政治と検察とマスコミ・・日本の政治の危機
[1:名無しさん@お腹いっぱい。 (2010/01/17(Sun) 09:21)]
民主党政権に政権交代したが、官僚など守旧派と小沢・鳩山政権との
確執が激しくなったようです。
新たな日本にしていくには、この視点で見ていくことが必要です。
現状とその奥にあるもの等についてかたりましょう。
[146:名無しさん@お腹いっぱい。 (2012/02/28(Tue) 17:41)]
西山事件の頃と全く体寛は変わっていない
それにしても、こうしたメディアの右往左往を見ていると、その体質がよく分かる。どちらが正義かで揺れるのではなく、「どっちが有利か」で動くのだ。つまり、いつも権力者=強者のにおいがする方向へとなびいていく。「権力者の監視」が仕事なのに、「走狗」に成り果てている。それが大マスコミの実態だ。
評論家の佐高信氏はこう言った。
「いま、ちょうど、ドラマ『運命の人』が放映されているでしょう。皮肉なことだと思いましたね。大マスコミは西山事件のころと体質は変わっていない。腑抜けの偽善者、偽紳士ばかり。権力と本気で対決する気概がない。それを反省する罪の意識もない。だから、何も変わらないのです」
西山事件は1972年に起きた。問題の本質は沖縄返還をめぐる米国との密約の有無だったが、スクープした毎日の西山太吉氏は逮捕され、検察は起訴状で「ひそかに(外務省の女性事務官と)情を通じ、これを利用して」と書いた。以後、この事件を巡る報道は男女の情事一色となり、「知る権利」は隅に追いやられてしまった。西山氏は有罪となり、政権の思うツボの展開になったのだが、検察リークに乗っかり、まんまと丸2年間も政治家・小沢の手足を縛っておいて、反省ゼロの大マスコミを見ていると、当時と何も変わっちゃいない。
もっと言えば戦前だって一緒なのだ。簡単に権力者の情報操作に乗ってしまう。時にはそれがひとりの人間を抹殺することになっても、てんで恥じない。この国のメディアはそういうところがある。だから、怖い。
大マスコミはどう落とし前をつけるのか
法大教授の須藤春夫氏(マスコミ諭)が言う。
「大マスコミが小沢憎しとなった背景には複雑なものが絡み合っています。民主党のマニフェストの実行を求め、予算の組み替えや徹底的な政治主導を求める小沢氏は、官僚だけでなく、その官僚と一緒になって既得権益を享受している大メディアにとっても面白くない存在なのです。だから、一緒になって潰そうとした。この国の大メディアは、権力と握り合ってきた過去がある。だから、権力の監視という本来のジャーナリズムのあり方から外れて、あるときは権力に追随し、またある時は自分たちが国を動かそうとしたりする。国民にとって、『知る権利』の情報源は相変わらず、大メディア中心なのに、そこがジャーナリズムの本質からは外れているのが問題です」
西山事件がああいう展開になったのは、米国の機嫌を損ねたくないという意識において、政府と大メディアが一致していたからだろう。小沢事件にも共通したものがある。結局、彼らは国の権力構造は変えたくないのだ。だから、タッグで小沢を排除しようとしたのである。
さて、小沢の判決は4月26日前後とされるか無罪判決が出たときに大マスコミはどう落とし前をつけるのか。前出の角谷浩一氏は「まず、謝るペきだ。その上で、そうした報道になった理由を検証すべきだ」と言った。けだし見ものだが、おそらく、反省したとしても1日だけ。あとはシレッと頬かむりする。そうやって、この国の大メディアは国民の信頼をなくしていくのだ。
[147:名無しさん@お腹いっぱい。 (2012/05/15(Tue) 18:58)]
昨日2012.5.13のTBS『サンデーモーニング』で岸井成格はこう発言した。『小沢氏が控訴されたことは常識的なことだ。市民感覚を重視すれば当然だ。』岸井成格は検察審査会の強制起訴を『市民感覚』と言っているのだろうが、検察審査会は秘密のベールに覆われており、日本の行政機構の中で最も非民主的な組織である。
中身がわからないことを『市民感覚』という言葉でごまかしている。この小沢裁判に市民感覚が重視されたことはない。実際にこの裁判を練り上げているのは、検察当局と最高裁事務総局である。市民から目の届かない最も奥まったところにある組織がこの裁判を作り上げている。この組織が耳を傾けているのは、市民からの声ではない。得体の知れない、政治権力からの圧力である。
