
少なくとも私が知っている事が一つあるぞ。

畜生に過ぎぬ貴様に、それを理解しうる知性と精神があるかどうかは知らぬが教えてやる!


貴様は地球連邦という巨大な体制の中に取り込まれ、その中で生きる事によって、
自分が強者の側に立っているつもりでいるに過ぎん!

それは飼い主の存在を後ろ盾にやたらと吼える犬や、
柵の中で危機感も無く、安穏と暮らしている家畜と何ら変らん!

だがな!
そうやって柵の内部で飼われ、僅かな餌と限られた自由をのみ与えられた家畜が、
いつまでも生存を認められると思うな!

家畜はいつの日か、飼育者の都合のもとに殺されて、その犠牲の食卓に上らされる運命なのだ!

それを知らず、気付こうともせず、柵の中の安全に依存し、それを特権だと勘違いしている貴様らをこそ、
無知と言わずして何と言うか!

まだ人としての知性と誇りがあるのなら、今からでも遅くは無い!
偽りの平和に曇ったその目を見開いて、それを認識するのだな!


いいか!
地球連邦は、全人類の唯一にして正統の盟主などではない!
その統治も然り!
到底、公平・公正などと呼べるような代物ではない!
一部の権力者が特権を貪り、その制度と体制を守るためにスペースノイドを弾圧し、搾取している!

・・・子供から労働の成果を取り上げて贅沢をし、抗議すれば殴りつけるような母親が、人並みの親権を主張する!
こんな馬鹿げた事は無い!

親にさえ虐げられた子供は、生きる為に独立せねばならんのだ!
自らの意思と、力によってな!
それは我々の権利であり、我々自身に対する義務ですらあるのだ!

私はそれを知っている!

なればこそ・・・
貴様らがそれを阻むというのならば、容赦はせん!
どんな手段を使ってでも貴様らを斃す!

それが私の正義だ!




592 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2007/07/25(Wed) 03:19
>>562
(宇宙要塞『ソロモン』の宙域 ドロス級大型空母・二番艦『ドロワ』)

・・・キシリアめ!
どういうつもりか!

目前に迫った連邦の侵攻に備え、援軍を出すといいながら・・・
僅か一個戦隊、それもあのような連中を寄越すとは!

・・・シーマ艦隊。
良からぬ噂は耳にしていたが、それ以上だな!

喧嘩をする者、飲酒・賭け事に興じる者、勝手に備品を持ち出す者、そしてあの汚い出で立ちと言動!
ジオン軍人としてあるまじき姿だ!

この『ドロワ』で、我が物顔で振舞いおって!
奴ら、新型の『MS−14F、ゲルググ・マリーネ』を30機も保有する事を鼻に掛けているに違いあるまい!




・・・ん?どうした、>>562
何・・・ドズル閣下が、『ドロワ』のモビルスーツ・デッキを視察に来られたと?

おお、あれか!

む・・・ゼナ様とミネバ様、お二人も一緒に来られたのか。
しかし、これでは前線の視察と言うより、まるで家族と夕食にでも来たかのような・・・



「ゼナ、任せておけ、ゲルググのマリネを食わせる店はここだ!
ん? …間違ったかな…
シーマ中佐が出店を出すと言っていたのだが?」



ゲルググの・・・マリネ・・・とは?
まさか、ゲルググ・マリーネと勘違いされておられるのか?

・・・シーマめ、閣下に一体何を吹き込んだのだ!



「これはこれは、ドズル閣下。
小官は閣下に、新型のゲルググ・マリーネを素晴らしさをご賞味頂こうと思っただけなのですが・・・。
どうやら、却って誤解を招く物言いをしてしまったようで、申し訳在りませんでした。

いかに偉丈夫と知られるドズル閣下とて、モビルスーツを食するわけには参りませぬものを・・・。
ご家族にはご足労をお掛けしてしまいましたなあ・・・ふっふっふ・・・あっはっは!」



「ぬ・・・う、う!
貴様・・・!!」



・・・おのれ!
シーマめ、上官のキシリアと競合関係にあるドズル閣下を貶めるつもりか!
ならば!

閣下!提案があります!



「・・・ガトーか。
何だ、言ってみろ!」



はっ!
その料理は私が調理致しましょう!
彼らの持ってきたゲルググは、我が剣によって一機残らず、叩き斬って差し上げます!
閣下にはその様をご賞味頂きたく!



「・・・ほう。
面白い事を言うねえ。ガトー大尉?
その話に乗ってあげてもいいけど、一つだけ条件があるよ。
あたし達だって、黙ってあんたに叩っ斬られるのは癪ってものさね・・・。
だから、あたし達もモビルスーツに乗させて貰うよ。
つまり・・・あんたがあたし達より弱ければ、叩っ斬られるのはあんたの方だよ?」



望む所!
パイロット不在の動かぬモビルスーツも、どこぞの愚連隊が操縦するモビルスーツも大した違いは無い!
どちらも僅かな時間で鉄屑にして見せましょう、シーマ中佐。



「ふふふ、言ってくれるじゃないか。
嫌いじゃないよ、あんたみたいなのは。
そういう馬鹿な事を本気で言える男ってのは、今時、中々居る者じゃないからねえ・・・ふっふっふ。
・・・野郎ども、何をぼうっとしてんだい!
出撃の準備だ!」



「控えい、ガトー!
連邦の侵攻が迫っている時に、味方同士で争ってどうなるか!

・・・シーマ。
貴官の饗応には感謝する。
また、俺は貴官個人と貴官の部隊の実力も高く評価しているつもりだ。
それに引き換え、この非常時に軍艦の中で家族と食事をとろうとするなど、俺はとんだ間抜けよの。

だがな。
たとえどれほどの実力を誇ろうと、このソロモンに不協和音を撒き散らす奴は要らん!
貴官は先日のルナツー襲撃戦の折も、俺の部下を随分と可愛がってくれたな。
そして今回の件だ・・・もはや、到底看過出来ん!
姉上には俺から話をしておく!
今すぐソロモンを出て行け!」



「・・・・・・は、ドズル中将閣下。
では私はこれで失礼を。

・・・ガトー大尉。
あんたにはルナツーでも世話になったけど、今度のは極め付きだな。
また会える日を楽しみにしてるよ・・・ふふふ・・・あっはっはっは!」



は、シーマ中佐。
次に会う時も味方でありたいものですな・・・あなた自身の為に。
敵であれば、あなたを真っ先に斃さぬ訳にはいかぬでしょうからな・・・。



593 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2007/07/25(Wed) 03:21
>>563
【ひざまくらされたい 】


う・・・む・・・
ひざ・・・まくら・・・され・・・た・・・い・・・


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


・・・む?


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


これは・・・。
フ、私とした事が。

いつの間にか眠ってしまっていたらしいな。
もうこんな時間ではないか。

ところで、>>563
私は眠っている間に 


何 か 言 わ な か っ た だ ろ う な ? 


・・・ふむ、そうか。
何も言わなかったか。
ならばいい。

よし!
15分後にミーティングを行なう!
バウマン中尉以下、部隊員全員を招集しておけ!

それまでの間、私はシャワーを浴びておくとしようか・・・
身心から眠気を追い出す為にもな。



594 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2007/07/25(Wed) 03:28
さて。
我が隊の出撃中、此処が敵襲を受けたそうだが・・・

>>587
貴官が留守部隊を統率し、戦線を支えてくれたそうだな。
感謝する!



>>583>>586>>588
今では貴様も、自らの行いの意味を理解出来ているようだな。

本来ならば二週間の独房入りの上、貴様の記録は残らず抹消するところだが、
今回に限りそれは免除してやる!

・・・だが、あくまで今回だけだ。


二  度  目  は  無  い  ぞ  !  !


私に二言あると思うな!


いいか!
此処だけではなく、どこにでも必ず固有の軍規という物がある!
いや、軍規だけではない。
事前にその場所の状況というものを把握するよう心掛けよ!
いくら貴様に真摯な気持ちが有ったとて、それを怠れば決して良い働きは出来んぞ!


貴様と、そしてまだ見ぬ新兵達、そして他の場所を初めて訪れる者たちへ!
君達の武人としての成長を期待するとともに、今後の活躍を祈る!

以上!



595 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2007/07/25(Wed) 03:37
アトミックバズーカはやめてよね

596 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2007/07/28(Sat) 11:30
     ,, ‐' ´  ´´   ´ー:z.._
    /'             `ヽ_
  /!'                `ゝ
. (           ,、 ,イ  ,、 、  `ヽ
  ゝ   ,イ-ト、リ_ヽノ V´ レ',.-、 , )!
. (/     )´、r‐o-=' /=c<,ィ ル'
  !  r‐、 }  ,,ー‐'  ( ー-' !/     r───────
  ヽ {.fi {( ;;;;;     _」  │   ノ 殴ったね
.  ヽ. `ー;`'     r─-、´  /    '⌒i      ……
   _`ヽ {    └--‐'  /┐    `ー──────
    |  ̄ ̄ ̄|┐  ´,. ‐'´  「7




         , イナ=--'''´ |ノ  )ノ_l/_,.へ    ト、 }
        人{、y====、、     ノ,,,゙二ヽ ) ,  },レ'
      く       (cト} ' ;'    /´(r゚)`'∠ノ ノ
  ,.-‐、   ノ   ..`ー-─‐' "    ( ー- '゙ ! ,r‐('
  i ,ゝ(. (  :::::::             丶.    .! ,)
  ! { ( {  )´::::::::            _,.ノ     |'    もっと殴ってくれ!
  ヽヽ )ヽ(_      ;,,______`"´     l
   ヽ、__,ノ        |ー──----7     ,'
      (_,.        { , -─-、 /    /
       ノ        `'ー----`'    /


597 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2007/08/06(Mon) 02:12
・・・む、あれか!
二時方向・俯角10度、敵編隊確認!

全機、突撃せよ!
奴らを一息に蹴散らすのだ!


ぬおおおお!

(ビームナギナタで先頭のGMを肩口から斬り裂く
さらに突進して、続く二機目の腹部を突き刺し、引き抜きつつ旋回して
側方に回り込もうとした三機目を胴から真っ二つにする)


連邦の雑魚どもが!
このソロモンに指一本触れさせるものか!



>>566
【うっふふふふ!
僕は・・・・僕はね!? 】
>>567
【まだだ、まだ終わらんよ!!! 】



ほう、まだ来るか。
半人前のくせに戦意だけは一人前のようだな。

よろしい。
一機残らず殲滅してやる!


バウマン!
B小隊を指揮して敵の退路を絶て!

ケンプ!
アルベルダ!
C・D両小隊は敵を左右両翼から半包囲しろ!
奴らをこちらに追い込むのだ!

カリウス、ガスリー!
私に続け!
存分に斬り捨てよ!



>>568
【赤いの・・・お前、お前、お前ェェェエ!!!!! 】


赤い?
フン、腰抜けめ!
恐慌、惑乱のあげく、色の識別すら満足に出来んのか!

冥土の土産に覚えておけ!
『赤い彗星』だけがジオンのエースではないぞ!

貴様を斃すのは、このアナベル・ガトーだ!

(GMに突進し、すれ違い様に叩き斬る
さらに加速しつつ変針し、別のGMの頭上から斬りかかる
GMはビームサーベルでかろうじてその斬撃を受け止める)



>>569
【戦闘力で負けている?
この俺が!? 】



ほう、この一撃を受け止めるとは。
誉めてやる!

・・・だが!

(激しい火花を散らしながら薙ぎ、突き、受け止め、はじき返しつつ数合を交え、
ついにGMの上半身を斬り飛ばして爆発させる)



・・・連邦のパイロットにしては良くやったというところだろう。
しかし、大義を持たず、戦う意味を知らぬ貴様らに、この私を倒す事は出来ん!



>>570
【見飽きたんだよ!その顔っ! 】



・・・どうやら貴様が最後の一機のようだな。
残り一兵になっても向かってくる、その意気込みは良し。

私の顔を見飽きたというのなら、安心するが良い。
今後、永遠に見飽きる事の無いようにしてやる!


こ こ で 死 ね い ! 

(最後のGMを光の塊に変え、原子に還元させる) 



・・・作戦終了だ。

それにしても脆すぎる。
鎧袖一触とはこの事か。


各機!
隊列を整えよ!

ソロモンに帰還する!



598 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2007/08/06(Mon) 02:13
>>571
【いや!むしろ見れば見るほど味のある顔だっ!
ほら…
う〜む……

………うんうん。やはりな。 】



・・・おい。
何を一人で納得している!


「味のある顔」だと!

私の顔を無遠慮に凝視した挙句の、それが貴様の感想だというのか!
無礼な奴め!



・・・いや、せっかくだ。
聞かせて貰うとしようか?

一体どんな味がしたというのだ!


しょうゆ味か、トンコツ味か、カレー味か!?


返 答 次 第 で は た だ で は お か ん ! 





599 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2007/08/06(Mon) 02:13
>>574
【MSのような危険な兵器があるから戦争が起こるのだ 】


それは違うな。
モビルスーツがあるから戦争が起こるのではない。

君以外にも、同じような事を言う連中をよく見かけるが・・・
私に言わせれば、思い違いも甚だしいと言わざるを得ん!


覚えておくのだな!

戦争をしているのは人だ!
モビルスーツではない!

戦争の原因を作るのも、戦争を遂行するのも、戦争で人を殺すのも、
モビルスーツではなく人なのだ!


その事実から目を逸らすな!

戦争の悲劇を、モビルスーツという主体的意思を持たぬ人工物のせいにしてはならん!
それは責任放棄、いや、責任転嫁と言うべきものだ!


仮に、連邦もジオンも、全てのモビルスーツの保有を放棄したとする。
そうなったところで、人はそれに変わる別の武器を開発するだけの事だ。

いや、モビルスーツに限らず、戦艦、戦闘機、ミサイル、その他のあらゆる兵器を
残らず放棄したとしても、戦争は起きるだろう!

武器が無ければ、石を投げつけ、それさえもなければ素手で殴りあう!

人が人である限り!
この世から戦争が消えることなどありはしないのだ!



だが、勘違いをするなよ。

戦争が人間の文明を進歩させ、鍛え、活力を与えた、などという者達もいるようだが。
私はそのような考えを支持するつもりもないぞ!

戦争そのものが人間の進歩の原動力となったわけではない!

人間を進歩させたのは、一人一人が持つ多様性と、それによって生まれる多種多彩な才能によってなのだ!
その多様性が時に人間同士の争いを生み、戦争に発展するのは事実かもしれん。

しかし、存在を肯定されるべきは、人間の多様性であって、戦争では無い!


その称えるべき人間の多様性と発展の可能性を!
己の富と権勢を維持する為に抑え付け、自分達に都合の良い法律で縛り付けてきたのが地球連邦ではないか!

そのような連邦の悪しき呪縛になど屈してなるものか!


私は断固として戦う!
ジオンの軍人として、いや、一人の人間としてな!




600 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2007/08/06(Mon) 02:14
>>575
【トリガーが悪いのか、それを引く指が悪いのか…
複雑だな 】


どうした、そう深刻な顔をするな。
戦果が挙がらぬからと言って焦る必要は無い。

確かに、君はこの三日間で八回出撃し、そのうち、五回で敵と刃を交えたにもかかわらず、
一機も撃墜する事が出来なかった。

しかし、撃墜数を伸ばすだけが、パイロットの価値を示すものではない!
私は君の働きと存在を、高く評価しているつもりだ!


君は任務に忠実だった。
他の味方との連携を保ち、敵陣に突入する僚機を掩護し、効果的に動いて敵の後背を扼した。

君が居なければ、味方は戦線を維持できたかどうか・・・。

何より、君はあの激戦の渦中にあって見事生還した!
それが何よりの戦果ではないか!


私にとって。
君ほどの豊富な経験と確かな技倆を持ち、任務に忠実な戦士を失う事ほどの痛手は無い。

君のような存在があるからこそ、私は安心して正面の敵との戦いに専念できるのだ!

これからも私に力を貸して欲しい。


ジオンの勝利のために!





601 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2007/08/07(Tue) 02:55
不調のとき、進むべき方向を見失ったとき…
基本に返る、原点に返る、というのは重要な事だ。
つまり、





        カワイイは正義☆

602 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2007/08/07(Tue) 15:17
笠地蔵に感動
 笠地蔵に感動

603 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2007/08/07(Tue) 21:13
相棒…知ってるか…?
【不死身のエース】なんてのはな…戦場に長く居た奴の…過信だ…!!
お前の事だよ、ガトー…!
覚えておけ…力に…大義に生きた奴ァ…その大義によって……死ぬ。

そう、俺みたいにな…………ガクリ



604 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2007/08/12(Sun) 22:22

E-6エリアより増援の要請だと?
分かった、すぐに赴く!

第302中隊、ついて来い!

・・・しかし、どういうわけだ。
あそこは歴戦のヴァール大尉が指揮する第129中隊が防衛を担当している筈だが。

・・・ん、この通信は!



<<こちら第129中隊、ラディンスキー軍曹!
今、敵に追われている!
他はみんなやれれた!
救援を! 早く!>>



何だと、そんな事が!
む、見つけたぞ、あれか!



(最後の一機となったザクU・F型を、RGM-79C・GM改が、背後から一刀両断する)

>>576
【これで六つ目!
……まだまだだ……
ジオンの名を掲げるものは完全に潰さぬ限り、俺の肉しみは消えないんだ! 】



なっ!
全滅・・・第129中隊が全滅だと!

おのれ、連邦の屑めが!
決して生かしては返さんぞ!
我が同胞の血の報いをくれてやる!



【む?あれはたしか…ソロモンの悪夢と呼ばれた男か。
敵とはいえ名高い勇士、屠るには接近戦こそ礼儀か。いくぞ!

「アナベル・ガトー!
俺の名はポテト、連邦のソードマスターと呼ばれた男だ!
エースに敬意を表して俺の新しい脇を見せてやる、覚悟はいいか! 】



ポテト? 脇を見せる?
酷い訛りだ、聞くに堪えん!

貴様らは我々のことばをジオン訛りと馬鹿にしているいうが、ことばが乱れているのは貴様らの方ではないか!

それとも・・・そうか、これが貴様の策なのだな!?

敵を嘲弄し、その冷静さを失わしめ、もって戦いを優位に進めようなどとは笑止千万!
戦士の風上にも置けぬ恥知らずめが!
貴様など・・・

(ビーム・ナギナタの出力を引き上げ、スロットル・レバーを押し込み最大加速をかける)

今すぐに叩き斬ってくれる!



【食らえガトー!新必殺音速火炎斬! 」】



何!?
(GM改の斬撃を受け止める)


くっ!
良い踏み込みだ!
しかし!
(ビーム・ナギナタを振り上げ、GM改のビームサーベルをはじき返し、間髪入れずに斬りつける
GM改はシールドでそれを防ぎ、反撃を繰り出す)


なるほど、反応も良い!
だが!
(GMの突きを機体を捻って躱し、捻った勢いのままに機体を旋回させ、裏拳の要領で斬りかかる)
それをサーベルで食い止めた相手にさらに二度、三度と斬撃を浴びせる)


いつまで防げるか!
(右、上、左からナギナタを振り下ろし、さらに蹴りを入れて体制を崩し、肩口、胴へと連続攻撃を繰り出す
GMはそれらを防ぎつつ後退し、バルカン砲を放って距離を保とうとする)


なんの、これしき!
(半身になりつつ突進し、ショルダータックルを浴びせてGMを吹き飛ばす
コントロールを失ったGMに向かって一気に肉薄し、ビームナギナタを振り上げ・・・)


貰った!
・・・何!?
(被ロックオンの警告音
咄嗟にフットペダルを蹴り、機体の向きを変える
半瞬の差で、目前をビームのエネルギー弾が掠めてゆく)


くっ!
いま少しのところで、邪魔が入ったか!



>>580
【負け犬が… ! ! ギ ャ ン ギ ャ ン 吠 え ん な よ ! ! ! (ハンブラビのヒートロッドを発射) 】



貴様は・・・いつぞやのヘビ使いか!

黙れ!
堂々の一騎打ちの最中に、背後から討とうとする卑怯の輩めが!


それにしても。
ポテトにヘビとは。
これではさながら、魑魅魍魎が横行する百鬼夜行ではないか。


フン、親玉が親玉だからな!
地球に巣食う妖怪どもが親玉である以上、子分どももそれに倣うと言う訳か。


・・・このような連中に、宇宙の覇権を委ねてなるものか!


人の振りをした鬼どもが!
まとめて懸かって来い!

貴様らが寂しい思いをせんで済むように、二人揃って地獄へ送り返してやる!




605 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2007/08/12(Sun) 22:23
>>581
【配下に加えて下さい
リック・ドムでMMPかビーム・バズーカ装備で頼む!マジでお願いします 】


ほう、我が隊への配属を希望するというのか。

私に人事権は無い。
転属希望なら、人事局に出すのが筋と言うものだが・・・
私にも推薦状の一つくらいは書いてやる事は出来る。

だが・・・さて。
君は若いな・・・学徒兵か?



・・・フ、そんな目で見るな。

私は学徒兵を差別しているのではない。
学徒兵であろうと、祖国を想う気持ちに違いはあるまい。
それは理解しているつもりだ。

私が気にしているのは君の戦士としての練度だ。


見たところ、上官への口の聞き方も知らんようだしな。
熱意は認めるが、それだけでは生き残れんし、味方を助けることも出来んぞ!


我が第302哨戒中隊は!
勇名をもって鳴るソロモン宇宙攻撃軍の中にあって、常に先頭に立つのが任務なのだ!

先陣は武人の栄誉!
しかし、それは最大の危険と隣り合わせであるからこそだ!

素人や半人前には勤まるものでは無いぞ!


まずは、君の現在の上官に、君の力と可能性を認めさせる事だ。
どこに行っても貴重な戦力となってこそ、一人前の男というものだ!

真に力ある戦士は任地など選ばぬものだからな!




606 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2007/08/12(Sun) 22:24
>>582
【シャア大佐の姿が見えた 】
(宇宙世紀0079 12月31日 宇宙要塞『ア・バオア・クー』)


シャア・アズナブル・・・

ほう、『赤い彗星』も此度の会戦には参加すると言うのか。
『ソロモン』では同胞を見殺しにした男が!


しかし。
かつてはヤツも、同じ宇宙攻撃軍の釜の飯を食った仲間だったのだがな。

今ではすっかりキシリアの犬に成り下がったようだ!
あの仮面の下で何を思うのか、まったく見せようとせん!



あのソロモンも!
ヤツの所属する突撃機動軍が、もっと有効に動けば陥ちる事は無かったのだ!


侵攻する連邦の大軍をソロモンで食い止め!
その間に月のグラナダから突撃機動軍が出撃し、連邦の補給線と退路を絶つ!

そうすれば、連邦のソロモン侵攻軍は立ち往生せざるを得なかった筈だ!

前に進めば、キシリアの突撃機動軍に背後を襲われるは必定!
かといって後退すれば、ソロモンの宇宙攻撃軍に追撃を受ける事となろう!

そうやって奴らを物心両面で疲弊・消耗させたところを、ア・バオア・クーより主力が急速出動して撃つのだ!



軍人ならば一介の兵ですら思いつく程度のこの戦略を、キシリアが弁えていなかったとでも言うのか!?

そうではあるまい!
奴らは、これがジオン必勝の戦略である事を認識しながら敢えて捨て、同胞を犠牲の祭壇に捧げたのだ!

政争相手であるドズル閣下を追い落とし、自らの権力基盤を固める為に!


奴らにとって・・・
ジオンの栄光の為に、敢えて火中に飛び込んで戦う多くの勇士達も、敢闘虚しく散った数多の英霊も!
政争の具に過ぎんと言うわけだ!

私は・・・
奴らを決して許さぬ!


シャア・アズナブルなどは、そのキシリアの片棒を担いでいるに過ぎん男ではないか!
あのような男、アテには出来ん!


ヤツの力など借りずとも、このア・バオア・クーは守りきらねばならん!
いや、守りきってみせる!


や る の だ !
我 々 の 手 で !




607 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2007/08/14(Tue) 23:02
相棒…お前はよく『大義の為に戦う』と言ってたよな ?

綺麗事だよ、そんなモンは。(ヒートサーベルでジムを串刺しにする)

俺たちは『戦争』をやってんだ…大義も何も関係ない。

自分に向かってくる敵を殺す…ただそれだけだ。


608 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2007/08/19(Sun) 01:05
よし6機目!さすがにジオンも必死か…ん?あれは?(青いゲルググを見つける)                                                                                                ソロモンの悪夢か…コイツはちょっと手強いな…だが、やってみるか(鹵獲リック・ドムが青いゲルググにハイパーバズーカを撃つ)

609 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2007/08/19(Sun) 14:51
こちら第137部隊白いMSがいて押されている!!早く援護を!!う…うわあああ(ゲルググ爆散)

610 名前:ジョニー・ライデン ◆G.ynYbBM 投稿日:2007/08/22(Wed) 22:34
祖国のためなんてカッコはつけねぇ。俺は俺の誇りのために戦う!
出典 :機動戦士ガンダム MSV
名前 :ジョニー・ライデン
年齢 :23歳
性別 :男
職業 :ジオン公国突撃機動軍少佐
趣味 :これといって思いつかん……戦場にいすぎたせいかもな。
恋人の有無 :いない
好きな異性のタイプ :気の強い人
好きな食べ物 :ハンバーガーかな?
最近気になること :キシリア様は俺のことをどう思ってるんだろう?
コンプレックス :色のせいでよく赤い彗星と間違えられることだ!
得意な技 :射撃、一撃離脱戦法
一番の決めゼリフ :「戦場を駆ける真紅の稲妻、俺がジョニー・ライデンだ!」
将来の夢 :キシリア様と結婚すること
忠実系・ギャグ系どっちを目指す :存在自体がギャグだって言われてるが…
俺はあくまで真面目にやるつもりだ。
ここの名無しに一言 :よろしく頼むぜ!

611 名前:ジョニー・ライデン ◆G.ynYbBM 投稿日:2007/08/22(Wed) 22:36
>>584
……見慣れない機体だな。あの形は確か連邦の……
と、通信だ。わざわざ名乗りを上げにくるたぁ、一体どんな敵なんだ?

『待ちくたびれたぞ。
私がどれだけ貴様を待ち続けていたか……。 』

俺のことを待っていただって?そいつは光栄だな。

『改めて名を聞こう…。



「 お 前 は ト マ ト か ? 」


ト、トマトぉ!?
確かに、俺のパイロットスーツはトマトみたいな色だが……
俺はトマトなんて名じゃねぇ!真紅の稲妻、ジョニー・ライデンだ!
……ちょうどいい、お前には死んででも覚えてもらうぜ。
この真紅の稲妻の名をな!!

>>585
今日は学徒兵の訓練ってことで、演習場に来ている。
俺らみたいなエースが訓練を担当することで、学徒兵の士気を上げることが目的なんだそうだ。
俺の機体はゲルググ。相手はザク――最新型のFZだ。
結果は――言うまでもなく俺の勝ちだ。 

『学徒兵動員の今でもザクで何とかなるような気がしていたが
そんなことはなかったぜ』

おっと、ザクを馬鹿にしちゃいけないぜ。
MSってのは、パイロットの能力によるところが大きいんだからな。
まあ、お前みたいなヒヨッコは――

『し、しかし…おのれェ…! 』

ふふ、その目だけは一人前ってとこだな。
時間は少ないが、焦ることはないぜ。
いずれは俺を追い越す時が来るさ。

『小官の勇気がガンダムを撃破すると信じて── 』

ガンダムか。噂には聞いているが、どんな機体なんだろうな。

『ご訓練ありがとうございました!』

ああ、俺もなかなか面白かったぜ。
今度会うときは戦場だな。お互い、ベストを尽くそうぜ。


612 名前:ジョニー・ライデン ◆G.ynYbBM 投稿日:2007/08/22(Wed) 22:54
>>589
お前が今日配属された新人か。
ん?……何だ、そのふざけた態度は!

『殴ったね!親父にも昨日殴られたばかりなのに!』

何だって?
……フン、そんな舐めた態度だから殴られるんだよ。
少し頭を冷やしてきな。

(10分後)
さっきはすまなかったな。俺もついカッとなっちまったみたいだ。
だが、軍ってのはそういうところだからな。しっかり反省しとけよ。

……と、説教はそこまでにして。
俺も、ガキの頃はよく親父に殴られてたよ。
くだらないことでいちいち反抗して――
親父にしてみりゃ、さぞかし手のかかるガキだったろうな。
……今となっては笑い話だが、あの頃は俺なりに一生懸命だったんだよな。
そのことだけは、今でも忘れないようにしようって思ってる。

なーんてな。ま、改めてよろしく頼むぜ。

>>595
(UC0079.01.15)
今度はルウムか……
本当なら、ブリティッシュ作戦でとっくに片がついてるはずだったんだがなぁ。

ま、愚痴ってもしょうがない。出撃準備にかかるとするか。
今回の装備はザクマシンガンと……

『アトミックバズーカはやめてよね 』

整備兵、あんたがそう言うのもわかるぜ。
核ってのは厄介な代物だからなぁ。
そんなもの使わなくたって、MSの性能だけでやれると俺は思うんだが……
ま、早く終わらせて、こんなもの二度と使わないようにすりゃあいいだけのことだからな。
じゃ、最終メンテしっかり頼むぜ!

613 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2007/08/22(Wed) 23:27
ジムってザクより弱そう

614 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2007/08/23(Thu) 12:15
ジョニー・ライデン少佐、色のことで赤い彗星に間違えられる事マジで…ご愁傷様………

615 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2007/08/25(Sat) 00:22
よう ! 任務ご苦労さん。
ほれ、お前の分も貰ってきといたぜ。


⊃【コーヒー】


しっかし、連邦もやるよなぁ…まさかこのア・バオア・クーまで来るなんてよ。
…っと、出撃命令だ。
じゃ、生きてたらまた会おうぜ、【真紅の稲妻】 ! ! ! (ドムに乗り、出撃する)



616 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2007/09/01(Sat) 21:45
本年も地球圏の民にジオン軍ここにありを見せ付ける絶好の機会が巡ってまいりましたぞ。

http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=188646850

617 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2007/09/06(Thu) 01:53

む、あの目覚しい働きを見せるゲルググは!

『真紅の稲妻』、ジョニー・ライデン少佐!
突撃機動軍随一の戦士か!

フフフ。
彼が戦線が加われば、もはや連邦など!


だが、我々とてドズル閣下直属の宇宙攻撃軍の出だ。
如何にジョニー・ライデンであろうと、突撃機動軍の連中に遅れを取るわけにはいかぬ!


全機、我に続け!
奴らに先を越させるな!




>>584
【(ZGMF-X10Aコクピット内)
待ちくたびれたぞ。
私がどれだけ貴様を待ち続けていたか……。
改めて名を聞こう…。
「 お 前 は ト マ ト か ? 」 】



トマトだと!?
私はトマトなどではない!

私はアナベル・ガトーだ!
どこをどう間違えればトマトになるというのか、無礼者め!

もう貴様などに話す舌を持たん!


しかし。
随分と待たせたようだが、私に斃される為にひたすら待ち続けていたとはな。
貴様もつくづく哀れな男だ。

ならば、せめて死に際には良い物を見せてやらねばなるまい。

貴様のレベルでは測れぬ相手がいるのだという事を教えてやる!
人生の終焉に、それを身をもって学ぶがいい!

そして潔くあの世へ逝くのだな!
我が剣技を、その網膜と魂に焼き付けながら!



618 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2007/09/06(Thu) 01:54
>>585
【学徒兵動員の今でもザクで何とかなるような気がしていたが
そんなことはなかったぜ!
し、しかし…おのれェ…!
小官の勇気がガンダムを撃破すると信じて──
ご訓練ありがとうございました! 】


そうだ、その意気だ!
学徒兵であろうと、その軍服を着た以上、君はジオンの戦士なのだ!

たとえ大敵を相手にしても怯まず戦い続ける精神を養うことを心掛けよ!
戦場では腰抜けなど何の役にも立たんのだからな!


それに筋も良い。
スコアこそ、二度撃墜されるまでに撃墜1、アシスト1に留まっているが。
反応の迅速さと思い切りの良さは天性のものだな。


確かに今の君は、動きには無駄が多いし無駄弾も多い。
目の前の敵に猪突する傾向が強く、視野が狭すぎる。

しかし、それらは訓練を積み、一通りの技術を身に付ければ改善する事の出来るものだ。


これからも、たゆまず鍛錬を続ける事だ!
いずれ君達が若い兵が戦場の主役となる日が必ず来る!

その日の為に己を厳しく律し、上を目指して腕を磨け!


では、今日の訓練はこれで終了とする。
明日は早い。
今日は寄り道せず、真っ直ぐ宿舎に帰って休め。

しっかりと休養を取るのもパイロットの仕事のうちなのだからな!




619 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2007/09/06(Thu) 01:54
>>589
【殴ったね!親父にも昨日殴られたばかりなのに! 】


・・・なにい?
貴様、上官に向かって反抗するか!

まだ殴られ足りんというのなら、いくらでも殴ってやる!
貴様が殴られるに値する行為をしたのだという事を理解するまでな!

昨日父親に殴られたからといって、容赦はせんぞ!


気をつけ!
歯を食いしばれ!



・・・ぬうん!
>>589の顔に拳をめりこませる
鈍い音と共に589が吹っ飛ぶ)



・・・どうした、立て!
立たんか!

ここが無重力のモビルスーツデッキである事に感謝するのだな!
有重力下であれば、その程度の痛みでは済まんところだぞ!

いいか!
貴様の操縦するザクが、壁面にマウントされたザクマシンガンを掴むのがあと一秒早ければ!
整備兵を握り潰すところだったのだぞ!


乱戦の最中ともなれば、モビルスーツデッキ内には、各種のパーツや人員が飛び交う事になる!
特に整備兵は機体や武器の調整の為に、その陰に隠れるようにして作業をする場合が多く、事故も絶えん!

ゆえに、必ず整備兵が退避し終えたのを確認するのが鉄則だと教えた筈ではないか!

それを!
まだザクマシンガンを調整中だった整備兵に気付かず、ザクの手を伸ばすとは!
緊急発進の為だなどという言い訳が通ると思うな!


貴様のその甘えが味方を殺すのだ!
たとえ事故に至らずとも、このような事を繰り返していては、整備兵の信頼を失うのは貴様なのだぞ!

我々パイロットは!
整備兵の尽力無くしては戦えんのだ!

それを忘れるな!


分かったら、さっさと医務室へ行け!
ついでに父親に殴られたというその傷も処置してこい!



620 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2007/09/06(Thu) 13:05
必殺技の名前を叫んだり
ロケットパンチを撃ちたくならないか?

ほうらなってきたあ〜

621 名前:ノリス・パッカード ◆bocpTi3Q 投稿日:2007/09/07(Fri) 00:02
フッ……アイナ様…どうやら合流できそうに有りません。

自分は……自分は 死 に 場 所 を 見 つ け ま し た ! ! !


>>542
ほぅ……君は先日捕獲したこの【陸戦型ガンダム】が欲しいというのか。

ふむ……さきほど君の今までの戦果を記載した資料を見たが……君にはまだこの機体は早いな。

この機体は連邦内でも【エース】と呼ばれるパイロットが搭乗していた精鋭機……とても君には乗りこなせんよ。
それに、この捕獲機体に乗れば必然的に前線へと送られ、死亡率も高くなる……。

私はな、できる事なら君のような若者に死んで欲しくない。

【甘い】……と思うだろうな。
だが、次の世界を築くのは君達若者なのだ。

だから生き延びろ……我々の屍を踏み越えてでもな。


>>543
……この戦線はあのジムで最後か。

……ん ? なんだ……前方のジムから通信 ?

ーーーーーピッ


>>543
「 俺は生きる ! ! 生きてアイナと添い寝する ! ! 」


…………………………………………………………………………………。

貴様……この私を前にそんな戯れ言をほざくとは… 随 分 余 裕 だ な ?

…… 楽 に は 死 な さ ん ! ! ! (ガトリングシールドを連射しながらジムに突進)

ッ ! ? そこでステップ…思い切りのいいパイロットだな…だが、 青 い ! ! ! (ジムのシールドを弾き飛ばす)


取 っ た ぞ ! ! ! ! (ジムのコックピットにヒートサーベルを突き刺し、そのまま両断する)

ふん… ! ! アイナ様を侮辱した罪……地獄で存分に悔いるがいいわ ! ! !



622 名前:ノリス・パッカード ◆bocpTi3Q 投稿日:2007/09/07(Fri) 00:17
>>551
貴様…… ! ! そこに立て ! ! !

気を付け ! 歯を食いしばれ ! ! !

ドゴッ ! (>>551が宙を舞う)

……この馬鹿者が ! ! お前のような考え方の者が居るから現在の惨状があると知れ ! ! !

いいか ? 確かに戦争には強力な兵器が必要だ……たが、それは人外であってはならん ! ! !

戦争にも【ルール】がある……それを侵してはいかんのだ…次の世代のためにもな。


>>552
うむ、まず一つは機体自体の驚異的なスペックの高さだな。

我々には無いビーム兵器を搭載し、更には単機で大気圏突入までやってのける性能……さすが、コストを度外視しただけの事はある。

二つ目はやはりパイロットの恐るべき技量だな。
ガンダムのパイロットの、まるで相手の次の動きが見えているかのような機動……尋常ではない。

この2つの要素から、ガンダムは白い悪魔と呼ばれている。



623 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2007/09/07(Fri) 19:04
そんなに戦争がしたいのか、アンタ達は!!




だったら俺も混ぜてくれww

624 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2007/09/09(Sun) 04:46
┏──────────────────────┓
│            [インターミッション]             │
│──────────────────────│
│  ユニット能力   ユニットの改造   武器改造  │
│ パイロット能力  パイロットのりかえ  妖精のりかえ │
│  強化パーツ   ユニット換装      オプション   │
│   セーブ       ロード       ポケットステーション │
│〔次のスレッドへ〕                           │
│                                │
│次のスレへ進みます。                        │
│──────────────────────│
│  総ターン数_1000       資金___1000    │
│第1話『このスレッド』までクリア.                │
┗──────────────────────┛

625 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2007/09/09(Sun) 12:33
>>624
ス○ロボ?

626 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2007/09/14(Fri) 20:42
富野発言

アムロは最強の兵(1st時でのシャアの言葉)
学習できないCCAのアムロ、シャアはOTとして死んでいった(学習できたカミーユと比べて)
カミーユはNT能力最高だから気が触れるしかない
カミーユは隣の人を大事にする究極のニュータイプ
ジュドーは木星で訓練したらアムロ、カミーユのようなNTになる
ハマーンは漁夫の利を狙う小悪党、女帝でエリザベスのような女
ウッソは嘘みたいな少年、こんな少年いるはずがない
シーブックは見本となるべき少年として生まれた
シャアは悩むことをやめたらアムロを瞬殺、しかし最後には負けていく男だろう

627 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2007/09/18(Tue) 04:09
>>595
【アトミックバズーカはやめてよね 】

フフン!
そうはいかんな。
この核バズーカは『星の屑』作戦に欠かす事の出来んものだ!

その直接の目的は、連邦宇宙軍の主力艦隊が集結する観艦式を襲撃し、
この核バズーカを炸裂させ、奴らに大なる損害を与える事にある。

・・・が。
それはあくまで陽動に過ぎん!

観艦式を核によって粉砕し、奴らの注意と耳目をこの方面に向かわしめ、
それによって、その後のコロニー落とし作戦の障害を軽減すること!

そこにこそ、この核バズーカの使用意義があるのだ!


・・・だが。
この我々がこの核を使用する目的はそれだけに止まらぬ!

それは、人類を統治する資格の唯一の所有者たるを自負する連邦の統治能力の欠如と、
その精神の堕落ぶりを証明する事にこそあるのだ!

南極条約違反の核兵器を搭載したガンダム二号機、『RX−78GP02A・サイサリス』!

この機体こそは、スペースノイドを武力で屈服させ、支配しようとする連邦の邪悪なる意思の
存在の証明に他ならん!

この機体を奪い、その存在を全宇宙に公表すれば、人々は嫌でもそれを知るだろう!

そして!
自らの猜疑と狂気を苗床に、この怪物を産み出した連邦自身が、その炎によって焼かれる事こそが!

奴らの唱える地球を盟主とした汎地球国家主義なるものが、如何に空虚で、矛盾を内包し、
それゆえに欺瞞に満ちたものであるという事の象徴ともなるのだ!


・・・この悪魔の兵器が、その恐るべき力を解放し、宇宙を燃え上がらせる時!
その炎が、宇宙市民の真の開放を掴み取る戦いへの反撃の烽火となるだろう!

我々の決起の日は近い!
今こそ、邪悪な連邦の呪縛を打ち破り、正義の在り処を示すのだ!


・・・我々は三年待ったのだ!

もはや我々に躊躇いの吐息を漏らすものなどおらぬ!

私は、このガンダム二号機と核バズーカによって、『星の屑』を成就させる!
あとは進むのみ!



628 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2007/09/18(Tue) 04:10
>>596
【殴ったね
もっと殴ってくれ!】


・・・ぬ、貴様!

殴られて反省するどころか、かえって喜ぶとは・・・
この精神倒錯者めが!


貴様のような兵など戦場では役に立たん!
我が軍には不要だ!
今すぐこのソロモンから出て行け!



・・・いや。
せっかくだ。

キシリア少将のグラナダへ赴け。
そして少将に会って言うのだ。


「少将は、僕の友達のお母さん(42歳)にソックリですね♪」 とな。


・・・キシリア少将は24歳だ。
それを聞けば、お前の望み通りの処遇をしてくれる事だろうよ。


あるいは。
マ・クベ将軍の壷磨きを手伝う振りをして、叩き割るのも良いかも知れんな。


信賞必罰。
そして、適材適所を心がけた人員配置。

どちらも欠かす事の出来ぬ、軍の拠って立つ処というべきものだ。
お前にも、そしてキシリア少将の突撃機動軍にも、それが似合いと言うものだろう。





629 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2007/09/18(Tue) 04:11
>>601
【不調のとき、進むべき方向を見失ったとき…
基本に返る、原点に返る、というのは重要な事だ。
つまり、
カワイイは正義☆ 】


・・・・・・言いたい事はそれだけか?


では答えてやる!

普段は他の隊員に遅れを取る事など無い貴様が、カリウスに不覚を取ったのは、
貴様がこの三日間女装癖を封印していたからなどではない!

単に貴様が弛みきっているだけの事だ!

分かったら、その乾ききったサハラ砂漠のごとき広大なタラコ唇の為に、
高価極まるルージュを浪費するのをやめて、さっさと腕立てを始めんか!


・・・ええい!

床に手をつくのに、いちいち身をくねらせるな!
流し目なんぞ寄越さんでいい!


・・・何?
ガトー隊長もポニーテールがカワイイですよ、だと?


貴 様 の 趣 味 と 一 緒 に す る な ! !


・・・もしや、私の隊を志願したのは、私が貴様と同類だと思ったからではなかろうな?
冗談ではない!

私がこうやって髪を伸ばしているのは・・・


ちっ!
危ういところだったな!
貴様などに言うものか!


とにかく!
とっとと腕立てを始めろ!
無駄口をきいた罰として、倍の8セットだ!




630 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2007/09/18(Tue) 04:12
>>602
【笠地蔵に感動
 笠地蔵に感動 】
(宇宙世紀0080 1月16日
L2付近 暗礁宙域 『カラマ・ポイント』 )


・・・『笠地蔵』の演劇をするにあたり、地蔵役をやられると?

しかし、デラーズ大佐!
なぜ大佐がそのような役を・・・



「うむ。
狭い宇宙戦艦の中で無謬の時を囲っておられるミネバ様が不憫でな。
今宵、皆で演劇を演じてご覧に入れようと言う事になったのだ。
題目は『笠地蔵』と決まった。

フフフ・・・
この儂の光り輝く頭頂部を見た、マハラジャ・カーン提督の鶴の一声でな」



なるほど。
確かに閣下なれば、地蔵の役も見事お果たしになられましょう。
ミネバ様もご感動下さるに相違ありません!

しかし。
閣下はともかく、他の者は演劇になど無縁の無粋な軍人ばかり。
この演劇、果たして上手く行きましょうや・・・。



「案ずるな、ガトーよ。
お 前 も 地 蔵 の 役 を や る の だ 。

ちゃんとハゲヅラも用意してある。
お前の為に中隊長マークとして、波平型の毛も一本生やした特注の品ぞ?」



・・・なっ!
私 に 生 き 恥 を 晒 せ と ! ?



「良いか、ガトー!
我々はジオンの軍人なのだ。

その我々にとって、ミネバ様にご奉仕する、その心こそ大義!
それをゆめ忘れてはならぬ!」



・・・閣下!
申し訳ありませんでした。
心、洗われました。
このアナベル・ガトー!
ミネバ様の御為、このハゲヅラを我が剣としてこの演劇を戦い抜くこと、お誓い申し上げます!


(おぎゃあ! おぎゃあ!)


・・・む、この泣き声は・・・
ミネバ様!



「だーうー」



ミネバ様!
どうぞ楽しみにしていて下さい。
このアナベル・ガトー、身命を賭し、見事お地蔵さん役を果たしてご覧に・・・うににににっ!

ミ、ミネバ様・・・それは私の頬です。
思いっきりつねっても食べられませんぞ・・・。



「た、大尉、大丈夫ですか!?」



手を出すな、カリウス!
これはミネバ様の激励なのだ!

ならばそれを喜んで受けるのが、ジオンの武人と言うものではないか!

・・・ミネバ様、どうぞご安心を。
あとはこの私にお任せあれ。

・・・む?
この臭いは?



「うー・・・あああん! あああん!」



・・・オシメの交換か。
こればかりは侍女達に任せるほかない。

では、私は地蔵役の準備に取り掛かるとするか!


・・・ん、何を笑っているのだ、カリウス?



「た、大尉、右の頬が真っ赤に腫れておりますが・・・」



笑うな、カリウス!
これは名誉の負傷だ!

それと、笑っている場合では無いぞ!
お前も私と一緒にお地蔵さんになるのだからな!




631 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2007/09/18(Tue) 04:14
>>603
【相棒…知ってるか…? 】



喋るな!

すぐに軍医が来る!
そうすれば、これしきの傷、たちどころに治る!

それまでの辛抱だ・・・気をしっかり持て!



【『不死身のエース』なんてのはな…戦場に長く居た奴の…過信だ…!!
お前の事だよ、ガトー…! 】



・・・何?



【覚えておけ…力に…大義に生きた奴ァ…その大義によって……死ぬ。
そう、俺みたいにな…………】



・・・・・・おい。

ドレウェンツ大尉。

ドレウェンツ!!

くっ・・・!!


・・・最期まで。
最期まで、他人の心配ばかりしおって!
馬鹿者が!


大義によって死ぬだと!?
貴様はまだ大義を果たしてなどいないではないか!

ジオンの再興と言う、我々の大義を!


・・・いや。
それだけではない。

私との約束はどうした!
ともに戦い、真の勝利を掴むまでは決して死なぬと誓ったではないか!

それを・・・!



・・・・・・・・・・・・・・。



確かに。

貴様の言うとおりだ。
不死身のエースなどというものは幻に過ぎん。

我々が今まで生き永らえてこれたのは、ひとえに多くの同胞がその貴重な命を投げ出し、
我々を生かしてくれたからだ。

彼らの挺身に応える為にも、我々は戦い続けなければならなかった。

たとえ地を這い、泥水をすすっても!
いつの日か来る、真の勝利のために!


貴様の遺志は私が引き継ぐ。
必ずジオンの再興を果たして見せよう。

ドレウェンツ。
貴様はそれを見届けるのだ!

それが私を置いて、先に逝った者の義務だ!





632 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2007/09/18(Tue) 20:06
このマフティー・ナビーユ・エリンが三ガンダムでガトーを落とす

633 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2007/10/02(Tue) 08:21
ソロモンの悪夢だって ?

ふざけやがって ! !

貴様にこのペーネロペーがやれるものかよ ! !



634 名前:ジョニー・ライデン ◆G.ynYbBM 投稿日:2007/10/04(Thu) 14:40
>>596
いいさ、何度でも殴ってやる!
お前の気が済むまでな!!
サカイ「少佐、何をやっておられるんですか!」
クルツ「げ…顔面が破壊されかかってるじゃねぇか」
サカイ「クルツ中尉、とりあえず医務室まで連れて行け」
クルツ「あいよ」

……
すまねぇ、みっともないとこ見せちまったな。
サカイ「何があったか聞かせてもらえますか」
ああ、さっきのあいつな。ソロモンから来たらしくて、俺が色々案内してやってたんだよ。
キシリア様は寛大なお方だから、きっとお前のことも気に入ってくれるぜ、なんて話しながらな。
そしたら、
「キシリア少将って僕の友達のお母さん(42歳)にそっくりなんですよー♪」
なんてほざきやがったんだぜ!
サカイ「……事情はわかりました。
少佐は、キシリア閣下のこととなると人が変わりますからなぁ」
まあな……はぁ、どうして誰もキシリア様の魅力に気がつかないんだろう。
ま、気がついたら気がついたで、ライバルが増えるから嫌なんだけどな。
サカイ(少佐は優秀なMSパイロットで、我が隊の隊長としてもふさわしい人物だと思う。
だが、この点に関してだけはどうしても理解できないのだ…)

635 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2007/10/06(Sat) 21:01
ノエル・アンダーソンを拉致した

返して欲しくば俺と一騎打ちで勝負だ!
お前の機体は旧ザクで俺の機体は連邦の白い悪魔

636 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2007/10/09(Tue) 03:27

(宇宙世紀0079 12月31日 ア・バオア・クー攻防戦)


前方に敵編隊を視認!

第302哨戒中隊各機へ!
これより相対速度を敵に合わせ、迎撃態勢に入る!
直ちに散開しつつ逆加速に移れ!


・・・連邦の亡者ども!
一人たりとて生きかして返さん!


ぬおおおおお!

(GMの胴をビームナギナタで薙ぎ払いつつ突進し、ボールにシールドごと激突して吹き飛ばす
その反動を利用して速度を減殺しつつビームナギナタを真横に払い、もう一機のボールを叩き斬る)



どうだ!
『ソロモン』で散った同胞の仇めが!
それを自覚もせず、私の前に現れた己の迂闊を、三途の川の向こうで呪うがいい!



>>607
【相棒…お前はよく『大義の為に戦う』と言ってたよな ?
綺麗事だよ、そんなモンは。(ヒートサーベルでジムを串刺しにする)
俺たちは『戦争』をやってんだ…大義も何も関係ない。
自分に向かってくる敵を殺す…ただそれだけだ。 】



・・・・なにい?
大義もなく戦争をしているだと!?

馬鹿なことを!
大義無くして何の為に戦うというのだ!


我々は、自らの意志で、自らの生きる権利と、祖国の誇りを護る為にこの戦争を戦っているのだ!
戦争が我々を戦いに駆り立てているのではないぞ!


ただ状況に流され、戦争だからと仕方なく銃を取り、敵を殺すなどと・・・
そのようなふざけた理由で戦場に立つ男などを、私は認めん!

たとえ、いかに優れた腕を持っていようともな!


・・・貴様は、自分に向かってくる敵を殺すだけだと言ったな?
それではいざという時に、己の身を捨ててまで味方の勝利に尽くす事など出来るものか!

なぜ、多くの英霊が敢えて火中に飛び込み、名誉の戦死を遂げたのか!
なぜ、それでもなお我々が、ジオンの旗を掲げ、強大な連邦と戦い続けるのか!

貴様も将校だろう!
ただの兵でないのならば、もっと大局的に物を見ろ!


男というものはな。
背中に大きなものを背負うほどに強くなるものなのだ!

絶対に勝つ!
石にかじりついてでも、敵を殺す!

背負うものが大きく、尊いものであるほどに!
その必勝の念と覚悟の強さがまるで違ってくるのだ!
大義を担う私と貴様の差はそこにあるのだと知れ!


刹那的な生き方はもう捨てろ。
命をかけて護るべき貴重な物を自分自身で見出すのだ!

その時こそ!
貴様は、私をも越える戦士となり得るだろう!



637 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2007/10/09(Tue) 03:28

>>608
【よし6機目!さすがにジオンも必死か…ん?あれは?(青いゲルググを見つける)                                                                                                ソロモンの悪夢か…コイツはちょっと手強いな…だが、やってみるか(鹵獲リック・ドムが青いゲルググにハイパーバズーカを撃つ) 】


・・・む、警告音!

(速度を落とさず機体を捻り、飛来するバズーカ弾を躱す)



この私をロック・オンするとは、何奴!


・・・あれは!
我が軍の『09』ではないか!

連邦に降ったのか・・・。
その姿・・・見るに忍びん。

ならば!

(フットペダルを踏み込み、スラスターの推力を上げる
細かく進路を変え、ジグザグ飛行し、揺れる照星の中にMS−09R・リックドムを捉える)



この手で仕留めてやる!

墜 ち ろ お ! 

(トリガーを引き絞り、ビーム弾を弾き出す
さらに回避先を読んで偏差をかけ、別方向に向けて二発放つ)



これで終わりだな。
逝くがいい。多くの同胞が待つ、あの世へと!

(しかし、ドムは初弾を回避すると、さらに別方向から殺到した二発も躱しつつバズーカ弾を放つ)



・・・これは!

(咄嗟に回避するもバズーカ弾が至近で炸裂し、破片が機体を叩く)



・・・ちぃっ!
おのれ、連邦の犬めが!

戦友とも言うべき我が軍の機体を、晒し者になどさせるか!

(ビームナギナタを腰から抜き放つ
ドムの懐に飛び込み、バズーカの砲身を両断する
続けて二撃目を繰り出すが、ドムはヒートサーベルでそれを払いのけ、突きを繰り出す)



フン!
確かに我が軍の機体の性能を良く引き出してはいる!

だが、所詮は付け焼刃!

ドムは平行移動能力には優れた機体だ!
しかし!

(ドムの突きを機体を傾けて避け、そのまま進路を変えつつ側面に回りこむ)



その一方で旋回能力には難がある!

06のF型と比べてさえ、0.4秒も遅いのだ!
ドムにとって正面へ重心を移動しつつの突きは、躱されてしまえば己が危機に直面する危険を孕んでいる!

・・・貴様の負けだ、連邦のパイロット!

(ドムの脇腹にビームナギナタを突き立てる)



・・・惜しいな。
ドムの利点だけでなく、弱点まで知るだけの時間は無かったのだろう。

腐った連邦などに属さず、ジオンの兵として戦っていれば、ここで死ぬ事もなかったろうに・・・。




638 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2007/10/09(Tue) 03:29
>>609
【こちら第137部隊白いMSがいて押されている!!早く援護を!!う…うわあああ(ゲルググ爆散) 】


ん、この通信は!

・・・ちっ!
ポイントS−07で味方が苦戦しているというのか!

しかし、あそこを抜かれれば、全戦線が崩壊の危機に直面しかねん・・・。
これを座して見過ごすわけにはいかん!
一刻も早く同胞を救わねばなるまい!


全機に告ぐ!

これより、ポイントS−07へ急行し、敵軍の後背を衝く!
彼の地で奮戦する第137モビルスーツ中隊とタイミングを合わせ、敵を挟撃するのだ!



