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維新政治塾二次選考不合格の皆さんへ

165 名前:茶人見習い 投稿日:2012/09/12(Wed) 00:03
これらの前提を踏まえた上で、私の考えを述べたいと思います。

まず、最善の策は、放射線汚染阻止の原則論として、放射能汚染がれきは全て、福島原発の地元で処理することが望ましい。
専用の放射能防護機能や集塵ろ過設備を完備した施設で、圧縮固化なり焼却処分なりして、金属容器に封印して、福島原発の地元に仮処分場(仮といっても数百年の期間になりますが)を設置して仮の地層処分をして保管する。
これが完全無欠の理想です。

しかし、放射能汚染がれきの量は尋常ではありません。
被災地の焼却施設も甚大な被害を受けており、機能していません。
被災地の機能が回復するまで待っている間、野ざらしの汚染がれきは放射線を放ち続けます。
これまで電力消費地として散々電力を使用して恩恵を受けた都会の住人として、全てを被災地に押し付けるのは無責任という思いもあります。

そこで、次善の策として、年間1ミリシーベルト以下の汚染がれきに限定して、被災地以外の焼却施設で処分することには賛成できます。
ダイオキシン問題以降、国内の焼却施設には集塵ろ過設備が整備されていますので、放射能汚染がれきを焼却したからといって、射線汚染物質の微粒子を含んだ「いわゆる放射能汚染された空気」が放出されることはないと考えられます。
ただ、周辺住民の安全も考えなければなりません。そのため、年間1ミリシーベルト以下は厳守する必要がありますし、常に放射線を測定する環境の整備が前提となります。
焼却処分するがれきも、放射線の測定はサンプル検査ではなく、全量検査するべきであると思います。
問題なのは、焼却後の灰や煤、焼却施設の集塵ろ過設備や焼却炉の洗浄廃液などをどうするかです。これは福島原発の地元の仮処分場で処分するべきであると考えています。

私も民主党政権は信用していませんので、放射線の測定は政府ではなく、国際機関や第三者機関、それこそ反対運動をしている市民団体に測定してもらうくらいの覚悟が必要だと思います。
現在の政権は、被災地に対しては、仮処分場を設置する話をしなければならないのに、被災地いじめとの世論の批判や、仮処分場が最終処分場になるのではという地元の反対を恐れて避けています。
一方で、被災地以外での汚染がれき焼却処分に対しては、全量検査など誠実な措置を講じるべきであるのに、政権の定めた安全基準に自信がないのか、汚染がれきも年間20ミリシーベルトまでは「ただちに健康に影響ない」と無責任な対応に終始しています。

危機の政治家は、議席を失ってでも実行しなければならないことがあります。
被災地の方に「ただでさえ被害を受けているのに仮処分場なんて血も涙もない」と批判されようと、原子力事故の放射線汚染の封じ込めに欠かせないと決断しなければなりません。
全国の焼却施設の周辺の住民の方にも「科学的に安全と言われても常時測定しても心情的に嫌だからやめろ」と反対されても、野ざらしの汚染がれきがそのままでは復興ができないと決断しなければなりません。

私は汚染がれきの広域処理には上記の要件がクリアされるならば、賛成ということになります。
大賛成ではなく賛成、条件付き賛成といった方が正確かもしれません。
基本的には、被災地が一刻も早く復興するように強力できることは協力するべきであると思います。

私の方策の場合も、被災地でも焼却施設でも、非理性的な反対を最後まで叫ぶ団体が現れるとは思いますが、政治家は合理的な判断を下し、非合理的な反対運動には、某都知事のように黙れという覚悟も必要ではないでしょうか?
その場合、おそらく双方から猛批判を浴びて議席を失うとは思います、難しいですね。

ちなみに私は、日中戦争は侵略戦争で、靖国神社は宗教施設と考えています。
今日は、時間の都合でここまでにさせて頂きます。

明日、維新のパーティーで結党宣言がされるようですね。
私も、誘われて出席する予定ですが、天下り国会議員には興味ありませんが、特に塾生の方々がどのような考えをお持ちなのか、伺ってみようと思っています。
維新八策や政治塾での議論なども、どうだったのか聞いてみたいと思います。


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