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【神魔の領域】幻想世界の住人達【夢幻の存在】

870 名前：人造不死者アリシエル ◆ice7ZQAw 投稿日：2017/08/31(Thu) 18:18

>サラさん
エルミーシャ「えぅ〜、つかれた〜。」
アリシエル「まあ、あの細腕で流砂に飲まれてる大の男一人必死で引っ張ってたもんねぇ。
サラさん居なかったら、下手打ったらルミィまで巻き込まれて飲まれたトコじゃん。」
エルミーシャ「えぅ…ごめんなさい。」

アリシエル「……あー、そこはやっぱ同じかぁ。
魔力滞空か自前の翼での飛行って個体差があるのも変わらないし。」
エルミーシャ「でも、こっちのサラマンダーって…はね、ないよね？」
アリシエル「普通は火蜥蜴だし、別の形態取っても翼持ちは一つもないからね。」
エルミーシャ「サラ、どうみてもはんりゅうじんっぽい…。
こっちのサラマンダーより、ぜったいとぶのはうえだとおもう……。」
アリシエル「てか他のトコも全部サラさんの方が色々上な気がするわよ…。」

>866
アリシエル「うわ、何コレ…？」
エルミーシャ「た、たいへん！　きのうえからさかさづりだよぅ…！」
アリシエル「兎に角、すぐに降ろすわよ！
わたしは下で受け止めるから、ルミィはさっさとロープ切って！！」
エルミーシャ「う、うん……！」

>867
アリシエル「はぁ…やっぱしねぇ。
人の棲めない広大な土地なら、そんな主っぽい危ないのは絶対居るわよね。」
エルミーシャ「きょだいな、っていうぐらいだから…ドラゴン？」
アリシエル「そうとも限らないんじゃない？
砂蟲の変異種とか異形の魔獣とか、規格外近い他の魔物もゴマンと居るし。」
エルミーシャ「すなあらしおこせる、きょだいなかげ…。」
アリシエル「そこまで判別が容易いなら、逃げるのも探すのも楽そうか。
何はともあれ、ご忠告ありがとね。」

>869
アリシエル「結局火は通すんかい。」
エルミーシャ「でも、あじやかたさはすっごくちがったりするよ…？」
アリシエル「そりゃまあ、水や油を通して熱するのと直接火で炙るって、
明らかに見た目からして違う手法で熱を加えてるんだもの。
まあ、それでも熱を加えるの自体が食材をダメにするケースもあるわけだし、
そこは先人の知識を拝借したり実際に試して確かめるしかないよね。」
エルミーシャ「ぜんぶがぜんぶ、ひとつふたつのやりかただけじゃ、うまくいかないよ…？」

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