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リトルバスターズ！

1000 名前：episode_リトルバスターズ ◆RING.2d. 投稿日：2010/03/06(Sat) 01:51

――あたしはわすれない

「りんちゃん？これはね、八人のこびとの話なんだ。おとこのことおんなのこの話。」
「これ、わりと好きだ」
「これはまだ、途中だから……」
「うん、じゃーできたら見せてくれ」


――かけがえのない友達がいたこと

「なにを読んでるんだ」
「これは短歌集ですよ」
「それはおもしろいのか？」
「おもしろいというわけではありませんが……例えばこれなんかどうですか？」
「……よくわからん……よくわからんが、なんだかきれいなかんじはするな」
「…そうですか」
「だめなのか？」
「いえ、棗さんらしくて、とてもよいと思いますよ」


――おしえてもらったから

「それがねー、ちょー楽しかったんデスヨ」
「はるか、うっさい」
「えー？楽しいことは楽しそーにしてたほうがもっと楽しくなるんですヨ」
「…よくわからん」
「とゆーわけですま〜いる。ほっぺぐにぐに〜。あははっ」
「ふぁ、ひゃめれ〜〜〜！」


――おまえらがおしえてくれたから

「うむ。鈴君に足りないのは積極性だな」
「せっきょくせい？」
「キミにできることは思いのほかに多い。すべからく前向きであるべし、だ」


――思い出になんかさせない

「……つまりですね、和むというのは、大好きなものがあるときなのですっ」
「…あたしはクドといると和む」
「はいっ、私も鈴さんといると和みまくりですっ」


――なのに、日は沈んでいくから

「にょっきーはこまりちゃんのこと好きか？」
「うん、そりゃあもう大好きだよ」
「そうか！じゃああたしと同じだな」
「そうだね鈴ちゃん。……あのね。死ぬってこわいことだと思う？」
「なんだいきなり。死ぬのは誰だってこわいだろ」
「そうかあ。でも、僕はこわくないよ。だって僕がいなくなっても、残る物があるから」
「……ぜんぜんわからない」
「小鞠ちゃんのことが好きな僕は残るから。だからずっとなくならないんだよ、きっと」
「んー……それはにょっきーが増えたからか？」
「いや、物理的なことじゃなくてね」


――ばいばいなんていやだから　誰か一人いなくなっても　あたしはいやだから

「鈴……僕たちがみんなを助けるんだ……だって、まだ伝えてないことがあるから」
「……うん」
「「僕たちは……ずっとみんなといっしょにいたいんだ！」」


――。
――。

やったな……。
俺はお前を誇りに思うよ……理樹。
ほんとだぜ。ほんとにそう思ってる……。




―――。

>>998

恭介「あぁ、まかせな。きっちり手配してきたぜ。……マイクロバスをな！」
理樹「マイクロバスって……」
恭介「おいおい、俺たちのほかに他に何人行くと思ってんだ？これくらいでかくなきゃ収まらないだろ？」
鈴「うむ。とーぜんだな」
恭介「はっはっはっ、そうだろう。どれ、鈴。あいつらも誘ってこいよ」
鈴「なにっ。あたしが誘うのか！？」
恭介「あたりまえだ。こっちはレンタカー代で一ヶ月タダ働きなんだぞ。言わなきゃ伝わらないだろ？」
鈴「……う……ぅ〜〜〜……」
理樹「いっておいでよ、鈴」
鈴「あ………うん。………うん、わかった」




>>名無しのみんな
えーとなっ……
その、おまえら！海行くぞっ！はよ支度しろ！
だってやくそくしたろ！
いーからこい！おいてくぞ！


「――リトルバスターズ、出発だ！」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【ＢＧＭ：Little Busters! -Little Jumper Ver】

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