・・・しかし、白いMSと言っていたな。

まさか・・・”ヤツ”が!?

(推力を引き上げ、推進剤の奔流を吐き出しつつ、猛然と加速する)



・・・あの光!
あれか!

見つけたぞ、白いヤツ!
今度こそ・・・む!

(視界にGMが飛び込んで来る)



この!
邪 魔 を す る な ! !

(GMを袈裟懸けに斬り捨てる)



・・・ちっ!
あの白いヤツを先頭に、我が軍の防御陣を突破し、ア・バオア・クーに取り付こうというのか!
そしてこいつらは、その掩護として捨石になるつもりだな!

軟弱な連邦の腑抜けどもにしては、見上げた覚悟だ!

だが!
ならばなおの事、ここを突破させるわけにはいかん!


バウマン!
アルベルダ!
B、D両小隊は弾幕を張って敵の接近を防げ!

ケンプのC小隊は我がA小隊の後方に従い、掩護せよ!

カリウス、ガスリー!
我々A小隊は白いヤツを中核とした敵の突撃隊を叩くぞ!


いいか!
雑魚には目を呉れるな!

敵の精鋭を屠れば、あとはカスも同然!
我々の勝利は疑いないぞ!

よし!
全機、私に続け!

ジオンの栄光と勝利をこの手で掴み取る為に!



639 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2007/10/09(Tue) 23:39
ガトーの音声セリフの

私はソロモンにくわぇって来たーっ!
          ↑
      この部分について

640 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2007/10/11(Thu) 21:16
ジオンめ、さすがにやるな…

はっ!!しまった後ろに!
【ジムコマンドが被弾する】

ぐっ…くそっ、せめて…
【被弾した機体をムサイ級軽巡洋艦に向ける】
せめて…あのムサイだけでも!!
【ムサイに突撃する】

まだまだっ!!、でやぁぁぁぁ!!!
【ムサイに特攻する】

641 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2007/10/18(Thu) 15:42
ん?・・・何であんな所にムサイが?
他の演習部隊か?いや違うな・・・おい4番機、偵察部隊この時間に来るのか?
ジオン兵A「え・・・いや中尉、この時間は偵察部隊は来ません」
・・・一応停船命令出すか
こちらはジオン共和国軍だ、そこの航行中のムサイただちに停船せよ、もう一度言うそこの航行中のムサイただちに停船せよ

ん・・・何だ?、ムサイから・・・光?
ジオン兵B「こちら6番機ムサイからモビルスーツ射出したのを確認、機種はMS―14A、1機、MS―06F2、3機です」
・・・全機、気をつけろ、向こうさんはやる気みたいだ、ビームライフルの出力を実戦出力にしておけ
ゲルググ2番機3番機は俺に続け4番機は5番機6番機率いてB小隊を編成しろ!
A小隊アローフォーメーションで突っ込む!B小隊は外側から攻めろ!
いくぞ!!

642 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2007/10/20(Sat) 18:31
寂しいのでageるか

643 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2007/10/28(Sun) 19:43
チッ!マシンガンの弾が切れたか
ん?あれは・・・
(ゲルググとガンキャノンが戦闘してるところを目撃する)
ガトー!?押されているのか!?ええいっ!!あのバカ!
(ザクU改がガンキャノン108を押さえる)
ガトー!俺ごと撃てっ!!
何やってんだ!俺ごとコイツを撃て!!

カイ「このっ!放しやがれ!」
(ガンキャノンのバルカンがザクU改の頭部に撃ちまくる)
何してんだ!早く!

ためらう必要はない!俺ごと撃てっ・・・・・・?!
(ザクU改がガンキャノンに突き放される)
カイ「野郎・・・なめたマネしやがって!!」
(ビームライフルをザクU改に向ける)
カイ「くらえっ!!」
(ザクU改がビームに貫かれる)

644 名前:レンチェフ ◆5rok8gH2 投稿日:2007/10/30(Tue) 01:50
よう ! 今日付でここに配属ンなったレンチェフ小尉だ。

短い付き合いになるかもしれんが……ま、宜しく頼む。



645 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2007/10/30(Tue) 14:19
アッガイで宇宙戦ができないとは何事だ!

646 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2007/10/30(Tue) 20:29
>>645
いや無理ですってアッガイで宇宙戦って・・・・・・・・・
死んで行くようなもんですよ・・・
RGM―79にすら勝てませんってマジで、ザクUJ型で限界ですよ
ちなみに俺はザクUJ型でRGM―79を撃墜しました(ぇ

647 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2007/10/30(Tue) 21:55
ガトーってシーマより階級下だったんだな

648 名前:レンチェフ ◆5rok8gH2 投稿日:2007/11/02(Fri) 15:15
あ〜……なんだ、遅くなっちまって悪かったな。

遅れたが、質問に答えていくぞ。


>>645
・・・・・・。


お 前 は バ カ か ?

いいか、新米……全ての物には“役割“ってモンがあるんだ。
俺たち兵士は戦う事が“役割“……なら、MSもまた然りだ。

水陸両用機を宇宙で使えるようにしていったいどうするんだ ?
それこそ付け焼き刃ってモンだろう…。

まぁ、新米のお前にも分かる時がくるさ……最も、それまで生き残れたらの話だがな。


>>647
アナベル・ガトー……“ソロモンの悪夢“か。

>>647……お前が言いたい事は分かる。なぜたいした戦果も挙げていないシーマがガトーより階級が上なのか……そんなところだろう ?

いいか、>>647……この世には触れちゃいけねぇ部分ってのがあるんだ。

ガトー少佐の戦果は確かに目を見張るモノがある……それは俺も認めよう。
だがどうだ……ガトー少佐の戦果の影には必ずと言って良い程味方の犠牲があるんだよ。

それに、ガトー少佐は周りが見えていない事がある……そんな奴に高い階級を与え、艦隊を任したらどうなると思う ?

……幾ら補給物質があったって足りやしねぇ。
人も資源も有限なんだ……そこを、あの理想主義者は分かってないんだろうよ。

ガトー少佐は……俺たちにとっても“悪夢“なんだよ。



649 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2007/11/02(Fri) 19:58
F91ガンダムはシーブック・アノーで逝きます

650 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2007/11/03(Sat) 19:03
連邦兵「『アトラス』轟沈!『レア』大破!戦線を離脱!『ディオネ』落伍しつつあり!!」
ぬかった…モビルスーツ隊を引き離しすぎたか……
連邦兵「『ディオネ』沈みます!!」
(サラミス級巡洋艦『ディオネ』が撃沈する)
くっ…なんてことだ…
連邦兵「艦長!9時の方向に艦を確認!『ホワイトベース』です!」

無事だったのか…
連邦兵「2時の方向ジオン軍モビルスーツ隊確認!」
何だと!?(まさか…『ホワイトベース』をやるつもりか!)
ホワイトベースを守れ!!『イアペトゥス』全速前進!!
連邦兵「大佐!?」
急げ!『ホワイトベース』やらせるな!!
(『ホワイトベース』とジオンMS隊のあいだにマゼラン級戦艦『イアペトゥス』が割り込む)
メガ粒子砲照準用意、よ〜く引きつけろ
まだだぞ…
よし!メガ粒子砲、発射ぁ!!

651 名前:レンチェフ ◆5rok8gH2 投稿日:2007/11/03(Sat) 20:14
ふぃ〜〜ッ……仕事の後に飲む酒はやっぱ上手ェわ。
………マニングの部屋にでも行こうかね。


>>649

………… あ゛?

……なんだ、お前は ?
おいおい……酔ってンのか ? 勘弁してくれよ……コッチはこれから任務ーー


>>649
「F91ガンダムはシーブック・アノーで逝きます」

…………ダメだなこりゃ。
おい、新米……悪い事は言わねェ。
医務室に行きな……そんな姿をル・ローアに見られたら何を言われるかわかったもんじゃねェぞ。

………………………………………………………………………………行ったか。

全く…最近の新兵教育はどうなってんのかねェ……こりゃあ先が思いやられるぜ…。



652 名前:レンチェフ ◆5rok8gH2 投稿日:2007/11/03(Sat) 20:42
>>650
へッ… ! 久々の宇宙だ……ワクワクするぜ ! !
おい、マニング ! ! 遅れンなよ ! ! !


マニング「 ………了解です、小尉 」


さて、と……どこかに手頃なのは……ん、あれは…


マニング「小尉……あ、あれは『木馬』です… ! 」


へッ……相手にとって不足はねェ !
それに、やっこさん大分消耗してるな……今なら堕せる !
行くぜ、マニング ! !


マニング「…了解 ! 」
(二機のリック・ドムがホワイトベースに接近する)


>>650
<<連邦兵「二時の方向ジオン軍モビルスーツ隊確認 ! 」

何だと ! ? (まさか…『ホワイトベース』をやるつもりか ! )
『ホワイトベース』を守れ ! ! 『イアペトゥス』全速前進 !

連邦兵「 大佐 ! ? 」

急げ ! 『ホワイトベース』をやらせるな ! ! (『ホワイトベース』とジオンMS隊の間にマゼラン級戦艦『イアペトゥス』が割り込む)
メガ粒子砲標準用意、よ〜く引きつけろ
まだだぞ……>>

ハッ ! もらったぜ木馬 ! ! これで二階級特進は頂きだぜェ ! ! ! (ジャイアントバズの照準をホワイトベースのブリッジに合わせる)


マニング「……… ッ ! 小尉 ! ! 」


……あ ? なんだマニング…どうし…… うおッ ! ?


>>650
<< よし ! メガ粒子砲、発射ぁ ! ! >>


ちぃぃぃ ! (ギリギリの所でブーストし、何とか避ける)

………グッ ! マニング ! ! 『木馬』は ! ?


マニング「………だめです、完全にロストしました…」


…… ッ ! ? このヤロウ… ! あと一息って所を ! ! (『イアペトゥス』の弾幕をかいくぐりながら突撃する)


く た ば り や が れ ッ ! ! ! (そのままハンマーパンチで『イアペトゥス』のブリッジを叩き潰す)


ド ッ ゴ ー ー ー ン ! ! ! (マゼラン級戦艦、『イアペトゥス』轟沈)


………チッ ! 興が削がれたぜ……帰還するぞ、マニング。


マニング「 宜しいのですか ? 」


マゼラン級とはいえ、戦艦を一隻沈めたんだ…誰も文句は言わねェだろう。


マニング「……了解しました」




653 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2007/11/04(Sun) 01:53
どうすれば大佐になれるんだ?

654 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2007/11/04(Sun) 17:18
オ〜イ、悪いがコイツの120ミリのマガジンあるか〜
ジオン兵「ん、詳しいな、アッチの方にあるぞ、ていうかおまえのザク珍しいな、青と白色のカラーだなんて」
ん…まぁな、いろいろ事情があってね。
(鹵獲ザクUがザクUに120ミリマシンガンを撃つ)
ジオン兵「ちょっ…おまえなにを…うわあぁぁ」
(ザクUJ型が倒れる)
はは…悪いな、許してくれよ、おーい、いいぞ!!
(後方から鹵獲ザクUが3機現れる)
連邦兵「隊長、本当にいいんですか〜?」
いいって、いいって、おっと!させるか!!
(ザクUのマシンガンを避けてザクUの頭部にマシンガンを撃ち込む)
よ〜しパクるだけパクっとけ!!(280ミリバズーカを強奪する)

655 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2007/11/14(Wed) 17:40
ジオン兵A「ギレン総帥の緊急放送だとよ」
ジオン兵B「総帥自らか?何かあったのか?」
ジオン兵C「ガルマ・ザビ大佐が戦死したからその国葬らしいよ」

ギレン「我々は一人の英雄を失ったしかし、これは敗北を意味するのか?否!始まりなのだ!
地球連邦に比べ、我がジオンの国力は30分の1以下である、にもかかわらず今日まで戦い抜いてこられたのは何故か?
諸君!我がジオン公国の戦争目的が正義だからだ、これは諸君らが一番知っている。
我々は地球を追われ宇宙移民者にさせられた、そして、一握りのエリートが宇宙にまで膨れ上がった地球連邦を支配して50余年、
宇宙に住む我々が自由を要求して何度踏みにじられたか、ジオン公国のかがげる人類一人一人の自由のための戦いを神が見捨てるはずがない。
私の弟!諸君らが愛してくれたガルマ・ザビは死んだ、何故だ!?
諸君の父も子もその連邦の無思慮の抵抗の前に死んでいったのだ。この悲しみも怒りも忘れてはならない!それをガルマは死を持って我々に示してくれたのだ!
我々はこの怒りを結集し連邦軍に叩きつけ初めて真の勝利を得ることが出来る、この勝利こそ、戦死者全てへの最大の慰めとなる!
国民よ!悲しみを怒りに変えて立てよ、国民よ!!
我らジオン国国民こそ選ばれた人種である事を忘れないでほしいのだ!優良種たる我らこそ人類を救い得るのである!
ジーク・ジオン!!!」

656 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2007/11/18(Sun) 20:48
全機行くぞ!なんとしてもこのア・バオア・クーでケリをつけるぞ!
(GMが爆散する)
怯むなっ!!ココで勝たなければ今まで死んでいった者たちの努力が無駄になるんだぞ!
我々第二艦隊の意地を見せつけるんだ!!
GM隊続けっ!!
(ドムをビームライフルで撃墜する)
全機突撃!死ぬ気で行くぞ!
ココで勝利しなければならん!なんとしてもだ!……ん!?
(ビームをシールドで防ぐ)
あの新型…指揮官機か!?ならばアイツを落とせば!!
(ビームライフルを撃ちながら突撃する)

657 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2007/11/19(Mon) 02:42
あても無く漂う無数の残骸・・・
慣性の鎖に囚われ、永遠にこの宙域を彷徨い続ける亡骸達の声無き声・・・


この海にはまだ、ソロモン戦の名残がこれほどに・・・


だが・・・これは好都合だ。
これでは連邦の奴らも、我々の接近を察知することは出来まい。


フフフ・・・

この海は、我々を迎えてくれているのだ!
私にはそれが聞こえる!

そして!
やはりこの戦場こそが、私の居場所なのだとな!





全機に告ぐ!
これよりソロモン湾内に突入し、連邦艦隊を攻撃する!

いいか!
ソロモンとこの海で散った数多の英霊達が見ている!

我々の手で連邦の亡者どもを薙ぎ払うのだ!




658 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2007/11/19(Mon) 02:43
>>613
【ジムってザクより弱そう 】

当然だ!

呪わしき連邦の支配の鎖を断ち切るための剣として、幾歳も磨き続け、ついに完成させたザクと、
その威力に恐怖し、間に合わせで数を揃えたに過ぎん連邦のモビルスーツなど比較にすらならん!


確かに、携帯用ビーム兵器の装備など、ハード面に関してはいくつかの見るべき点はある!
それは認めてやっても良い!

しかし!
ハードの性能に対し、それを運用するソフトがまるで追いついていない!


搭乗員も、それを教育すべき教育機関も、整備員も全て即製品ではないか!
ましてそれを運用すべき指揮官までが、モビルスーツの作戦運用というものを理解していないとあっては!

奴らが編成するモビルスーツ隊など、名ばかりのものだ!
素人に剣を握らせ、人数だけは揃えたところで、何を恐れる必要があるか!



奴らの艦隊編成を見るがいい!

確かにモビスーツの数だけは揃えたかもしれん。
では、そのモビルスーツを運用する母艦を、一体どれだけ就役させたと言うのだ!


マゼラン・タイプやサラミス・タイプの甲板に係留しているだけでは、
まともな整備や補給、修理が出来るとは思えんな!

モビルスーツは現代科学の粋を結集した精密機械だ。
その運用には、細かい整備を欠かすことは出来ん!

奴らのモビルスーツの多くは、一度目の出撃の後、たとえ無事に生き残り、帰投しえたとしても、
二度目の出撃は成し得がたいと言う事だ!


数だけは揃えてもその稼働率が低く、まして搭乗員も作戦指導層も素人とあっては、
我が軍のモビルスーツ隊が劣る理由を見つけるほうが困難というものだ!


フン!
連邦のモビルスーツ隊など、所詮は付け焼刃!

その存在自体が、旧来の大艦巨砲主義に自網自縛のあげくの醜態晒しであるに過ぎんのだ!





659 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2007/11/19(Mon) 02:44
>>614
【ジョニー・ライデン少佐、色のことで赤い彗星に間違えられる事マジで…ご愁傷様……… 】


なるほど。
それは有り得る事だな。

赤い彗星、シャア・アズナブル。
真紅の稲妻、ジョニー・ライデン。

どちらも赤い塗装を施した機体で宇宙を翔ける我が軍屈指の戦士だ。
そして、二人が二人とも高速機動戦を得意としている。

その機体の塗装の差異を見分けるよりも早く、目撃者の前を飛び去ってしまうことも
一再ではあるまい。

それゆえの誤認ではあろうが・・・。



彼らに限らずエースと呼ばれる者達は、それぞれ大なり小なり
戦士としての矜持を胸に戦っている。

であればこそ、愛機を敵に発見されやすい色に敢えて塗装し、その存在を敵に誇示しているのだ。、

また、そうやって目立つ以上、もし戦場で恥ずべき卑怯な振舞いでもすれば、
たちまち敵味方に知れ渡ることにもなろう。


かつての第一次世界大戦の英雄、『レッド・バロン』、マンフレート・フォン・リヒトホーフェンは、
その正々堂々とした騎士道精神溢れる戦いぶりから、『空の騎士』とも評されたというが・・・

エースにとってパーソナルカラーは、決して卑怯な戦いはせぬ、という決意表明でもあるのだ!
そんなエース達にとって、武人としての名誉こそが、己の命よりも重きを成す事があるのは当然の事!


・・・己の武勲を他人のものとして語られる屈辱・・・!


ジョニー・ライデン少佐の心中、いかばかりであろうか・・・





660 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2007/11/19(Mon) 02:45
>>620
【必殺技の名前を叫んだり
ロケットパンチを撃ちたくならないか?
ほうらなってきたあ〜 】


何をしている!

穴の空いたコインに糸を通し、それを目の前で揺らして見せたところで、
私が他人の意思に操られるなどと、本気で考えているのか!


・・・ロケットパンチを撃ちたくないか、だと?


私は今、貴様の顔面にパンチを撃ち込みたい気分だ!



我々はジオンの、いや、スペースノイドの存亡を賭けた戦いに臨まねばならん!
その準備の為に、一分一秒とて無駄に出来る状況にはない!

それを!
そのような下らぬことに浪費しおって!

さっさと部署に戻らんか、馬鹿者!




661 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2007/11/19(Mon) 02:46
>>623
【そんなに戦争がしたいのか、アンタ達は!!
だったら俺も混ぜてくれww 】


断る!


・・・ヘラヘラと薄笑いを浮かべおって・・・!
貴様に我々の戦いの何が解かるというのか!


これは悪しき連邦の呪縛から、スペースノイドを解放する為の戦いなのだ!

その大義の為、志を持った者達だけがこの戦場に立つ事が出来る!
それ以外のものの存在など、私は認めん!

我々の戦いを、貴様らのような分別の無い者共などに汚されてたまるか!



貴様のような青二才に・・・

自分の血を流す覚悟があるのか!?

自分の命を捨てる覚悟があるのか!?

貴様の頭髪の先から爪先にいたるまで、どこを探したところで
そのような物は有りはすまい!

そもそも大義を知らず、志も持たぬとあってはな!


貴様にはせいぜい、コンピューターゲームの中で、戦争ごっこでもしているのが
似合いと言うものだ!

分かったらそこをどけ!
これ以上、我々の戦いの邪魔は許さん!




662 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2007/11/19(Mon) 02:47
>>624
┏──────────────────────┓
│            [インターミッション]             │
│──────────────────────│
│  ユニット能力   ユニットの改造   武器改造  │
│ パイロット能力  パイロットのりかえ  妖精のりかえ │
│  強化パーツ   ユニット換装      オプション   │
│   セーブ       ロード       ポケットステーション │
│〔次のスレッドへ〕                           │
│                                │
│次のスレへ進みます。                        │
│──────────────────────│
│  総ターン数_1000       資金___1000    │
│第1話『このスレッド』までクリア.                │
┗──────────────────────┛



・・・で。
ゲームを始めたと言うわけか。

それは良い。


だが・・・


誰 が モ ビ ル ス ー ツ の コ ク ピ ッ ト で ゲ ー ム を し ろ と 言 っ た か ! 


現実の戦争に向かう我々の現場に、虚構を持ち込むなど!
無粋極まりない愚行だとは思わんのか!




・・・そもそも私はこのコンピューターゲームというものも気に食わん!


パイロットの能力だと?

ユニットの能力だと?

そのようなもので、我々の能力を測定した気になるなど!
神にでもなったつもりか!


そもそもこのような単純な要素だけで、戦いの勝敗が決まる筈が無いではないか!

我々軍人の居る戦場というものはな!
一寸先には何があるとも知れず、誰がいつ死ぬとも知れん、この世でもっとも苛酷な場所なのだ!

たとえ敵の手に掛からずとも、流れ弾に当たり事もあれば、整備不良の火器が暴発して
命を落とす事すらある!


・・・初めて戦場に立った新兵達は、一人の例外も無く、そこに地獄を見る!
そしてその多くが、その体験を他人に語るよりも前に、命を落とす事になるのだ!

それに比べれば・・・
そのようなゲームなど、子供のママゴトに過ぎん!


子供が子供の遊びとしてそれをやるのは良い。
だが!

そのようなもので、戦場で戦う我々の価値を語るな!

それは・・・
我々に対する侮辱というものだ!




663 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2007/11/19(Mon) 02:49
>>640
>>641
>>643
>>646
>>650
>>654
>>656

以上の七名に告ぐ!
そこに整列せよ!


君達には、まず、私の以前の発言記録である>>496を読んでもらいたい。

・・・これで私が君達を呼んだ理由は分かるな?


いいか!

>>496でも言った事だが、
ここは我々”名を持つ者”と、”名を持たぬ者達”との交流を目的とした場なのだ!
君達の体験談を他の”名を持たぬ者達”に見せる為に存在しているのではない!

この場所は、我々がある時は”名を持たぬ者達”の問いかけに直接答え、
またある時は、自らの体験談を語って聞かせる事によって成り立っているのだ!


よって!
あまりにも君達の問いかけが、細かい状況を指定したものであればあるほど、
我々の語るべき裁量が狭くなり、「我々らしく」語ることが困難になる!



・・・想像してみるがいい!

>>650に対しては、すでにレンチェフ少尉が、自らの体験談を語って聞かせてくれた。
それは良い。

だが、問題はその後だ。
私やレンチェフ少尉だけでなく、この三ヶ月以内に活動実績があるものとして、
ジョニー・ライデン少佐、ノリス・パッカード大佐の合わせて四人がこの場所に居るのだ。


仮に、その四人の”名を持つ者”が>>650のあまりに細かい指定に即した体験談を持っていたとして、
それぞれが語ったとする。

・・・当然、全員の体験談の内容が酷似したものになるのは自明の理ではないか!


そもそも、我々にそのような体験がなければ語りようがない。
>>650の独り言であるに過ぎんと言う事になる。

そのようなものでは、この場は成り立たんのだ!



このように、”名を持つ者”の行動を細かく指定し、その行動を縛るがごときは、
我々の軍事用語で、「確定描写」という、軍法会議ものの行為なのだ!

それについては、これを読むがいい。
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=114128331&st=286&to=287


>>643も同様だ。
随分と私の行動を細かく設定してくれているが、そもそも私にその体験が無ければ、
語りようが無い事だな!


さらには、>>640>>641>>654>>656

君達の問いかけは、一見すると、我々の行動を制限する部分は多くはないように見える。
が、それは直接的に我々の行動を縛ってはいないと言うだけの事だ。

この中では比較的>>640の問いかけは制限が少なく、殆ど問題の無いものといえるが・・・


他の者の問いかけには細かな状況設定が為されているに留まらず、
迎撃に出た、などの行動の縛りも見受けられる。

よって我々が問いかけに答えるにあたり、難があるものと言わざるを得ん。



一方、>>655を見るがいい。
文章は長いが、これに関しては我々の行動を縛る部分が少ない。

この程度であれば、我々が話しに絡む余地が残されている。
従って、そのような体験談を思い出し、語って聞かせることも出来よう。
あるいは体験が無くとも、目撃談や伝聞を話す事は出来るかも知れん。

このように我々の行動を縛らぬ問いかけか、せいぜい>>640くらいのものが望ましい。



・・・>>656までの問いかけに関しては、私個人は答えよう。
しかし、他の戦士達がそれに応じるとは限らん。

むしろ、応じる必要の無いものだ。
>>656までに応じるか、応じぬかは彼らの自由意志に任せるが・・・

今後、問いかけをするにあたっては十分に注意してもらいたいものだ。

・・・君達の想いの熱さは伝わっている。

ならばなおの事!
我々もそれに応えたいのだ!

是非とも、よろしく頼む!



最後に>>646
貴様・・・誰に向かって話しているか!

”名を持たぬ者”同士の会話は厳禁だ!
これはこの場だけでなく、この世界共通のルールだ!

以後、十分に気をつけるのだな!



以上、解散!






664 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2007/11/19(Mon) 14:25
ガトーが大尉時代に使ってたド派手なドムは今俺が乗ってる
大尉時代のド派手なゲルググは今何処にあるんだろうか?

665 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2007/11/24(Sat) 20:41
緊急指令だ。
サイド2宙域で所属不明のMSが確認された。
連邦の新型である可能性が極めて高い。君たちの任務はコイツのデータ収集。最終目的は捕獲乃至撃破だ。
MS3機程度の護衛を伴った活動を常としていると報告を受けている。
十分警戒をして事に当たってくれ。

666 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2007/11/25(Sun) 12:44
どうやら連邦軍も人手不足のようだな(GMにバズーカを撃ち込む)
動きが遅いからな、まるで素人が乗っているみたいだ…まったく、連邦軍も新兵駆り出されるとは悲しいもんだよ…

667 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2007/11/30(Fri) 19:15
へっ…これからのMS戦はこのGMが主役だ!このGMがな!!

668 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2007/12/04(Tue) 21:16
よくもダチを殺ってくれたな!礼はたっぷりさせてもらうぜ!!

669 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2007/12/04(Tue) 21:49
『ジオン公国諜報部の情報によりますと
先日24日、宇宙要塞ソロモンは宇宙攻撃軍の奮闘にもかかわらず陥落してしまい
要塞指令官ドズル・ザビ中将は名誉の戦死を遂げてしまいました…
これにより、最終防衛ラインはア・バオア・クー、グラナダに移動してジオン軍は決戦の構えをみており』

670 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2007/12/07(Fri) 19:38
あ…ああっ!火が、か…母さん!!(ザクU爆散)

671 名前:ヘルベルト・フォン・カスペン ◆pwQS3tSM 投稿日:2007/12/13(Thu) 02:24
なぜ私がこのような場所に……これは私の栄光を踏みにじる行為だ ! !

……まぁ良いわ。

此処には一週間程滞在する事になる。

それまでは私がここの司令官だ……反論は許さぬぞ !


672 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2007/12/13(Thu) 21:16
カスペン大佐に敬礼!

673 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2007/12/14(Fri) 10:37
ゲルググを用意したよ

674 名前:ヘルベルト・フォン・カスペン ◆pwQS3tSM 投稿日:2007/12/15(Sat) 03:31
フフフ……そう心配せずともよい。

試作モビルポッド、【オッゴ】のパイロットには精鋭を派遣して下さると総帥が約束して下さったのだ… !

兵士「大佐 ! 補充兵が到着致しました ! ! 」

フフ……来たか。

>>672 「カスペン大佐に敬礼 ! 」

…… ! ! !

ば、馬鹿な… ! これは何かの間違いだ ! ! 補充兵はこれで全員か ! ?

>>672 「ハッ ! 全員であります ! ! 」

グッ……貴様、歳は幾つだ ! ?

>>672 「じゅ、17であります ! ! 」

馬鹿な… ! 総帥は確かに精鋭を送って下さると… ! !

??? 「お言葉ですが大佐、自分たちは訓練過程を終了しております ! ! 」

…… ! ! 貴様は ! ?

エルヴィン 「ハッ ! エルヴィン・キャデラック、17裁であります ! ! 」

…………。(キャデラック……そうか、この小僧はあの女の…。
フフ……面白い。)


……貴様は自分の腕に自信があると、そう言うのだな ?

エルヴィン「 ハッ ! 少なくとも、遅れはとりません ! ! 」

……いいだろう。

貴様に小隊を任せる……見事結果を出して見せよ。

エルヴィン「…… ! ! ハッ ! ありがとうございます ! ! !」


(フフフ……それでは、見せてもらうとしようか…その自信をな)

675 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2007/12/15(Sat) 11:58
オッゴはザクより性能良いのかい?

676 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2007/12/17(Mon) 19:25
ツダがカコイイ

677 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2007/12/22(Sat) 20:11
『我、貴艦ノ招集ヲ受信セリ!
我、長キ屈辱ニ耐エコノ時ヲ待ツ!
我等全テ、再ビ偉大ナルじおんノ旗ヲ
掲ゲラレル事ヲ誇リニ思ウ!!
突撃機動軍所属、第14ぱとろーる艦隊旗艦「ホーキンス」』

678 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2007/12/25(Tue) 13:43
ばっ、馬鹿な!!
白い奴め…このビグロのスピードで正確に撃つなんて…!!
グ…グアアァァァァァ!!!【ビグロ爆散】

679 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2007/12/25(Tue) 17:16
総員退艦だ!!
友軍機に伝達!乗組員を救助してもらうようにな!
うおおぉぉぉぉぉっ!!!【ムサイ轟沈】

680 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2007/12/25(Tue) 20:28
連邦兵「敵艦撃沈…やりました!艦長!」
よし!!このまま一気に叩くぞ!
照準会わせ、十秒後に一斉射撃だ!
5…4…3…2…1…撃てぇーー!!
【サラミス級がメガ粒子砲を発射する】

681 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2008/01/03(Thu) 22:38
あけましておめでとうございます。

今年も戦争頑張りましょう。

682 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2008/01/15(Tue) 03:22
>>681
【あけましておめでとうございます。
今年も戦争頑張りましょう。 】


うむ、新年が明けたな!


あの屈辱のア・バオア・クーより三年か・・・。

今年こそは、連邦の亡者どもに一撃を加え、
ジオンの栄光が健在であることを全宇宙に示したいものだ。


あるいは、この戦いは我々の代だけでは終らぬのかもしれん。

だが・・・
いや、だからこそ!

我々はジオンの旗を掲げて戦い抜くのだ!


事を成し遂げてこそ、我々の後に続く者も生まれよう・・・



新たなる年と、ジオンの勝利に、乾杯!



ジーク・・・ジオン!!



683 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2008/01/15(Tue) 03:27
>>664
【ガトーが大尉時代に使ってたド派手なドムは今俺が乗ってる
大尉時代のド派手なゲルググは今何処にあるんだろうか? 】


ドム・・・09か!

他の部隊に渡ったとは聞いていたが、貴官が使用していたのか。


あの機体・・・私の専用機は通常の09よりもレスポンスをシャープにしてある。
スラスターも大型化され、推力が向上している。
パイロットには繊細な操縦センスと、急変するGの圧力に耐えうる屈強な肉体が要求される。

ニュータイプであろうと無かろうと、とても女子供に扱える代物ではあるまい。

それを使いこなすとは、貴官・・・
なかなかの腕の持ち主のようだな。

だが、留意することだ!
あれは特殊な機体であるが故に細かな整備が欠かせん!
交換用の消耗品の類も、どこでも手に入るというものではないからな!

・・・せいぜい大事に扱って欲しいものだ。



しかし、”ド派手”というのは・・・

カラーリングについては、特に派手にした覚えは無いが。
貴官が言うのはビームバズーカの事か?

だが、それももう残ってはいまい。
あれは所詮、試作品に過ぎず、しかも実戦での使用には不向きである、
との評価が下されたのだからな。

私がビームバズーカ装備の09を駆ったという資料や証言も残っているようだが、
実戦において、09では、ロケット・バズとMMPマシンガン、そしてシュツルムファウスト以外は使用していない。

・・・ソロモンでビームバズーカの評価試験を行ったのは事実だが、な。



我が隊とともにその試験を実施したのは確か、第603技術試験隊、だったか。

彼らは制式教育を受けた軍人ではなく、軍属が中心の部隊だったが、
仕事ぶりは優秀そのものだった。

だが、それと彼らが持ち込んだ兵器の有効性は別のものだ。

件のビームバズーカを09で運用するには、ジェネレータ出力が不足していたし、
砲身の冷却機構にも問題があった。

威力はともかく、数発しか撃てんとあっては、対艦用の使い捨ての大砲としてしか使えん。
まして、その質量の巨大さゆえ、それを担ぐ09の機動力も大幅に制限されてしまうとあっては、
敵艦に接近する前に撃墜される危険性が大きいと言わざるを得ん。

エース級のパイロットならばともかく、一般のパイロットに広く扱わせる兵器としては失格だろう。


かろうじて、ではあったが、ソロモン戦には、14・・・ゲルググの配備が間に合った。
となれば、そのような欠陥品を好き好んで使用する理由は何処にも無い。
かくて、私は14でソロモンの決戦に臨み、ビームバズーカは実戦で使用される機会を永遠に失ったのだ。

フフ。
今となっては懐かしい話だがな。


だが、そういうわけだ。
私の09は、性能こそ違えど、外見は他のものと大差は無い。
特に”ド派手”と言うほどのものでは無かった筈だぞ?


それと、私が大戦中に使用した14についてだが。
あの機体は、もう残ってはいない。

ア・バオア・クーからの撤退戦の後、私自身は月に潜伏することになったが、
その際に、あの機体は地球圏で連邦に抵抗する他の部隊に引き渡される事になった。

どの部隊でも06や09が主体であり、ビーム兵器を装備した14は貴重だったからな。
格納庫に寝かせておく余裕などありはしないのだ。

デラーズ閣下が0081年8月15日より開始したゲリラ戦において、かの機体とそれを駆る
パイロットも馳せ参じる手筈だったのだが・・・

連邦のパトロール部隊に発見され、他の味方を安全圏に逃すべく奮戦し、撃墜されたという。


多くの味方の命を救ったのだ。
そのパイロットもあの14も本望だったろう。
14に乗る機会を掴み損ねた君には気の毒だが、な・・・。


しかし!
私の09を乗りこなす程の技倆を持った君の、星の屑作戦への参加を、
私は心強く思っている!

ともに戦い、連邦の亡者どもを薙ぎ払い、宇宙移民の真の解放を掴みとろうではないか!




684 名前:アナベル・ガトー@ ◆JZkC7c9U 投稿日:2008/01/15(Tue) 03:34
>>665
【緊急指令だ。
サイド2宙域で所属不明のMSが確認された。
連邦の新型である可能性が極めて高い。君たちの任務はコイツのデータ収集。最終目的は捕獲乃至撃破だ。
MS3機程度の護衛を伴った活動を常としていると報告を受けている。
十分警戒をして事に当たってくれ。 】


連邦のドブネズミどもめ!
大人しくルナツーに籠もっていれば良いものを!

それも、データに無い機体とは!
新型モビルスーツの運用試験とみて間違いあるまい!


・・・だが。
よりにもよってサイド2の宙域とはな!

この宙域には、かつて連邦に尻尾を振った『ハッテ』の残党がいまだに残っているとも聞く。
奴らが連邦を手引きしたのか、それとも・・・
隣接するサイド6の日和見主義者どもが蠢動しているとでも言うのか!

何としても探し出し、指令の通り、ターゲットを捕獲、もしくは撃破しなければならん!
そして、奴等を手引きしたのが何者なのか、突き止めねば!



・・・ん?これは!
僚艦、『グリッペンベルグ』からの通信か!

”我、エリアD3 α=−6 β=プラス12 γ=プラス2にて敵巡洋艦を発見、これと交戦中”
・・・だと?


ふむ、ここから指呼の距離だな。

連邦の新型モビルスーツとやらが、単独でこの宙域まで侵攻してくるとは考えられん。
仮にこの宙域に、『ハッテ』の残党がサイド6の連中が潜んでいたとしてもな。

必ず此処までそれを運び、運用を支援する為の母艦が居た筈だ。
おそらく、この巡洋艦こそが、その母艦であろう。

となれば・・・『グリッペンベルグ』艦隊に襲われた母艦を救うべく、ターゲットが姿を現す確率が高い、な。


・・・ならば!

各機、これよりエリアD3へ向かう!
ただし!
『グリッペンベルグ』艦隊の支援はせず、その周辺の残骸に身を隠すのだ!

・・・ターゲットは必ず現れる!
命令があるまで迂闊な行動には出るな!




685 名前:アナベル・ガトーA ◆JZkC7c9U 投稿日:2008/01/15(Tue) 03:34


・・・よし。
各機、所定の位置に就いたな?

周辺の警戒を厳にせよ!
決して気を抜くな!


『グリッペンベルグ』艦隊は、この方角の筈だが・・・
最大望遠モード・・・見えた!

ふむ、報告の通りだ。

敵は巡洋艦一隻・・・サラミスタイプか。
やや甲板の形状が異なるが・・・やはりモビルスーツ母艦としての機能を追加した
特殊仕様艦といったところだな。

とはいえ、所詮は巡洋艦。
ムサイ級三隻の『グリッペンベルグ』艦隊とでは勝負にはなるまい・・・。

すでにいくつかの命中弾を受けているようだ。
撃沈は時間の問題だな。



・・・む!
あの光は!

(サラミスの後方から伸びた光条が、ムサイ艦隊のうちの一隻を串刺しにする)


くっ!
『リネウィッチ』が大破、いや、中破か!

だが!
居たな・・・ターゲット!

バウマン!
今のでヤツの位置は特定できたな?
二個小隊を率いてヤツの後背に回り込み、退路を絶て!

残りの二個小隊は私に付いて来い!
目標は敵モビルスーツのみだ!

サラミスには目を呉れるな!
あれは『グリッペンベルグ』艦隊に任せれば良い!

全機、最大加速!
行くぞ!




686 名前:アナベル・ガトーB ◆JZkC7c9U 投稿日:2008/01/15(Tue) 03:36


敵は・・・2、3・・・4機か!
(連邦軍のモビルスーツ隊のうち、一機の肩のキャノン砲が火を噴く)


ちっ!
各機、散開せよ!

この距離で・・・中距離支援型モビルスーツだな!
しかし、そのような大砲が高速機動戦で当たるものか!

恐れず進め!
奴らを包囲するのだ!

敵のデータは・・・
一機はRGC80、ジムキャノン。
二機がRGM79、ジム。
もう一機がアンノウン・・・だが、緑色のジム、手には大型ビームライフル!
なるほど、先ほど『リネウィッチ』を狙撃したのはこいつか!

ふん、この混戦に、大型ビームライフルを持て余している・・・。
連射が利かぬのか・・・所詮は試作品だな!


いいか!
周りの邪魔なジムから仕留めるぞ!

ぬおおおおおおおお!

(MS-09R・リックドムの背からヒートサーベルを抜き放ち斬りかかる
ジムはシールドを切断されながらも後退し、難を逃れる)


ちっ!
連邦のパイロットにしては・・・だが!

行ったぞ、ケンプ!


(逃げるジムの退路を予測していたケンプ機が回りこみ、ロケット・バズを構える
が、それを放つ寸前にジムキャノンの砲撃に邪魔をされ、ジムを墜とす機会を逸する)


・・・ほう、チームとしての連携も悪くは無いようだな!

しかし!
貴様らに逃げ場は無いぞ!


(連邦軍のモビルスーツ隊の背後にバウマンの指揮する6機のリックドムが出現する
時を同じくして、後方でサラミスが爆発し、その光が敵味方合わせて16機のモビルスーツを照らす)



・・・連邦のパイロットよ!
勝敗は決した!

貴官らには、もはや生きてルナツーに帰る途は無い!
例えこの場を逃れたとして、母艦も無しに長距離の移動は不可能だ!

此処で死ぬか、それとも宇宙の深遠の中で野垂れ死ぬか!
いずれにしても貴官らにとってそれは犬死でしか無い!

ここは矛を収め、投降せよ!

我々は誇りあるジオン宇宙攻撃軍だ!
その名誉にかけて、捕虜の人道的な扱いを定めた南極条約を遵守するであろう!


(ジムがビームライフルを手放し、投降する)



・・・よし、それでいい!
無益に死ぬことは無い。

バウマン!
敵のパイロットを拘束の後、モビルスーツを曳航せよ!
奴らの武装・・・特にその大型ビームライフルの回収を忘れるな!

モビルスーツの携帯用ビームライフルの開発が急務の我が軍にとって、
貴重なサンプルになるだろうからな!


ケンプは残りの機を率いて周辺宙域を捜索せよ!
必ず奴らを手引きしたネズミが潜んでいるはずだ!

残らず捕らえて、ドズル閣下の前に連行するのだ!




687 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2008/01/15(Tue) 20:57
今回の任務はこの宙域に確認されている連邦軍艦隊の殲滅である。
敵の戦力はサラミス級2隻さらにマゼラン級1隻が確認されている。
この部隊のおかげで宇宙攻撃軍及び突撃機動軍が少なからず被害を受けている。
君たちの部隊はこの敵艦隊を殲滅する事である……
なお、敵艦隊には新型と思われる青いバイザー付きのジムが3機確認されている。
充分注意するように。

688 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2008/01/15(Tue) 22:18
ノイエ・ジール、デカ杉

689 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2008/01/20(Sun) 21:45
このっ!このぉぉぉ!お前等のせいでみんな死んだんだ…
畜生…ちくしょおおおお!!

690 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2008/01/20(Sun) 21:53
どうせ帰る艦が無いんだ、この命くれてやる!!(ジムがスプレーガンを撃ちまくる)

691 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2008/01/22(Tue) 19:03
あ…隊長…
ハハ…これくらい…平気ですよ
少しミスって…ちょっくら…ジムの弾を…うけたけど…
そんなに…心配しなくても…大丈夫ですって…

ちょっと悪いけど…疲れた……少しの間…眠らせて…く…れ…………ガクリ

692 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2008/01/25(Fri) 00:27
ガトー少佐いるか?
わたしはモニカ・キャデラック特務大尉だ

693 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2008/01/29(Tue) 00:01
連邦兵「敵MS接近!」
何!?ジム隊はどうした!
連邦兵「ダメです!護衛ジム隊全滅!!」
なっ……!ええい!!弾幕を張れ!敵を近寄らせるなっ!!
連邦兵「右舷ミサイルランチャー被弾!使用不能!!」
なんだと!?
連邦兵「敵MS正面に接近!!」
バカな…たった1機のMSに……これは、悪夢なのか……

694 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2008/02/05(Tue) 20:50
すっかり取り囲まれちまったか……
どうやらこれが最後の抵抗になりそうだな
最後にあなたと一緒に戦えて光栄に思う

さぁて散り際ぐらい…派手にやるか!!

695 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2008/02/06(Wed) 15:31
なんだと!?
こっちはゲルググなんだぞ!
たかがジムごときに……うおぉぉぉぉぉぉっ!?【ゲルググ爆散】

696 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2008/02/10(Sun) 02:06
ジオン士官A「サイド3の決戦も行わず何が終戦だ!クソ!」
ジオン士官B「そうだ!我々はまだ充分な戦力を蓄えているではないか!」
ジオン士官C「甘い!連邦軍の戦力を見極められんのであれば結果は見えている」
ジオン士官A「てめぇ!それでも公国軍士官か!!」
ジオン士官D「今は再起を待つんだ!その間に戦力を再編をして…」

697 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2008/02/19(Tue) 23:16
バーニィ!もう戦わなくていいんだよ、バーニィィィイイイイ!!



ああ、バーニィ…!

698 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2008/02/23(Sat) 20:37
衛星軌道上に打ち上げられたHLVの迎撃任務、思ったよりも楽に終わりそうだな
迎撃に出てる06Jや07Bじゃジムやボールの敵じゃないし
すぐにカタをつけるか……ん?
やっとジオンの救援部隊のご到着ですか、よし!そっちもお相手するか。

699 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2008/02/26(Tue) 22:41
ルウムで散った仲間たちの仇だ!
全艦!敵艦隊を一隻残らず撃滅せよ!散っていった仲間たちの仇をとるんだ!
主砲斉射!容赦、情けはするな!一艦残らず葬ってしまえ!

700 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2008/02/29(Fri) 15:45
夢を叶えたい

701 名前:トビア・アロナクス ◆0fNS91Fs 投稿日:2008/03/07(Fri) 16:19
もってくれよX-1!もってくれよフルクロス!

702 名前:ウッソ・エヴィン ◆jG8ZNEuY 投稿日:2008/03/07(Fri) 16:34
最近返事を返してくれないなんて・・・おかしいですよ!アムロさん!

703 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2008/03/07(Fri) 16:41
まだだ!まだ終わらんよ!

704 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2008/03/07(Fri) 16:46
ヤハギ教官!

705 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2008/03/07(Fri) 16:49
取り敢えず>>701>>702のついでに>>704はsageを覚えような?

706 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2008/03/23(Sun) 23:39
>>669
【『ジオン公国諜報部の情報によりますと
先日24日、宇宙要塞ソロモンは宇宙攻撃軍の奮闘にもかかわらず陥落してしまい
要塞指令官ドズル・ザビ中将は名誉の戦死を遂げてしまいました…
これにより、最終防衛ラインはア・バオア・クー、グラナダに移動してジオン軍は決戦の構えをみており』 】

(宇宙世紀0079 12月30日
宇宙要塞 『ア・バオア・クー』 Sフィールド
大型空母 『ドロワ』)


『ソーラ・レイシステム、スタンバイ!』

『発電システム異常なし。マイクロウェーブ送電良好、出力8500万ギガワットパーセコンド!』

『発射角調整、ダウン012、ライト0032、 基本ターゲット、ゲルドルバ!』

『825発電システムのムサイ、下がれ! 影を落とすと出力が下がる!』




・・・先行している偵察部隊より報告が入った!

曰く、

『ソロモンを発進せる敵艦隊の進路はア・バオア・クーにあり』
とな!

これは吉報に他ならぬ・・・
ドズル閣下、そして『ソロモン』に散った数多の勇士の仇を討つ機会が
これほどに早く巡って来ようとは!

今度こそ連邦の有象無象どもを・・・

(突然、閃光が視界を塞ぐ)



・・・む!
こ、この光は!!

あれは・・・連邦の主力隊が居る方角ではないか!



・・・『ソーラ・レイ』・・・
あれが・・・あの秘密兵器が間に合ったのか!




フフン・・・あの光こそは!

ソロモンに焼かれ、無念の死を遂げた英霊達の魂の叫びだ!
彼らが我々に勝てよと言っている!

あの超巨大レーザー砲に撃ち抜かれては、連邦の主力隊とて壊滅的打撃を受けずには済むまい!


我が勝利は疑いあるなし!
残敵を殲滅し、もってこの宇宙に正義の在り処を示し、真の秩序をもたらすのだ!

ジオン・ズム・ダイクンの提唱せし新時代の担い手である、我々の手によってな!




707 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2008/03/23(Sun) 23:40
>>671(ヘルベルト・フォン・カスペン)


カスペン大佐!
ソロモンでともに戦ったあなたと、こうしてまたクツワを並べられる事を嬉しく思います!

それにしても、あのソロモンでは・・・
お互い、多くの部下に先立たれてしまいましたな。

同じ兵の指揮を執る者として、大佐のご心中、お察し致します。


私は空母・『ドロワ』とともにSフィールド防衛の任を拝命しました。
大佐はEフィールドの防衛をご担当されるのでしたな?

『ア・バオア・クー』防衛司令部によれば、守備隊の主力はNフィールドと、Sフィールドに集中させるとの事。
Eフィールドは比較的手薄となりましょう。

それ故、かの戦線の維持は、大佐の『カスペン戦闘大隊』の働きに拠るところ大と申せましょう!


たしかに、ソロモンの戦いでは多くの勇者を喪いました。
しかし!
我々にはまだ、なお多くの優れた武器と、救国の志に燃える精兵が残っております!

先に逝った者達の死を無駄にせぬ為にも・・・
必ずこのア・バオア・クーを守り抜き、ジオンを勝利へと導きましょう!




708 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2008/03/23(Sun) 23:41
>>673
【ゲルググを用意したよ 】


うむ、ご苦労!

我が母艦、『ドロワ』搭載のモビルスーツは、常用182機、補用23機を数えるが、
これでそのうちの28機が『MS−14・ゲルググ』タイプとなったわけだな。

一方、14を受領予定のパイロットに対しては、シミュレーターによる訓練を積ませ、
さらに他のパイロットの14を借りての飛行訓練、模擬戦闘まで経験させてある。

本来、それだけでは機種転換訓練として十分と言えるものではないが、
元々豊富な経験を持つ優秀な搭乗員を選抜してある。

彼等ならば、すぐにも14に適応し、その性能を存分に引き出し、
貴重な戦力として働いてくれる事だろう。


フフ。
これでSフィールドの護りはより強固なものになる!

我が軍の誇りであり、魂である06・ザクの系譜を継ぐ、真の後継機、14・ゲルググ!
その威力を、連邦の奴らは身をもって知ることとなろう。

ソロモン攻略に成功し、戦勝につけ上がる連邦の愚か者どもに、
今度こそ、我々ジオンモビルスーツ隊の誇りを見せ付け、引導を渡すのだ!




709 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2008/03/23(Sun) 23:42
>>675
【オッゴはザクより性能良いのかい? 】


オッゴ・・・。
我が軍が決戦兵器として緊急開発した、駆逐モビルポッド。
形式番号、MP−02A。

カスペン大佐から話には聞いている。
実際にそれを駆った事が無い以上、私には具体的な論評は出来んが、な。


それでも、カタログスペックから考えるとするならば・・・

かろうじて、火力だけがザクマシンガンやバズーカ、シュツルム・ファウストなど、
06用の武器を携行するからには、それと同等とは言えよう。

だが、機動力や近接戦闘能力ではまるで勝負にはなるまい。
つまり総合性能において、オッゴがザクを上回るという事はまず考えられん。



しかし。

だからと言って、オッゴが搭乗員を無駄に死なせるだけの失敗兵器である、
という評価を下すのは、いささか早計に失するというものだ。

元々、オッゴはその開発コンセプトからして、敵モビルスーツとの一対一の格闘戦を
想定したものではあるまい?

開発、生産、整備を低コストで行うことにより、戦線への大量投入を実現し、
戦場で数的優位を確保し、つねに衆をもって寡に当たる。
それが基本線であろう。


より具体的に運用の方法を挙げるならば、

オッゴの格闘戦能力が、モビルスーツに比して限定的なものである以上、
あくまで編隊を崩さず、一番機である小隊長機を先頭に突っ込み、敵機に対して攻撃をかける、
二番機以下はその後方支援及び中距離以上のレンジに対する火力支援を行う、
そういう戦い方になるだろうな。

となれば何より重要なのは、敵に対し、優位な相対位置を占位するという事だ。
すなわち、敵の後方、それも上方または下方に移動し、そこから攻撃を仕掛けるのが最も良い。

それを実現する為には、敵よりも先に相手を発見する事が必須条件となる。
しかし、オッゴそのものの索敵能力には大して期待は出来まい。

であれば、母艦を中核とする本隊に優秀な索敵能力と情報分析能力を付与させ、
さらに指揮官からの適切な誘導、指示が必要になるだろう。


つまり、このオッゴが十分な戦果を挙げ得るか否か。
それは指揮官が、適切な運用をなし得るか否かに拠るところが大きい。

言い換えれば、指揮官が戦場における運用を誤らねば、
一定以上の戦果は十分に期待できる、とも言えるのだ。



オッゴ部隊の指揮官には多大な責務が課せられる事になる、が・・・。

その指揮官が百戦錬磨の戦術家であるカスペン大佐ならば、何も問題はあるまい。
カスペン戦闘大隊が、Eフィールド防衛の中核を任されたのも頷けるというものだ!



710 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2008/03/23(Sun) 23:43
>>676
【ツダがカコイイ 】

『EMS−10・ヅダ』か。
かつて、『MS−05・ザクT』と制式化を争った、EMS−04の改良型だな。

EMS−04が制式化競争で05に敗れた直接の原因は、
飛行性能試験において空中分解事故を起こした事だと聞いている。

高い機動力を誇りながら、機体の強度がそれに追いついていなかったのだとな。


その判断は妥当なものだと私も思う。
モビルスーツ同士の戦いは、有視界下における高速機動戦だ。

当然、機体にはGによる大きな負荷がかかる。
にも関わらず、それに耐え得ないのだとすれば、致命的な欠陥だと言わざるを得ん。

いつ空中分解するともしれぬ機体に命を預けては、
搭乗員も十分に技倆を発揮することは出来んからな。



・・・かつて、第二次世界大戦において、日本帝国が開発した零戦が
無敵を誇った時期があった。

大戦当初、空戦は第一次世界大戦以来伝統となっていた巴戦が主流だった。
すなわち、敵味方が互いに旋回し、如何に相手の後背に食いつくかが生死を分けたと言う事だ。
当然、旋回性能に勝る機体の方が有利となる。

しかし、大戦も中盤に差し掛かると、空戦の様相は一変する。

それまでの巴戦から、大速力で敵に肉薄し、攻撃と同時に安全圏に飛び去る一撃離脱戦へと
変わっていったのだ。

となれば、より高速で飛行できる機体の方が有利になる。

だが、零戦にはそのような戦い方は出来なかった。
いや、日本帝国の他の機体でさえ、それは不可能だった。

何故なら、日本帝国の機体は総じて強度不足であり、高空からダイブしての高速飛行などしようものなら、
機体が空中分解してしまうからだ。

結局、連合国の一撃離脱戦に対抗できたのは、飛燕や五式戦と呼ばれた、
ごく数種類の戦闘機だけだったという。



・・・ヅダも同じ事だ。

まだ連邦のモビルスーツの性能が低い今ならば、ヅダでも戦いようはあろう。
しかし、連邦がより高い機動力を持つ機体を戦線に投入してくれば、
ヅダでは対処できまい。


ヅダの技術が現在のモビルスーツに応用されているのは事実であるし、
その存在意義は無視できん。

また、君が不幸な生い立ちを背負うヅダに思い入れを抱く気持ちも分かる。

しかし、戦争に勝つ為に必要なのは、そのような博物館に飾るべき機体では無い!
我々前線で戦う兵に必要なのは、自らの命を安心して預けられる機体なのだ!

今は、MS-09R・リックドム!
そして、MS−14・ゲルググ!

これらを一機でも多く前線に投入し、稼動させる事が必要なのだ!




711 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2008/03/23(Sun) 23:46
(宇宙世紀0079 12月31日
宇宙要塞 『ア・バオア・クー』 Sフィールド)

『我が忠勇なるジオン軍兵士達よ・・・
今、地球連邦艦隊の半数が、我がソーラ・レイによって宇宙に消えた・・・

この輝きこそ、我らジオンの正義の証である!!


・・・決定的打撃を受けた地球連邦軍に、如何程の戦力が残っていようと、
それはすでに形骸である!


敢えて言おう!

カ ス で あ る と ! ! !』



・・・命令は下った!
我が第302哨戒中隊は、空母・『ドロワ』とともにSフィールド防衛の任に付く!
すべては予定通りだ!

