掲示板に戻る 全部 前 50 次 50 1 - 50 最新 50 スレ一覧

昭和歌謡が好きな人集まれ!

294 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/12/29(Sun) 22:17
昭和とは大正15年(1926)から、昭和64年(1989)まで、60年を越える。

詞というものは、長くなればなるほど、言ってることは狭くなるもの。
逆に簡潔であればあるほど、自分で思い描ける部分が広く、共通部分が広くなり、味わい深くなるもの。
年末の特集番組でもやっていたが、最近の歌はみな歌詞が長く、テンポが早く、しゃべってしまっている。
ほとんどその中に重ね合わさることはすくない。

「泣くな妹よ妹よ泣くな・・・生きて行こうよ、希望にもえて・・」(人生の並木路)

 ・・まずしくとも、まじめにいきていればきっといいことがある・・

豊かさとともに失ってはいけない大切なものがある。

日本がまだ貧しかった時代、「兄弟の絆・兄弟愛」を適切に歌いあげている。

「人生の並木路」、それは味わえば味わうほど深みのある、それぞれの人生に重ね合わさるすばらしい歌です。
今の豊かな世ではありえない詩人・佐藤惣之助の傑作だと思います。

日活映画 渡辺邦夫監督1937.1「検事とその妹」(武田敏彦原作「検事の妹」)主題歌

人生の並木路
(佐藤惣之助 作詞、古賀政男 作曲 ) 昭和12年(1937)

1.泣くな妹よ 妹よ泣くな
  泣けば幼い二人して
  故郷を捨てた甲斐がない

2.遠いさびしい日暮れの路で
  泣いて叱った兄さんの
  涙の声を忘れたか

3.雪も降れ触れ 夜路のはても
  やがて輝くあけぼのに
  わが世の春はきっと来る

4.生きて行こうよ 希望に燃えて
  愛の口笛高らかに
  この人生の並木路

CD『古賀政男生誕100年記念 SP原盤による古賀政男名曲集(上・ 
下)』    テイチクTECE 24459,25460

この歌はデイックミネが歌ったものだが、普通戦後30〜40年代ごろに歌っているのは
オリジナルのものとはだいぶ違っている。
昭和12年オリジナル(テイチク1200)は悲壮感漂うものでいい!!。





掲示板に戻る 全部 前 50 次 50 1 - 50 最新 50 スレ一覧
名前: E-mail(省略可)

read.cgi ver.4.21.10c (2006/07/10)