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【リリアとトレイズ】のリリア・シュルツよ。質問あるかしら?
- 763 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2008/02/23(Sat) 04:06
- リリアが朝起きると、若返ったアリソンがいた。
「……マ、ママ…?」
「あなた何処の娘…?」
「ママ、私のことが分からないの?」
「さっきからあたしのことママとか言ってるけど、母になった覚えはないわ、夫はいるけど」
「……」
黙りこむリリア、なんとも言えない表情だ。
そこえ、トレイズが現れた。
「どうしたの? リリア…」
「トレイズっ! ママがっ、ママがっ!!」
「うお!? アリソンさん……?」
「そうよ、私はアリソン・シュルツよ」
アリソンは両手を腰に当てて、言った。
「で、あなたとそっちの娘は誰?」
「えっと…、俺はトレイズ」
「私は…リリア」
「あっ! さては泥棒ね、あなたたち」
「ち、違います。アリソンさん」
と、修羅場りかけたところへ。
「アリソン、待って!!」
「ヴィル…」
そこで、トレイズが気付いた。
(や、ヤバい。リリアにネタばれしてしまう!!)
「えっ、ヴィルって、パパだよね?」
間一髪のところへトレイズがリリアの視界を遮る。
そして、ヴィルヘルムとトレイズは目で合図を交わすと
「たのんだよ、トレイズ君!!」
「はいっ! トラ…、ヴィルヘルムさん」
そう言うと、トレイズはリリアを無理やり引っ張ってにげたした。
「あっ! 泥棒が逃げちゃうわ、ヴィル。追わないと!!」
「いいよ、アリソンが無事なら……」
アリソンは怪訝そうな顔した。
「ちょっと、なにすんのよ!? せっかくパパにあえたのに……」
「リリア、き、今日は俺とデートしよう…」
「はぁ? そんなことより…」
「いいから、デートするんだっ!!」
リリアはトレイズの凄みに負けて、引き下がった。
トレイズはちょっぴり、不安を覚えるのでした。
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