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【マクロス7】俺の歌を聴けぇ!【マクロスダイナマイト7】

398 名前:グローバル・レポート 投稿日:2013/08/21(Wed) 09:13
「1年近くに及ぶマクロスの航海により我々は貴重な情報を数多く得た。
以下、その全てを我が地球統合軍に報告する。
地球統合軍宇宙艦隊所属SDF-1マクロス、ブルーノ・J・グローバル」

夏の終わり。美女たちを引き連れ海へと急いだ。

海月が出てたので海に入る事は不可能と判断。
砂浜での日光浴に切り替えた。我ながら妥当性のある判断だったと思う。

美女たちにビーチバレーなる球技に誘われたが、永年、艦長として酷使されてきたこの身には些かキツいので断った。

暫く、寄せては返す波の音を聞きながら微睡んでいると、肩を叩かれた。
みると美女達がにっこりと微笑み、スイカ割りしませんかと誘ってきた。

私はそれを心より好ましく思いながら、にこやかに微笑み返し、にべもなく断った。

サンオイルを塗ってもらい波打ち際で再び微睡んでいると、つい睡魔にやられてしまった。

いかんいかん。どうやらいつの間にやら寝入ってしまったようだ。私は身震いしながらゆっくり立ち上がろうとしたが、身体が重く、中々立ち上がれない。

たまらず、ぱっちりと目を開けると、辺りは既に日がくれ夕陽が赤く染まっていた。美女たちの姿も見当たらない。

これは推測に過ぎぬが、恐らく美女たちは私が気分よく寝入ってたので、起こすのも偲び無いと気を使い、先に帰ってしまったのだろう。

ところで、気がつくと私の身体がずっぽりと砂の中に埋まっているらしい事にしきりと感心した。

どうやら美女たちが私の身体を気遣い、風邪をひかないようにと布団がわりに砂の中へと埋めてくれたに違いない。
よく気のつく娘たちだ。

まあ、さしあたって急ぐ必要もあるまい。トイレの必要も今さっきなくなったばかりだ。美女たちが迎えにくるまでの数瞬の間、心地よく微睡む事にしよう。

そういえば、先程から私の髭に波が押し寄せてきて些か呼吸し辛くなってきた。
ここ些か、波打ち際に近すぎないかね?

−辺りは一面の星空−

♪〜アイモ アイモ ネーデル ルーシェ ノイナ ミリア エンデル プロデア フォトミ ここはあったかな海だよ〜♪

いつしか私はまだ見ぬ未来を夢にみながら知るべくもない未知なる唄を口ずさんでいた。

地球統合軍宇宙艦隊所属SDF-1マクロス、ブルーノ・J・グローバル

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