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【DFF】ディシディアファイナルファンタジー総合スレ【DDFF】

203 名前：197の続きです 投稿日：2016/07/21(Thu) 20:03

『鬼』となったその男は、ある村を襲って赤子を抱きかかえた女を見つけ、その女を貫いた時に響いた
赤子の泣声を聞いた事を機に、無差別に村や町の人々を惨殺していく所業を止め、代わりに帯刀する者
（又はそれ相応に戦える力を持つ者）のみを襲うようになり、又、荘厳とした大きな古寺を塒として、
そこで何者かをじっと待つようになることが多くなったという。
やがて、『鬼』を目指していたある者が姿を現し、古寺内で壮絶な死合が行われた。
『鬼』の、文字通りの鬼の気迫に呼応するかのように雷雨が激しくなり、雷が直撃し寺の天井が崩れ、
周囲が燃え広がる寺の中で続いた死合は、やって来た者の方に軍配が上がった。
ゆっくりと立ち上がり、最早、戦う力の無くなった今こそが潮時と見た『鬼』は
「災いを退けし者よ…。今こそ、我の姿……しかと眼に焼き付けるがいい！！」と
刀を高く掲げ、直後に降り注いだ雷で自らを焼いて地に倒れ、

「　　　無限の道を踏破せんと志せし我が生涯…今は最早、夢幻の如く……
　　　　　　　　　　　　　　………豪の者よ………
　巨大なる念に飲まれ…真の瞳を失い…道を踏み誤りし愚か者の末路を見るがよい……
　　　　　　　一片の曇り無く、我道行くことの…何と難しいことよ……
　　　　　　　　　　　　　　真の敵は己の内に在り。
　　　　　　　　　　　我が最期と共に、忘るることなかれ。

　　　　　　　　　……………………よくぞ我を討った……………。

　　　　　　　　　　…………………………感謝する……………。　　　　　　　　　」

という辞世の句を残して逝った。

…と長くなってすみませんが、もしこの『鬼』の男が神々の戦場にカオスサイドとして呼ばれ、
その男と戦って討ち果たし、男が上記のようなシチュエーションで散っていくのを見届けたのが
貴方だとしたら、貴方はこの『鬼』の男に向けてどのように言葉を残していきますか？

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