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ウマ娘プリティーダービー

855 名前:アグネスタキオン 投稿日:2021/08/16(Mon) 23:34
では、先日の実験の続きと解説をしていこう。
前回、お玉の上で熱した砂糖蜜に重曹メレンゲを少量加えたところで止めていたね。

いいかい、砂糖蜜を火から下ろし、重曹メレンゲを加えて…一気に掻き混ぜる!
しばらくすると……どうだい、まるでカップケーキのようにモコモコ膨らんできただろう?
これをカルメ焼きといい、一昔前は縁日の屋台でよく売られていたそうだ。
見た目はふわふわだが、溶けた砂糖が固まった物なのでサクサクとした食感となっている。

さて、科学的解説の時間だ。
この実験で重要なのは重曹だ。うん、ダジャレじゃないよ?

重曹は炭酸水素ナトリウム───化学式NaHCO3の結晶だ。
弱アルカリ性で発泡性があるため、日常生活の様々な場面で活躍する粉なのだが、
その活用方法については余談すぎるので各自で調べてくれたまえ。

さて、この重曹は加熱すると熱分解により2NaHCO3→Na2CO3 + H2O + CO2に分解される。
炭酸ナトリウムと二酸化炭素と水のことだ。

約120℃に熱せられた砂糖蜜の中で重曹は熱分解され二酸化炭素を発生させる訳だが、
砂糖蜜の表面は空気に触れて結晶化していく。
固まっていく砂糖蜜を二酸化炭素が押し出して空気中に逃げようとするため、カルメ焼きが膨らんでいく。
最終的には砂糖蜜全体が冷えて固まるため、気泡を閉じ込めて空洞が残るという訳だ。

長くなったが締めよう。
材料が安価で手に入る上、特に特別な機材がいらない科学実験の紹介だったのだが、どうだったかい?
夏休みの自由研究とおやつ作りを兼ねて実践してみてくれたまえ。
なお、砂糖蜜が高温になるので火傷には注意するように。

>>850
ええ…嫌だよそんな事。
確かにここで活躍するウマ娘たちを観察できるのはいいことだが、これでも私は忙しくてねぇ。
たまに現れて、話のネタを投下することくらいならできるが、それでもいいかい?

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