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究極の雑談

1 名前:__{ねむぃ〜 投稿日:2004/09/14(Tue) 18:02
マジ雑談。
たOOす
かOOら
ふOOわ
こOつ
あとほかに誰かいたかな〜?
忘れとったら許せ。

852 名前:トミー ◆.kOtPOv2 投稿日:2006/08/30(Wed) 13:24
馬小屋の本名公開中

853 名前:りな ◆zsePWyT. 投稿日:2006/08/30(Wed) 13:25
TEL戻ってる・・・

854 名前:トミー ◆.kOtPOv2 投稿日:2006/08/30(Wed) 13:25
馬小屋

855 名前:トミー ◆.kOtPOv2 投稿日:2006/08/30(Wed) 13:26
  

856 名前:トミー ◆.kOtPOv2 投稿日:2006/08/30(Wed) 13:26
緑色ってやっぱシックリこないなぁー

857 名前:りな ◆zsePWyT. 投稿日:2006/08/30(Wed) 13:27
馬小屋ァァァの名前は?

858 名前:りな ◆zsePWyT. 投稿日:2006/08/30(Wed) 13:27


859 名前:トミー ◆.kOtPOv2 投稿日:2006/08/30(Wed) 13:28
でも青にするときはやっぱあの EメールじゃないとW

860 名前:りな ◆zsePWyT. 投稿日:2006/08/30(Wed) 13:28
えぇー

861 名前:りな ◆zsePWyT. 投稿日:2006/08/30(Wed) 13:29
ヤッホォーイ!!

862 名前:トミー ◆.kOtPOv2 投稿日:2006/08/30(Wed) 13:30
 

863 名前:トミー ◆.kOtPOv2 投稿日:2006/08/30(Wed) 13:30
誕生日おめでとーーー

864 名前:りな ◆zsePWyT. 投稿日:2006/08/30(Wed) 13:31
おー!!見てくれた!!ありがとー

865 名前:トミー ◆.kOtPOv2 投稿日:2006/08/30(Wed) 13:31
誕生日プレゼントはやっぱ金だろぉー

866 名前:りな ◆zsePWyT. 投稿日:2006/08/30(Wed) 13:33
ナンデヤネーン!!金には不自由しとらん

867 名前:トミー ◆.kOtPOv2 投稿日:2006/08/30(Wed) 13:33
金持ってますよ発言!

まぁー俺も今は不自由してないけどねぇーw

868 名前:トミー ◆.kOtPOv2 投稿日:2006/08/30(Wed) 13:34
ねぇー恐い話聞けるTEL番知ってない?

俺前は覚えてたんだけど

わすれてさぁー

869 名前:りな ◆zsePWyT. 投稿日:2006/08/30(Wed) 13:34
金持ってますもんw
今はってめっちゃ微妙・・・

870 名前:りな ◆zsePWyT. 投稿日:2006/08/30(Wed) 13:35
えぇー知らない

871 名前:トミー ◆.kOtPOv2 投稿日:2006/08/30(Wed) 13:35
んーー思い出せない

872 名前:りな ◆zsePWyT. 投稿日:2006/08/30(Wed) 13:36
ンー?そんなトコ知らないナァー

873 名前:トミー ◆.kOtPOv2 投稿日:2006/08/30(Wed) 13:37
そのころ私は、大手警備会社に所属していた。
この話は、同僚の警備員Cが話してくれたものである。

彼は阪神高速道路の夜間集中工事の警備の応援ため東京から神戸へと出張していた。
応援と言っても作業自体、難しい物でも無く、東京でよく行われている高速道路の集中工事とさほど変わるはずもなかった。
高速道路上で工事車両と一般車両の接触事故が起きないように、高速道路の車線を規制する-------それだけのことであった。
ただ一般の道路工事と違うのは、作業が高速道路上のため、トイレや食事で高速道路を降りる訳にはいかない。
そこで、作業員はあらかじめ食事を持参し高速道路上の安全な場所で食べ、トイレは工事終了まで、ひたすら我慢しなければいけなかった。