・・・いいか!
戦場はソロモンからア・バオア・クーに変わったが、
我々は誇りある宇宙攻撃軍の一員だという事を忘れるな!

ドズル閣下の遺志を継ぎ、堂々と、正面から敵を撃滅するのだ!
真紅のジオンの旗を、連邦の愚者どもの鮮血でさらに紅く染め上げ、
正義の在り処をこの宇宙に示すのだ!


A小隊、ドロワ正面、5000に展開!
C・D両小隊は両翼に従い、D小隊は後方につけ!


いよいよだな・・・。

サイド3の独立宣言より二十余年。
スペースノイドの真の解放への戦いの集大成の時が来たのだ!


フフ・・・
我が第302哨戒中隊を中心に、この宙域を埋め尽くした味方のモビルスーツの大部隊!
この重厚な防御陣を、軟弱な連邦に突破できる筈が無い!

連邦の雑魚ども!
いつでも殺されに来るがいい!




712 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2008/03/23(Sun) 23:47
>>667
【へっ…これからのMS戦はこのGMが主役だ!このGMがな!! 】


・・・来たな!
連邦のモビルスーツ!

全機、敵先頭集団に火力を集中せよ!

(GM部隊の先陣を切っていた3機ほどが吹き飛ぶ)



・・・よし!
一旦後退!

今の一撃で混乱したままの敵編隊を誘導し、
要塞砲とドロワの火線網に引きずり込むのだ!

(後退を偽装した第302哨戒中隊によって、十字砲火網に引き込まれた
GM部隊は、その前後左右から襲い掛かった火線により、次々と爆発する)



・・・フン、こうも容易く策に掛かるとはな。

全機反転!
壊滅寸前の敵部隊に止めを刺す!
存分に切り捨てよ!




713 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2008/03/23(Sun) 23:48
>>668
【よくもダチを殺ってくれたな!礼はたっぷりさせてもらうぜ!!】


・・・馬鹿が!
戦列を離れて、一機で何が出来る!


だが。
その気概だけは見上げたものだ。

友の仇だと言ったな!
討てるものなら討ってみろ!

それが貴様の命を捨てて戦う理由だと言うのならば、
私は逃げも隠れもせん!

その貴様の意地もろとも叩き斬ってくれる!


このアナベル・ガトーの剣技を網膜に焼付け、
あの世で再会した友に語って聞かせるがいい!




714 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2008/03/23(Sun) 23:48
>>666
【どうやら連邦軍も人手不足のようだな(GMにバズーカを撃ち込む)
動きが遅いからな、まるで素人が乗っているみたいだ…まったく、連邦軍も新兵駆り出されるとは悲しいもんだよ… 】


六番機、隊列を乱すな!

深追いはするな!
防衛線を崩してはならん!


・・・だが、確かにその通りだ。
連邦め、数だけはそろえたようだが、質がまるで追いついていない。


即製の新兵が、数多く戦線に投入されているのは我が軍も同様ではあるが、
連邦の奴らとは覚悟が違う!

我が軍の若年兵達は皆、故郷を守るべく自らの意思で立ち上がった志願兵だ!

たとえ練度と経験が不足していようとも、彼らには戦う理由がある!
敵を斃す決心も、死ぬ覚悟もある!

若年兵であろうと、どこに出しても恥かしくない、紛れもなき精鋭だ!



・・・それに対し、連邦の兵は、自らの意思には拠らぬ徴用兵なのではないか?

なし崩しに戦場に放り込まれ、状況に流され、取り敢えず生き残る為だけに
銃を取っているとしか思えん。

このような連中に!
我が精鋭が引けを取るはずが無い!


我々は必ず勝利する!
勝ってこの戦いに終止符を打つのだ!




715 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2008/03/23(Sun) 23:49
>>670
『グレートデギンには父が乗っていた・・・その上で連邦軍と共にソーラ・レイで。
何故です?』

『止むを得んだろう。
タイミング外れの和平工作が何になるか?』

『ですが、父を死なせる事はありませんでしたな、総帥?』

『・・・フッ、冗談は止せ』

『意外と・・・兄上も甘いようで』




>>670
【あ…ああっ!火が、か…母さん!!(ザクU爆散) 】


・・・!!
おのれ、よくも!

でえいあああ!
(GMをシールドごと二つに切断する)

はあっ!はあっ!


連邦の主力をドロワに引き付け、その防御陣で与えられるだけの
損害を敵に与える事には成功したが・・・

何かがおかしい。

作戦案では、この辺りでア・バオア・クーから本隊が出撃し、
ドロワに取り付いた敵の後背を襲い、一挙に殲滅する手筈だったのだが・・・

その本隊が、一向に動く気配を見せん!

防衛司令部は何をしている!
今こそ、敵を斃す好機ではないか!


我がドロワ隊とて、そろそろ疲弊の極みに達する。
物心両面での消耗が著しい。
これ以上は・・・




716 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2008/03/23(Sun) 23:51
>>678
【ばっ、馬鹿な!!
白い奴め…このビグロのスピードで正確に撃つなんて…!!
グ…グアアァァァァァ!!!(ビグロ爆散) 】

>>679
【総員退艦だ!!
友軍機に伝達!乗組員を救助してもらうようにな!
うおおぉぉぉぉぉっ!!!(ムサイ轟沈)】


>>680
【連邦兵「敵艦撃沈…やりました!艦長!」
よし!!このまま一気に叩くぞ!
照準会わせ、十秒後に一斉射撃だ!
5…4…3…2…1…撃てぇーー!!
(サラミス級がメガ粒子砲を発射する)】



・・・ちぃっ!
防御網が突破されたか!

だが、これ以上はやらせん!

あのサラミスを沈める!
カリウス、掩護しろ!

(スロットルレバーを押し込み、最大加速をかける)



・・・ぬ、お、お・・!!
ここで、ドロワを沈められるわけにはいかん!

ドロワを喪えば、我が隊は補給も自由にならなくなる!
兵力で劣る我々にとって、モビルスーツの稼働率維持は必須!
そしてその為に、ドロワの存在は決して欠かせん!

ビームライフルは残り二発。
それでも沈めてみせる!

(サラミスから雨のような対空砲火が撃ち込まれる)



ぬ、う、う・・・これしきの・・・対空砲火など!
沈めえい!!

(サラミスの上空から急降下しつつ、エンジンと艦橋を撃ち抜く
サラミスは一瞬の痙攣ののち、爆発炎上する)



ドロワは・・・!?
無事か。
よし、戦線に・・・何だと!?

(殺意無き流れ弾が飛来し、ゲルググの右腕を持って行く)



ちっ、抜かった!
これでは、応急でも整備と補給を受けねば戦えん。

しかし、ドロワまではまだ距離がある。
近隣にゲルググの整備能力を有していそうな艦は・・・

む、あの『グワジン』級!
デラーズ大佐の『グワデン』か!

あの艦ならば十分な整備を受けられよう。

カリウス、着いて来い!
あのグワデンへ着艦する!




717 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2008/03/23(Sun) 23:52
>>677
『我、貴艦ノ招集ヲ受信セリ!
我、長キ屈辱ニ耐エコノ時ヲ待ツ!
我等全テ、再ビ偉大ナルじおんノ旗ヲ
掲ゲラレル事ヲ誇リニ思ウ!!
突撃機動軍所属、第14ぱとろーる艦隊旗艦「ホーキンス」』

(宇宙世紀0083 11月5日
暗礁宙域、デラーズフリート根拠地・『茨の園』付近
ガトー艦隊旗艦 『ペール・ギュント』)


・・・・・・・・・・・・。


・・・・・・・・・・・・。


・・・・・・・・・・・・!


・・・いかん、私とした事が。
任務中にあのア・バオア・クーの白昼夢を見るとは。

しかし、無理もない。
あの屈辱の敗戦から三年。

後退に後退を重ねながら傷を癒し、力を温存し、そして・・・
ようやく待ちに待った時が来たのだからな。

ついに立つ我々に、あの戦いに散って行った同胞の魂が
語りかけて来たとのだとしても、私は不思議とは思わん。


勝利に奢り、益々肥大化した連邦の心臓部に一撃を加え、
スペースノイドの再決起を促す、この『星の屑作戦』。

それに参加すべく集結した、ジオンの戦士達。

あの敗戦をもってしても、そして三年の時が経とうとも、
我々のジオン軍人としての誇りが色褪せる事など、いささかもありはしないのだ。

そう。
スペース・ノイドの真の解放が成るまで、この戦いは永劫に続くのだ!
時代の変革を知覚せぬ連邦の化石どもに、それを止める事など出来はしない!


グラードル艦長!
第14パトロール艦隊に返電!


『貴殿ノ参陣ヲ心ヨリ歓迎ス

我ラ、突撃機動軍ト宇宙攻撃軍ノ恩讐ヲ忘レ、トモニ『ジオン』軍人トシテノ本分ヲ全フセン

タトヘコノ戦ヒデ命散ラソウトモ、我ラノ名ハ末代マデ『ジオン』ノ旗トトモニ残ラン

我ラトモニ、『星ノ屑』完遂ニ全力ヲ注ギ、モッテ『スペースノイド』決起ノ尖兵タルベシ』


・・・以上だ!


718 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2008/03/24(Mon) 17:37
ガンダムに会ったら逃げてもいいですか?
なにせこっちはザクなもんで。

719 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2008/03/24(Mon) 18:44
ガンダム初心者なんだが、シリーズのなかで
どこから見れば面白いのか分らない。
ぜひ教えてくれ

720 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2008/04/03(Thu) 00:44
こち…第114中た…B小隊隊ちょ………少尉です…
我が中隊…全滅の危機…あり…
すで…A、D両小た…全滅…D小隊…残存機1……
至急……軍を救援を求む。
敵……白いヤツが…!
!!…く、来るな、来るな!このバケモノめええぇぇぇ………(ザザー

721 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2008/04/04(Fri) 02:39
連邦兵A「ジオンのMSめ…墜ちろ!墜ちろぉぉぉ!」(マシンガン乱射)
連邦兵B「分解するまで撃ち込んでやるぜ!喰らいやがれ!」(マシンガン&バズーカ乱射)

連邦兵A「……殺ったのか?」
連邦兵B「へっ…大方、完全分解しちまっただろ。」
連邦兵A「ハハ、違いないな…ん?後ろから反応?なんだ?」
連邦兵B「やっと味方のご到着ってか?遅かったな、獲物は俺達が頂いたz…へ?」

722 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2008/05/06(Tue) 17:52

久しいな!
諸君等も壮健そうで何よりだ。

世は既に春か。
早いものだ。

戦いはいよいよ激化しつつある!
にも関わらず、こちらの戦線を疎かにしている自分が情けない。

この戦線を維持してくれる諸君等の奮戦を無にせぬ為にも、今後はより努力を重ねてゆくつもりである!
今後も諸君等とともに、この戦を戦い抜きたいと思う。
よろしくたのむ!



>>719
ふむ。
こればかりは何ヶ月も待たせるわけにはいくまい。
今宵のうちに答えるとしよう。

【ガンダム初心者なんだが、シリーズのなかで
どこから見れば面白いのか分らない。
ぜひ教えてくれ 】

君の事は司令部から聞いている!
我が軍の研究部員として、敵のモビルスーツについての資料を欲している者が居るとな。
敵のモビルスーツガンダムを知るには、連邦のプロパガンダ映像を見るのがもっとも早かろう。

もっとも、そのプロパガンダ映像もかなりの数があってな。
どこから見れば良いか悩むところだろうが・・・
私が思うに、やはり最初に作られたシリーズから見るのが良い。

そのシリーズは連作になっている。
30分で一話にまとめられた短編が47話で構成されている。
しかしそれでは一通り目を通すのにも時間が掛かり過ぎよう?

だが、心配は無用だ。
実はそれをダイジェストにして、総計7時間ほどに圧縮し、各都市の劇場で公開したものがあるのだ。

『機動戦士ガンダムT〜V』というタイトルで探せば、君の街でも見つける事ができる筈だ。
まずはこれを見て、基礎知識を頭に入れることだ。

さらにその続編として、連邦は未来戦史ものまで作っている。
これは見ずとも、全体のあらすじだけを書籍などから仕入れておけば足りるだろう。

ただし、未来戦史ものの中で、見ておくべきは『逆襲のシャア』と呼ばれる作品だ。
我が軍のトップ・エース、『赤い彗星』、シャア・アズナブルがジオンの総帥になるなどという、
私に言わせれば荒唐無稽な話ではあるが、未来の兵器の考証として、いくつか見るべき点がある。

・・・ただし。
これらはあくまで、連邦のプロパガンダ作品だと言う事を忘れるな!
連邦の悪意に満ちた宣伝に洗脳されぬためにも、次に君が見るべき作品を二つ挙げる!

一つは、かの一年戦争中、我が軍の技術試験隊の苦闘と活躍を描いた、
『MS IGLOO』シリーズだ。

これは30分×6話で構成されているが、我が軍の戦士達の魂を、
これほど忠実に再現した作品は他には無い!
必ず、目を通しておくように!

それともう一つ!
現在、我々は『星の屑』作戦を遂行中だが、同時にその記録作業も行っている。
我々の真実の戦いを後の世に伝える為にな!

その作品のタイトルは既に決定している!
『0083 STARDUST MEMORY』だ!

これのダイジェスト版として2時間の『ジオンの残光』も製作中であるが、
できれば30分×13話構成となる予定の本編を見ることを薦める!

我々の拠って立つところの正義が何処にあるか、
これを見れば君も必ずや理解できよう!

もし、それだけの時間すらないと言うの者の為に、
4分弱でまとめられた作品も用意されている。
最低限、それだけでも見ておくといい!

ただし、機密に属することなのでな、それは暗号化されていて、誰でも見れるというわけではない。
見るにはまずコードネーム:『ヨウツベ』のTOPページへ行き、そのアドレスに『』内の文字を書き加えろ!
『watch?v=DB-lPIn8sN8』


私から言える事は以上だ!



723 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2008/05/06(Tue) 17:53

>>687
【今回の任務はこの宙域に確認されている連邦軍艦隊の殲滅である。
敵の戦力はサラミス級2隻さらにマゼラン級1隻が確認されている。
この部隊のおかげで宇宙攻撃軍及び突撃機動軍が少なからず被害を受けている。
君たちの部隊はこの敵艦隊を殲滅する事である……
なお、敵艦隊には新型と思われる青いバイザー付きのジムが3機確認されている。
充分注意するように】


・・・諸君等に集まって貰ったのは他でもない。
総司令部より我が部隊に対し、出撃命令が下った!

先日以来、我が軍の輸送船団が詳細不明の敵により被害を受けていることは
君達も知っていよう。
だが、ついにその敵部隊に関する情報をキャッチしたのだ!

それによると、敵は戦艦を含む艦隊であり、新型と思われるモビルスーツを搭載しているという。
小艦隊とはいえ、その戦力は侮れん。

かかる敵を放置すれば、我が地上軍への物資投下に大いなる脅威をもたらすだろう!
一刻も早く、この敵を捕捉し、撃滅しなければならん!


ドズル閣下もこの問題を深刻に受け止めておられる。
元より我が軍に余剰兵力など在りはしないが、今作戦においては最大限の戦力を投入する!

投入するのは我が第302哨戒中隊の他、モビルスーツ中隊2個、計36機。
艦隊戦力は巡洋艦戦隊を3個、即ち、ムサイ級軽巡9隻だ!

・・・敵の詳細な戦力が不明である以上、兵力の逐次投入は危険だ。
確実に敵を殲滅し、味方の被害を最小限に食い止めるためには、
こちらも最大限の戦力集中を行い、兵力と火力で敵を圧倒するのが最上である!


では、これより作戦計画を説明する!
本作戦は3段階に分けて実施するものとする!
説明を聞き逃すなよ!

まずは第一段階。
第2戦隊は敵正面に進み、全モビルスーツを発艦させ、敵艦隊へと向かう。
さすれば、その迎撃に敵の新型モビルスーツが出て来る筈であるから、これと軽く交戦しつつ後退。
後退しつつ、敵モビルスーツ隊を誘引し、これと敵艦隊とを引き離し、その相互連絡を困難な状況におく。

つづいて第二段階。
敵艦隊と敵モビルスーツ隊の分断を確実なものとすべく、第3戦隊はその中間に割り込む。
第3戦隊はその総力を挙げて敵艦隊を足止めし、敵モビルスーツ隊との再合流を阻止すべし!

そして第三段階!
我が第1戦隊は第3戦隊とともに敵艦隊と敵モビルスーツ隊の中間に割り込む。
ただし、その攻撃の指向する先は敵艦隊に非ず!
敵モビルスーツ隊へと進路を変じ、その背後を襲い、第2戦隊と挟撃態勢を築く!
両戦隊のモビルスーツ合計24機をもって敵を撃滅するのだ!

諸君!
この宇宙はスペースノイドたる我々のものだ!
招かれざる客人どもを一人残らず叩きだし、地球にしがみつく以外に
能の無い劣等人種どもに現実というものを教えてやれ!




724 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2008/05/06(Tue) 17:54

>>688
【ノイエ・ジール、デカ杉 】


・・・モビルアーマー、ノイエ・ジール。

頭頂高 76.6m
全備重量 403.5t

フフ、私もこの機体を初めて見た折は、そのあまりの雄偉に驚いた。
そして同時に感動を抑える事が出来なかった。

これほどに巨大なモビルアーマーを実用化しうる、我が軍の技術力と、
それを生み出すべく不断の努力を重ねたであろう、多くの同胞達の魂に!
まさにこれこそ、彼らの精神の結晶・・・

そう!
ジオンの精神が形となったものだ!

通常、これだけの質量を持った物体を高速で機動させ、
さらに敵弾回避の為の急激な方向転換などさせようものなら、
その質量の巨大さそのものがアダとなり、空中分解を起こすは必定だ。

にも関わらず、この機体はその巨大さを原資とする圧倒的な火力と防御力だけでなく、
モビルスーツにも引けを取らぬ機動性をも併せ持っているのだ!

この機体の実用化にあたって、その製作に携わった技術者やテストパイロット達の辛苦は、
想像を絶するものがあったに相違ない。

しかし彼らはその困難を乗り越えて、ついにこれだけのものを創り上げたのだ!
全ては・・・ジオンの再興の為に!


フフン!
これほどの機体を造る事は連邦には到底出来まい!

それは技術的な問題によってではない!
あらゆる困難を克服し、祖国の為に戦うという精神の有無の問題だ!

私は・・・この機体の乗り手に選ばれたことを誇りに思う!
武人にとって、これほどの名誉は他にあるまい!

このジオンの栄光を具現化した、新たなる剣を手に、連邦の亡者どもを薙ぎ払って見せようでは無いか!




725 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2008/05/06(Tue) 17:54

>>689
【このっ!このぉぉぉ!お前等のせいでみんな死んだんだ…
畜生…ちくしょおおおお!! 】


ほう、仇討ちか。

フ・・・。
分からぬでもない。
随分胆を舐めたようだな・・・。

しかし・・・
貴様如きがどう足掻こうと、私の勝ち戦に花を添えるだけだ!
(スロットル・レバーを押し込み、スラスターを全開にする)


どうせ余命いくばくもない貴様だが・・・教えてやる!

貴様ら如き連邦の兵がいくら歯を食いしばったところで、所詮は私戦に過ぎぬ!
何故なら、貴様ら連邦に初めから大義なぞというものは存在せんからだ!
(GMに肩から体当たりを食らわせ、吹き飛ばす)


戦う理由を解せず、解そうともせず!
ただ組織の歯車となって戦うしか術を持たず!
仮に旺盛な闘志を持ったとて、それが怨恨や憎悪に基づくもの以外では有り得ぬ貴様に!
(ビームナギナタを振りかざしつつ突進し、態勢を崩したGMとの間合いを一気に詰める)


この私は倒せぬ!
(大上段からGMを叩き割る)

・・・私は義によって起っているからな!
歯車となって戦う男には解かるまい!




726 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2008/05/06(Tue) 17:55

>>690
【どうせ帰る艦が無いんだ、この命くれてやる!!(ジムがスプレーガンを撃ちまくる) 】


帰るべき母艦も持たぬ根無し草め!
大人しく降ればよいものを死に急ぐか!

ふむ・・・
連邦の兵にしては希有かもしれんな。
敵に降るくらいならば、一人でも多くの敵兵を道連れに玉砕しようとの覚悟を持つとは。

だが、死兵と化した敵ほど危険なものもない。
古来、優勢とされた軍が、窮鼠と化した敵に撃破された例は枚挙に暇がない。
ならば・・・

各機!
この敵にむやみに近付くな!
このような戦略的に無意味な戦闘で、貴官らを喪う訳にはいかぬ!

この敵は私が仕留める!
決して手を出すなよ!


・・・連邦兵め、来るがいい!
死中に活を得んと欲するならば、見事この私を倒して見せよ!
>>690のGMに>>691のリック・ドムが踊りかかる)


・・・何っ!?>>691のドムが!?

何をしている!
下がれと言った筈だ!
(短いが激しい砲火の応酬の後、GMもリック・ドムも沈黙する)


>>691
【あ…隊長…
ハハ…これくらい…平気ですよ
少しミスって…ちょっくら…ジムの弾を…うけたけど… 】


・・・くっ!
何故だ、何故我が命に反する行動を取った!?


【隊長のバズーカに、あと二発しか弾頭が残ってなかったでしょ?
それじゃまずいと思って。
でも、そんなに…心配しなくても…大丈夫ですって…
ちょっと悪いけど…疲れた……少しの間…眠らせて…く…れ…………ガクリ 】


馬鹿者が・・・!!
私の指示に従えぬばかりか、上官の技倆を疑ったのか!?

・・・くっ、貴様のような不心得者を、この我が隊の所属に置くわけにはいかん!


母艦に連絡!
ただちに負傷者の応急処置と、ソロモンへの後送の準備を取るようにと!


>>691
貴様の身体と性根が治るまで、我が隊への復帰は認めんからな!

傷が治癒するまで時間はたっぷりある。
病院のベッドで十分に反省し、そして・・・


必 ず 戻 っ て 来 い ! 




727 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2008/05/06(Tue) 17:56

>>692
【ガトー少佐いるか?
わたしはモニク・キャデラック特務大尉だ 】


来たか・・・モニク・キャディラック特務大尉。
一年戦争中、総帥府直属の二階級上の中佐相当官だった人物。
オデッサ上空、ソロモン、そしてア・バオア・クーで顔を会わせた事はあるが、
多くの言葉を交わすのは今回が初めてだな。

・・・よし、すぐにお通ししろ!




・・・『茨の園』へようこそ、特務大尉殿。
0083年に至ってからのサイド3の現状について、情報を頂けると伺いましたが?

・・・なんですと?
この『茨の園』が・・・

出 来 損 な い の お 化 け 屋 敷 に 見 え た と ! ? 

これは聞き捨てなりませんな!
とても公国の中枢に在り、その戦士達の活動に通暁しておられる筈の、
特務大尉殿のお言葉とも思えません!

この『茨の園』は、廃棄されたコロニーを再利用し、それを中心に各所から
太陽電池版や建設資材、水素タンクなどの物資を曳航し、組み合わせて築いた一大根拠地です!
此処には補給港としての機能だけでなく、モビルスーツ工場をも併設されております!

連邦の監視の目を逃れつつ、これだけの拠点を築き、維持するのにどれほどの労苦を払ったか、
あなたには全く理解出来ぬものと見える!


・・・サイド3についての情報提供には感謝致します。
ですが、私があなたと一対一で話す必要は何もありますまい!

幸い、デラーズ閣下は今、執務室におられる。
デラーズ閣下のもとへご案内致しますゆえ、そこでお話いただきたい。
それがご不満ならば、ただちにこの『茨の園』を退去されるがよろしかろう!




728 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2008/05/06(Tue) 21:29
ガトーはそろそろ大佐になったかな?

729 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2008/05/24(Sat) 19:08
緊急事態が発生した!地球から撤退している部隊がいるのだが
先ほど偵察部隊がこの宙域に木馬を発見したらしい、しかもその宙域は友軍が通るルートみたいだ
さらに運が悪い事にミノフスキー粒子のおかげで友軍はその宙域に木馬いると知らないらしい。
このままだと友軍部隊は木馬から奇襲を受けてしまう、地球から命辛々逃げてきた部隊だ…何としても友軍を守ってほしい!
我々の艦隊も向かっているが、君達がその友軍に一番近い部隊だ、我々の艦隊が到着するまで彼らを守ってくれ!

友軍の戦力はパプア級2隻、護衛艦としてムサイ級1隻、MSは07Bや06Jだから戦力はあまり期待できん、君達の部隊が要だ、頼むぞ…!

730 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2008/06/01(Sun) 18:07
これを作ったぞ。
つ【パーフェクトガンダム】

731 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2008/06/01(Sun) 18:09
これを10年かけて作ったぞ!!
つ【無敵戦艦義綱】
早速試しうち。
喰らえ!超銀河波動砲!!!!

732 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2008/06/01(Sun) 19:14
黒い三連星が再び動き始めたよ?

733 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2008/07/13(Sun) 19:20
さすが少佐、第二次世界大戦にもお詳しい様子。>>710

大日本帝国は緒戦破竹の進撃を続けたとはいえ、アメリカ合衆国本土には
事実上かすり傷も与えられず、その工業生産力を削ぐことはできませんでした。

一方ジオンは一時は地球の約三分の二を制圧し、少なからぬ資源を押さえ
連邦の生産力を相当に削ぎえたにもかかわらず、結局日本同様に
敵の物量に圧倒されて今の状態となったのはどこに原因があるとお考えですか。

734 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2008/07/18(Fri) 17:31
フフ…良い……空だ…。

なぁ、ガトー…息子に……すまなかったと…伝えてくれ……。

ドゴォォーーーン!!!【メガ粒子砲の直撃を受け、ゲルググが爆散する】

735 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2008/07/19(Sat) 17:53
連邦兵「艦長、敵モビルスーツ接近してきます!」
さすがに『ドロワ』への特攻とばれているか…
敵機を近づけるな!弾幕を張るんだ!メガ粒子砲も発射しろ!銃身が溶けてもかまわん!
敵空母へ特攻するまで持てばいい!とにかく撃ちまくれ!(サラミス級が弾幕を激しくする)

連邦兵「機関部に直撃!出力が70%に低下!艦長!」
あと少し!あと少しなんだ!頼むから持ってくれよ!サラミス!

736 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2008/07/20(Sun) 00:44
連邦兵A「畜生!このまま全滅するのか!?」
連邦兵B「くそっ!ここまでか…!?」
ジオン兵A「へへっ、覚悟しな!アースノイド……!?」(リックドムU爆散)
ジオン兵B「な…何だ!?敵の増援!?」
連邦兵A「RX−78−2……ガンダムか!いけるぞこれは!」
連邦兵B「ガンダム!?よ…よし勝てる、勝てるぞ!」
連邦兵C「ヒュ〜まさに連邦軍の救世主だよ!アイツは!」
ジオン兵B「し…白いMS!?嘘だろ!?こんな宙域に!?」
ジオン兵C「白いヤツだと!?か…勝てる相手じゃねぇよ!どうすりゃいいんだ!?」

737 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2008/07/21(Mon) 12:27
なぁガトー、お前はこの戦いをどう思ってるんだ?

俺?俺はこの戦いの閃光の果てに何かを見出したいんだよ…
俺にはジオンの独立なんて二の次、ただこの閃光の果てに何が見出せるのか知りたいんだ
もしかしたらこの戦いの閃光の果てに何かが分かるかもしれないな…

ん?連邦軍のご登場か、それじゃあ行くとしますか。

738 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2008/08/06(Wed) 01:57
遅くなってすまなかった。
余りにも帰還に時間が掛かってしまってな、総帥部にも迷惑をかけてしまった。

軍人として恥ずかしい限りだ。


だが、私も武人だ。
この失点は、必ず挽回するつもりでいる!


今日は帰還の挨拶だけだが、3日以内、つまり、どんなに遅くとも
8月9日までには今回の我が任務につき、諸君らに報告するつもりである!


此度は少々手の掛かる任務ではあったからな。
今までより、報告文の分量は多くなるかも知れんが、よろしく頼む。



では、また会おう!
我が戦友たちよ!


739 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2008/08/11(Mon) 06:33
ようやく報告書がまとまった。
遅くなってすまなかったな。

さて、その報告とは他でもない、
>>698
【衛星軌道上に打ち上げられたHLVの迎撃任務、思ったよりも楽に終わりそうだな
迎撃に出てる06Jや07Bじゃジムやボールの敵じゃないし】

に対してのもで、いわゆる『オデッサの戦い』についてのものだ。

本日の夜から未明にかけて報告を開始する。
多少長い報告にはなるが、よろしく頼む。

以上だ!



740 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2008/08/11(Mon) 23:36

さて、なかなか期日が守れずに申し訳なかった。

では、さっそく報告を始めよう。

といっても今回はいつもと趣向を変えて、私の古い戦友が
退役後にまとめた手記を紹介しようと思う。

その手記とは『オデッサの戦い』に関するものだ。


彼は、その戦いで人生が大きく変わったと言っていた。
それがどのような戦いであったのか、より良く知る為に、
彼は退役後、各地に散らばった戦友の元を訪れては、
取材に勤しんだらしい。

私も取材を受けた一人だ。

他にもたとえば、彼はその過程で、このような通信記録を入手している。

>698
【衛星軌道上に打ち上げられたHLVの迎撃任務、思ったよりも楽に終わりそうだな
迎撃に出てる06Jや07Bじゃジムやボールの敵じゃないし
すぐにカタをつけるか……ん?
やっとジオンの救援部隊のご到着ですか、よし!そっちもお相手するか。 】


さらに、>>694>>699>>720>>721>>729>>732なども、彼の取材の
成果であるらしい。

この手記は非常に長いものだ。
長い話を聞くのが苦手なものは、今回の話は聞き逃してもらって構わん。


それでは、はじめようか。



741 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2008/08/11(Mon) 23:37

(01/51)

【宇宙世紀0079
11月9日 07:40 
サイド5 ルウムの宙域】


漆黒の宇宙に輝く膨大な数の星々が、凄まじい勢いで流れてゆく。
それはさながら、光の粒子が激流と化した、巨大な光の滝だった。
 
しかも滝の流れは一定ではない。
その大瀑布は、ある時は無限の深遠に向かって落ちかむかのようであり、またある時は
烈風のように視界の外へと駆け抜けてゆく。

だが無論、星々が宇宙を駆け回ることなどありはしない。
そう感じるのは、それらを見る側が動いているからに過ぎない。  


物言わぬ星々をモニターの中で回天させ、光のサイクロンに仕立て上げつつ疾駆する
のは、『MS−09R リック・ドム』と呼ばれるジオン軍の新鋭モビルスーツだった。


「さあ、これならばどうだ!」

アナベル・ガトー大尉はスロットル・レバーを目一杯押し込んだ。
彼の操縦に応え、リック・ドムの各所に設置された巨大な熱核ロケットエンジンが唸りを
あげる。

ガトーの身体は、何者かに突き飛ばされたかのようにシートに叩きつけられた。
ツィマット社自慢の土星エンジンが生み出す推力は、爆発的とさえ言えた。


「なるほど・・・!
悪くない!」

ガトーは、圧倒的な加速によるGに身体を軋ませながらも、その感触に満足していた。
しかし、すぐに表情を引き締める。
前面のモニターに、一機のザクがカットインしてきたからだ。

「こちらの動きを読んでいたか、流石はボブだ!」

コントロールレバーを左へ倒し、同時にフットペダルを蹴り上げる。
リック・ドムは跳ねるように機動し、急角度の方向転換を行う。

「な、なんだ!?」

ドムの方向転換はザクのパイロット、ボブ少尉から見れば殆ど直角に曲がったとしか
思えないほどの急激なものだった。

彼が驚く間にもガトーのドムはさらに機動を重ね、ボブの背後を奪う。


「残念だったな、ボブ少尉!
これで貴官の小隊は全滅だ」

ザクの背にロケット・バズーカの砲口を押し当てる。
ボブは抗戦を諦め、ザクは両の手を挙げる。

そしてそれは、リック・ドムのテストを兼ねた模擬戦闘訓練の終了をも意味した。




742 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2008/08/11(Mon) 23:38

(02/51)

「参りましたよ中隊長殿、俺達の完敗だ。
ったく、ゲイリーとアダムスキーがもっと粘ってくれりゃあ。
それにしても・・・」

すでにガトーによって”撃墜”されていた彼の部下、ゲイリー曹長とアダムスキー曹長
の抗議の声を聞き流しつつ、ボブはモニターの中でガトーに向き直る。


「最後の最後くらい、一矢報いたかったんですがね。
このまま地球に降りるのは心残りってものですよ」

普段、粗放なほどの闊達さと、巌のように無骨な容姿を持つ彼らしくもなく、表情は
神妙そのものだ。

本来ならば、そのギャップに可笑しさを感じても良い筈だったが、ガトーは笑わなかった。 


「来週だったな。
貴官らが地球へ降りるのは」

「ええ、アフリカに降りる事になっています。
そりゃあ、あそこのノイエン・ビッター閣下はデキる人だとは聞きますし、やりがいも
あるでしょう。
ですが、小官らとしては、最期までソロモンの海で戦いたかったんですがね」


ボブの気持ちはガトーにも痛いほど良く解かる。
ガトーは、ボブらが最期まで宇宙で戦いたがっている事を知っていた。
 
いや、それはジオンの軍人ならば当然の感情だったろう。
宇宙で生まれ育った彼らは、自らを新時代の旗手たる宇宙の民である事を誇りとして
おり、自然、宇宙で戦い、死ぬ事を本望としていたからだ。


だが、ガトーは軍人として、あるいは上官として、こう言わねばならない。 

「少尉。
貴官も戦局が日々、厳しさを増しているのは知っていよう。
オデッサでは連邦の大反攻が行われているそうだしな。
連邦の死命を制するには、地球上の戦いに勝ちつづけ、ジャブローを占領する以外に
ない。
宇宙であれ、地球であれ、祖国の防衛の為に戦うことに変わりはないのだ」

もちろん、嘘で言っているのではない。
それはボブにも分かっていよう。

それでいい。
それだけで彼らの間ではすべてが成り立つ。
互いの階級がどうあれ、苦楽をともにした戦友とはそういうものだろう。 


確かに、ガトーも戦局の悪化を感じ取ってはいた。
が、この戦争におけるジオンの勝利そのものについては疑っていなかった。

何故なら、ジオンの勝利、すなわちスペースノイドの勝利と独立の獲得は、
人類が宇宙に生活の場を広げていく過程の歴史的必然というべきものだからだ。
 

かつて、フランスの民衆が王政を打倒しえたのも、ろくな軍事組織も持たぬアメリカ人が、
世界最強の大英帝国との独立戦争に勝利しえたのも、決して偶然などではない。 

それぞれの民族が、自主自立の意識と自覚に目覚めた末の、それは必然だった。
 

そして今。
スペースノイドに対して、その歴史の力学が作用する土壌はとうに形成されている。

連邦の為政者どもが、いかに策謀を弄したところで、この流れを止められる筈がない
ではないか。


ガトーはそう信じていた。

だが、歴史はなお、彼らスペースノイドに対し、試練を課そうとしていたのかもしれない。
そのとき、彼のコクピットに鳴り響いた警報は、その接近を報せるものだったのか。
 

規則的に鳴り響く警報音に、ガトーは言い知れぬ不吉な感覚を覚え、眉根を寄せた。
彼は点滅する警報ランプを数秒間睨みつけていたが、ついに意を決してコンソールに
手を伸ばす。

彼の操作に応え、戦術モニターに短い通信文が表示される。


『発、艦隊総司令部
地球ニ最寄ノ全テノ艦艇ハ 現在ノ任務ヲ中断シ タダチニ地球軌道ニ集結セヨ 』

 
全ての任務に優先しての、地球軌道への集結命令。
この短い電文の意味するところは、彼にとって、いや、ジオンにとって重大極まりない
ものだった。

それは―――

「これは・・・オデッサが陥ちたというのか!
馬鹿な!」




743 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2008/08/11(Mon) 23:39


(03/51)

【その3日前。
11月6日 東ヨーロッパ オデッサ鉱山基地】


オデッサ鉱山基地、地下司令室。
ただ広いだけの無機的な部屋には不釣合いな、涼しげな音が響き渡る。


「良い音色だろう?」

優雅なほどの手つきで陶器製の壷を弾いてみせたのは、ジオン公国軍、オデッサ
防衛司令官であるマ・クベだった。


「はあ、良い物なのでありますか?」

ウラガン中尉は全く興味の無いことを聞かれた困惑を隠そうとしたが、完全には成功し
得ていないという体で答える。

だが、マ・クベにその程度の小さな非礼を意に介した風は無い。
いや、それどころかこの男は、ワインを味わうような風情で部下の不器用な反応を愉し
んでいたのかもしれない。


「ああ、北宋だな」

その白肌はどこまでも儚く、美しい。
特に、北宋時代は中国陶器文化の最盛期といって良い。

華北と呼ばれる中国東北部の定窯で作られた白磁は、現代の職人が真似しようにも
真似のできぬ味わいがある。
英語の『China』は、中国を指すと同時に、陶磁器の意味をも持っている。

良くぞ言ったものだ、とマ・クベは思う。

幾多の職人一人一人の名が残ったわけではない。
だが、彼らがそこで働き、戦い、価値あるものを産み続けた結果は、こうやって千年の
時を経ても美しいまま残り、その名は不滅のものとなったのだ。

では、自分の名は歴史に残るのだろうか。
歴史は、自分をどう遇するのか・・・。


「要件を聞こうか?」

ウラガンにしてみれば、いきなり美術品に関する問答を切り上げ、話題を変えたように
しか見えない。
しかし、そのあたりは心得ているのか、ウラガンは背筋を伸ばし、上官の要請に応じて
敵状の報告を始める。


「は、連邦軍はこのオデッサに対して、西、北、東の三方向より迫っております。
西からはレビルの指揮する第1軍集団が接近中で、兵力はおよそ200万。
北からはオーバーベイの第2軍集団、兵力120万。
東からはマザーウェルの第3軍集団、兵力60万。
敵の総兵力は380万超、実に我が軍の4倍であります」


「ふむ。
しかし、エルランから、第2軍集団は作戦に間に合わぬという情報が来ていたな?」

マ・クベは白磁の壷を手に取り、慈愛に満ちた目でそれを愛でながら、連邦のレビル
大将の幕僚であるにもかかわらず、ジオンのスパイとして情報を流し続けるエルラン
中将の名を挙げた。


「はい、北欧戦線を転戦していたオーバーベイはやや遅れているようです。
彼らがモスクワを進発したのが10月26日でありますから、作戦参加には少なくとも3日
のタイムラグが生じるものと思われます」

「よろしい。
ならば我々は、オーバーベイを除く260万の敵だけを相手にすれば良いという事だ。
いや、西部戦線に限って言えば、200万対90万ということになる。
脆弱な連邦軍に対してこの兵力比ならば、十分に勝機はある。
そうだな、ウラガン?」




744 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2008/08/11(Mon) 23:40


(04/51)

あまりに自信に満ちた司令官の様子に、ウラガンは反問する機会を逸しそうになった。
たっぷり数秒間をかけて、ようやく懸念がある旨を述べる。


「し、しかし、万が一、オーバーベイが早く到着した場合に備え、北部戦線には10万
程度の兵を配置しておくべきではないでしょうか。
それと、我々は東部戦線にも6万の兵しか置いておりません。
マザーウェルの60万を引き受けさせるのは、いささか荷が勝ちすぎるように思いますが」


正論だろう。

ジオン軍の擁する兵力、およそ100万のほとんどを西部戦線に集中させるというのは、
あまりにもリスクが大きすぎるように思われた。

しかし、マ・クベにも彼なりの正論がある。

「これ以上、西部戦線以外に兵を割くわけにはいかん。
まして、現れる見込みの無い敵のために、10万もの兵を割くなど出来ぬ相談だ」


マ・クベの口調は穏やかだが、壷からウラガンに移した目は、決して笑ってはいない。
ウラガンは、反問したことを多少後悔した。

マ・クベにとって、常識的な戦略などと言うものは必要ない。
必要なのは、勝つ為の戦略であった。
いくら教科書通りの戦略戦術を駆使しても、戦いに敗れては元も子もないのだ。


「それと、東部のマザーウェルと戦うのは6万ではない。
6万のうち、セヴァストーポリ要塞を守る3万に、マザーウェルの足を止めさせるのだよ」

平然と、東部戦線の友軍に対し、さらに過酷な要求を突きつけてみせる。

決して表情が豊かではないウラガンが、さすがに唖然とする。
そんな彼に、マ・クベは彼なりの”正論”を解説してやった。

「あれは古くから難攻不落を謳われ、近代においても英仏人やドイツ人に大量の出血を
強い、数百日に及ぶ膨大な時日を空費させた要塞ではないか。
だが今回、彼らはほんの数日の間だけ敵の足を止めてくれればいいのだ。
古の先人が成した事に比べれば、そう難しいことでもあるまい?」


マ・クベは壷をなでる手を止め、再びそちらに視線を移し、じっと見入る。

「セヴァストーポリは、マザーウェルという大波に飲み込まれた岩礁のようなものだ。
いずれは陥ちるだろう。
しかし、セヴァストーポリの守備隊は犬死ではない。
彼らは救国の英雄として永遠の存在になるのだよ」


マ・クベはうっとりと、壷に映った自分の顔に向かって微笑んだ。


「そう、私がこの戦いに勝利することによってな」


彼にとって、そこに映っているのは、真の英雄となるべき男の会心の笑顔だった。




745 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2008/08/11(Mon) 23:40


(05/51)

【同日
クリミア半島 セヴァストーポリ
ガイタヌイ 207高地】


「ったく、冗談じゃねえよ!」

ヴァルター・ヴィットマン中尉はセヴァストーポリの地面を思い切り蹴り上げた。

「俺達は戦車兵だ!
それがなんだって自分の戦車を土の中に埋めにゃならんのだ!」

「しょうがないですよ、命令なんですから。
文句なら、司令官に言った方がいいんじゃないですか」

ヴィットマンの蹴り上げた土が掛かったわけでもないのに、わざとらしく服の埃を払って
みせたのは、戦車通信士兼装填手のエンリケ・マルコヴィッチ伍長だ。

まだ若く、あどけない顔立ちをした十代後半の兵だった。

彼はモビルスーツパイロット志望だったが、何の因果か戦車隊に配属された。
それが面白くなかったらしい。
ヴィットマンに対しても万事態度が反抗的だった。

とはいえ、ヴィットマンの方はそう深刻には捉えておらず、生意気で多少扱いづらい
餓鬼という程度にしか思っていなかったが。


「おい、マルコ!
てめえには戦車兵としての誇りはないのか!」

マルコヴィッチはわざとらしく溜息をつくと、面倒臭そうにそっぽを向いてしまった。

代わって答えたのは、髭面の戦車操縦士、クルト・レッチェ少尉だ。
彼は小指よりも短くなった煙草をちびちびと吸いながら、他人事のように答える。

「敵を防ぐのはモビルスーツの役目。
俺たちはその邪魔をせず、隅っこの方で大人しくしてろという事でしょうなあ」


白けた奴らだ。こんなことだから、戦車兵はモビルスーツ乗りに馬鹿にされるんだ。
そう思うと、ヴィットマンとしてはますます面白くない。
一つ舌打ちして、ポケットから煙草を取り出し、いかにも不味そうに吸い始める。

そして、彼の目の前で作業を続ける、白けた部下達以上の不機嫌の種を見やる。


『MS−06 ザク』。
戦車から地上戦の王者の座を奪った新兵器。

そのザクは、彼らの戦車、マゼラ・アタックの車体部分を地中に埋める作業を終え、
さらに露出した砲塔部に被せる為の、鉄製の掩体を手にしていた。

「まったくもって忌々しい。
あいつらのお陰で働き場所を奪われたあげく、いつの間にか連邦の反撃を受けて、
今度は土に潜れだと?
馬鹿にしてんのか!」


防護用の掩体を砲塔に被せ終えたザクが顔をあげ、煙草を投げ棄てたヴィットマンを
モノ・アイに捉える。

「なに騒いでいるんだ。
戦車をタコツボに埋めてやったぞ。
あとはお前らの仕事だ、目隠しをしなきゃならんのだろうが。
ったく、役に立たねえ奴ら・・・」

「んだと!
もういっぺん言ってみろ!」

目の色を変えて怒鳴ったのは、ヴィットマンではなく、マルコヴィッチの方だった。
普段は斜に構えてクールを気取っているくせに、若さによる血の気の多さは隠しようが
無いようだ。

「よせ、マルコ!」

こうなると、年長者のヴィットマンは激発する機会を失い、なだめ役に回らざるを得ない。
隊長も大人になりましたなあ、などとクルトに言われるのはこの為である。

そのクルトはヴィットマンの横で、彼が棄てた煙草を拾い上げている。

別に、突然エコロジーに目覚めたわけでもあるまい。
ただ単に、まだ吸えるかもしれない煙草が惜しいだけに決まっている。

まったく、どいつもこいつも・・・
そう思ううちにヴィットマン自身の怒気は沈静化していた。


「ラース、お前も仕事が終わったんならもう用はないんだろ。
とっとと消えろよ」

ヴィットマンに言われて、アルノ・ラース中尉のザクは肩をすくめて見せた。
あれで謝罪したつもりなのだろうか。

それにしても、あんなところまで人間みたいに出来ていやがって。
どこまで忌々しいんだ、モビルスーツって奴は。


立ち去るザクに背を向け、彼の愛すべき部下達に向かってどなる。

「クルト、マルコ!
仕事の続きだ、さっさと終らせるぞ!」




746 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2008/08/11(Mon) 23:41


(06/51)

セヴァストーポリ要塞。
ジオン軍の要衝・オデッサの衛星基地である。

もともと『オデッサ』は、黒海北岸の港湾都市の一つであったに過ぎない。

だが、ヨーロッパ大陸を席巻したジオン軍は、この港から北の旧ウクライナ地方にまで
及ぶ広大な地域を総称して『オデッサ』と呼び、地球経略の最重要拠点としていた。


何故ならば、この地域に埋蔵された鉱物資源の量は実に膨大であり、特に鉄、マンガン、
チタン、ウランの埋蔵量は全世界でも屈指だったからだ。

資源に乏しいジオンにとって、オデッサはまさに宝の山だった。

その宝の山を守るべく、東の鎮めの役割を担ったのが、セヴァストーポリ要塞だった。

この大要塞は、オデッサ港から南東300キロに位置している。
オデッサを頭に例えれば、黒海を抱きかかえるようにして南東に向かって延びた腕が
クリミア半島であり、その指の先の部分にセヴァストーポリが在ると言えよう。


このセヴァストーポリを含むオデッサ東面の攻撃を担当したのが、マザーウェル中将の
連邦軍第3軍集団であり、兵力は機械化歩兵師団34個を中核とする64万3000で
あった。

一方、オデッサの東部に展開するジオン軍の守備兵力はわずか6万6000に過ぎず、
そのうち、東部戦線最大の拠点であるセヴァストーポリには、3万4000が配置されて
いるだけだった。

連邦軍のマザーウェル中将は、麾下の全力を挙げてセヴァストーポリを攻撃するつもり
だったから、彼我の兵力比は20対1になるだろう。


マ・クベから増援を拒否された、哀れなセヴァストーポリの防衛司令部は、正面から
マザーウェルの大軍と戦う愚を避け、要害の地に拠って、少しでも長く防衛線を支えよう
と試みざるを得なかった。

彼らはその一環として、よほど整備状況の良い一部の車両を除き、殆どの戦車を地中に
埋めてしまい、据付の砲台として使うことにしたのである。

連邦軍は圧倒的な兵力を利し、初手で制空権を確保し、要塞攻撃前の準備攻撃として、
徹底した空爆と砲撃を加えてくるだろう。

そうなれば、機動力に乏しい戦車をいくら戦線に並べておいたところで、戦う前に全て
撃破されてしまうだろうことは目に見えている。

ならば、丘陵地帯の陰の地中にでも埋めて身を守らせつつ、防御用の砲台として活用
した方が良い、というのが彼ら防衛司令部の判断であったのだ。


ヴァルター・ヴィットマン中尉が、屈辱に身を震わせながら自らの戦車を土に埋めたのは
その為だった。




747 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2008/08/11(Mon) 23:42


(07/51)

【11月7日 07:00
ルーマニア ブカレストより東へ50キロ、ヤロミツァ付近】


東欧バルカン半島の付け根にあるルーマニア地方。
ルーマニアの大都市・ブカレストから一路東、オデッサへと進軍する大戦車団があった。
その大集団の中に、一際大きな戦車が見える。

いや、戦車などというものではない。
その巨大さは、陸上戦艦とでも言った方が相応しいだろう。

この陸上戦艦は、ビッグ・トレー級大型陸戦艇、『バターン』。
地球連邦軍の総旗艦だった。


「我が軍の主力は、トランシルヴァニア山脈を超えず、これの南へと迂回し、平野部の
ブカレストからドナウ川を突破、オデッサ南西へと至るルートをとります」

「支援態勢も抜かりありません。
すでに第2航空軍がトランシルヴァニア山脈南端の敵陣地に空爆を敢行し、敵の
砲塁群の50%を破壊。
さらに陽動として、第17軍と第32軍の合わせて16万がカルパチア山脈の敵防衛線
を攻撃しています」

「しかし、敵もドナウ川周辺に強力な陣地を構築しているようです。
ここを突破するには、相当な敵の反撃と、味方の損害を覚悟せねばなりません」

「東部戦線では第3軍集団がセヴァストーポリを爆撃しつつあり。
これを本日中に攻略してみせるとのこと。
さらに・・・」


『バターン』内部の広大な作戦司令室。
居並ぶ参謀達からの報告にいちいち、ウン、ウン、と頷く白髪白髯の人物は、地球連邦
軍総司令官ヨハン・イブラヒム・レビル大将だった。


彼は面白くもなさそうな表情で一通り報告を聞き終わってから、参謀長を務めるエルラン
中将にぶっきらぼうに問いかけた。

「それでエルラン君。
第2軍集団のオーバーベイ中将は作戦に間に合うのだろうね?」


エルランは神経質そうな顔を歪めた。
不快なことがあるとそうなるというよりは、単にそれが癖であるらしい。

「いいえ閣下、残念ながら。
彼らはミンスクの南、プリピャチの大湿地帯に足をとられている筈です。
あの湿地帯の面積はグレート・ブリテン島に匹敵するほどですから、走破は容易では
ありません。
数日、ことによっては完全に作戦に間に合わぬ事も考えておかなければならないでしょう」


レビルは、わざと大仰に驚いてみせる。

「ほう、それは一大事だ!
例のコロニー落しによる異常気象のせいで冬が早く到来し、プリピャチの湿地帯は
凍結しているから走破は容易だ、と聞いていたのだが違ったのかね?」


「閣下、どこで誰から聞いたのかは存じませぬが、根拠薄弱な甘い観測に惑わされ
てはなりませんぞ。
例年より冬が早いからといって、11月になったばかりでは凍結はしますまい。
通常、プリピャチの湿地帯が凍結するのは12月に入ってからなのです。
私はかつて、キエフ駐留軍に居たことがあります。
その経験をご信用ください」


それこそ根拠薄弱極まりないのではないか、とレビルは思ったが、口には出さない。
だが、彼はこの件に関し、エルランの見解を信用しないことに決めた。




748 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2008/08/11(Mon) 23:43


(08/51)

レビルは異端の将だった。

参謀連中からいくらでも質的、量的に優れた情報を得られる立場にいるにもかかわらず、
ときにそれを信用せず、前線の将兵の中にこれと見込んだ人物を見つけると、その人物
から最前線の生きた情報を得ることを好んだ。

更にはそれらの人物に、組織や指揮命令系統を無視して直接指示を下すことさえあった。

その最たる例が補給部隊の一将校に過ぎぬマチルダ・アジャン中尉を介し、ホワイトベース
隊の能力を測り、この隊に試作兵器を優先的に与えるなど、様々な試みをしたことだろう。


要するに、もっとも組織を重んじなければならない立場にいる筈の人間が、それをして
いなかったわけだ。

やはり異端の将というべき人物だった。


レビルはエルランの見解を信用せぬと決めた。
オーバーベイの第2軍集団は何とか戦闘に間に合うに違いない。
それはいい。

問題は、ならばいつ、第2軍集団が戦線に到着するのか?
ということであった。

レビル自身、これがどうにも分からない。
しかし、ジオンのマ・クベに時間を与えるわけには行かぬ。
である以上、今は前進するしかない。

そんな彼の複雑な感情が、この台詞になってあらわれたらしい。


「この戦いは奇妙だな、エルラン君」


例によってエルランが顔を歪める。

「後世の戦史研究家たちは、これを何と呼ぶだろうかね?
宇宙世紀のアウステルリッツか、日本海海戦か、それとも・・・」


一呼吸おいて、エルランに顔を向ける。
無愛想を絵に描いたような人物と言われるレビルの目に、この時は悪戯小僧のような
輝きがともっていた。


「・・・ワーテルロー会戦か」


ワーテルロー会戦。
それはかのナポレオン・ボナパルトが、惨めな敗北を強いられた戦いの名だった。

このときナポレオンは、貴重な別働兵力をド・グルーシー将軍に委ねた。
しかし、この別働隊は、ついに主力決戦に間に合わず、主人の窮地を救うどころか
何の役にも立たなかったのだ。




749 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2008/08/11(Mon) 23:44


(09/51)

【同日 11:30
クリミア半島 セヴァストーポリ
ガイタヌイ 207高地】



「いいか、命令があるまで決して撃つなよ」

ヴィットマンは低声で部下に呼びかけた。
クルトがこの期に及んでなお、のんびりとした口調で応じる。

「別に大声を出したとしても、敵さんには聞こえやしませんよ、隊長」

「うるせえ!
お前はもう少し緊張感ってものを持て!」


確かにクルトの言うとおり、戦車の中で大声を張り上げたところで、敵に聞こえる
ものではないだろう。

だが、彼の目の前に展開している光景が声帯を萎縮させていた。
これで普段どおりの顔をしていられるクルトの方がよほど異常だ。


いま一人、マルコヴィッチはというと、声を出すどころか微動だに出来ずにいる。
声帯が萎縮するどころではないくらい緊張しているようだ。

それもそうだ。
この光景は経験の浅い若年兵にはきつい物があるだろうな。

ヴィットマンが注意深く前方を窺うと、蒙気の合間から、地を埋め尽くすかと思われ
るほどの連邦軍の大部隊が見えた。


先頭を61式戦車の集団が走り、それに自走砲や迫撃砲などの砲車、さらに歩兵
を満載した装甲車などが続いている。

この207高地――海抜207メートルの小山を多い尽くすほどの数だ。
堂々たる大機甲軍団の姿がそこにあった。

進撃してくる彼らに対し、ジオン軍からの反撃は無い。
いや、反撃を禁じられていた。


早朝より始まった連邦軍による徹底した空爆により、周囲の地形は原型を留めない
ほどに変わっている。

セヴァストーポリの全山は死んだように沈黙していた。
少なくとも、連邦軍の目からはそう見えただろう。

しかし、見た目ほどには、トーチカや砲台は損害を受けておらず、なお十分な反撃
能力を残していた。
これも起伏に富んだセヴァストーポリの特殊な地形と、事前の防御工事の賜物だ
ろう。


ヴィットマンらのマゼラアタックも、掘った穴と上に被せた援体のお陰で、あれだけ
の空爆を受けたにも関わらず無事でいられた。

実際、空爆の間は敵の爆弾がいつ命中するかという恐怖との戦いで、頭がおかしく
なるかと思ったが、ともかくも彼らはこうして無事に生き延び、連邦軍に対する報復
の機会を得たのだ。


ヴィットマンをはじめとして、ジオン軍は息を潜めて連邦軍の接近を待ち受けている。

彼らは敵を出来るだけ引き付けようとした。
引き付けに引き付けて、彼我の距離はいよいよ300メートルを切るに至った。


ついに、命令は下った。


「撃て!」

「一斉射撃!」

「砲撃開始!」


砲という砲が、山という山が、連邦軍を取り囲む風景の全てが火を吐き、死の暴風雨
を巻き起こした。

ジオン軍の銃砲弾は地をえぐり、連邦軍兵士をトラックごと吹き飛ばし、戦車や砲車を
叩きのめした。
激しい攻撃を受けた連邦軍は、つんのめるようにして前進を停止した。


ジオン軍は丘陵や遮蔽物に身を隠しつつの戦闘であったが、連邦軍にはそれが
無かった。
彼らには、連続して炸裂する砲弾の雨の中にただ無防備に立ち尽くす以外に術が
無く、当然、おびただしい被害を出した。

無論、この一連の現象は偶然の産物などではない。
ジオン軍がそういう地形を選んで反撃に出たからである。


「よーし、行くぞ!
全軍突撃!」

それまで身を隠していたモビルスーツ隊が稜線から一斉に飛び出す。
彼らはマシンガンやバズーカを乱射しつつ、斜面を駆け下りる。

すでに大損害を受け、組織的な抵抗力を喪失していた連邦軍は、草でも刈るように
薙ぎ倒されていった。

反撃開始からわずか30分。
一方的に打ちのめされた連邦軍はついに後退に転じた。


敵が潮のように引いてゆくのを見て、ジオン軍の通信回線は歓声で飽和状態になった。
兵たちは腹から雄叫びをあげる。

しかし、ヴィットマンは知っていた。
今回の反撃を見て、連邦軍はジオン軍の正確な砲兵力の配置を把握したことだろう。

彼らは態勢を立て直し、今度はさらに正確な準備砲撃と空爆をジオン軍陣地に加えて
から攻撃をかけてくるに違いない。

そうなったとき、自分達はどれだけ持ちこたえられるのか。


戦いはまだ始まったばかりだった。




750 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2008/08/11(Mon) 23:50


(10/51)

【同日 16:50
ブカレストより東へ120キロ、ハルソヴァ付近】

「セヴァストーポリで敵の反撃が活発化しています。
事前の準備爆撃が不十分だったようです」

「何を今更!
奴ら、今日中にセヴァストーポリを陥とすと豪語したのを忘れたのか!」

「第14師団司令部との連絡がとれん!
どうなっているのか!」

「第6軍より援軍の要請です!
スリナ川の北岸に敵モビルスーツの大部隊が出現した模様!」


『バターン』の司令室は参謀達がヒステリックなダンスを踊る場と堕している。

連邦軍は各所で攻勢に出たが、その攻勢は全ての戦線で弾き返された。
戦線によってはジオン軍の逆襲を受けて壊走する部隊さえあった。

しかしレビルは、予想外の味方の苦戦に驚くよりも先に、妙な違和感を覚えていた。


「ジオンの兵力配置は随分と的確なようだな。
いや、あまりにも的確すぎる」

特に敵の西部戦線の厚みはどうだ。
とても、連邦軍の四分の一の兵力しか持たぬ軍とは思えない。


100万程度と見積もっていたジオン軍の兵力が、実は200万を超えていたのか?

