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Twitter的に政治不満

92 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2011/04/16(Sat) 09:22
電気、特に「交流電力」というのは難しく、ほとんどの人が知らないで上滑りな議論をしている。
その最たるものが石原都知事だ。コンビニとか自動販売機不要論だ。

交流電力というのは、一瞬たりとも溜めておけない。

「同時同量」といって
瞬時・瞬時、発電量と消費量は同じでなければならない・同じでないと電圧、周波数などが
変わってしまう。(電気事業法・電気の品質)

発電は増やすのは比較的簡単だが減らすのは難しい、いったん減らしたら
ボイラーは冷えてしまう。需要は変動するが発電は簡単に変えられないもの。

発電は「発電計画」に依る。発電計画は「供給約款」つまり需要者との「契約」に依る。

電気事業法は、「供給約款」以外に依る供給を犯罪[罰金)としている。(21条)

コンビニとか自動販売機などは特に夜間における重要な消費〈負荷)なのです。

現在、「夜間電力」というのがあるが、これは夜間の負荷を維持するため不可欠ののものなのです。(同時同量)
もしこれが亡くなると電気事業法で定められた「電力品質」の維持ができなく、それに代わる
負荷がないといけない。

交流電気は0ボルトがあって、発送電が可能となる。

直流はプラスからマイナスに流れる。交流は0ボルト(アース)にむかってながれるもの。
発電所で発電された交流電力は負荷を通って0ボルトに向かって流れる。
節電で負荷を通らなかった交流は発電された瞬時に、節電された瞬時に「地の底」に投棄される運命にある。

「節電」はみずからの電気料金をいくらか安くするが、発電を減らすことではない。

発電された節電された電力は、直に地の底(アース)に棄てられる。もちろんその発電された
電力に使用された燃料も電気エネルギ−となって地の底に投棄される。

本当に発電電力を減らそうとするならば、総てが一致して「契約」を減らす事が必要なのです。

節電論にはこうした重要な基本的な議論が抜けているのです。

石原など不勉強なド素人が口にすべきことではないのです。


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