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維新政治塾二次選考不合格の皆さんへ

173 名前:茶人見習い 投稿日:2012/09/13(Thu) 00:35
>残念なことなのですが、放射能汚染瓦礫を焼却施設で焼却すると放射能は必ず放出されます。もともと、集塵ろ過設備は放射能用では無いのですから当然といえば当然。

一般焼却施設の設備が放射線物質用でないのはもちろん承知しています。
私も焼却する前に、これはしっかり実験なり検証なりを行って、専用のフィルターを装備することが当然ですし、汚染がれきの広域処理の大前提です。
その上で、私は、汚染がれきを焼却処分しても、焼却施設にしっかりと専用の集塵ろ過設備が設置されていれば、排出される空気からは放射線は検出されないと考えています。
焼却時の排煙空気中の放射線汚染物質の微粒子レベルまでしっかりと取り除けば、その空気が健康に影響を与えるレベルの放射線を放射することはありません。放射線を放射する物質が含まれていないからです。
以前にも書きましたが、放射線を浴びた空気だからと言って、その空気自体が放射線を放つようになったり、放射能汚染の原因にはなりません。(レントゲン室の空気が放射線が放射されたからと言って、放射線汚染されて放射線を放ったりしないのと同じです、放射元がないと放射線は出ません)
福島原発事故のベント開放による放射能汚染物質の大気への放出が問題になった際にも、海外の原発のようにベント放出口に集塵ろ過装置(フィルター)が装備されていれば、放射線汚染物質は大気中に拡散されなかったであろうと言われています。(その後、冷却不能で水素爆発しているので、残念ながらそれだけでは結果は変わらなかったとは思いますが)
焼却してもフィルターが装備されていれば、排気される空気自体は健康に影響のない安全なレベルにすることが可能です。
日本晴れ氏の「放射能汚染瓦礫を焼却施設で焼却すると放射能は必ず放出されます」というのは何を根拠に断定されているのでしょうか?そもそもその放射能の放出というのは健康に影響しないレベルのものも含めて被災地以外では許されないということなのでしょうか?その結論に至った経過やニュアンスが分からないので、断言されてもよくわかりません。

もちろん、私も専門家ではないので断定はできません。現在の技術で除去できるのはマイクロレベルの微粒子までなので、私もナノレベルの微粒子の影響が絶対にないとは言い切れませんし、一般の焼却施設のフィルターで完璧に除去できるとも言い切れません。周辺住民が放射線を心配することも十分に理解できます。
なので、私は年間累積1ミリシーベルトという安全基準を設定しているのです。
仮に、除去しきれないナノレベル、ピコレベルの微粒子が放出されても、この基準以下であれば、健康には影響がないというのが、現代科学の研究結果です。(私は年間20ミリシーベルトまでは安全という日本の学者は信用していないので、ICRPなどの国際的機関の基準を採用しています)


>年間1ミリシーベルトを超えたら、どうするのでしょうか? 街は廃市、住民は強制引っ越しなのですか?

まず、焼却施設に運び込むのは年間1ミリシーベルト以下のがれきなので、基本的にはそれを越えることはないはずです。しかし、これでは日本晴れ氏は納得しないでしょうから少し詳しく説明します。
私の案では、焼却施設の煙突なり焼却炉なりで常時放射線量を図り、放射線量の累積を計測します。
年間1ミリシーベルトということは、一ヶ月に約0.83ミリシーベルト、一日に約0.0027ミリシーベルト、一時間に約0.00011ミリシーベルト(毎時0.11マイクロシーベルト)までが許容範囲となります。
万が一、これを越える量が測定されれば、それは年間1ミリシーベルトを越えますから、焼却はその時点でただちに中止です。その原因を調査しなければなりません。この方法であれば、住民が年間1ミリシーベルトを超える放射線にさらされることはありません。


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