それもおかしい。
それでは地球に降下したジオンの物資運搬船・HLVとの数が合わない。

あるいは、マ・クベは他の戦線を放棄し、全ての兵力を西部戦線へ結集したとでも
いうのか?
あの万事慎重なマ・クベがそのような博打を打つなぞ、考えられない事ではあるが。


・・・だが。
そうなのだ。
それ以外にはありえない。

マ・クベは博打を打った。
そして、あの男は勝てる博打しかやらない男だ。


ならば、こちらの兵力配置や、オーバーベイの第2軍集団の進軍遅れなど、全ての
情報が敵に筒抜けになっているということではないか!


苦虫を噛み潰したレビルに向かって、エルランが一歩進み出た。

「敵の反撃は予想以上ですな。
このまま放置すれば、我が軍の戦線は崩壊しかねません。
ここは温存してある予備兵力を投入し、前線を押し戻すべきです」


参謀連中があれだけ慌てに慌てている中で、この男だけが場違いなくらいに冷静だ。
これほど胆の据わった男だったという記憶は、レビルには無いのだが。


エルランが手元の操作盤を動かすと、司令室中央の巨大な作戦図に、一本の矢印が
描かれた。


「敵の主力はドナウ川沿いに、イズマイルからヴィルコフのラインに展開しています。
それに比べ、西のガラツィはやや手薄なようです。
予備軍をガラツィに投入し、これを突破、一気にプルート川を渡り、ドナウの敵軍を
包囲してしまいましょう」



751 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2008/08/11(Mon) 23:51


(11/51)

エルランの提言そのものは的確だ。
戦術の教科書の回答のように。


しかし、今問題なのは局地的な戦術の妙を敵と競うことではないのではないか。
彼の提言は根本的なところでずれている。

その思いがレビルの口調を皮肉っぽくする。


「予備兵力。
ろくな訓練も済ませておらぬモビルスーツ大隊や、戦意に乏しく装備も古い老兵師団
を投入しろというのかね?」


ふう、と大きく溜息をつく。

「我が軍が、兵力で敵を圧倒しているとは言っても、内情はかくのごとし、だ。
つまるところ、我が軍の優勢とはその程度のものなのだよ。
だが・・・」

出さぬわけにもいくまい。
出さねば前線で苦闘中の諸部隊は崩れたち、戦線は崩壊するだろう。


ジオンにはこちらの動きを察知する術があるようだが、それでも兵力だけは大きい我が方
の予備軍がガラツィへ大挙進軍すれば、彼らもそちらへの手当てを厚くせざるを得まい。

結果的に、苦戦中の他の部隊へのジオンの圧力は弱まる。
彼らが態勢を立て直し、組織的な戦闘力を回復させるのに必要な時間を稼ぐ事ができる
だろう。


「閣下、予備軍の指揮を、是非私にお命じ下さい。
私はかねてよりオデッサ作戦を研究し、ガラツィの突破に関しての明確なプランもあります。
必ずや、プルート川を渡り、味方との挟撃態勢を築き上げ、敵を殲滅してご覧にいれます」


このとき、レビルが感じていた違和感は最高潮に達したといっていい。
エルランのこの浮かれようはどうだ。
そもそも、彼はこれほど積極的に前線に出たがるタイプの軍人だったであろうか。


思えば、この戦いははじめから奇妙だった。
今もそうだ。
奇妙でありすぎる。


だから、彼はこう言った。
それについて、奇妙すぎるという以上の理由はない。
ほとんど直感に近かったが、何故か確信の持てる直感であった。


「いや、予備軍の指揮はチモシェンコ将軍に執らせよう。
彼は長くこの地域に勤務した経験があり、土地勘もある。
それに多少の困難にあっても動じぬ猛将だ」


そして付け加えた。

「エルラン君、私は君の識見を買っているのだよ。
だから、君には私の傍を離れてもらっては困るな」


エルランは明らかに狼狽の表情を浮かべた。

それは、味方がどれほどの苦境にあろうとも顔色一つ変えなかった彼が、この戦闘で
初めて見せた表情だった。


そしてレビルは、それを見逃すような男ではなかったのだ。




752 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2008/08/11(Mon) 23:56


(12/51)

【同日 18:40
オデッサ鉱山基地 地下司令室】

連邦軍が温存していた予備軍を動かした、との報は、すぐにマ・クベにもたらされた。
ただ、それまでならば、どの部隊がいつ、どこに向かって動くかの詳細な情報が来たの
だが、今回の情報はやや具体性を欠いている。


「なに、問題はない。
敵が予備軍の全てをガラツィへ向けて動かした。
レビル本隊の周りには予備軍が居なくなり、彼らの防備は手薄になった。
それで十分ではないか。
エルランは良くやっている」


マ・クベは最愛の我が子のようにして白磁の壷を抱いている。
軍服姿の中年男が、一日中美術品と戯れているというのは異様な光景である筈だが、
ウラガンはもう慣れきってしまっている。


「ガラツィに敵の総予備隊が進軍、ですか。
ここは我が軍の防衛線の中でも、最も強固な部分の一つです。
敵がいかに大軍とはいえ、ガラツィを抜けるのは容易ではないでしょう」


「その通りだよ、ウラガン。
さて、私としてはこの状況を最大限に利用したいと思っているのだが。
我が方の予備軍の状況はどうか」


壷を抱きながら、目線だけをウラガンに向ける。
その眼光は、いつにもまして鋭い。

ついにこの時が来た。
ウラガンはそれを感じ、直立不動の姿勢をとる。


「はっ!
すでに空挺第1旅団の出撃準備が整っております。
さらにハルダー閣下麾下の、第2軍、第8軍、第11軍も出撃可能です」


「よろしい。
総予備軍はただちに出撃。
目標はコンスタンツァより北方60キロ、トポログ付近。
他には一切目をくれず、レビルの本営に対し、総攻撃をかけるのだ」

マ・クベは、椅子から立ち上がって続けた。


「そしてハルダーの軍に伝えよ。
公国の興廃、この一戦にあり。
諸君らのより一層の奮戦に期待する、とな」


芝居がかった台詞だ。
たが、存在自体が芝居がかったこの男には、かえって似合う台詞だった。


マ・クベという男の人生劇場は絶頂を迎えつつあった。




753 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2008/08/11(Mon) 23:57

(13/51)

【11月8日 6:40
トゥルチェア上空】


空を覆いつくすほどの大航空団が一路、南を目指して進軍する。
だが、先頭に立つ機体は、航空機としては異様な形状をしている。

いや、それは航空機ではない。
翼を持たず、人の形をしたそれは、重爆撃機・ドダイYSの背に立った
『MS−07 グフ』だった。


さらに、30組ほどのドダイとグフの周囲を、無数の戦闘機・『ドップ』が飛行し、この
大航空団の先陣を形成していた。

本隊として、彼らのあとに続くのは、『ガウ攻撃空母』の大編隊だ。
その数、24機。
無論、ガウの周辺にも、護衛役のドップが舞っている。


レビルを倒す、ただその目的の為だけに特別編成された部隊に、マ・クベは保有する
全てのガウを集中させた。
この事実一つをとっても、彼がこの攻撃に全てを賭けていたのが分かる。


空挺第1旅団。
この部隊は組織上”旅団”として扱われてはいたものの、戦力は巨大であった。
所属する兵士の人数は一個師団に迫り、モビルスーツの数に至っては一個軍に匹敵した。

ましてこの旅団には、他の師団にも軍にも無い、圧倒的な機動力がある。
この強力無比な集団の指揮官が、フランツ・マッケンゼン大佐だった。


本来、これほどの集団であれば、将官クラスが指揮すべきであったが、マ・クベは
作戦の成否の鍵を握る部隊の指揮官を選定するに当たり、階級よりも能力を重んじた。


マッケンゼンは、ドダイとグフの合体戦法の考案者と言われ、モビルスーツの行動範囲を
飛躍的に伸ばすことに成功し、数々の武勲を立てた。

武勲の巨大さと、電撃的な強襲を得意としたことから、『韋駄天フランツ』と渾名され、
敵味方から畏敬を集める存在だったのだ。

彼が指揮官に選ばれたのも、苦し紛れながら、これほどの部隊が旅団として扱われた
のも、このような事情があってのものだ。


さらに、空挺第1旅団と同時に大地を轟かせつつ進軍を開始したのが、この攻撃の為に
虎の子のように温存されていた、第2、第8、第11の三個軍からなる、ハルダー中将を
司令官とする軍集団だった。

このハルダー軍集団の兵力は21万。

モビルスーツ300機、火砲1100門、他に戦車や装甲車などの多数の戦闘車両を
従えた、オデッサ守備軍中最強の精鋭部隊であった。

この軍団が連邦軍の前衛部隊を粉砕し、進軍する中、マッケンゼンの空挺第1旅団は
一気にそれを飛び越え、レビルの本営を直撃した。



今まさに、『韋駄天フランツ』の本領が発揮されようとしていた。




754 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2008/08/11(Mon) 23:58


(14/51)


「全機、攻撃を開始せよ!」


ドダイ上のマッケンゼンは、愛機の右腕を前方に突き出した。
それを合図に、ドップ隊とグフ隊の半数が急降下し、レビルの本隊に襲い掛かる。
また、彼自身の率いる残り半数が、上空の連邦軍航空隊へと突入した。

彼の狙いの第一は、連邦軍の対空火器と戦闘機隊を叩き潰し、後続するガウ部隊
によるモビルスーツ降下を容易にすることにあった。


彼の視界に連邦軍の戦闘爆撃機・『フライマンタ』の大群が映る。
そしてそれは一瞬ごとに急拡大し、ついにモニターを塞ぐほどの大きさになった。


「邪魔だ、連邦の七面鳥めが!」

マッケンゼンはグフのヒートロッドを一閃させ、フライマンタを撃破する。

ヒートロッドを避けた何機かは難を逃れたように見えたが、それも一瞬の事だった。
彼らはグフの指に内蔵された75ミリバルカンの掃射を受け、瞬く間に撃墜された。


彼に続くグフ部隊も次々とフライマンタを撃破する。
しかし、連邦軍とてやられっ放しではない。


ドダイはもともと重爆撃機だ。
エンジンのパワーが大きいからスピードは出るが、図体が大きく、小回りは利かない。
まして、グフを載せてしまっては、敏捷な戦闘機を相手に旋回戦闘など出来るはずもない。


「ジオンめ、調子に乗りやがって!」

フライマンタは身軽に機首を翻し、ドダイの後背に食らい付く。
そして主翼に収められたバルカン砲を浴びせかけた。


グフは盾を差し伸べ、ドダイのエンジン部を保護した。
フライマンタの銃弾は、グフに命中したが、それらは分厚い装甲に弾き返されてしまう。
また、グフの盾に守られたドダイも無傷だった。


「ドダイさまの尻に手を出そうとは太え野郎だ。
ご婦人にちょっかいを出した罰をくれてやる!」


グフからバルカンの一斉射という褒美を与えられ、フライマンタの機体は四散した。
ドダイとグフは動きでは戦闘機に及ばなかったが、連邦軍のパイロットに対しては、
さながら空の要塞とでも言うべき攻撃力と防御力を見せ付けたのだ。


「下だ、下から狙え!」

モビルスーツを相手にしてはどうにもならないと悟った連邦軍の編隊が急降下し、
ドダイの下に回りこむ。

そして一気に急上昇し、ドダイの無防備な機体下部から攻撃を掛けようとした。


だが、護衛のドップ隊とて、それを黙って見過ごす筈が無い。
ドップの突出した操縦席の視界の良さも、それを助けた。


「やらせるものかよ!」


ドップ隊は逆落としにフライマンタ隊へと襲い掛かる。
戦闘機同士の空戦では、上を取った方が圧倒的に有利だ。

フライマンタ隊は驟雨のような銃弾を浴びて、次々と撃ち落されていく。

しかし、それを掻い潜った数機がドダイに到達した。
彼らは空対空ミサイルをドダイに叩き込んだ。


「くっそ、やりやがったな!」

爆発するドダイから飛び降りたグフのパイロットが虚しく叫ぶ。
もはや彼には地上に降りるより他に術が無い。

彼は、レビルの大軍団のまっただ中に降下して戦わねばならないだろう。



新たな敵機をヒートロッドで撃破し、自身の撃墜スコアを更新したマッケンゼンが
背後を振り返ると、空には敵味方の砲火で黒い雲が出来上がりつつあった。

しかし、その雲から、黒煙を吐きつつ糸を引くようにして墜落していくのは、連邦の
戦闘機ばかりだ。

先ほどのドダイを撃破されたグフのように、いくつかの例外はあるにしても、味方が
この空戦で押しているのは明らかだ。
地上でもジオン軍の急襲を受けた連邦軍は混乱し、反撃は散発的だ。


マッケンゼンは通信機を操作し、後続するガウ部隊への作戦決行を指示した。

露払いは済んだ。
戦いはこれからが本番だ。

そう思いながらも、彼は作戦の成功を確信していた。



755 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2008/08/11(Mon) 23:59


(15/51)

【同日 7:10
トポログ付近】

上空にガウが、航空機としては規格外の巨体をあらわす。
その威容は、かつて太古の空を支配した翼竜を彷彿とさせる。

しかも数が多い。
彼らのために空が暗くなるのではと思われるほどだ。


ジオンの大部隊が迫る様を、ビッグ・トレーから目にしたレビルは呟いた。


「一挙に戦局を覆すべく、乾坤一擲の攻勢に出るか。
敵ながら見事だ」

彼にとっても、ここが正念場だった。



ガウの腹が開き、中に搭載されたモビルスーツが姿を現す。

視界が開け、モビルスーツパイロットの目に、地上の激戦の様相が飛び込んで来た。
敵味方が泥まみれになって殺しあう、凄惨という以外に形容のしようがない光景だ。


あるものは口中が干上がり、またあるものは操縦桿を握る手を震わせる。
彼らの目を釘付けにしたのは、連邦軍の中央に屹立する、巨大なシルエットだ。

それこそレビルの座上艦、ビッグ・トレー級『バターン』だった。


「でけえ!」

「あれが大皿野郎か!」

「ひるむな!
レビルを殺れ!」

「全機降下せよ!」

「いくぞ!」

先頭のザクが空中に飛び出す。
続いて、二番機、三番機とテンポよく飛び出してゆく。


彼らに躊躇している暇はない。
兵士の心情というのは不思議なものだ。

死が大量生産されている戦場に飛び出すのは無論、覚悟が要る事だったが、ここで
怖気づいてガウの中に取り残される方が、仲間に置いていかれるようでよほど怖ろしい。

そう感じてしまう。

ならば思い切って飛び出すことだ。
飛び出した先に待っているのが生か死か、そんなものは分かりはしない。

だがやるしかない。
戦って、戦って、敵を倒すのだ。


彼らは一人一人が戦鬼となって、レビルの本営に殺到していった。




756 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2008/08/12(Tue) 00:01


(16/51)


『バターン』の両舷に搭載された巨大な三連装砲が火を吹く。


砲弾は雲霞の如く降下するジオンのモビルスーツ隊に命中する事無く、彼らの手前で
炸裂する。

だが、これは対空散弾だった。
炸裂した砲弾からは無数の破片がばら撒かれ、数機のモビルスーツに致命傷を与える。


「か、かあさん・・・」

破片の直撃をコクピットに受けた若いパイロットは、腹部から飛び出した血まみれの
内臓を押さえながら呻いた。

しかし、彼の苦痛は長くは続かなかった。
彼と同じく、腹部を損傷したザクは短い痙攣ののち、爆発した。


ガウから降下したジオンのモビルスーツ隊は、降下中を狙われて損害を出したが、
比較的それが軽微で済んだのは、マッケンゼン隊の掩護攻撃が有効だったからだ。

『バターン』は戦場全体の連邦軍を指揮するよりも、まずは己を守るべく奮戦しなければ
ならなかった。


「敵モビルスーツ、一時方向に12機降下!」

「左舷より8機接近中!」

「迎撃だ!
こちらもモビルスーツを出せ」


『バターン』の背に連邦軍のモビルスーツ、『RGM−79 ジム』が姿を現す。 

彼らの半数は『バターン』の背に残って砲台となり、残りの半数は背から飛び降りて
敵モビルスーツに向かって走る。
さらに周囲に続いていた大型トレーラーからも続々とジムが起動し、出撃した。


落下傘を切り離したザクが、マシンガンを連射しつつ地上に着地する。

彼は弾槽を空にするまで射撃を止めない。
無論それは、後続する味方機の降下を掩護する為だ。


ザクのマシンガンに撃ちすくめられたジム隊は、身をかがめつつ反撃を試みる。
ジムが装備する小銃型の携帯火器からビームが迸った。


「ビーム砲だと!?」

当りはしなかったが、その閃光にザクのパイロットは驚きの声を上げる。
彼は多くのジオン兵がそうであるように、モビルスーツがビームを発射する場面を
見た事が無かった。

しかし、彼はひるまない。


「素人のくせに、危ないオモチャをつかってんじゃねえ!」

彼はたった一機でジム隊の前に立ちはだかり、マシンガンの銃身が焼きつくまで
撃ち続け、二機のジムを撃破した。


「チ、チャーリー、トニー!
こいつ、やりやがったな!」

ジムのパイロットの多くは、今回が初めての実戦だった。

彼らは、つい先ほどまで不安と恐怖に脅えていたのだが、僚機の爆発を目にし、
その恐怖は頂点に達した。


だから、その恐怖から逃れる為に必死にトリガーを引く。
それが彼らを死から救い出す、唯一の途だと信じて。

残弾数や、周囲の敵味方の配置に気を配る余裕なぞありはしない。

そしてついに、ジムのスプレーガンから放たれたビームが、ザクの腹を撃ち抜く。
ビームの超高熱は、操縦席のパイロットを一瞬で蒸発させ、主人を喪ったザクは
力なく大地に崩れ落ちた。


だが、ザクを倒したジムのパイロットは、初めての戦果を喜べなかった。
彼は戦死したザクのパイロットより、数秒しか長生きできなかったからだ。


彼は遅れて降下してきた他のザクから、憎悪のこもった反撃を受け、自身の身体
ごと乗機を蜂の巣にされた。




757 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2008/08/12(Tue) 00:02


(17/51)

【同日 9:10】


レビルの本隊に襲い掛かったマッケンゼンの空挺第1旅団のモビルスーツは99機を
数えた。
ドダイに乗ったグフが27機に、ガウに搭載されたザクが72機である。


これは強力無比な戦闘集団ではあったが、これでもレビルの本隊を破るには不足だ。
また、銃砲弾や燃料の補充など、補給の問題もある。


彼らの役割は連邦軍の本営に殴り込み、その陣形を突き崩し、楔になることにあった。
そして、乱れた敵を叩き潰すのは、彼らに続いて進軍するハルダー軍集団の仕事だ。


そして、この時刻。
ついに北から、ハルダー軍集団が戦線に到着した。


砂煙を巻き起げながら先頭を走るモビルスーツは、ザクを二周りほど重厚にしたフォルム
を持っていた。

にもかかわらず、疾い。
ザクやグフには決して出せないスピードで、連邦軍のモビルスーツ隊に突進する。

巨大なスカートからジェットの噴流を吐き出し、ホバーで疾走する『MS-09 ドム』は、
手にしたジャイアント・バズーカから360ミリロケット弾を放った。


ジムは間一髪、盾でそれを防いだが、ロケット弾の爆発は盾ごとジムの左腕を持っていく。
左腕を失ったジムは、二番目に現れたドムのヒートサーベルで、胴を上下に分断された。

ジムの上半身と下半身はそれぞれ別方向に飛んで爆発し、そのあおりを受けたジム隊は
隊形を崩す。

そこへ三機目のドムが飛び込み、外しようのない近距離からジャイアント・バズを連射し、
瞬く間に二機を吹き飛ばした。


ジェット・ストリーム・アタック。

エミリア・ライヒ大尉が指揮するドム小隊は、黒い三連星と呼ばれたエース達と
ともに、ドムの慣熟訓練を受けたほどの腕利き揃いだった。

彼らもまた、ハルダー軍集団が精鋭と言われる理由を体現する連中だった。



「第9師団が来たか!
多少予定時刻を過ぎているようだが、まあ良しとしよう」

その光景を、ドダイの機上から目にしたマッケンゼンは頬を緩めた。
彼の部隊は連邦軍をさんざんに傷めつけたが、致命傷を与えるまでには至っていない。


なんといっても敵の数が多い。
一機のモビルスーツが撃破されても、すぐに別の一機が取って代わって反撃してくる。

さらに、他の戦線の攻撃に参加していた部隊が、本隊の危機に反転して来つつあった。


マッケンゼンでさえ、倒しても倒しても尽きる事無く現れる連邦軍に、いささか食傷にも
似た感覚を覚えていたところだ。

だから、このハルダー軍集団の到着は心底有り難い。



一方、連邦軍も必死だ。

彼らはマッケンゼンが持て余すほど、次々と戦場に現れた。
言い換えれば、連邦軍は戦力の逐次投入という愚を犯した事になる。

しかし、この期に及んでそんな事は言っていられない。

他の場所から来援した部隊を、即座に防衛に投入しなければ、彼らの戦線はとっくに
崩壊していただろう。


今の彼らにできるのは、ただ後退せず、その場に踏み止まる、という事だけだ。
ジオンの新手が戦線に現れたようだが、こちらも味方の更なる来援を待つしかない。


後に『トポログの激戦』と呼ばれるようになる戦いは、いよいよ佳境を迎えつつある。




758 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2008/08/12(Tue) 00:03


(18/51)

ジオン軍も、連邦軍も、戦場に到着した部隊はレビルの本営を目指した。

彼らは急速に接近すると、互いに遮蔽物も無いまま、至近距離での銃撃戦を展開する。


やがて『バターン』の周囲に敵味方のモビルスーツが集まり、飽和状態になると、
ザクはヒートホークを、ジムはビームサーベルを手に肉弾戦を始めた。


そしてサーベルやマシンガンなど手持ちの武器を使い果たしてしまうと、ついには
盾で相手を殴りつけ、肩から体当たりを食らわせたりした。


進化を続けた人類は、ついに自らの形を模した高性能の兵器を持つに至ったが、その
兵器が演じる戦いはサイズを数倍にしただけで、数千年前の人類がやっていたものと
何ら変わるところがなかった。


要するに、人間の本質は数千年前から何も変わってはいないのだ。
絶望的なくらいに。

ジオン・ズム・ダイクンが、人類の革新なぞという夢物語を唱えたくなるのも無理はない。


そんなことを思いながら、レビルは戦況を眺めている。

こういう状況になってしまうと、総司令官である彼には仕事が無くなってしまう。

まさか彼が、一機のジムに直接、ああしろ、こうしろと指示を出すわけにもいかない。
彼に指示を出すべき直属の指揮官がいるし、更に上には上級司令部がある。

総司令官が口を出すべきものではない。
あとは各級の指揮官や艦長に任せるしかないのだ。


彼と同じように司令部に居ながら何もしていない人物が一人いる。
参謀長のエルランだ。


彼にとって、このジオン軍の大攻撃は予定通りだった。
当然だ、彼がマ・クベに情報を流し、攻勢を呼び込んだのだから。

しかし、予定外だったのは、自分が未だにこの『バターン』に留まり、レビルの横に
居る事だった。

彼の”予定”によれば、とっくに『バターン』を抜け出し、マ・クベの元に駆け込んでいる
筈だったのだ。


自分はここで死ぬのか。
レビルと共に。

レビルとはまた違った意味で、ただ椅子に座っているだけの彼のうつろな目に、一片の
情報が飛び込んできた。

エルランは顔を歪めた。

自分にとって、それが吉報なのか凶報なのか、にわかに判断がつかなかったからだ。




759 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2008/08/12(Tue) 00:04


(19/51)

【同日 10:50】


「第2軍集団がヴィンニツァを突破!
バルタとペルウォマイスクの敵陣に対し、攻撃を敢行しつつあり!」

「さらに一部の部隊はキシニョフを攻撃中!」

「やった!
オーバーベイが間に合ったぞ!」


『バターン』の司令部は歓声に包まれる。

例外だったのは蝋人形のように蒼白な顔をしたエルランと、不機嫌そうに憮然とした
ままのレビルだった。


連邦軍第2軍集団は戦闘に間に合った。
彼らはモスクワを出撃し、プリピャチの湿地帯を抜け、オデッサの北部戦線に雪崩れ
込んだ。


マ・クベは兵力の殆どを西部戦線に集中していた為、ここを守備するジオン軍は数万に
過ぎず、120万を算する連邦軍は、紙でも突き破るような容易さで北部戦線を突破して
しまったのだ。


中でも航空機と軽戦車や装甲車を中心に編成された快速師団は、わずか数時間で
ヴィンニツァからキシニョフまでの200キロを踏破してしまった。

そしてキシニョフを奪われると言う事は、西部戦線に展開したジオン軍部隊にとって、
退路を絶たれることを意味した。

特にレビルの本営を攻撃に出たハルダーの三個軍は、連邦軍の重囲に陥るだろう。



レビルは一通り参謀から報告を受けると、彼らにいくつか簡潔な指示を出した。

そして、自分のシートにうずくまったままのエルランに聞かせるつもりがあるのかない
のか、視線を前に向けたまま話し始める。


「エルラン君。
君の分析によれば、オーバーベイ中将の第2軍集団は作戦に間に合わぬはずだった。
そうだな?」


エルランは何も答えない。


「本来、第2軍集団はプリピャチの泥濘に足を取られて苦しむはずだった。
ところが、コロニー落としによる異常気象のせいで、例年よりはるかに早くプリピャチの
湿地帯は凍結してしまった。
第2軍集団は、遮る物の無い平原を往くがごとく、易々と彼の地を突破したというわけだ。
マ・クベにとって、これは大変な誤算だったろう。
そして・・・」


レビルはエルランの生気のない顔に鋭い視線を向けた。


「君にとってもな」


ここではじめてエルランは顔を上げた。

もし、『驚愕』というタイトルの絵画が存在しているのなら、こういう顔を描いた絵であろうと
思われた。




760 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2008/08/12(Tue) 00:05


(20/51)

一呼吸おいて、レビルは続ける。


「しかし、とんだお笑い種だとは思わんかね?
よりによってアースノイドが、地球の気候変動を読みきれなかったなどと。
そのようなアース・ノイドを信用したマ・クベという男も不幸としか言い様がないな」


「そ、それは誤解だ!
私はなにも・・・」


立ち上がって叫んだエルランに、銃を手にした一群の衛兵が駆け寄り、取り囲む。


「ジャブロー戦の頃からおかしいとは思っていた。
機密の漏えいが甚だしい」


レビルは席から立ち上がる。


「一応、疑ってはみていた。
軍の高官が敵と内通してはいないか、と。
何故なら、ジオンの読みはあまりにも的確であり、異常でさえあったからだ。
情報の出所は、彼らにとってよほど信頼の置ける人物からのものだったという事が
想像できた」


そのままエルランに歩み寄る。


「そして彼らは、第2軍集団が戦場に間に合わぬという誤った情報をも信じてしまった。
ここまで来れば、私にも犯人が誰だか想像はつく。
もともとマークしていた人物の中から、第2軍集団が間に合わぬと主張していた人物を
思い出せば良いだけのことだ」


そして歩を止め、うろたえるエルランを真直ぐ見据えた。


「まさか、な。
君だったとは、エルラン君」


レビルの声はどこまでも静かだった。

衛兵に取り囲まれたエルランは、死刑宣告を受けた被告さながらに肩を落とした。
彼は衛兵に促され、無言で退廷した。



司令室から退室したエルランを見送ったレビルは不機嫌だった。
それはエルランが裏切ったからではなく、別の理由によるものだ。


今回、エルランが「第2軍集団は間に合わぬ」と思い込んだのは、ひとえに彼が
前線の事情に無知であるためだった。

あるいは、前線から的確な情報が届けられても、それが自分の固定観念と相反
するものであれば見向きもしないという、およそ参謀にあるまじき視野の狭さと、
硬直しきった精神によるものだった。


そういう参謀が彼だけならばまだ良い。

しかしレビルの見るところ、彼のような参謀は決して少なくなかった。
それこそ大きな問題と言うべきであり、彼にとって頭痛の種なのだ。


現場を知らず、知ろうともせず、机上の空論を弄ぶしか能のない連中のおかげで、
この戦争は思わぬ苦戦を強いられている。

一週間戦争がそうだった。
そしてあのルウムも。

あの戦いで一体どれだけの人間が命を落としたか!


この連中は、未だにそれが分かっていないらしい。
そして、エルランがそういう連邦軍の無能を体現した人物だったが為に、自分は救われ
たのだ。


歴史上、味方の無能に苦しめらた人物は多くいるだろう。
しかし、味方の無能に救われた人物が、果たしてどれだけいるのか?


これほど滑稽な事は、そうは無いに違いあるまい。
レビルは、深刻な怒りが自らの体内を満たすのを自覚せずにはいられない。


今回が最後のチャンスのつもりで彼ら参謀達の奮起を期待したのだが、やはり無駄
だったようだ。
この戦いが終わったら、参謀チームの総入れ替えを断行せねばならんだろう。


彼がそう思う間にも、トポログの戦いは、終幕を迎えようとしていた。




761 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2008/08/12(Tue) 00:06


(21/51)

【同日 11:20
オデッサ鉱山基地 地下司令室】


「なんだと!
それはどういうことだ!」


マ・クベは椅子から立ち上がり、拳を机に叩きつける。
彼は罪の無い机を殴りつけた手を、まるで親の仇でもあるかのように睨み続けた。


何故このような事になったのか?
これから味方にどのような指示を出せば良いのか?


彼の頭脳は高速で回転するが、それも空回りしてしまい、容易に答えは出ない。

冷静な彼らしくもなく、焦るあまりに複数の課題を順番に処理しようとせず、それらを
同時に考えようとして、かえって思考が支離滅裂になったせいだった。


震える手でハンカチを掴み、額の汗を拭うとようやく落ち着いたのか、彼なりの回答を
見つけ出した。

そしてその回答は、彼を焦慮の谷底から、一挙に激昂の頂へと噴出させるのに十分
なものだった。


「レビルめ、謀ったな!」


マ・クベの想像はこうだ。

レビルはエルランがジオンのスパイであることを早くから見抜いていた。
そしてエルランに、第2軍集団は戦いに間に合わぬという偽情報を吹き込み、
ジオン軍を誤断の底なし沼に突き落としたのに違いない。


しかし、それはレビルに対する過大評価というものだ。
真実はそのようなものではなく、単にエルランの見通しが甘かっただけのことだ。


レビルは積極的にマ・クベを騙そうとしたわけではなかったから、本来、彼から非難
されるべき謂れはない。

が、過去、戦争というものの多くが、互いの騙し合いの側面を持ち、また、一方の
誤解が、他方の誤解を拡大再生産させる性質のものである事を思えば、それは
ごくありふれた光景であるに過ぎない。


ともあれ、彼は当面の選択を迫られてる。

それも早急にだ。
こうしている間にも、守備隊が皆無に等しい北部戦線は大崩壊を起こしているだろう。

特に問題なのは、レビルの本営に突入した空挺第1旅団と、ハルダーの軍集団だ。

彼らは補給線を断たれた。
このままではいずれ手持ちの武器を使い果たし、全滅するに違いない。


「司令」


ウラガンが決断を促す。


マ・クベにもウラガンの言わんとするところは分かっている。

だが、ここで退却すれば、ジオン軍は再攻勢の機会を永遠に失い、あとは防戦
一方となるだろう。

そしてこの兵力差では、その防戦もいつまで続けられるか分からない。
つまりは、この戦いの敗北が確定してしまうのだ。


「ハルダーに攻撃を続行させて、我が軍が勝利できる可能性は?
例え残りの弾薬が少なくとも、このまま前進すれば、レビルを討ち取ることは可能
なのではないか?」


「可能性がゼロだとは申しませんが、それより早く、このオデッサが陥落するのは
確実です。
それでは・・・」


マ・クベは瞑目し、副官の語を継ぐ。


「・・・それでは、よしんばレビルだけは討てたとしても、オデッサを失ったあげく、
敵中に取り残された100万の味方は帰る家を失い、残らず全滅するに違いない、
か。
確かにその通りだな」


ならば、彼らに退却を命令した方が良い。

最終的に、単なる後退を意味する退却から、オデッサの放棄を意味する撤退へと
命令を変更せざるを得なくなるに違いないとしても。


それでも、敵の進撃を拒止する間に、味方の何割かは、他の地域や宇宙へ
脱出できるだろう。


マ・クベは大きく息を吐いた。

彼の体内に充満していた後悔の念や、エルランへの恨み節、策を弄した――
と彼は信じた――レビルへの憤りをも吐き出すかのように。


そして、もう一度背筋を伸ばす。


「これより後退戦を戦う。
ハルダーに退却命令を出せ。
西部戦線の諸部隊はこれを掩護せよ。
また、基地に残置してある兵は、一人残らず北部戦線へ移動させよ。
少しでも多く時間を稼ぐのだ」


マ・クべは明瞭な声で命じた。
彼の表情からは苦悩が消えていた。




762 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2008/08/12(Tue) 00:08


(22/51)

【同日 11:50
トポログ付近】


地を圧しつつ61式戦車の大部隊が進む。
彼らは150ミリ連装砲をつるべ撃ちにし、ジオン軍に砲弾の雨を降らせた。


だが、ジオン軍の反撃も激しい。

ザクが、グフが、戦車砲弾で傷つきながらもマシンガンやバズーカで応戦する。
61式戦車はたちまちのうちに撃破されてゆく。


空から連邦軍の重爆撃機、デプ・ロックの編隊が急降下する。

投下された爆弾が、ジオンのモビルスーツ隊の周囲に次々と着弾し、その直撃を
受けたザクが吹き飛ぶ。


投弾を終えたデプ・ロックは上昇に転じようとしてスピードを落としたが、その瞬間を
狙っていたドップ隊に襲われ、多くが撃墜された。


しかし、ドップ隊に戦果を誇る暇は無い。

ジムが、低空に降りた彼らにビームスプレーガンを射掛けてきたからだ。
ドップは散開するが、それでも二機がビームに捉えられて四散する。


そのジムの脇を猛然とすり抜け、ドムが背後に回りこんだ。

ドムのモノアイが獲物を見据えて光る。
バズーカの直撃を背中に受けたジムは、腰をへし折られるようにして爆発した。


「きりが無いですな、連邦のウジムシ野郎は。
いくらでも湧いて出てくる」


ダン・ヒックス少尉が毒づいた。


「こいつら、数が多いのだけが取り柄だからな。
で、どうするんです、隊長。
本当に退くんですか」


デプ・ロックを狙撃しながらニコライ・カラマーゾフ少尉が尋ねる。


隊長機らしきドムが、十字型モノアイ・スリットの端にカメラを寄せて、僚機に答える。

凛としたその声は高い。
声の主は、エミリア・ライヒ大尉だ。


「この混戦の中、退却しろと言われてもな。
マ・クベの奴、随分と簡単に言ってくれるものだ」


彼女はジオン軍女性パイロットの撃墜ランキングで、海兵隊のシーマ・ガラハウ中佐に
次ぐほどの技倆の持ち主だった。

だが、それほどの腕を持ちながらも、自身のスコアよりも部隊の勝利を優先する有能な
指揮官としても知られた人物だ。

今も激戦の渦中にありながら、冷静に状況というものを把握していた。


「だが、キシニョフが陥ちたとなれば、そうも言ってはいられない。
やがて連邦のやつらは、オデッサへと雪崩れ込むだろう。
北部戦線には、それを防ぐべきまともな戦力が無いのだからな。
私達は退路を断たれ、北と南から挟み撃ちに合うというわけだ」


「ぞっとしない未来図ですな、そいつは」


「しかし、退くも地獄のような気がしますがね」


「その通り、退くも地獄だろうな。
けど、さしあたって私達は今を生き延びなければならない。
だから、今は退くことさ。
本隊に置き去りにされてはかなわないだろう?」


エミリアのドム小隊はバズーカを撃ち放ちつつ後退した。
それに生き残りのザクやグフが続く。



無論、退却を始めたのは彼らだけではない。
ハルダー軍集団全体が後退を始めた。


戦闘開始以来、彼らの奮戦は目覚ましいものがあったが、連邦軍の抵抗も激しく、
各所から反転してきた部隊が、尽きる事なく彼らの前面に現れ続けた。


さすがのオデッサの最精鋭も疲労の色が濃くなり、進撃速度は目に見えて鈍った。
少なくとも、短時間での決着を望むのは難しい状況になりつつあった。

連邦軍を突き崩すには、より強力な一撃が必要であったし、それには一旦伸び切った
戦線を整頓して、戦力を整備、集中する必要があった。


だが、キシニョフを失った今となっては、それは望むべくもない。
各部隊が本来の強力な打撃力を取り戻すには、物資の補給が不可欠だからだ。


彼らは困難を承知で、敵前からの、しかも白昼の退却を完遂しなければならない。

だが、連邦軍がこの機会を逃すはずは無い。
この退却戦は、彼らが開戦以来経験した事の無い凄惨なものとなった。




763 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2008/08/12(Tue) 00:09


(23/51)

【同日 14:10
トゥルチェア上空】


ガウの巨大な翼に取付けられた四発のジェットエンジンに、ミサイルが命中した。
片翼を根元からもぎ取られて、ガウはゆっくりと回転しながら墜落してゆく。


「貴様、よくも!」


マッケンゼンはグフの手に内蔵されたバルカン砲を斉射する。
ガウにミサイルを叩き込んだ『コア・ブースターU』はエンジン部から火を噴いて爆発した。

しかし、もう一機のコア・ブースターはその大速力にものを言わせ、マッケンゼンの射程
からの離脱に成功する。


「おのれ、逃げるか!
だが・・・」


追いかけて撃墜してやりたいのは山々だが、そうはいかない。

今の彼の任務は、敵機を撃墜することではなく、ガウを守ることだった。
守るべきガウを放って、自分だけが突出することは出来ない。


しかし。
目を転じれば、その他のガウも皆傷ついている。
無傷の機体などありはしない。


特に、彼が真横に付けたガウなどは、原型こそ保っているものの、各所から炎と煙を
吐き出しつつ高度を下げていた。
このままでは墜落しかねない。


「機首をあげろ!
荷は捨てて構わん!
まずは機体を軽くするんだ!」


ガウの格納庫から、おびただしい量の物資を満載したコンテナが虚しく投棄される。
そのコンテナの中身は、地上のハルダー軍集団に届けられるべき武器、弾薬、糧食
類だ。

だが、ここで投棄しなければ、その物資はガウごと地上に落ちて灰になってしまうだろう。

だから、まったく惜しいとは思わない。
それより、開戦以来の熟練搭乗員を無駄に失うほうが、遥かに巨大な損失だ。


満載していたコンテナを捨てて機体が軽くなったのか、ガウは高度を取り戻した。

ダメージコントロール班も奮闘しているらしい。
先ほどよりは火も小さくなっている。
なんとか持ちそうだ。


マッケンゼンは小さく安堵の溜息をついた。


だが、そのとき。

ふと、彼は何かに気づく。
理由は無い。

強いて言えば、パイロットには無くてはならない勘のようなものが働いたのかもしれない。

別に、ニュータイプ論を持ち出すまでもない。
例えば、かつての大航海時代の船乗り達が、的確に風や波を読んだのと同じだ。

熟練の戦士には、そういう戦場の匂いを感じる力があるものだ。


はたして目をこらすと、ガウの後方に位置する太陽の中に、黒点のようなものが見えた。


「ミラー!
6時方向から敵の新手だ!
迎撃しろ!」


彼の命令に応えて、ドップの編隊が連邦軍の新手に突っ込んでいく。


しかし、まだ油断は出来ない。
これからも、連邦軍は全力を挙げて彼らの行く手を阻むだろう。


マッケンゼンに気の休まる時は無い。




764 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2008/08/12(Tue) 00:10


(24/51)

マ・クベから退却命令を受けて、最も多忙になったのはマッケンゼンの空挺第1旅団
だったに違いない。


この時点での彼らの最大の役目は、制空権を確保することだった。

オーバーベイの第2軍集団の参戦で、連邦軍の航空兵力が倍化したとはいえ、それ
だけは死守しなければならない。


そして、その制空権を利用して、彼らがやらなければならない事が二つある。

一つは退却するハルダー軍集団を、空から援護することだ。
彼らの四方と、空から迫る連邦軍を撃退しなければならない。


もう一つが補給の問題だ。

西部戦線のジオン軍は退路を断たれつつあった。
連絡線を断たれれば、前線の部隊に物資が届かなくなる。


ところが、制空権を確保しておけば、空路での輸送が可能なのだ。

VTOL(垂直離着陸)機能を持つドダイであれば、地上軍に直接物資を渡す事が出来るし、
あるいは、物資を詰めたコンテナに落下傘を取付け、ガウに投下させるという手もある。


ただし、それは容易なことではない。

まず、空路で輸送できる物資の量は、地上軍が消費する量に比べて遙かに少ない。
つまり、輸送機は、前線とオデッサとの間を何度も往復しなければならない。


そして、それは危険極まりない行為だ。

何故なら、ジオンの輸送隊は、効率と時間を優先する関係上、最短ルートで基地と
前線との間を行き来しなければならない。

ということは、敵は容易にそのルートの見当をつけることができるだろう。


連邦軍は、このルート沿いに戦闘機隊を集中配置し、地上に高射砲群を設置すれば、
極めて効率的にジオンの輸送隊を迎撃できるのだ。

まして、ドダイもガウも、元からの大きさに加え、満載した荷物の為に動きが鈍くなる
だろう。

連邦軍の迎撃を受ければ、厄介な事この上ない。


この空路での輸送活動は、輸送隊に大きな損害を出す危険が極めて大きいのだ。
だからこそ、それを少しでも軽減するため、マッケンゼンらは奮闘しなければならない。


要するにマッケンゼンは、制空権の確保、味方地上軍の援護、そして輸送機の護衛。
それらを全てやらなければならなかった。


だが、敵にオーバーベイの戦力が上乗せされた今、それをやるには彼の航空団は勿論、
オデッサ全ての航空兵力を動員してもまだ足りない。

戦闘機の絶対数が不足しているのだ。


このような任務に従事させていては、いずれガウも、ドダイも、ドップも、いや、彼の空挺
旅団そのものが消滅してしまうだろう。

しかし、それでも軍人として、最善を尽くさなければならない。
いや、彼は人として、地上の数十万もの友軍を見殺しには出来なかったのだ。




765 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2008/08/12(Tue) 00:12


(25/51)

【同日 16:20
ババダー付近】


退却するハルダー軍集団に所属する三個軍のうち、殿軍を務めたのは第2軍だった。


この第2軍は、第7、第9、第11、第24の四個師団より成っている。

その中でも最後尾に位置したのは、ジオン軍最強といわれる第9師団である。
さらに第11師団と第24師団が第9師団の両翼を固め、軍集団本隊との連絡線を維持する
役目を第7師団が担った。


その退却行動は整然と行われた。
彼らは数次に渡る連邦軍の波状攻撃を撃退し続けた。


しかし、この時すでに、各部隊の戦闘物資は不足し始めていたのだ。

あと、どれだけ戦闘を続けられるのか。
彼らは弾薬庫の目減り具合を気にしながら戦わなければならなかった。



退却軍の最後尾を三機のドムが走っている。
彼らはつい先程、追撃隊のジムを五機ほど撃破したばかりだった。


「まずいな、もう弾がない。
ヒックス、お前はあと何発残っている?」


エミリアは僚機に問いかけた。


「最後の予備弾槽に三発。
それで終わりです」


その彼女の問いに、疲れきった様子のヒックスが答える。


無理もない。
もう7時間以上もぶっ続けで戦闘をしている。

しかも、彼らは常に激戦の中にいたのだ。
並のパイロットならばとっくに音を上げるか、倒れるかしていただろう。

だが、信じ難いことに、まだ元気な人間がいた。
その人物は、ヒックスの辛気臭さを吹き飛ばすような大声を上げる。


「隊長!
見えた、宝箱だ!
ははは、よかったですなあ」


赤ら顔のカラマーゾフが豪快に笑い声を立てた。
どうやらアルコールが入っているようだ。

が、エミリアは咎めない。
いつものことだからだ。

彼女自身は酒を嗜まないが、戦争なぞというものは、飲まなければやっていられない
という部分もある事は知っている。


それでも一応、モニターに映ったコンテナを視認し、彼が酔って戯言を言ったのではない
ことを確認した。


それは、マッケンゼンの航空団が犠牲を省みず、後に残った彼らのために投下してくれた
コンテナの一つだった。


「けど、問題は中身だな。
さっき見つけたコンテナには、歩兵用の機関銃やグレネードしか入ってなかったんだから。
またあんな外れだったら堪らん」


ヒックスは、疲労度に比例して悲観的になる男であるらしい。
だが、いま一人の男は真逆であるようだ。


「酒があったじゃないか。
俺は十分有難かったぞ」


「ああそうだな、お前にとってはそうだろうさ」


ヒックスがドムの手を器用に操作し、コンテナを空ける。
中から出てきたのは、モビルスーツ用の携帯火器だったが、それは彼の精神を悲観の
水底から浮上させるものではなかった。


「なんだ、ザク用の120ミリマシンガンじゃないか。
しかもえらく古い型だ。
ほんとうに使えるんだろうな、これ」


「ちっ、今回は酒の補充はなしかよ」


エミリアは、不毛な方向に流れかけた部下達の会話を戻す。

「無いよりはましだ、我慢するしかなかろう。
とにかく今は時間がない。
急いでマシンガンの装備を済ませろ」


彼らはザクマシンガンを、ドムの射撃管制システムに認識させ、動作をリンクさせた。

これでドムでも、問題なくこの兵器を使えるはずだ。
むしろ、全体のザクの多さを思えば、こうしておく方が後々やり易いのかもしれない。


エミリアは注意深く周囲の状況を確認する。

後方に敵影は見えない。
また音響や赤外線など、他のセンサー類も敵が近くにいないことを示している。

今のところ、退却は順調に行っているようだ。
この調子で行けば、何とか無事にドナウ川を渡り、西部戦線の友軍と合流できるの
ではないかと思われた。


「さあ出発するぞ!
ぐずぐずするな!」


しかし、その時すでに、彼ら殿軍を務める第2軍の身近に重大な危機が迫っていた。




766 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2008/08/12(Tue) 00:13


(26/51)


その危機とは、エルランがレビルの本営を手薄にする為に、ガラツィへ移動させよう
としたチモシェンコ中将の予備軍だった。


彼らがついに反転し、戻ってきたのだ。
50万を超える連邦の大軍は、西方から第2軍に襲い掛かった。


チモシェンコ軍の攻勢を受けたのは、殿軍の西の守りを務める第11師団だった。

彼らはレビル直属部隊の一部と全力で交戦している最中に、側面から急襲を受けた。


チモシェンコは自走砲、ロケット砲、ミサイル車などによる砲列を敷くと、猛烈な砲撃を
ジオン軍の無防備な側面に浴びせた。


砲撃を受けて空いた隊列の穴に、ジムの大群が斬り込む。

この砲撃とモビルスーツの突入は効果的で、第11師団は瞬く間に壊滅寸前に陥った。

例えば、その西端に位置した第53連隊は、たった60分の間に2200名から600名に
まで撃ち減らされたほどだ。


この危機に、第7師団が急行する。

第7師団のモビルスーツ隊の鋭鋒は、チモシェンコ軍を突き崩し、救出作戦は成功しつつ
あるように見えた。


しかし、連邦軍の兵力は、あまりにも膨大だった。

彼らは南北に戦線を伸ばし、自らに突入してきた第7師団と第11師団をまとめて包み込む
ように、北、西、南の三方から包囲してしまったのだ。


それに合わせ、連邦の他の部隊も総攻撃に出た。


すでに武器弾薬などの戦闘物資が尽きかけていたこともあり、第7師団と第11師団は
短い抵抗の後、崩壊した。

彼らは、ハルダーの本隊のいる北へと敗走した。



彼らの敗走で、より悲惨な状況に置かれたのは第9師団だった。
彼らは味方から取り残され、敵中に孤立してしまったのだ。

第9師団の兵士達のほとんどは、第7師団と第11師団の敗走を聞かされていなかった。

だが、彼らを包囲殲滅すべく襲い掛かってくる連邦軍が、その数を加速度的に増やして
いったことで、自らが置かれた状況を理解せずにはいられなかった。


エミリア達のドム小隊も例外ではない。
彼らも苦闘の最中にあった。


「そこだ!」


ヒートサーベルに腹部を串刺しにされ、ジムが倒れ込んだ。


「今だ、突破するぞ!」


エミリアはヒ−トサーベルを片手に、ドムを走らせる。
これが今の彼女に残された唯一の武器だった。


マッケンゼンのコンテナから補充したザクマシンガンは、激しい戦闘の連続ですでに
失われていた。

ヒックスとカラマーゾフがそれに続く。
彼らの手には、まだマシンガンが残ってはいるが、残弾数は少ない。


エミリア達は連邦軍のモビルスーツ隊に包囲されかかっていた。
が、ついにその一角を突き崩した。
彼らは脱出を試みる。


その彼らをジムの集団が追いかける。

その数は多い。
少なくとも10機はいるだろう。


だが、ホバー走行をするドムとでは、移動速度に差があった。
ドムに引き離され、次第に距離が開いてゆく。

脱出が成功したと思われた刹那、彼らの前方に5機の新手が現れた。


「そこをどけえ!」


エミリアは、ホバー走行で銃撃を右に左に躱わしながらジムに接近する。
そして、ヒートサーベルでジムの肩口に斬りつけた。

ヒートサーベルはジムのボディを縦に斬り裂いてゆく。
が、何かに引っかかったのか、その刀身が途中で折れてしまった。


胴を半ばまで斬りつけられたジムは戦闘不能に陥ったが、彼女も最後の武器を
失ってしまう。
彼女のドムに、二機目のジムがビームスプレーガンの狙いを定める。


「ここまでなのか、私は・・・」


エミリアは死を覚悟した。




767 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2008/08/12(Tue) 00:14


(27/51)

そのとき、彼女の視界に黒い影が飛び込んできた。


彼女とジムの間に割って入ったのは、ヒックスのドムだった。


「駄目ですよ隊長、戦場で立ち止まっては。
あなたが口を酸っぱくして教えてくれたことでしょう?」


ヒックスはジムに120ミリライフルを向け、銃弾を浴びせた。
コクピットを撃ち抜かれたジムは後方に倒れこむ。


さらに別のジムがビームサーベルを手に襲い掛かってくる。
しかし、ヒックスの反応の方が早い。

正確にジムに狙いを付け、トリガーを引く。
しかし、銃身が異音を発しただけで、銃弾は発射されなかった。


「弾が詰まった・・・のか?
このポンコツが!」


ヒックスのモニターにビームサーベルが迫る。
至近距離から見たそれは、まるで巨木のように見えた。


ビームサーベルはドムを貫いた。

ビームの刃は、コクピットよりやや上の胸の中央部に突き刺さった。
ヒックスは即死を免れたが、小爆発を起こしたコクピットフレームの破片を全身に
浴びてしまう。


彼は自分の身体と、自分の機体がともに致命傷を受け、脱出の時間も無いことを悟る。
だから、彼は最後の操作をした。

ドムは、胸元から火花を散らしながらも両の手を動かし、しっかりとジムを抱きしめた。
そして諸共に爆発する。


「ヒックス!」


エミリアが叫ぶ。

だが、ヒックス機の爆発で、連邦軍の包囲の輪が緩んだ。
すかさず、カラマーゾフのドムが最後のマシンガン弾でジムを倒し、脱出路を拡げる。


エミリアは、ヒックスが稼いだ時間を無駄にはしなかった。

行く手を塞ごうとするジムに体当たりを食らわせ、包囲の輪を抜け出した。
カラマーゾフがそれに続く。


連邦軍は彼らの背に向かって銃撃するが、高い機動力を発揮するドムには、容易に
当たらない。


だが、ついに一条のビームが、カラマーゾフのドムを貫いた。


「た、隊長・・・ヒックス。
こんなところで・・・」


カラマーゾフの断末魔とともにドムが爆発した。


エミリアはドムを走らせながら、後部モニターに映し出された光景を凝視し続けた。
生き残ったのは自分だけだ。


生き残った?
この先、どれだけ生きられるかも分からないのに?
ともに戦い続けた戦友は、皆死んでしまったと言うのに?


