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日本の大衆歌曲・歌謡曲の歴史

193 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2013/09/09(Mon) 21:25
☆[古賀メロディ−] と 映画主題歌(まとめ)

昭和4年(1929)の菊池寛原作の日活映画『東京行進曲』の主題歌「東京行進曲」(西條八十作詩、中山晋平作曲、佐藤千夜子歌)が、わが国の「映画主題歌第一号」とされています。トーキ‐の最初は、昭和6年6月、松竹蒲田、田中絹代主演、五所平之助監督「マダムと女房」と言われる。

今映画館はどんどんなくなってきて大都市以外殆ど見かけなくなった。昭和の初め1930年代から1950年代にかけて、まだ日本が貧しかった時代、日本映画黄金時代だった。

茶の間にまだテレビもなかった時代、どんな小さな街にも小さな映画館があって、人々の娯楽の主体はラジオと映画だった。人々はそれを心待ちしたのだ。

一世を風靡した川口松太郎原作[愛染かつら](昭和13〜14年)などたくさんある。溢れるような「古賀メロディー」、それは映画主題歌とともに、映画とともにあって、無声映画時代から戦後に至るまで、しかもとぎれなく人々の心を慰め生きる力を与えてきた。

「古賀メロディ」の特徴は、まずヒット曲が多いことである。作曲家は数多く出たが、「古賀メロディ」ほど多くのヒット曲を持つものは無いのです。

そして実は、「古賀メロディ」には映画主題歌が圧倒的に多のだ。

《東京ラプソディ》も、《緑の地平線》、《女の階級》、《人生の並木路》(日活「検事とその妹」)も《目ン無い千鳥》(日活[新妻鏡])などみんな映画主題歌。


昭和6年、松竹映画1931.2 「チャッカリしてるわね」に始まる映画主題歌には、この無声映画に始まり、戦後まで続くのは「古賀メロディ」しかない。(なお、「チャッカリしてるわね」は、関種子の「乙女心」と表裏にある。)

古賀政男は昭和53年に王貞治選手に次いで「国民栄誉賞」を与えられた。存命の人に与えられる「国民栄誉賞」が亡き後に贈られたのだが、古賀の人生が、まさに日本に「歌謡曲」というものができて、それが確立する歴史そのものであるということからも、それに値するといえるだろう。

昭和12年、テイチク時代、映画も40編を超えているのだが「映画主題歌にみる主な古賀メロディ」などを、まとめてみました。



主な古賀メロディーの映画主題歌。・・




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