検察審査会というのは『市民感覚』という言葉を導き出すために利用されているに過ぎない。岸井はこの裁判のウソをごまかすために、『市民感覚』という言葉を使っているが、市民は誰もこの裁判にかかわっていない。強制起訴を出した検察審査会の審査員は、『幽霊』である可能性が強い。非公開であることを良いことに、最高裁事務総局が審査員不在のまま『架空議決』をした疑いが濃い。
それを分かっていながら、そのことに一切触れず、逆に『市民感覚からして当然だ』という岸井成格の言説は大衆をだますものである。『白々しくウソを言うこと』、これが今のテレビコメンテーターに求められていることだ。岸井成格はたんなるコメンテーターではない。毎日新聞主筆である。彼の一存で毎日新聞の記事はどのようにも作られる。
そのような人物がテレビで堂々とウソを言う。だまされる人が可哀想だ。国民には真実を聞く権利がある。岸井の報道は聞けば聞くほど真実から遠ざかるだけだ。
ttp://blog.goo.ne.jp/akiko_019/e/0d743ff250700833659d06bfe4a3e22e
[148:名無しさん@お腹いっぱい。 (2012/05/15(Tue) 19:19)]
「新たな立証を行うのは、指定弁護士の権限を逸脱しており、検審制度の趣旨に反すると思います。:郷原信郎氏」
2012/5/15 晴耕雨読
> 初歩的な質問ですが、これから証拠を捜すなどという控訴もありですか。
> 非常におかしな論理ですよね。 そもそも証拠が必要という状況なら、なぜ起訴相当の議決が出来たのか? いかに安易な検審運用がなされているかの証左。
確かに、検察審査会を「検察の不起訴処分の不当性を審査する機関」と考えると新証拠で立証しようとするのはおかしいと言えます。
もっとも、その場合でも、検審の議決の趣旨に沿って、「公訴維持」のための補充的な証拠収集を行うことは可能でしょう。
しかし、当初の議決に対して裁判所が十分に判断したのに、それとは別個に新たな立証を行うのは、指定弁護士の権限を逸脱しており、検審制度の趣旨に反すると思います。
> 法律の衣を羽織った因縁つけ。
>染谷 正圀: 法律で権限を付与された人格なき覆面集団による誣告というそもそも法治主義が想定しない怪奇現象です。
[149:名無しさん@お腹いっぱい。 (2012/05/16(Wed) 15:36)]
【小沢裁判「控訴」強行】同業者からも非難噴出! 検察官役 指定弁護士3人の経歴と評判
tp://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-5777.html
2012/5/14 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
小沢一郎元代表を控訴した検察官役指定弁護士3人への批判が噴出している。政界や識者だけでなく、同業者である弁護士の間でも「『控訴は同じ弁護士として考えられない』『無罪の人間をいつまで被告にしておくつもりなのか』と異論が続出している」(都内の弁護士)という。弁護士会では以前から「検察官の上訴禁止」を求める声が強かったから、なおさらだ。そもそも、この3弁護士はどんな人物なのか。同業者の“評判”は意外なものだ。
◆次々出てきた"意外な過去"
主任格の大室俊三氏(62)は、京大法学部を卒業後、77年に弁護士登録。過去にはリクルート事件や旧日債銀の経営破綻事件などを手がけ、「ベテラン」「発言力のある大物弁護士」と持ち上げたメディアもある。しかし、ある弁護士は「大室さんは年齢の割に、これまで弁護士会や日弁連で“大物”といえるほどの役職には就いていませんけどね」と首をかしげる。
3人に共通しているのは、民主党の仙谷由人(66)に近いということだ。
「大室氏ら指定弁護士3人は、小沢潰しの“黒幕”とされる仙谷政調会長代行とは浅からぬ仲です。3人とも仙谷氏と同じ第二東京弁護士会に所属し、仙谷氏が今でも顔を出す『全友会』という人権派の“派閥”にそろって名を連ねています」(法曹関係者)
とりわけ、村本道夫氏(57)は仙谷とは東大法学部卒の先輩・後輩の間柄でもある。85年に弁護士登録し、08年には政治資金に関する論文を執筆したと紹介されているが、「メディアで取り上げられるような実績はそれほどない」(別の弁護士)という。事務所のサイトには、趣味の山登りの話を中心に日記を書き、プロフィルではこんな“告白”もしている。