前方モニターに警告ランプがともる。

エミリアの前に、彼女の退路を断つべく回り込んだジムの小隊が現れた。


彼女は迷わず、ドムの進路を敵の小隊に向けた。
そして、スロットルレバーを押し込み、最大出力で突進する。


「うあああああああ!」


エミリアは力の限り叫んだ。




第2軍の諸隊は、敵の重囲に陥りながら絶望的な抵抗を続けた。
が、その戦闘は惨烈を通り越して悲惨でさえあった。


その中でも特に第9師団は、オデッサ守備軍中最強を謳われ、レビル本隊への攻撃
作戦では、先陣を担った栄光の部隊だった。


だが、この退却戦では早々に師団長が戦死し、後を引き継いだ旅団長も重傷を負って
昏倒してしまう。

さらにそれを受けた連隊長が、腹部に貫通銃創を負いながらも、従兵に身を支えられ
つつ指揮を執っていたが、彼も飛来した砲弾に五体を引き裂かれるに及び、ついに
この師団の指揮系統は崩壊した。


指揮官を失い、退路を断たれ、弾薬も尽きた第9師団の兵士達は、連邦軍に一方的
に殺され続けた。

生き残った幸運な者もわずかにいたが、彼らも残らず降伏する以外に途は無い。


かつて、この師団の兵員数は1万6200を数えた。
が、この戦闘による損害は、死傷1万4000に達した。


第9師団は、文字通り全滅した。




768 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2008/08/12(Tue) 00:16


(28/51)


【11月9日 4:00
オデッサ鉱山基地 地下司令室】


司令部に各地からの敗報が続々と届く。

報告者達はいずれも蒼白な顔で声を震わせ、中には涙を流す者までいたが、
司令官のマ・クベは、どのような報告を受けても端然と座したまま、まったく
表情を変えなかった。


彼にとって、それらは全て予想の範囲内だったからだ。
そもそも、このような状況に陥るであろうと予想し、覚悟をした上で、退却命令を
出したのである。


すでに腹を括っている彼にとって、今更慌てふためくようなことではない。


だが、その彼が唯一、表情を動かしたことがあった。
昨夜半にこの情報を受けたときだ。


「ドナウ河畔で、同士討ちが発生」


実際、これは不快なニュースだった。


原因は、連邦軍の追撃により退路が狭まり、その狭い出口に数十万の味方
が殺到してしまったことにあった。

特に、大河ドナウ河畔では、渡河待ちの部隊の為に名状しがたい程の混雑
に見舞われた。

直ぐ後ろに、彼らを殺すべく敵の追手が迫っているのに、動くことすら出来ない。
兵士達の不安と焦燥は臨界点に達しつつあった。


そこへ連邦軍の追撃部隊の一部が砲撃を加えてきたのだ。

この連邦軍の追撃部隊は、本隊から突出した小部隊であり、砲も少なく、その
砲撃の被害は限定的だったのだが、撃たれた当の兵士達はそう思わなかった。


情報が錯綜し、彼らは互いに混乱し、また闇夜のことでもあり、誰が敵で、誰が
味方なのかさえ判別できなくなった。


あげくの果てに、狂乱したある兵士が味方に発砲してしまったのである。

発砲された部隊の隊長は、それを敵の襲撃だと誤認した。
逆上した彼は重機関銃を引っ張り出した。

そして、ろくに相手を確認もせず、あたりにいる味方兵をまとめて薙ぎ倒したのだ。


この騒ぎを発火点として、大混乱が発生し、数千人の死者を出すに至ったのだった。



ジオン軍の指揮系統の混乱が、これほど如実に現れた例はない。
また、彼らの退却の妨げにもなるだろう。

現に、ジオン軍の退却は遅れていた。
オデッサが陥ちる前に、彼ら退却軍を全て迎え入れることは出来そうにない。


マ・クベが不快になったのはその為だ。


彼は決断しなければならなかった。
席から立ち上がり、大きくはないが、よく透る、落ち着いた声音で告げる。


「我が軍の負けだ、諸君。
責任は全てこの私にある」


無言のざわめきとともに、参謀達が見つめる。
彼はひっそりと自嘲の笑みを浮かべた。


「大局の要を愚か者どもに委ねた。
人を見る目を欠いたということだ。
指揮官として」


そして、副官に命ずる。


「ウラガン、全軍に通達。
ただちに撤退準備にかかれ。
HLVの発射準備急がせ、潜水艦隊は全て黒海沿岸の港湾都市へ入港、退却軍の
受け入れに尽力すべし。
準備が出来次第、07:00以降をもって順次撤退を開始せよ」


居並ぶ参謀達は、等しく肩を落とした。
無念の思いに、嗚咽を漏らす者までいる。

だが、その中にあって、ウラガンだけは問わねばならない。


「では、マダガスカルの方はいかがなさいますか」


『マダガスカル』は司令部の脱出用として確保してあった、ザンジバル級機動巡洋艦
の名だ。

ウラガンは暗に、司令部は脱出するのか、それともオデッサとともに玉砕するのか、
と聞いたのだ。




769 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2008/08/12(Tue) 00:17


(29/51)


マ・クベは、澱みなく答えた


「玉砕など無意味だ。
私が死んで、代わりに数万の将兵が救われるのならばそれもよいが。
私が今更前線に出て、無益に死んだところで何も変わりはすまい」


ウラガンは安堵した。

自分の命が助かったからではない。
上官を生き長らえさせるのも、副官の役目だからだ。


マ・クベは続ける。

「後世の人間は、私を腰抜けよ、卑怯者よと笑うだろう。
だが、言いたい者には言わせておけばよい」


ここで少しうつむく。


「それよりも、私の失態によってキシリア様の発言力が低下しかねん。
何よりもそれが心配だ。
私にも男としての意地がある。
自分の失態は、自分の手で挽回し、キシリア様をお支えせねばな」


ウラガンは頷いた。

雪辱の機会というものは、生きていてこそ得られるものであって、死んだ人間に
そんなものは無いのだ。

だが、彼にはもう一つ、上官に訊くべき事があった。


「司令、それと、例の件についてですが」


マ・クベは顔を上げた。


「言いたい事は分かっている。
核ミサイルの事だな?」


息の呑む参謀達。
マ・クベの顔に貼り付いた自嘲の笑みは、まだ消えていない。


それは、ギレン・ザビ総帥より彼に下された密命だった。
曰く、
万が一、我が軍に利あらざれば、N兵器を用いて連邦の主要都市を焼き払うべし。


N兵器とは核弾頭を搭載した弾道ミサイルのことだ。
無論、その使用は南極条約違反である。


そのギレンからの密命を、マ・クベは事も無げに口にしてみせた。
そして言う。


「ウラガン、私は思うのだ。
この戦争の結末が勝利であろうと、あるいは違うものになろうと、少なくとも後の
スペース・ノイドにとって、恥となるようなものであってはならんのだ、と」


マ・クベの顔から笑みは消えている。


「彼らがスペースノイドである事を、自ら誇りに出来るような未来にならねば困る。
そうでなければ、死んだ将兵が浮かばれん。
そうではないか?」


ウラガンも参謀達も、黙って彼の言葉を聞いている。


「一週間戦争や、コロニー落としは良しとしよう。
あれは南極条約締結前のことだからな。
だが、今は違う。
まして、非武装の民間人に向かって核を撃て、などと。
愚かなことだ」


そして、決定的なことを言った。


「ジオニズムの理想なぞ、私にとって、白磁の名品一個にも値しないのだよ」


だから、ギレンの命令には従えぬ。
この戦争が、後のスペースノイド自立の妨げとなってはならない。


ウラガン達を見据える目は、そう語っていた。
そして、マ・クベの意思は、正確に彼らに伝わった。
彼らは気圧されたように、何も言えないでいる。


だが、どこまでも自分のペースで話す男だ。

マ・クベは軍人らしからぬ細い指で、細い顎をつまみ、一つ考え込むと、とんでも
ない事を言いだした。


「だが、そうだな、こうしよう。
レビルに伝えてやれ。
これ以上進まば、貴軍に向けて水爆を使うぞ、とな。
止まらねば適当に1、2発撃て」


ウラガンは唾を飲み下した。
そんな彼を見て、マ・クベは悪戯っぽく笑う。


「ただし、弾頭には核ではなく、通常弾頭を搭載するのだ。
先程も言ったが、未来に禍根は残したくない。
私ならばこのような陳腐な策には掛からぬが、失敗したところで何の痛痒も無い。
さあ、そのような事より、撤退準備を急ぎたまえ」


彼がそういう邪気のない、少年のような笑顔を見せたのは、それが最初で最後だった、
とウラガンが気付くのは、後にマ・クベが宇宙で戦死した後の事だった。




770 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2008/08/12(Tue) 00:19


(30/51)

【11月9日 5:20
クリミア半島 セヴァストーポリ
ガイタヌイ 207高地】


「よーし、いい子だ。
そのまま、そのまま・・・」


ヴィットマンが、主砲の照準器を覗き込んだまま呟く。

薄明かりの中、彼が狙いを定める照星の先には、退却してくる手負いのザクが
映されている。

ザクは脚部を損傷しているのか、足を引きずりながら歩いている。


彼は照準をわずかに下げる。

必死に、しかし、のろのろと逃げようとするザクを追尾する2台の61式戦車と、
数十人の武装歩兵の姿が見えた。

同じ光景を自分の照準機で見ていたクルトが言う。


「あいつら、楽しんでいやがるな。
もう勝った気でいるんでしょうかね?」


「そうらしいな。
ならば教育してやるとしよう。
マルコ、徹甲弾を装填しろ!」


マルコヴィッチは無言で手元のパネルを操作し、俗にマゼラトップ砲と言われる
175ミリ主砲に徹甲弾を装填した。


彼の手際を横目で見ていたヴィットマンは、密かに満足する。

最初は固くなっちまってどうにもならなかったが、随分と慣れたじゃないか。
余計な口答えもしなくなったしな。


「距離、400!
主砲発射!」


鈍い振動が車体を包む。

175ミリ無反動砲から弾き出された砲弾は、真直ぐ61式戦車へ飛び、命中した。
61式はたちまち炎上する。

この間、1秒足らず。


慌てて歩兵が散開し、戦車は稜線に隠れようとする。
しかし、ヴィットマンはそれを逃さない。

すかさず射出された第二弾は、正確にもう一台の61式を撃ち抜いた。


この戦いが始まってから、さんざんに見せつけられた事とはいえ、あまりの手際の
良さにマルコヴィッチは声を呑む。


「お見事!
こっちも負けてはいられませんなあ」


クルトがマゼラベースの35ミリ三連装機銃のトリガーを引く。

直径35ミリもの銃弾が、人体に命中してはひとたまりもない。
銃弾は、逃げ遅れた数人の敵兵の上半身を吹き飛ばし、肉片に変えた。


残りの敵兵は、ヴィットマンらの周りに伏せていたジオン軍歩兵の突撃を受けて、
短い抵抗ののち全滅した。



オデッサの北部戦線が突破され、西部戦線も崩壊したこの時、マ・クベから、
”大波に飲み込まれた岩礁のようなもの”と評されたセヴァストーポリ要塞は、
なお健在であった。


起伏に富んだ地形、延々と続く鉄条網、広大な地雷原、無数の塹壕と堡塁、
トーチカ、砲台、そして、地下に築かれた永久要塞は、連邦の大軍をもって
しても容易に突破できるものではなかった。


しかし、連邦軍も20対1の兵力差にものを言わせ、強引に攻め立てた。
この強襲にセヴァストーポリとて無傷ではいられず、満身創痍と言っていい
状態だ。


現に、この207高地でも、残っている砲台はヴィットマンらの戦車の他は、
数える程しかない。

生き残りのわずかな歩兵が、この地中に埋められた動けぬ戦車に集まり、
ここを小さな砦として抵抗を続けている状態だったのだ。


マ・クベから、東部戦線への撤退命令は、この直前に発令されていたが、
彼らにはまだ、その命令は知らされていなかった。

西部戦線の兵を一人でも多く撤収させるため、踏ん張らなければならない立場
だったこともあるが、真相はあまりの激しい戦闘で、防衛司令部からの電文が
届かず、直接口頭で伝えるべき伝令兵も、その任務の中途でことごとく戦死して
しまう為だった。


このわずかな遅れが、彼らの運命を分けることになる。
これが、戦場の過酷さというものだった。




771 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2008/08/12(Tue) 00:20


(31/51)


「よう、戦車兵。
おかげで命拾いしたよ」


窮地を救われたザクは謝意を述べた。


「何だ、お前だったのか。
助けるんじゃなかったかな」


ヴィットマンは心底無駄な事をしたという顔をして見せた。

無論、本気ではなく嫌味としてである。
パイロットは、ヴィットマンらの戦車を埋めた、あのアルノ・ラース中尉だったらしい。


「そう言うなよ。
お前らがそうやって無事でいられたのは、俺がしっかり戦車を埋めてやったお陰
だろう。
けどまあ、それが正解だったかどうかは、甚だ怪しいもんだが」


「どういうことだ?」


反問しながら、ヴィットマンには大方の予想は付いていた。

ラースが部下を連れていない、つまりは部下が全滅したらしいこと、そして、先程
彼が敵から逃げてきたのは、61式戦車から逃れる為ではなく、歩兵から逃れる
為だったのではないかということ。


更に、あの歩兵部隊が手にしていた装備。

それらを考えれば、想像が付くのだ。
果たして、ラースの答えは、彼が想像した通りだった。


「俺の部下は、敵のモビルスーツや戦車にやられたんじゃない。
歩兵にやられたんだ。
奴ら、対モビルスーツ戦に特化した歩兵部隊を用意していやがった」


やはりそうか。

『対MS特技兵』。
そういう部隊が連邦に存在するという話を、ヴィットマンは聞いた事があった。


ジオン軍は開戦以来勝利を重ねてきた。
それは勿論、モビルスーツの活躍によるところが大きい。

一方、連邦軍の高官達は、宇宙空間でのモビルスーツの威力は認めたが、
陸戦では相も変わらずモビルスーツ不要論を唱え続けた。

何と言っても、モビルスーツは大地に直立する人型であるが為に、低重心の
戦車に比べて被弾面積が大き過ぎるのだ。


しかし、モビルスーツは、地上においてもその弱点を補って余りある戦闘力を
発揮した。

威力を発揮したのは、戦車砲を弾き返す装甲に、複雑な地形や泥濘を物とも
せずに躍動する機動力だけではない。


ミノフスキー粒子の実用化に伴い、戦闘の形態が電子戦から有視界戦闘へと
移行した事が、モビルスーツの背の高さという弱点までをも射界の確保に役立つ
という利点に変えてしまったのだ。


そんなモビルスーツに対し、連邦軍首脳は理解が遅れ、対応が後手に回った。

そのツケを、自らの命で直接支払わされるのは、無為無策の高官達ではない。
前線でモビルスーツという巨大な怪物に、生身で立ち向かわされる兵士達だ。


彼らは生き残る為に、自分達で工夫を凝らし、モビルスーツへの対抗手段を編み
出さざるを得ない。

そうして産まれたのが、『対MS特技兵』と呼ばれる歩兵部隊だった。


『ザクハンター』とも呼ばれた彼らの戦法は、怖いもの知らずとしか言いようがない。

彼らは、モビルスーツのモノアイや赤外線などの各種センサーをくらませつつ肉薄し、
避けようの無い至近距離から、対MS重誘導弾『リジーナ』の弾頭を、モビルスーツ
の泣きどころである間接部や、装甲の繋ぎ目を狙って撃ち込んだのだった。


ラースの小隊が全滅したのも、まさにこの戦法によるものだった。


ヴィットマンは、モビルスーツという兵器を敵視していたから、その弱点も良く知って
いた。
だから、この戦法の存在を知っても、特に意外だとは思わなかった。


一方、ラースのように、モビルスーツこそ万能であると信じている者は、このような
”弱者の知恵”にまで想像力が及ばないものだ。


そしてそれは、戦車を埋めるように指示した、セヴァストーポリの防衛司令部にも
言える事だった。

彼らは戦車の価値と言うものを、根本的に見誤っているとしか思えない。
ラースのこの言葉が、それを象徴している。


「敵の歩兵が、四方八方からこっちに突っ込んで来た時、思ったよ。
お前さんらの戦車が側にいてくれりゃあ、ってな。
そうすりゃ、あんな奴らは簡単に皆殺しに出来たし、部下達も死なずに済んだんだ」




772 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2008/08/12(Tue) 00:22


(32/51)

宇宙世紀の戦車というのも皮肉なものだ。
土に埋められてから、その価値を再認識されるとは。


ヴィットマンは、顔に自嘲の縞模様を作りながらポケットをまさぐった。
無性に煙草を吸いたい気分だった。

残り少なくなった煙草の一本を口に咥え、火をつける。
そんな彼の頭を覚ましたのは、吸い込んだばかりのニコチンではなかった。


「そういえば、知ってるか戦車兵?
第4地下停車場に、まだ埋められていない戦車が残っているらしいぞ。
昨日になってから持ってきたんだが、敵の攻撃が激しすぎて、埋めるどころじゃなく
なって放置されているんだと」


第4地下停車場とは、2キロほど行ったところにある物資集積所兼、要塞本部との
連絡列車の発着場の名だった。


「なにい?
それは本当・・・」


彼は最後まで発声する事が出来なかった。
彼らの周りに複数の砲弾が落下し、炸裂したからだ。


「真面目な連中だな、もう少し休めばいいのによ」


帽子を顔に載せて睡眠を貪っていたクルトが起き上り、照準器を覗き込む。
そして彼らしくもなく、緊迫した声を上げた。


「隊長!
やばいですぜ、奴らモビルスーツを連れてきやがった!
2機・・・いや3機!
戦車と歩兵も見える!」


「やれやれ、早朝の勤務手当でも稼ぐつもりなのかよ、奴らは。
おい、マルコ!」


「はい!
徹甲弾、装填完了!」


ヴィットマンは、凛とした応答を返したマルコヴィッチの顔を思わず見直した。

フン、と鼻を一つ鳴らしてから、照準器に顔を当てる。
心持ち、口角が上っているように見えるのは気のせいだろうか?


「まず戦車からやる!
数は二両。
オレ達は左のやつを撃つ。
残りは歩兵隊の対戦車砲でやるように伝えろ!」


マルコヴィッチが歩兵隊に指示を伝える間、連邦軍の61式が発砲してきた。

続いてジムも100ミリマシンガンを撃つ。
それらの銃砲弾は、彼らの至近に着弾するが、命中はしない。


「馬鹿が!
この悪路を走りながら撃ったって、当たるものかよ!」


ついにヴィットマンがトリガーを引いた。

さらに歩兵も対戦車ロケットを放つ。
ラースのザクは地に伏せながら、120ミリ弾をジムに叩き込んだ。


瞬く間に二両の戦車と一機のジムが吹き飛ぶ。
だが、敵も至近に迫っていた。


ラースのザクが腰からヒートホークを抜き放ち、ジムに斬りかかる。
ジムはそれを盾で防ぎ、二機の鋼鉄の巨人は壮絶な殴り合いを演じ始めた。


もう一機のジムは、土中のマゼラアタックに迫る。
マゼラトップ砲が火を吹くが、容易に当たらない。


ジムも反撃の銃撃を浴びせるが、背の高いジムから見下ろすようにして撃った
銃弾は、マゼラトップに被せられた掩体に阻まれてしまう。


するとジムはヴィットマンらの背後に回りこみ、掩体を掴み、引き剥がし始めた。

金属が軋み、地面が揺れる。
このままでは、彼らの戦車は裸にされてしまうだろう。


「隊長、もしかして、これってまずいんじゃないですかねえ」


「もしかしなくてもまずいな、これは。
歩兵隊はどうした?」


「敵の歩兵部隊と交戦中のようです!
どうするんですか、隊長!」


年長者二人の人を食ったような会話とは対照的に、マルコヴィッチの叫びは
悲痛そのものだ。

叫んで助かるものなら、いくらでも叫んでやるところだが、ヴィットマンは指揮官
として、生き残る為の自助努力を放棄し、居るかどうかも分からない神様とやら
に責任を転嫁するわけにはいかない。


どのような状況にあろうと、常に生存の機会を窺わなければならないのだ。


とはいえ、この時の彼には何もアイデアが無かった。
これはいよいよ、年貢の納め時かも知れんな、とも思う彼だった。




773 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2008/08/12(Tue) 00:23


(33/51)


ヴィットマンらの頭上の金属音が、いよいよ大きくなる。

聞き苦しい音だ。
まるで恐怖映画で殺人鬼に襲われ、ヒステリックに泣き喚く女の声に似ている。


すると、一際大きな音がして、にわかに車内が明るくなった。
ついにジムが、掩体を引き剥がしたのだ。

そして彼らの頭上で輝いたのは太陽ではなく、ジムの100ミリマシンガンの炎
だった。


「うわあああ!」


百雷が鳴り響くような轟音の中、被弾した車内に火花や、破壊された金属の
破片が飛ぶ。

しかし、それは一瞬の事だった。


彼らに銃撃を加えたジムは、横合いからザクの体当たりを食らって吹き飛んだ。
間一髪でジムを組み伏せたのは、ラースのザクだ。


ラースは、刃の欠けたヒートホームの柄でジムの腹を何度も殴りつける。

激しく抵抗していたジムだったが、次第にその手は力を失い、ついに地へと崩れ
落ちた。


「はあっ、はあっ!
ざまあ見やがれってんだ!
おい、無事かよ、戦車兵?」


そのラースの呼びかけが聞こえたのではないが、ヴィットマンは目を開けた。
実際、彼の耳は被弾時の轟音にやられ、まだ悲鳴を上げている。


彼はゆっくりと両手、両脚を動かした。
どうやら、まだ五体は無事らしい。


さらに視線を動かすと、やはり耳を押さえながらマルコヴィッチが起き上がる
のが見える。

悪運の強い餓鬼だ。


だが、今一人、クルトの姿が見えない。


「クルト、大丈夫か!」


操縦席にうずくまる影から弱々しい呻き声が聞こえる。
彼の肩を掴み、引き起こそうとしてヴィットマンは息を呑む。

クルトは破片を頭に受けていた。
一目でそれと分かる致命傷だった。


「隊長・・・煙草を一本くれませんかね」


ヴィットマンは何も言わず、煙草の箱を取り出した。
手がやけに震えて仕方が無い。

ようやくの思いでクルトに煙草を咥えさせ、火をつけてやる。


クルトの血と煤に汚れた顔が笑ったように見えた。
そう、いつもの彼の、どこか涼しげな笑顔だ。


やがて、笑みを浮かべた口から煙草が落ちた。


「くそっ!」


マルコヴィッチは思わず顔を背けた。
クルトの肩を抱くヴィットマンの顔を、まともに見る事が出来なかったからだ。


だが、別の振動が彼の顔を上げさせた。

視線を移すと、ラースのザクが片膝を付き、うなだれていた。
腹からは白煙が上っている。


その直前、死体だと思われていた連邦歩兵から火箭が伸びた。
血まみれになって地に横たわっていたこの歩兵は、かろうじて生きていたらしい。


ジオン歩兵に手榴弾を投げつけられ、内蔵を深く傷つけられた彼は、しばらく気を
失っていたが、目を覚ますと手元にある重火器をザクに向けて発射したのだ。


その重火器の名は、『対MS重誘導弾、M−101A3 リジーナ』。
『ザクハンター』と称された連邦の対MS特技兵の、切り札ともいえる武器だった。




774 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2008/08/12(Tue) 00:25


(34/51)


発射された小型ミサイルは、ザクのコクピット付近に命中した。


それでも、堅牢な装甲を持つザク自体は小さな損傷を受けたに過ぎなかったが、
パイロットは無事では済まなかった。


二機のジムとの交戦で、ラースのザクのコクピット部の装甲は傷付き、パイロット
を守る為に溶接された増加装甲も剥がれ落ちていた。

そうして弱った部分に、ミサイルの直撃を受けたのだ。


わずか数人に減っていた生き残りのジオン歩兵が、瀕死の連邦兵に止めを刺す。
ラースのザクに駆け寄るマルコヴィッチには、その断末魔は耳に入らない。

彼は必死にザクによじ登り、コクピットをこじ開けた。


ラースは、四散したコクピットの鋼板の破片を浴びて絶命していた。

彼の五体は原形を保っていたが、操縦席は血の海になっている。
失血性のショック死らしい。


マルコヴィッチは急激に胃から食道へとせりあがってくる嘔吐感に耐えた。


その肩を、いつの間にか後ろにいたヴィットマンが掴む。


「これで生き残ったのは俺とお前、それと3人の歩兵だけ。
戦車、モビルスーツは勿論、まともな重火器すら残っていない。
これじゃ、ここを支えるのはもう無理だな」


顎をラースの死体に向けて続ける。


「こいつの話じゃ、第4地下停車場に新品の戦車が残っているらしい。
取りあえず、そこまで退こう。
もっとも、裸同然の俺達がそこまで辿り着けるか、甚だ怪しいもんだが」


マルコヴィッチは何かを思い付いたらしく、急に顔を上げた。


「このザク!
これで行けば多少は安全ですよね?」


「ああ?
言っとくが、俺はモビルスーツの操縦なんか出来んぞ。
それとも、お前は出来るってのか?」


マルコヴィッチは口を尖らせる。


「そりゃ出来ませんよ、この人みたいには。
俺は入隊前の養成訓練で、シミュレーターに乗った事があるだけです。
けど、やるしかないでしょ」


ヴィットマンは指先で頬を掻いた。

そして、得心がいったという風に頷く。
そういや、こいつは元々、モビルスーツ乗り志望だったんだよな。


「いや、それなら十分、大したもんだ。
そうと決まれば急ごう。
敵は待っちゃくれないからな」


彼ら二人はコクピットに乗り込む。

生き残りの歩兵と毛布にくるんだクルト、ラースの遺体はザクのマニュピレーター
で運ぶ事にした。


他にも多くの同胞の遺体が横たわっていたが、それまで運ぶ暇はない。

ヴィットマンは後方モニターから遠ざかる207高地を見やり、胸の前で十字を
切った。


「隊長、クリスチャンだったんですか?」


「うるせえ、お袋がやってたのを真似ただけだ。
こんなんでも、あいつらが迷わずあの世に行けるってんなら、めっけもんだろうが。
そんなことより、お前は操縦に集中していろ、このヒヨッコ野郎」


東の空に太陽が昇りかけている。

朝焼けの大地が赤い。
まるで血の色のようだ。

マルコヴィッチは、一刻も早くこの血の海を抜けるべく、ザクの足を早めた。
だが、コクピットに染み込んだラースの血の匂いは、どうやっても消えないだろう。




775 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2008/08/12(Tue) 00:26


(35/51)


【同日 6:30
ドナウ川北岸 シェフチェンコフ】


地上で決戦の大勢が決した頃。
空には、朝日を浴びて南下する航空部隊があった。


その戦力は、ガウ1、ドップ14、グフを載せたドダイが2、グフを載せていないドダイが2。
それは、マッケンゼン大佐の空挺第1旅団の生き残りだった。


マッケンゼンは思う。

かつて、我々はこの空を覆いつくすほどの大部隊だった。
それが今は、なんとつつましいものだろうか、と。


だが。
まだ終ってはいない。
そう、我々はまだ戦える。


彼は眼下のドナウ川を見下ろした。


破壊された戦車が見える。
墜落して黒焦げになった航空機が見える。
上半身だけになって、何かを掴もうとするかのように手を天に突き上げて息絶えた
ザクが見える。


戦場跡には、戦友の亡骸が延々と連なっている。
その凄惨な光景は、彼と彼の部下達の魂を震わせずにはいられない。


待っているがいい。
貴様達の死を無駄にはしない。
マッケンゼンは、愛機の操縦桿を強く握りなおした。


ハルダーの地上軍は壊滅した。

マッケンゼンが物資を届けるべき友軍は、この地上から消滅した。
彼らの輸送任務は終わったのだ。


だからこそ、彼らはここにいる。
最後の一撃をレビルに浴びせる為に。


コクピットに警報が鳴り響く。
彼らの周囲に、次々と爆発が起こった。


地上の連邦軍が、高射砲弾を打ち上げてきたのだ。
彼らは、爆発の衝撃で機体を揺動させながらも進路を変えない。


目指すのはレビルの本営だ。
高射砲陣地を迂回する時間はない。

目的地までの飛行距離が長くなれば、それだけ敵の航空機による迎撃に長時間
曝されることになるからだ。


果たして、前方に連邦軍の戦闘機隊が現れた。
彼らの最期の戦いが始まったのだ。


「何としてもガウを守れ!」

マッケンゼンは命じる。
それは、マッケンゼン隊の合言葉でもあった。


ドップとドダイは、ガウの周囲で連邦軍の航空機と格闘戦を演じた。

彼らの頭には、個人の戦果などというものは消え去っている。
敵機を堕とすことよりも、追い払うことだけを考えた。


だから、敵を深追いして隊列を崩すようなことはせず、彼らは少数ながらも、ガウを
有効に防衛しつづけた。


それでも、ドップは一機、また一機と撃墜されてゆく。
ガウにも敵の銃弾が複数命中し、損傷が酷くなってゆく。

だが、ガウは堕ちない。
それは、マッケンゼン達の意地が、ガウに乗り移っていたからに他ならない。


そして彼らは奇跡を起こした。


連邦軍の空の防衛網を突破し、レビル本隊の上空に辿り着いたのだ。




776 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2008/08/12(Tue) 00:27


(36/51)


【同日 6:45
イズマイル付近】


ついに、マッケンゼンらはレビル本隊のいるイズマイル上空に達した。
戦力は彼とガウの他、ドップ6機に減っている。


黒々とした戦車の海、その先に小山のようにして見えるのは『バターン』だ。
しかし、それは一瞬で見えなくなる。

炸裂する無数の対空榴弾の爆発煙で、空が真っ黒になったからだ。


ドップが前方に突出し、連邦の航空隊に突っ込んでゆく。


わずかに開いた突入路。
そこにガウが巨体を捻じ込んでゆく。


「見えた、バターンだ!」


マッケンゼンはグフの手で再び見えた『バターン』を指し示した。


ガウの機首の窓から、機長の姿が見える。
彼は、マッケンゼンに直立不動の姿勢から敬礼を送った。


彼だけではない。
ガウの操舵手が、通信士が、航法担当仕官が、ブリッジにいる全員が敬礼を
送る。


マッケンゼンは、これほど見事な敬礼を見た事が無い。
当然だ。

それは死を決した男達の、最期の敬礼だった。
見事でない筈が無い。


彼のグフも敬礼を返す。


ガウは、一気に機首を下げた。
速度を上げ、一直線に『バターン』に向かって突っ込んでゆく。


「敵機直上、急降下!」


「真直ぐ突っ込んできます!」


その光景に最も狼狽したのは、『バターン』の艦長だったに違いない。


「まさか・・・カミカゼだと!
迎撃だ、迎撃!
早く撃ち落とさんか!」


マッケンゼンらが命を懸けて守ったガウには、爆薬が満載されていた。

この体当たりを受ければ、『バターン』も、それに乗ったレビルも、跡形も無く吹き
飛ぶだろう。


一方、そこまで知っていた訳ではないが、ほとんど逆上しつつ迎撃の指揮を執る
艦長を、後方の席から見据えるレビルは、どこまでも落ち着いていた。


彼は達観している。
今、自分が死んだところで、大局に影響するものは何も無いと。

事実、彼は一時間ほど前にマ・クベから、進軍を止めなければ水爆攻撃を掛ける
との脅迫を受けた。

しかし、完全にそれを無視していた。


今、ジオンにとって何よりも欲しいのは時間だ。
ならば、自分は絶対にそれをジオンに与えてはならない。

このカミカゼも同じだ。
自分や『バターン』がどうなろうと、進軍を止める必要などない。


レビルは、周囲の雑音から離れるように瞑目した。




777 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2008/08/12(Tue) 00:29


(37/51)


『バターン』の対空機銃が狂ったように火を吹く。
周囲の戦車も、モビルスーツもありったけの火力をガウに叩きつけた。


ガウに、次々と銃砲弾やビームが突き刺さる。
瀕死の巨鳥は、全身から血の代わりに炎を噴き出した。


巨鳥は左右にロールし、のたうちつつも、『バターン』を目指す。
だが、ついに対空砲弾の一発がブリッジに飛び込む。


砲弾は機長や操舵手など、ブリッジの人員を一瞬で肉塊にしてしまった。

このとき、ガウの針路は『バターン』への衝突コースとは微妙に変わっている。
だが、もはやそれを修正すべき人間はいない。


ガウは機体を傾け、黒煙を吐きつつ降下していき、『バターン』から400メートル
ほど東に墜落した。


地を揺るがす轟音とともに、巨大な火柱が吹き上がった。


『バターン』の艦長は、激しく振動するブリッジに立つ身体を支えつつ、大きく息を
吐いた。


だが、彼が安心するにはまだ早かった。
部下が悲痛な叫びを上げる。


「もう一機、突っ込んで来ます!」


最後に残ったマッケンゼンのドダイとグフだった。


連邦軍の対空砲群は、全てガウに向かっていた。

しかも、ガウの爆発に巻き込まれた戦車や砲車も少なくない。
これは、その隙をついての突入だった。


マッケンゼンは、グフをドダイの上に伏せさせた。

ドダイの背の固定用フックをグフの身体に接続する。
そして、機首を『バターン』に向け、降下を開始した。


「取り舵、い、いや面舵だ!
面舵一杯!」


艦長の叫びに応え、操舵手が必死の形相で舵輪を回す。

しかし、『バターン』は巨艦だ。
舵輪を回しても、すぐに針路が変わるものではない。


『バターン』のクルーが、じりじりと焦りを募らせながら、針路が変わるのを待つ
間にも、マッケンゼンのグフは、空に轟音を響かせつつ、一個の巨大な砲弾と
なって迫る。

ようやくそれに気付いた他の連邦軍が、慌てて銃砲弾を打ち上げた。


マッケンゼンの眼前に次々と砲弾が炸裂する。
数発が立て続けに命中した。


マッケンゼンのコクピットは炎に包まれた。
火焔の向こうに霞むモニターも焼け付き、ほとんど何も映さなくなる。


「ぬ、あ、あ!
これ、しき、の、ことで!」


しかし、熟練パイロットである彼は、身を焼かれながらも、レーダーや方位計、
高度計の表示で自機と『バターン』の位置を把握することが出来た。


『バターン』は、ようやく舵が利き出したのか、のろのろと針路変更を始めた。
彼はそれへと突き進む。

砲弾が命中するたびに逸れそうになる針路を、殆ど勘のみで修正しながら。


それは彼の意地であり、執念だ。
だが、彼の顔には穏やかな笑みがたたえられていた。


彼の脳裏にはガウの機長や、戦いで散った部下達の顔が浮かんでいる。
そのどの顔も、彼に笑いかけている。


勇敢に戦って死んだ戦士達が、彼を待っている。
指揮官である自分も、逝かなければならない。


マッケンゼンは、戦士達の魂が差し招く先に向かって機を操った。




778 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2008/08/12(Tue) 00:30



(38/51)


グフは、マッケンゼンの意思の塊となって、『バターン』の右舷砲塔部に激突した。


それは、『バターン』の右舷砲塔と台座部を根元からもぎとり、本体の脇に落下し、
爆発した。


その爆発は、『バターン』の右舷を崩壊させ、大損害を与えた。
『バターン』は大破し、停止する。


『バターン』の内部は、さながら地獄絵図の様相を呈した。


特に右舷では、破壊された構造材と引き裂かれた人体が散乱し、腕や足を失った
兵が、首や胴を砕かれた死体を掻き分けつつ、自分の身体を捜そうとするが、全く
見つからない。

やがて、爆発と火災が連続して発生し、彼らを生きたまま火葬にした。


一方、司令室には目立った損傷は発生しなかったが、中の要員は無事ではいられ
なかった。

彼らは激しい衝撃を食らい、艦長や参謀ら、司令室で立って指揮していた者達は、
一人残らず転倒し、打ち所の悪かった数人は戦死者の列に加わる事になった。


「閣下、ご無事ですか!」


自分も転倒し、顔にあざを作った副官が、血相を変えてレビルの元へと駆け寄る。


レビルは生きていた。

彼は椅子に埋もれかけた身体を起こし、床に落ちた帽子を拾った。
これが、レビルが受けた唯一の被害と言えば被害だった。


「ああ、私はなんともない。
無傷の私よりも、自分の身体を心配したらどうかね、少佐?」


帽子の埃を払い、頭に載せる。
副官は全身で溜息をついた。


「ご無事で何よりです、閣下。
ですが、これ以上この艦に残るのは危険です。
指揮所を『モルトケ』へ移しましょう」


レビルに否やはない。
そういう司令部の運用上のことは、この副官に一任してある。
彼が口を差し挟むことではない。

レビルは立ち上がり、『バターン』の背の甲板へと移動すべく、司令室の扉を
開けた。


様々な匂いが彼の鼻を突く。

それは金属や油の焼ける匂いであり、硝煙の匂いだった。
さらに血や肉の焼ける匂いもする。


まさに戦場の匂いだ。

廊下はおびただしい数の負傷者で溢れ返っている。
彼はその中を無言で歩き、甲板のヘリポートへと降り立った。


彼が視線を廻らすと、甲板上にも担架に乗せられた負傷者が並べられていた。

その中を、彼らを手当てする為、看護兵がこま鼠のようになって走り回っている。
彼らも、最優先でヘリに乗せて後送してやらねばならないだろう。


その喧騒をよそに、レビルは空を見上げた。
そこにはもう、敵の姿はない。


いや、彼がそこに見出そうとしていたのは、敵の姿ではない。
彼の意識からはもう、オデッサの戦いの事は消えている。


このとき彼の目は、次の戦場になるであろう宇宙を見ていた。




779 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2008/08/12(Tue) 00:32


(39/51)


【同日 7:10
クリミア半島 セヴァストーポリ
第4地下停車場】


セヴァストーポリ第4地下停車場。

207高地から南西ヘ2キロに位置したこの停車場は、セヴァストーポリ市街
と前線とを連結し、物資や兵員を輸送するための地下列車の発着場の一つ
だった。

また、HLVの発着場までは18キロ強、列車で15分程度の距離でもあった。


そこは今、各防衛線から退却してきた兵でごった返している。
その喧騒の中、ひときわ大きな怒鳴り声が轟いた。


声の主はヴィットマンだ。


「撤退だと?
それはどういうことだ!」


胸倉をつかまれた不幸な列車兵はあえぎながら答える。


「ですから、撤退命令が出されたんですよ!
04:50に!
マ・クベ司令の名で!」


「04:50?
04:50っていやあ・・・くそっ!」


04:50と言えば、まだクルト達が生きていた時間だ。

その時点で司令部が、前線に撤退命令を漏らさず通達していれば、彼らは
死なずに済んだかもしれない。


彼は列車兵を睨みつける。

しかし、これ以上、罪無き彼を責めても仕方がない。
殴るなら、セヴァストーポリの幹部仕官を殴るべきだろう。


だから、彼は横を向き、床に唾を吐き棄てるだけで我慢した。


そんな素行の悪い戦車兵を相手にしても、健気な列車兵は自分の責務に
忠実であろうとした。


「とにかく、HLVの発射場まで列車を出しますから、早く乗ってください」


やっと戦車で存分に戦えると思ったのに。
だが、こうなっては仕方が無い。


「マルコ、お前はラースのザクを積み込め。
あれは地上用のJ型だが、宇宙仕様への改装は容易だ。
今は一機のモビルスーツも無駄には・・・」


彼の語尾を掻き消すほどの大きな爆発音が起こった。


地下停車場全体が揺れる。
さらに連続する銃声が聞こえた。

誰かが叫ぶ。


「敵襲だ!
敵がそこまで攻めてきたぞ!」


その声に兵士達は騒然となる。
彼らは喚声をあげ、我先にと列車に飛びつく。


停車場守備隊の将校ら数人が地下へ駆け下りてきた。


「敵の人数が多い!
誰か手を貸してくれる者のはいないか!」


その必死の声に反応する者はいない。

彼らは20倍の敵を相手に、戦ってきた。
戦友の多くが虚しくセヴァストーポリの埋め草となる中、彼らはかろうじて生き残り、
ここまで逃げ延びた。

もう少しでHLVの発射場まで辿り着けるのだ。
なのに、この期に及んで、わざわざ敵と戦おうと思う酔狂な者は少ない。


だが、将校らも諦めない。

彼らとて、その兵士達を守るために戦おうとしているのだ。
なのに、誰も協力しないとは何事か。


その協力要請が、次第に詰問口調になるのも止むを得まい。


「あのザクは誰のだ?
俺達と一緒に迎撃に出てくれ!」


「そうだ、そこの若いの!
あれはお前のなんだろう?」


指を差されたマルコヴィッチが、身体をこわばらせるのがヴィットマンにも伝わる。


「待ってくれ!
あのザクはこいつのじゃない、こいつは素人だ。
死んだパイロットの代わりに無理に操縦して、やっとここまで辿り着いたんだ」


「それでも操縦は出来るんだろう?
モビルスーツが有るのと無いのとではえらい違いだ!
時間が無い、頼む!」


悲壮感さえ漂わせつつ、彼らは必死に訴える。
理は、彼らの主張にこそあるだろう。


それはヴィットマンにも分かる。

ヴィトマン自身は、迎撃に参加するのは一向に構わない。
連邦の奴らには借りがある。

それと、もう一つ、連邦軍にというよりは、ジオン軍に対しても借りがあった。
もっとも、そちらについてはほとんど諦めていたが。


だが、ここでマルコヴィッチを差し出すわけにはいかない。

ザクが出撃すれば、連邦軍はそれを真っ先に叩こうとするだろう。

彼に無駄に死ねと言うようなものだ。
まして、彼はまだ子供ではないか。


だが、今やその兵士達だけでなく、この停車場にいる兵が皆、マルコヴィッチを
注視している。


まずい雰囲気だ、とヴィットマンは思った。




780 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2008/08/12(Tue) 00:33


(40/51)


ヴィットマンは、まだ彼の傍らにいた先程の列車兵に問いかけた。


「おい、ここには昨日到着したばかりの、まだ埋められてない戦車があるってのは
本当か?」


一列車兵に過ぎぬ彼が、そのような事を知っているのだろうか。
多少の不安が無いでもなかった。


が、彼は知っていた。

思えば、前線で戦っていたラースでさえ知っていたのだ。
彼らにとって、よほどその戦車は印象に残りやすいものだったのだろうか。


「昨日到着した戦車?
ああ、もしかして『あれ』の事ですか?」


「なんだよ、『あれ』って?
戦車と違うのか?」


「戦車と言うか・・・『モビルタンク』って言うそうですよ。
良くは分かりませんが。
ただ、やたらと大きなヤツです。
ここから200メートルほど先の、東第2格納庫に入ってたはずです」


「モビルタンク・・・だと?」


ヴィットマンの目が驚愕に見開かれた。



その頃、第4地下停車場の入り口付近では、一本の塹壕を奪い合う、小さいが
激しい戦闘が繰り広げられていた。


連邦軍は3日間、ほとんど不眠不休でセヴァストーポリを攻め立てていた。

当初、この要塞を一日で陥落させると豪語したマザーウェル中将は、自らの失点
を挽回すべく、麾下の部隊に猛攻を命じた。

それでも連邦軍には、この三日の間、各部隊が交代で攻撃する余裕があった。


そもそも、マザーウェルの”猛攻”という表現の命令でさえ、その内容というのは、
”交代しつつ連続して攻撃を続けよ”というものでったし、また、それが連邦軍の
感覚では当然だった。


だが、ジオン軍はそうではない。

人数の少ない彼らには、交代用の人員などという贅沢なものは存在せず、それを
使って僅かな休息を得ることすら困難だった。


彼らは、砲弾の爆発音の中で眠り、吹き上がる土砂の降りしきる中で、砂だらけの
スープをすすってこの三日間を耐え、戦い続けた。


だが、彼らのその献身的な戦いにもかかわらず、連邦軍の物量は圧倒的であり、
ジオン軍は次第に追い詰められ、戦線を縮小せざるを得なかった。


そしてセヴァストーポリの3分の2を占拠した連邦軍はさらに前進し、この第4地下
停車場を襲い、ジオン軍の退路を潰そうとしたのだ。


この停車場守備隊の戦力は、微弱という以外に表現のしようがないものだった。

その人数は200名に満たず、モビルスーツに至っては皆無だ。
それでも、彼らはたった一本の塹壕に身をよせ、なお戦闘を続ける構えを見せた。


それに対し、ここを攻めた連邦軍は、先鋒を務めた歩兵大隊だけでも800名を
数え、さらにその後方には、機甲部隊やモビルスーツ中隊を含む1万を超える
大部隊が続いていた。


この敵と比べれば、ジオン軍の戦力は惨めですらある。


だが、彼らは、この戦役に参加した他の多くのジオン軍がそうであったように、
圧倒的多数の連邦軍を相手に善戦していた。


先陣の連邦軍歩兵大隊は、この塹壕へ二度の突撃を敢行したが、いずれも
ジオン兵の機関銃によって薙ぎ倒され、撃退された。


連邦軍は多くの戦死者を出し、攻撃の続行を断念した。

自分達だけでの塹壕の突破は困難だと判断した彼らは、後方の機甲部隊に
応援を要請した。



大地を震わせつつ前進するのは61式戦車とジムの混成部隊だ。


61式の150ミリ連装砲が火を吹いた。

発射された砲弾は塹壕の手前に着弾する。
が、そこで砲弾は炸裂しない。


砲弾は地を跳ねた。
跳ねた砲弾は、塹壕の真上に飛び、そこで炸裂する。


塹壕に潜り込んでいたジオン兵の多くが、頭上で爆発した砲弾の為に傷付いた。
連邦軍の戦車隊は、初めからこの跳弾を狙い、砲弾の信管をわざと遅発にセット
していたのだ。


「よーし、踏み潰せ!」


目に見えて抵抗が弱くなったジオン歩兵隊に向かって、61式とジムが猛然と突進
する。


もはや、彼らの全滅は確実と思われた。




781 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2008/08/12(Tue) 00:35


(41/51)


8両の61式戦車と5機のジム、そして歩兵部隊が密集隊形で進む。


彼らへ向かって、塹壕から小型ミサイルが発射された。
それは塹壕の守備隊による、なけなしの重火器による必死の反撃だった。


だが、ジムは盾を掲げ、手も無くそれを防いでしまう。


「ジオンの死に損ないが!
生意気なんだよ!」


ジムは、バズーカを発射した。
バズーカ弾が、塹壕の前後に着弾し、さらにジオン兵の命を奪う。


「ざまをみろ、ジオンめ!」


ジム隊が走る。
あっという間に彼我の距離が縮まり、ついに彼我の距離が100メートルを切ろう
としていた時だった。


走っていたジムの足が吹き飛んだ。


凄まじい爆発音が辺りの空気を震わせた。


その爆風は隣のジムをも吹き飛ばす。
そう、数十トンもの鋼鉄の塊が、文字通り吹き飛んだのだ。


膨大な風圧を持った爆風は、さらに連邦軍歩兵を薙ぎ倒し、塹壕のジオン兵を
も襲う。

彼は危うく頭を引っ込める。
もし、頭を下げるのが一瞬遅れていれば、彼の首と胴は永遠の別れを告げて
いたかもしれない。


「ど、どこだ、一体どこから!」


「いや、それよりもこの威力は何だ!」


連邦軍は密集隊形の危険性に気づき、慌てて互いの距離を取る。

その中心には、先ほどの爆発による巨大な破腔が穿たれていた。

その大きさから察するに、戦車砲弾などではありえない。
まるで戦艦の艦砲射撃だ。


散開しようとした連邦軍の中で、転倒したジムは起き上がるのが遅れた。
そこへ二発目の砲弾が飛来し、彼を木っ端微塵にし、周囲の戦車をも砕く。


連邦軍は、たった二発の砲弾で甚大な被害を受けた。

連邦軍部隊は、狼狽しながらも砲撃が来た方角から相手の位置を算出し、
自分達を攻撃したのが何者なのか、ようやく気付いた。


「なんだ、あいつは!」


「戦車・・・なのか?
だが、馬鹿に大きいぞ!」


彼らの視線の先、第4地下停車場を見下ろす高地に、それは姿を現した。


「どうやら、間に合ったみたいだな」


ヴィットマンは安堵の呟きを漏らす。

塹壕を守る守備隊は、なんとか全滅を免れたようだ。
守備隊の、マルコヴィッチのザクを出せとの要求を突っぱねた手前、彼らを
救わぬわけにはいかなかった。


しかし、なんという威力だろうか。
彼は、自らの操る兵器の威力に、戦慄にも似た高揚を覚えていた。




782 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2008/08/12(Tue) 00:37


(42/51)


ヴィットマンの操るそれは、『YMT−05 ヒルドルブ』
ジオン軍の試作モビルタンクだった。


全長は35.3メートル。
同12.5メートルのマゼラアタックの3倍に迫る。


だが、見る者が圧倒されるのは、その巨大な主砲だろう。
その口径は30サンチ。
砲弾の重量は400kgにも達する。


この巨砲に比べれば、連邦の61式の主砲など豆鉄砲のようなものだ。
61式の15サンチ砲の砲弾重量は50kgに過ぎない。


この差は、そのまま破壊力の差にも通じる。
つまり、ヒルドルブの主砲は、61式の8倍の威力を持つということだ。


仮に61式の主砲弾が、ある条件下で15センチの標準的な鋼板を貫通する
能力を持つのだとすれば、ヒルドルブの主砲は、同条件で120センチの鋼板
をぶち抜く事ができる計算になる。


この主砲に狙われては、巨大戦艦とてただでは済まない。


「ふん。
まあ、初めてにしては上出来か」


ヴィットマンは、あえて口ではそう言った。
そうしなければ、体内から溢れ出る興奮を抑えれらそうもなかったからだ。


彼は思い切りアクセルを踏みこみ、猛然と斜面を駆け下りた。

ヒルドルブは桁外れのパワーで加速する。

その巨体に似合わず、カタログスペックの最高速度は110キロを誇るだけに、
セヴァストーポリの悪路にあってもかなりのスピードが出せる。


ヒルドルブは真直ぐ連邦軍へは向かわず、第4地下停車場とは反対の方向へと
走った。


誰の目にも連邦軍を誘っているのは明らかだ。


「野郎、舐めやがって!」


だからこそ、連邦軍はこの誘いに乗った。
ジム部隊は隊列を離れ、ジオンの怪物戦車を追う。


ヒルドルブはしばらく走行を続けると、車体の向きを180度変えた。
しかし、前進するのではなく、後進を続け、あくまでジム部隊との距離を保つ。


ジム部隊は100ミリマシンガンの銃撃を浴びせる。
それらはヒルドルブに着弾するが、その分厚い装甲に全て弾き返されてしまった。


「さすがはヒルドルブだ。
機銃弾くらいじゃビクともしないぜ」

ヴィットマンは、新しい相棒の頼もしさが嬉しかった。
そしてここまで、自分の狙いが奏効している事にほくそ笑む。

彼が警戒していたのはジムのビーム砲だった。


100ミリマシンガン程度の直撃ならば、よほどの近距離でない限り、ヒルドルブ
の装甲を貫通することは不可能だ。


しかし、ビーム砲はそうはいかない。
その超高熱のエネルギーの塊は、いかにヒルドルブの装甲が分厚くとも防げない
だろう。


だが、圧倒的な物量を誇る連邦軍とて、このビーム砲を全ての実戦部隊に配備
できた訳ではなかった。


主力を担うレビルの第一軍集団はともかく、マザーウェルの第三軍集団のジム
部隊には、ビーム砲が十分に行き届いていなかったのだ。


現に、ヴィットマンが交戦した5機のジムのうち、ビームスプレーガンを装備
しているのは一機に過ぎなかった。


それ以外に、ヒルドルブを撃破する可能性を秘めたジムは、バズーカ装備の
一機でしかない。


そして、ビームとバズーカを装備したその二機を、ヴィットマンは真っ先に撃破
していたのだ。


「ようやく、上層部の石頭どもを見返せそうだな」


彼は今まで、他の多くの戦車兵がそうだったように、機会さえあれば戦車で
敵を薙ぎ倒し、自分たちを役立たずと断じた軍上層部を見返してやりたいと
渇望し続けていた。

そして彼は、ほとんどその一心で、軍にしがみついているような男だったのだ。


モビルスーツの登場以来、時代に取り残され、日陰に追いやられていた戦車
兵達が、モビルスーツを圧倒する戦車の登場を待望するのは当然だ。

そしてついに、彼はそれを手に入れたのだ。




783 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2008/08/12(Tue) 00:38


(43/51)


「見ていろ。
本当の戦争ってやつを教えてやる」

彼は照準機を覗き込み、トリガーを絞った。


ヒルドルブの巨砲が咆哮した。


砲弾は、ジムに向かって飛ぶ。
ジムは回避しよとしたが、その前に砲弾が空中で炸裂した。

その砲弾は対空散弾だった。


「な、なんだこれは!」


ジムはその場に立ち尽くす。
そしてヴィットマンが狙っていたのは、まさにその瞬間だ。


立て続けに二弾目が発射される。
今度は徹甲弾だ。

動きを止めたジムは、巨大な徹甲弾の直撃をまともに受け、ばらばらに吹き飛ば
された。


「こいつら、素人だな」

ヴィットマンは確信する。
ジム部隊は彼を真っ直ぐに追いかけてくる。


多少でもコースを欺瞞しようだとか、二手に分かれて迂回しようだとか、そういう
発想に至らないらしい。


ヴィットマンほどの熟練の戦車兵ともなれば、直線的に追いかけてくる敵の予測
位置を割り出すなど、朝飯前だ。


さらに一機のジムを、まったく同じ手口で撃破する。
残るはあと一機。

だが、もう同じ手は使えまい。
ヴィットマンはここでギアを入れ替え、前進に転じた。


ヒルドルブは猛然と最後のジムに突進する。
このまま接近しても、ヒルドルブの大砲が接近戦に向かない事は承知の上だ。


「う、うわあ!
化け物め、来るな、来るな!」


ジムはマシンガンを連射する。
ジムのパイロットは、蒼白になりながらも不思議な感覚に陥っていた。


怪物は、彼が叩き込んだ銃弾を弾きながら近づいてくる。
近づいてくる以上、その姿が次第に大きく見えるのは当然だ。

だが、距離的な視覚効果以上に、その怪物が大きくなっているように感じる。


いや、大きくなっているのは砲塔部だけだ。
砲塔部だけが上に伸び、伸びた”胴体”には”両腕”が生えた。

その両腕に、ザクマシンガンを握ったそれは、もはや砲塔ではない。
戦車の車体に乗った、モビルスーツの上半身そのものだ。


上半身のみ、モビルスーツ形態への変形機構を有する戦車――
それがモビルタンク、ヒルドルブの正体だった。


「これで終わりだ!」


ヴィットマンは、パイロットの心情を反映してか、呆然と立ち尽くす最後のジムに
銃口を突きつけ、撃砕した。


連邦軍のモビルスーツ隊は全滅した。
こうなれば、戦いは一方的だ。


モビルスーツを全て失った連邦軍は、算を乱して逃げ出す。
それにヒルドルブの巨砲が追い討ちをかける。


連邦軍は、おびただしい数の死体と機材を遺棄して敗退した。


「勝った、な。
ようやく。
モビルスーツに」


硝煙の立ち込める戦場を見渡し、彼は息を吐き出した。


ここまでの道のりは長かった。
彼はついに戦車兵の誇りを取り戻したのだ。

だが今、彼の心にあるのは、爆発する歓喜でも沸き立つような喜びでもない。
彼は快哉を叫ぶでもなく、ただ心に拡がる充足感に身を委ねていた。



そのとき、敗退した友軍から離れ、じっと戦況を伺っていた者がいた。

頭に巨大な狙撃用のゴーグルカメラを装備したそれは、『RGM−79SC
ジムスナイパー』だった。

その狙撃型ビームライフルの銃口の先に、ヴィットマンのヒルドルブがあった。




784 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2008/08/12(Tue) 00:40


(44/51)