その日もCくんは、工事帯の中程で、工事車両の出入の管理をしていた。
夜8時から始まった工事はいつしか真夜中になっていた。
すると、工事帯先頭にいるはずの新人のSが、彼の方へと泡を食って走ってきた。
Sの持ち場は工事帯の先頭で誘導灯を振り、走ってくる車に工事帯の存在を促し、工事帯へ車両が突っ込まないようにしなければならない最も重要な場所である。
そこを、勝手に離れた事にCは怒鳴った。
「こらS! すぐに戻れ! トイレだったら我慢しろって言っただろ!」
しかし、Sは違うとばかりに、大きく首を横に振りながら走ってくる。
「ちゃうんす!せんぱい!、お・お・俺、みちゃったんです!」
しかし、CくんはSのいいわけを聞こうとしなかった。
「いいから、戻れ!」
しかしSは、Cのもとに来ると、半べそをかきながら、
「イヤっす。出たんすよ!だから、あそこはイヤです。」
と訳の分からない事を言ったまま、持ち場に戻ろうとしない。
仕方なく、CくんはSにその場を任すと、自らSの持ち場である工事帯先頭へと向かった。
幸いSのいない間に問題はおきておらず、急いでCくんはSの代わりに誘導灯を振り始めた。
      ※      ※      ※
…1時間を過ぎても何ら異常や変化はなかった。
「あいつ、何が嫌だったんだろう?」
Cくんがそう思っていたそのときであった。
中央分離帯の柵の上で何かが動いた。

「えっ?!」

それは、中年の男だった。
服装からしても作業員ではない。
カッターシャツを着た男が柵の上からこちらの車線を伺っている。
「車両トラブルか?」
反対車線で車にトラブルか何かが起きて、Cくんから20メートル程前にある「緊急用電話」に男は向かおうとしている、そう彼は思った。
しかし、車の流れは、深夜になり少なくなっているとはいえ、ほとんどの車は時速100キロ近くを出している。
遠くに見えている車も、あっと言う間に目の前を通り過ぎて行く。
そんな中を「緊急用電話」を求めて車線を横断するのは危なすぎる。
「おい!危ないぞ〜っ!!動くなぁ!」
Cくんは、叫んだ。
しかし、その声は男には聞こえてはいない様子だった。
男は、一瞬「ゆらっ」としたかと思うと、こちらの車線へ降り立ちゆっくりと「緊急用電話」へと歩き始めた。
「危ないから戻れ〜!!」
Cくんはありったけの声を出して叫んだが、男には聞こえていない様子だった。
そこに、けたたましい轟音と共に大型トラックが走ってきた。
トラックは男に気づいていないのか、一向にスピードを落とす気配はない。
そしてトラックのヘッドランプが男を照らしだした。

「あっ!」

その瞬間、男はヘッドランプの光に溶けてしまうように、すっと消えてしまった。
トラックは何事もなかったかのように、彼の横を通り過ぎていった。
Cくんは目の前で何が起こったのかわからずに呆然としていた。
そして、Sの言っていた言葉を思い出し身震いした…。

「あいつ、このことを言っていたのか…」
Cくんが、気を取り直して仕事を続けようとしたそのとき、ふたたび中央分離帯で何かが動くのを見た。

…さっきの男が柵の上でゆっくりとこちらの車線を伺っていた…。



※ 補足事項
この話は、この工事に関わった複数の同僚から似た話を聞くこととなった。
中には、大勢の人間が行列をしながら数分に渡って横断していたと言う話もありしばらく会社ではこの話で持ちきりとなった。
しかし、原因は不明のまま、この場所は3ヶ月後、阪神淡路震災で大破した。

874 名前:りな ◆zsePWyT. 投稿日:2006/08/30(Wed) 13:38
ンー?

875 名前:トミー ◆.kOtPOv2 投稿日:2006/08/30(Wed) 13:39
きゃぁーーーーー!!

876 名前:りな ◆zsePWyT. 投稿日:2006/08/30(Wed) 13:41
キャァーーー

877 名前:トミー ◆.kOtPOv2 投稿日:2006/08/30(Wed) 13:41
たいしてってか全然こわくねぇーーw

878 名前:トミー ◆.kOtPOv2 投稿日:2006/08/30(Wed) 13:41
「霊というのは、なにもひと気のない寂しい場所に限って現れる」
というものではないらしい。

