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政治家の疑惑

76 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2010/12/24(Fri) 13:53
賃借料計上の事務所が「自宅」

 事実とすれば興味深い。云く、「事業仕分け」で舌鋒鋭い詰問で注目を浴びた民主党の蓮舫参議院議員。そんな仕分け女王」に、なんとも歯切れが悪い「政治資金疑惑」が発覚した」(週刊ポスト)と始まる誌面が表題である。蓮舫氏の「政党交付金使途報告書」記載の「事務所経費」(賃借料)の項目に「不透明な支出」がある、との指摘が持ち上がった、と記し、渡辺龍二氏(ジャーナリスト)の次の指摘を紹介している。

 云く、「報告書によれば、この団体(蓮舫氏の資金団体)は06年には63万3280円、07年には54万5980円、08年には54万4980円、3年間で約172万円の事務所賃借料を計上しています。しかし、この報告書には、その支払先についてはまったく記されていない。さらに、蓮舫議員に近い筋から話を聞いても、“彼女は議員会館以外に事務所をもっていないはずだ”というのです」(同)と。この指摘にもとづいて、誌面が「(報告書に)記された東京・目黒区内の住所を尋ねてみた。ところがその場所にそびえ立っていたのは、敷地400平方メートル、高さ2メートルはある荘厳な白壁に覆われた2階建ての“白亜の豪邸”だった」(同)、と事務所の表札すら無い蓮舫氏の個人宅であった、との様子を記している。
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蓮舫氏のケースに注目

 事実とすれば、いわゆる、蓮舫氏は自宅を“事務所”として報告し、架空の賃貸料を報告していた疑惑が生じる可能性がある。鳩山由紀夫氏や、小沢一郎氏の、政治資金収支報告書における巨額の不実記載に比べれば、「金額の多寡(たか)は関係あるまい。だって、蓮舫サン、一連の自民党議員の事務所経費疑惑にも、「金額は問題ではない」と一番厳しく追及していたはずだし」、と誌面は指摘している。思い出せば、赤城元農水相の類似したケースでは、参議院選挙の投開票の直前に、連日の大報道がなされ、同氏は辞任したが、こうした、メディア報道の“優遇”を受けるのは自民党議員のみのようだ。その後、たとえば、浜四津敏子氏(前公明党・代表代行)の疑惑などについては、メディア報道がほとんど無かった。

 最近の、鳩山由紀夫氏の不実記載(政治資金収支報告書)での、偽装献金と脱税の指摘は報じられたが、高額な「事務所経費粉飾」疑惑について論及するメディア報道は実に少ない。この事柄を含め、「私は知らなかった」(要旨)、との同氏の辞任無きうわべの“謝罪会見”で幕引きにすべきではない。果たして、上記の、蓮舫氏の疑惑に対してはどうか。報道されるのか、どうか。報道されるとすれば、少額といえども、その中身は、かつての元農相と同様の大報道にさえ価するはずだが、その動向に注目したい。
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造られた「仕分けの女王」

 云く、「本誌は改めて、議員会館の蓮舫事務所を通じて。「自宅内に事務所の実態はあるのか」「賃借料の支払い先はどこなのか」などを問うたが、蓮舫氏の返答はFAX1枚。それも、「使途等報告書に記載した通り、法律に則り適正に処理しています」というのみで、納得のいく説明は得られなかった」(同)、と誌面にある。仕分けでは「説明してください!」、と他に向けた矛先は、逆の立場になれば、適当な言い逃れで「幕引き」とするのかもしれない。

 率直に指摘して恐縮だが、民主党が造り出した「仕分け」ショーの主役は、この程度の存在に過ぎなかった、良識が民主党に問わうべき事柄がまた1つ増えた、と謂えるのではないか。


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