ヴィットマンは、若い戦友の事を思い出していた。
マルコの馬鹿は、無事HLVに乗れただろうか。


ヴィットマンが、ザクの出撃を望む守備隊を説き伏せ、ヒルドルブでの出撃を
決めたとき、マルコヴィッチも一緒に出たがった。


が、このヒルドルブはマゼラアタックと異なり、一人乗りだ。

これは大人のピクニックだ、お前みたいな餓鬼は連れて行けない。
そう言って、マルコヴィッチを無理やり列車に乗せたのだ。


あの時のマルコの顔といったらなかった。

まるで、菓子を買ってくれとせがんだ挙句、呆れた親に置き去りにされて
焦って泣く子供のようだった。


ああいう餓鬼が一人前になるには、もっと人生経験を積まなければどうにも
なるまい。

だから、あいつには生きてもらわないとな。

それが、俺達大人の社会に対する義務と言うものだ。


もっともらしいことを、もっともらしい表情を作って考えてみる。
しかし、どうも自分には似合わないな、そう思って一人苦笑する彼だった。


その時、腹の底から響くような振動が伝わってきた。


ヴィットマンは空を見上げた。

彼の視線の先で、HLVが飛翔していく。

それは、高く、どこまでも高く昇っていく。


彼は満足していた。
軍人として、こんな満足感を味わったのは初めてだった。


それは戦車が陸戦の王者である事を証明できたからではない。
もっと別のものだ。

それが何なのか、彼自身にも良くは分からない。


ただ、彼が思い出していたのは、自分の入隊の経緯だ。

彼は、小さい頃から軍人に憧れていた。
格好良い戦車や宇宙戦艦にのって、敵を倒し、味方を守る。


女手一つで育ててくれた母親は病弱だったし、年の離れた妹は幼かった。
だから、自分も大人になったらああなるのだと決めていた。


今は、その妹も大人になり、母娘で小さな喫茶店を切り盛りしている。
出来の悪い兄とは違い、立派なものだ。


彼女らは元気にしているだろうか。

以前に連絡を取ったときは、戦時経済による生活物資の不足で、なかなか
食材が手に入らないと嘆いていたが。


それと、変な男に引っかかっていないかも心配だ。

少なくとも、軍人とは結婚しないほうがいいだろう。
今度故郷に帰ったら、それだけは言っておかないとな。



さあ、俺も帰るか。
列車はまだ残っているだろうか。


いや、別に残っていなくても構わない。
俺には、このヒルドルブがある。

こいつがあれば、俺はどこにだって行ける。
何と言っても俺は、戦車兵なんだからな。


彼は、ギアを入れ、アクセルに足を乗せようとしていた。



その彼に向かって、ビームが放たれた。



光が、彼のコクピットを包んだ。




785 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2008/08/12(Tue) 00:41


(45/51)


【同日 11::00
地球軌道上】


漆黒の宇宙を青い地球に向かって疾走する艦隊がある。
ムサイ級軽巡洋艦『カウリバルス』を旗艦とする小艦隊だ。


その格納庫内、出撃準備中のリックドムのコクピットで、ガトーは目を閉じていた。

彼の耳に、ブリッジと一足早く地球軌道上に達した試験支援艦とのやりとりが、
スピーカーを通して届いてくる。


報告者は、エーリッヒ・クリューガーという大尉だった。
彼の話から、ガトーは一つの推論が確定した事を思い知らされた。


オデッサが陥ちた。

信じたくない情報だったが、クリューガーの話からそれが事実であることを認めざる
を得ない。


また、先刻、『カウリバルス』の艦長、リンデマン少佐から、そもそも宇宙のジオン軍
に対し、軌道上への集結を要請したのが、当のオデッサのマ・クベ司令だということも
聞かされていた。


それにしても思いやられるのは、退却軍の事だ。
一体、どれだけの兵が宇宙へ脱出できるというのだろうか。


「前方に反応!
友軍の脱出船のようです!」


目を見開く。


モニターに目を凝らすと、地球軌道上を模した映像に赤い光点が表示された。

光点は一つ、二つと浮かび上がり、そして急激に数を増やし、ついには彼の
モニターを埋め尽くした。


「これが・・・全てそうだというのか!」

数百の光点によって埋め尽くされたモニターを見て、ガトーは愕然とする。

一基のHLVで、最大数百人の兵士を運搬できることを考えれば、数万人の
同胞がそこにはいることになる。


無力な彼らは難破船のように漂い、ひたすら救いの手を待っていた。



「ブリッジ、すぐに出る!
発進の許可を!」


彼は叫んだ。




マルコヴィッチは目の前の光景に魅入っていた。


彼の前には、黒と青だけしかない。
漆黒の宇宙を背景に、視界の半分以上を青い地球が占めている。


圧倒的な光景だ。
しかし、それはある事実を示唆している。

つまり、彼はオデッサを脱したものの、完全に地球の重力圏から離脱したとは
言い難い。

地球周回軌道の、それもごく低軌道に留まっているのだった。


理由は明らかだ。

彼の乗るHLVには積載量一杯まで人員や機材を積み込んでいた。

それらを制限すれば、サイド3まで到達する能力を有するHLVも、ここまで物資
を積み込めば、地球周回軌道を脱することは出来ないのだ。


そしてそれは彼の乗るHLVだけではなかった。
脱出したすべてのHLVがそうだった。

結果、この狭い空間に大量のHLVが漂うことになってしまったのだ。


マルコヴィッチのHLVに、非常事態を告げる通信が入ってくる。
それは悲鳴にも似た叫び声だった。


「こちらホートル090、コントロール不能!
機体の制御ができない!」


制御不能となった地球往還機が、HLVの海を砲弾のような勢いで突っ切って
ゆく。

だが、密集したHLVの中を、制御不能のまま走りぬけることなど不可能だ。
ついに一基のHLVと衝突し、爆発した。


すでにHLVの密度は安全と言えるようなレベルをはるかに超えている。


一つの激突が新たな衝突を生み、将棋倒しのようになって被害を拡大させて
しまうのだ。


ようやくの思いでオデッサの死地を脱し、宇宙に上がりながら、このような事故の
為に死んだ不幸な兵は、数千に達した。


だが、彼らにとっての不幸はそれで終わらない。
さらなる災厄が、彼らに降りかかりつつあった。


このHLVのもとに集まったのは、ジオン軍だけではなかった。

追撃戦の戦果を拡大すべく、ルナツーの連邦軍艦隊も、この宙域を目指していた
のだ。




786 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2008/08/12(Tue) 00:42


(46/51)


そして、この宙域へ戦闘部隊を到着させたのは連邦軍の方が早かった。


サラミスからモビルポッド、『RB−79 ボール』が発進する。
ボールは加速し、HLVの群れに飛び込むと、手当たり次第に砲撃し始めた。


ボールの180ミリキャノン砲は、卵を砕くようにしてHLVを破壊していく。


彼らは殺戮をほしいままにした。
爆光が一つ発生するたびに、数百のジオン兵が虚しく宙空に散華した。


一方、ジオン軍も必死だ。

ボールの蹂躙を阻止すべく、一基のHLVのハッチが開き、二機のザクが姿を
現した。


「くそ、くっそお!」


彼はザクマシンガンをボールに向かって乱射する。
だが、マシンガンの射線は安定しない。


そのザクは地上用に改修されたJ型であり、宇宙での運用には適しておらず、
姿勢を制御し、安定させることすら困難であったからだ。


それに比べれば、ボールの機動力は悪魔的でさえある。
ボールが大きめの回避運動をとると、ザクの対応が追いつかない。

ボールはザクの銃弾を回避しつつ前進し、易々とザクの背後を奪ってみせた。
ボールのキャノン砲を食らって、ザクが吹き飛ぶ。


「馬鹿野郎、こんなところで!」


部下を失ったザクは悲憤の叫びを上げた。
彼は必死にマシンガンを撃つ。


彼らは、オデッサで辛酸を舐めながらも、ようやくここまでたどり着いた。

だが、犠牲になった同胞のことを考えれば、彼らはその幸運を素直に喜ぶ事は
出来なかった。


彼らモビルスーツ隊は、多くの友軍が彼の地で壊滅し、あるいは敵中に取り残
される中、特に優先してHLVに乗せられ、脱出させられていた。


それは何のためか。

オデッサ陥落後も、彼らモビルスーツ隊が、ジオンを支えるべき貴重な戦力で
あることに変わりはないからだ。


そう、彼らは今後の雪辱戦の為に宇宙に上がったのだ。

多くの同胞たちの犠牲のもとに。
彼らから遺志を託されて。


それがこんなところで、それもモビルポッドごときに手も足も出ないままなぶり
殺しにされるのか。
冗談ではない。


だが、地上用のザクは、宇宙では自由に泳ぐことが出来ない。
彼が溺れ、もがきながら放った銃弾は空しく宙を薙ぐ。


ボールの群れは彼を翻弄するようにして群がる。
まるで狩りを楽しむかのように。


ザクは、四方からの砲弾を浴びて撃破された。


ボール部隊は次の獲物を探して機首を巡らせる。
そのキャノン砲の向く先には、マルコヴィッチのHLVがあった。




787 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2008/08/12(Tue) 00:44


(47/51)


四機のボールがこちらに向かってくる。


それは死神というにはあまりにも不恰好だったが、この時のジオン兵にとっては
紛れもなく死神そのものだった。


ボールは、マルコヴィッチの乗ったHLVの手前に位置していた獲物を仕留めた。


爆発の光に照らされるカーゴの中で、マルコヴィッチは思う。


自分は、あの地下停車場で何も出来なかった。
代わりに戦ってくれたヴィットマンは、自分だけでなく、多くの味方を救った。


ならば、彼に救われた自分も、味方を救うために戦うべきではないのか?


彼はザクの腕を操作し、補充用として積み込まれていたザクマシンガンと、予備
弾槽を掴み、叫んだ。


「迎撃する!
ハッチを空けてくれ!」


HLVの船長が眉を吊り上げて怒鳴り返した。


「馬鹿を言うな、坊主!
死にに行く気か!」


「どうせ、ここにいたって殺されるだけだ!
だったら外に出て、戦ったほうがいいじゃないか!」


返答に窮する船長の顔を新たな爆光が照らす。

ついに隣のHLVも撃破された。
次に狙われるのはこの船か。

彼は肩を落とし、息を吐き出した。
こうなっては止むを得ない。


「わかった。
だが、無理はするんじゃないぞ、伍長」


彼はマルコヴィッチを階級で呼び、敬礼を送った。
それ以外に彼に出来るのは、祈ることだけだった。



HLVのハッチが開いてゆく。
カーゴの中に、眩しいほどの青い光が差し込んでくる。


マルコヴィッチの足元には、巨大な地球があった。


このままザクの足を踏み出したら、地球に落ちるのではないか?
そんな恐怖に抗いつつ、前へと歩を進める。


ザクは宙へと泳ぎ出した。


「敵はどこだ・・・うわあ!」


彼のザクを180ミリ弾がかすめた。
ボールが迫る。


「この、堕ちろ、堕ちろ!」


マシンガンを撃ち放つが当たらない。

ボールの方を向くべく機体を捻ったが、ザクはそのまま停止せず、余分な回転を
し続けてしまったからだ。


彼はザクをまともに静止させることすら出来ない。
さらに撃ち続けるが、照準がまったく定まらず、一発も当たらない。


ボールは軽快に機動し、ザクに照準を定めた。


「やられる!」


マルコヴィッチは全身が総毛立つのを感じた。

彼は無我夢中で操縦桿を操作する。
どこに動こうなどと考える余裕は無い。


その操縦に応えて、ザクもでたらめな方向に向かって動く。
それが却って功を奏した。


ボールのパイロットは、ザクの動きが読めず、必殺の一撃を外してしまった。

彼は失望の呻きを上げる。
だが、その失望はすぐに驚愕に変わった。


ザクは、まったく予想外の動きをしたあげく、ちょうど突進する彼のボールの
脇をすり抜け、背後に回ってしまった。


マルコヴィッチは、ただトリガーを引くだけでよかった。
この距離では外しっこない。


火球に変わったボールを、彼は呆然と見つめた。
それは彼がはじめて、敵と言う名の人間を直接殺した瞬間だった。


あの敵にも母親や兄弟がいたのだろうか。
ヴィットマンのような先輩や戦友がいたのだろうか。

彼はその敵に殺されかけた事実も忘れて、その光を見続けた。


だが、戦場では、一瞬たりとも気を抜いてはならない。
無論、マルコヴィッチはそれを頭では知っている。

しかし、感覚として身体に染み付いていたわけではなかった。


動きを止めたザクに、復讐に燃えるボールが照準をつける。
マルコヴィッチのコクピットに危険を報せる警報が鳴るが、もう遅い。


ボールが主砲を放つ寸前。
何者かが視界に飛び込み、ボールを弾き飛ばした。


ボールに蹴りを入れたのは黒いモビルスーツだ。

マルコヴィッチは、そのモビルスーツを見たことがなかったが、その黒い機体は、
MS−09、ドムだった。




788 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2008/08/12(Tue) 00:46


(48/51)


そのドムは、いきなりマルコヴィッチのザクに組み付いて来た。
そして、強引に彼の手から、マシンガンを奪う。


「な、なにをするんだ!」


ドムはマルコヴィッチの抗議を無視し、手足を巧みに動かし、AMBACのみで
機体の向きを変え、三機のボールに正対した。


マシンガンから放たれた銃弾が、正確に一機のボールを撃ち抜く。

僚機を撃破されたボールは左右に散開しつつ、キャノン砲弾を弾き出す。
ドムは機体を捻ってそれを回避した。


さらに慣性によって機体を回転させながら、銃撃を浴びせる。
爆発するボール。


その動きは、とても地上用のモビルスーツとは思えぬ華麗なものだった。
射撃の正確さともども、パイロットの技倆は神技に近い。


そしてドムのマシンガン弾は、最後のボールをも撃ち抜いた。


間違いない。
このパイロットは、間違いなくエースパイロットだ。

その戦いぶりに舌を巻いたマルコヴィッチを、ドムが振り返る。


「そこのザクのパイロット、生きているか?」


ドムから通信が送られてくる。
その声が高い。


「お、女なのか?」


モニターに映った相手のパイロットを見て、マルコヴィッチは思わず声を上げた。


「子供だと?」

一方、エミリアも相手の意外な幼さに驚く。


彼女は生きていた。

彼女が所属した第9師団が全滅する中、彼女のドムはかろうじて連邦軍の重囲
を脱け出し、HLVの飛行場に辿り着き、宇宙への脱出に成功していたのだ。


それにしても、とエミリアは思わざるをえない。
この若い兵も、あのオデッサの激戦を生き延びたと言うのか?


だが、ありえないことではない。
戦争の長期化で、どの部隊も人材が払底している。

戦死、戦傷、戦病などの欠員分を10代の若年者によって補わねば、到底兵が
足りないのだ。


ならば、あの戦場で戦った若年兵も多くいただろうし、そのうちの何人かが、こう
やって脱出してきても不思議ではない。

だが、ようやくここまで生き延びた若者を、これ以上無駄に死なせてはならない。
明日のジオンの為にも。


「先ほどはすまなかった。
私はエミリア・ライヒ大尉だ」


「あ、俺、いえ、私はエンリケ・マルコヴィッチ伍長であります」


しゃちほこばった返答をする若者に苦笑しつつ、一つ提案をする。


「伍長、すまないついでに、私にこのマシンガンを預けてはくれないか。
君はこいつを持て余していたのだろう?」


「で、ですが」


彼女の言う通りだが、しかし反発も無くはない。
言い澱むマルコヴィッチに、エミリアは優しく微笑む。


「信用しろ。
女でも、君よりは上手くやれるつもりだ」


それはマルコヴィッチを安心させる為の笑いであると同時に、先程、女である
ことに驚いた彼への多少のからかいを込めているようだ。

だが、マルコヴィッチは彼女の笑う姿にさえ、エースパイロット特有の迫力の
ようなものを感じた。
マルコヴィッチは、このままエミリアにマシンガンを委ねることに決めた。


「ありがとう」


彼女は今まで徒手空拳で、それでも味方を救うべく駆け回っていたのだろう。
待望の武器を得た彼女の声が躍ったのが分かった。


「だが、君はこれで丸腰だ。
無理をせず、敵の目に付かぬところに退避していろ」


そこで彼女は何かを思い出したように笑う。


「と、言われても、その様子では動くに動けんか」


その語尾に警報音が重なった。
新たな敵の編隊が急速に接近していた。


先ほどのボールは爆発して四散する寸前、後方の本隊へ緊急信号を発して
いた。


それを受けたモビルスーツ部隊が、この場に急行してきたのだ。




789 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2008/08/12(Tue) 00:47


(49/51)


「やれやれ。
もうお出ましか」


連邦のモビルスーツ隊の接近を察知したエミリアは、マルコヴィッチのザクを
抱え込み、ホバーエンジンを噴かした。


二機のモビルスーツはのろのろと機動する。

もともと地上用の機体で、ザクまで抱えていては速度が出るはずもない。
それでもエミリアは、あくまでマルコヴィッチを守ろうとしていた。


彼女は彼から武器を奪った。
ならばせめて、自分が彼を守らねばなるまい。


ジムが急接近し、100ミリマシンガンの撃ち掛けて来た。
数は7機。


「まずいな、まさかこんなに来るとは」


さすがのエミリアも、表情を曇らせた。
思わずマルコヴィッチが叫ぶ。


「大尉、自分のことは捨てて逃げてください!」


「半人前が生意気を言うな!」


エミリアは敵弾を回避するが、ザクを抱えたままではAMBACにも限界がある。
ジムが彼女らを取り囲み、銃撃してきた。


エミリアの反撃のマシンガン弾を受けて、一機のジムが爆発する。
しかし、ジムの銃弾もエミリア達を捉えた。


「うあっ!」


エミリアのコクピット内に火花が飛ぶ。
何発かが機体に命中したようだ。


ヒックスか、カラマーゾフが生きていてくれれば――


そのような考えが、詮の無いものだとは分かる。
だが、それを思わないではいられなかった。


止めを刺そうと彼女らに銃口を突きつけていたジムが、側方からの攻撃を受けて
吹き飛ぶ。

ジムを倒したのは何者か。


視線を転じると、そこには黒いモビルスーツ、ドムがいた。


「ヒックス?」


いや、ヒックス達であろう筈がない。


「違う、あれは・・・」


それは宇宙用に改修したと思われるドムだった。


エミリア達が乗った地上用のドムでさえ、ようやく量産体制が整い、各地に配備
されはじめたばかりだ。

見たところ、まだ制式配備前の試験中らしいとはいえ、もう宇宙用のドムを開発
していたとは。

自軍の兵器開発スピードは見上げたものだと思う。


その間にも、宇宙用のドム――リック・ドムは、さらに二機のジムを撃破していた。
エミリアの目から見ても、パイロットは怖ろしい程の手練だ。


それはガトーの操るリック・ドムだった。


ジムの反撃の銃撃は、リック・ドムにかすりもしない。

リック・ドムの動きは、ザクとは比べ物にならない。
データに無い動きとスピードに、ジムの射撃管制システムが追いつかないのだ。


「貰った!」


ガトーは、ジム隊の真上を取ると、バズーカを二発放った。
二発のバズーカの弾体は、二機のジムを破壊する。


その間に、最後の一機がガトーの背後に回りこんだ。
ジムはビームサーベルを背中のランドセルから抜き放ち、突進する。


一方、ガトーもヒートサーベルを引き抜き、突っ込んでくるジムに突き出す。
不幸なジムは、自らヒートサーベルに刺さりに行くようにして突っ込み、串刺し
になった。


最後のジムの爆発光で、リック・ドムのシルエットが浮かび上がる。


エミリアは、その美しいコントラストに魅入っていた。
そしていつしか彼女は、それに共に戦った部下達のドムを重ね合わせていた。


ヒックス、カラマーゾフ。

私達が命を預けたドムは、やはり、最高の機体だったぞ。
このドムが、宇宙でもこれだけのパフォーマンスを発揮できるのならば、連邦の
モビルスーツなど恐れることはない。

この差がある限り、ジオンはまだまだ戦える。


戦いの緊張から解放された彼女は、肩の力を抜き、目を閉じた。




790 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2008/08/12(Tue) 00:48


(50/51)


【同日 12:30】


兵士達が生存を懸けて戦う地球軌道へ、大艦隊が機動している。
その先頭を走る巨艦は、翼を広げた大鷲を思わせる。


それは宇宙最強を謳われるグワジン級大型戦艦、そのネームシップでも
ある『グワジン』だった。

『グワジン』は、ザビ家の一員で、月のグラナダを拠点とする突撃機動軍の
領袖、キシリア・ザビ少将の座上艦だ。


彼女は4隻のチベ級重巡、28隻のムサイ級軽巡という、強力な騎士団を
従えていた。


だが、艦列はこれで終わりではない。
この戦闘部隊のあとに、支援用艦艇の大群が続いている。


パプア級輸送艦や大型貨物船など、運搬能力を持つ船が可能な限り動員
され、大集団を形成していた。

さらにこれを護衛すべく、6隻のムサイの戦隊が並走している。


このグラナダから大挙出撃した艦隊の目的は、無論、オデッサを脱出した
友軍を救うことにあった。


キシリアがこれほどの大動員を掛け、このタイミングで現場に到着しえたのは、
事前にマ・クベからの救援要請を受けとっていた為だ。


現に、ルナツーの連邦軍は、すでにいくつかの小艦隊を地球軌道に派遣は
したものの、それに続くべき大艦隊を出港させるには、なお多くの時間を要する
状態であった。


それに、キシリア自身も決して連邦軍との交戦を望んでいたわけではない。
この大艦隊を編成した理由は、一にも二にもそこにある。


もし、こちらが小艦隊を派遣し、敵と交戦すれば、容易に決着がつかず、戦闘
は長期化するだろう。

下手に戦闘が長期化し、ルナツーからさらなる増援が現れたりしては、より
一層、友軍の救助が困難になる。


それよりも、早い段階で敵に戦闘を諦めさせ、早期撤退に追い込む方が良い。

その為には、こちらは最大限の戦力で出撃し、数で敵を圧倒し、その戦意を
挫いてしまうのが最良なのだ。


はたして、この大艦隊の接近を知った連邦軍は狼狽した。
彼らは、HLVの攻撃を諦め、全面的な退却を始めた。



ガトーのリック・ドムの周囲に宇宙仕様のザクが集まり始めた。
ボブ少尉のザクが話しかける。


「中隊長殿、敵は退却を始めました。
もうこの宙域は安全です」


「うむ、それは良かった。
これで友軍の救助に専念できる」


ガトーは、傷付きながらも抱き合うようにして漂う、ドムとザクを振り返った。


「貴官ら、無事か?」




791 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2008/08/12(Tue) 00:49


(51/51)


マルコヴィッチは、脱力しながら答える。


「ええ、なんとか・・・」


だが。
エミリアからの返事が無い。


「エミリア大尉?」


マルコヴィッチは、モニターの中に映るエミリアの姿を注意深く見た。


彼女は眠っているようだった。
操縦桿を握ったまま、目を閉じ、少し俯いている。


マルコヴィッチは絶句した。


彼女のノーマルスーツには、ところどころに鮮血の華が咲いていたからだ。
そして、その華はただならぬ大きさだった。


「大尉?
返事をしてくださいよ、大尉!」


エミリアは返事をしない。
マルコヴィッチはなおも呼びかけ続ける。


そのやりとりを聞いていたガトーは、目をつぶり首を左右に振った。
歴戦の彼でさえ、このような光景にはやりきれなさを感じる。


彼自身、こういう場面には何度も立ち会ってきた。
しかし、どれだけ見ても慣れる事はない。

いや、慣れることなどあろう筈がない。


戦場に立ち続け、多くの戦友と関わりを持てば持つほど、その死には覆い
きれぬ喪失感や、哀しみを感じる機会も多くなる。

やがて、面識の無い兵の死に対しても、それがいかに重いものであるかを、
頭ではなく、感情で認識できるようになっていくからだ。


心に傷を負い、自責の念や、罪の意識を蓄積させながら、それでも戦場に
立ち続ける。
それが歴戦の戦士というものだろう。



マルコヴィッチは肩を落とし、震わせた。

彼は、またしても命の恩人を失った。
ヴィットマンや、エミリアだけではない。


自分を生かすために、いったいどれだけの人が死んだのか。
いや、彼らは別に自分だけを助けようとしたわけではないだろう。

だが、同胞を助けるためとはいえ、これほど多くの人々が命をなげうたねば
ならないものなのか。


そもそも戦争とは何だ?
ジオンの独立とは何だ?


彼には何も分からなくなった。

だから、彼は泣いた。
もう彼には、何も分からない赤ん坊のように泣くしかなかったからだ。


ガトーは子供のように泣く少年を黙って見ている。
叱咤するでも、同情の言葉を掛けるでもない。


どんな男でも、長い人生の中では泣きたい時の一つや二つはあるものだ。
また、自分の歩むべき道を見失い、途方に暮れる事だってあるだろう。


だが、男とは、それを乗り越えてこそ強くなれるものなのだ。

彼はそれを知っていた。




792 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2008/08/12(Tue) 00:52


(Epilogue)


オデッサを巡る一連の戦闘は、この時点をもって終了した。


ジオン軍の参加兵力は97万。
このうち死傷者が40万以上、捕虜となった者は30万以上。


宇宙または他の地域に脱出しえた者は20万強に過ぎない。


一方、連邦軍の参加兵力は380万。

このうち死傷者数はジオン軍を上回る60万を算したが、捕虜は出ず、
人的損失はジオン軍よりも軽かった。


元々兵力の少ないジオン軍にとって、この巨大な損害は地球侵攻作戦の
根幹を揺るがすものだった。


また、オデッサを失うことにより、アジア、アフリカ、ヨーロッパ間の連絡線が
断たれ、各地の拠点が孤立することになった。


連邦軍にしてみれば、それらを各個に撃破してゆけば良い。

つまり、戦いはそれまでの膠着状態から、一気に掃討戦の様相を呈する事に
なったのだ。


もはや、ジオン軍が地球上での劣勢を挽回するのは不可能に近い。



だが、宇宙の戦いはそうではない。


宇宙はスペースノイドの領域だ。
地の利はジオン軍にある。


また、ジオンには、なお多くの戦力と優れた兵器がある。
容易に勝敗が決するものではないだろう。


HLVの積み込み作業を進める友軍を護衛しながら、ガトーは思う。


そうだ、まだ我々は負けたわけではない。
勝ち目が無いと諦めたい者は諦めればいい。


彼は決意する。
自分は軍人としての本分を尽くす。


勇気を臆病に置き換え、傷付くことを恐れ、戦いもせず、相手に尻尾を振る
以外に能を持たぬ負け犬に堕するなど、自分には出来ない。

それでは、戦場の露と消えた者達や、後世のスペースノイドに顔向けできぬ。
我々は立って、最後まで戦わなければならない。


ガトーが視線を転ずると、曳航してきたザクの中のマルコヴィッチは、すでに
泣き止んでいた。
が、彼は言葉を何も発しない。









立ち上がれ―――




ガトーはドムの手を差し伸べ、少年の背を押した。






793 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2008/08/12(Tue) 00:53


今回は長い報告になった。
付き合ってくれた者には感謝する。



さて、長話ついでに、一つ後日談を披露しようか。

この手記の筆者である、エンリケ・マルコヴィッチ元軍曹は、
現在はサイド3に住んでいる。

彼は退役後、仕事の合間を縫って元軍人達に取材し、彼なりに
あの戦いが何だったのか、答えを探そうとしていたらしい。


そして、退役後の彼の仕事とは・・・

上官だったヴィットマン少佐の母娘とともに、喫茶店の経営をすることなのだ。


決して大きくはないが、清楚で、常に木漏れ日の下にいるような、
居心地の良い店であるらしい。
自慢の料理は鱈とほうれん草のキッシュだそうだ。

もし、君がサイド3に立ち寄る事があれば、行ってみるといい。



もっとも、私自身はまだサイド3に帰るわけにはいかんがな。
いずれ事を成した暁には、そういう時間を持ちたいものだとも思う。


さて、今宵はそろそろ行かねばならんな。


では、また会おう!





794 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2008/08/12(Tue) 13:38
いやいや、お久しぶり&お疲れ様でした。
レポートはじっくり読ませていただきました。
手記が出版されていれば書店で探してみたいですな。

オデッサの英霊と、
なおスペースノイドの未来のために戦うジオン軍将兵に敬礼!

地球の日本では、もうすぐお盆という時期で
先祖の霊が家に帰ってくるといわれます。

795 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2008/08/17(Sun) 15:01
あえて言おう、やりすぎであると

796 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2008/08/17(Sun) 15:37
気持ちは分かるがそういうなって

797 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2008/08/25(Mon) 12:32
ジーク・{半拍}ジオン

798 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2008/09/04(Thu) 02:54

>>696
【ジオン士官A「サイド3の決戦も行わず何が終戦だ!クソ!」
ジオン士官B「そうだ!我々はまだ充分な戦力を蓄えているではないか!」
ジオン士官C「甘い!連邦軍の戦力を見極められんのであれば結果は見えている」
ジオン士官A「てめぇ!それでも公国軍士官か!!」
ジオン士官D「今は再起を待つんだ!その間に戦力を再編をして…」 】

(宇宙暦0080 1月15日
L2付近 暗礁宙域 『カラマ・ポイント』 )


老臣どもが!
この期に及んで小田原評定とは!

まだ戦うと言うのならば、何故あのア・バオア・クーでは死力を尽くさなかったのか!


敗残の恥辱に堪えられぬだと?
そのような境遇に、自らを追いやったのは誰か!

己の定見を持たず、付和雷同して流されるばかりだからそうなるのだ!

事が終わってから雄弁を奮ったところで何の意味がある!
奴らに口で言うほどの勇気があるのならば、今からでも遅くはない!

連邦軍に特攻して玉砕し、先に逝った同胞達にあの世で自らの不明を詫びれば良いのだ!



だが、我々は奴らとは違う。
我々はア・バオア・クーを離脱し、生きる途を選んだ。

たしかに、死して名を取るも良かろう。

だが、たとえ何度戦いに敗れようと、いかに汚辱にまみれようと、卑怯者と罵られようと、
泥を被ってでも生き、勝つまで戦い続けるのも武人の在り様ではないのか?

・・・そう。
生きてこそ得る事の出来る、真の勝利を掴む為にな!



我々にはスペース・ノイド解放という大義がある!
それに比べれば、個人の武功の多少など小事に過ぎん。

ジオン共和国を僭称する売国奴どもの手から祖国を回復し、ジオン再興を成し遂げる!
その為の戦いは、今、始まったばかりなのだ!



799 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2008/09/04(Thu) 02:55

>>697
【バーニィ!もう戦わなくていいんだよ、バーニィィィイイイイ!!
ああ、バーニィ…! 】


バーニィ?
そうか、君の友人は軍人だったのか。

それも、あのサイクロプス隊の一員だったとはな・・・。


サイド6は中立を謳いながらも、実質は連邦寄りだったと聞く。
それどころか、連邦のモビルスーツ開発を手伝っていたとも言う。

そこに少数で乗り込んだサイクロプス隊の任務は重要であり、また、だからこそ
彼らの特殊部隊としての能力の高さを伺い知る事が出来る。


だが。
隠密裏の行動を要求されるこの部隊の兵が、よもや民間人の、それも君のような
少年と親しくなっていたとは。

いや・・・。

君のような少年だからこそ、彼も心を開いたのかも知れん。
ジオンの軍人としてではなく、一人の人間としてな。



アルフレッド・・・と言ったな?

戦争とは軍人と軍人の殺し合いではない。
軍人である以前に、人と人との戦いなのだ。
そしてそれは、人間同士の営みの一つとすら言える。

君がその小さな目で見て、感じたものは、一過性の災害などでは決してない。
人々が”生きる為に”やったことなのだ。

少なくとも、我々ジオン軍にとってはそうだし、我々と戦った連邦の兵士の多くもそうだろう。


君は戦争の悲惨さ、友人を喪った哀しみに、胸が張り裂けんばかりの思いをしたことだろう。
だが、それを戦争という、”災害”のせいにしてはならない。

間違いなく、人が引き起こしたものなのだと言う事を忘れるな。



だが。
スペース・ノイドの解放が成り、この戦いが終れば、そのような悲しい思いをすることも無くなるだろう。

すべてのスペース・ノイドが地球に住む者達と同様、安全で豊かな暮らしを享受できるようになれば、
君と、君の周囲の人々は常に笑顔で居られるようになるはずだ。

君が友人の魂へ祈りを捧げる時、そのような日が早く来るようにとも祈ってはくれまいか?


故人も、いや、バーニィもそれをこそ望んでいよう。



800 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2008/09/04(Thu) 21:38
ガトーは核弾頭を使い、その信念と理想を汚した

それでもやらなきゃならない事でもあったのかよ、ガトー!
俺はお前を許さない!!


by職務怠慢でガトーに怒られた事を恨んでる雑魚兵

801 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2008/09/10(Wed) 17:43
アナベル・ガトー・・・ジオンを再起させるため、エギーユ・デラーズと
共にデラーズ・フリートを作った志高き軍人であり凄い人です。
でも、早とちりしてその目標以外全てを見失っていた・・・バカな人です・・・
byカミーユ・ビダン

802 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2008/09/21(Sun) 22:30
>>655
【「ギレン総帥の緊急放送だとよ」 】

ふむ。
非業の戦死を遂げられた地球方面軍司令、ガルマ大佐を弔われるとの事だったな。

確かに経験不足からか、あるいは親の七光りと揶揄されるのを気にしてか、
スタンドプレイに走る傾向にあったのは事実だ。
此度の敗戦にしても、いささか功に焦ったような節があるのだともいう。


・・・だが。
あの方は生まれながらの将器だった。

前線の指揮官ならば、鉄をも打ち砕く勇猛さや、生き馬の目を抜くがごとき才気も必要ではあろう。
そして、そのような人材ならば我が軍にも多く居る。
しかし、それら多士済々の豪傑というものは、一家言の持ち主が多く、得てして他人の言を信用せぬものだ。

それらが一つの軍組織に組み込まれたとき、その軍はまとまりを欠き、一騎当千の勇者揃いの軍が、
素人の集団に敗北させられることすら有り得るのだ。

フフン。
古代の英雄が言ったという、使い古された諺があるだろう?


”一頭の羊に率いられた獅子の群れなど恐るるに足らず。
しかし、一頭の獅子に率いられた羊の群れは恐るるに値ふるべし”、とな。




『我々は、一人の英雄を喪った・・・』




・・・ガルマ・ザビ大佐。
あのお方こそ、獅子になり得る方だった。

いや。
獅子の群れを束ね、導くことの出来る、まさに将器の持ち主だった。

そして、その器は日々の修練などで身に付くものではない。
それこそ、生まれ持った才と言うものだ。

惜しい人物を亡くしたものだ。
だが・・・。




『これは、敗北を意味するのか?

・・・否!
始まりなのだ!!』




・・・そうだ。
これは、我々の敗北を意味するものではない。




『国民よ!
悲しみを怒りに変えて・・・

立てよ、国民よ!!』




・・・これは戦争だ。
優れた人間、良い人間だけが生き残るとは限らない。
そして、死んだ人間は二度とは生き返らない。

生き残った者は、その死んだ人間の意志を継ぎ、彼らの分まで戦い、勝利せねばならんのだ。
なればこそ、私は戦おう。


ジオンの栄光のために!!



ジーク・ジオン!!




803 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2008/09/21(Sun) 22:31

>>653
【どうすれば大佐になれるんだ? 】
>>700
【夢を叶えたい 】


君は大佐になりたいのか?
なぜ、大佐に拘るのかは分からぬが・・・

君の憧れの人物が大佐だったのか?

・・・フン、まあいい。
それ以上は聞くまい。


兵科にもよるが、大佐といえば相当の地位だ。

地上軍の歩兵科ならば、通常は連隊長として2500名程度の人数を指揮下に置くことになる。
宇宙軍ならば、大型艦の艦長か、小中規模の艦隊の司令に就く事が多い。
その場合も、やはり数百人から数千人を指揮下に置くこととなろう。


そのような地位に、素人を就けるわけにはいかん。

士官学校を優等の成績で卒業し、軍に入ってからも功績を重ね、
同時に軍事、科学、政治、経済、歴史など、各種の学問にも励む。

士官学校卒業後も、そういう努力を続け、かつ、実績を挙げた人物で無ければなることはできん。


それに、それほどの地位ともなれば、人を統べる力も必要だ。
いわゆる、徳というものだな。


・・・しかし。
それは決して、君の手の届かぬところにあるのではないぞ?

”努力は人を裏切らず”という。

しかし、実際には努力をしたからといって、必ず望んだ結果が出るとは限らん。
それが人生というものだ。


だがな。
それに君が費やした時間と、流した汗と涙は決して無駄にはならん!

それが多ければ多いほど、君は強くなる事が出来る。
そして強くなればなるほど、君は他者に対して優しくなる事が出来るはずだ。

他人を気遣い、優しく出来る人間こそが、真に強い人間なのだ。


・・・兵と言うものはな。

自分の上官が、命を預けるに値する人間かどうかというものを、実に良く見ているものなのだ。
もし、君が弱い人間であれば、彼らはたちどころにそれを見抜き、君の命令には従うまい。

だが、君が、命を預けるに足る強さと、優しさを備えた人物であれば、彼らは喜んで君の為に
命を投げ出して戦うだろう。

そういう軍は、強い。


いいか。
夢を叶えたくば、不断の努力を続けよ。
そして強くなれ!

さすれば、君の夢への途も、おのずと開けよう。


君の健闘を祈る!!




804 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2008/09/22(Mon) 04:23
ガトーはジオン厨
だから連邦厨の俺が成敗してやる

805 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2008/10/06(Mon) 20:45
祭りが開催されてるようですよぉ〜
ご参加くださぁい
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=222954810&ls=50

806 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2008/10/07(Tue) 21:16
いよいよ戦争も終わりか…
これで俺達の独立は
ジオン兵A「おい!テレビ見ろおまえら!」
ジオン兵B「何だ?そんな大声出して…!!お、おいコイツまさか!」
一体なんだ?そんな慌てて?
!!…な!?レ…レビル!?

807 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2008/10/23(Thu) 17:59
ガンダム一号機(フルバーニアン)とガンダム二号機(サイサリス)はどっちが強いの?

808 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2008/10/24(Fri) 23:37
連邦兵「敵防衛線健在!友軍の突破を拒んでます!」
さすがにジオンの抵抗も必死か…
しかし関心ばかりもしていられんなんとか突破しなければ…
連邦兵「後方より艦隊接近!」
何!?(命運尽きたか…)
連邦兵「あ…待ってください…第6艦隊です!第6艦隊が間に合いました!」
ダグラス中将が!よし!流れはこちらに傾いた!
全艦進撃!一気に突破するぞ!

809 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2008/11/21(Fri) 15:16
フッ、もう遅い
ソーラ・システム発射まであと1分を切った。
地球に落とす悪魔の矢は我が軍の正義の光によって消される!
最後に勝つのは我々連邦軍だ!!
(ガンキャノン爆散)

810 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2008/11/21(Fri) 22:08
ジオン軍の襲撃だと!?ルナU近辺のこの宙域にか!?
連邦兵「はい、敵に追撃されてたと思われます…」
ったく、ルナUまであと一息だというのに…

コロンブスには何機機体を積んでいる?
連邦兵「2番艦にはボール3機、鹵獲機のザクが3機います、1番艦には…」
新型のRGM−79が6機か…出来ればジオンに見せたくないが…
やむを得ん、総員!第一戦闘配置!モビルスーツ隊発進準備!
本艦以下サラミス級3隻は援護砲撃!コロンブス級は後方へ退避!
ルナUの増援が間に合うまで持てばいい!急げ!

811 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2008/11/23(Sun) 14:15
さすがにそう簡単には入れさせてくんねぇか…
結構抵抗も激しいし…ん?(GMコマンドが取り付こうとするのを見る)
野郎!ここの一番乗りを先取りする気か!?
(GMコマンド爆散)
そそっかしいからよ、こういう時は臆病なくらいがちょうどいいのよね…
(岩陰からバズーカでザクの頭部を撃ち抜く)

812 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2008/12/09(Tue) 21:22
ガンダムって壊れないの?

813 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2008/12/20(Sat) 22:46
>>718
【ガンダムに会ったら逃げてもいいですか?
なにせこっちはザクなもんで。 】

(宇宙世紀0079 12月24日
宇宙要塞『ソロモン』の宙域)


馬鹿なことを!

貴様、それでもジオンの戦士か!
言語道断である!

連邦の白い悪魔がニュータイプだという噂は知っている!
だが、だからといって己の任を放擲するなど、武人の風上にも置けぬ!


いいか!
このソロモン攻防戦こそ天王山なのだ!

我々は、連邦の軟弱どもにジオン軍人としての力を見せつけ、再起できぬほど叩きのめし、
奴等をして、このソロモンを攻めるがごとき増長を二度とさせてはならんのだ!

連邦の蛆虫どもは、一人たりとも生かして返さん!
それは、連邦の白い悪魔とて例外ではない!


なればこそ!
貴様も命を棄てろ!
祖国の名誉と勝利の為に、死ぬも武人の誉れではないか!


・・・フン。
とはいえ、若く、兵になって間もなき貴様に、このような話は実感が伴わぬか。

ならば、こういう話をしてやろう。

真に生を欲するのならば、生きようとするな。
生に執着すれば、恐怖の虜になる。
その恐怖こそ、死神にとって、この上ない馳走なのだ。

だが、生を棄て、鬼になった者に死神は寄り付かぬ。
奴等にとって、死を恐れぬ人間を殺すことほど、つまらぬものはないからだ。

そう思えば、この非情なる戦場において、生に執着し、己が一身の安全を図るなぞということが、
如何に愚かしいことであるか分かろう?


心を恐怖に支配された兵など、何の役にも立ちはせぬ。
おののき、恐れ、足が竦む。
身体は動かず、頭は働かず、目に映るものすべてが自分を害そうとしているように見え、正常な判断力を失う。

戦場では、そういう者から真っ先に死ぬ。
敗者は、敵に敗れるのではない。
己の恐怖心に負けて死ぬのだ。


私は、戦場は非情だと言った。

残念なことではあるが・・・戦場で生き残るのは、正しい者ではない。
最後まで諦めず、敵を斃すために知恵を絞り、行動したものだけが生き残るのだ。

正しさとは、その行動の源泉にはなり得る。
が、ただ正しい側に所属しているというだけでは生き残れん。


・・・己の正義を信じ!
何があろうと敵を斃し、斃し続ける!
戦う理由すら解せぬ者どもに、負けてなるかという意地が、我々の力となるのだ!


そして!
連邦の奴等にそのような正義などありはせぬ!

ならば、何を恐れる!?
連邦の白い悪魔が来るならば来るがいい!
我々の正義の剣を、彼奴の脳髄に叩き込んでやればよい!

恐れてはならん!
ジオンの明日を信じ、迷わず進め!




814 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2008/12/20(Sat) 22:48

>>737
【なぁガトー、お前はこの戦いをどう思ってるんだ?
俺?俺はこの戦いの閃光の果てに何かを見出したいんだよ…
俺にはジオンの独立なんて二の次、ただこの閃光の果てに何が見出せるのか知りたいんだ
もしかしたらこの戦いの閃光の果てに何かが分かるかもしれないな…
ん?連邦軍のご登場か、それじゃあ行くとしますか。 】



フ・・・君らしいな、ケリィ。
ジオンの独立など、二の次、か。


君は昔からそうだったな。
国の為ではなく、自分の為に戦う。
士官学校で、初めて君という人間を識ったとき、私はそれが気に食わなかった。

ジオンの独立、解放を志さずして、何故軍人になる必要があるのか。
そのような人間が、兵士として役になど立つものか。

そう思っていた。


だが・・・あれは、シャトルの操縦訓練の時だったか?
それは、教官の同乗しない、8人の訓練生のみでシャトルを運航し、月を一周してからサイド3に戻るというものだった。

何でもない訓練の筈だった。
士官学校の生徒の中でも、操縦センスと知識に関しては歴代10指に入ると評された私達にとってはな。

しかし、サイド3の宙域に向けて進路を取ろうとしたとき、シャトルの航法システムが故障。
我々は座標を失った。

さらには各種電気系統のトラブルも続発し、外部との通信も断たれた。
電源が予備電源に切り替わり、真っ暗になった船内は、急速に室温が低下し、凍てついた。

我々は必死になって修理を試みたが、原因が分からない。
気付けば3日、4日と日が経ち、元々多く積み込んでいない携帯食料も少なくなり、予備電力も底を付こうとしていた。


我々はスペースノイドだ。

幼き頃より、宇宙の深淵と向き合ってきたし、それを近しいと感じることはあっても、
怖ろしいと思ったことは無かった筈だった。

しかし。
あの時ほど、広漠なはずの宇宙の暗闇に押し込められることが、息苦しく、怖ろしいと感じだ事は無かった。
あまりの孤独と絶望感に、ついには泣き出す者、無気力になる者も現れた。


だが、君だけは違った。

俺はこんなところでは絶対に死なない、死んでなるものか。
必ず生きて帰るぞ。

そう言う君の目は、暗闇の中に在って太陽よりも眩しく輝き、
力強い声は、神の声の如く、私に響いた。


そして・・・ついに私達は、シャトルの修理を成し遂げた。

ようやくの思いで、故郷のコロニー群を見たとき、心が震えた。
私には、還る場所が在るのだと。

これほどに、自分にとって懐かしきものが他にあるだろうか。
私は命を賭してでも、これを守り抜かねばならない、と。


・・・だが、君を見て、こうも思った。
戦士としての強さは、国への想いだけでは測れぬ。
己を信じ、己の道を定め、進む者こそが強いのだと。

私は、祖国を守りたいと思って軍人になった筈だった。
だが、それは周囲の人間の声や熱気に流されてそう思っていただけのことで、
私自身の意思や想いなど、軽いものに過ぎなかった。
それは、頭の中で思い描いていただけのもので、実感のこもった生の感情ではなかったのだ。

そして私は、その時初めて実感出来たのだ。

私の眼前にある、この人口の大地と、そこに向けられるこの懐かしさと愛おしさこそが、
真の私の戦うべき理由であるのだと。

フ・・・そう。
今の私があるのは、君のお陰だ。
君の強さが、己を信じて進む姿が、私に戦うべき理由と、進むべき道を教えてくれたのだ。


・・・ケリィ。
あの時・・・、士官学校を卒業する時、君は言ったな?

軍人になって戦う。
戦いこそが、俺の道なのだと。
何の為に生きるか、それはまだわからない。
だが、敵と命を剣を交え、飛び散る火花の中に、自分の生きる道があるような気がする、と。


この戦いの閃光の果てに、君の求めしものがある事を祈ろう。
我が戦友よ。




815 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2008/12/23(Tue) 09:39
こちら第37パトロール艦隊旗艦『ゴロメル』、『カウリバルス』聞こえるか?

我々第37パトロール艦隊は通信が途絶したキャメルパトロール艦隊を捜索
衛星軌道上で旗艦『キャメル』を始め『スワメル』、『トクメル』の残骸を確認しました。
突撃機動軍の『ザンジバル』のシャア大佐から確認したところ
衛星軌道上から上がった木馬の攻撃により全滅した模様です。

816 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2008/12/27(Sat) 21:32
よし!10機めいただき!さぁ次は誰だ?

ん?あれは最近噂のソロモンの悪夢ってヤツか?
敵とはいえかなりのエースだ、こちら本気でやらせてもらうか!(鹵獲ザクUF2が突撃する)

お?連邦兵がザクを使って怒ってるか?まぁ他のヤツはみんな返り討ちにされたがな!

悪いな!格闘戦が本命なのでね!一気にやらせてもらう!11機めいただくぜ!

817 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2009/01/01(Thu) 02:33
ウラキ少尉なんかに手こずるガトーはガトーじゃない!

818 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2009/03/19(Thu) 01:39
>>728
【ガトーはそろそろ大佐になったかな? 】

私が、大佐に?


……フ、いや、私は少佐だ。

だが、少佐という地位でさえ、この若輩の身には余るものだと思っている。
その地位は本来、齢二十五の青二才の手に届くものではないのだからな。
まして、大佐などは。


君は、こういう言葉を知っているか?
曰く、『軍は、二十年をかけて中佐を作る』。

つまり、こういうことだ。
通常、士官学校を卒業し、将来の幹部候補として軍に入った者は、
その後二十年もの間、徹底的に鍛え上げられる。

実務でも、小隊長、中隊長などを歴任し、
あるいは将官の副官や、参謀として経験を積み、
部隊運用のイロハを身体で覚える。

そうやって、気力、体力、知識、経験がもっともバランスよく充実した
四十代の人間が就くのが、中佐であり、大佐という地位なのだ。

そして、この大佐こそが、軍組織の要ともいうべき機能を担うことになる。

ある者は、艦隊決戦の主力となるべき大型戦艦の艦長の任を拝命するだろう。
またある者は、それらを護衛すべき、快速艦隊の司令に任じられるだろう。
あるいは、軍の攻撃力の中核となるべき、モビルスーツ隊の大隊長に指名されるかもしれん。


そう、大佐の地位にある者は、その指揮下に入る数千人の部下の命を預かるに留まらず、
その行動によって、数十万の味方の運命を左右するほどの重責を負う事になるのだ。

そのような地位に、二十やそこらの若造を就けられると思うか?
そういう意味では、シャア・アズナブルは異常なのだ。

彼が有能なのは認める。
しかし、彼がいかに知力と勇気を兼ね備え、豊かな才能を持とうとも、
『二十歳の彼』が、大佐という地位に見合う男だったかについては、私は疑問を禁じ得ぬ。


あるいは、諸君等、平和を享受する国々に住まう者達には実感しにくいのかもしれぬが……
四十代といえば、一般企業においても「働き盛り」とされる世代であろう?

たとえば、そう、ある社運を懸けた、一大プロジェクトがあったとする。
君たちの国の通貨でいうところの、数百億円もの資金を投入する、一か八かの勝負だ。

そのようなプロジェクトの責任者に、二十や三十の若造をあてがうなぞ、普通は考えられぬ。
よほど、若い企業で無い限りはな。
第一、そのような者の指示に、海千山千の猛者達が、黙々と従うはずがないではないか。


元来、軍というものは、職能者の集団なのだ。
例に挙げた、一般企業など及びもつかぬほどにな。

軍には、数十年に渡り、その道の技能を磨いてきた下士官も多く在籍している。
中には、昔気質の職人のような頑固者もいる。

それも当然であろう。
彼らの持つ技能とは、自らの生死に直接関わるものなのだ。
上官はもとより、誰よりも己の技能を信じなければ、また、それに見合うだけの
技倆を持たねば、軍人など務まらん。


彼らのように、ひと癖もふた癖もある者達を指揮統率し、時には命を投げ打たせ、
進んで死地に赴かしめるものは、指揮官の知能や才能によって紡ぎだされる弁舌などではない。

それは、命令者が持つ、豊富な経験と実績に裏づけされた自信と、人間としての年輪であり、
そこから生まれる迫力なのだ。

いかに武功を誇ろうとも、そのようなひとかどの武人と言うものに、一年や二年の軍歴で
なれるものではない。

シャア・アズナブルとて、その例外ではいられまい。
本来、二十歳の大佐など、それこそフィクションの中でしか存在しえぬのだ。
君が、若き大佐というものに憧れるのも無理はないが、現実はそういうものではない。


だが。
もし、その例外があるのだとすれば……
その人物が、将兵にとって、生まれながらに国家そのものを象徴する人物でなければなるまい。

そういう人物であれば、軍歴の深浅に関わらず、その者の為ならば死ねる、
と多くの将兵が考えるだろう。

では、その人物が、国家そのものを象徴するとはどういう意味か。
何をもってして、そのような人物たりえるのか。


それは、血筋だ。
才能の有無に関わらず、そういう血に生まれついた人間ならば、兵もついて行くだろう。

そういう者は、過去において確かに存在したし、現代においても存在しうる。


……そう。
ガルマ大佐のように、次代のホープとして期待されている人物か……。
かの、ジオン・ズム・ダイクンの忘れ形見が存命ならば、あるいは、な……。


819 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2009/03/19(Thu) 01:40

>>730
【これを作ったぞ。
つ『パーフェクトガンダム』】


パーフェクトガンダムだと?
これが、『完全なるガンダム』だと言うのか?


――解せん。


肩の大型キャノン、腕部に固定された小口径の連装ビーム砲、
背面に機雷を装備した盾、背部の大型バックパック、そして、
機体各所に取り付けられた増加装甲。

確かに、一見すると、攻撃力と防御力は増大しているようにも思える。

しかし、これらの追加武装が、
『何を意図して追加したものなのか』
がまるで見えん。


まず、これだけ装備を追加すれば、相当に重量が増大するだろう。
しかも、増加装甲は、いずれも大袈裟過ぎるほどに大きい。
各関節の可動域は、確実に狭まるだろう。

『連邦の白い悪魔』が威力を発揮したのは、その図抜けた敏捷性によるものではなかったか?
これでは、ガンダムの特性を完全に殺してしまっている。

いや、それでも、『明確な意図』があってそうしているのならば、それはそれで良いのだ。


明確な意図の下に開発した機体としては、
私が使用した、ガンダム二号機が好例だろう。

あれは、核攻撃を目的としたものであり、それゆえに、かの機体に付加されたのは、
疾風迅雷のごとく敵陣に斬り込むための圧倒的な推進力と、核爆発に堪えうる頑強さだった。

一方、そのような特殊な機能を付加する代わりに犠牲にされたのが、
対モビルスーツ戦用の装備だ。

ガンダム二号機の武装は、頭部のバルカン砲とビームサーベルのみであり、
ビームライフルなどは持たず、敵のモビルスーツを撃破するための装備に乏しい。

その結果、対モビルスーツ戦闘に特化した機体であるガンダム一号機と、ウラキ少尉……
あの未熟な連邦兵に不覚をとることになったが……
今は、それ以上は言うまい。

だが、だからと言って、ガンダム二号機は失敗作などではないのだ。

ガンダム二号機の開発意図は、核攻撃を可能とする、と言う部分にあり、
あの機体の性能は、その要請に応えるに必要十分なものであった。
そういう意味では、完全無欠の成功作なのだ。



――では、このパーフェクトガンダムとやらはどうだ?