〈(若いころは)法律など大嫌いで見向きもせず、文学や哲学に首をつっこみ、高校で、現代国語や漢文を教えていましたが、思い立って弁護士となりました。それでもしばらくは、法律になじめませんでした〉
高校の教師をしていたとは珍しいが、弁護士が「法律嫌い」で「法律になじめなかった」とは、驚きだ。
山本健一氏(48)は早大法学部を卒業後、99年に34歳で弁護士登録。検事役指定弁護士を受ける以前に、東京地裁の民事調停官(非常勤裁判官)としての勤務経験もある。次々に「国」の仕事を引き受けている。
都内の飲み屋で何度か居合わせたという関係者は、「たいていひとりで飲んでいて、面白い話をするわけでもなく、ただただ、マジメという印象しか残っていません」と言う。一方で、こんな話も持ち上がっている。
「いま、法曹関係者の間で、山本弁護士のものとみられるツイッターが話題になっています。指定弁護士になって以降、なぜか“消えたつぶやき”があるのです。例えば、大阪地検の証拠改ざん事件について、『検察は前田検事の個人的な問題という方向で終わらせるつもりかね』『検察は、過失なら証拠品を改変してしまっても問題ない、そのことを言わなくてもいい、という発想をするんだね』と厳しく非難していたが、これら検察批判はきれいサッパリなくなっている。このほか、検察審や指定弁護士などの語句を含む複数のつぶやきが消えています」(司法関係者)
元検事で弁護士の郷原信郎氏(関西大特任教授)は指定弁護士らの控訴について、「冷静な判断を失っているとしか思えない」と指摘した。一体、何があったのか……。
[150:名無しさん@お腹いっぱい。 (2012/05/27(Sun) 21:08)]
4月26日の「小沢無罪」から1カ月が経過、小沢氏の党員資格停止もなくなった。
このところマスコミの小沢報道が激減している。
検察や検察審査会の問題などはとんとお目にかからなくなっている。指定弁護士による控訴記事も姿を消している。たまにあるのは、犯罪検事の不起訴処分などという観測記事程度である。あとはせいぜい小沢・野田会談を含めた政局話。
一方、バーチャルな世界で起こっていることは正反対の現象である。検察の犯罪が次々と暴かれ、最高裁判所にまで疑惑の目が向けられている。市民の活動はますます活発になっている。マスコミの欺瞞と愚劣は今や共通の基礎認識になっている。
[151:名無しさん@お腹いっぱい。 (2012/05/30(Wed) 17:09)]
社会新報 2012年5月30日
小沢氏無罪判決の意味
特捜検事の虚偽報告書を指弾
新証拠なき控訴に疑問
資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる政治資金規正法違反事件で、東京地裁は4月26日、小沢一郎・民主党元代表に無罪判決を言い渡した。検察官役の指定弁護士が控訴したため判決は持ち越されたが、大善文男裁判長は判決で、検察審査会の強制起訴議決に導いた東京地検特捜部(当時)の田辺政弘検事が作成した虚偽の捜査報告書を「あってはならない」と指弾。「狙い撃ち」とも評された特捜の捜査を、判決も厳しく批判した。
「検察官が任意性に疑いのある方法で取り調べを行なって供述調書を作成したり、事実に反する内容の捜査報告書を作成したりして、検察審査会の判断を誤らせるようなことは決して許されない」
「本件の捜査では、特捜部で事件の見立てを立て、担当検察官はその見立てに沿う供述を獲得することに力を注いでいた状況がうかがわれる」
判決は、田代検事が引き出したとされた、小沢氏の関与を認める元秘書・石川知裕衆院議員の供述の任意性を否定。石川氏が調書作成に応じた経緯や動機を供述した田代検事作成の捜査報告書も事実に反する、とした。
検審の起訴議決の有効性は認めたが、「そのような調書や捜査報告書を検審に送付することは、あってはならない」と断罪し、「事実に反する捜査報告書が作成された理由、経緯などの詳細や原因の究明は、検察庁などで十分調査の上で、対応がなされることが相当」と言及。当事者でないにもかかわらず、検察が最もダメージを負う判決となった。