これは、私の部下『N』が東京・渋谷駅前のスクランブル交差点で体験した話だ。
その日も彼は、いつものように営業の外回りから会社に戻る途中であった。
まだ明るい夕方。
Nはその交差点で、向い側で信号待ちをしている人だかりを何気なく見ていた。
ふと、その中の一人の女性に眼が止まった。
年の頃は二十歳位、髪を肩までのばし真朱なコートを着たN好みの女性だったという。
(私に言わせると、Nに好みなど無いような…。)
『うわーっ。いい女だなあ。あんな彼女が俺にもいたらなあ…。うふふふふっ。』
本能のままNはそう思った。
やがて、信号が赤から青に変わり四方から一斉に人の流れが動き始めた。
彼女も人の流れに乗ってこちらへ歩いて来る。
Nは、わくわくしながら、少しずつ彼女の方に軌道修正をしながら歩いて行った。
あわよくば声を掛けてお茶にでも誘おう、などと思ったらしい。
Nは、歩く速度を早めていった。
彼女もこちらへと向かって来る。わくわく、どきどきの瞬間が迫ってきた…。
が、Nははたと足を止めた。
なにか、彼女の様子が変なのだ…。
彼女の後から、早足で交差点を渡り切ろうとする男がやってくる。
人の流れをぬうようにこちらへと…。
男が彼女の背後に近づいた次の瞬間、男は彼女の体を突き抜け飛び出して来たのだ。
Nは慌てた………。
そして、彼が呆然としている目の前で、次々と周りの人も彼女を突き抜けていった。
もう、Nの頭の中には声を掛けるなどという選択肢はなく、一刻も早く彼女の脇を通りぬけるこの直線から離れることしか無かった…。

真朱なコートが、Nの脇をまるで、空気が流れるかの様にスーッと通り過ぎていった。
そして、四方からの人の流れがぶつかり、交じり、真朱のコートはその波の間へと消えていった。
Nは渡り切った交差点を暫くの間、声も出せずに眺めていた。
しかし、再び真夏の夕方に真朱なコートを見る事は無かった…。
         *     *     *
それから半年後。外回りから帰って来たNが興奮しながら私にこう話した。
「課長!課長! 今しがた、例のあの真朱いコートの女を見かけたんですよ。
参ったよなあ…。今度会ったら、正面から彼女に『ブチュッ』と飛び込んで、突き抜けてみたいと思っていたのに…。あと、5メートルってところでスーッと消えちゃうんですよ。」
「………!………」
「汚ったねえよなあ。よーし、絶対に今度こそはガンバルぞ!。」


…私は絶句した。


[余談]
Nの話だと、この他にも老紳士や彼の好みでない女性等、数人の霊が信号待ちしているのを確認済みとの事であり、ひどいときは1週間に1人位の割合ですれ違うそうである。

879 名前:りな ◆zsePWyT. 投稿日:2006/08/30(Wed) 13:42
キョワー

880 名前:トミー ◆.kOtPOv2 投稿日:2006/08/30(Wed) 13:44
この話は後のほう読むとキモイ部下がいるってことしかわからねぇーーw

881 名前:りな ◆zsePWyT. 投稿日:2006/08/30(Wed) 13:45
まじっすヵ

882 名前:トミー ◆.kOtPOv2 投稿日:2006/08/30(Wed) 13:45
JR京葉線・新日本橋駅に部下『N』のと二人でいた時の話である。
私たちは一番後ろの車両に乗りたいと、下り線ホームの東京駅に一番近い側に立っていた。
その壁際のところに、奇妙な人の形をした染みがあるのに私は気がついていた。
「気味が悪いなあ。まるで女性が手招きしてるみたいじゃないか。」
なあ、と同意を求めて振り返ると、後ろで部下がうずくまってしまっている。
「どうした。」
「課長…助けてください。」
この部下は、ものすごい霊感の持ち主だった。そういう場所、そういうものにあうとすぐわかる。
「どうしたっていうんだ。」
「ひっぱられるんです、助けて。」
うずくまり、上体は後ろに反らしているというのに、彼の足はズズ、ズズ、とホームの方へずれて行くのである。
真っ青になった私は、とにかく彼を壁の方に引いて、ホーム中央に移動した。
彼が引きずられた距離はたかだか15、20センチだが、あのままではいずれ転落だったはずだ。
「何があったんだ。」
「課長、あの染み、見ました?。」
「ああ、人の姿みたいで気味悪いやつな。」
「…あの染み、女の人なんですよ。」
「え?。」
「あー、いるなー、と見てたら、目があっちゃったんです。
そしたら壁が一面無数の手になって伸びてきて、ぼくのことひっぱったんです。
…あれはすごく悪いものです。普通の人も近寄らない方いいですよ。」
部下は震えていた。