先程も指摘したとおり、この装備では機敏な動きは取れまい。
となれば、敵モビルスーツとの直接の交戦は避け、中長距離での砲撃戦に特化し、
味方の支援にまわるべきであろう。

それにしては……
近接戦闘でしか威力を発揮できそうもない装備が多過ぎる。

あれらの装備を活かすならば、機体そのものを軽量化し、
シンプルな構造にしなければなるまい。

逆に、中長距離戦に専念するならば、役にも立たぬ近接戦闘用の装備などは全て取外し、
大砲の予備弾や、エネルギーの積載量を増やす方が、はるかに理にかなっていよう?


要するに、あの機体に何をさせたいのか、その意図がまったく分からんのだ。
子供が、自分の好きな武器を、好きなだけ追加したようにしか見えん。

あのような、武装を無計画に増加し、金銭だけはたっぷり懸けておきながら、
近接戦闘では役に立たず、砲撃戦用の装備も不十分などという中途半端なモビルスーツなど、
作るだけ無駄と言うものだな。


……フン!
連邦の無能者どもめ!
奴らには戦術という概念が根本から欠落しているに違いあるまい。

あのような連中に敗れたとあっては、ジオンの栄光に傷がつく。
一日も早く敗戦の屈辱を晴らし、この宇宙に正しい秩序をもたらさねばなるまい!




820 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2009/04/20(Mon) 22:34
大尉、武装がバルカンしかないんだったら、ビームライフルやらなんやら持てばいいじゃないですか。

821 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2009/04/20(Mon) 22:46
ガトー少佐はもし入るならエゥーゴ?ネオジオン?

822 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2009/04/23(Thu) 19:47
シーマが連邦の人と密談してたよ

823 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2009/05/18(Mon) 16:50
シーマになら殺されてもいい

824 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2009/06/14(Sun) 02:04
>>733

ふむ。
君がそのように疑問を抱くのは当然だ。

まさに君の指摘にある点にこそ、我がジオンの戦争運営についての
誤算が凝縮されていると言って良い。

そも、地球侵攻作戦の目的は奈辺にあったか?

それは戦いの長期化に備え、地球の資源及び工業地帯を押さえ、
我が国力を増強し、彼の疲弊を誘い、もって戦局を有利に運ぶ事にあった。

・・・だが。
それが目論見どおりに成功したといえるのは、
第一次降下作戦、すなわち、オデッサ周辺地域の占領作戦だけであろう。

第二次作戦の北米、第二次作戦のアジア・オセアニアについては、
占領にこそ成功したものの、撤退した敵軍により、軍需工場、
鉱山、油田地帯などは破壊しつくされ、都市部の生活インフラでさえ
機能不全に陥っている場合さえあった。


第一次作戦では、占領地の工業地帯や資源採掘設備を
ほぼ無傷で手に入れ、すぐ稼動させることが出来た。

が、第二次作戦以降ではそれが出来なかった。

我が軍はまず、占領地の復興と再整備からはじめなければ
ならなかったのだ。


しかも、その間、連邦の奴ばらとて黙って手をこまねいていたわけではない。
奴らはあらゆる手段で、我々の復旧作業を妨害してきた。

特に腹立たしいのは、被占領地住民の中の跳ね上がりどもに、
武器と資金を渡し、ゲリラ化させたことだ。

我が軍のモビルスーツは連邦の陸海空軍など物ともしなかった。
だが、ゲリラが相手となれば、話は変わってくる。

ゲリラそのものの戦闘力などどうと言う事はない。
しかし、それを強く弾圧すれば、他の住民の反感も買いかねん。

占領地住民の感情をどうコントロールするか。
これこそ、占領軍にとって、もっとも頭を悩ませる問題なのだ。

なればこそ。
巧みにアメとムチを使い分け、北米地域の掌握に成果をあげつつあった、
ガルマ・ザビ大佐は、若さに似ず、非凡な将才の持ち主と評されたのだ。


要するに。
腹立たしいことではあるが、地球侵攻作戦について、
我が軍の『予定表』があまりにも希望的観測に満ちたものであったことは
認めざるを得ん。

また、ゲリラの組織化を推進、指導したと言われるレビルの
政治力、情報収集力、指導力についても非凡であったと言わねばなるまい。

腐った連邦にも、人物は居た、ということだな。



825 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2009/06/14(Sun) 02:04
>>800

【ガトーは核弾頭を使い、その信念と理想を汚した
それでもやらなきゃならない事でもあったのかよ、ガトー!
俺はお前を許さない!!
by職務怠慢でガトーに怒られた事を恨んでる雑魚兵 】


フフン、青いな。


君は、私が核を使用した事が気に食わんと言いたいのだな?


では、聞こう。
そも、核兵器を搭載したガンダムなどを作ったのは誰だ?
そしてそれは何の為だ?


決まっている!
サイド3に、その死の猛火を叩きつけるためであろうが!


その気が無いのなら・・・
つまり、単に抑止力としてのみ、核を存在させるというのであれば、
すでに保有している核兵器だけで十分だったはずだ。

それを!
わざわざ、最新、最強のモビルスーツを開発し、搭載しようとはな!

そして・・・
その標的はサイド3であり、そこに住まう一般市民なのだぞ!

何故なら、もはや我がジオンには、連邦のように宇宙を埋め尽くすほどの
大艦隊などは存在せぬ。

それは彼奴等とて知っていよう。
ならば、それでも核を使うとなれば、その標的はコロニー以外に有り得ぬではないか!

他の何に向かって使うと言うのだ!?
あの呪われし、地獄の炎を!



・・・核の使用は、南極条約違反だと?

馬鹿馬鹿しい!

核の使用禁止、及び、コロニー自体を標的とした攻撃の禁止を謳った
この条約を、彼奴等は守るつもりなどないのだ!


それを気づきもせず、知ろうともせず・・・
私に向かって、信念を汚した、だと!?


そのような戯言を良くも言えたものだな!

貴様の目の前で、父が、母が、友が、そして故郷が焼かれ、
跡形も無く吹き飛ぶのを、ただ手をつかねて見過ごすつもりか!?


だから甘いと言うのだ!!
戦いとは、そして、信念を通すとは、そのような生半可な覚悟で出来るものではない!


覚えておくがいい!
私は、忌まわしき連邦の悪意を必ず挫いて見せる!

核の力は借りても、それを民間人に向けなどはせぬ!
あの愚か者どもの頭上にこそ、あの火焔は降り注ぐべきなのだ!



・・・『燕雀安くんぞ鴻鵠の志を知らんや』、か。


いや。
今は解からずとも良い。

いつの日か、我々の戦いの真実に、君も気付く時が来よう。




826 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2009/06/14(Sun) 02:05
>>801
【アナベル・ガトー・・・ジオンを再起させるため、エギーユ・デラーズと
共にデラーズ・フリートを作った志高き軍人であり凄い人です。
でも、早とちりしてその目標以外全てを見失っていた・・・バカな人です・・・
byカミーユ・ビダン 】


・・それはどういう意味か?
私は、目標を見失った事など、一度たりとてありはしない。


あの、ア・バオア・クーを除いては、な。


我々の『星の屑』作戦は、目先の勝利を求めたものなどでは決して無い。

核を連邦艦隊に撃ち込む事も、スペース・コロニー『アイランド・イーズ』を落としたのも、
その例外ではない。

全てはデラーズ閣下の、スペース・ノイドの自立のための、百年の計の内なのだ。


確かに、『星の屑』作戦が予定通り進捗したとて、
それで直ちに連邦の打倒には繋がらんだろう。

だが、我々は、コロニー落としの目標を、ジャブローではなく、
北米の穀倉地帯とした。

無論、それでも民間人の犠牲者は出よう。
都市部を選ぶよりは遙かに軽微とはいえ、皆無というわけにはいかぬ。


・・・我々スペース・ノイドが真の独立を掴み取るためには、
どのみち、血を見ずにはいられぬのだ。

ならば、せめて、それを最低限に抑える道を選ぶより他はあるまい。


そして、それでもコロニーを落とした我々の目的一つは、
連邦の食料自給率を低下させ、彼奴等がスペース・ノイドの存在へ
依存せざるを得んように仕向ける為なのだ。


だが、それだけが我々の狙いではない。

このコロニー落としにによって、連邦の国力は間違いなく低下するだろう。
しかし、連邦とて、やられっ放しではあるまい。

彼奴等は必ず、報復の刃をスペース・ノイドに、その中でも特に、
サイド3に向けるだろう。

そうなった時、それに抵抗できる戦力は、もはやジオンにはあるまい。
『アクシズ』除いては。


・・・そう。
この『星の屑』作戦で、我々はその戦力の殆どを喪失する事になるだろう。

いや、我々だけではない。
地球圏にて踏ん張っているジオン残党勢力の多くが、この作戦に参加するのだ。
戦後、彼らは、残らず連邦に一掃される運命を迎えよう。

あるいは、その後の一時期、調子付いた連邦による支配が、
より一層重いものになるやもしれぬ。


だが・・・それでも・・・


スペース・ノイドの抵抗と、自由への希求が失くなる事などありはせん!
必ず立ち上がり、戦おうとする者が出てくる!

その時、彼らを照らし、導くべき灯火が、この『星の屑』なのだ!


我々が最期まで屈せず!
連邦に戦いを挑み、勝利を重ねる!

その姿を後に続くべき者達に見せ、伝えることこそが肝要なのだ!


人々が、支配されることに慣れるような事があってはならぬ!
連邦に、スペース・ノイドを支配するは容易いなどと思わせてはならぬ!

そのような考えを根付かせてしまっては、今後どれだけ時が経とうとも、
スペース・ノイドが独立を勝ち取る事など出来はせんのだ!


なればこそ、今、我々は戦わねばならんのだ!
この独立への百年の戦いを始めるにあたり、今をおいて他に時は無い!



827 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2009/07/02(Thu) 00:38
ち!俺のザクが隕石に衝突して大破しちまった…最悪だぜ

828 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2009/07/10(Fri) 06:47
ザクが大破したならヅダに乗ればいいさ。

829 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2009/07/16(Thu) 21:08
     小賢しい真似を…

       死んでいった者達への為に、


              私 は 勝 た ね ば な ら ん の だ !


      行くぞ、各機散開!
           
                 ガトーのノイエ・ジールを落とす!

830 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2009/07/18(Sat) 20:53
この亡霊共!一年戦争緒戦の悲劇繰り返すとはなんて連中だ!
A・B両小隊であのデカブツ食い止めるぞ!
二度とあの悲劇を繰り返させるな!

831 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2009/07/30(Thu) 07:22
ガトー、何故分からん!
人類を粛清するには、誰かがその業を背負わねばならん!

私クワトロ・バジーナが粛清しようというのだ!ガトー!
地球が持たん時が来ているのだ!

アクシズ 行け!忌まわしい記憶とともに!

832 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2009/08/16(Sun) 15:44

>>693
【バカな…たった1機のMSに……これは、悪夢なのか…… 】


モニターには、遠ざかるソロモンが映し出されている。

虚空に浮かぶ荒鷲の城。
栄光あるジオン宇宙攻撃軍の棲家。

・・・だが。

今、ソロモンは、その全身から断末魔の炎を吹き上げている。
そして、我々はそれを救うどころか、術もなく立ち去ろうとしている!

なんたる恥辱か!!


・・・いや、違う。
これは、我々の驕りが招いた罰に他ならない。

そう。
我々は連邦の実力を過小評価していたのだ。
彼奴等に、ソロモンを落とすことなど出来はせぬと!


『この儂の死に様をよく見ておけ・・・そして伝えよ!
後に続く者たちに! 』

ドズル閣下の、いまわの際の言葉が蘇る。

ドズル閣下は、ソロモンの海に散った。
モビルアーマー・ビグザムとともに。
ティアンムをはじめとする、多くの連邦将兵を道連れに。

我々が不甲斐ないばかりに・・・
ソロモンは失われ、ドズル閣下はその身を投げ打たねばならなかったのだ!


私は、操縦桿をきつく握り締めた。

この屈辱は必ず晴らす!
次の戦いでは容赦はせぬ!
連邦のウジ虫どもを、一人残らず地底へと叩き落してくれる!

何故なら、それが私に出来る、唯一の贖罪だからだ。
ドズル閣下をはじめ、本来死なねばならなかった
私の代わりに死んでいった、多くの英霊達への!


<< 連邦の追撃艦隊が接近中!
接触まで、あと300!>>


・・・来たか!


「こちら”バルフィッシュ”、了解した!」


オペレーターからの通信を切り、
モニターに映った部下達を見る。

バウマン中尉、ケンプ中尉、アルベルダ少尉・・・。

皆、私とともにこの海を駆け抜けた、自慢の部下達だ。
何も言わずとも、その目を見れば分かる。

この期に及んで、ソロモン失陥を嘆き、自暴自棄になる彼等ではない。
連戦で疲れ果て、戦意を失うような者など居はしない。
誰もが、雪辱戦に飢えている。

・・・そう、新兵のカリウスでさえも。


先に逝った者達に我々は託されたのだ。
明日のジオンを支えよと。

だがそれは、より多くの同胞を生かす為、
ここで戦い、死ぬことと、何ら矛盾するものではない。



「皆、聞いたな?
同胞の仇、今こそこの手で討つ!
敵の追撃部隊を、一兵たりとも生かして返すな!!
 
全 機 出 撃 せ よ ! !」



833 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2009/08/16(Sun) 15:46

>>806
【いよいよ戦争も終わりか…
これで俺達の独立は・・・】

(宇宙世紀0079 1月31日)


ふん、戦勝記念パーティーか。
今日あたりに南極での交渉が妥結する見込みであるとは言うが・・・。

いささか、気が早すぎるのではないか?
まだ交渉が終ったわけでもあるまいに。

もっとも・・・。
皆それだけ疲れていると言う事か。

いや・・・
この先、さらに戦いを継続するならば、我々は地球に降下しなければならない。
そのような泥沼に足を踏み入れたくはない、ということか・・・


【「おい!テレビ見ろおまえら!」
 「何だ?そんな大声出して…!!お、おいコイツまさか!」
 「一体なんだ?そんな慌てて?
 …な!?レ…レビル!? 」】



<<現在、南極に於いて、休戦条約の交渉が行われている。
しかし!
休戦など、言語道断である!
何故ならば、倣岸なジオンの要求するこの条約の内実は、
休戦などではなく、降伏に他ならぬからだ!>>



・・・なんだ・・・これは・・・
何故、レビルがこのような演説をしている!?



<<人的・物的資源が限られているコロニー国家・ジオンには、
長期の戦争を戦う力なぞ、ありはしないからだ!
それ故にジオンは早期講和を望んでいる。
その思惑に乗ってはならない!>>



・・・くっ!
レビルめ!
貴様は、さらなる戦火の拡大を望むというのか!?

いかに血を流そうと、連邦はスペースノイドへの搾取を続け、
その権利を手放すことはない、と、そう言うのだな!!



<<ジオンに兵なし!
我々は必ず勝利する!!>>



・・・我々スペースノイドは30年待ったのだ!

ジオン・ズム・ダイクンの宣言から30年!
勝利の日を・・・
我々自身の手で真の独立を勝ち取る日を夢見てな!

我々は、貴様らからいかなる恫喝を受けようと、
決して膝を折ったりはせぬ!


・・・レビルよ、覚えておくがいい!
貴様のその宣言によって、さらなる血と涙が流されよう。

だが!
最後に勝利をするのは我々、スペースノイドだ!

この先、幾十年かかろうと、いかなる犠牲を払おうと!
我々には、為すべき正義があるのだと!

それを忘れるな、レビル!!



834 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2009/08/16(Sun) 18:35
ザクを百機以上墜としたっていう噂の連邦の白いアレ。
サイクロプス隊ならなんとかしてくれますかね?
もしくは少佐ならどう攻略なさいますか・・アレを。

835 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2009/08/17(Mon) 07:39
これよりアナベル・ガトー機に武力介入を行う

俺がガンダムだ!

836 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2009/08/19(Wed) 23:39
ざるそばか
冷やしうどんか
そうめんか

次の半舷上陸ではどれかを食べようと思うのですが
戦術レベルでの最適解はいかがなものでしょうか?

837 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2009/08/24(Mon) 14:14

「 左舷被弾 ! ……艦長 ! このままでは ! ! 」

「 …………… 」

「 …艦長 ? 」

「 …艦の進路を敵艦隊に固定。その後、総員は速やかに退艦せよ 」

「 なっ… ! ? それでは艦長が ! ! 」

「 よいのだ…君達には未来がある。これは、私の役目だよ 」

「 艦長…… ! …御武運を… ! ! 」(敬礼)

「 うむ……君達も達者でな 」(敬礼)


838 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2009/09/02(Wed) 23:23
人の犯した過ちはマフティーが粛正する!

839 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2009/11/15(Sun) 19:29
>>807
【ガンダム一号機(フルバーニアン)とガンダム二号機(サイサリス)はどっちが強いの? 】


・・・ふむ?

それは”強さ”というものをどう定義するか、にもよるであろう。
ガンダム一号機と二号機とでは、その運用目的が大きく異なっているからな。


一号機は、”対モビルスーツ戦闘”に特化した機体であるのに対し、
二号機は、対地・要塞・艦隊攻撃に特化した機体だ。


現に二号機は、核バズーカという切り札を所有してはいあるが、
対モビルスーツ専用の装備はビームサーベルの他、バルカン砲を
装備しているにすぎない。

そう、火力ではザクにすら劣っているのだ。


機動性についても同様だ。
その大型スラスターによる爆発的な推力は、直線的な加速力には優れるが、
細かい方向転換には向かぬ。

モビルスーツを相手にしたドッグファイトでは、その推力を持て余すばかりであろう。


一号機と二号機が、一対一で戦えば、
火力に劣り、機動力で後れを取る二号機に勝ち目はあるまい。


・・・しかし。


それはパイロットの技量が五分であれば、の話だ!
連邦の青二才を蹴散らすなど・・・


二号機で十分すぎるほどだ!!


840 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2009/11/15(Sun) 19:30
>>808
【宇宙世紀0083 11月12日 20時41分】



『ゆけ・・・ガトーよ』


『・・・は!?』


『ガトーよ! 意地を通せ!
現にコロニーはあるのだ!』


『・・・く、狂ったか!?
何を!!』


『ゆけ、わしの屍を踏み越えて!』


『黙れ!』


『・・・わしを宇宙のさらし者にするのか!?

ガトー!!!!』




デラーズ閣下・・・。
閣下の星の屑は・・・必ず!



<<ガトー少佐! 
三時方向より、敵第六艦隊が出現しました!>>



・・・側面の敵など捨て置け!!

我々の敵は正面!
地球軌道艦隊のみだ!


あと・・・210分!
鏡などには!!



841 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2009/11/15(Sun) 19:31

>>809
『敵モビルアーマー接近!
距離、一万二千!』


『・・・ぬ?
シーマめ、しくじったか!
全艦、ソーラーシステム照射までの時間を稼げ!』



・・・ええい!
コントロール艦さえ叩けば!!

どこだ!
どこに居る!?



『スペースコロニー、距離四千に接近!
ソーラシステムU、照射まで70秒前!』


『おお・・・コロニーが肉眼で見えるぞ・・・!
もういい!
照射・・・照射だ!』


『し、しかし!
射線上には、未だ友軍艦隊が!
退避まで、せめてあと30秒は・・・』


『構わん!
やれい!!』



くっ!
・・・鏡が明度を増してゆく・・・!


だが!
初めに光ったのは・・・


そこか!!
コントロール艦!!



・・・ぬ!
ガンキャノン・タイプ!

コントロール艦との間に、割り込むつもりか?



>>809
【フッ、もう遅い
ソーラ・システム発射まであと1分を切った。
地球に落とす悪魔の矢は我が軍の正義の光によって消される!
最後に勝つのは我々連邦軍だ!! 】



おのれ・・・
腐った連邦の案山子めが!!


邪 魔 を す る な あ あ ! ! !



(爆発するガンキャノン。
しかし、その爆光を掻き消すほどの圧倒的な光が
周囲より湧き上がる)



・・・間に合うか!?


しかし・・・
このトリガーを引き、あの艦を沈めるのみだ!!



南 無 三 !!
 


842 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2009/11/21(Sat) 23:45
ジオン兵A「ウィ〜ヒック、畜生が…」
ジオン兵B「どうしたんです中尉、やけに飲んでますね…酒臭いッスよ」
ジオン兵A「これが飲まずにいられるか、ヒック、いくら人手不足とはいえガキ共まで動員するんだぞ!」
ジオン兵B「まぁそれもわからなくはないですが、訓練時間はちゃんとやってるでしょう…」
ジオン兵A「ふざけろ、ガキ共を戦場に引っ張り出して死んでこいって言うのか上層部の馬鹿共は!ヒック」
ジオン兵B「ちょっ…!言い過ぎッス、中尉!」
ジオン兵A「いいや少尉、俺は言わしてもらうぞ、学徒動員だぁ?ふざけんじゃねぇぞ上層部の大馬鹿共が!将来あるガキ共に死んで行けって言うのか!
         戦力的にも間々ならねぇガキ共出してどうすんだ!却って足手まといだ!ガキ共出すなら負傷兵ばっかの本国の防衛大隊とか出しやがれこの野郎が!」
ジオン兵B「ちゅ…中尉!さすがに飲み過ぎッス!もう…!」

843 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2009/12/20(Sun) 10:41
戦争で世界が変わるって思うのはおかしいんだよ!(光の翼で突撃)

844 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2009/12/26(Sat) 22:36
ジオン兵「報告します!我々の同胞が「水天の涙」作戦を発動しました!」
ジオン士官A「閣下、今こそ我々も動き出す時ではありませんか?」
ジオン士官B「しかし、現在の我々の戦力はまだ完全とは言えません!」
ジオン士官A「我々の同胞が一大攻勢に移ったのだぞ!今こそ最大の好機ではないか!」
ジオン士官B「しかし!もう少し戦力を集めなければ危険かと…」
ジオン士官A「この作戦が成功すればジオン再興も夢ではない!なら我々も動き出すべきだ!閣下!ご決断を!!」

845 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2009/12/29(Tue) 12:45
ジーク・ジオン!

846 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2009/12/30(Wed) 20:00
ガトー少佐……貴方はティターンズについて
どうお思いになられますが?

ティターンズについて説明しますね。
ティターンズとは星の屑作戦の後に地球連邦政府が結成した、特殊部隊です。
彼らの目的はジオン残党の排除なのですが………。
次第にティターンズは我々スペースノイドに対し、
徹底的な弾圧をするようになったのです……!

ガトー少佐、今こそ我らジオンが立ち上がり、
ティターンズに我々の信念をみせつける時ではないでしょうか!?

847 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2009/12/31(Thu) 13:14
ジークドゥガチ! ジークジュピター!

848 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2010/01/02(Sat) 13:48
また戦争がしたいのか、アンタ達はぁっ!!

849 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2010/01/27(Wed) 14:50
あれ?
ガトー少佐はどちらへ?

850 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2010/02/14(Sun) 02:19
>>810
【ジオン軍の襲撃だと!?ルナU近辺のこの宙域にか!?
連邦兵「はい、敵に追撃されてたと思われます…」
ったく、ルナUまであと一息だというのに…
コロンブスには何機機体を積んでいる?
連邦兵「2番艦にはボール3機、鹵獲機のザクが3機います、1番艦には…」
新型のRGM−79が6機か…出来ればジオンに見せたくないが…
やむを得ん、総員!第一戦闘配置!モビルスーツ隊発進準備!
本艦以下サラミス級3隻は援護砲撃!コロンブス級は後方へ退避!
ルナUの増援が間に合うまで持てばいい!急げ!】


・・・迂闊な奴らだ!

背後の警戒がまるでなっていない!
ルナUの近くだからと、気を抜いていたようだな。

戦の厳しさを教えてやる!
その命と引き換えにな!


しかし。
たかが輸送艦二隻に、サラミスを三隻付けるとは。
あのルウムの戦い以降、連邦とて艦隊戦力に余裕はないはずだが。

と、なれば・・・・・・。


・・・フフン!
よろしい!

足の遅い輸送艦を先に仕留める!
サラミスなぞはルナUへの積荷を破壊した後で始末すればよい!


全機、突撃せよ!!



851 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2010/02/14(Sun) 02:20
>>811
【さすがにそう簡単には入れさせてくんねぇか…
結構抵抗も激しいし…ん?(GMコマンドが取り付こうとするのを見る)
野郎!ここの一番乗りを先取りする気か!?
(GMコマンド爆散)
そそっかしいからよ、こういう時は臆病なくらいがちょうどいいのよね…
(岩陰からバズーカでザクの頭部を撃ち抜く) 】

(宇宙世紀0079 12月31日
宇宙要塞『ア・バオア・クー』Sフィールド)


チィッ!
敵の一部が要塞に取りついたか!



・・・連邦め。
主力隊を失ったにしては良くやる。


だが!
わざわざ死にに来るようなものだ!

いかな大軍で押し寄せようと同じ事!
貴様ら連邦の犬どもに、このSフィールドをやらせはせん!

その腐った性根ごと、片端から斬り捨ててくれる!


バウマン、ここは貴様に任せる!
A小隊のみ私に続け!


・・・カリウス!
その損傷レベルならまだ戦えるな?

遅れを取るなよ!!


852 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2010/02/14(Sun) 02:21
>>812
【ガンダムって壊れないの? 】


案ずるな。
そのような事はない!


確かに・・・

ガンダムが優れたモビルスーツであるのは、認めざるを得ん。

戦艦並みの火力を持ち。
重力圏で航空機を相手に戦う機動力を備えるなどと。


さらに・・・
120mm弾をもはじき返す、あの重装甲!

いくら攻撃しても、破壊出来ぬのではないか?
と、君が思うのも無理はない。


まして・・・
あのパイロット。

彼奴がニュータイプであるという噂、
あるいは真実かもしれぬ。


”白い悪魔”


とはよく言ったものだが・・・


しかし!
あれは決して勝てぬ相手などではない!


いかなガンダムの装甲とて・・・
至近弾や、近接専用兵器の直撃に耐えうるものではないのだ!

となれば、あとは戦い方次第でどうとでもなる!



相手も同じ人間だ・・・・・・

なればこそ!
まずは気持ちで負けぬようにすることだ!

最初から戦いを投げていては、勝てる戦いにも勝てん!
まして、相手が強敵となればなおさらだ!


モビルスーツの性能。
パイロットの技術。

それだけが勝敗を決定付ける要素ではない!


なぜ戦うか!
なぜ勝たねばならぬのか!

その理由を魂に携え、迷いなく剣を振るう者こそが勝つのだ!


853 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2010/02/14(Sun) 17:29
ガトー少佐に白いチョコが届いておりまする

854 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2010/02/15(Mon) 20:05
所詮地球連邦などバカの集まりだ。
敵を作るのは必然の至り。

そう考えれば、デラーズ・フリートは、
大いなる志を持った漢達の集まっているといえる。

地球の引力に魂を引かれた集団など、
さっさと滅ぼしちゃって下さい。

855 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2010/02/16(Tue) 18:52
ひぃ! ガンダム、白い悪魔だ!
む、無理だ。あの黒い三連星や蒼い巨星を葬ったやつなんかに勝てるわけがない!
に、にげろ! にげろぉ!
(一目散に旗艦へ退却していくリックドム)

856 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2010/02/16(Tue) 19:31
ザクはいいねぇ。使いやすいし改造もラクだし。

857 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2010/02/17(Wed) 13:07
どのょうな性能差があろうと、今日の私は・・・・!

  阿 修 羅 す ら 凌 駕 す る 存 在 だ っ ! ! 

858 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2010/02/23(Tue) 21:54
うちにもザク欲しい。というかどっちかと言うとグフが欲しい。

859 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2010/03/05(Fri) 20:57
白いモビルスーツ…!?こんな宙域にいたのか!?
仕留めれば英雄もんだ!やってやるか!(リックドムがMMP-80を撃ちながら突撃する)

大尉は仕掛けないで下さい!俺がやります!
ジオン十字勲章が目の前にぶら下がってんだ!むざむざ引いてたまるか!!

スキが見えた!もらった!!(MMP-80を撃ちながら左手のヒートソードを振り下ろす)

860 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2010/03/06(Sat) 14:37
「第137中隊、損害率70%!第125中隊全滅!」
「第14ブロック大破!」
「巡洋艦『ウェインライト』より入電「我、操舵不能 我、操舵不能」」

艦首を『ドロワ』に向けろエンジンを臨界まで上げておけ。
こうなったら『ドロワ』にこの戦艦ごとぶつけ友軍に血路を開く!
全速前進!主砲!砲身が溶けてもかまわん!撃ちまくれ!ミサイルも出し惜しみせず撃ち尽くせ!機銃も弾が尽きるまで撃て!

861 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2010/03/24(Wed) 16:21
パトリック・コーラサワー「早く来いよガンダム!ギッタギッタにしてやっからよぉ!!」

862 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2010/05/13(Thu) 23:58

苦渋の闇を捨て、
いざ往かん、大空の戦場へ!

栄光のジオンの旗のもとに!! 


待ちに待った時が来たのだ・・・
多くの英霊が無駄死にでなかったことの、証のために!



・・・再びジオンの理想を掲げるために!

星の屑成就のために!


ソ ロ モ ン よ !
私 は 帰 っ て き た !!



10chの戦友たちよ、久しいな!
ジオン独立戦争と同様、この戦場での戦いも4年目を迎えた!

いよいよ、我らスペースノイドが、
真の勝利と、独立をつかむ時が来たのだ!



さあ・・・・
あとは往くのみ!



・・・・いいか!

君達こそが・・・
星の屑の、真の目撃者となるのだ!!



863 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2010/05/13(Thu) 23:59

>>815
【こちら第37パトロール艦隊旗艦『ゴロメル』、『カウリバルス』聞こえるか?
我々第37パトロール艦隊は通信が途絶したキャメルパトロール艦隊を捜索
衛星軌道上で旗艦『キャメル』を始め『スワメル』、『トクメル』の残骸を確認しました。
突撃機動軍の『ザンジバル』のシャア大佐から確認したところ
衛星軌道上から上がった木馬の攻撃により全滅した模様です。】



・・・木馬が!?


そうか・・・・
いよいよ宇宙へ上がってきたのだな!

あの忌まわしき船が!
連邦の白い悪魔とともに!



第37パトロール艦隊は、木馬の動きをトレースしているのだな!?

よろしい!
直ちに追撃に移るよう、リンデマン司令に具申する!

貴様たちは今のうちにシャワーを浴び、食事を採っておけ!
20分で支度を終えろ!

ヒトハチマルマルまでには、各自モビルスーツにて待機し、
出撃に備えよ!


・・・いいか!

突撃機動軍なぞアテにするな!
キャメル隊の仇は我々が討つ!

キシリアの犬なぞに、得意面をさせるな!!


864 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2010/05/14(Fri) 00:00

>>816
【よし!10機めいただき!さぁ次は誰だ?
ん?あれは最近噂のソロモンの悪夢ってヤツか?
敵とはいえかなりのエースだ、こちら本気でやらせてもらうか!(鹵獲ザクUF2が突撃する)

お?連邦兵がザクを使って怒ってるか?まぁ他のヤツはみんな返り討ちにされたがな!
悪いな!格闘戦が本命なのでね!一気にやらせてもらう!11機めいただくぜ! 】



・・・・あれは!

ザクか!?
こともあろうに、鹵獲した機体でこのソロモンを攻めるのか!


・・・・おのれ!!

野卑な盗人めが!
貴様のその愚行、血をもって贖って貰うぞ!!



ぬおおおおおおお!!



・・・・・どうだ!
このタイミングでは、ビームナギナタを回避できまい!


しょせん貴様など、未熟者に過ぎんのだ!
開戦以来、ザクを乗りこなしてきた我が軍の猛者達に比べればな!



・・・・・ザクよ。

不本意ながら敵に下り、連邦の手先として働かされるとは。
その恥辱、いかばかりであったろう・・・。

だが、もう良い。
あとは安らかに眠るがいい。

このソロモンの海で・・・。
多くの英霊の魂とともに・・・。


865 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2010/06/11(Fri) 23:12
「第21戦隊は右翼方面に回れ、ジオン軍はこちらから来るらしい」
「各艦、各砲座、ミサイル発射管開け!」
「艦砲射撃開始後、3分してからセイバーフィッシュ隊発進!」
「レーザー解析入りました、第二射程内に敵影入ります!どうぞ!」
「ジオン軍如きにサイド2を好きさせるなよ!各艦!一斉射!撃てぇぇぇぇっ!!」
(各マゼラン級とサラミス級から大量のビームとミサイルが撃ち出させる)

866 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2010/08/13(Fri) 04:11
>>817
【ウラキ少尉なんかに手こずるガトーはガトーじゃない!】


ウラキ少尉か!

たしかに、ヤツは腕を上げた!


初めてヤツと剣を交えたころは
まだ卵から孵化したばかりの雛鳥といった体だったが。


その後実戦を重ね、その中で戦場の厳しさを体感し、
時には仲間を失い、肝を舐めたのだろう。

戦士として成長しつつあるのが見て取れる。


軟弱者ぞろいの連邦のパイロットなど恐るるに足らん!

が、ヤツは、その数少ない例外の一人と言ってよかろう。


だが!
所詮は付け焼刃!

私に言わせれば、ヤツはまだまだ経験が不足しているし、
何より、戦う理由を解していないのが致命的だ!


いかなる時でも迷いなく、己の剣を振りぬく!

それが実践できるかどうか。
その差は、覚悟の差から来るものなのだ!


確かに、ヤツはパイロットとしての豊かな資質に
恵まれているのかもしれん。

だが、”己”を知らず、持たず、組織の歯車となり、
ただ命令のままにしか戦うことのできん男に……

この私は倒せん!


何故なら……


私は義によって立っているからだ!!


邪魔をする者は誰であろうと容赦はせぬ!
一刀のもとに斬り伏せるのみ!!


867 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2010/08/13(Fri) 04:12
>>820
【大尉、武装がバルカンしかないんだったら、
ビームライフルやらなんやら持てばいいじゃないですか。】


軍曹!
勘違いをするな!


私 は 少 佐 だ !



……ガンダム二号機に、ビームライフルを装備しては
どうかと言うのだな?


分からんでもない。

いや、それが出来れば苦労はせん。


だが、それは不可能だ。

ザクに、ゲルググ用のビームライフルを握らせても
無意味のと同じでな。


このガンダム二号機は、核攻撃用に特化した機体だ。

そう。
敵モビルスーツとの一対一の戦闘を想定して
設計したわけではないのだ。

だから、大量のエネルギーを消費するビームライフルの
使用を可能にするエネルギー蓄積機構は付いていないし、
射撃管制システムも搭載されていない。


そのような余分な設備を極限まで排除し、そのかわりに
一撃必殺の強襲と、核発射後の安全圏への離脱。

この二つの命題を叶えること。

それを優先して作られたモビルスーツなのだからな!

868 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2010/08/13(Fri) 04:12
>>821
【ガトー少佐はもし入るならエゥーゴ?ネオジオン? 】


愚問だな!

エゥーゴとやらに、この私が参加するなぞ、
ありえぬことだ!


戦争は、政治の一形態に過ぎぬと古人は言った。
それは、政治組織と軍事組織にも当てはまることだ!


では、聞こう。


エゥーゴとやらの政治的要求は何か?


表面上はヤツらも、スペースノイドの解放などと
謳っているようだが?

では、具体的に、どのような手段でそれを行うというのだ?


そう!
この者どもは、明確な政治的ビジョンというものを
持ち合わせていないのだ!

それも当然だ!

所詮は、連邦の一部の強硬派に対する、アレルギー反応的に
生まれた組織に過ぎんのだからな!

この者たちが権力を奪取したとて、結局は……
結局は地球を中心として人類世界を運営しようとするに
違いない!


馬鹿馬鹿しい!


何の理想も持たず、理念も持たぬ者どもに、
何故、この私が力を貸さねばならぬ?

スペースノイドの解放と真の独立!
そのために必要なものは……

スペースノイドが建てた国である、
ジオンの精神に他ならぬのだ!


我ら、独立戦争の戦士が仰ぐべきは、
エゥーゴなどという、実態のあやふやな
組織の旗ではない!


栄光のジオンの旗!
これをこそ掲げるべきなのだ!!



869 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2010/10/22(Fri) 07:55
>エゥーゴとやらに、この私が参加するなぞ、
>ありえぬことだ!
どこに参加していただけますの?
軍部の見解に逆らうおつもりですの?

870 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2010/10/23(Sat) 11:09
親父に殴られたことがないのは何の自慢にもならない

871 名前:日本武道家 投稿日:2010/10/23(Sat) 14:50

お前ら格闘ジムのコーチに気合い入れてもらって来い!
メチャメチャ厳しいぞ ワシんところのジムのコーチ
ハンパちゃうどホンマ
合気道でも空手でも何でもええさかい教わって来い!
むかしボクシングやっとったさかいメチャメチャ強いど

メチャメチャ不良あってその道に走ったらしい
勉強もろくにせんとケンカばっかりしとって問題ばっかり起こしてた人間が5割
残りの5割は精神を鍛える為にやっとる
行き着いた場所は「格闘」

根性あるやつはいつでも来い!
カラテでも合気道でもボクシングでも何でも教えたるわ
まあお前らみたいな軟弱者がジムに足を踏み入れるなんて
一生無理やろうけどな
覚悟しとけよお前ら 




872 名前:日本武道家 投稿日:2010/10/23(Sat) 14:53
>>871
殴られたいならいつでも
格闘ジム来い!
関節技でもええで!

その代わり不良がキレたら手に負えへんさかい覚悟しとけよ
ヤンキーも数人おるんやさかいな(一部)

873 名前:日本武道家 投稿日:2010/10/23(Sat) 14:54
ぶちのめしたるさかいいつでもかかって来い
ワシもそれが目的で格闘やっとるんや
外でケンカしたら警察捕まるのう

874 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2010/10/24(Sun) 08:42
↑基地外黙ってろ。

875 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2010/11/12(Fri) 03:34
>>822
【シーマが連邦の人と密談してたよ 】


なん・・・だと!?


おのれ、シーマ!
獅子身中の虫め!!

やはり、あの者を味方に引き入れるべきではなかったのだ!
奴には、愛国心どころか、スペースノイドの意地すらないのだからな!


奴が・・・
軍人として有能なのは認める!
そして、その出自の不幸もな!


しかし、なればこそ!
それを跳ね返すべく挺身するべきではないのか!?

軍とて組織である以上、必ず何かしらの不公平や差別、
そして矛盾を抱えているものだ!

それは古来から何も変わらぬ!


・・だが!

それに不平を洩らすことなく、
武人としての道を踏み外すことなく、
黙々と身を捨てて戦うのが軍人というものであろう!


歴史を顧みるがいい!

移民者や亡命者たちが、新たな母国から偏見で見られ、
差別され、迫害され・・・
それでもめげずに旧祖国と戦い、ついに信用を勝ち取った・・・

そういう例は、枚挙にいとまがないのだ!


・・・にもかかわらず、ヤツは!

よりにもよって、
同胞を売るというのか!?

たとえ折り合いが悪くとも、ともにジオンの旗を掲げ、
戦ってきた味方を!

そして、数十年に渡って連邦の圧政に耐えてきた、
述べ数十億のスペースノイドの思いを!

己が一身の安全のためだけに!!


・・・何と姑息で悪辣な女か!

見下げ果てたぞ!
シーマ・ガラハウ!!


・・・よろしい。
誓って言おう!

ヤツの不浄な魂は、我が正義の剣によって必ず斬り裂いてくれる!!


876 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2010/11/12(Fri) 23:56
ハロ。

877 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2011/01/22(Sat) 21:12
つ【ちょこれーと】

バレンタインデーに間に合いますよーにノシ

878 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2011/01/28(Fri) 21:31
アポリー、ロベルト、聞こえるか?お前たちはカミーユの援護に回れ!


クワトロ・バジーナ、百式出るぞ!
どれ、ソロモンの悪夢とやらがどれほどの実力か試させてもらおうか!

879 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2011/02/11(Fri) 23:00
>>827-828
【宇宙世紀0083 11月10日 13時11分
 コンペイトウ近海】

<<宇宙暦0079。
 つまり、”先の大戦”は、人類にとって最悪の年である。

 この困難を乗り越え、いままた三年振りに宇宙の一大ページェント、
 観艦式を挙行できる事は、地球圏の安定と平和を具現化したものとして、
 慶びに堪えない・・・>>



・・・情けない!!

あのような禍々しい物言いを、
連邦に許すとは・・・!!


これは・・・

散って行った者たちへの冒涜だ!!


・・・カリウス!
進路はどうか!?


・・・よし!
全機、湾内へ突入せよ!


>>827
【ち!俺のザクが隕石に衝突して大破しちまった…最悪だぜ 】

何をしている!!

ここは小惑星だけでなく先の大戦の残骸が
無数に漂っていると言ったではないか!

そして、敢えてこのような危険宙域を航行する意義もな!


すなわち!
連邦の目を欺き、不意を突くことだ!


それを・・・!
ここで爆発事故を起せばどうなる!?


我々は連邦の警戒の網に掛かり、
敵に万全の迎撃態勢を敷く猶予を与えることになる!

そうなれば、貴様は自らの命を失うのみならず、
全ての味方を危険に晒すことになるのだぞ!


いや・・・
多くの同胞が命を捧げた、この『星の屑』さえも!
水泡に帰すかもしれんのだ!


貴様はすぐにこの場を引き返し、本体へ合流せよ!
どのみち、その大破した機体では作戦行動に耐えられまい!


880 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2011/02/11(Fri) 23:03
>>828
【ザクが大破したならヅダに乗ればいいさ。】


フン!
そうも行くまいよ、大尉。

彼の不幸は乗機の所為ではない。
自らの不注意が招いたのだ。

どの機体に乗ったところで、
似たような結果になっていただろう。


・・・しかし。

貴官をはじめ、三年前にこのソロモンの海を駆けた部下達は、
ああではなかったのだが・・・。


いや!
詮の無いことを言った。

たとえ部下が未熟であっても、それを導き、
立派に戦わせることこそが、指揮官たるものの務めであるのにな。


しかし、よりにもよってヅダか!
このような宙域を駆けるに、あれほど不向きな機体もあるまい。

が・・・。


バウマン。
君も覚えていたのか?

あの日のことを。


0079年11月9日だったな。
あの日、地球軌道上は、オデッサから脱出してきた船で溢れ返っていた。

無力に漂う以外に術のない彼らを、連邦の兇漢どもは
無慈悲にも殺戮して回っていた!


焦燥感にさいなまれながら現地に急行した我々よりも、
ひと足早く救援を開始した一隊の中に、そのモビルスーツが居た。


EMS−10、ヅダ。

ザクとの制式化競争に敗れ、記録上の存在になったはずの幻の機体。

そして・・・
戦う場所を奪われた哀しき荒鷲。


それが自在に宇宙を駆け、獅子奮迅の働きで連邦を退けていた。


・・・私は戦慄を覚えた。
ヅダとは、あれほどの性能を持っていたのかと。

いや、真に恐るべきは、
操縦者の技倆だ。


あのとき、宇宙は脱出艇だけでなく、破壊されたHLVから
ばら撒かれた機材やデブリで充満しており、
到底、高速で飛行するなぞ叶わぬ状況であった。

にもかかわらず。
彼は自在に宇宙を舞い、連邦のモビルスーツを翻弄していたのだからな。

それは、一個の流星のようでもあった。
凄惨な戦場を斬り裂くように駆ける、蒼い流星のように・・・。


そして私には・・・

それがオデッサで死んだ同胞たちの涙にようにも、
死に場所を得た荒鷲の、最後の咆哮のようにも見えたのだ・・・。



881 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2011/02/12(Sat) 20:53
わたし待ちくたびれたの
さよならガトーさん
いままでありがとう
元気でね・・

882 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2011/02/18(Fri) 18:35
黒い三連星を甘く見てもらっちゃ困るなッ!

883 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2011/03/12(Sat) 05:57
やってやる

884 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2011/03/15(Tue) 04:23
そんな、何で?

885 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2011/04/01(Fri) 00:07
ガトー少佐…申し上げにくいのですが、
少佐用に整備していたノイエ・ジール…



僕ちゃんが貰っちゃうもんね!

886 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2011/04/27(Wed) 22:25
ウワーン

887 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2011/05/01(Sun) 11:05
さすがにこの時間帯には誰もいないね

888 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2011/05/01(Sun) 11:09
やったね

889 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2011/05/04(Wed) 19:14
>>829
【小賢しい真似を…
死んでいった者達への為に、

私 は 勝 た ね ば な ら ん の だ !

行くぞ、各機散開!
ガトーのノイエ・ジールを落とす! 】



フン・・・分からんでもない。

随分肝を舐めたようだな。


・・・だが!

私の勝ち戦に華を添えるだけのこと!


貴様ら三下が、束になって来たところで!
如何ほどのことがある!?

望んで死に急ぐというのなら構わん!
一人残らず地獄に叩き落としてくれる!

先に逝った連中に続くがいい!!



・・・全周囲攻撃システム起動!

偏向メガ粒子砲1番から9番、及び、
メガ粒子砲1番から6番へ、メインジェネレーター接続!

ミサイルランチャー28門へ、自動追尾ミサイル、
”ヒュッケバイン”、”ヴァイスリッター”を装填!


さぁ・・・

この”ノイエ・ジール”の・・・

我が栄光あるジオンの、真の力を見せてやる!!



残 ら ず 墜 ち ろ ! !


雑 魚 ど も め が ! !




890 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2011/05/04(Wed) 19:15
>>830
【この亡霊共!一年戦争緒戦の悲劇繰り返すとはなんて連中だ!
A・B両小隊であのデカブツ食い止めるぞ!
二度とあの悲劇を繰り返させるな! 】


・・・ほう!
これだけ味方を墜とされても、なお引かぬか!


良い覚悟だ!


本来ならば、貴様ら羽虫ごときに
いつまでもかかずらってはおれぬが・・・。

その意気に免じ、相手をしてやる!



・・・ふむ?

左右に散ったか!


確かに編隊戦術のセオリーではあるが、
それでは・・・


この”ノイエ・ジール”は墜とせん!!


有線アーム・クロー放出!
敵機到達予測位置セットオン!


攻 撃 開 始 ! !





・・・フン!

なんと他愛のない。
鎧袖一触とはこのことか。


素人め!

戦術コンピューターの
予測の範囲内でしか機動出来ぬとは!

どうせかの大戦の折も、
後方の安全地帯でのうのうとしていたのであろう。

貴様ら腐った連邦に遅れをとるなど、
万に一つもあるものか!



891 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2011/05/04(Wed) 19:16
>>831
【ガトー、何故分からん!
人類を粛清するには、誰かがその業を背負わねばならん!
私クワトロ・バジーナが粛清しようというのだ!ガトー!
地球が持たん時が来ているのだ!
アクシズ 行け!忌まわしい記憶とともに!】


アクシズを・・・地球へ落とすだと!?


馬 鹿 な ! !


そのようなことをして何になる!

地球を寒冷化させ、死の星にしようというのか!?

正気の沙汰ではない!!



・・・クワトロ・バジーナ、だと?

人類を粛清するだと?


神 に で も な っ た つ も り か ! !


ジオンの忘れ形見だからと言って、
そのような権利が貴様にあるとでも言うのか!?

野心家の殻を被った、盲目の狂信家め!

一体どれだけの命を奪えば気が済むのだ!!



ジオン・ダイクンが目指したのは、
人の革新による理想郷の建設だった筈だ!

我々が連邦と戦い、連邦艦隊に核を撃ちこみ、
北米穀倉地帯にコロニーを落としたのは、

人類を不当に支配する連邦政府を打倒するためであって!
人類を死滅させるためなどではない!

だが!
貴様がやろうとしていることは、無差別の大量虐殺に過ぎん!


人類が自由を手にし、解放されるには!
一人一人がその意識に目覚め、戦い!
自らの手でそれを掴み取らねばならんのだ!


そのために、人類を導くのが・・・
人々に、進むべき道を指し示すことこそが・・・

我々ジオン軍人の責務なのであり!
神聖なる義務なのではないか!!

我々は、そのためにこそ戦っているのだ!


だが・・・!!
貴様は、その戦いを放棄するのか!?


人類を導くことは面倒だ、もはや出来ぬ、
ならば残らず殺してしまえと、そう言うのか!?


それは・・・


子 供 じ み た エ ゴ に 過 ぎ ん ! !



貴様は、貴様なりの新世界の王になるつもりでいるのであろう?

だがな!
自分の足を撃って、それでも立っていられた王など、
過去に一人もおらんのだ!!

たとえ己が泥にまみれようと!
砂を噛もうと!
傷だらけになろうと!

それでも人民のために戦い!
人民を導く者こそが、王たる資格を有するのだ!


貴様などに、それは勤まらん!


もし、それでもアクシズを落とすというのなら・・・

このアナベル・ガトー!
命を棄てても、貴様を討つ!!!



892 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2011/06/15(Wed) 12:03
コロニー落としもアクシズ落としも五十歩百歩だろう

893 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2011/06/15(Wed) 21:00
ガトーが使ったアトミックバズーカのせいで宇宙が放射能で汚染されたんじゃないの?

894 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2011/06/26(Sun) 20:41
ガトー少佐。
木星で妙な動きがあるとか。
地球と友好な関係を築いているのに
明らかに戦略用に用いる様なMSを作っているらしいです。
まぁ仮に何か起こるとしてもずっとずっと未来の話でしょう。
その時代には、小さな殺傷兵器がコロニーを襲ったり
宇宙海賊が出たり、モビルスーツが質量を持った残像を生み出したりしてるかも知れませんな!
ハッハハハハハハハハ!!

895 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2011/07/31(Sun) 23:26
>>834
【ザクを百機以上墜としたっていう噂の連邦の白いアレ。
サイクロプス隊ならなんとかしてくれますかね?
もしくは少佐ならどう攻略なさいますか・・アレを。 】


サイクロプス隊なら何とかするか、だと?

フフン!
はじめから議論の余地などあるまい!

連邦の白い悪魔……
ガンダムは確かに手強い。

だが!
彼らならば、相手が何者であろうと必ずや任務を完遂するだろう!


彼らが何故、”鬼のサイクロプス隊”と呼ばれているか、
君は知っているか?

隊員が精強な熟練兵揃いだから?
隊長のシュタイナー大尉が優れた戦術家だから?


……その通りだ!
だが、それだけが理由ではないぞ!

彼らの強みは、隊長・隊員すべてが互いを信頼し合い、
理解し合っているところにこそあるのだ!

たとえいかなる危険に遭おうと、困難な状況に陥ろうと、
最後まで諦めず、自分たちの任務を全うしようとする!

それは、自分が一人ではないという事を思えばこそ、
信頼に値する仲間が、背中を守ってくれていると信じられてこそ、
出来ることなのだ!

それ故に、彼らはあれほどの戦果を挙げてきたのだ!


優れた狩人であるハイエナが、巨大な獅子を圧倒するがごとく、
たとえ白い悪魔が相手であろうと、彼らならば必ず勝利するであろう!

その事に、一分の疑いもない!


だが、彼らには彼らのやり方があるように、
私には私の流儀がある!

ガンダムが相手であろうとそれは変わらぬ!


すなわち!
ジオンに仇なすものは、全て正面から叩き斬る!!

それだけだ!!



896 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2011/07/31(Sun) 23:27
>>835
【これよりアナベル・ガトー機に武力介入を行う
俺がガンダムだ! 】


ガンダム……!!


フフフ……
よもやこの宙域で、貴様に逢えるとはな!!

これぞ天佑!


貴様の為に、どれだけの同胞が無念の涙を飲んだか!
どれだけの戦友が志半ばに散ったか!

その無残を……
その悲劇を!!

連邦の犬に過ぎぬ貴様には!
戦う理由さえ自分で持ち得ぬ貴様には!

決して解るまい!!


なればこそ……

今この場で貴様を討ち取り!
その首を英霊に捧げてくれる!

貴様があの世で、彼らに懺悔出来るようにな!



897 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2011/07/31(Sun) 23:27
>>836
【ざるそばか
冷やしうどんか
そうめんか
次の半舷上陸ではどれかを食べようと思うのですが
戦術レベルでの最適解はいかがなものでしょうか?】


ふむ?

冷やしうどん、そうめん、ざるそば、か……。
いずれも発祥はともかく、日本の料理とされているもので、
主な原料は小麦であったと記憶しているが。


それが戦術と、どう関わりがあるというのだ?
妙なことを訊くものだな、君は。


いずれにせよ。
我々パイロットにとって、最も貴重なものの一つは時間だ。

兵法にもあろう?

『兵は拙速を尊ぶ』

とな。


そういう意味で、これらの料理は優れている、
と言えるのかもしれん。

いずれも手軽に作り、食べる事ができるからな。


しかし、この三者について言えば、
目立つような差異があるとも思えぬ。

ゆえに。
これらの優劣を付けようと、長時間悩むより、
手近なところにあるものから、さっさと腹に収めてしまうことだ!


以上だ!



では、曹長!

この大して意味もない問答に費やした、
貴重きわまる時間を取り戻すべく、
君には為すべき事がある!

分かるな?



……そうだ!

今すぐ腕立て伏せを200回だ!



……いいか?
少しでもごまかしたら承知せんからな!


よーし……腕立てはじめ!!



898 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2011/08/10(Wed) 00:59
ガンダムは最高だ

899 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2011/08/10(Wed) 01:05
>>900げっと! 記念にコレをどうぞ
つ 活動資金>>900

900 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2011/08/10(Wed) 12:11
地球の市民から言わしてもらうとコロニー落としだの小惑星落としだのやってることは大して変わらんよな。

戦争起こす奴はどっちも悪いんだよ、薄汚れた人殺しめ。でっち上げた誇り等で自らを飾るな。

901 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2011/08/10(Wed) 14:34
サハリン家の当主、ギニアス・サハリンとかいいましたっけ?
死んだらしいですよ。連邦の陸戦型ガンダムっぽいMSに。
コクピットつぶされて即死だったとか。
一度会ったことがありましたが、あまり好印象じゃなかったっすけど
妹のアイナ・サハリン嬢は凄く綺麗な人だったなぁ。
あの戦いの最中にMIAになっちまったらしいですけどね。
12年前、あの当主が15歳になるくらいまでは凄い政治力持ってたのに
なんで没落しちゃったんすかねぇ?
執念なのかわからないっすけど、死ぬ直前に撃った攻撃が山を貫通して
相手のビッグ・トレーを破壊したとかいう話っす。

902 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2011/08/12(Fri) 21:58
ボールでドムを倒すって可能でしょうか?

