殺したいという衝動を軽く起こしすぎじゃない？？

18 名前：メサルギア 投稿日：2005/05/21(Sat) 20:43

>>17

そういう意味じゃなくて、殺しても何も厭われないのなら、誰か必ず俺の事を殺したいとは思うだろうし、むしろ今でも誰か一人くらいは思っているだろうな。

だけど、それはそれだけの話、分かりきっていると思うけど、人間は生まれてから必ず誰かから恨みを買う、憎しみを持たれる。殺意を見せられる。どんな人間でも。

英雄は短命、とよく言われる。其れは、英雄と呼ばれる人間は、何か偉大な事をやり、それにより誰かに殺意を持たれた―其れも、実行に移してしまうほど大きな―だけの事だ。

出る杭は打たれる、という事だな。だからと言って俺はケネディやガンジーを否定はしない。彼らがやったことは、確かに多くの人間から賛美され、そして評価されたからだ。

例えがマイナー（？）で分からないかもしれないが、人間の殺意・衝動なんてそんな物だ。何時の時代でもありえる。其れをどれだけ抑えられるかが人間の理性と呼ばれる物だが。

もう一度言う。生まれながらにして誰でも殺意は持つし、持たれる。

例えば、君の隣の家の人間が、宝くじでも何でもいい、一億円手に入れたとしよう。

どうして、隣の人間が恵まれ、自分は恵まれないのか。

例えば、君が、花を一つ抜いたとする。

そのとき、どうして、隣の花は抜かれず、手に持った花は抜かれたのか。

人生とは、そんな理不尽さで溢れている。

理不尽さが、人間の思考を生み、殺意を生み、または善意と呼ばれる意思を生んだ。

誰からも憎まれない人間は居ない。よって、殺意は日々何処かで起こるもの、起き過ぎと言う答えは存在しない。

確かに、過去よりも殺人事件は増した。だが同時に、人間の数も、日々上昇しているのも事実だろう？

そういうことだ。人間が増えれば、当然やる事すべての数そのものが底上げされる。

善意だろうと悪意だろうと、それが増える。自然な流れとは思わないか？

確かに、悪意と殺意、他人に迷惑をかける、他人を貶す、他人を傷つける・・其れを根絶するのは一種の目標かもしれない。

だが、実際にはそれは不可能なのだ。なぜなら言ったとおり、人間は生まれながらにして、殺意を抱かれ、時に抱き、そして悪に染まり、善に勤しむ。

だからと言って俺は諦めろとは言わない。其れをやめてしまった途端に、ありとあらゆる秩序が崩れる。世界中でガタが現れる。そして世界は文字通り永遠の終焉を迎えなければ成るまい・・。

同族・・いや、自分以外の存在を自分で操れると思うのは、人間の悪いところだ・・。

俺は誰も操ろうとは思わない。単に物事に素直なだけだ。だが本当に殺したいと思っても、殺しには移さない。俺の中のモラルと呼ばれる感情が、がっちりと衝動を食い止めてくれるから。

何か訴える様な文章でさぞかし醜いだろうが、我慢して欲しい。

何も殺意と於かなくても良い。物が欲しい、～を動かしたい、～を知りたい・・全ての欲求が、大部分で通じる。

其れが善い事でも悪いことでも。むしろ、善悪は人間が勝手に作った仕切りでしかなく、本当は誰も、その本質を知る由は無い。

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