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身体じゅうが痛い、不快・・身体表現性障害

19 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2013/01/18(Fri) 10:05
<患者さんの家族がすべき努力>

*疼痛性障害の痛みは、患者さんの脳が感じている痛みで、本物の痛みです。仮病扱いして、患者さんを責めるのは筋違いです。

*患者さんに、「まだ治らないのか」とか「我慢できないのか」というようなプレッシャーを与えるのは逆効果です。ストレスは疼痛を、一層悪化させます。

*治療を妨げるような事をしない。(第一選択は、抗うつ薬による薬物療法です。中途半端な知識で、抗うつ薬の減量を忠告したり、他の習慣性のある薬や健康食品を勧めたりしないこと。)

*患者さんをいたわりすぎることも、痛みを悪化させる可能性があります。患者さんが自分でできること、今までやってこれたこと(家事など)は、患者さんに任せてください。毎日痛みについて長々と話を聞くことは、患者さんの意識を痛みに集中させるため、逆効果です。必要以上に痛みを家族の話題にしないことが重要です。



*身体表現性障害

“身体表現性障害(Somatoform Disorders)”とは、身体疾患を模倣する疾患(ただし詐病を除く)をいう。具体的には、適切な臨床検査などの検索(例えば、胃部不快感を訴える患者に対する内視鏡検査や胃X線透視造影検査など)を行っても、症状を説明できる所見がないときに診断される精神疾患である。かつては、自律神経失調症、不定愁訴、神経衰弱、ヒステリーなどと呼ばれていた疾患の多くが、現在では身体表現性障害であったと考えられている。また、冷え症、肩こり、不明熱、慢性疼痛、慢性疲労症候群などと診断されるものの多くも、身体表現性障害に含まれるであろう。歯科・口腔外科領域においては、顎関節症や舌痛症・顔面痛の多くが身体表現性障害と診断されると考えられる。

(山田和男「身体表現性障害とはなにか?」(2000年「ザ・クインテッセンス」4月号)より引用)

 ttp://orofacialpain.info/kr_toutuuseisyougai.htm

   (hをつけてhttp・・・とすること。)(半角英数)

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