その後、新日本橋駅は改装されて、問題の染みも上から塗り直されたのだが、最近私はまた見てしまった。
塗り直した上に、人の姿の染みが再び浮きだしているのを…。

883 名前:トミー ◆.kOtPOv2 投稿日:2006/08/30(Wed) 13:47
これはまぁーまぁーだなw

884 名前:トミー ◆.kOtPOv2 投稿日:2006/08/30(Wed) 13:47
さっきのにくらべたら恐い話になってるw

885 名前:りな ◆zsePWyT. 投稿日:2006/08/30(Wed) 13:48
イェーイ

886 名前:トミー ◆.kOtPOv2 投稿日:2006/08/30(Wed) 13:48
私が以前、勤めていた会社での話である。
会社は東京・高田馬場駅からそう遠くない繁華街の、少々古びたビルの6階にあった。
このビルには 、いつからか6階トイレに夜中、何かがいるという噂が誰いうとなく広まっていた。
しかし、実際にその何かを見たなどという具体的な人物の話もなく、この手のビルによくある怪談話のひとつであろうと誰もが思っていた。
ある日、ビルの管理会社がトイレの芳香剤を従来の床置き型の物からトイレットペーパーのホルダー型の物に取り替えた。
これはペーパーを押さえる軸の部分に芳香剤とセンサーが入っており、ペーパーを引き出すたびに香りが漂い数種類の音楽が流れる仕組みの物であった。
これが結構会社の中で評判となり、トイレを出たあと何の音楽が鳴ったのか皆で話したりするのが流行ったのだった。
しかしその一方、良くない評判も次第に広がり始めた。
夜中、一人で泊まっていると誰も居ないはずのトイレの中からトイレットペーパーを引き出す音とともに『メリーさんの羊』が聞こえてくるというのだ。
噂は会社中にあっという間に広がり、以来夜間勤務を希望する社員が激減!
夜間勤務を希望する者が1人もいなくなる日がしばしば起きる有様であった。
そこで会社側は夜間勤務を従来の希望者制から当番制へと変更し、強制的に夜間勤務を全社員に義務付ける事にした。


そしてある冬の日、夜間勤務の順番が私にまわって来た。
部下は早々と帰宅し、私はひとりで溜まりに溜まった書類の整理に追われていた。
ふと時計を見ると時間は夜中の2時になっていた。
空腹になった私は机の中から買い置きのパンを取り出し少々遅い夜食を食べ始めた。
2個目のパンを頬張っていたときであった。有線の音楽ではない、奇妙なメロディーが廊下の向こうから聞こえている。
それは紛れもなくあの『メリーさんの羊』であった。
とっさにトイレへと走って行く。
しかし私がトイレの入口まで来るとメロディーは突如ピタリと止んだ。
今夜、夜間勤務をしているのは、たしか私1人で、このフロアーには誰も居るはずはない。
念の為にトイレの中に入り、入念に人気の確認をしたがやはり誰もいない。
つい先程まで鳴っていたはずのペーパーのホルダーも確認した。
しかしホルダーの何処にも異常はない。
メロディーを鳴らすセンサーにおいては、空調から出る風程度の振動や、少々つついた程度の衝撃では反応すらおこらない。
- おかしいな。気のせいだったのだろうか… -
何の変化も見出せない私は、仕方なく事務所へ戻るべくトイレを後にした。
1歩2歩踏み出した私の背後から『メリーさんの羊』が静かに聞こえてきた…。

         ×   ×   ×

後になってから聞いた話だが、以前このビルに管理会社が入る前はオーナーが
屋上にプレハブを建てて住んでいた。
ある夜中、トイレへ行こうとオーナーが屋上から最上階である6階のトイレへと降りていった。
しかしその途中で階段を踏み外し、その拍子に心臓発作を起こした。
そして翌朝トイレの前に変わり果てた姿で倒れていたのを従業員に発見されたという。

- 『メリーさんの羊』を鳴らしているのが、このオーナーかどうか今となっては知るよしもない -
あれから数年。あのビルでは、今夜も『メリーさんの羊』が流れているのだろうか。