これまでも特捜事件の公判で、取り調べ手法などに被告が異議を唱えることは多かったが、裁判所側はほぼ追認してきた。それが裏返ったのは、厚労省の郵便不正事件だ。大阪地検特捜部(当時)の前田恒彦検事によるフロッピーディスクの改ざんが明らかになり、大阪地裁は虚偽有印公文書作成・同行使罪に問われた村木厚子氏に無罪を言い渡した。
一方、前田検事は証拠隠滅罪で懲役1年6ヶ月の実刑判決が確定。犯人隠避罪に問われた当時の大坪弘道・大阪地検特捜部長、佐賀元明・同副部長にも懲役1年6ヶ月、執行猶予3年の有罪判決が言い渡された(二人とも控訴)。検察庁は「関西検察」の問題に矮小(わいしょう)化しようとしたが、陸山会事件で東京特捜にも病巣が蔓延していることが露呈した。
続く・・
[152:名無しさん@お腹いっぱい。 (2012/05/30(Wed) 17:10)]
「狙い撃ち」の批判
狙い撃ちとも言える小沢氏に対する捜査は、西松建設に始まる。西松の内紛に端を発した捜査は、福島原発ルート、タイ高官ルート、長野知事ルートなど紆余(うよ)曲折した挙句、2009年3月、小沢氏の元秘書逮捕に行き着いた。
西松のダミー団体から政治献金を受けたとされる事件だが、二階俊博・元経産相ら自民党の他の政治家の資金管理団体も同様の献金を受けていた。政権交代が確実視される総選挙前のタイミングで、当時民主党の代表だった小沢氏周辺直撃した捜査に「狙い撃ち」との批判が渦巻いた。
一度は引き下がった東京地検特捜部だが、このままでは終わらなかった。西松事件着手から半年後の09年夏には、水谷建設会長が収監されていた三重刑務所に吉田正喜・特捜部副部長が出向いて事情聴取。翌10月、「小沢氏団体、04年報告書記載に虚偽 土地購入計上せず」と題する全国紙の記事に合わせたかのように、捜査は本格化した。
だが、検察内でも推進派と慎重派がまっ二つに割れた。「『ゼネコンから政治家に金が流れた』なんて話はいくらでも特捜はつかんでいる。いつまであんな事件、追っているんだ」ある記者は、元特捜検事がつぶやいた言葉が忘れられないという。
それでも特捜は捜査を続け、10年1月には石川氏ら元秘書3人の逮捕に踏み切った。その後、小沢氏の立件を目指したが、断念した。
田代検事が作成した石川氏の供述調書と操作報告書は、最初に小沢氏の起訴相当議決が出た翌月の10年5月に作成された。その直後、特捜は小沢氏を再び不起訴にしたが、同9月に検審は起訴議決を出した。「特捜は自ら起訴できなかったので、検審に起訴させた」という批判もあながち、的外れとは言い切れない。
身内に甘い処分
ここまでの事態を招きながら、検察庁は月内にも田代検事を証拠不十分で不起訴とする方針を示し、内部処分で済まそうとしているという。
そもそも、田代検事を処分すればいい問題ではない。この暴走を招いた当時の東京地検特捜部のツートップである佐久間達哉・特捜部長、吉田副部長の責任は極めて重大だ。さらに、東京地検次席検事として陸山会事件の捜査を後押しした大鶴基成氏は退職し、弁護士に転身。西松、陸山会各事件のゴーサインを出した検察幹部の多くも退官した。組織として誰一人責任を取らない構図は、福島第1原発事故での東京電力や原子力ムラの住人とそっくりだ。
東京特捜の小沢氏をめぐる事件と、大阪特捜の証拠改ざん事件で「10年以上、政治家を摘発できないだろう」とも言われるダメージを負った特捜検察。「関西検察」には大なたを振るったが、本丸の「東京検察」がこのありさまでは国民の信頼は取り戻せなくなる。
[153:名無しさん@お腹いっぱい。 (2012/05/31(Thu) 08:53)]
昨日5月30日の小沢ー野田会談は、今日のテレビでも、野田内閣の「総辞職」を
孕んだ展開になる可能性が指定されている。
[154:名無しさん@お腹いっぱい。 (2014/03/29(Sat) 20:05)]
★★主なスレ《検索用》★★
http://www.10ch.tv/bbs/politics/index2.html#7
[155:名無しさん@お腹いっぱい。 (2014/03/29(Sat) 21:27)]
訂正
★★主なスレ《検索用》★★
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=politics&key=325125568&ls=50
read.cgi ver.4.21.10c (2006/07/10)