903 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2011/08/13(Sat) 09:22
毛利元就(BASARA)「将も兵も所詮は捨て駒ぞ・・・最後に残るのは国だけで十分・・・」

904 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2011/08/17(Wed) 22:25
敵新型データ収集、OKだな……離脱するk…
……ッ、しまった!ザク!発見されたか!

後ろから敵機…だが振り切れるな。

!?…おかしい、振り切れん!?スカート付きすら振り切れるジム・コマンドなのに!

905 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2011/09/01(Thu) 13:13
敵は祭会場にあり!

http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=314802864&ls=50

906 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2011/09/09(Fri) 23:39
UC.ガンダム全般

   最終話

     ガトー、星に消えゆ

907 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2011/10/18(Tue) 18:49
そのガンダム・・・お前の棺桶にしてやろう

908 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2011/10/26(Wed) 02:07
>>838
【人の犯した過ちはマフティーが粛正する! 】



・・・粛清だと?


自らの力量も弁えず、自らが何者かも知らず!

ただ闇雲に感情に任せて剣を振るうしか能のない貴様に、
一体何が成せるというのだ!


元より人とは過ちを犯すもの!

なればこそ!

その過ちは、人自身の手によって正されなければならんのだ!

何者かによって裁かれ、
それで良しとすべきものではない!


全能の神ならばいざ知らず!
貴様ごとき無知蒙昧な未熟者がその裁きをしようなどと・・・


思 い 上 が る な ! !

青 二 才 め が ! !



我々は、宇宙移民の真の解放の為に立ったのだ!


貴様のような、大義を知らず!知ろうともせず!

ただ若さと怒りに任せて暴れ、
ろくな覚悟も持たぬくせに、義賊を気取るような輩とはわけが違う!


必ずや、大逆無道を行う連邦の奸賊どもを一掃し、
この宇宙に自由の光をもたらして見せる!


我らには貴様の助けなど必要ない!
まして、邪魔をすると言うのならば・・・


子供だろうと容赦はせぬ!
すべて斬り捨てるまでの事だ!!


909 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2011/10/26(Wed) 02:09

>>837
【「 左舷被弾 ! ……艦長 ! このままでは ! ! 」
「 …………… 」
「 …艦長 ? 」
「 …艦の進路を敵艦隊に固定。その後、総員は速やかに退艦せよ 」
「 なっ… ! ? それでは艦長が ! ! 」
「 よいのだ…君達には未来がある。これは、私の役目だよ 」
「 艦長…… ! …御武運を… ! ! 」(敬礼)
「 うむ……君達も達者でな 」(敬礼) 】


・・・あれは!?
特攻をかけるのか!!

ふむ。
連邦にも骨のあるヤツがいると見える。


だが!
相手が誰であろうと、ここで引くわけには行かぬ!



・・・全機に告ぐ!

敵の攻撃力はすでに限界に達している!

このなりふり構わぬ攻勢の掛け方が、
何よりもそれを物語っている!

もはや、これ以上の攻撃を継続するだけの力は
奴らに残されておらぬ!

ここを防ぎ切れば、勝利は我々のものだ!


いいか!

我々の背後は崖だと思え!
相手が悪鬼羅刹であろうと、一人残らず討ち取るのだ!!



910 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2011/10/26(Wed) 02:10


>>842
【ジオン兵A「ウィ〜ヒック、畜生が…」
ジオン兵B「どうしたんです中尉、やけに飲んでますね…酒臭いッスよ」
ジオン兵A「これが飲まずにいられるか、ヒック、いくら人手不足とはいえガキ共まで動

員するんだぞ!」
ジオン兵B「まぁそれもわからなくはないですが、訓練時間はちゃんとやってるでし

ょう…」
ジオン兵A「ふざけろ、ガキ共を戦場に引っ張り出して死んでこいって言うのか上層

部の馬鹿共は!ヒック」
ジオン兵B「ちょっ…!言い過ぎッス、中尉!」
ジオン兵A「いいや少尉、俺は言わしてもらうぞ、学徒動員だぁ?ふざけんじゃねぇ

ぞ上層部の大馬鹿共が!将来あるガキ共に死んで行けって言うのか!
         戦力的にも間々ならねぇガキ共出してどうすんだ!却って足手ま

といだ!ガキ共出すなら負傷兵ばっかの本国の防衛大隊とか出しやがれこの野郎が!


ジオン兵B「ちゅ…中尉!さすがに飲み過ぎッス!もう…!」 】



貴様・・・!!

何をしている!!
今は作戦中ではないか!!



・・・覚悟は出来ているな?



歯をくいしばれ!!




・・・・ぬぅん!!!!




フン!
本来ならば、営倉入りになるところだが!

今回はこれで済ませてやる!!



だがな!
これだけは覚えておけ!!

たとえ軍の方針に不満があろうと!
士官である貴様が、それを態度に出しては、兵の士気にかかわる!!


・・・戦場では弱い者から死んでいく。

すなわち!
士気の低下した、貴様の隊が真っ先に全滅するのだ!


そして!
貴様の隊が全滅すれば、軍はその補充をしなければならぬ!



・・・ここまで言えば分かるな?


前途ある若者の身を案ずる貴官の気持は分からぬでもない。


しかし・・・なればこそ!
我々が襟を正し、死力を尽くして戦い、敵を倒さずしてどうするのだ!



<<敵艦隊発見!
全モビルスーツ隊を発信用意!!>>


・・・フン。
来たな、連邦め!


さあ立て、中尉!

我々は栄光あるジオンの軍人だ!
連邦の蛆虫ごときを踏み潰すのに、子供の手など必要ないのだという事を!!

ともに示そうではないか!!


911 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2011/10/26(Wed) 02:11
>>843
【戦争で世界が変わるって思うのはおかしいんだよ!(光の翼で突撃) 】


・・・む!
新型か!?


・・・しかし。
通話回線を開きながら攻撃をしてくるとは。


しかし・・・。

フフン、まだまだ青いな。
随分と稚拙な内容だ。



・・・だが、聞いてやる!
戦争で世界が変わると考えるのは間違っているだと?


戯言を!
それは女子供の考えだ!


戦争とは、特殊なものでも何もない!
国家が行う政治的・外交的活動の一つの派生形態であるにすぎん!


確かに、国家同士で主義主張や利害の衝突があったとき、
話し合いで問題を解決出来るのならばそれに越したことはない。

だが、どうやってもそれで済まぬ場合というものがある!


その場合には、武力を用い、勝利する事によって、
相手をねじ伏せ、我が意に従わせる以外に途はない!!

そしてそれこそが戦争の目的と言うものなのだ!
何千年も前から、これは変わらぬ!

そうやって自国と相手国との関係性が変化するという事は、
世界を変えるという事でもあろう!


なればこそ!

何の為に戦争をするのか!

何の為に世界を変えるのか!

さらに言えば!

我々軍人は何の為に死ぬのか!


その目的は明確にされていなければならぬ!
また、正しくなければならぬのだ!


戦争が嫌だからと言って、不正義を見過ごすような真似は、
私には出来ぬ!

そして!
連邦の奴隷として生涯を終える事もな!


我々は、スペースノイドの自治権確立の為に戦っている!

宇宙移民が、地球に住まう者と対等の、
同じ人としての権利を手にする為に!

その大義の為ならば、この命など惜しくは無い!!



912 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2011/10/26(Wed) 21:16
ガトーさん、苦労してるんだね…髪の毛真っ白だよ…

913 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2011/10/26(Wed) 23:59
大尉?どうしましたか?
あのドムですか?一応稼動はしますが……って!?

大尉!ダメですったら!撤退命令が出てるんですよ!

914 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2011/11/17(Thu) 15:32
機動戦士ガンダムの名セリフ「アムロ行きまーす」は全43話でたった1回しか言っていない

915 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2011/11/19(Sat) 14:03
銀魂にガンダムが出た件について

916 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2011/11/23(Wed) 22:35
人はなんで争うんだろう?

917 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2011/11/25(Fri) 21:14
この男に何が残されているというのだ

918 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2011/11/27(Sun) 19:58
もうこんな茶番終わらせよう

919 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2011/12/02(Fri) 18:35
デラーズ・フリート残存の部隊に告ぐ
もはや君達に戻るべき場所はない!速やかに降伏せよ!
君達には既に戦闘力と呼べるものがない事を承知している、無駄死にはするな!

920 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2011/12/19(Mon) 21:22
      / ̄ ̄ ̄\
   γ⌒) キラ  (⌒ヽ
   / _ノ ノ    \  \ `、      OSがまだ未完成で、僕しか乗れないから
  (  < (○)  (○)   |  )     友達を守るためストライクに乗る……
  \ ヽ (__人__)   / /
          ___
        / シン \
       /   \ , , /\     家族を失った後、軍に入って
     /    (●)  (●) \    インパルスの正規パイロットに選ばれた!
     |       (__人__)   |    もう二度と、家族を失った時のような想いはしたくない!
     \      ` ⌒ ´  ,/
      ノ          \
           ___
         / ::刹那:: \
        / '`'‐ .,__,. -''`'\
      / f'て::)`::::r''て:カ \    刹那Fセイエイ ソレスタルビーイングのガンダムマイスターだ
.      |    :::::(__人__):::::    |    戦争を根絶する。
      \   :::::::::::::::::::::  ,/
      / :::::::::::::ー‐::::::::::: \
            ____
          / フリット\
         / -‐''  `゙'ー \    ガンダムは僕が作ったから僕のものだから。
       /   (●)  (●)  \   はじめラーガンに乗ってもらうつもりだったろって? 知らないよ僕のものだ。
  / ̄ ̄ |      (__人__)    | ._r、         _r、   軍のエースが任せられた? 知らないよ僕のものだ。
_/     \   ´ヽ_/ `   /rト、ヽ\    rト、ヽ\
             ー‐      ヽ ヽ ヽ \ 三 ヽ ヽ ヽ \
   y                   ヽ ヽ ヽ 〉   ヽ ヽ ヽ 〉
  /                    ├   / 三 ├   /
  |                       (    <     (    <
  |                      ゝ   ヽ    ゝ   ヽ

921 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/01/08(Sun) 22:57
俺はアンタを越えてゆく

922 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/01/09(Mon) 21:02
一体何位でしょうか?

923 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/01/12(Thu) 21:41
様子見というわけか

924 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2012/01/16(Mon) 02:09
>>844
【ジオン兵「報告します!我々の同胞が「水天の涙」作戦を発動しました!」 】
ジオン士官A「この作戦が成功すればジオン再興も夢ではない!なら我々も動き出すべきだ!閣下!ご決断

を!!」 】



静 ま れ ! !


士官たるものが、そのように騒ぎ立てるとは何事か!!

まして!
副官や参謀でもない者が、総司令官に直言するなどと!!



場を弁えよ。
貴官らの振舞いは、兵も見ている。


・・・確かに。
貴官らの言う事は、ある意味では正しい。

だが、その程度の事を、デラーズ閣下がお考えにならぬと思うか?


アイヒマン大佐を初めとする実施部隊に対し、
全力で加勢すれば、戦果を拡大する事は可能ではあろう。

しかし、それだけでは連邦を打倒する事は出来ぬ!


不当なる連邦の支配を覆し・・・
スペースノイドの真の解放を成し遂げるには!

全てのスペースノイドが、自らの意志で立ちあがり!
自らの意志で連邦と戦う!

そういう状況を作り出さなければならぬ!


そして!
我々は、その尖兵とならねばならぬ!

なればこそ!
人々がその意識に目覚めるまで、一度ならず、二度でも!三度でも!
連邦を叩き!叩き続けなければならんのだ!


・・・だが。
我々の戦力は限られている。

我々に、二本目の矢は放てぬのだ。


ゆえに・・・

今は・・・

今は、堪えなければならんのだ!!



・・・案ずるな。

水天の涙を実施するのは、あのインビジブル・ナイツだ。
ブランケ少佐ならば、必ず事を成し遂げる!

我々は、その志を継ぎ!
彼らの遺した戦果を拡大しなければならん!

それまで、無駄死にするわけにはいかんのだ!!


だが心しておけ!
そして刮目せよ!

彼らの戦いを!生き様を!
魂に刻みつけよ!

それらは我らの力となり、剣となって、
必ずや連邦を粉砕するであろう!


925 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2012/01/16(Mon) 02:11
>>846
【ガトー少佐……貴方はティターンズについて
どうお思いになられますが? 】


ティターンズだと?

フン!
そのような組織の台頭など、想定の内だ!

腐った連邦の、いかにもやりそうな事ではないか!


だが!
奴らはその無能ゆえに気付いておらぬ!

その弾圧行為こそが、奴ら自身の首を絞めるのだと!


確かに。
星の屑作戦を成し遂げたとしても、我々の大半は死ぬかもしれん。

また、地球圏に残存する我が軍の戦力も激減し、
相対的に連邦の力が強まるであろう。


だが!
たとえ我々が死んでも、スペースノイドの心に、
自主自立への希望の光を灯す事は出来る!

そしてそれは、連邦がいかに非道な弾圧を行おうと消せはせぬ!


・・・いや!

強力な弾圧を行えば行うほど、
その炎は強く、そして拡く燃え上がるのだ!


ゆえに!
ティターンズとやらの跳梁など三年!
長くても五年を超える事はあるまい!!


しかし。
スペースノイドの戦いは、それで終わりではない。

むしろ、そこからが本番となろう。
長く、苦しい戦いが待ち受けていよう。


・・・そして。
おそらく私は、その戦いに参加する事は出来まい。


だが。
それで良いのだ。


私 は 星 の 屑 を 完 遂 す る !!



スペースノイドの真の解放の為に!
我々が、その道を切り拓く!!

事を成し遂げてこそ、我々の後に続く者が生まれるのだ!!



926 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/01/17(Tue) 00:33
いや〜ガンダムは実に面白い

927 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/01/17(Tue) 02:18
人類は私の手によって導く

928 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/01/17(Tue) 08:39
あ〜、久しぶりにガンダムのゲームやりたくなってきた

929 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/01/23(Mon) 08:53
俺の計画誰にも邪魔はさせんぞ!

930 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/01/25(Wed) 10:25
力こそが全てだ

931 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/01/27(Fri) 10:45
連邦から色々と(資金とか弾薬とか)盗ってきました!

932 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/01/30(Mon) 08:10
それでは戦争だ!

933 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/02/01(Wed) 20:26
バナージ・リンクス
『何なんだよあんた、偉そうな事ばかり言って、何も出来ないんじゃないか!!!

  自分が死ぬのも人が死ぬのも冗談じゃないって思うから!やれることをやってるんでしょ!
     
      ここからッ!ここから出ていけぇーーーーーっ!』

934 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/02/07(Tue) 08:46
ガンダムシリーズは今何作め?

935 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/02/07(Tue) 09:10
クッ、やはりブランクはキツイか!?

936 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/02/10(Fri) 02:02
伊達にあの世は見てねーぜ!

937 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/02/10(Fri) 10:32
さすがだね。ガンちゃん

938 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/02/15(Wed) 23:24
ガンタムに乗りたい

939 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/02/22(Wed) 10:30
ガンダム一台何円?

940 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/03/01(Thu) 18:19
貴方はザクでガンダムを倒せますか?
かの真紅の稲妻はプランBのザクで倒しましたよ
プランAゲルググ開発
プランB既存のザクに重武装を施す

941 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/03/02(Fri) 08:56
俺には何が正しいのか分からない

942 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/03/04(Sun) 19:02
白い悪魔とは俺の事だ!

943 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/03/08(Thu) 02:44
ふと覗いてみたら、このスレ6年以上続いてるのか

944 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/03/19(Mon) 07:53
酒を飲まなきゃやってられない

945 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/03/21(Wed) 17:20
飲んどる場合かッ!

946 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/03/25(Sun) 10:06
ちょっとあげますよ

947 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/03/27(Tue) 18:02
ガトー大尉…ガハッ…。
自分の機体は(09R)、これ以上もちません…ゴホッ…。
(サラミス級に機首を向けて)
お先に…逝かせて頂きます…。
(モニター越しに敬礼)
ジオン公国万歳!!
チュッド―ン!!

948 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/03/29(Thu) 22:47
第302中隊か?木馬追跡任務ご苦労であった、確認するが木馬はサイド6宙域に入ったんだな?

よろしい、貴官等の追跡任務はコンスコン少将の機動部隊が継ぐ事になった
後にコンスコン少将からも通信が入るから引継ぎの確認次第、貴官等は通常任務戻られたし。

コンスコン閣下貴下の詳細戦力か?えっと…チベ級重巡1隻ムサイ級軽巡2隻MS-09Rが12機だが?

949 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/03/29(Thu) 23:29
お怪我は回復されたのでしょうか?

950 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/03/30(Fri) 07:10
この世に奇跡なんて無い

951 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/03/30(Fri) 15:48
あるのは必然と偶然、そして誰が何をしたかだけだ。

952 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/03/31(Sat) 02:00
俺はお前に敵対する意思はないぞ

953 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/04/01(Sun) 23:42
戦闘中 異世界にとばされら?

954 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2012/04/14(Sat) 23:16
>>855
【ひぃ! ガンダム、白い悪魔だ!
む、無理だ。あの黒い三連星や蒼い巨星を葬ったやつなんかに勝てるわけがない!
に、にげろ! にげろぉ!
(一目散に旗艦へ退却していくリックドム) 】


ほう。
ポイントS−2に連邦の白い悪魔が現れたというのか。


・・・面白い!
彼奴め、ソロモンでは取り逃がしたが・・・今日こそは!


こちらバルフィッシュ!

我が隊はすでに補給を終えた!
出撃の許可を願いたい!



<こちらブリッジ、第302中隊はそのまま待機せよ!>


・・・またか!
防衛司令部は何を迷っているのか!

このままでは、防衛ラインを突破した敵が、
Sフィールドに取りついてしまうではないか!



<・・・む、今防衛司令部よりの指令を受信したれ部来た!
バルフィッシュ、貴官の隊は、ポイントS−4へ向かわれたし!>



S−4だと?

では、S−2は!
誰をもって、白い悪魔に当たらせるというのか!?



<S−2へはキシリア閣下直属のニュータイプ部隊を向かわせるそうだ>



キシリアが!?


・・・解せぬ。
堅牢・堅実を旨とするギレン総帥らしからぬ采配だな。

しかし。
命令であるからには止むをえん。


バルフィッシュより各機へ!
我が隊はこれよりポイントS−4の防衛に向かう!

新参者に鯛をさらわれるのは気に入らんが、まずは勝つ事だ!

955 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2012/04/14(Sat) 23:17
>>856


バウマン隊は前へ!
アルベルダ隊は援護に付け!


・・・む?
4時方向から敵機!?


各機散開!
扇形陣形から反撃しろ!


・・・迂闊な敵め!
火力支援も無しに、たった二機で我々に挑むか!



ぬぅううううん!


堕 ち ろ お お  ! ! !



・・・よし!
残りはあと一機!



(GMが爆発する)



・・・ほう!
やるな少尉!

これで貴官のスコアは20機を超えたな!
大したものだ!



>>856
「ザクはいいねぇ。使いやすいし改造もラクだし」


フフ・・・
そうか!

私とてザクとは開戦以来、300日以上をともにしたが。
貴官には及ばぬな。


・・・あのザクは。
今はズムシティに在る筈だが・・・。

今でも”彼”を駆り、戦場を駆け巡った日々の記憶と感覚は身体に染み付いている。

起動時の発動機の震動、高速旋回時の機体のきしみ、複合センサのクセ・・・

それらの全てが愛おしく感じるほどにな。


我々は機体に命を預け、一体とならねばならん。
僅かな違和感や、感度のズレが命取りになりかねん。

ゆえに。

搭乗するにあたり、最新型ではなく、
慣れた機体を選ぶというのも、極めて正当な判断であろう。

牛を馬に乗り換えれば良いというものでもあるまい。


少尉!
上層部が何と言おうと、気にするな!

貴官は愛機とともに、最大限の能力を発揮し、
戦果を重ねればそれで良いのだ!


今後も君の働きに期待している!



956 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2012/04/14(Sat) 23:18
>>859
【白いモビルスーツ…!?こんな宙域にいたのか!?
仕留めれば英雄もんだ!やってやるか!(リックドムがMMP-80を撃ちながら突撃する) 】



何、ヤツが?

こちらに移動して来たのか!



【大尉は仕掛けないで下さい!俺がやります!
ジオン十字勲章が目の前にぶら下がってんだ!むざむざ引いてたまるか!!
スキが見えた!もらった!!(MMP-80を撃ちながら左手のヒートソードを振り下ろす) 】


待て、曹長!
迂闊に突っ込むな!



(ドムが火球と化す)



・・・おのれ!!
よくも!!


連邦の白い悪魔め!!

貴様に敗れ、志し半ばで散っていった・・・

幾百の英霊たちのために!!


死 を 以 て 償 っ て 貰 う ぞ ! !




>>860
【艦首を『ドロワ』に向けろエンジンを臨界まで上げておけ。
こうなったら『ドロワ』にこの戦艦ごとぶつけ友軍に血路を開く!
全速前進!主砲!砲身が溶けてもかまわん!撃ちまくれ!ミサイルも出し惜しみせず撃ち尽くせ!機銃も

弾が尽きるまで撃て! 】



ドロワが!?


・・・抜かった!!
白い悪魔め、陽動のために囮を!?


くっ!
ドロワを沈められては!

二百を超えるモビルスーツが、帰る家を失う!!


口惜しいが・・・
ここは後退だ!!

連邦の白い悪魔!
今は勝負を預ける!

だが!
次に合う時は、必ず貴様を討つ!

何があろうともな!


よし、全機に告ぐ!
すみやかに転進し、ドロワへ戻るぞ!

急げ!!




>>861
【パトリック・コーラサワー「早く来いよ!ギッタギッタにしてやっからよぉ!!」 】



・・・この!

今は寸暇を惜しみ、ドロワへ赴かねばならんのだ!
それを・・・



邪 魔 を す る な ! ! 



・・・雑魚めが!!
分に相応しく、隅で大人しくしていれば死なずに済んだものを!



957 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2012/04/14(Sat) 23:19
865
【「第21戦隊は右翼方面に回れ、ジオン軍はこちらから来るらしい」
「各艦、各砲座、ミサイル発射管開け!」
「艦砲射撃開始後、3分してからセイバーフィッシュ隊発進!」
「レーザー解析入りました、第二射程内に敵影入ります!どうぞ!」
「ジオン軍如きにサイド2を好きさせるなよ!各艦!一斉射!撃てぇぇぇぇっ!!」
(各マゼラン級とサラミス級から大量のビームとミサイルが撃ち出させる) 】


・・・このようなピケットなど!


構う事はない!
速度を緩めず、一気に駆け抜けろ!

ドロワに取り付く敵を排除するのが先だ!


しかし・・・。
よもや、主力隊を失った連邦を相手に、これほどの苦戦を強いられようとはな!

敵の中にも、出来るヤツが居るという事か・・・。



・・・む!


あのGM!
良い動きをしている!

さて・・・
どれほどのものか!



(ビームライフルを撃ち放つ)



・・・やはりな!
この程度では墜ちぬか!


だが!
そうでなければ興がさめるというものだ!

さあ!
私の剣を受けてみせよ!!


お お お お お お ! ! !



・・・ちっ!
これも防いだか!!



>>857
【どのょうな性能差があろうと、今日の私は・・・・!
  阿 修 羅 す ら 凌 駕 す る 存 在 だ っ ! !】



減らず口を・・・!

しかし!
機動に癖がある!

その入れ込みようでは無理もないがな!



そ  こ  だ  !  ! 




・・・逝ったか。


胡馬北風に嘶く、か。

だが、そう長く待つ事もあるまい。
いずれ黄泉の国にて、再びまみえる事となろう。

それが、修羅の道を往く我々の宿命なのだからな・・・。



958 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/04/15(Sun) 23:24
ガトー大佐、お食事の用意ができました
カップラーメンです

959 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/04/16(Mon) 20:08
た、隊長!連邦軍のモビルスーツです!く、首と足があります!

960 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/04/22(Sun) 01:12
ガトーか?下がれ、さすがにヤバイ奴が出た!
あれは間違えねぇ!『踊る黒い死神』………ウオッ!(ザクU改爆散)

961 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/04/26(Thu) 08:06
特攻します

962 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/04/28(Sat) 13:27
シーマの部下「クソッ!アサクラめ!アレが毒ガスだなんて聞いちゃいねえぞ!
       これじゃあ俺たちは終戦後、勝ちにしろ負けにしろ消されちまう!」

963 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/04/28(Sat) 19:12
やっぱり本物は強いな

964 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/04/29(Sun) 13:32
ガンダムに俺はなる!

965 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/04/29(Sun) 17:50
ガンダムこそが最強なのだ

966 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/05/06(Sun) 22:32
「消化作業急げ!ビグロの弾薬、推進剤に引火の危険性は無いだろうな!?」
「酷い損傷だな…帰れたのが不思議なくらいだ」
「ハッチ強制解放!…パイロット負傷してます!重症!左手がない!担架呼べ!担架!」
「医療班こっちだ!早くケリィ大尉を医務室へ!」

967 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/05/07(Mon) 19:53
大切な何かを取り戻す

968 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/05/10(Thu) 09:16
いい度胸だ、その言葉忘れるな!

969 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/05/12(Sat) 06:58
私達のしている事が正しいかどうかなんてどうでもいい…
私はあの方を信じてただついてきたのだ!

970 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/05/13(Sun) 15:01
散っていった命の為にも僕は生きねばならない

971 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/05/19(Sat) 12:54
近頃ガンダムのパロディが酷い

972 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/05/21(Mon) 20:54
妙な伝説を築いているのが気になります

973 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/05/29(Tue) 19:22
ひゃははは〜!どうだ!?この俺をナメんじゃねえ!!

974 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/06/10(Sun) 11:41
空中戦は苦手だな

975 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2012/07/10(Tue) 15:05
この世界における戦いも、残りわずかとなった!

我々がここまで戦い抜いてこられたのは、
貴官らの支援あってこそだ!

長きに渡る諸君らの奮闘に、心より感謝する!



・・・しかし。
ここから先は我が隊に任せてはもらえぬか?


私はこの身と引き換えてでも、連邦の亡者どもを地獄に引きずり落とす!

だが!
諸君らには生き延びてもらわねばならん!

君達には明日を生き、未来を牽引する権利と義務があるのだ!

必ずやその手で、スペースノイドの解放を成し遂げ、
全人類の自由と平等を掴み取ってほしい!


この戦いも残りわずか・・・。


あとは・・・往くのみ!!

976 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2012/07/10(Tue) 15:06
>>892-893
>>900
【地球の市民から言わしてもらうとコロニー落としだの小惑星落としだのやってることは

大して変わらんよな。
戦争起こす奴はどっちも悪いんだよ、薄汚れた人殺しめ。でっち上げた誇り等で自らを飾

るな。 】


フン!
貴様ら地球市民から見ればそうであろうな!

連邦によって柵の中で飼われた家畜同然の貴様らには!


貴様らは、その柵の中の安全が、誰の犠牲によって成り立っているのか、
考えた事があるのか?
『自分さえよければ他の事など知らぬ』と考えていたのではないのか?

もし、貴様に少しでも人間らしい羞恥心と思考力が残っているのならば、
想像してみるがいい!


戦争を起こす奴が悪いだと?
では、その戦争の原因を作った者に罪は無いと言うのか!?


・・・戦いは、すべて怨恨に根ざしているのだ!


人の命を直接的に奪えば悲劇を産もう。

だが!
人の権利と自由を奪い、経済的な格差を押しつけ、
奴隷として飼いならし、人間性を”殺す”事は悲劇ではないのか!?

いや!
実際に貧困や、整備不十分のコロニーへ強制移住させられて死んだ人間も多くいるのだ!

それも悲劇ではないと!?


そうではあるまい!


私は、自らの剣によって斃した敵兵が、
本来はもっと長く生きるべき人々であった事を知っている!

我が軍の作戦に巻き込まれ、命を落とした民間人がいる事も知っている!


それを知った上で!
罪を犯している事を知った上で、成し遂げるべき大義の為に戦っているのだ!

スペースノイドの解放と、宇宙市民による未来の為に!


一方で・・・
連邦の豚どもに、その罪の自覚はあるのか!?

貴様と同じではないのか!?
自分さえよければ他は知らぬと考えているのではないのか!

自分達の権利が、本来は他人の物なのだという事を、
忘れているのではないのか!

奴らがスペースノイドの犠牲の上に、自分達の富が築かれているのだという事を、
少しでも意識しているのならば・・・


そもそも、戦争など起きはせぬ!


戦争とは、交渉ではどうにもならぬときの、最終の政治的手段だ!

我々は何十年もの長きにわたって、連邦と交渉を続けてきた。

しかし!
その都度、それを踏みにじって来たのは連邦ではないか!

我々が、戦争という最終の手段を持ちださざるを得ないところまでに
追い込んだのは、奴らに他ならぬ!



・・・それを!
盗人猛々しいとは、まさにこの事だな!


私はこのような不正義を見過ごすつもりはない!

その邪魔をするのならば・・・
誰であろうと、葬るのみ!!!


977 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2012/07/10(Tue) 15:06
>>870
【親父に殴られたことがないのは何の自慢にもならない 】

(宇宙世紀0079 12月26日 
宇宙要塞 アバオアクー 第二講堂)


・・・なるほど。
全員が学徒出身者だとは聞いていたが・・・若いな。



<アナベル・ガトー大尉に敬礼!>

<着席!>



うむ。
私が、アナベル・ガトー大尉だ!

今日は諸君らパイロット候補生に対し、
講義をする事となった。

予定されていた訓練が中止になったものでな・・・。
時間に空きが出来た。

そんな手持無沙汰の私に対する突然の要請ではあったが・・・

偶然とはいえ、このような機会が持てた事を、
私は嬉しく思う!


君達は、学生の身でありながら、
志願してここに来たそうだな。

ならば、あえて聞くまい。
『何故、軍人になったのか』と。

・・・いや。

答えを聞かずとも、
目を見ればわかる!



・・・中には君達を、『所詮は学徒兵よ』と侮る者もいよう。

だが!
遠慮をすることはない!

胸を張れ!

君達のその覚悟、その決心こそ、
まさにジオンの兵士として不可欠なものなのだ!

君達は、その要件を完璧に満たしている!


私は、君達のような味方を得た事を、
心強く思う!



・・・さて。
君達も知っての通り、この戦争は今、
重大な局面を迎えつつある。

君達はこの日のために、
教官たちから厳しく練成されてきた事であろう。

あるいは・・・
親にすら殴られた事がないのに、教官に殴られたという者もいよう。

しかし。
それらはすべて、君達のためなのだ!

君達に、少しでも良く戦い、生き延びてほしいという、
教官達の思いがあってこそなのだ!


忘れるな。
君達はコクピットに収まった後も、決して一人ではない。

多くの人々の思いを乗せて、宇宙を駆けるのだ!


はじめての実戦で緊張のあまり、
まわりが見えなくなることもあろうが・・・。

そのときは思い出せ!
自分は一人ではないのだと!

両親や友人、教官、戦友・・・
多くの人々の思いと、ともにあるのだと!

そうすれば、必ず視界が拓ける。
見るべきものを見、感じるべきものを感じるようになる。


いいか!
必ず生き延びろ!

諸君らの第一の任務は、生き延びる事だ!


そして・・・
明日のジオンを担う、逞しい人間となってもらいたい!

以上だ!

978 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/07/10(Tue) 17:51
やっと帰ってきたか!あと少しで消去されるところだったよ

979 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/07/11(Wed) 00:47
もうすぐこのスレも終わりか…

980 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/07/11(Wed) 10:32
シロー「仲間を見殺しにされるなんてゴメンだ! 俺が時間を稼ぐ!」(ボール先行型で向かい)

サンダース「すまん…奴は強敵だ。 気をつけろ。」(半壊ジムで離脱し)

981 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/07/20(Fri) 20:41
これが最後の戦いだ!

982 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/07/29(Sun) 23:14
助けが間に合わなくて、すまない

983 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/08/08(Wed) 21:46
ガンダム王に俺はなる!

984 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/08/18(Sat) 13:00
いつになったら戦争は終わるんだ?

985 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/08/31(Fri) 07:44
こうしていられるのもあと少しね。そう考えると、少し寂しいな…

986 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/09/04(Tue) 00:06
大事な者を失った悲しみって大きいんだな

987 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/09/20(Thu) 09:49
敵を甘くみすぎた…

988 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2012/10/09(Tue) 04:22

(宇宙世紀0083
 11月10日 1224時)

我々は三年待ったのだ。
失敗は許されん。


・・・いや。
義によって立った我々を天が見放す事などありえぬ!


「グラードル、出撃の信号弾を上げろ!」



ペール・ギュントから放たれた一条の閃光が、天高く駆け昇って行く。


やがてそれは眩いばかりの光芒となった。


漆黒の宇宙に浮かぶ我々に蒼い光が降り注ぐ。
舞台に立つ役者を照らし出すスポットライトのように。


それは手向けだ。
荒れ狂うソロモンの海へ赴かんとする我々への。



――我ガ軍ノ命運 此ノ一戦ニアリ 各員一層奮励セヨ――



ジオンの再興。
スペースノイドの真の独立。

三年の雌伏の日々が、多くの英霊達の挺身が、ついに報われるときが来たのだ。


・・・あとは往くのみ!


私はスロットルレバーを目一杯に押し込んだ。
連邦の有象無象どもを、この手で薙ぎ払う為に。




989 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2012/10/09(Tue) 04:23
>>951

(宇宙世紀0083
 10月23日 1310時)


何も知らぬ者がその人物を見れば、
どこにでもいる凡庸な中年男としか思わなかったかもしれん。

確かに。
私の目の前に居る人はひどく疲れているように見えた。


だが、私は知っている。
彼が疲れ果てた凡夫などではないという事を。


――ノイエン・ビッター少将。

ヨーロッパ方面軍第三突撃機動師団司令。

あの地球効果作戦でごく短時日のうちに欧州中を席巻し、
連邦軍をして『ハンニバルの再来』と言わしめた男。

そして・・・


「閣下こそ武人の鑑です。
 三年もの間、この地下基地を維持なさるとは。
 到底、余人の及ぶところではありません」


私は世辞など言わぬ。

ビッター閣下は、あの忌まわしいき終戦協定にも屈する事なく、
孤立無援のアフリカで部下達と共に残り、三年もの間戦い続けた。

そして、閣下が守ったこの基地とHLVのおかげで、
私はガンダム二号機とともに宇宙に戻る事が出来る。

この方がなければ、星の屑は中途で挫折を強いられていたであろう。


ビッター閣下は言った。


「古ぼけてはいるが、このHLVの整備は万全だ。
 ガンダム二号機を奪還すべく追いすがる連邦の船には、指一本触れさせん。
 君とガンダム二号機は必ず宇宙へ送り届ける。
 必ずだ」


閣下は、必ずという言葉を二度も使った。

ガンダム二号機を搭載していたアルビオンという船。
そして、あのガンダム一号機。

奴らは未熟だが、その執念は見上げたものだ。
決して侮って良い相手ではない。

だが。
この屈強な信念と魂を持つ武人が、私に確約したのだ。


私は疑いなく信じる事が出来た。
この方の手によって、デラーズ閣下のもとへ帰還を果たせるのだと。



990 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2012/10/09(Tue) 04:23
しかし。
それは、ビッター閣下の戦いが終わる事をも意味する。

このHLVは、アフリカに残された最後の一機だ。

これを『星の屑作戦』に供してしまえば、
ビッター閣下やキンバライド基地の将兵達は、
ジオンへ帰還する手段を失ってしまう。


それでも、ビッター閣下の目に迷いの色はなかった。

在るのは身と引き換えにしてても敵を撃滅せんとする、
静かな、だが、激烈な闘志だった。


閣下は愛機、MS-06のコクピットに立った。


>>951
【ガトー少佐。
 この人の世において、あるのは必然と偶然、そして誰が何をしたかだけだ。
 分かるな?】


私は背筋を伸ばした。


「我々の意志を君と星の屑に託す。
 あとは頼んだぞ」


「はっ!必ず!」


一瞬、ビッター閣下の表情が柔らぐ。
が、すぐにそれを引き締め、部下達へ号令を発した。


「これより敵艦を討つ!
 よそ目をくれるな!」



これまで、あの表情を私は幾度も見てきた。

ドズル閣下もそうだった。
リンデマン艦長や、第三○ニ哨戒中隊の兵士達。
ソロモンやドロワの整備兵達も。

死に直面しても恐れず立ち向かい、信念の為に身を捧げる男達の、最後の笑顔を。

そう。
彼らの犠牲の上に、私は立っているのだ。

私は走り続けなければならない。
そして星の屑を成し遂げる。

それだけの為に、今日まで生き長らえてきたのだから。




991 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2012/10/09(Tue) 04:24

>>966
(宇宙世紀0083
 10月2日 2335時)

「君にだけは話そう。
 私は近々、ある任務の為に地球、オーストラリアに降りる。
 そしてその時こそ、君もデラーズ閣下の声を聞く」


私の視線の先には誰も居ない。
ただビデオカメラがあるのみだ。

しかし、私にははっきりと見えている。
古き戦友、ケリィ・レズナーの精悍な顔が。


・・・彼は必ず来る。
何故なら、彼は生粋のジオンの戦士だからだ。

私はそれを知っている。


私はカメラの向こうのケリィに語りかけながら、
ある情景を脳裏に思い浮かべていた。




――――――――――――――――――


>>966
【「消化作業急げ!ビグロの弾薬、推進剤に引火の危険性は無いだろうな!?」
「酷い損傷だな…帰れたのが不思議なくらいだ」
「ハッチ強制解放!…パイロット負傷してます!
 重症!左手がない!担架呼べ!担架!」
「医療班こっちだ!早くケリィ大尉を医務室へ!」 】


あのソロモンの戦いでケリィは深手を負った。
その傷は、手当をした軍医も彼の生存を半ば以上諦めるほどのものだった。


しかし、ケリィの強靭な肉体は、生命の危機を乗り越えた。


宇宙世紀0079、12月30日。
ア・バオア・クー会戦を直前に控えた夜。

ケリィが意識を取り戻したとの報せが私に届いた。




992 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2012/10/09(Tue) 04:24


私はア・バオア・クーの第七ゲートに向かっていた。
そこに病院船に改装されたパプア級輸送艦が接岸している。

ケリィは負傷兵として、グラナダへ後送されるのだ。

その前にひと目でいい。
彼に会っておきたかった。


「来たぞ、ケリィ!」


ケリィはすでに集中治療室から個室に移されていた。
彼の病室は酷く狭かったが、ここも病院船とはいえ宇宙船の中には違いない。

大尉と言えども、これ以上の贅沢は言えん。

その部屋を目一杯に使うようにして置かれたベッドに、
ケリィ・レズナーは横たわっていた。


「死にかけの男を見舞う暇があるのか?

 今は一分でも惜しい状況だろう。
 新しい上司に睨まれても知らんぞ」


ケリィの全身には包帯が巻かれている。
だが、在るべき左腕がない。

しかし、彼の目は生の活力に満ちている。
そこには、いつものケリィ・レズナーが居た。


「フン!相変わらずの憎まれ口だな!
 だが安心したぞ!
 その様子ならば、半年もすれば戦列に復帰できよう」


「半年もかかるものか!
 二月もあればいい。
 それで復帰してやる!」


ケリィがいずれパイロットとして復帰する。
私も彼自身も、それを毛の先ほども疑ってはいなかった。




993 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2012/10/09(Tue) 04:25

いや、私は軍医から聞かされていた。
左腕を失ったケリィが、パイロットに復帰できる事はないだろうと。

無論、軍医はケリィにもその話をしたに違いない。


だが、私達にとってそれは馬鹿げた予測に過ぎなかった。

確かに、ケリィは片方の腕を失った。
しかし、まだもう片方の腕が残っている。

何よりも、彼自身の闘志が衰える事なく燃え続けている。


ならば問題はない。

ケリィならばなんとかするだろう。
そして、戦士としての闘争本能のままに戦い続けるだろう。

その心臓が、敵によって砕かれるまで。


笑いを収めたケリィが、まっすぐに私を見る。
そして言った。


「ガトー。
 俺もいずれ貴様に追いつく。
 それまで待っていてくれ」


私は差し出された手を強く握り絞めた。




――――――――――――――――――


私の手には今も、あの時の彼の手の熱さが残っている。

私は手を握り締めた。

そして再びカメラへと向い、語りかけた。

この念が、彼に届く事を願いながら。



「捲土重来。
 またソロモンの時のように、轡を並べよう。

 良き返事が戻らん事を信じている。
 親愛なる、ケリィ・レズナー大尉へ」


ケリィ。
いつまでも待つぞ。

私は誰よりも、君を知っているのだから。




994 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2012/10/09(Tue) 04:26
>>913>>935>>973


(宇宙世紀0079
 12月31日 2215時
 ア・バオア・クー、Sフィールド)


そのパイロット達は、私の相手をするには未熟でありすぎた。
私のゲルググに動きについて来れず、つい棒立ちになる。



「連邦の雑魚どもが!!」



抜き放ったビームナギナタを振り下ろす。

袈裟懸けに両断されたジムが爆発するより早く、
私はフットペダルを蹴り上げ、操縦桿を真横に引き倒した。


急旋回。


真横へ一回転を終えると、横一文字に腹を引きかれたジムが爆発する。


三機目のジムは、ようやく自分の身の危険を悟ったようだ。
慌ててスラスターを吹かし、離脱を図る。


だが、もう遅い。
そして、あまりにも機動が直線的に過ぎる。

その場を離れたい一心でそうしているのだろうが、その動きでは・・・


「万に一つも外すものか!」


ジム三機を撃破。
この間、五秒ほどであったろう。

まさに鎧袖一触とはこの事だ。


だが、気を抜くわけにはいかん。

連邦はソーラ・レイの一撃によって、主力隊を喪失したとは思えぬほどの物量で攻

勢をかけてくる。

この波状攻撃に、さすがの我が軍も疲弊し、消耗しつつあった。



我が第三○二哨戒中隊は、すでに敵モビルスーツを三十機以上撃破している。

だが、こちらもニ機を喪失し、さらにニ機は被弾・後送された。
また、ケンプ中尉指揮の三機をドロワの直掩へ回している。


今、この場に踏みとどまって戦闘を続けているのは五機に過ぎない。
他の部隊の状況も、似たようなものであろう。

我が母艦ドロワの搭載機は二百機を超えていたが、
はたして、どれほどが健在であるのか・・・。


・・・だが。
だからこそだ。

私の心にはかつてないほどの闘志が湧いてくる。
武人にとって、これほど戦い甲斐のある戦場はあるまい。


しかし。
その通信がもたらされたとき。

ア・バオア・クーの陥落と、ジオンの敗北は決定的になっていたのだ。




995 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2012/10/09(Tue) 04:27

それはア・バオア・クーの防衛総司令部からの通信だった。

曰く、
”ドロワ及び諸隊は、第二防衛ラインを放棄し、ただちに後退せよ”


だが、その後も指令は入り続けた。


”Sフィールドのモビルスーツ隊は全機発進。
 敵に対して総攻撃を敢行せよ”


”総帥よりのご命令である。
 今はまだ総攻撃の時期ではない。
 戦力を温存しつつ後退せよ”


”全機戦闘を停止し、戦域より撤退せよ”


・・・これは何だ。
一体何が起きている!?

防衛司令部より相反する指令が乱発されるなど。
あり得ざる事だ!

まして、撤退せよとはどういう事か!


いや、最後の指令は防衛司令部からではない。

戦艦グワデン?
デラーズ大佐が?


そのとき、コクピットに警報が鳴り響いた。
飛来する高エネルギー反応。


気付いた時には遅かった。


私のゲルググは、ライフルごと右腕を吹き飛ばされた。



「抜かった!」


そのビームは私を狙って放たれたものではない。
単なる流れ弾だった。

だが、それだからこそ回避が難しい。
このような意図をもたぬ一撃こそ、予測しづらいものなのだ。


それでも普段の私ならば、難なく回避しえたはずだったが、
奇妙な通信に気を奪われていたために、ほんの一瞬だが反応が遅れた。


運が無いと言えばそれまでかもしれん。

しかし、一瞬の油断が命取りとなるなる戦場に居ながら、
迂闊であったとは認めざるをえん。


母艦のドロワは遠い。

とはいえ、近くの艦の中で、ザクやドムだけではなく、
新鋭のゲルググをも整備しうる設備と予備パーツをも保有する船など・・・


その私の目に、真紅の船が映った。


「・・・あれは、グワデンか!
 よし、あの艦ならば!」


私はバウマンら残りの部下にグワデンへの後退を命じた。
彼らも手持ちの残弾が僅かになっており、早急な補給が必要だったからだ。



996 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2012/10/09(Tue) 04:28

「しかし、連邦め。
 よもやここまでやるとはな」


一時的にとはいえ、敵を前にして後退をするというのは
気分の良いものではない。

まして、愛機を損傷させての後退とあっては。


「ですが、我々にはまだお迎えは来んようですな。
 これでは死神よりも先に、ケンプのむさ苦しい面を拝むハメになりそうです」 


通話用モニターに映し出されたのは、最も信頼する部下の顔だった。


クラウス・オットー・バウマン中尉。

普段はそう口数の多い男ではない。
だが、私が気落ちしていると思ったのだろう。
珍しく軽口を叩いた。


たしかに、多少の気落ちはあったのかもしれない。

私は彼に感謝した。

そして改めて思う。
彼は、私には過ぎた部下だと。

このように配慮が細やかで、部下への目配りも利く。
また、骨惜しみをせず、良く働く。


「ふん、今頃はケンプもそう思っているだろう。
 奴も簡単にはくだばるまい」


私も冗談で返す。
部下に心配されているようでは隊長失格だからな。


しかし、まずはすべき事をせねば。
今は補給と整備を終える事を考えよう。

敵を存分に薙ぎ払うのはその後でいい。



「大尉!
 九時方向から敵機!」


カリウスが叫んだ。



997 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2012/10/09(Tue) 04:28

「ちっ!
 六機か!」


しかも、あの機動は・・・。


「手練だ!
 モーデル、ユーリ!
 残弾の少ない貴様達はグワデンへ行け!

 私とバウマンが敵へ突入する!
 カリウスは援護せよ!」


指令を受けて、部下達が散る。
彼らはあれだけの戦闘を重ねながら、なおも衰えぬ鮮やかな動きを見せる。


見事と言っていい。

だが、問題は私自身のゲルググにあった。
片腕を失い、バランサーに異常を来している。

速力を上げての急機動に、機体がどれだけ耐えられるのか。

・・・しかし!



「この程度の事で連邦ごときには!」


私はスロットルレバーを限界まで押し込んだ。
ゲルググは砲弾のように加速し、私の身体がシートにめり込む。

急速に接近するジムに向かって、ビームナギナタを突き刺す。



爆発。

残りのジムは左右に散った。
これまでの敵と比べ、明らかに反応が早い。

しかし、その一機をバウマンが正確な射撃で撃ち落とす。


私のゲルググは再び加速。
逃れようとしたジムとの間合いを詰め、斬りかかる。


今度のジムは私の斬撃をシールドで防いだ。
シールドを吹き飛ばされたジムはビームガンで反撃してくる。

回避しつつ後退。
下がった私に代わってバウマンが前に出る。

私を追おうとしていたジムは、バウマン機への対応が遅れた。


バウマンのバズーカ弾を受けたジムが木端微塵になる。



「懐かしいな!
 こうして貴様と轡を並べるのは、ルーデル少佐の小隊に所属して以来か?」


「あの頃は私と隊長が少尉、ルーデル少佐は中尉でしたな」


今は同じ中隊とはいえ、それぞれ部下を抱える身だ。
直接、共同で敵機を撃墜するのは久しぶりだった。

だが、昔取った杵柄というものだろう。
我々の連携は、連邦のモビルスーツ隊を圧倒しているように思えた。
 

その後も我々は優位に戦いを進め、カリウスが一機を撃墜。
更にカリウスの背後を取ろうとした敵を私が斬り捨てた。


だが、その刹那。



>>973
【ひゃははは〜!どうだ!?この俺をナメんじゃねえ!! 】


破片と爆光のヴェールを突き破るようにして、
最後のジムが突入してきた。



998 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2012/10/09(Tue) 04:29

速い!
隊長機か?

このジム部隊の練度は連邦にしては驚くほど高かったが、
今突入してきた敵の動きは突出していた。


「ちっ!」


スロットルレバーを目一杯引き、フットペダルを踏み込む。
逆加速しつつ、ゲルググの両脚を振って回避行動を取る。


しかし、この敵はそれに動きを合わせ、銃撃を浴びせてきた。

シールドで防御。
ビームは鋼鉄の盾を溶解させる。


私はシールドを投げ捨て、急加速に転じた。

一気に敵との間合いを詰め、ビームナギナタを振りかざす。
同時にバウマンがジムの後ろを取ろうと回り込む。


必殺の布陣だ。

いかに手練であろうと、これならば!!


だが、ここで敵は急反転した。

銃口からビームが迸る。
おそらくは狙いを定めたものではあるまい。

バウマンが背後に回り込むであろうと予測し、
タイミングを合わせて撃ったのだ。


ビームは、バウマン機を貫いた。


>>935
【クッ、油断したか・・・。
 大尉、やはり我々のチームプレイには・・・
 ブランクが・・・あったようで・・・ 】


バウマンの声が途切れた。


「おのれ・・・
 おのれぇえええ!!!」


私は飛んだ。
友を奪った敵を、地獄へ叩き落とす為に。



999 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2012/10/09(Tue) 04:29

グワデンに着艦した我々は、満身創痍だった。
連戦で疲労甚だしく、機体の損傷と損耗も著しい。


そして・・・
バウマンを喪った。

しかし、その喪失感に押しつぶされるわけにはいかない。


我々はまだ戦える。
死んだ同胞の分まで戦い、勝利せねばならんのだ。


「ゲルググの補修を頼む!
 応急で良い!
 それと、火器を!
 バズーカでもマシンガンでも構わん!」


グワデンの整備兵は明らかに困惑の色を浮かべた。
だが、断固として言った。


「駄目です。
 撤退命令が出ているんです。
 修理は認められていません!」


やはり。
グワデンの艦長、デラーズ大佐からの撤退命令は間違いではなかったのか。


「どういう事か!
 我が軍には、まだまだ戦力が残されている筈ではないか!」


しかし。
ここで整備兵を詰ってもはじまらぬ。

他に使える機体を探した私の視線の先に、一機のドムがあった。


それはひと目で分かる状態の良さだった。
この激戦の最中、あれを使わぬ手は無い。


>>913
【大尉?どうしましたか?
あのドムですか?一応稼動はしますが……って!?
大尉!ダメですったら!撤退命令が出てるんですよ! 】



止めようとする整備兵を無視し、私はドムに取りついた。
そして、コクピットハッチに手をかける。


「待て、ガトー!」


鋭く、威圧感に満ちた声だった。
そして声の主は、私の腕を掴んだ。

だが、私とて引くわけには行かぬ。
私は声の主――グワデン艦長、エギーユ・デラーズ大佐へ訴えた。



「何故です!
 今出撃しなければ、ドロワは!
 ア・バオア・クーはどうなります!?」


「貴公の母艦、ドロワは沈んだ。
 直掩隊も奮闘したが、全滅したそうだ」


馬鹿な、あのドロワが沈んだと言うのか!
では、ケンプ達は!

だが、デラーズ大佐は更なる悲報を告げた。



「我が総帥、ギレン閣下も亡くなられた」


ギレン総帥が・・・亡くなっただと?

それでは、この戦いはどうなる!
ジオンが滅びるというのか!?

では、今までの戦いは・・・
死んだ同胞達に、なんと言えばいいのだ!



「ならばなおの事!
 生き恥を晒すわけには行きません!
 私は行きます!」


「ならん!」


大佐は私の腕を、凄まじい膂力で抑え込んだ。


「ここで死んで、貴公の気が晴れたとて、それに何の価値がある!」


「ですが・・・!」


「ガトー、良く聞け。
 我らは生きなければならん。
 生きて、総帥の志を継がねばならんのだ。

 死んでは何事も成す事は出来ぬ。

 たとえこの先何年かかろうと、どれほどの屈辱に塗れようと、
 生き抜き、時を待ち、力を蓄えるのだ」


デラーズ大佐は一語一語を噛みしめるようにして言った。
掴まれた腕を通して、大佐の無念が刺さるほどに伝わってくる。


だから、私は理解した。
大佐の言わんとしている事を。

大佐は私を説得しようとしていたが、それ以上に、
自分自身を納得させようとしていたのだ。


そして大佐は言った。
その声は、静かで、穏やかでさえあった。



「生きてこそ得る事のできる、真の勝利の日まで。
 その命、儂が預かる!」



私は、デラーズ大佐の言葉を受け入れ、そして信じた。
真の勝利を得る日。

それがいずれは現実のものとなるであろう事を。


理屈ではない。

大佐の真摯な情熱と覚悟が、私にそうさせたのだ。




1000 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2012/10/09(Tue) 04:30
――THE LAST BATTLE CRY――

【宇宙世紀0083
11月10日 1410時
コンペイトウ近海、暗礁宙域】


ペール・ギュントの信号弾に送られた我々は、
ソロモンの裏手、暗礁宙域を疾駆している。

そこには一年戦争時の残骸が無数に漂っていた。


残骸?
いや、墓標だ。

あの戦いで死んて行った多くの戦士達の。


そして私には聞こえる。
今こそ無念を晴らせと。


それにしても、あれから三年たったのか。


改めて思えば、ここまで来るのに、
随分時間がかかったように感じる。

だが、この戦いを始めた時の事、
その後の日々の事を忘れてはいない。


我々の歩みは、決して早くはなかった。
数か月に渡って不在になる事も度々であった。


それでも。

ここの戦士達は、私が戻るたびに温かく迎え入れてくれた。
彼らの存在があったからこそ、私はここまで辿りつけたのだ。



戦友たちよ。



君達と共に戦い抜けた事を誇りに思う。
私は君達を決して忘れはしない。



私と君達は、これからは遠くに離れる事になるのかもしれん。
だが、私は常に君達を想っている。


そして、君達の未来に、栄光の日々が来らん事を願っている!


だが、その為に!
戦友として、これだけは言っておく!



戦 え ! !



何があっても、己が正しいと信じた道を進め!


自分の為に!

夢の為に!

家族や愛する者の為に!


目の前に、どれほど高い壁が立ちはだかろうと!
君達の意志は、必ずそれを凌駕できる!

君達自身が諦めぬ限り、上限を決めてしまわぬ限り、
どこまででも飛ぶ事が出来るのだ!


何度壁に跳ね返されようと、立ち上がるのだ!
そうすれば、必ず勝利する事が出来る!



そう。
真の勝利を掴むその日まで・・・

私の魂は、君達と共にあるのだ!



「ぬおおおお!!」


私は操縦桿を引き上げた。
ガンダム二号機は猛然と駆け上がる。


そして、ポイントゼロへ。
ソロモンと連邦艦隊、それらを一望できる位置へ私は来た。


ついにこの日が来たのだ。
真の勝利を得る、その日が!!




再びジオンの理想を掲げるために!


星の屑成就のために!



ソ ロ モ ン よ !

 
私 は 帰 っ て 来 た ! !




1001 名前:1001 投稿日:Over 1000 Thread
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。

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