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身体じゅうが痛い、不快・・身体表現性障害

15 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2013/01/18(Fri) 09:41
参考
痛みの分類について
痛みは、その機序や性質より、神経障害性疼痛、侵害受容性疼痛、心因性疼痛の3種類に分類されます。これらは、個々に独立して存在しているのではなく、しばしば重複して存在していると考えられます*。

*細川豊史:神経障害性疼痛診療ガイドブック 小川節郎編 南山堂:3,2010

神経障害性疼痛(neuropathic pain)は、国際疼痛学会(IASP)において、「体性感覚系に対する損傷や疾患の直接的結果として生じている疼痛」と定義されています。すなわち、神経の損傷あるいはそれに伴う機能異常によって起こる痛みであり、さまざまな知覚異常を伴う痛みを指します。

また神経障害性疼痛は、神経の損傷部位により、末梢性と中枢性に分けることができ、末梢性神経障害性疼痛の代表的な疾患には、帯状疱疹後神経痛、有痛性糖尿病性神経障害、三叉神経痛などが、中枢性神経障害性疼痛には脳卒中後疼痛などが含まれます。

侵害受容性疼痛(nociceptive pain)は、侵害刺激や炎症により活性化される発痛物質が侵害受容器を刺激することによって起こる痛みであり、IASPにおいて「侵害受容器が活性化することによって引き起こされる疼痛」と定義されています。
侵害受容性疼痛には肩関節周囲炎の痛み、関節リウマチの痛みなどが含まれます。

神経性障害性疼痛と侵害受容性疼痛を併せた疼痛もみられ、代表的なものに慢性腰痛、頸肩腕症候群などがあります。

心因性疼痛(psychogenic pain)は、WHOによる国際疾病分類では身体的表現性障害に分類されており、米国精神医学会のDSM-W(Diagnostic and Statistical Manual of Mental Disorders 4th edition)では疼痛性障害という項目に抱合されています。
概念的には、(1)器質的な病変がなく、痛みの原因のすべてを心理的な要因が占める場合、(2)痛みを生じる原因として器質的、身体的病変が存在するものの、痛みの訴えの説明には不十分な場合、と捉えられています**。

**細川豊史:「心因性疼痛」痛みの概念が変わった 小川節郎編 真興交易:54,2008

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