掲示板に戻る
全部
前 50
次 50
1 - 50
最新 50
スレ一覧
▼
【東方project】東方感謝祭!二次祭も全員集合!【in博麗神社】
- 197 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2010/08/08(Sun) 00:32
- 「八意・・・ゲイ琳・・・?」
ゲイ琳はもはや驚かなくなっていた。あそこまで必死に戦いながら、自分は及ばなかった。遥か昔の全陸大会の決勝は30年間で15勝15敗という成績で引き分けていた。何が違うのだろうか。ゲイ琳はそう考えながらうなだれていた。そこでカズ夜はつぶやいた。
「お前はトリッキーな動きが足りない。だから負け越す。これで16勝15敗」
ゲイ琳は驚いて飛び上がった。試合前は自分の名前すらわからなかったカズ夜が、大昔の細かい成績まで言っている。ゲイ琳は夢だと思い、自分を殴った。しかし世界は変わらず、目の前には汗まみれのカズ夜が立っていた。ゲイ琳はカズ夜に抱きついた。
「カズ夜!思い出したんだな!俺のことを!」
カズ夜は断片的にゲイ琳のことを思い出したに過ぎない。鮮明な記憶は、レミリアッーに拾われた後のことのみである。しかし大切な男が自分のことを思い出したというだけでも、ゲイ琳は嬉しかったのである。
カズ夜はここに来た目的を告げた。また、ゲイ想郷自体がFUCK霊大ケツ界で封じられているということも告げた。ゲイ琳は事の重大さを飲み込み、ケツ界を解除した。こうしてゲイ想郷にいつもの平和な生活が戻ったのである。
この時以降、ゲイ琳は肛摩館をたびたび訪れるようになった。離れているといっても湖をはさんですぐの館。通うには大して苦労のしない場所に肛摩館があったためである。カズ夜はゲイド長の仕事を続けながら、昔のようにゲイ琳と楽しく話しながら平和な生活を送ったそうな。
掲示板に戻る
全部
前 50
次 50
1 - 50
最新 50
スレ一覧
▲
read.cgi ver.4.21.10c (2006/07/10)