掲示板に戻る
全部
前 50
次 50
1 - 50
最新 50
スレ一覧
▼
伏魔殿・都庁の知事は「なりたい人」より、「ならせたい人」を
- 335 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2016/09/28(Wed) 10:06
- 財部誠一:権力闘争の具につかわれた豊洲新市場の悲劇
nikkei BPnet 9月28日(水)9時53分配信
(写真:PIXTA)
皮肉にも確認された溜まり水の安全性
「ベンゼン、シアン、六価クロムは明確な数値は出ませんでしたが、猛毒のヒ素が環境基準の4割におよぶ値で検出されました」
9月16日の共産党都議団の検査報告には笑ってしまった。期待していた有害物質が豊洲新市場(青果棟)地下の溜まり水にはまったく含まれていなかったものだから、検出された微量のヒ素を“猛毒”と形容して、自分たちの検査の有意性をことさらに強調してみせたからだ。じつに共産党らしい振舞い方である。性質が悪いのはマスコミで、一緒になって豊洲新市場に対する不安を煽っている。
日本の環境基準は非常に厳しくて、地下水や土壌溶出水の基準値は「70年間、1日2リットル摂取しても10万人に1人以下の健康被害」という考え方で設定されている。ヒ素の基準値は1リットル当たり0.01ミリグラムであるが、今回、共産党都議団が公表したヒ素の量はたったの0.004ミリグラムだった。これはもうミネラルウォーターのレベルだ。ある意味、共産党都議団のハリキリによって、皮肉にも、溜まり水の安全性が確認されてしまったようなものである。
もっともヒ素は雨水には含まれないから、微量とはいえ、ヒ素の存在は溜まり水が地下水由来であることを物語っていた。
「豊洲は危ない」と大騒ぎしたメディアの異常性
その後、水産卸売場棟の溜まり水から環境基準程度のシアン化合物が検出されたと、公明党が独自調査結果を発表。なにがなんでも溜まり水から有害物質を見つけ、マスコミの注目を集めたいということなのか。
民進党都議団も含め、「宝探し」ならぬ「有害物質探し」のパフォーマンスが連日続いた。
だが24日には、安全性を検証する専門家会議の座長である平田健正氏(放送大学和歌山学習センター所長)が、地下空洞の視察後に記者会見を開き、溜まり水の水質は全て環境基準を満たしており「水道水レべル」「飲んでも大丈夫」と指摘。
盛り土が公表通り実行されず、誰も知らない地下の空洞に水が溜まっている状況は、異常だ。しかしなりふり構わず「豊洲は危ない」と大騒ぎしたメディアの異常性はその上を行く。
次ページは:高濃度のベンゼンが検出されたのは敷地全体の3割
【関連記事】
築地市場の豊洲移転延期 小池都知事の剛腕に大義なし
最終更新:9月28日(水)9時53分
掲示板に戻る
全部
前 50
次 50
1 - 50
最新 50
スレ一覧
▲
read.cgi ver.4.21.10c (2006/07/10)