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伏魔殿・都庁の知事は「なりたい人」より、「ならせたい人」を

806 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2017/03/14(Tue) 18:31
小池氏「風評」劇場のツケ、50億円超は誰が被るのか ジャーナリスト・有本香氏が緊急寄稿
夕刊フジ 2017 3/14(火) 16:56配信


小池氏(左)と石原氏のバトルはどう決着するのか(写真:夕刊フジ)
 豊洲新市場の移転問題をめぐり、小池百合子都知事と、石原慎太郎元都知事がバトルを繰り広げている。小池氏が「(石原氏の記者会見は)無責任な内容だった」と切り捨てると、石原氏は、小池氏への住民監査請求や住民訴訟を起こす可能性を文書で示唆した。さまざまな見方があるなか、ジャーナリストの有本香氏が緊急寄稿した。

 つい「豊洲問題」と言ってしまうが、本当は豊洲市場に問題はない。

 私は徹底取材したが、安全面はもちろん、石原知事時代の土地購入を含む、移転の経緯と決裁、手続きに瑕疵(かし)はない。調べれば調べるほど、石原氏は遅々としていた案件を前進させた功労者としか思えない。

 その過程で「不正ないい思いをした者」がいたのなら、都は証拠を添えて刑事告発すればいい。そうであっても、完成した施設を空き家にしておく理由にはならない。

 一方、小池氏はどうだろう。20年にわたって多くの都職員が尽力し、専門家が知見を寄せ、都議会の承認も得た末に、石原氏が決断(裁可)したプロジェクトを、自らの「感性」で止めた。

 誤解している人が多いが、この延期は小池氏の選挙公約に明記されていない。重要な「延期」を決める際、議会に諮ることすらしなかった。つまり独断したのだ。小池氏のガバナンスには大いに問題がある。

 石原氏を「無責任」とたたいたメディアは不思議と、この小池氏の独断、独裁性をまったく問題にしない。

 小池氏は、豊洲市場や石原氏に、重大な問題や疑獄があるかのような風評を立てて追い込む。そして、自らを巨悪と闘うジャンヌ・ダルクのように見せ、メディアがそれをはやし立てる。これが、小池「風評」劇場の正体である。小池氏は、日本の民主主義システムの敵、破壊者になりかけているのではないか。

 小池都政について重大な問題提起をしておく。

 開会中の都議会では、補正予算として50億円が、市場移転延期に伴う業者への補償金として計上された。市場会計(独立採算事業である市場の勘定)から支出される予定だが、この会計は築地だけでなく、東京の全市場のものだ。当然、他の市場関係者からは不満の声が漏れ始めている。

 加えて、50億円は暫定で、今後膨らむ恐れも大だ。となれば、血税である一般会計で負担せざるを得なくなる。

 謹んで小池氏に申し上げるが、一刻も早く目を覚ましていただきたい。そして、日ごろ「権力監視が使命」とうそぶくメディアには、あなた方が監視すべき権力は、一老作家が暮らす閑静な住宅街にではなく、都庁の中にあることを思い出してもらいたい。


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