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【オリジナル】異国小路の吸血姫 新館ノ壱
701 名前:
羽藤柚葉 ◆
cmJTqYfU
投稿日:2016/08/02(Tue) 23:51
>>680
アーチェロお嬢様
>カルミーニオ家は、広域の吸血鬼を束ねるその立場のため、そして己が存続を確たるものにするため、常に時々の権力、有力な氏族との接触を図ってまいったそうでございます
>イタリアを統一したサヴォイア王家もそうですが、土地に根付いて勢力を得たマフィアともまた無縁ではなかったのですわ
そうですね…。広大な領地と一族を束ねていく事はどの国の方であろうと容易い事ではないと思います。
光の部分と闇の部分、どちらも無視してそれを纏めていく事などできはしない。
闇の勢力との関係とは、表沙汰にすることが憚れるのは仕方の無い事だとしてもそれもまた、「主君」の器なのでしょうね。
お嬢様と共に出向きたいと考えている京都も、今尚その闇は底知れぬものとして市民生活の中にさえ根付いているのだとか…。
(文庫「京都の闇社会」を読んでいます。)
>枯れ木も山の賑わい、わたくしの様な者でも女子がいるというのは、それなりに場を和ます役には立ったようでございます
>気が進まぬながら、パーティードレスを着て、夜会の場で会話を交わしたりしましたが…中々緊張するものでございました
お嬢様、そう謙遜されずとも…。(苦笑)
お嬢様が着飾って社交の場に出られたとなれば殿方の目を引き、さぞや華やいだ雰囲気となった事でしょうね。
…ただ、平穏を常に望むお嬢様の人柄故に、闇社会の方とのお付き合いを致し方の無い事と納得はしていながらも
心中穏やかではいられなかったのでしょうね。
…やはり、良家を背負う立場となる方の気苦労というものが偲ばれます…。
>長女ちゃんは柚葉さんのことが大好きなのです
>モニターとにらめっこしながらたいそうな蓄財をしてくれましたのも、柚葉さんが安心してお買い物が出来るように、と張り切ってのことでございますわ
>何時も優しく、お日様のように温かな微笑みで可愛がってくださるお姉さま
>柚葉さんを見つめる長女ちゃんの眼差しを見ていれば、そう考えているのが手に取るように分かりますわ
そんな…。(照)
そのように言われたら私、照れてしまいます…。(赤面)
でも、嬉しいです…。
立場は家政婦ですから、接する際には公私のけじめをつけて仕事に臨んでいるつもりではありますが、
長女さんにそのように思ってもらえていたという事は、親しみやすい存在として認識してもらえていたという事ですね?
あの子達の言葉、やはり家政婦冥利に尽きます…。
>柚葉さんが作るお料理を本当に美味しそうに食べるのも、その美味しさは勿論のことでございますが −
>「蓄えたお金が、大好きなお姉さまのお役に立っていると実感できるから、こんなに嬉しいことはありません。」
>そう言っておりましたわ
そのように思って頂ける事が、私にとっては一層の励みになります。
だからこそ、家政婦としても、家族としても頑張らなければという気持ちにさせてくれるんです。
>これからレイナさんとお買い物でございますか
>いってらっしゃいまし
>「お二人がお戻りになりましたら、わたしがお茶を淹れて差し上げます!」
>と長女ちゃんが張り切っておりますわ
はい、それでは行って参ります。
私もレイナさんも、長女さんが淹れて下さるお茶、楽しみにしておりますよ。
お土産も持って帰りますから、楽しみにしていて下さいね。
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