887 名前:りな ◆zsePWyT. 投稿日:2006/08/30(Wed) 13:50
・・・・・

888 名前:トミー ◆.kOtPOv2 投稿日:2006/08/30(Wed) 13:51
これはオーナーの死に方がショボイから恐くないなぁー

889 名前:りな ◆zsePWyT. 投稿日:2006/08/30(Wed) 13:52
イェース

890 名前:トミー ◆.kOtPOv2 投稿日:2006/08/30(Wed) 13:52
メリーさんの羊ってなんかありきたりだし

891 名前:トミー ◆.kOtPOv2 投稿日:2006/08/30(Wed) 13:53
俺的にオペラ系の音楽が流れたら恐いなぁ



892 名前:りな ◆zsePWyT. 投稿日:2006/08/30(Wed) 13:53
オーペールァ!!

893 名前:トミー ◆.kOtPOv2 投稿日:2006/08/30(Wed) 13:54
交響曲第9 とか流れたら俺恐いなぁー

894 名前:EMU ◆FCRjjonc 投稿日:2006/08/30(Wed) 13:55
エヴァでよく流れました

895 名前:トミー ◆.kOtPOv2 投稿日:2006/08/30(Wed) 13:55
>>894 やっぱな予想道理来ると言うと思った

896 名前:りな ◆zsePWyT. 投稿日:2006/08/30(Wed) 13:55
エヴァですヵ・・・

897 名前:トミー ◆.kOtPOv2 投稿日:2006/08/30(Wed) 14:08
私の高校には当時で築40年の木造校舎があった。
戦争中は兵舎として使われていた、というよりも元々兵舎用の建物だったらしい。
(○○駐屯地、○○中隊と焼印の入った備品が構内あちこちにあった)
当然ながら古い学校にはゆうれい話はつきものである。
やはり木造校舎には出るとうわさされていた。
それも兵隊のゆうれいである。

雨の日はたくさんの足音がザッザッと行軍しながら通っていくとか、その手の話は、いろいろ昔からいい伝えられていた。
つまり、何がでてもおかしくない状況だったのだ。
         *   *   *
私は文化祭の実行委員だったので、委員会室のある木造校舎によく出入りしていた。
さすがに老朽化のため、一般教室はすべて新校舎に移っていたので、普通の生徒はまずこの校舎に入らない。
しかし、人気のない気味の悪い廊下、建て付けの悪い扉や窓も全く気にならないほどに慣れてしまっていた私は、夕方暗くなっても電気をつけることなく校舎内を歩くことが可能であった。
ある日会議が遅くなり、最後に部屋をでてから、階段を降りはじめた。
一段ぬかしで元気よく降りていったのだが、最後の一段で階段が余ってしまい、
タイミングを外された私は、無様に転げおちてしまった。
下にいた友人たちはげらげら笑っていたが、しばらくして皆黙りこんでしまった。

ここの階段は普通の階段ではない。

兵舎として建てられた当時、ここから出兵してゆく兵士の縁起をかつぎ、『13』という数字を避け、あえて上12段、下14段とし、中央に踊り場を設けた。
つまり一段ぬかしで降りて、偶数の階段を余らせて転ぶことは、絶対にあり得ない。
しかも、装備を付けた兵隊が使用しやすいように、かなり幅広に作ってある階段だ、
気合を入れて飛ばねば、二段ぬかしは不可能なのである。
私たちは、文化祭や入学式で、自分のところの木造校舎を説明する時に、必ず司会者がいうおきまりの文句を思いだした。
「この木造校舎は戦前から建っている『おばけ校舎』でして、兵隊のゆうれいは出るわ、階段の数は変わるわ で、大変なんですよ。」
本当にそういうことはあるのだ・・・・・・。



そして、私が高校2年の夏、木造校舎は老朽化を理由に、取り壊された。
もうきっとゆうれいは出ないだろう…。


898 名前:りな ◆zsePWyT. 投稿日:2006/08/30(Wed) 14:08
キャァ

899 名前:トミー ◆.kOtPOv2 投稿日:2006/08/30(Wed) 14:10
築40年って計算あわなくねぇー?

だって戦争って1945の8月15日おわりだよ

900 名前:トミー ◆.kOtPOv2 投稿日:2006/08/30(Wed) 14:11
兵舎とか絶対幽霊出るわぁー

しかも木造だからさらに恐い

901 名前:りな ◆zsePWyT. 投稿日:2006/08/30(Wed) 14:12
イェーイ

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