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実況!パワフルプロ野球総合 VOL.25

228 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/02/20(Tue) 20:09
権藤博の最近出した本、「権藤主義」にあった話


投手として嫌なのは、打者が強くスイングをしてくること
強いスイングをすると、普通ならフェアゾーンへの凡打になるはずの球でも、ファールになる
清原が全盛期の時、内角が苦手だったので相手は内角に投げるが、清原は強くスイングをするのでファールになってなかなか打ち取れない
そうしてるうちに、外角に行った球を痛打されてしまうことがよくあった

オグリビーがブライアントに「スイング ザ バット。ハード コンタクト」とアドバイスをしていた
権藤がWBCの時に鈴木誠也に同じアドバイスをした。鈴木はあの時のアドバイスを記憶してくれていた
2023年の飛躍は、2年目になって動く球に慣れてきて、バットを強く振ることが出来るようになったから

「打率3割」は諸刃の剣。打率は上下するものだから。長野も首位打者を取ったり打率に目覚めてから怖さが消えた
広島・田中広輔が2017WBCの頃に「打率3割を目指したい」と権藤に言った
田中は打率こそ2割7−8分だが、本塁打は13本くらいは打てる力はあるし、初球から平気でフルスイングしてくる打者だった
投手としては下手な3割打者よりよっぽど怖い。強く振られるとファールになるからだ
3割打者というのは「チームの戦力として大きいか」とは別の話なのだ
田中は2019年以降、低迷が続いているが、2023年の途中からかつてのような強いスイングが復活の兆しを見せたので期待している

イチローは、上下する打率ではなく安打数にこだわった。日本時代の最初はイチローも自分の高打率を見て楽しくて仕方なかっただろう。だがそれもすぐに終わり、イチローは打率ではなく安打数を積み重ねることにこだわるようになった
上下する打率の恐怖から解放されたのがイチローにとって良かったのでは

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