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出撃！宇宙連邦軍統合第56師団！激突惑星ネオガイア

981 名前：叛乱軍 ◆n7ZcUIh. 投稿日：2016/08/05(Fri) 11:13

叛乱軍旗艦バンダール

「陸上要塞」の異名を取る巨大なランドバトルシップ
その異名に相応しい聳え立つ城砦の如き巨体と、それに見合った装甲と火力を誇る
元々はかつて宇宙連邦軍の所属だった船であり、先の大戦において、
ジオンの主要拠点の一つだったムンゾを攻略した当時の連邦軍が旗艦として運用していたもの
記録の上では破壊されたとあるが、密かにジオン残党の手により回収・修復されていた

仮面の男「艦長、今到着した
　　　　　戦況はどうなっている？」

艦長「ハッ！現在、第一防衛ライン中央の穴開けに成功したところです
　　　我が方の機動部隊をここに投入し、防衛ラインの突き崩しを行っております
　　　最早突破は時間の問題かと」

仮面の男「だが、ここから先はそうも上手くはいくまい？」

艦長「ええ…現在、敵バルキリー上位機種VF-Xと思しき遊撃部隊により、
　　　我が方の航空部隊に被害が出始めており、ガウも6隻ほど沈められました
　　　現在、対策のために連中の機動力に対抗出来る特別部隊の編成を急いでおります」

仮面の男「エクスカリバーとかいうヤツか…
　　　　　目的は航空支援の妨害と補給路の寸断だろう
　　　　　ガウ攻撃空母の輸送能力は我が方の戦線維持の要だからな」

艦長「また、呂布トールギスと名乗る謎のガンダム族らしき男が、
　　　連邦軍相手に大立ち回りを演じております
　　　今のところ我が軍に襲い掛かる素振りは見せておらず、放置していますが…」

仮面の男「ヤツは先の大戦から戦場の荒らし屋さ
　　　　　今は頼らせてもらう方向で構わん」

艦長「また、エース級と思しき特務戦力が中央司令部に集結中であることが確認されています
　　　少なくともギリアム・イェーガーとマイヨ・プラートの参陣は確実かと…」

仮面の男「かつてのギガノスの蒼き鷹に、教導大隊出身の英雄か…
　　　　　実に厄介な相手だな…私が出張ってきた甲斐もあるというもの」

艦長「では…」

仮面の男「増援の宛があるか、はたまた撤退する腹積もりか…
　　　　　どちらにせよ、連中の目的は時間稼ぎだろう
　　　　　第二防衛ラインの橋を落とされれば、ガウによる強襲降下以外にズム大陸へ渡る手段は無くなる
　　　　　攻略作戦に致命的な遅延とリスクが発生してしまう…実によくない」

艦長「撤退するとしても、マスドライバーをそのままにはして置かんでしょうな
　　　連中が恐れているのは、我々がムンゾを拠点にしてジオン再興を宣言、
　　　それに合わせ、各地で抑圧されたまま燻っている反連邦勢力を糾合されることですからな
　　　最悪、我々はムンゾに押し込められてジリ貧です
　　　そうなっては叛乱軍としての我らの面目も丸つぶれ…誰も付き合ってはくれますまい」

仮面の男「故に、主力部隊よりも先行して先に橋を抑える
　　　　　私が連れて来た隠し玉によってな…」

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